JP4952071B2 - 車両用シート装置 - Google Patents

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Description

この発明は、シートクッションと、シートバックと、アームレストとを備え、該アームレストの基端部が軸支されて、該アームレストがシートバックに設けられた凹部に収納される位置と、シートクッション上に倒伏した位置との間を回動可能に構成されたような車両用シート装置に関する。
従来、上述例の車両用シート装置としては、図12に示す構造と、図13に示す構造とがある。
図12に示す従来構造は、シートクッション81と、シートバック82と、ヘッドレスト83と、アームレスト84とを備えたシート装置において、アームレスト84がシートバック82に設けられた凹部に収納される仮想線α位置と、シートクッション81上方に水平に倒伏した実線位置との間を回動可能に構成されており、前倒し状態下のアームレスト84がシートクッション81上面よりも所定距離上方に位置するものである。
この図12に示す従来構造においては、アームレスト84の上面が乗員の肘を置くのに適切な高さに位置するという利点がある反面、見映えが悪く、しかも、上述のアームレスト84を倒伏した実線位置に保持させるために高い支持剛性が要請されるという問題点があった。
図13に示す従来構造は、シートクッション91と、シートバック92と、ヘッドレスト93と、アームレスト94とを備えたシート装置において、アームレスト94がシートバック92に設けられた凹部に収納される仮想線β位置と、シートクッション91上面に水平に倒伏した実線位置との間を回動可能に構成されており、前倒し状態下のアームレスト94がシートクッション91上面に載置されるように構成されている。
この図13に示す従来構造(いわゆる置きタイプのアームレスト)においては、アームレスト94をシートクッション91で支持することができるので、見映えがよく、さらに構造が簡単かつ軽量であって、前倒し時のアームレスト94を支持する剛性を高くする必要がないという利点がある反面、前倒し状態下のアームレスト94の上面位置が乗員の肘を置く場合に、低くなり過ぎるという問題点があった。
一方、特許文献1には、アームレストがシートバックの凹部に収納される位置と、シートクッション上面に倒伏して載置される位置との間を回動可能に構成したアームレストが開示されており、このアームレストは上部アームレスト部と下部アームレスト部とをヒンジ部材を介して2段折り可能に構成されている。
そして、アームレストを一旦、倒伏してシートクッション上面に倒伏させた後に、前部に位置する上部アームレスト部を、ヒンジ部材を介して、後部に位置する下部アームレスト部の上面に折り重ねて乗員の肘を置くのに必要な高さをかせぐように構成したものである。
しかし、この特許文献1に開示された従来構造においては、上部アームレスト部を後方に折り重ねて下部アームレスト部上に2段重ねとするものであるから、見映えが悪いうえ、2段重ねされた部分が過大となる問題点があった。
特開2001−269245号公報
そこで、この発明は、アームレストの倒伏位置における上面部に凹部形状の格納部を形成すると共に、アームレストがシートバックの凹部に収納された時、上記格納部に格納され、かつ、アームレストが倒伏された時、アームレスト後部に載置可能な肘置き用アームレスト部を設け、該肘置き用アームレスト部を、シートバックの凹部に収納される位置と、アームレスト後部に載置可能な位置との間を前後方向に回動可能にシートバックまたは車体に設けることで、アームレストを、高さが必要な肘載置部分のみ2段構造と成して、乗員の肘を置く適切な高さを確保すると共に、アームレストの上面部に形成された上記格納部をトレイとして有効利用することができ、しかも、肘置き用アームレスト部は、アームレストをシートバックの凹部に収納した時、アームレストの格納部に格納して、シートバックに対する収納時の前後方向の厚さを増大させることがなく、コンパクトに収納することができる車両用シート装置の提供を目的とする。
