JP2000108742A - シートの折畳み構造 - Google Patents

シートの折畳み構造

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JP2000108742A
JP2000108742A JP10286676A JP28667698A JP2000108742A JP 2000108742 A JP2000108742 A JP 2000108742A JP 10286676 A JP10286676 A JP 10286676A JP 28667698 A JP28667698 A JP 28667698A JP 2000108742 A JP2000108742 A JP 2000108742A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フラット状態時に十分な広さが確保できるシー
ト折畳み構造を提供する。 【解決手段】自動車のフロアFとリヤシート10のクッ
ション20との間に、クッション10全体が下方に位置
した着座位置20Aと、全体が上方でかつ後方に配置さ
れた状態のリクライニング対応位置20Bとの移動させ
る昇降機構を設ける。クッション20が着座位置20A
の状態でバックレスト30をリクライニングさせたとき
のリクライニング可能量よりも、クッション20をリク
ライニング対応位置20Bに配置した状態でバックレス
ト30をリクライニングさせたときのリクライニング可
能量が増加するように昇降機構によるクッション20の
リクライニング対応位置20Bを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のシートに
おけるシート折畳み構造に関し、特にフロントシートの
バックレスト及びリヤシートのバックレストをリクライ
ニングし得るシート折畳み構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車において、フロントシートのバッ
クレスト、及びリヤシートのバックレスをリクライニン
グさせて、シート全体をフラット状態にするためのシー
ト折畳み構造が多数提案されている。
【0003】例えば、図16に示すもの(以下「従来例
1」という。)は、フロントシート101のバックレス
ト104をリクライニングさせて、フロントクッション
103とリヤクッション105との間に収納し、また、
リヤシート102のバックレスト106を後方にリクラ
イニングさせて、シート全体をフラット状態にしてい
る。ところで、特に車室内空間が制限される自動車で
は、フロントクッション103とリヤクッション105
と間の足元スペースが前後方向に狭いため、この足元ス
ペースに収納するフロントシート101のバックレスト
104の高さHを予め低く設定しておき、リクライニン
グ時に、狭い足元スペースにちょうど収まるようにして
いる。
【0004】次に、図17に示すもの(以下「実施例
2」という。)は、フロントシート101のクッション
103を前後方向にスライド可能に支持し、さらに、前
方にフロントシート101をロックしない領域(フリー
ロック領域)を設けている。フロントシート101をこ
のフリーロック領域まで前方に押しやり、こうして広げ
たフロントクッション103とリヤクッション105と
の間の足元スペースに、フロントのバックレスト104
をリクライニングさせて収納するものである。これによ
ると、上記従来例1とは異なり、バックレスト104の
高さを予め低く設定する必要はない。
【0005】次に、図18に示すもの(以下「従来例
3」という。)は、バックレスト104を、その上部1
04aが後方に折れ曲がるように構成し、バックレスト
104を折り曲げた状態で、フロントクッション103
とリヤクッション105との間の足元スペースにリクラ
イニングさせて収納するものである。この従来例3によ
ると、バックレスト104は、通常使用時は、十分な高
さを確保することができる。
【0006】次に、図19に示すもの(以下「従来例
4」という。)は、バックレスト104を足元スペース
に収納するために、リヤクッション105の前部105
aが下方に屈曲するようにしている。
【0007】最後に、図20に示すもの(以下「実施例
5」という。)は、リヤのバックレスト106を後方に
リクライニングさせたときのその両端部が、リヤクッシ
ョン105のすぐ後方で車室内に張り出すホイールエプ
ロンと干渉して、十分にリクライニングできないことを
防止するために、バックレスト106の左右両端部に、
分割部106a、106aを設けている。これにより、
バックレスト106をリクライニングさせたときに、分
割部106a、106aのみが干渉し、中央部分を、十
分にリクライニングさせることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例1
は、フロントシート101のバックレスト104の高さ
Hが低いため、バックレスト104を起立して、通常の
