JP5109543B2 - 乗物用シート - Google Patents

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本発明は、自動車などの乗物用シートに関する。とりわけウォークイン用レバーを操作することでシートバックがシートクッションに対して所定の前傾状態でストップし、かつシートが乗物床面に対して前後にスライド可能になる乗物用シートに関する。
従来、様々な態様に変化する乗物用シートが知られている。例えば特許文献1に記載の乗物用シートは、シートバックがシートクッションに対して後傾された通常使用態様と、シートバックがシートクッションの上に倒れた折畳み態様と、シートバックがシートクッションに対して所定の前傾状態でストップするウォークイン態様とに変化する構成になっている。シートクッションは、乗物床面に設けられたレールによって前後にスライド可能になっており、スライドをスライドロック機構によって解除可能にロックする。シートバックとシートクッションの連結部近傍には、シートバックの傾斜角度を調整するリクライニング装置と、シートバックの傾動とともに回動する回動部材と、ウォークイン態様の際に回動部材によって押されて傾動するレバーを有している。このレバーが傾動すると、レバーによってケーブルが引っ張られ、ケーブルを介してスライドロック機構をロック解除する。したがってウォークイン態様の際に、シートがスライド可能になり、後列のシートに乗員が乗り降りし易くなる。
特許第3723797号公報
しかし従来のシートは、リクライニング装置の近傍に部品が集中するために、リクライニング装置の近傍を大きくする必要があった。例えばリクライニング装置の近傍を隠すためのシールドが大きくなり、折畳み態様の際にシールドが出っ張って荷物収納時に邪魔になるという問題があった。そこで本発明は、リクライニング装置の近傍に部品が集中しない乗物用シートを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える乗物用シートであることを特徴とする。すなわち請求項1と3に記載の発明によると、乗物用シートは、シートバックに傾動可能に設けられるリンク部材と、シートバックを前傾させた際におけるリンク部材の移動軌跡をウォークイン用レバーの操作によって第一軌跡から第二軌跡に変える軌跡変更機構と、第一軌跡を移動するリンク部材から力を受けないが第二軌跡を移動するリンク部材から力を受けてケーブルを引っ張ることでスライドロック機構をロック解除させるロック解除機構とを有している。
したがってウォークイン用レバーを操作することで、シートが乗物床面に対してスライド可能になる。またリンク部材は、リクライニング装置の近傍に設ける必要がない構成になっており、軌跡変更機構とロック解除機構もリクライニング装置の近傍に設ける必要がない構成になっている。そのためリクライニング装置の近傍に部品が集中することを避けることができる。その結果、リクライニング装置の近傍を隠すシールド等が大きくなることを防ぐことができ、荷物収納時にシールド等が邪魔になるなどの問題が少なくなる。
請求項に記載の発明によると、乗物用シートは、レールによってスライドするベースフレームと、ベースフレームの前側部とシートクッションの前側部とを傾動可能に連結するフロントレッグとを有している。そしてベースフレームの後部にシートバックが傾動可能に取付けられ、シートバックとシートクッションの後側部がリンク部材によって傾動可能に連結される。軌跡変更機構は、リンク部材とシートクッションとを傾動不能にロックしかつウォークイン用レバーが操作されることでロックを解除する傾動ロック部材を有している。
したがってシートは、ベースフレーム、フロントレッグ、シートクッション、リンク部材およびシートバックから構成される五節リンクを有している。そして軌跡変更機構は、リンク部材とシートクッションを傾動不能にロックすることで、五節リンクを四節リンクに変える。したがって軌跡変更機構によってリンク部材の移動軌跡が変わる。そしてシートは、四節リンク状態においてシートバックをシートクッションの上に倒すことで、フロントレッグが倒れ、折畳み態様において乗物床面側に沈み込む。
請求項2と3に記載の発明によると、リンク部材は、ストッパ機構の一部材であって、ウォークイン用レバーを操作することで第二軌跡を移動して、シートバックの前傾をシートクッションに対して所定の前傾状態でストップさせる。したがって部材の共通化によって乗物シートの部品点数を減らすことができる構成になっている。