この発明による車両用シート装置は、シートクッションと、シートバックと、アームレストとを備え、上記アームレストは、基端部が軸支されて上記シートバックに設けられた凹部に収納される位置と、上記シートクッション上に倒伏した位置との間を回動可能に構成された車両用シート装置であって、上記アームレストの倒伏位置における上面部には凹形状の格納部が形成されると共に、上記アームレストがシートバックの上記凹部に収納された時、アームレストの格納部に格納され、かつ、該アームレストが倒伏された時、アームレスト後部に載置可能な肘置き用アームレスト部が設けられ、該肘置き用アームレスト部は、シートバックの凹部に収納される位置と、上記アームレスト後部に載置可能な位置との間を前後方向に回動可能にシートバックまたは車体に設けられたものである。
上記構成によれば、上述の肘置き用アームレスト部は、アームレストがシートバックの凹部に収納された時には、該アームレストの上面部に形成された格納部に格納されるので、アームレストおよび肘置き用アームレスト部のシートバックの凹部に対する収納時の前後方向の厚さを増大させることがなく、これら両者(アームレスト、肘置き用アームレスト部)をコンパクトに収納することができる。
しかも、上述の肘置き用アームレスト部は、アームレストがシートクッション上に倒伏された時、アームレスト後部に載置され、高さが必要な肘載置部分のみを2段構造と成して、乗員の肘を置く適切な高さを確保することができると共に、アームレストの上面部に形成された上述の格納部をトレイとして有効利用することができる。
さらに、上述のアームレストを所謂肘置きタイプ(シートクッション上に載置する構造)と成したので、見映えがよく、構造が簡単かつ軽量であって前倒し時のアームレストを支持する剛性を高くする必要がないうえ、乗員の肘を置くのに適切な高さ(いわゆる肘置き高さ)を確保することができる。
さらに、上記肘置き用アームレスト部を、シートバックの凹部に収納される位置と、上記アームレスト後部に載置可能な位置との間を前後方向に回動可能にシートバックまたは車体に設けたので、肘置き用アームレスト部の支持剛性を確保しつつ、その回動操作により肘置き用アームレスト部をシートバックの凹部にコンパクトに収納することができ、また、回動操作により肘置き用アームレスト部をアームレスト後部に載置すると、乗員の肘を置く適切な高さを確保することができる。
この発明の一実施態様においては、上記アームレストと上記肘置き用アームレスト部は、互いの一定距離以上の離間を規制する連結手段で連結され、上記アームレストの上記シートバックの凹部からの倒伏動作に連動して上記肘置き用アームレスト部が倒伏されるものである。
上述の連結手段は、ロープまたは紐などの可撓部材で構成されることが望ましい。
上記構成によれば、アームレストをシートバックの凹部からシートクッション上の倒伏位置に前倒しする時、連結手段により肘置き用アームレスト部が連動して倒伏されるので、操作性の向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記アームレストを支持する下部軸に対して上方に位置する上部軸を設け、該上部軸に対して肘置き用アームレスト部の基端部を支持させたものである。
上記構成によれば、下部軸と上部軸との2軸回転構造により、アームレストを下部軸を支点として倒伏した時、肘置き用アームレスト部は下部軸よりも上方に位置する上部軸を支点として乗員の肘を置く適切な高さ位置へ回動させることができ、かつアームレストと肘置き用アームレスト部をそれぞれ別々の軸により支持するので、アームレストおよび肘置き用アームレスト部の支持剛性を確保することができる。
この発明によれば、アームレストの倒伏位置における上面部に凹部形状の格納部を形成すると共に、アームレストがシートバックの凹部に収納された時、上記格納部に格納され、かつ、アームレストが倒伏された時、アームレスト後部に載置可能な肘置き用アームレスト部を設け、該肘置き用アームレスト部を、シートバックの凹部に収納される位置と、アームレスト後部に載置可能な位置との間を前後方向に回動可能にシートバックまたは車体に設けたので、アームレストを、高さが必要な肘載置部分のみ2段構造と成して、乗員の肘を置く適切な高さを確保すると共に、アームレストの上面部に形成された上記格納部をトレイとして有効利用することができ、しかも、肘置き用アームレスト部は、アームレストをシートバックの凹部に収納した時、アームレストの格納部に格納して、シートバックに対する収納時の前後方向の厚さを増大させることがなく、コンパクトに収納することができる効果がある。
