JP4442389B2 - 車両用シート装置 - Google Patents

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この発明は、シートクッションとシートバックとを備えて2列目に設けられるような車両用シート装置に関する。
従来、車両用シート装置としては特許文献1、特許文献2に開示された構造のものがある。
特許文献1に記載された構造(折り畳み式アームレスト)は、ドライバーズシートとパッセンジャーズシートとから成るフロントシートにおいて、ドライバーズシートの車室内側に前後一対のブラケットを設け、これら各ブラケット間にアームレスト部材を出し入れ可能に設け、アームレスト部材をドライバーズシートとパッセンジャーズシートとの間に水平状に引き出した時には該アームレスト部材を肘掛けとして利用し、アームレスト部材を格納した場合には、左右一対のシート間において乗員のウオークスルーが可能となるように構成したものである。
この特許文献1に記載の構造は、アームレスト使用時の乗員の快適性と、ウオークスルー性との両立を図ることができるが、あくまでもフロントシート側の構成であって、2列目以降のリヤシート側の構造ではない。
特許文献2に記載された構造(3人掛けリヤシートの多様化構造)は、リヤ側のシート構造であって、左右一対のサイドシートと、これら一対のサイドシート間に配設された小型のセンタシートとを備え、この小型のセンタシートはシートクッションとシートバックとを有しており、センタシートのシートクッション上部にシートバックを折り畳んだ状態で、このセンタシートを車両の前方にスライドさせ、センタシートが前方へ移動することにより左右一対のサイドシート間には空間部が形成されるので、この一対のサイドシート間に長尺物の搭載が可能となるように構成したものである。
この特許文献2に記載の構造においては、リヤシートの多目的使用が可能となる利点がある反面、センタシートを前後方向にスライドさせるためのレール等が必要となることは勿論、一対のサイドシートの何れか一方のサイドシートとセンタシートとを一体的に連動させて、他方のサイドシートと分離して折り畳むことができない問題点があった。
ところで、一般の乗用車においては、ドライバーズシートとパッセンジャーズシートとに前席乗員が着座し、ベンチ構造のリヤシートに2人の後席乗員が着座すると4人乗りとなり、リヤシートに3人の後席乗員が着座すると5人乗りとなるのが一般的であるが、近年、リヤシートには2人の後席乗員が独立して着座し、リヤ側のシート中央部は用途目的に対応して使用し、実用性(いわゆるユーティリティ)の向上を図ることが要請されている。
特開平7−204057号公報 実開昭64−36240号公報
そこで、この発明は、一対のサイドシートの何れか一方のサイドシートと小型のセンタシートとを一体的に連動させて、他方のサイドシートと分離して折り畳むことができ、折り畳み性の向上を図ることができると共に、複数人数の快適な乗車と車室のユーティリティスペースの有効利用との両立を図ることができ、特に少人数乗車時(4人乗り時参照)の実用性の向上を図ることができ、また、上記一対のサイドシートとセンタシートのうち少なくとも一対のサイドシートには、該シートに独立して着座した乗員をサポートするサイドサポートをそれぞれ備えることで、これらサイドシートに独立して着座した乗員のホールド性向上を図ることができる車両用シート装置の提供を目的とする。
この発明による車両用シート装置は、シートクッションとシートバックとを備えてなる車両用シート装置であって、大きさが同じ左右一対のサイドシートと、これら一対のサイドシート間に配設された小型のセンタシートとを備え、上記各シートは少なくともそれぞれ独立したシートバックを備える共に、上記一対のサイドシートとセンタシートのうち少なくとも一対のサイドシートは、該シートに独立して着座した乗員をサポートするサイドサポートをそれぞれ備え、上記一方のサイドシートのシートバックと、センタシートのシートバックと、他方のサイドシートのシートバックの寸法比率が4:2:4に設定され、上記一方のサイドシートのシートクッションと上記センタシートのシートクッションは一体で形成され、これら両シートクッションと他方のサイドシートのシートクッションとの寸法比率が6:4に設定され、上記一方のサイドシートのシートバックとセンタシートのシートバックが一体的に連動して、他方のサイドシートのシートバックと分離して折畳み可能となるように構成されたものである。