本発明の実施の形態を図1〜8にしたがって説明する。シート1は、車両などの乗物に用いられるシートであって、特に三列のシートを備える自動車の二列目シートに用いられる。シート1は、図1に示すようにシートクッション2とシートバック3を有しており、図1に示す通常使用態様と、図2に示すウォークイン態様と、図3に示す折畳み態様(チルトダウン態様)とに切替えられる。
シート1は、図1、4に示すように一対のレール7と、一対のベースフレーム5と、シートクッション2と、シートバック3を有している。レール7は、乗物床面34に固定されるロアレール7aと、ロアレール7aに対して前後にスライドするアッパーレール7bを有している。アッパーレール7bは、ベースフレーム5の下端部に設けられている。そしてベースフレーム5とロアレール7aの間には、これらを解除可能にロックするスライドロック機構10が設けられている。スライドロック機構10は、ベースフレーム5の前端部に傾動可能に設けられた解除レバー17の操作によってロック解除される。またケーブル15を引っ張ることによってもロック解除される。
図1,4に示すようにベースフレーム5の前側部5bには、フロントレッグ6の一端部が回動可能に連結されている。フロントレッグ6の他端部は、シートクッション2のフレーム2aの前側部2bに回動可能に連結されている。したがってシートクッション2の前側部は、フロントレッグ6によってベースフレーム5に対して傾動可能に連結されている。フロントレッグ6の下端部とベースフレーム5の間には、フロントレッグ6を立設する方向に付勢するばね14が取付けられている。
左右のベースフレーム5の後端上部には、図1,4に示すようにリクライニング装置13を介してシートバック3が傾動可能に取付けられている。一方のベースフレーム5には、リクライニング操作レバー9が傾動可能に取付けられており、リクライニング操作レバー9を傾動させることで、左右のリクライニング装置13が連動してロック解除状態になる。これによりシートバック3がシートクッション2に対して角度調整可能になる。左右のベースフレーム5の後側部間には、補強ロッド5aが設けられている。補強ロッド5aは、車両の側方衝突時に想定される衝撃に耐えて衝突からシート1を保護する。
シートクッション2とシートバック3は、図1,4に示すように矩形枠状のフレーム2a,3aを有している。フレーム2a,3aは、左右一対のリンク部材4によって回動可能に連結されている。リンク部材4の上部は、フレーム3aの下部に形成されたピン部3bに回動可能に連結されている。リンク部材4の下部は、フレーム2aの後部に形成されたピン部2cに回動可能に連結されている。したがってシートクッション2、リンク部材4、シートバック3、ベースフレーム5、フロントレッグ6によって五節リンクが構成される。
リンク部材4とシートクッション2のフレーム2aの間には、図6,7に示すようにリンク部材4とフレーム2aとを傾動不能にロックする傾動ロック部材16が設けられている。傾動ロック部材16は、略三角形状であって一つの角部には、リンク部材4に回動可能に連結される軸部16cが形成されている。他の角部には、ケーブル12が連結される連結部16bが形成されている。もう一つの角部には、ロックピン2dに掛止する鉤部16aが形成されている。傾動ロック部材16とリンク部材4の間には、鉤部16aをロックピン2dに向けて付勢するスプリング16dが設けられている。
図6,7に示すようにリンク部材4は、円弧状の長穴4cを有している。長穴4cには、シートクッション2のフレーム2aから突出するロックピン2dが貫通している。そしてロックピン2dに傾動ロック部材16が掛止する。そのため傾動ロック部材16がロックピン2dに掛止することで、リンク部材4がピン部2cとロックピン2dの二点によってフレーム2aに連結されてシートクッション2に対して傾動不能になる。これにより前記した五節リンクは、四節リンクに変わる。
傾動ロック部材16が図6,7に示すようにケーブル12によって引っ張られて回動すると、傾動ロック部材16がロックピン2dから外れる。これによりリンク部材4がフレーム2aに対してロック解除され、リンク部材4がフレーム2aに対して傾動可能になる。しかしその傾動量と方向は、長穴4cとロックピン2dによって制限される。すなわちリンク部材4は、フレーム2a側に角度が小さくなる方向のみに所定量傾動する。