肘置き用アームレスト部の乗員の肘を置く適切な高さの確保と、アームレストのトレイとしての有効利用と、アームレストおよび肘置き用アームレスト部のシートバックに対する収納時のコンパクト化とを達成するという目的を、シートクッションと、シートバックと、アームレストとを備え、上記アームレストは、基端部が軸支されて上記シートバックに設けられた凹部に収納される位置と、上記シートクッション上に倒伏した位置との間を回動可能に構成された車両用シート装置において、上記アームレストの倒伏位置における上面部に、凹形状の格納部を形成すると共に、上記アームレストがシートバックの上記凹部に収納された時、アームレストの格納部に格納され、かつ、該アームレストが倒伏された時、アームレスト後部に載置可能な肘置き用アームレスト部を設け、該肘置き用アームレスト部を、シートバックの凹部に収納される位置と、アームレスト後部に載置可能な位置との間を前後方向に回動可能にシートバックまたは車体に設けるという構成にて実現した。
この発明の一実施例の説明に先立って、まず図1〜図4、および図5〜図8を参照して、参考例1、2の構成について説明する。
参考例1)
図1〜図4は車両用シート装置の参考例を示し、フロアパネル1の後部には、前低後高状に傾斜したキックアップ部2を介して略水平な荷室フロア3を形成している。
フロアパネル1上方の車室4内には、セパレート構造の左右のリヤシート5,6を配設している。
これらの各リヤシート5,6はシートクッション7,7と、このシートクッション7,7の後部から上方に立上がるシートバック8,8と、シートバック8,8の上部中央に設けられて乗員の頭部をサポートするヘッドレスト9,9とをそれぞれ備えている。
上述の左右のリヤシート5,6におけるシートバック8,8間には凹部10が形成される一方、左右のリヤシート5,6におけるシートクッション7,7間にはセンタシートクッション11が配設されている。ここで、上述のシートバック8はその回動支軸12(リクライニング支点)がブラケット13を介して荷室フロア3(車体)に支持されたものである。
図2、図3に示すように、上述のセンタシートクッション11と対応すべく左右のシートバック8,8間の凹部10には、支軸14を介してリヤセンタアームレスト15が設けられている。このリヤセンタアームレスト15は、その基端部(図2の下端部、図3の後端部)が上述の支軸14に軸支されて、図2に示すように、シートバック8,8間に設けられた凹部10に収納される位置と、図3に示すように、センタシートクッション11上面に略水平状に載置して倒伏した位置との間を回動可能に構成された所謂置きタイプのアームレストである。ここで、上述のリヤセンタアームレスト15はリヤ中央席のシートバックを兼ねるものであって、その支軸14は左右何れか一方のシートバック8のシートバックフレームに取付けられている。
図3、図4に示すように、リヤセンタアームレスト15の倒伏位置における上面部の長手方向中間部には、上方が開放した凹形状の格納部16(いわゆる格納凹部)が形成されている。そして、この格納部16の後端上部に支軸17(またはヒンジ部材)を介して肘置き用アームレスト部18を前後方向に回動可能に取付けている。
この肘置き用アームレスト部18は、図2に示すように、リヤセンタアームレスト15がシートバック8,8間の凹部10に収納された時、該リヤセンタアームレスト15の格納部16に格納され、かつ、リヤセンタアームレスト15が図3、図4に示すようにセンタシートクッション11上面に倒伏された時、図3に示す状態からその基端部(図3の後端部)の支軸17を中心として手動にて後方に回動操作すると、図4に示す如く、リヤセンタアームレスト15の後部上面に載置可能となるように、該リヤセンタアームレスト15に取付けられたものである。
また、上述のリヤセンタアームレスト15の倒伏位置における上面部の長手方向前部、つまり、該リヤセンタアームレスト15の遊端部には、少なくとも1つのカップホルダ19,20(この参考例では複数のカップホルダ)を形成し、該リヤセンタアームレスト15をセンタシートクッション11上面に倒伏載置した時、これらの各カップホルダ19,20で複数のカップC1,C2を保持すべく構成している。