上記構成によれば、一対のサイドシートのうち、一方のサイドシートのシートバック小型のセンタシートのシートバックとを一体的に連動させて、他方のサイドシートのシートバックと分離して折り畳むことができ、シートの折り畳み性の向上を図ることができ、しかも左右一対のサイドシートと、これらサイドシート間の小型のセンタシートとは独立構造であるから、複数人数の快適な乗車と車室のユーティリティスペースの有効利用との両立を図ることができ、特に少人数乗車時の実用性の向上を図ることができる。
また、上記一対のサイドシートとセンタシートのうち少なくとも一対のサイドシートは、該シートに独立して着座した乗員をサポートするサイドサポートをそれぞれ備えたものであるから、少なくとも左右一対のサイドシートに独立して着座した乗員のホールド性向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記センタシートのシートクッションの上部を前方に回転させて反転可能に設け、シートクッション上部の反転状態で物置として利用可能に構成したものである。
上述のセンタシートのクッションは前方に回転可能な上部クッション(センタピース)と、下部クッション(シートクッション本体)とに2分割してもよい。
上記構成によれば、シートクッション上部を前方に回転させて反転状態と成した時、物置として利用することができるので、利便性の向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記センターシートのクッションの上部を前方に回転させて反転可能に設け、シートクッション上部の裏面にカップホルダを設けたものである。
上記構成によれば、シートクッション上部を前方に回転させて反転状態と成した時、シートクッション上部をカップホルダとして利用することができるので、利便性の向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記センタシートのシートクッションの上部を前方に回転させて反転可能に設け、シートクッション上部の反転状態で、収納部として利用可能に構成したものである。
上記構成によれば、シートクッション上部を前方に回転させて反転状態と成した時、収納部として利用することができるので、利便性の向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記センタシートのシートバックをその上下方向中間部位を支点として前方に倒伏可能に設け、倒伏させたシートバックをアームレストとして利用可能に構成したものである。
上記構成によれば、センタシートのシートバックを前方に倒伏させた時、このシートバックがアームレストと成るので、一対のサイドシートに独立して着座した乗員の快適性向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記センタシートのシートバックをその上下方向中間部位を支点として前方に倒伏可能に設け、上記シートバックに出し入れ可能に設けられた板部材を、倒伏状態のシートバックから引き出してテーブルとして利用可能に構成したものである。
上記構成によれば、倒伏状態のシートバックから板部材を引き出すとテーブルとして利用することができるので、利便性の向上を図ることができる。
この発明によれば、一対のサイドシートの何れか一方のサイドシートと小型のセンタシートとを一体的に連動させて、他方のサイドシートと分離して折り畳むことができ、折り畳み性の向上を図ることができると共に、複数人数の快適な乗員と車室のユーティリティスペースの有効利用との両立を図ることができ、特に少人数乗車時(4人乗り時参照)の実用性の向上を図ることができる効果がある。
また、少なくとも左右一対のサイドシートにはそれぞれサイドサポートが設けられているので、これらサイドシートに独立して着座した乗員のホールド性向上を図ることができる効果がある。