状態で搭乗者がフロントクッション103に着座したと
きに、頭部近傍を有効にサポートすることができないと
いうことが懸念される。また、バックレスト104の高
さが低い分、フラット状態のシート全体の前後長が短く
なるといった不具合がある。
【0009】次に、従来例2は、フリーロック領域が、
フロントシート101を前方に移動させたときにこれが
インストルメントルパネル107やコンソールボックス
に当接せしめることによって規制されるため、フリーロ
ック量を含めたフロントシート101のスライド量を必
要なだけ十分にとることができない。したがって、従来
例1程ではないにしてもバックレスト104の高さが低
くなり、従来例1と同様の不具合がある外、フラット状
態においては、フロントシート101がインストルメン
トルパネル107に接触するまで前方にスライドされて
いてフロントシート101の前端とインストルメントル
パネル107との間にスペースがとれないため、乗降時
にフロントシート1が邪魔になるという不具合がある。
【0010】次に、従来例3及び従来例4は、バックレ
スト104の上部104a及びリヤクッション105の
前部105aを折曲げ可能とするため、これらの構造が
複雑になるとともに、強度の低下が懸念される。
【0011】従来例5は、バックレスト106の両端部
106a、106aがホイールエプロンと干渉するた
め、バックレスト106のうちのフラット状態時に十分
にリクライニングできる部分の幅Wが狭くなり、またバ
ックレスト自体の構造が複雑になるという不具合があっ
た。
【0012】したがって、かかる点に鑑みなされた本発
明の目的は、簡単な構成でありながら、着座時に搭乗者
が支障を来すことなく、また、フラット状態時に十分な
広さを確保できるシート折畳み構造を提供することにあ
る。
【0013】なお、より具体的には、フロントのバック
レストの高さが低くなるのを防止して、着座時の搭乗者
の頭部近傍を十分にサポートすることができるととも
に、フラット状態のシートの前後方向の長さが短縮され
るのを防止すること、シートがフラット状態のときの乗
降時にフロントシートが邪魔にならないようにするこ
と、バックレストやクッションの構造が複雑になり、強
度が低下するのを防止すること、シートのフラット状態
時にリクライニングできるバックレストの幅が狭くなる
のを防止すること等が実現可能なシートの折畳み構造を
提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の発明は、自動車のフロア上に配設さ
れたクッションと、該クッションの後端側に揺動中心を
有し該クッションによってリクライニング可能に支持さ
れたバックレストとを備えたシートにおけるシート折畳
み構造において、上記フロアと上記クッションとの間
に、上記クッションを全体が下方に配置された状態の着
座位置と、少なくとも上記後端側が上方に配置された状
態のリクライニング対応位置とに移動させる昇降機構を
備え、上記クッションを上記着座位置に配置した状態で
上記バックレストをリクライニングさせたときのリクラ
イニング可能量よりも、上記クッションを上記リクライ
ニング対応位置に配置した状態で上記バックレストをリ
クライニングさせたときのリクライニング可能量が増加
するように、上記昇降機構による上記クッションの上記
リクライニング対応位置が設定されていることを特徴と
する。
【0015】この請求項1の発明によると、昇降機構に
よってクッションを着座位置からリクライニング対応位
置に移動させると、少なくともクッションの後端側が上
方に配置され、これに伴って、バックレストの揺動中心
が上方に配置される。したがって、例えば、バックレス
トをリクライニングさせようとしたときにバックレスト
がシートのすぐ後方に突設されたホイールエプロンと干
渉するためにリクライニング可能量が減少されてしまう
ような場合、上記のようにクッションをリクライニング
対応位置に配置したときにバックレストの揺動中心が上
方に配置されるので、その分、バックレストがホイール
エプロンに干渉するまでのリクライニング可能量を増加
させることができる。
【0016】すなわち、バックレストをリクライニング
させてフラット状態にしたときに、バックレストをより
フラットに近い状態にすることができる。この請求項1
の発明によると、図20に示す従来例5と異なり、バッ
クレストのうちの十分にリクライニングできる部分の幅
(図20のW)が狭くなることがない。つまり、バック
レストの揺動中心を上げることで、リクライニング可能
量を増大させているので、バックレストの左右両端にホ
イールエプロンとの干渉を避けるための分割部を設ける
必要のない簡単な構造で、しかも、バックレスト全体を
十分にリクライニングさせることが可能となる。
【0017】請求項2に記載の発明は、自動車のフロア
上に配設されたクッションと、該クッションの後端側に
揺動中心を有し該クッションによってリクライニング可
能に支持されたバックレストとを備えたシートにおける