一方、図1〜図4に示すように、上述の凹部10には上下方向に高さ調整が可能なヘッドレスト21(図2〜図4においてはヘッドレスト21の低位置を実線で、高位置を仮想線で示す)を配設している。このヘッドレスト21の下部にはヘッドレストポール22が設けられており、このヘッドレストポール22はポールガイド23により高さ調整可能に支持されている。なお、このポールガイド23は左右何れか一方のシートバック8におけるシートバックフレーム(図示せず)に支持されたものである。
図示参考例は上記の如く構成するものにして、以下作用を説明する。
図2に示すように、リヤセンタアームレスト15がシートバック8,8間の凹部10に収納された時には、同図に示すように、肘置き用アームレスト部18は該リヤセンタアームレスト15の格納部16に格納される。
また、上述のリヤセンタアームレスト15はリヤ中央席のシートバックを兼ねるものであり、図2に状態下においてはリヤシートに対して3人乗車(いわゆる3人掛け)が可能となる。
図2の状態から図3に示すように、支軸14を中心としてリヤセンタアームレスト15を前倒し操作すると、このリヤセンタアームレスト15はセンタシートクッション11の上面に載置され、リヤシートは左右に独立したパーソナルな2人乗車態様となる。
リヤセンタアームレスト15が図3に示すように倒伏された後に、支軸17を支点として肘置き用アームレスト部18を後方に回動操作すると、図4に示すように、該肘置き用アームレスト部18は倒伏状態のリヤセンタアームレスト15の後部に載置されて、乗員が肘を置くのに適切な高さ位置となり、また肘置き用アームレスト部18の回動操作により格納部16が完全に開放されるので、この格納部16をトレイまたは小物入れとして有効利用することができる。
さらに、上述のリヤセンタアームレスト15の倒伏位置における上面前部に形成されたカップホルダ19,20にて複数のカップC1,C2を保持することができるので、リヤ席乗員の利便性向上を図ることができる。
このように、図1〜図4で示した参考例の車両用シート装置は、シートクッション7,11と、シートバック8と、リヤセンタアームレスト15とを備え、上記リヤセンタアームレスト15は、基端部が軸支されて上記シートバック8に設けられた凹部10に収納される位置(図2参照)と、センタシートクッション11上に倒伏した位置(図3、図4参照)との間を回動可能に構成された車両用シート装置であって、上記リヤセンタアームレスト15の倒伏位置における上面部には凹形状の格納部16が形成されると共に、上記リヤセンタアームレスト15がシートバック8の上記凹部10に収納された時、リヤセンタアームレスト15の格納部16に格納され、かつ、該リヤセンタアームレスト15が倒伏された時、リヤセンタアームレスト15の後部に載置可能な肘置き用アームレスト部18が上記リヤセンタアームレスト15に取付けられたものである。
この構成によれば、上述の肘置き用アームレスト部18は、リヤセンタアームレスト15がシートバック8の凹部10に収納された時には、該リヤセンタアームレスト15の上面部に形成された格納部16に格納されるので、リヤセンタアームレスト15および肘置き用アームレスト部18のシートバック8の凹部10に対する収納時の前後方向の厚さを増大させることがなく、これら両者15,18の収納時の厚さをリヤセンタアームレスト15の厚さと略同一に成すことができて、これら両者(リヤセンタアームレスト15、肘置き用アームレスト部18)をコンパクトに収納することができる。
しかも、上述の肘置き用アームレスト部18は、リヤセンタアームレスト15がセンタシートクッション11上に倒伏された時、リヤセンタアームレスト15後部に載置され、高さが必要な肘載置部分のみを2段構造と成して、乗員の肘を置く適切な高さを確保することができると共に、リヤセンタアームレスト15の上面部に形成された上述の格納部16をトレイまたは小物入れとして有効利用することができる。
さらに、上述のリヤセンタアームレスト15を所謂肘置きタイプと成したので、見映えがよく、構造が簡単かつ軽量であって前倒し時のリヤセンタアームレスト15を支持する剛性を高くする必要がないうえ、乗員の肘を置くのに適切な高さを確保することができる。
加えて、上記肘置き用アームレスト部18は、その基端部が前後方向に回動可能に上記リヤセンタアームレスト15に取付けられたものである。
