JP2009089835A - 車両用リヤシート - Google Patents

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Atsushi Takano
篤 高野
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Abstract

【課題】 ヘッドレストがその使用時に乗員の頭部から後方へ大きく離れて位置することのない車両用リヤシートを提供する。
【解決手段】シートバック部3の上端部にヘッドレスト4が設けられた車両用リヤシート1において、ヘッドレスト4の下端部をシートバック部3の上端部に左右方向に延びる水平な軸線Lを有するヒンジ6を介して回動可能に設ける。ヘッドレスト4は、図1において実線で示す格納位置と想像線で示す使用位置との間を回動可能にする。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数列のシートを有する車両のリヤシートに関する。
一般に、車両用リヤシートは、下記特許文献1に記載されているように、車体フレームに固定されたシート部と、このシート部の後端部に支持されたシートバック部と、このシートバック部の上端部に設けられたヘッドレストとを備えている。ヘッドレストは、シートバック部にヘッドレストスティを介して上下方向へ変位可能に設けられており、リヤシートに乗員が乗っていないときには下側の格納位置に位置させられ、乗員が乗っているとき、つまりヘッドレストの使用時には乗員の頭部の高さに応じて格納位置から適宜の距離だけに上方へ移動させられる。
平成9年特許公開第193700号公報
リヤシートのシートバック部は、運転者が室内ミラーを介して後方を確認するときに視界を狭めることがないよう、フロントシートのシートバック部に比して高さが低く設定されている。このため、ヘッドレストを使用する場合には、シートバック部の高さが低い分だけヘッドレストを格納位置から上方へ大きく移動させる必要がある。ところが、ヘッドレストを大きく上方へ移動させると、ヘッドレストが乗員の頭部から後方に大きく離れてしまうという問題がった。
すなわち、リヤシートのシートバック部は、後方へ倒れ込むように、例えば120°程度の角度で傾斜しており、ヘッドレストはシートバック部に沿って移動するようになっている。したがって、ヘッドレストは、使用位置に移動させると、上方へ移動すると同時に後方へも移動する。このため、ヘッドレストが乗員の頭部から後方へ大きく離れてしまうという問題があった。
このような問題を解消するには、ヘッドレストを斜め上下方向へ移動させることなく、鉛直方向へ移動させるようにすればよい。そのようにすれば、ヘッドレストは、上下方向へ移動するだけであり、前後方向へ移動することがないからである。ところが、ヘッドレストを鉛直方向へ移動させるようにすると、ヘッドレストスティの長手方向も鉛直方向を向くことになる。しかも、ヘッドレストスティの長さは、ヘッドレストの移動距離が長いことに対応して長くなっている。一方、シートバック部は、後方へ倒れ込むように傾斜している。このため、ヘッドレストスティを鉛直方向へ移動させようとすると、ヘッドレストを格納位置に位置させたときにヘッドレストスティの下端部がシートバック部の背面から突き出てしまう。このため、ヘッドレストをシートバック部に沿って移動させなければならず、その結果ヘッドレストを使用位置に移動させると、ヘッドレストが乗員の頭部から後方へ大きく離れてしまうという問題が生じていたのである。
この発明は、上記の問題を解決するために、後方へ倒れ込むように傾斜した状態で配置されたシートバック部と、このシートバック部の上端部に設けられたヘッドレスとを備えた車両用リヤシートにおいて、上記ヘッドレストの下端部が、上記シートバックの上端部に、上記ヘッドレストが上記シートバック部の前面と対向した格納位置と、上記ヘッドレストが上記シートバック部の上方に位置する使用位置との間を左右方向に延びる水平な回動軸線を中心として回動可能に設けられていることを特徴としている。
この場合、上記シートバックが少なくとも上記使用位置から上記格納位置側へ向かった所定の角度範囲においては無段階に又は所定角度毎に位置固定可能であることが望ましい。
上記シートバック部の前面の上部には、上記格納位置に回動した上記ヘッドレストの少なくとも一部を格納する格納凹部が形成されていることが望ましい。
上記特徴構成を有するこの発明によれば、ヘッドレストを回動させているから、ヘッドレストの使用位置を乗員の頭部から所望の距離だけ離れた適宜の位置に設定することができる。したがって、ヘッドレストを使用位置に位置させたときに、ヘッドレストが乗員の頭部から大きく離れてしまうような事態を確実に防止することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施の形態を示す。この実施の形態の車両用リヤシート1は、例えばワンボックスカーの二列目や三列目に配置されるものであり、シート部2、シートバック部3及びヘッドレスト4を備えている。
シート部2は、略水平に配置されており、車両のフレーム(図示せず)に前後方向へ位置調節可能に、又は位置固定して設けられている。シート部2の後端部(図1において右端部)には、シートバック部3の下端部が左右方向に延びる水平な回動軸線を有する周知構造のリクライニングヒンジ5を介して回動可能に支持されている。シートバック部3は、例えばその前面3aがシート部2の上面2aに突き当たった折畳位置と、この折畳位置から所定の角度(例えば160°程度)だけ離れたリクライニング位置との間を回動可能であり、リクライニング位置から折畳位置側へ向かった所定の角度範囲においては、所定の角度毎に位置固定することができる。シートバック部3は、図1に示す位置に位置固定されていてもよい。いずれにしても、シートバック部3は、リヤシート1に乗員が腰掛ける使用時には、斜め後方へ倒れ込むように傾斜した状態で、つまり上方へ向かうにしたがって後方へ向かうにように傾斜した状態で使用される。
