JP5298580B2 - 車両用シート - Google Patents
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第1の発明は、着座者の通過可能な通路に隣接して設けられる車両用シートにおいて、着座可能とされた前記車両用シートの側部にはアームレストが常設された状態として備えられており、該アームレストは着座者が着座するシートクッションの骨格をなすフレーム部材に固定されて立設された支柱の上部に肘掛基部を設けることにより構成されており、前記常設されたアームレストの外側位置には該アームレストと並列してテーブルが配設されており、該テーブルは物を載置することのできる天板が支持構造を介して前記支柱に支持される構成であり、前記テーブルの支柱への支持構造は、前記天板を支持するアームを有して、前記天板の一端が前記アームを介して前記支柱に回動自在に連結されるとともに、前記テーブルが、該回動により天板が前記通路側に張り出して水平に保持される使用状態位置と、天板が前記支柱に沿った直立状態の収納位置とに配置切り替え可能な構成とされており、前記アームが、前記天板の他端側に対面配置する支軸を有するとともに、前記支軸が、前記天板の回動に伴って回動可能であり、前記支柱が、シールド部材にて覆い隠されるとともに、前記シールド部材に、前記支軸を嵌合可能な嵌合爪が設けられ、前記テーブルを収納位置に切り替える際に、前記嵌合爪に前記支軸を嵌合して、前記天板を前記支柱に沿った直立状態で保持する構成としたことを特徴とする車両用シートである。
上記第2の発明によれば、少ない部品点数でありながらカップホルダ機能をも兼ね備えることができる。
上記第3の発明によれば、テーブルの配置に関わらず着座者がカップホルダを使用することができる。
本実施形態に係る車両用シート(以下、単にシートと称する。)20は、図1に示される3列のシートを備える自動車10に装備されている。この自動車10では前から1列目には運転席12と助手席13とが備えられている。2列目には通路16を挟んで離間して配置された2つの独立したシート18,20が備えられている。3列目に備えられたシート14は座面が連続する一続きの所謂ベンチシートで構成されている。この自動車10は、2列目に配置されたシート18,20の間の通路16を通って3列目のシート14へ移動可能にシートが配置されている所謂ウォークスルータイプの自動車である。2列目の右側に配置されているシート20に本発明が適用されている。
このテーブル50は、使用状態位置に配置されて天板52が水平に保持されるとき、図1に二点鎖線で示されるように、天板52が通路16に張り出してシート20と左側のシート18との間の空間(通路16)を遮るように配置される。そのため、テーブル50は、当該テーブル50を備えたシート20の着座者と左側のシート18の着座者とが共同で使用することが可能となっている。
支持リンク70は、天板52の裏面52b側においてアーム62の他端と支柱32とを連結している。支持リンク70は、2本のリンク72,80が支軸76を介して屈伸可能に連結されたものである。以下、説明の便宜上、支柱32と連結されているリンク72を第1リンクと称し、アーム62と連結されているリンク80を第2リンクと称する。
第1リンク72は、支軸64を介して支柱32とアーム62の一端とが連結されている高さ位置よりも下方位置において支軸74を介して支柱32に回動自在に連結されている。この第1リンク72はバネ部材78により図5でみて時計回りに付勢されている。
第2リンク80は、先端が支軸82を介してアーム62の他端に回動自在に連結されている。この支軸82は、第2リンク80に接合されており第2リンク80に対して相対回転しないようになっている。そして、図4に示されるように、この支軸82は後ろ側の支柱34に設けられた支持構造60に掛け渡されており、支柱34に係る第2リンク80の先端とアーム62の他端とをも連結している。この支軸82の後端部にはL字状に屈曲した操作レバー84(図5参照)が延設されている。
テーブル50を使用するときは、アーム62を介して支柱32に回動自在に連結された天板52の一端52cとは反対側の他端52dを持ち上げ、天板52とアーム62とを一体で回動させる。それに従動して支持リンク70が伸ばされながらアーム62が略水平に張り出されるとバネ部材78の付勢力により支持リンク70が突っ張り状態となる。それにより、天板52が水平状態で維持される(使用状態位置、図5参照)。