シート折畳み構造において、上記フロアと上記クッショ
ンとの間に、上記クッションを全体が下方に配置された
状態の着座位置と、全体が上方でかつ後方に配置された
状態のリクライニング対応位置とに移動させる昇降機構
を備え、上記クッションを上記着座位置に配置した状態
で上記バックレストをリクライニングさせたときのリク
ライニング可能量よりも、上記クッションを上記リクラ
イニング対応位置に配置した状態で上記バックレストを
リクライニングさせたときのリクライニング可能量が増
加するように、上記昇降機構による上記クッションの上
記リクライニング対応位置が設定されていることを特徴
とする。
【0018】この請求項2の発明によると、昇降機構に
よってクッションをリクライニング対応位置に配置した
場合、クッション全体が上方でかつ後方に配置されるの
で、バックレストのリクライニング可能量を増加させる
ことができ、フラット状態にしたときのバックレストを
よりフラットに近い状態にすることができるに加え、さ
らに、クッションの前端部の前方のスペース、いわゆる
足元スペースを前後方向に広げることができる。これに
より、請求項1の発明と同様に従来例5の課題を解決で
きるに加え、従来例1〜4の課題を解決することにな
る。このように、クッション全体が上方でかつ後方に移
動できること、及びこれによりバックレストのリクライ
ニング可能量が増加すること、及び足元スペースが広が
ること等に基づき、後述のように多彩なシートアレンジ
が可能となる。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
のシート折畳み構造において、上記着座位置にある上記
クッションを、上記リクライニング対応位置に向けて付
勢する付勢手段を備えることを特徴とする。
【0020】この請求項3の発明によると、付勢手段
が、下方の着座位置にあるクッションを上方のリクライ
ニング対応位置に向けて付勢している、すなわち、クッ
ション及びバックレストの自重が作用する方向と逆方向
に付勢しているので、クッションを着座位置からリクラ
イニング対応位置に移動させるのに必要な力を小さくす
ることができる。
【0021】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
シート折畳み構造において、上記シートが、左右に少な
くとも2分割されており、それぞれ独立に上記昇降機構
を備えてることを特徴とする。
【0022】この請求項4の発明によると、左右に少な
くとも2分割されたシートのそれぞれについて、分割さ
れたシートについて個別に独立で、フラット状態時のバ
ックレストをよりフラットに近い状態にすることがで
き、また、リクライニング対応位置に配置したときのク
ッションの前端の前方のスペース、いわゆる足元スペー
スを前後方向に広げることができ、さらに、クッション
を着座位置からリクライニング対応位置に移動させるの
に必要な力を小さくすることができる。
【0023】請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の
シート折畳み構造において、上記シートがリヤシートで
あり、該リヤシートの前方にクッションとリクライニン
グ可能なバックレストとを有するフロントシートを備
え、上記リヤシートのクッションを上記リクライニング
対応位置に配置し、かつ上記フロントシートのバックレ
ストを傾斜させてリクライニング位置に配置したとき
に、上記リヤシートのクッションの前端部と上記フロン
トシートのクッションの後端部との間に上記フロントシ
ートのバックレストが収納されるように、上記昇降機構
による上記リヤシートのクッションの上記リクライニン
グ対応位置が設定されていることを特徴とする。
【0024】この請求項5の発明によると、リヤシート
のクッションを上方でかつ後方のリクライニング対応位
置に配置することにより、リヤシートのクッションの前
端部とフロントシートのクッションの後端部との間のい
わゆる足元スペースを前後方向に広げることができるの
で、リクライニング時にこの足元スペースに収納される
ことになるフロントシートのバックレストの高さを高く
設定することができる。
【0025】請求項6に記載の発明は、請求項4のシー
ト折畳み構造のおいて、上記左右に分割されたそれぞれ
のシートのクッションの少なくとも互いに隣接する側面
の下端が、リクライニング対応位置において着座位置に
おけるクッションのほぼ座面高さ位置であることを特徴
とする。
【0026】請求項6の発明によると、一方のシートの
みをリクライニング位置に上昇した際に、隣接する着座
位置のクッションとの隙間がクッションの側部によって
覆われ、リクライニング対応位置に上昇したクッション
の下方に搭乗者の手や、その他のものが進入することが
防止される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるシートの折畳
み構造の実施の形態を図によって説明する。なお、以下