この構成によれば、肘置き用アームレスト部18を回動可能に構成したので、回動操作により肘置き用アームレスト部18をリヤセンタアームレスト15上面部の格納部16に格納した際には、リヤセンタアームレスト15、肘置き用アームレスト部18をシートバック8の凹部10にコンパクトに収納することができ、回動操作により肘置き用アームレスト部18をリヤセンタアームレスト15の後部に載置した際には、乗員の肘を置く適切な高さを確保することができ、肘置き用アームレスト部18の回動操作による操作性を確保することができる。
参考例2)
図5〜図8は車両用シート装置の他の参考例を示す。図1〜図4で示した先の参考例においては、肘置き用アームレスト部18を前後方向に回動可能に構成したが、図5〜図8に示すこの参考例においては、肘置き用アームレスト部18を前後方向にスライドすべくリヤセンタアームレスト15に取付けたものであり、該肘置き用アームレスト部18を所謂スライドタイプと成したものである。
図6にリヤセンタアームレスト15の倒伏状態を示し、図6のA−A線に沿う要部の拡大断面図を図8に示すように、リヤセンタアームレスト15の格納部16における凹底部には、その前部から後部にかけて横向き凹状に窪む左右一対のガイド溝24,24(案内手段)を前後方向に連続して形成している。
また、リヤセンタアームレスト15を倒伏させた時の肘置き用アームレスト部18の前端下部には車幅方向に延びるガイドロッド25を一体的に取付けると共に、このガイドロッド25(摺動部材)の左右両端部を上述の左右一対のガイド溝24,24内にスライド可能に配設している。なお、図5〜図8において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略している。
図5〜図8で示した参考例の作用を以下に説明する。
図5に示すように、リヤセンタアームレスト15がシートバック8,8間の凹部10に収納された時には、同図に示すように、肘置き用アームレスト部18は該リヤセンタアームレスト15の格納部16に格納される。
上述のリヤセンタアームレスト15はリヤ中央席のシートバックを兼ねるもので、図5の状態下においては、リヤシートに対して3人乗車(いわゆる3人掛け)が可能となる。
図5の状態から図6に示すように、支軸14を中心としてリヤセンタアームレスト15を前倒し操作すると、このリヤセンタアームレスト15はセンタシートクッション11の上面に載置され、リヤシートは左右に独立したパーソナルな2人乗車態様となる。
リヤセンタアームレスト15が図6に示すようにセンタシートクッション11上面に倒伏された後に、ガイドロッド25が左右一対のガイド溝24,24に沿って後退移動すべく上述の肘置き用アームレスト部18を手動操作にて後方にスライドさせると、図7に示すように、該肘置き用アームレスト部18はリヤセンタアームレスト15の後部に載置されて、乗員が肘を置くのに適切な高さ位置となり、また、肘置き用アームレスト部18の後方へのスライド操作により格納部16が開放されるので、この格納部16をトレイまたは小物入れとして有効利用することができる。
さらに、上述のリヤセンタアームレスト15の倒伏位置における上面部の前側に形成されたカップホルダ19,20により複数のカップC1,C2を保持することができるので、リヤ席乗員の利便性向上を図ることができる。
このように、図5〜図8で示した参考例の車両用シート装置は、シートクッション7,11と、シートバック8と、リヤセンタアームレスト15とを備え、上記リヤセンタアームレスト15は、基端部が軸支されて上記シートバック8に設けられた凹部10に収納される位置(図2参照)と、センタシートクッション11上に倒伏した位置(図6、図7参照)との間を回動可能に構成された車両用シート装置であって、上記リヤセンタアームレスト15の倒伏位置における上面部には凹形状の格納部16が形成されると共に、上記リヤセンタアームレスト15がシートバック8の上記凹部10に収納された時、リヤセンタアームレスト15の格納部16に格納され、かつ、該リヤセンタアームレスト15が倒伏された時、リヤセンタアームレスト15の後部に載置可能な肘置き用アームレスト部18が上記リヤセンタアームレスト15に取付けられたものである。
