JP5681587B2 - 車両のシート間テーブル - Google Patents
車両のシート間テーブル Download PDFInfo
- Publication number
- JP5681587B2 JP5681587B2 JP2011175886A JP2011175886A JP5681587B2 JP 5681587 B2 JP5681587 B2 JP 5681587B2 JP 2011175886 A JP2011175886 A JP 2011175886A JP 2011175886 A JP2011175886 A JP 2011175886A JP 5681587 B2 JP5681587 B2 JP 5681587B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- divided body
- fastener
- table divided
- inter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
この種の車両において、乗員の利便性を高めるために、必要に応じて隣接するシート間にテーブルを設置できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この対策として、シート間に架け渡す専用のテーブル本体を予め用意することも考えられるが、左側シートと右側シートの離間幅が大きい場合には、当然にテーブル本体の幅も大きくなる。そして、テーブル本体を使用しないときに、例えば、テーブル本体を一方のシートの側部に立てて収納するようにした場合には、テーブル本体がシート座面より上方に突出し、乗員のスペースを圧迫してしまうとともに、収納時の見栄えも低下しまう。
請求項1に係る発明は、車室内に左右に離間して設置される左側シート(例えば、実施形態の左側シート2A)と右側シート(例えば、実施形態の右側シート2B)の間に架け渡される車両のシート間テーブル(例えば、実施形態のシート間テーブル1)であって、左側端部が前記左側シートの右側に上下方向に回動可能に連結される左側テーブル分割体(例えば、実施形態の左側テーブル分割体6A)と、右側端部が前記右側シートの左側に上下方向に回動可能に連結される右側テーブル分割体(例えば、実施形態の右側テーブル分割体6B)と、前記左側テーブル分割体の右側端部と前記右側テーブル分割体の左側端部を脱着可能に接続する第1の留め具(例えば、実施形態の線ファスナ7,スナップファスナ8)と、を備え、前記左側テーブル分割体と前記右側テーブル分割体がそれぞれ隣接するシートのクッションフレーム(例えば、実施形態のクッションフレーム14)の下面に、第2の留め具である線ファスナ(例えば、実施形態の線ファスナ9)によって脱着可能に結合されることを特徴とする。
これにより、左側シートと右側シートの間でテーブルとして使用する場合には、左側テーブル分割体の右側端部と右側テーブル分割体の左側端部とを略水平に持ち上げ、両者を第1の留め具によって相互に接続する。この結果、左側テーブル分割体と右側テーブル分割体は略水平姿勢に保持される。この状態から第1の留め具を外すと、左側テーブル分割体と右側テーブル分割体が左側シートと右側シートの各側面を支点として下方に回動し、各シートの側面に沿うようになる。
また、第2の留め具である線ファスナを外すことにより、右側テーブル分割体と左側テーブル分割体を各シートから完全に取り外すことが可能になる。
図1は、この実施形態に係るシート間テーブル1を採用する車両の室内を示す図であり、同図において、2A,2Bは、車室内の2列目、若しくは3列目に配置される左側シートと右側シート、3は、車室内のフロアである。図1は、シート間テーブル1の使用時における状態を示している。
シート間テーブル1は、これらの図にも示すように、左側端部が左側シート2Aの右側端部に取り付けられる左側テーブル分割体6Aと、右側端部が右側シート2Bの左側端部に取り付けられる右側テーブル分割体6Bと、を備えている。左側テーブル分割体6Aと右側テーブル分割体6Bは、車体前後方向に長い略長方形状に形成されており、長辺方向の長さはシーククッション前後長とほぼ同長さに形成され、短辺方向の長さ(幅)は両シート2A,2Bの離間幅のほぼ半分の長さに形成されている。
線ファスナ7は、複数の噛合金具が帯状の布に取り付けられた一対のファスナ片7a,7bから成り、これらのファスナ片7a,7bが各テーブル分割体6A,6Bの布部材10の端縁に接合されている。ただし、各ファスナ片7a,7bの長さは、テーブル分割体6A,6Bの布部材10の前後長よりも長く形成されており、各ファスナ片7a,7bには、布部材10から前後にはみ出す延出部12f,12rが設けられている。
右側テーブル分割体6Bの右側端部は、左側テーブル分割体6Aと同様に、右側シート2Bの左側端部のクッションフレーム(図示せず)の下面に線ファスナ9によって結合されている。線ファスナ9の一方のファスナ片9aは右側シート2Bに結合され、他方のファスナ片9bは右側テーブル分割体6Bの布部材10と樹脂シート11と補強布13bとに跨って結合されている。
なお、この実施形態においては、線ファスナ9が第2の留め具を構成している。
左側テーブル分割体6Aと右側テーブル分割体6Bの各布部材10の後部側領域には略楕円状の開口25が形成されるとともに、図5に示すように、後部側領域の下面側にポケットティシュ17を収納載置するための袋形状部18が設けられている。
さらに、左側テーブル分割体6Aと右側テーブル分割体6Bの各後端側の補強布13a,13bには、傘を保持するための拘束紐21が取り付けられている。拘束紐21には、補強布13a,13bに隣接する環状部分を絞るための係止具26が取り付けられている。