では、本発明に係るシートの折畳み構造を、自動車のリ
ヤシートに適用した例を示す。
【0028】図1に、リヤシート10の斜視図を示す。
同図に示すリヤシート10は、同図矢印A方向を前方と
すると、左右に2分割されており、それぞれ左のリヤシ
ート11、右のリヤシート12として独立に機能するよ
うに構成されている。これら左のリヤシート11と右の
リヤシート12とは、左右対称形状である点を除いて
は、ほぼ同じ構成であるので、以下では主に左のリヤシ
ート11について説明し、必要に応じて適宜、右のリヤ
シート12についても説明するものとする。なお、図1
では、左のリヤシート11と右のリヤシート12とが左
右に離れた状態で図示されているが、実際には、これら
リヤシート11と12は、間隔を空けずに左右に隣接す
るようにして配設されている。
【0029】図2は、左のリヤシート11全体の斜視図
である。
【0030】同図に示すように、リヤシート11は、ク
ッション20と、バックレスト30と、支持部材40
と、リンク機構50とを主要構成部材として構成されて
いる。
【0031】クッション20は、拡大分解斜視図である
図3に示すように、着座部21と、クッションパネル2
2と、フレーム23とを備えている。
【0032】着座部21は、例えば布状の表皮24を直
方体状に形成し、その内側にクッション材を充填したも
のである。着座部21は、その上面に搭乗者が着座する
ものであり、全体として適度な弾性を有するように構成
されている。
【0033】クッションパネル22は、金属板(例え
ば、鉄板)の4つの辺22a、22b、22c、22d
を少し上方に持ち上げるようにして形成された部材であ
り、上記の着座部21を下方から支持するものである。
【0034】フレーム23は、ほぼ正方形状に形成され
た枠状の部材であり、クッションパネル22の4辺、つ
まり辺22a、22b、22c、22dを下方から支持
する。フレーム23の右側後部には、上方に向けて支持
部23aが突設されている。この支持部23aは、次に
説明するバックレスト30を揺動自在に支持するもので
あり、Cで示す部分がバックレスト30の揺動中心とな
る。
【0035】バックレスト30は、拡大分解斜視図であ
る図4に示すように、背もたれ部31と、フレーム32
と、ハードボード33と、支持金具34とを主要構成部
材として備えている。
【0036】背もたれ部31は、上述のクッション20
の着座部21と同様、例えば布状の部材を直方体状に形
成し、その内側にクッション材を充填したものである。
背もたれ部31は、着座部21に着座状態に搭乗者が、
その背中をもたれかけるものであり、全体として適度な
弾性を有するものである。
【0037】フレーム32は、図4に示すように、枠状
に形成されていて、背もたれ部31の内側に収納され
て、背もたれ部31を支持している。ハードボード33
は、上述の背もたれ部31の後面に固定された板状の部
材である。
【0038】支持金具34は、背もたれ部31の左側部
を介してフレーム32に固定される上金具34aと、着
座部21の左側部を介して前述のフレーム23に固定さ
れる下金具34bとを有しており、これら上金具34a
と下金具34bとが揺動中心Cを中心に揺動自在に連結
されている。
【0039】この揺動中心Cは、前述のクッション20
のフレーム23に設けられている揺動中心Cと同軸であ
る。この揺動中心Cは、前述のクッション20の後端側
に位置する。すなわち、以上説明したバックレスト30
は、クッション20の後端側に設定された揺動中心Cを
中心として揺動自在、つまりリクライニング可能に支持
されている。
【0040】なお、図3に示すように、バックレスト3
0の上部には、着脱可能なピロー35が装着されてい
る。また、図4の左半部には、右のリヤシート12のバ
ックレスト30Rを図示してある。左のバックレスト3
0と異なる点は、バックレスト30Rの左端部から左に
向けて突設されたの揺動軸12aによってアームレスト
36を揺動可能に支持している点である。アームレスト
36は、これにより、前方に引き出されてほぼ水平に位
置し、搭乗者のひじ掛けとして供される。
【0041】支持部材40は、フロアFに前後方向に向
けて固定された、相互にほぼ平行な2本のレール状の取
付け部材41、42によって構成されている。左側の取
付け部材41は、その前端部に、フロアFに設けられた
凹部F1に向けて下方に湾曲された湾曲部41aを有
し、これにより、強度を向上させている。次に説明する
リンク機構50は、これら取付け部材41、42に固定
されている。
【0042】リンク機構50は、第1リンク51〜第6
リンク56を備えている。左側の取付け部材41の前部
には第1リンク51の基端部が、また後部には第2リン
クの基端部がそれぞれ揺動自在に連結されている。そし
て、これら第1、第2リンク51、52の先端部のそれ
ぞれに第3リンク53の前部及び後部が揺動自在に連結
されている。同様に、上述の右側の取付け部材42の前
部には第4リンク54の基端部が、また後部には第5リ