この構成によれば、上述の肘置き用アームレスト部18は、リヤセンタアームレスト15がシートバック8の凹部10に収納された時には、該リヤセンタアームレスト15の上面部に形成された格納部16に格納されるので、リヤセンタアームレスト15および肘置き用アームレスト部18のシートバック8の凹部10に対する収納時の前後方向の厚さを増大させることがなく、これら両者15,18の収納時の厚さをリヤセンタアームレスト15の厚さと略同一に成すことができて、これら両者(リヤセンタアームレスト15、肘置き用アームレスト部18)をコンパクトに収納することができる。
しかも、上述の肘置き用アームレスト部18は、リヤセンタアームレスト15がセンタシートクッション11上に倒伏された時、リヤセンタアームレスト15後部に載置され、高さが必要な肘載置部分のみを2段構造と成して、乗員の肘を置く適切な高さを確保することができると共に、リヤセンタアームレスト15の上面部に形成された上述の格納部16をトレイまたは小物入れとして有効利用することができる。
さらに、上述のリヤセンタアームレスト15を所謂肘置きタイプと成したので、見映えがよく、構造が簡単かつ軽量であって前倒し時のリヤセンタアームレスト15を支持する剛性を高くする必要がないうえ、乗員の肘を置くのに適切な高さを確保することができる。
加えて、上記肘置き用アームレスト部18は、スライド可能に上記リヤセンタアームレスト15に取付けられたものである。
この構成によれば、肘置き用アームレスト部18をスライド可能に構成したので、スライド操作により肘置き用アームレスト部18をリヤセンタアームレスト15上面部の格納部16に格納した際には、リヤセンタアームレスト15、肘置き用アームレスト部18をシートバック8の凹部10にコンパクトに収納することができ、スライド操作により肘置き用アームレスト部18をリヤセンタアームレスト15後部に載置した際には、乗員の肘を置く適切な高さを確保することができる。
実施例
図9〜図11は車両用シート装置の実施例を示すものである。
この実施例においては、リヤセンタアームレスト15と肘置き用アームレスト部18とをそれぞれ別々の軸14,30で軸支したものである。
すなわち、リヤセンタアームレスト15の基端部を支持する支軸14(下部軸)に対して、上方かつ後方に位置する上部軸30を設け、この上部軸30に対して肘置き用アームレスト部18の基端部を支持させ、これら両者15,18を2軸回転構造と成したものである。
ここで、上述の上部軸30は図9、図10に示す如く、シートバック8に横架してもよく、または、図11に示すように荷室フロア3に立設固定した支持ブラケット31に横架してもよい。つまり、肘置き用アームレスト部18はシートバック8または車体(荷室フロア3参照)に設けることができる。
そして、上述の肘置き用アームレスト部18は、図9に示すように、リヤセンタアームレスト15をシートバック8,8間の凹部10に収納した時、該リヤセンタアームレスト15の格納部16に格納される位置(凹部10に収納される位置)と、図10または図11に示すように、リヤセンタアームレスト15を倒伏させた時、この倒伏状態のリヤセンタアームレスト15の後部に載置される位置との間を、前後方向に回動可能に設けられている。
しかも、肘置き用アームレスト部18の底面部とリヤセンタアームレスト15に設けられた格納部16の内底部との間には、連結手段としての紐部材32(可撓変形する連結部材)を取付けて、リヤセンタアームレスト15と肘置き用アームレスト部18との一定距離以上の離間を規制すると共に、リヤセンタアームレスト15が下部軸としての支軸14を中心として上記凹部10から倒伏動作される時、この倒伏動作に連動して上述の肘置き用アームレスト部18を、上部軸30を支点として倒伏させるように構成している。
なお、図9〜図11において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略している。
図9〜図11で示した実施例の作用を以下に説明する。
図9に示すように、リヤセンタアームレスト15がシートバック8,8間の凹部10に収納された時には、同図に示すように、肘置き用アームレスト部18は該リヤセンタアームレスト15の格納部16に格納される。
上述のリヤセンタアームレスト15はリヤ中央席のシートバックを兼ねるもので、図9の状態下においては、リヤシートに対して3人乗車(いわゆる3人掛け)が可能となる。