ヘッドレスト4は、シートバック部3の上端部に左右方向に延びる水平な軸線Lを有するヒンジ6を介して回動可能に支持されている。ヘッドレスト4は、図1において実線で示す格納位置と、想像線で示す使用位置との間を回動可能である。しかも、ヘッドレスト4は、格納位置及び使用位置においては位置固定可能である。
ヘッドレスト4は、格納位置に位置したときには、シートバック部3とほぼ平行になり、シートバック部3の前面3aと対向する。格納位置に位置したヘッドレスト4と対向するシートバック部3の前面3aの上部には、格納凹部3bが形成されている。そして、ヘッドレスト4が格納位置に位置すると、ヘッドレスト4の前方側に位置する略半分(ヘッドレスト4が格納位置に位置したときの後方側の半分)が格納凹部3bに収容されるようになっている。これにより、格納位置に位置したときに、ヘッドレスト4がシートバック部3の前面3aから突出する突出量をできる限り小さくしている。ヘッドレスト4は、そのほぼ全体が格納凹部3bに収容されるようになっていてもよい。
ヘッドレスト4は、使用位置に位置したとき、ほぼ鉛直に起立するようになっている。しかし、必ずそのようにする必要はなく、使用位置に位置したときに斜め上前方に向かうように傾斜させてもよい。ヘッドレストは、図1の想像線で示す使用位置から格納位置側へ向かった所定の角度範囲においては、所定の角度毎に、又は無段階に位置調節可能に停止させるようにすることが望ましい。
図2は、シートバック部3とヘッドレスト4との連結構造を示している。図2おいて符号11は、シートバック部3のシートバックフレームであり、その下端部がシート部2のシートフレーム(図示せず)にリクライニングヒンジ5を介して回動可能に支持されている。シートバックフレーム11の上端部には、一対のブラケット12,12の下端部が左右方向に所定距離だけ離間して配置固定されている。各ブラケット12の上端部には、ヘッドレスト4のヘッドレストフレーム13の両下端部がヒンジ6,6を介して回動可能に支持されている。これにより、ヘッドレスト4がシートバック部3の上端部に左右方向に延びる水平な軸線Lを中心として回動可能に支持されている。
なお、シートバックフレーム11には、シートバッククッション及び表皮(いずれも図示せず)が設けられており、それらによってシートバックフレーム11及びブラケット12の下部が被覆されている。同様に、ヘッドレストフレーム13には、ヘッドレストクッション及び表皮(いずれも図示せず)が設けられており、それらによってヘッドレストフレーム13及びヒンジ6の上部が被覆されている。
上記構成の車両用リヤシート1によれば、シート1の不使用時には、ヘッドレスト4を格納位置に回動させることにより、後方の視界を広く確保することができる。また、乗員がシート1を使用する場合には、ヘッドレスト4を使用位置に回動させることにより、ヘッドレスト4を利用することができる。この場合、ヘッドレスト1の使用位置が乗員の頭に極力近くなるように予め設定されており、ヘッドレスト1が乗員の頭から遠くに離れてしまうことがない。
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、使用位置に位置したときのヘッドレスト1の最下端部をシートバック部2に回動可能に設けているが、上記の実施例より若干上側の位置を回動可能に設けてもよい。
この発明に係るリヤシートの一実施の形態を、ヘッドレストを格納位置に位置させた状態で示す側面図である。 同実施の形態のシートバックフレームに対するヘッドレストフレームの取付構造を示す斜視図である。
符号の説明
L 軸線
1 車両用リヤシート
3 シートバック部
3a 前面
3b 格納凹部
4 ヘッドレスト

Claims (3)

  1. 後方へ倒れ込むように傾斜した状態で配置されたシートバック部と、このシートバック部の上端部に設けられたヘッドレスとを備えた車両用リヤシートにおいて、
    上記ヘッドレストの下端部が、上記シートバックの上端部に、上記ヘッドレストが上記シートバック部の前面と対向した格納位置と、上記ヘッドレストが上記シートバック部の上方に位置する使用位置との間を左右方向に延びる水平な回動軸線を中心として回動可能に設けられていることを特徴とする車両用リヤシート。
  2. 上記シートバックが少なくとも上記使用位置から上記格納位置側へ向かった所定の角度範囲においては無段階に又は所定角度毎に位置固定可能であることを特徴とする請求項1に記載の車両用リヤシート。
  3. 上記シートバック部の前面の上部には、上記格納位置に回動した上記ヘッドレストの少なくとも一部を格納する格納凹部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用リヤシート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102951046A (zh) * 2011-08-11 2013-03-06 丰田纺织株式会社 车辆座椅

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0158330U (ja) * 1987-10-09 1989-04-12
JPH11208341A (ja) * 1998-01-30 1999-08-03 Nhk Spring Co Ltd ヘッドレスト装置

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