シートの折り畳み性の向上を図り、かつ複数人数の快適な乗車と車室のユーティリティスペースの有効利用との両立を図ることができ、特に少人数乗車時(4人乗り時参照)の実用性の向上を図るという目的を、シートクッションとシートバックとを備えてなる車両用シート装置において、大きさが同じ左右一対のサイドシートと、これら一対のサイドシート間に配設された小型のセンタシートとを備え、上記各シートは少なくともそれぞれ独立したシートバックを備える共に、上記一対のサイドシートとセンタシートのうち少なくとも一対のサイドシートは、該シートに独立して着座した乗員をサポートするサイドサポートをそれぞれ備え、上記一方のサイドシートのシートバックと、センタシートのシートバックと、他方のサイドシートのシートバックの寸法比率が4:2:4に設定され、上記一方のサイドシートのシートクッションと上記センタシートのシートクッションは一体で形成され、これら両シートクッションと他方のサイドシートのシートクッションとの寸法比率が6:4に設定され、上記一方のサイドシートのシートバックとセンタシートのシートバックが一体的に連動して、他方のサイドシートのシートバックと分離して折畳み可能となるように構成するという構造にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両用シート装置を示し、図1においてフロアパネル1の中央部には車室内側に突出して車両の前後方向に延びるトンネル部2が一体または一体的に形成されている。
上述のフロアパネル1の後部には前低後高状に傾斜するキックアップ部3を介して略水平なリヤフロア4が連設形成されている。
上述のリヤフロア4の上部には大きさが同じ(略同一を含む)左右一対のサイドシート5,6(以下、右シート5、左シート6と略記する)と、これら一対のサイドシート5,6間に配設された小型のセンタシート7とが設けられている。
この実施例では右シート5の車幅方向の寸法と、センタシート7の車幅方向の寸法と、左シート6の車幅方向の寸法との比率は4:2:4に設定されている。換言すれば、右シート5とセンタシート7との車幅方向の合計寸法と、左シート6の車幅方向の寸法との比率は6:4に設定されている。
なお、図示しないが車室前部にはドライバーズシート(運転席)とパッセンジャーズシート(助手席)とから成る一対のフロントシート(1列目のシート)が配置され、これらの各フロントシートは何れもセパレートシートにて構成されている。つまり車両全体として通常は4人乗り用のシート構造に形成され、図1に示すリヤ席(2列目のシート)に3人の乗員が着座した際には5人乗り用にもなるように構成されている。
上述の右シート5はサイドサポート8,9を有するシートクッション10と、サイドサポート11,12を有するシートバック13と、ヘッドレスト14とを備えており、シートバック13はシートクッション10に対して折り畳み可能に構成されると共に、リクライニング支点を中心としてリクライニング可能に構成され、またヘッドレスト14はシートバック13に対して取付け取外し可能に構成されている。
同様に上述の左シート6はサイドサポート15,16を有するシートクッション17と、サイドサポート18,19を有するシートバック20と、ヘッドレスト21とを備えており、シートバック20はシートクッション17に対して折り畳み可能に構成されると共に、リクライニング支点を中心としてリクライニング可能に構成され、またヘッドレスト21はシートバック20に対して取付け取外し可能に構成されている。
中央に配設された小型のセンタシート7は右シート5のシートバック13および左シート6のシートバック20と独立したシートバック22を備え、このシートバック22の上部中央にはヘッドレスト14,21に対して相対的に小型のヘッドレスト23が取付け取外し可能に設けられている。
また上述の小型のセンタシート7のシートクッション24は、図2、図3に示すように、右シート5のシートクッション10に一体的に延長形成された下部シートクッション25と、シートクッション上部としてのセンタピース26とに上下2分割に構成されている。
上述の下部シートクッション25には、センタピース26を格納した時、図1に示すように右シート5のシートクッション10の座面と、該センタピース26の上面と、左シート6のシートクッション17の座面とが略面一状になるように所定深さの凹部27が形成され、この凹部27の左シート6寄りの前部にはピン孔28を有するブラケット29が立設固定され、凹部27を形成する縦壁部30の前部には、上述のピン孔28と対向する別のピン孔31が形成されている。
上述のセンタピース26の前部左右には車幅方向へ突設する左右一対のピン32,33が設けられ、これら一対のピン32,33を上述のピン孔28,31に挿入して、ブラケット29および縦壁部30で回転可能に支持することにより、シートクッション上部としてのセンタピース26を図3に示すように前方に回転させて反転可能に構成している。