図9の状態から図10または図11に示すように、支軸14を中心としてリヤセンタアームレスト15を前倒し操作すると、このリヤセンタアームレスト15はセンタシートクッション11の上面に載置され、リヤシートは左右に独立したパーソナルな2人乗車態様となる。
上述のリヤセンタアームレスト15の前倒し操作時には、紐部材32で肘置き用アームレスト部18が牽引されるので、この肘置き用アームレスト部18は上部軸30を支点として倒伏方向に回動し、前倒し状態下におけるリヤセンタアームレスト15の後部に載置されて、乗員が肘を置くのに適切な高さ位置となり、また両者15,18の倒伏回動によって格納部16が開放されるので、この格納部16をトレイまたは小物入れとして有効利用することができる。
さらに、上述のリヤセンタアームレスト15の倒伏位置における上面部の前側に形成されたカップホルダ19,20により複数のカップC1,C2を保持することができるので、リヤ席乗員の利便性向上を図ることができる。
このように、図9〜図11で示した実施例の車両用シート装置は、シートクッション7,11と、シートバック8と、リヤセンタアームレスト15とを備え、上記リヤセンタアームレスト15は、基端部が軸支されて上記シートバック8に設けられた凹部10に収納される位置(図2参照)と、センタシートクッション11上に倒伏した位置(図10または図11参照)との間を回動可能に構成された車両用シート装置であって、上記リヤセンタアームレスト15の倒伏位置における上面部には凹形状の格納部16が形成されると共に、上記リヤセンタアームレスト15がシートバック8の上記凹部10に収納された時、リヤセンタアームレスト15の格納部16に格納され、かつ、該リヤセンタアームレスト15が倒伏された時、リヤセンタアームレスト15の後部に載置可能な肘置き用アームレスト部18がシートバック8または車体(荷室フロア3参照)に取付けられたものである。
この構成によれば、上述の肘置き用アームレスト部18は、リヤセンタアームレスト15がシートバック8の凹部10に収納された時には、該リヤセンタアームレスト15の上面部に形成された格納部16に格納されるので、リヤセンタアームレスト15および肘置き用アームレスト部18のシートバック8の凹部10に対する収納時の前後方向の厚さを増大させることがなく、これら両者15,18の収納時の厚さをリヤセンタアームレスト15の厚さと略同一に成すことができて、これら両者(リヤセンタアームレスト15、肘置き用アームレスト部18)をコンパクトに収納することができる。
しかも、上述の肘置き用アームレスト部18は、リヤセンタアームレスト15がセンタシートクッション11上に倒伏された時、リヤセンタアームレスト15後部に載置され、高さが必要な肘載置部分のみを2段構造と成して、乗員の肘を置く適切な高さを確保することができると共に、リヤセンタアームレスト15の上面部に形成された上述の格納部16をトレイまたは小物入れとして有効利用することができる。
さらに、上述のリヤセンタアームレスト15を所謂肘置きタイプと成したので、見映えがよく、構造が簡単かつ軽量であって前倒し時のリヤセンタアームレスト15を支持する剛性を高くする必要がないうえ、乗員の肘を置くのに適切な高さを確保することができる。
加えて、上記肘置き用アームレスト部18は、シートバック8の凹部10に収納される位置と、上記リヤセンタアームレスト15の後部に載置可能な位置との間を前後方向に回動可能にシートバック8(図9、図10参照)または車体(図11に示す荷室フロア参照)に設けられたものである。
この構成によれば、肘置き用アームレスト部18の支持剛性を確保しつつ、その回動操作により肘置き用アームレスト部18をシートバック8の凹部10にコンパクトに収納することができ、また、回動操作により肘置き用アームレスト部18をリヤセンタアームレスト15の後部に載置すると、乗員の肘を置く適切な高さを確保することができる。
また、上記リヤセンタアームレスト15と上記肘置き用アームレスト部18は、互いの一定距離以上の離間を規制する連結手段(紐部材32参照)で連結され、上記リヤセンタアームレスト15の上記シートバック8の凹部10からの倒伏動作に連動して上記肘置き用アームレスト部18が倒伏されるものである。