ンク55の基端部がそれぞれ揺動自在に連結されてい
る。そして、これら第4、第5リンク54、55の先端
部のそれぞれに第6リンク56の前部及び後部が揺動自
在に連結されている。
【0043】さらに、第1リンク51の基端部と第4リ
ンク54の基端部とは連結棒57によって、また第2リ
ンク52の基端部と第5リンク55の基端部とは連結棒
58によって連結されている。第3、第6リンク53、
56は、それぞれ前述のクッション20のフレーム23
に固定されている。上述の第1、第2リンク51、5
2、及び第4、第5リンク54、55は、それぞれの先
端部がそれぞれの基端部よりも前方に位置する倒伏位置
と、それぞれの先端部がぞれぞれの基端部の前側の斜め
上方に位置する起立位置との間を揺動するようになって
いる。これらリンク51、52、54、55の倒伏位置
と起立位置とに対応して、第3リンク53、第6リンク
56が下方位置と上方位置とに移動する。
【0044】そして、さらに、これら第3、第6リンク
53、56の下方位置と上方位置とに対応して、上述の
クッション20が下方の着座位置20A(図5の破線を
参照)と、上方のリクライニング対応位置20B(図5
の実線を参照)とをとるようになっている。このリクラ
イニング対応位置20Bは、上述のリンク51、52、
54、55の揺動範囲に基づき、着座位置20Aに対し
て、上方でかつ後方となる。
【0045】本実施の形態においては、左側の取付け部
材41と第1リンク51との間に付勢部材としてのうず
巻きばね59が介装されており、これにより、着座位置
にあるクッション20をリクライニング対応位置に向け
て付勢し、クッション20の昇降操作が容易に行えるよ
うになっている。
【0046】上述のリンク機構50には、ロック機構6
0が設けられている。ロック機構は、操作レバー61
と、ワイヤ62と、ロック部材63とを備えている。ク
ッション20は、その着座位置20Aとリクライニング
対応位置20Bにおいてロック部材63によってロック
されている。この状態で操作レバー61を引くと、ワイ
ヤを介してロック部材63によるリンク機構60のロッ
クが解除され、クッション20の昇降動作が可能とな
る。
【0047】図1及び図5の右端には、自動車の室内の
フロアFから右方に突出されたホイールエプロンF2を
図示している。このホイールエプロンF2は、図1に示
す右のリヤシート12のクッション20Rの右側のすぐ
後方に位置するものであり、また、同様のホイールエプ
ロンが左のリヤシート11のクッション20の左側のす
ぐ後方にも突出されている。本発明の目的の一つは、こ
のホイールエプロンF2に干渉することなく、バックレ
スト30、30Rを十分にリクライニングさせることに
ある。
【0048】次に、上述構成のシート折畳み構造の作用
について説明する。
【0049】図5は、リヤシート10及びフロントシー
ト70のフラット状態を側面から見た模式図である。
【0050】シートをフラット状態にするには、まず、
着座位置20Aにあるクッション20の操作レバー61
を引いてクッション20のロックを解除する。クッショ
ン20がうず巻きばね59によって押し上げられ、クッ
ション20は、リンク機構50により、上昇し、かつ後
方に移動してリクライニング対応位置20Bに配置され
る。これにより、クッション20の後端部に設定されて
いる、バックレスト30の揺動中心Cが位置C1から位
置C2に上昇する。この位置C2にある揺動中心Cを中
心にバックレスト30をホイールエプロンF2に当接す
るまで後方にリクライニングさせる。
【0051】この際、上述のように、揺動中心Cが下方
の位置C1から上方の位置C2に上昇されているので、
ホイールエプロンF2に当接するまでのバックレスト3
0のリクライニング可能量が増加されることになる。す
なわち、リヤシート10は、よりフラットに近い状態に
なる。
【0052】つづいて、フロントシート70のバックレ
スト72をリクライニングさせて、バックレスト72
を、リヤシート10のクッション20の前端部20a
と、フロントシート70のクッション71の後端部71
aとの間のいわゆる足元スペースSに収納する。この足
元スペースSは、リヤシート10のクッション20がリ
クライニング対応位置20Bに配置されたときに、上方
だけでなく後方にも移動されていることに基づき、前後
方向に拡張されている。このため、従来例で説明したよ
うにバックレスト72の高さを予め低く設定したり、バ
ックレスト72の上部やリヤシート10のクッション2
0の前部を屈曲可能に構成したりする必要がない。した
がって、屈曲可能に構成する従来に比較して、バックレ
スト72やクッション20の強度を高めることができる
とともに、足元スペースSが前後方向に拡張される分、
フラット状態におけるシートの前後方向の有効長さを長
くして、使用可能な面積を広くすることができる。
【0053】次に、図6乃至図14を参照しながら、上
記説明した本発明によるシート折畳み構造を適用したシ
ートにおける多彩なシートアレンジについて説明する。