また、図2、図3に示すようにセンタシート7の下部シートクッション25における凹部27には凹状の収納部34が形成され、物入れとして利用できるように構成している。この収納部34の下部または下部周辺に冷却手段または電気ヒータ等の加温手段を配置して、上述の収納部34を温冷蔵庫に構成してもよい。
さらにセンタピース26の裏面つまり図3に示す如く前方に回転させて反転状態と成した時に上側に位置する面には、上記収納部34に対応する収納部35と、少なくとも1つのカップホルダ36,37(図面では2つの場合を例示)とが形成されている。
ところで、右シート5および左シート6の何れか一方のシートバック13,20(この実施例では右シート5のシートバック13)と、センタシート7のシートバック22とが図4に示すように一体的に連動して、他のシートのシートバック(この実施例では左シート6のシートバック20)と分離して折り畳み動作可能に構成され、荷室の拡大を図る際のシートの折り畳み性の向上を図るように構成している。
また図5に示すようにセンタシート7のシートバック22はその上下方向中間部位に設けられた支点38を中心として前方に倒伏して、倒伏状態のセンタシート7が略水平状となり、この状態のシートバック22をアームレストとして利用することができるように構成している。
上述の支点38は図6に示すように構成されている。
すなわち、右シート5におけるシートバック13内のセンタシート7寄りの位置に断面がコの字のブラケット39を内設固定し、このブラケット39にはセンタシート7側に向けて車幅方向に延びる支軸40を突設固定すると共に、この支軸40の突出端側前部にはストッパ41を一体的に固定している。
一方、センタシート7のシートバック22内部には円筒体(いわゆるパイプ)の一部を切欠いて係止部42,43が形成された切欠き筒状の可動部材44を設け、この可動部材44を上述の支軸40に装着し、係止部42をストッパ41で係止した時には、センタシート7のシートバック22は図1に示す通常の状態に保持され、シートバック22の前方への回動により、係止部43をストッパ41で係止した時には、センタシート7のシートバック22は図5に示すアームレスト状態に保持されるように構成したものである。
上述のセンタシート7のシートバック22の内部には空間部を形成して、図7、図8に示すように板状のテーブル部材45を格納および引き出し可能に設けている。
このテーブル部材45は図8に示すようにシートバック22の空間部内の支軸46に水平方向に回動可能に設けられ、通常時にはセンタシート7のシートバック22内に格納されている一方、該シートバック22を図5、図7に示すように前方に回動させて水平状態に倒伏し、アームレストとして用いる際には、シートバック22の側面部に開口形成された開口部47から引き出して、該テーブル部材45をテーブルとして利用することができるように構成している。
図7においてはテーブル部材45の格納状態を点線で示し、引き出し状態を実線で示している。図8においてはテーブル部材45の格納状態を実線で示し、引き出し状態を仮想線で示している。
テーブル部材45をテーブルとして利用する引き出し状態において、このテーブル部材45は支軸46部分と開口部47の口縁部とで支持されるように構成し、該テーブル部材45を引き出した際のテーブル支持構造の簡略化を図るように構成している。また、上述のテーブル部材45の上面部一部分には深さが比較的浅い凹状のカップホルダ(図示せず)を設けてもよい。
なお、図7、図8においてはアームレスト状態のシートバック22から左シート6におけるシートクッション17の上方で、かつシートバック20の前方にのみテーブル部材45を引き出すように構成している。つまり単一のテーブル部材45を左シート6側にのみ引き出すように構成したが、左右対称構造の一対のテーブル部材45,45を設けて、図9に示すように一対のテーブル部材45,45を左シート6側と右シート5側との双方に引き出し可能に構成してもよい。また、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示すものである。