この構成によれば、リヤセンタアームレスト15をシートバック8の凹部10からセンタシートクッション11上の倒伏位置に前倒しする時、連結手段(紐部材32)により肘置き用アームレスト部18が連動して倒伏されるので、操作性の向上を図ることができる。
さらに、上記リヤセンタアームレスト15を支持する下部軸(支軸14参照)に対して上方に位置する上部軸30を設け、該上部軸30に対して肘置き用アームレスト部18の基端部を支持させたものである。
この構成によれば、下部軸(支軸14)と上部軸30との2軸回転構造により、リヤセンタアームレスト15を下部軸(支軸14)を支点として倒伏した時、肘置き用アームレスト部18は下部軸(支軸14)よりも上方に位置する上部軸30を支点として乗員の肘を置く適切な高さ位置へ回動させることができ、かつリヤセンタアームレスト15と肘置き用アームレスト部18とをそれぞれ別々の軸14,30により支持するので、リヤセンタアームレスト15および該肘置き用アームレスト部18の支持剛性を確保することができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のシートクッションは、実施例のセパレート構造のシートクッション7およびセンタシートクッション11に対応し、
以下同様に、
アームレストは、リヤセンタアームレスト15に対応し、
アームレストが倒伏されるシートクッションは、センタシートクッション11に対応し、
連結手段は、紐部材32に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記車両用シート装置は、リヤシートのみならずフロントシートにも適用でき、また第2列目または第3列目のリヤシートに適用してもよい。
さらにセパレート構造のシートに代えてベンチタイプのシートを設け、このベンチシートのシートバック中央にリヤセンタアームレスト15および肘置き用アームレスト部18を収納する凹部を形成すると共に、リヤセンタアームレスト15をベンチシートタイプのシートクッション上面に載置するように構成してもよい。
車両用シート装置の参考例を示す斜視図 車両用シート装置の側面図 アームレスト倒伏時の側面図 肘置き用アームレスト部の回動時の側面図 車両用シート装置の他の参考例を示す側面図 アームレスト倒伏時の側面図 肘置き用アームレスト部の後方スライド時の側面図 図6のA−A線に沿う要部の拡大断面図 車両用シート装置の実施例を示す側面図 アームレスト倒伏時の側面図 肘置き用アームレスト部の支持構造の他の実施例を示す側面図 従来の車両用シート装置を示す側面図 従来の車両用シート装置の他の構造を示す側面図
7,11…シートクッション
8…シートバック
10…凹部
14…支軸(下部軸)
15…リヤセンタアームレスト(アームレスト)
16…格納部
18…肘置き用アームレスト部
30…上部軸
32…紐部材(連結手段)

Claims (3)

  1. シートクッションと、シートバックと、アームレストとを備え、
    上記アームレストは、基端部が軸支されて上記シートバックに設けられた凹部に収納される位置と、
    上記シートクッション上に倒伏した位置との間を回動可能に構成された車両用シート装置であって、
    上記アームレストの倒伏位置における上面部には凹形状の格納部が形成されると共に、
    上記アームレストがシートバックの上記凹部に収納された時、アームレストの格納部に格納され、かつ、
    該アームレストが倒伏された時、アームレスト後部に載置可能な肘置き用アームレスト部が設けられ
    該肘置き用アームレスト部は、シートバックの凹部に収納される位置と、上記アームレスト後部に載置可能な位置との間を前後方向に回動可能にシートバックまたは車体に設けられた
    車両用シート装置。
  2. 上記アームレストと上記肘置き用アームレスト部は、互いの一定距離以上の離間を規制する連結手段で連結され、上記アームレストの上記シートバックの凹部からの倒伏動作に連動して上記肘置き用アームレスト部が倒伏される
    請求項記載の車両用シート装置。
  3. 上記アームレストを支持する下部軸に対して上方に位置する上部軸を設け、
    該上部軸に対して肘置き用アームレスト部の基端部を支持させた
    請求項1または2記載の車両用シート装置。
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