図6は、延出部12fの面ファスナ22が左側テーブル分割体6Aの面ファスナ23に係合されるときの様子を示す図である。同図に示すように、線ファスナ7の前方側の延出部12fは、左側テーブル分割体6Aの下面方向に折り曲げられ、その状態において面ファスナ22,23によって左側テーブル分割体6Aの下面に係止されるようになっている。
なお、図2中の24は、左側テーブル分割体6Aと右側テーブル分割体6Bの各下面に取り付けられた別の面ファスナである。これら面ファスナ24は、左側テーブル分割体6Aと右側テーブル分割体6Bを分離して、それぞれ下方に倒したときに、左右の各シート2A,2Bの内側側面に設けられた図示しない面ファスナと係合されるようになっている。
特に、このシート間テーブル1は、左側テーブル分割体6Aと右側テーブル分割体6Bの幅が左右のシート2A,2B間の幅の約半分の幅となるため、各テーブル分割体6A,6Bが収納時に高さ方向にかさばるのを抑えることができる。
2A…左側シート
2B…右側シート
6A…左側テーブル分割体
6B…右側テーブル分割体
7…線ファスナ(第1の留め具)
8…スナップファスナ(第1の留め具)
9…線ファスナ(第2の留め具)
14…クッションフレーム
22,23,24…面ファスナ
Claims (4)
- 車室内に左右に離間して設置される左側シートと右側シートの間に架け渡される車両のシート間テーブルであって、
左側端部が前記左側シートの右側に上下方向に回動可能に連結される左側テーブル分割体と、
右側端部が前記右側シートの左側に上下方向に回動可能に連結される右側テーブル分割体と、
前記左側テーブル分割体の右側端部と前記右側テーブル分割体の左側端部を脱着可能に接続する第1の留め具と、を備え、
前記左側テーブル分割体と前記右側テーブル分割体がそれぞれ隣接するシートのクッションフレームの下面に、第2の留め具である線ファスナによって脱着可能に結合されることを特徴とする車両のシート間テーブル。 - 前記第1の留め具の少なくとも一部は線ファスナによって構成され、
前記第1の留め具を構成する線ファスナは、係合開始位置に、前記左側テーブル分割体と前記右側テーブル分割体の端部からはみ出す延出部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両のシート間テーブル。 - 前記延出部には面ファスナが設けられ、
前記左側テーブル分割体と前記右側テーブル分割体の一方には、前記延出部が折り曲げられた状態で前記延出部の面ファスナと係合される面ファスナが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の車両のシート間テーブル。 - 前記左側テーブル分割体と前記右側テーブル分割体の各下面に面ファスナが設けられ、
前記左側シートと前記右側シートには、前記左側テーブル分割体と前記右側テーブル分割体をそれぞれ下方に折り曲げたときに、前記左側テーブル分割体と前記右側テーブル分割体の前記面ファスナと係合される面ファスナが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両のシート間テーブル。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011175886A JP5681587B2 (ja) | 2011-08-11 | 2011-08-11 | 車両のシート間テーブル |
CN201210282160.0A CN102951054B (zh) | 2011-08-11 | 2012-08-06 | 车辆的座椅间桌台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011175886A JP5681587B2 (ja) | 2011-08-11 | 2011-08-11 | 車両のシート間テーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013039839A JP2013039839A (ja) | 2013-02-28 |
JP5681587B2 true JP5681587B2 (ja) | 2015-03-11 |
Family
ID=47760632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011175886A Expired - Fee Related JP5681587B2 (ja) | 2011-08-11 | 2011-08-11 | 車両のシート間テーブル |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5681587B2 (ja) |
CN (1) | CN102951054B (ja) |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6061938U (ja) * | 1983-10-04 | 1985-04-30 | トヨタ自動車株式会社 | 座席背もたれ収納式テ−ブル装置 |
JPS626037U (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-14 | ||
JPH0234322U (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-05 | ||
JP3049420U (ja) * | 1997-12-01 | 1998-06-09 | 大垣産業株式会社 | 自動車用補助ボード |