このように上記実施例の車両用シート装置は、シートクッションとシートバックとを備えてなる車両用シート装置であって、大きさが同じ左右一対のサイドシート(左シート6、右シート5参照)と、これら一対のサイドシート(左シート6、右シート5参照)間に配設された小型のセンタシート7とを備え、上記各シート5,6,7は少なくともそれぞれ独立したシートバック13,20,22を備える共に、上記一対のサイドシート(左シート6、右シート5参照)の何れか一方のサイドシート(この実施例では右シート5)とセンタシート7とが一体的に連動して、他方のサイドシート(この実施例では左シート6)と分離して折り畳み動作可能に構成されたものである。
この構成によれば、一対のサイドシート(左シート6、右シート5参照)の何れか一方のサイドシート(右シート5参照)と小型のセンタシート7とを一体的に連動させて、他方のサイドシート(左シート6参照)と分離して(図4の如く)折り畳むことができ、シートの折り畳み性の向上を図ることができ、しかも左右一対のサイドシート(左シート6、右シート5参照)と、これらサイドシート(左シート6、右シート5参照)間の小型のセンタシート7とは独立構造であるから、複数人数の快適な乗車と車室のユーティリティスペースの有効利用との両立を図ることができ、特に少人数乗車時(4人乗り時)の実用性の向上を図ることができる。
また、上記一対のサイドシート(左シート6、右シート5参照)とセンタシート7のうち少なくとも一対のサイドシート(左シート6、右シート5参照)は、該シート5,6に独立して着座した乗員をサポートするサイドサポート8,9,11,12,15,16,18,19をそれぞれ備えたものである。
上記構成によれば、少なくとも左右一対のサイドシート(左シート6、右シート5参照)にはそれぞれサイドサポート8,9,11,12,15,16,18,19が設けられているので、これらサイドシート(左シート6、右シート5参照)に独立して着座した乗員のホールド性向上を図ることができる。
さらに、上記センタシート7のシートクッション24の上部(センタピース26参照)を図3、図5に示すように前方に回転させて反転可能に設け、シートクッション上部(センタピース26参照)の反転状態で物置(収納部35または/およびカップホルダ36,37参照)として利用可能に構成したものである。
この構成によれば、シートクッション上部(センタピース26参照)を前方に回転させて反転状態と成した時、物置として利用することができるので、利便性の向上を図ることができる。
加えて、上記センターシート7のクッション24の上部(センタピース26参照)を前方に回転させて反転可能に設け、シートクッション上部(センタピース26参照)の裏面にカップホルダ36,37を設けたものである。
この構成によれば、シートクッション上部(センタピース26参照)を前方に回転させて反転状態と成した時、シートクッション上部(センタピース26参照)をカップホルダ36,37として利用することができるので、利便性の向上を図ることができる。
また、上記センタシート7のシートクッション24の上部(センタピース26参照)を前方に回転させて反転可能に設け、シートクッション上部(センタピース26参照)の反転状態で、該センタピース26または/および下部シートクッション25を収納部34,35として利用可能に構成したものである。
この構成によれば、シートクッション上部(センタピース26参照)を前方に回転させて反転状態と成した時、収納部34,35として利用することができるので、利便性の向上を図ることができる。
しかも、上記センタシート7のシートバック22をその上下方向中間部位を支点38として前方に倒伏可能に設け、倒伏させたシートバック22をアームレストとして利用可能に構成したものである。
この構成によれば、センタシート7のシートバック22を前方に倒伏させた時、このシートバック22がアームレストと成るので、一対のサイドシート(左シート6、右シート5参照)に独立して着座した乗員の快適性向上を図ることができる。
さらに、上記センタシート7のシートバック22をその上下方向中間部位を支点38として前方に倒伏可能に設け、上記シートバック22に出し入れ可能に設けられた板部材(テーブル部材45参照)を、倒伏状態のシートバック22から引き出してテーブルとして利用可能に構成したものである。
この構成によれば、倒伏状態のシートバック22から板部材(テーブル部材45参照)を引き出すと、図7または図9に示すように、テーブルとして利用することができるので、利便性の向上を図ることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の一対のサイドシートは、実施例のリヤ席(第2列目シート)を構成する右シート5、左シート6に対応し、
以下同様に、
センタシートのシートクッション上部は、センタピース26に対応し、
物置は、収納部35または/およびカップホルダ36,37に対応し、
収納部は、下部シートクッション25側の収納部34または/およびセンタピース26側の収納部35に対応し、
シートバックに出し入れ可能に設けられた板部材は、テーブル部材45に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
上記実施例においては、右シート5のシートクッション10とセンタシート7のシートクッション24とを共通化して、部品点数および取付け工数の削減を図ったが、右シート5のシートクッション10とセンタシート7のシートクッション24とは完全に独立した構造と成してもよい。
本発明の車両用のシート装置を示す斜視図。 シートクッションとセンタピースの分解斜視図。 センタピースの反転状態を示す斜視図。 一方のサイドシートとセンタシートの連動折り畳み状態を示す斜視図。 センタシートのシートバックをアームレストとして利用する時の斜視図。 センタシートのシートバックの支点構造を示す分解斜視図。 板部材をテーブルとして利用する時の斜視図。 板部材の格納、引き出し構造を示す平面図。 車両用のシート装置の他の実施例を示す斜視図。
5…右シート(サイドシート)
6…左シート(サイドシート)
7…センタシート
8,9,11,12,15,16,18,19…サイドサポート
10,17…シートクッション
13,20,22…シートバック
24…シートクッション
26…センタピース(シートクッション上部)
34,35…収納部
36,37…カップホルダ
38…支点
45…テーブル部材(板部材)

Claims (6)

  1. シートクッションとシートバックとを備えてなる車両用シート装置であって、
    大きさが同じ左右一対のサイドシートと、これら一対のサイドシート間に配設された小型のセンタシートとを備え、
    上記各シートは少なくともそれぞれ独立したシートバックを備える共に、
    上記一対のサイドシートとセンタシートのうち少なくとも一対のサイドシートは、該シートに独立して着座した乗員をサポートするサイドサポートをそれぞれ備え、
    上記一方のサイドシートのシートバックと、センタシートのシートバックと、他方のサイドシートのシートバックの寸法比率が4:2:4に設定され、
    上記一方のサイドシートのシートクッションと上記センタシートのシートクッションは一体で形成され、これら両シートクッションと他方のサイドシートのシートクッションとの寸法比率が6:4に設定され、
    上記一方のサイドシートのシートバックとセンタシートのシートバックが一体的に連動して、他方のサイドシートのシートバックと分離して折畳み可能となるように構成された
    車両用シート装置。
  2. 上記センタシートのシートクッションの上部を前方に回転させて反転可能に設け、
    シートクッション上部の反転状態で物置として利用可能に構成した
    請求項1記載の車両用シート装置。
  3. 上記センターシートのクッションの上部を前方に回転させて反転可能に設け、
    シートクッション上部の裏面にカップホルダを設けた
    請求項1または2に記載の車両用シート装置。
  4. 上記センタシートのシートクッションの上部を前方に回転させて反転可能に設け、
    シートクッション上部の反転状態で、収納部として利用可能に構成した
    請求項1〜3の何れか1に記載の車両用シート装置。
  5. 上記センタシートのシートバックをその上下方向中間部位を支点として前方に倒伏可能に設け、
    倒伏させたシートバックをアームレストとして利用可能に構成した
    請求項1〜4の何れか1に記載の車両用シート装置。
  6. 上記センタシートのシートバックをその上下方向中間部位を支点として前方に倒伏可能に設け、
    上記シートバックに出し入れ可能に設けられた板部材を、倒伏状態のシートバックから引き出してテーブルとして利用可能に構成した
    請求項1〜5の何れか1に記載の車両用シート装置。
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