テーブル50を使用しないときは、操作レバー84を図5でみて時計回りに回転させる。それにより、第2リンク80は支軸82とともに図5でみて時計回りに回動させられる。上記使用状態位置をとるとき、第2リンク80はバネ部材78の付勢力により支軸82を支点として図5でみて反時計回りに付勢されている。そのため操作レバー84を図5でみて時計回りに回転させることによりバネ部材78の付勢力に抗して第2リンク80が回動させられることとなる。第2リンク80が回動すると、それに従動して第1リンク72が支軸74を支点として図5でみて反時計回りに回動させられ、支持リンク70は屈曲する。支持リンク70の屈曲にともないアーム62と天板52は支軸64を支点として回動し、天板52の他端52dが下方へ移動する。それにより、天板52は自重で支軸64に垂れ下がった格好となり、支持リンク70は天板52アウタシールド38との間に折り込まれる。図4に示されるように、アウタシールド38には天板52の厚みの一部を収納することのできる窪みとしての収納凹部38aが形成されているとともに、該収納凹部38aには支持構造60の支軸82が嵌合可能な嵌合爪38bが設けられている。自重で垂れ下がった天板52をアウタシールド38に押圧することにより支軸82が嵌合爪38bに嵌め合わされる(図6参照)。それにより、天板52は天板52の厚み方向の一部がアウタシールドの窪みに収納された状態で支柱32,34に沿った直立状態を維持することができる(収納位置)。このテーブル50は、支軸82が嵌合爪38bに嵌め合わされる際に節度感が得られるため確実に収納位置に配置される。
シート20は、左アームレスト30とテーブル50とで支柱32,34を共有することにより、常設された左アームレスト30とコンパクトに収納可能なテーブル50とをより少ない部品点数で構成することが可能である。
テーブル50は、天板52に窪みを設けることによりカップホルダ部56が付設されているため、部品点数を増やすことなくシート20にカップホルダ機能を付与することができる。
テーブル50には必ずしもカップホルダ部56を設ける必要はなく、例えば、天板52の表面52aの全体を平らに形成してもよい。
また、本発明のシートは必ずしもカップホルダ90を設ける必要はないが、上記実施形態1のように、テーブル50の配置に関わらず常時使用可能なカップホルダ90を設けるのが好ましい。
本発明のシートは、テーブル50が使用状態位置と収納位置とに配置切り替え可能であるため、例えばウォークスルータイプの自動車内の独立シートとして好ましく使用することができ、左右方向にスライド可能な独立シートに対して適用することも可能である。したがって、シートの左右方向にスペースが確保可能な場合には、テーブルをシートの左右両側に設置することも可能である。
22 シートクッション
23 フレーム部材
30 左アームレスト
32,34 支柱
40 肘掛基部
42 肘掛部
44 パッド部材
50 テーブル
52 天板
52c (天板の)一端
56 カップホルダ部
60 支持構造
62 アーム
64 支軸
70 支持リンク
72 第1リンク
74 支軸
76 支軸
78 バネ部材
80 第2リンク
82 支軸
84 操作レバー
90 カップホルダ
Claims (3)
- 着座者の通過可能な通路に隣接して設けられる車両用シートにおいて、
着座可能とされた前記車両用シートの側部にはアームレストが常設された状態として備えられており、
該アームレストは着座者が着座するシートクッションの骨格をなすフレーム部材に固定されて立設された支柱の上部に肘掛基部を設けることにより構成されており、
前記常設されたアームレストの外側位置には該アームレストと並列してテーブルが配設されており、該テーブルは物を載置することのできる天板が支持構造を介して前記支柱に支持される構成であり、
前記テーブルの支柱への支持構造は、前記天板を支持するアームを有して、前記天板の一端が前記アームを介して前記支柱に回動自在に連結されるとともに、前記テーブルが、該回動により天板が前記通路側に張り出して水平に保持される使用状態位置と、天板が前記支柱に沿った直立状態の収納位置とに配置切り替え可能な構成とされており、
前記アームが、前記天板の他端側に対面配置する支軸を有するとともに、前記支軸が、前記天板の回動に伴って回動可能であり、
前記支柱が、シールド部材にて覆い隠されるとともに、前記シールド部材に、前記支軸を嵌合可能な嵌合爪が設けられ、
前記テーブルを収納位置に切り替える際に、前記嵌合爪に前記支軸を嵌合して、前記天板を前記支柱に沿った直立状態で保持する構成としたことを特徴とする車両用シート。 - 請求項1に記載の車両用シートであって、
前記テーブルの天板にはカップホルダ部が付設されていることを特徴とする車両用シート。 - 請求項1または請求項2に記載の車両用シートであって、
前記常設されたアームレストの長手方向前方位置にはカップホルダが設けられていることを特徴とする車両用シート。
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