【0054】図6は、左右のリヤシート11、12のク
ッション20、20Rを下方の着座位置に配置した状態
で、一般的な乗車に供されるときのシートの状態を示す
ものである。
【0055】図7は、リヤシート11、12のクッショ
ン20、20Rをリクライニング対応位置に配置し、リ
ヤシート11、12のバックレスト30、30R及びフ
ロントシート70のバックレスト72をリクライニング
させた状態(フラット状態)であり、ほぼ平らな上面を
広く使用することができる。
【0056】図8は、リヤシート11、12のクッショ
ン20、20Rを、上方でかつ後方のリクライニング対
応位置に配置して、リヤシート11、12のクッション
20、20Rの前端部とフロントシート70との間の足
元スペースを広げたようすを示す。リヤシート11、1
2に着座した大人がゆったりとした着座姿勢をとること
ができる。なお、上述の本発明の説明では、リヤシート
11、12のクッション20、20Rを上方かつ後方に
移動させることのできる段階、つまり、リクライニング
対応位置を1箇所に限った場合について説明したが、こ
れは1箇所に限らず複数箇所に、すなわち、リヤシート
11、12の上方かつ後方への移動を複数段設けること
も可能である。この場合には、適当な段数に設定するこ
とにより、足元スペース及びクッション20、20Rの
高さを搭乗者に合わせて適宜に設定することができる。
【0057】図9は、図8が、途中の段数に設定してい
たのに対し、最も上方で後方の段数を選択した場合を示
す。これにより、例えば、子供等の着座位置の低い乗員
のシートベルトの装着位置が良好になると共に窓から車
外を眺めたり、運転席前方に備えられたカーナビゲーシ
ョンを見たりすることが容易にできるようになる。
【0058】図10は、左側のフロントシート70及び
リヤシート11、12をフラット状態にして、スキー板
等の長尺物の積載を容易にすることができる。
【0059】図11は、左のリヤシート12のクッショ
ン20のみをリクライニング対応位置に上昇させた状態
を示す。この場合例えば左のリヤシート12に子供が着
座し、右のリヤシート12に大人が着座したときに、両
者の視線の高さが同じ位になり、会話が弾む。
【0060】図12は、リヤシート11、12のバック
レスト30、30Rを前倒しして、荷室を拡大した状態
を示す。この場合でも、本発明では、荷物に合わせて、
リヤシート11、12のクッション20、20Rの高さ
や前後方向に位置を適宜に調整することができるという
効果がある。
【0061】図13は、左側のリヤシート11のバック
レスト30を前倒しして、3人乗りの状態で荷室を拡大
することができる。この場合も、図12のものと同様の
効果がある。
【0062】図14は、左側のリヤシート11のみをフ
ラット状態にしたようすを示す。子供を左のリヤシート
11に着座させたときに、右のリヤシート12に着座し
た大人の手元付近に子供がいるようにすることができ
る。
【0063】以上、図6のものを除き、図7〜図14の
ものは、いずれもリヤシートが上方かつ後方に移動する
ことに基づいて奏することができる効果である。
【0064】また、図15に要部断面を示すように、上
記左右に分割されたそれぞれのリヤシートのクッション
11、12のクッション20、20Rの対向する側面
を、リクライニング対応位置おけるクッション20、2
0Rの下端位置が着座位置におけるクッション20、2
0Rのほぼ座面高さ位置まで垂下することによって、一
方のリヤシート、例えば11のみをリクライニング位置
に上昇した際に、着座位置に位置するクッション20R
との隙間がクッション20の側部によって覆われ、リク
ライニング対応位置に上昇したクッション20の下方に
搭乗者の手や、その他のものが進入することが防止する
ことができる。
【0065】具体的には、対向する側面の表皮24を下
方に垂下延設して、該垂下部24aの裏面にクッション
パネル22及びクッション材25に支持されるように樹
脂製板状の保持部材27を取り付けることによって構成
することができる。またこの垂下部24aは、クッショ
ン22の全周に亘って設けることも可能であり、本発明
は上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0066】
【発明の効果】以上説明した請求項1のシートの折畳み
構造によると、昇降機構によってクッションを着座位置
からリクライニング対応位置に移動させると、少なくと
もクッションの後端側が上方に配置され、これに伴っ
て、バックレストの揺動中心が上方に配置される。
【0067】したがって、例えば、バックレストをリク
ライニングさせようとしたときにバックレストがシート
のすぐ後方に突設されたホイールエプロンと干渉するた
めにリクライニング可能量が減少されてしまうような場
合、上記のようにクッションをリクライニング対応位置
に配置したときにバックレストの揺動中心が上方に配置
されるので、その分、バックレストがホイールエプロン