JP2001270365A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-02 | Johnson Controls Automotive Systems Corp | 乗り物用シートのアームレスト構造 |
JP2001270366A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-02 | Johnson Controls Automotive Systems Corp | 乗り物用シートのアームレスト構造 |
JP4890695B2 (ja) * | 2001-08-31 | 2012-03-07 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用テーブル |
DE602004002622T2 (de) * | 2003-07-02 | 2007-08-16 | Mazda Motor Corp. | Struktur mit einer Kiste und einem mittleren Sitz für Fahrzeug. |
JP2006271892A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Toyota Motor Corp | 乗り物用シートのアームレスト構造 |
JP5175572B2 (ja) * | 2008-02-08 | 2013-04-03 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用シートのテーブル |
JP5298580B2 (ja) * | 2008-03-12 | 2013-09-25 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用シート |
CN101879876B (zh) * | 2010-07-20 | 2012-07-04 | 浙江吉利汽车研究院有限公司 | 一种汽车后排座椅的折叠桌 |
-
2011
- 2011-08-11 JP JP2011175886A patent/JP5681587B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2012
- 2012-08-06 CN CN201210282160.0A patent/CN102951054B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013039839A (ja) | 2013-02-28 |
CN102951054B (zh) | 2015-02-11 |
CN102951054A (zh) | 2013-03-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10414299B2 (en) | Vehicle seat | |
JP2014083954A (ja) | 車両用シート | |
JP2014240215A (ja) | 車両用荷室構造 | |
WO2021117856A1 (ja) | 乗物用シート及び製造方法 | |
JP5681587B2 (ja) | 車両のシート間テーブル | |
JP5880309B2 (ja) | 車両用シート | |
JP2012071751A (ja) | シートバックフレーム | |
JP5662093B2 (ja) | シートバックフレーム | |
JP5092515B2 (ja) | 車両の補助座席装置 | |
JP2022147823A (ja) | 乗物用シート及び乗物用シートの製造方法 | |
JP2019182369A (ja) | 乗物用シート | |
JP2013252770A (ja) | 車両用シート | |
JP6491246B2 (ja) | シートフレーム | |
JP5832346B2 (ja) | 自動車のフロア構造 | |
CN110177709B (zh) | 设置有刚性板的机动车辆后部座椅靠背 | |
JP6347244B2 (ja) | 車両のシート構造 | |
JP7397300B2 (ja) | 乗物用シート及び製造方法 | |
JP5088877B2 (ja) | 車両における荷物掛吊装置 | |
JP4399867B2 (ja) | 自動車用収納具 | |
JP2985749B2 (ja) | 組立式車両用ベッドの構造 | |
JP7439795B2 (ja) | 車両の背もたれ構造 | |
JP7172835B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP5681950B2 (ja) | 車両用シートのストラップ | |
JP6962122B2 (ja) | 乗物用シートバック | |
JP2022147822A (ja) | 乗物用シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140925 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140930 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150109 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5681587 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |