JP4952071B2 - 車両用シート装置 - Google Patents
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Description
図12に示す従来構造は、シートクッション81と、シートバック82と、ヘッドレスト83と、アームレスト84とを備えたシート装置において、アームレスト84がシートバック82に設けられた凹部に収納される仮想線α位置と、シートクッション81上方に水平に倒伏した実線位置との間を回動可能に構成されており、前倒し状態下のアームレスト84がシートクッション81上面よりも所定距離上方に位置するものである。
上記構成によれば、上述の肘置き用アームレスト部は、アームレストがシートバックの凹部に収納された時には、該アームレストの上面部に形成された格納部に格納されるので、アームレストおよび肘置き用アームレスト部のシートバックの凹部に対する収納時の前後方向の厚さを増大させることがなく、これら両者(アームレスト、肘置き用アームレスト部)をコンパクトに収納することができる。
上述の連結手段は、ロープまたは紐などの可撓部材で構成されることが望ましい。
(参考例1)
図1〜図4は車両用シート装置の参考例を示し、フロアパネル1の後部には、前低後高状に傾斜したキックアップ部2を介して略水平な荷室フロア3を形成している。
これらの各リヤシート5,6はシートクッション7,7と、このシートクッション7,7の後部から上方に立上がるシートバック8,8と、シートバック8,8の上部中央に設けられて乗員の頭部をサポートするヘッドレスト9,9とをそれぞれ備えている。
図2に示すように、リヤセンタアームレスト15がシートバック8,8間の凹部10に収納された時には、同図に示すように、肘置き用アームレスト部18は該リヤセンタアームレスト15の格納部16に格納される。
この構成によれば、上述の肘置き用アームレスト部18は、リヤセンタアームレスト15がシートバック8の凹部10に収納された時には、該リヤセンタアームレスト15の上面部に形成された格納部16に格納されるので、リヤセンタアームレスト15および肘置き用アームレスト部18のシートバック8の凹部10に対する収納時の前後方向の厚さを増大させることがなく、これら両者15,18の収納時の厚さをリヤセンタアームレスト15の厚さと略同一に成すことができて、これら両者(リヤセンタアームレスト15、肘置き用アームレスト部18)をコンパクトに収納することができる。
この構成によれば、肘置き用アームレスト部18を回動可能に構成したので、回動操作により肘置き用アームレスト部18をリヤセンタアームレスト15上面部の格納部16に格納した際には、リヤセンタアームレスト15、肘置き用アームレスト部18をシートバック8の凹部10にコンパクトに収納することができ、回動操作により肘置き用アームレスト部18をリヤセンタアームレスト15の後部に載置した際には、乗員の肘を置く適切な高さを確保することができ、肘置き用アームレスト部18の回動操作による操作性を確保することができる。
図5〜図8は車両用シート装置の他の参考例を示す。図1〜図4で示した先の参考例においては、肘置き用アームレスト部18を前後方向に回動可能に構成したが、図5〜図8に示すこの参考例においては、肘置き用アームレスト部18を前後方向にスライドすべくリヤセンタアームレスト15に取付けたものであり、該肘置き用アームレスト部18を所謂スライドタイプと成したものである。
図5に示すように、リヤセンタアームレスト15がシートバック8,8間の凹部10に収納された時には、同図に示すように、肘置き用アームレスト部18は該リヤセンタアームレスト15の格納部16に格納される。
この構成によれば、上述の肘置き用アームレスト部18は、リヤセンタアームレスト15がシートバック8の凹部10に収納された時には、該リヤセンタアームレスト15の上面部に形成された格納部16に格納されるので、リヤセンタアームレスト15および肘置き用アームレスト部18のシートバック8の凹部10に対する収納時の前後方向の厚さを増大させることがなく、これら両者15,18の収納時の厚さをリヤセンタアームレスト15の厚さと略同一に成すことができて、これら両者(リヤセンタアームレスト15、肘置き用アームレスト部18)をコンパクトに収納することができる。
この構成によれば、肘置き用アームレスト部18をスライド可能に構成したので、スライド操作により肘置き用アームレスト部18をリヤセンタアームレスト15上面部の格納部16に格納した際には、リヤセンタアームレスト15、肘置き用アームレスト部18をシートバック8の凹部10にコンパクトに収納することができ、スライド操作により肘置き用アームレスト部18をリヤセンタアームレスト15後部に載置した際には、乗員の肘を置く適切な高さを確保することができる。
図9〜図11は車両用シート装置の実施例を示すものである。
この実施例においては、リヤセンタアームレスト15と肘置き用アームレスト部18とをそれぞれ別々の軸14,30で軸支したものである。
なお、図9〜図11において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略している。
図9に示すように、リヤセンタアームレスト15がシートバック8,8間の凹部10に収納された時には、同図に示すように、肘置き用アームレスト部18は該リヤセンタアームレスト15の格納部16に格納される。
上述のリヤセンタアームレスト15はリヤ中央席のシートバックを兼ねるもので、図9の状態下においては、リヤシートに対して3人乗車(いわゆる3人掛け)が可能となる。
この構成によれば、上述の肘置き用アームレスト部18は、リヤセンタアームレスト15がシートバック8の凹部10に収納された時には、該リヤセンタアームレスト15の上面部に形成された格納部16に格納されるので、リヤセンタアームレスト15および肘置き用アームレスト部18のシートバック8の凹部10に対する収納時の前後方向の厚さを増大させることがなく、これら両者15,18の収納時の厚さをリヤセンタアームレスト15の厚さと略同一に成すことができて、これら両者(リヤセンタアームレスト15、肘置き用アームレスト部18)をコンパクトに収納することができる。
この構成によれば、肘置き用アームレスト部18の支持剛性を確保しつつ、その回動操作により肘置き用アームレスト部18をシートバック8の凹部10にコンパクトに収納することができ、また、回動操作により肘置き用アームレスト部18をリヤセンタアームレスト15の後部に載置すると、乗員の肘を置く適切な高さを確保することができる。
この構成によれば、リヤセンタアームレスト15をシートバック8の凹部10からセンタシートクッション11上の倒伏位置に前倒しする時、連結手段(紐部材32)により肘置き用アームレスト部18が連動して倒伏されるので、操作性の向上を図ることができる。
この発明のシートクッションは、実施例のセパレート構造のシートクッション7およびセンタシートクッション11に対応し、
以下同様に、
アームレストは、リヤセンタアームレスト15に対応し、
アームレストが倒伏されるシートクッションは、センタシートクッション11に対応し、
連結手段は、紐部材32に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
さらにセパレート構造のシートに代えてベンチタイプのシートを設け、このベンチシートのシートバック中央にリヤセンタアームレスト15および肘置き用アームレスト部18を収納する凹部を形成すると共に、リヤセンタアームレスト15をベンチシートタイプのシートクッション上面に載置するように構成してもよい。
8…シートバック
10…凹部
14…支軸(下部軸)
15…リヤセンタアームレスト(アームレスト)
16…格納部
18…肘置き用アームレスト部
30…上部軸
32…紐部材(連結手段)
Claims (3)
- シートクッションと、シートバックと、アームレストとを備え、
上記アームレストは、基端部が軸支されて上記シートバックに設けられた凹部に収納される位置と、
上記シートクッション上に倒伏した位置との間を回動可能に構成された車両用シート装置であって、
上記アームレストの倒伏位置における上面部には凹形状の格納部が形成されると共に、
上記アームレストがシートバックの上記凹部に収納された時、アームレストの格納部に格納され、かつ、
該アームレストが倒伏された時、アームレスト後部に載置可能な肘置き用アームレスト部が設けられ、
該肘置き用アームレスト部は、シートバックの凹部に収納される位置と、上記アームレスト後部に載置可能な位置との間を前後方向に回動可能にシートバックまたは車体に設けられた
車両用シート装置。 - 上記アームレストと上記肘置き用アームレスト部は、互いの一定距離以上の離間を規制する連結手段で連結され、上記アームレストの上記シートバックの凹部からの倒伏動作に連動して上記肘置き用アームレスト部が倒伏される
請求項1記載の車両用シート装置。 - 上記アームレストを支持する下部軸に対して上方に位置する上部軸を設け、
該上部軸に対して肘置き用アームレスト部の基端部を支持させた
請求項1または2記載の車両用シート装置。
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- 2006-06-07 JP JP2006158008A patent/JP4952071B2/ja not_active Expired - Fee Related
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