に干渉するまでのリクライニング可能量を増加させるこ
とができる。すなわち、バックレストをリクライニング
させてフラット状態にしたときに、バックレストをより
フラットに近い状態にすることができる。
【0068】さらに、バックレスト全体のリクライニン
グ可能量が増加するので、バックレストの両端部に出っ
張り部との干渉によりリクライニング量が不足する分割
部を設ける必要がなくなるので、その分、フラット状態
時の有効面積を増大させることができる。
【0069】請求項2のシート折畳み構造によると、昇
降機構によってクッションをリクライニング対応位置に
配置した場合、クッション全体が上方でかつ後方に配置
されるので、前述の請求項1の発明と同様、バックレス
トのリクライニング可能量を増加させることができ、フ
ラット状態にしたときのバックレストをよりフラットに
近い状態にすることができるのに加え、さらに、クッシ
ョンの前端部の前方のスペース、いわゆる足元スペース
を前後方向に広げることができる。
【0070】請求項3のシート折畳み構造によると、付
勢手段が、下方の着座位置にあるクッションを上方のリ
クライニング対応位置に向けて付勢している、すなわ
ち、クッション及びバックレストの自重が作用する方向
と逆方向に付勢しているので、クッションを着座位置か
らリクライニング対応位置に移動させるのに必要な力を
小さくすることができ、リヤシートの操作性を向上させ
ることができる。
【0071】請求項4のシート折畳み構造によると、左
右に少なくとも2分割されたシートのそれぞれについ
て、上述の請求項1〜3で説明した事項が可能となる。
すなわち、分割されたシートについて個別に独立で、フ
ラット状態時のバックレストをよりフラットに近い状態
にすることができ、また、リクライニング対応位置に配
置したときのクッションの前端の前方のスペース、いわ
ゆる足元スペースを前後方向に広げることができ、さら
に、クッションを着座位置からリクライニング対応位置
に移動させるのに必要な力を小さくすることができる。
これにより、前述のような多彩なシートアレンジを実現
することが可能となる。
【0072】請求項5のシート折畳み構造によると、リ
ヤシートのクッションを上方でかつ後方のリクライニン
グ対応位置に配置することにより、リヤシートのクッシ
ョンの前端部とフロントシートのクッションの後端部と
の間のいわゆる足元スペースを前後方向に広げることが
できるので、リクライニング時にこの足元スペースに収
納されることになるフロントシートのバックレストの高
さを高く設定することができる。これにより、シートの
フラット状態時の前後方向の有効長さを増大させること
ができるとともに、フロントシートのバックレストの上
部や、リヤシートのクッションの前端部を折り曲げ可能
な構成にする必要がないので、これらの構成を簡略化す
ることができ、かつ強度を高めることができる。更に一
方のシートのみをリクライニング位置に上昇した際に、
隣接する着座位置のクッションとの隙間がクッションの
側部によって覆われ、リクライニング対応位置に上昇し
たクッションの下方に搭乗者の手や、その他のものが進
入することが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシートの折り畳み構造の実施の形
態を説明する左右に2分割されたリヤシートを示す斜視
図である。
【図2】リヤシート全体を示す斜視図である。
【図3】リヤシートのクッション及びリンク機構の分解
斜視図である。
【図4】リヤシートのバックレストの分解斜視図であ
る。
【図5】フラット状態のシートを側面から見た模式図で
ある。
【図6】搭乗者が着座して乗車する際の一般的なシート
の状態を示す斜視図である。
【図7】左右のリヤシートのクッションをリクライニン
グ対応位置に配置し、フロント及びリヤのバックレスト
をリクライニングさせた状態を示す斜視図である。
【図8】左右のリヤシートのクッションを途中の段数の
リクライニング対応位置に配置した状態を示す斜視図で
ある。
【図9】左右のクッションのクッションをリヤシートを
最も上方のリクライニング対応位置に配置した状態を示
す斜視図である。
【図10】左側のシートをフラット状態にしたようすを
示す斜視図である。
【図11】左側のリヤシートのクッションのみをリクラ
イニング対応位置に配置した状態を示す斜視図である。
【図12】左右のリヤシートのクッションをリクライニ
ング対応位置に配置し、かつ左右のリヤシートのバック
レストを前倒しにした状態を示す斜視図である。
【図13】左のリヤシートのクッションをリクライニン
グ対応位置に配置し、かつ左のリヤシートのバックレス
トを前倒しにした状態を示す斜視図である。
【図14】左のリヤシートのクッションをリクライニン
グ対応位置に配置し、かつ左のリヤシートのバックレス
トをリクライニングさせた状態を示す斜視図である。
【図15】リヤシートの側部を示す断面図である。
【図16】従来例1を説明するための模式図である。
【図17】従来例2を説明するための模式図である。
【図18】従来例3を説明するための模式図である。
【図19】従来例4を説明するための模式図である。
【図20】従来例5を説明するための模式図である。
【符号の説明】
10 シート(リヤシート) 11 左のリヤシート 12 右のリヤシート 20 クッション(左のリヤシートのクッション) 20A 着座位置 20B リクライニング対応位置 20R クッション(右のリヤシートのクッション) 30 バックレスト(左のバックレスト) 30R バックレスト(右のバックレスト) 40 支持部材 41a 湾曲部 50 リンク機構(昇降機構) 59 付勢部材(つる巻ばね) 60 ロック機構 F フロア F2 ホイールエプロン S 足元スペース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のフロア上に配設されたクッショ
    ンと、該クッションの後端側に揺動中心を有し該クッシ
    ョンによってリクライニング可能に支持されたバックレ
    ストとを備えたシートにおけるシート折畳み構造におい
    て、 上記フロアと上記クッションとの間に、上記クッション
    を全体が下方に配置された状態の着座位置と、少なくと
    も上記後端側が上方に配置された状態のリクライニング
    対応位置とに移動させる昇降機構を備え、 上記クッションを上記着座位置に配置した状態で上記バ
    ックレストをリクライニングさせたときのリクライニン
    グ可能量よりも、上記クッションを上記リクライニング
    対応位置に配置した状態で上記バックレストをリクライ
    ニングさせたときのリクライニング可能量が増加するよ
    うに、上記昇降機構による上記クッションの上記リクラ
    イニング対応位置が設定されていることを特徴とするシ
    ート折畳み構造。
  2. 【請求項2】 自動車のフロア上に配設されたクッショ
    ンと、該クッションの後端側に揺動中心を有し該クッシ
    ョンによってリクライニング可能に支持されたバックレ
    ストとを備えたシートにおけるシート折畳み構造におい
    て、 上記フロアと上記クッションとの間に、上記クッション
    を全体が下方に配置された状態の着座位置と、全体が上
    方でかつ後方に配置された状態のリクライニング対応位
    置とに移動させる昇降機構を備え、 上記クッションを上記着座位置に配置した状態で上記バ
    ックレストをリクライニングさせたときのリクライニン
    グ可能量よりも、上記クッションを上記リクライニング
    対応位置に配置した状態で上記バックレストをリクライ
    ニングさせたときのリクライニング可能量が増加するよ
    うに、上記昇降機構による上記クッションの上記リクラ
    イニング対応位置が設定されていることを特徴とするシ
    ート折畳み構造。
  3. 【請求項3】 上記着座位置にある上記クッションを、
    上記リクライニング対応位置に向けて付勢する付勢手段
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のシ
    ート折畳み構造。
  4. 【請求項4】 上記シートが、左右に少なくとも2分割
    されており、それぞれ独立に上記昇降機構を備えている
    ことを特徴とする請求項1〜3に記載のシート折畳み構
    造。
  5. 【請求項5】 上記シートがリヤシートであり、該リヤ
    シートの前方にクッションとリクライニング可能なバッ
    クレストとを有するフロントシートを備え、上記リヤシ
    ートのクッションを上記リクライニング対応位置に配置
    し、かつ上記フロントシートのバックレストを傾斜させ
    てリクライニング位置に配置したときに、上記リヤシー
    トのクッションの前端部と上記フロントシートのクッシ
    ョンの後端部との間に上記フロントシートのバックレス
    トが収納されるように、上記昇降機構による上記リヤシ
    ートのクッションの上記リクライニング対応位置が設定
    されていることを特徴とする請求項2〜4に記載のシー
    ト折畳み構造。
  6. 【請求項6】 上記左右に分割されたそれぞれのシート
    のクッションの少なくとも互いに隣接する側面の下端
    が、リクライニング対応位置において着座位置における
    クッションのほぼ座面高さ位置であることを特徴とする
    請求項4に記載のシート折り畳み構造。
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KR101151245B1 (ko) 2010-04-27 2012-06-14 박세헌 자동차 시트
CN102582483A (zh) * 2012-03-26 2012-07-18 唐心强 轿车内部驾乘空间以外的区域中的座椅与床的转换系统

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