図6に示すように傾動ロック部材16をロックピン2dに掛止させると、シート1は、四節リンク状態になる。そしてその状態でシートバック3を前側に倒すと、リンク部材4は、前方に円弧状の第一軌跡31を移動する。図7に示すように傾動ロック部材16をロックピン2dから掛止解除させると、シート1は、五節リンク状態になる。そしてその状態でシートバック3を前側に倒すと、リンク部材4は、第二軌跡32を移動して下方に移動する。したがって傾動ロック部材16とロックピン2dから構成される軌跡変更機構33によってリンク部材4の移動軌跡を第一軌跡31と第二軌跡32との間で切替えることができる。
図4,7に示すようにシート1は、第二軌跡32を利用してスライドロック機構10をロック解除する構成として、押部4aとロック解除機構20を有している。押部4aは、ピンであって、リンク部材4の下部に設けられて車両内側(紙面奥側)に突出している。押部4aの移動軌跡は、第一軌跡31と第二軌跡32に切り替わり、第二軌跡32は、円弧軌跡部32aと上下延出軌跡部32bから構成される。円弧軌跡部32aは、第一軌跡31の一部と重なっている。上下延出軌跡部32bは、第一軌跡31よりも円弧中心側に斜め上下方向に延出している。したがってリンク部材4とフレーム2aが一体になって移動し、その後、長穴4cがロックピン2dに対して略直立した際に、リンク部材4が長穴4cに沿って斜め下方に移動する。
ロック解除機構20は、図5,8に示すようにベース21と軸部材23と傾動部材22を有している。ベース21は、ベースフレーム5に取付けられる。軸部材23は、傾動部材22の孔22aに挿入され、孔22aとの間にカラー25が設置される。そしてベース21に形成された非円形の孔21aに回動不能に挿入され、取付部26によってベース21に対して抜止される。傾動部材22は、軸部材23周りを傾動する。傾動部材22と軸部材23との間には、傾動部材22をベース21に形成されたストッパ部21cに向けて押付けるスプリング24が取付けられている。
傾動部材22は、図7,8に示すように一端部に力受部22bを有し、他端部に連結部22cを有している。力受部22bは、第二軌跡32の上下延出軌跡部32bに張出しているが、第一軌跡31に張出していない構成になっている。したがって力受部22bは、押部4aが第二軌跡32を移動する時のみに押部4aによって押し下げられる。連結部22cには、ケーブル15のインナケーブル部15aが連結される。ケーブル15のアウタケーブル部15bは、ベース21の取付部21bに取付けられ、インナケーブル部15aの他端部は、スライドロック機構10に連結される。したがって押部4aに押されて傾動部材22が傾動することで、傾動部材22がインナケーブル部15aを引っ張り、スライドロック機構10がロック解除される。これによりシート1が乗物床面34に対してスライド可能な状態になる。
図2,7に示すようにリンク部材4の下部には、当接面4bが形成されている。当接面4bは、リンク部材4が第二軌跡32を移動して、シート1がウォークイン態様になる際に補強ロッド5aの外周面に当接する。したがってリンク部材4は、ベースフレーム5とフレーム3aの間で突っ張って、シートバック3の傾動を所定の前傾状態でストップさせる。そのためリンク部材4と補強ロッド5aから構成されるストッパ機構11によってシートバック3が所定の前傾状態になる。
シートバック3の上部には、図1,4に示すようにシート1をウォーイン態様にする際に操作されるウォークイン用レバー8が設けられている。ウォークイン用レバー8は、フレーム3aに傾動可能に設けられており、傾動することでケーブル12を引っ張る。ケーブル12は、途中で左右に分岐しており、左右の傾動ロック部材16と、左右のリクライニング装置13とに連結されている。
したがってウォークイン用レバー8を傾動させて、ケーブル12を引っ張ることで、傾動ロック部材16が図7に示すアンロック位置に傾動する。そのためリンク部材4がシートバック3のフレーム3aに対して傾動可能な状態(五節リンク状態)になる。またケーブル12も引っ張るために、ケーブル12によってリクライニング装置13がロック解除される。そのためシートバック3がシートクッション2に対して傾動可能になる。そしてその状態でシートバック3を前傾させると、リンク部材4が第二軌跡32に沿って移動する。
第二軌跡32に沿ってリンク部材4が移動すると、図7に示すように押部4aがロック解除機構20の力受部22bを下方に押す。これにより傾動部材22が傾動し、ケーブル15が引っ張られ、スライドロック機構10がロック解除され、シート1がスライド可能になる。そしてリンク部材4の当接面4bが図2に示すように補強ロッド5aに当接して、リンク部材4がシートバック3とベースフレーム5との間で突っ張る。これによりシートバック3が所定の前傾状態でストップし、シート1がウォークイン態様になる。かくして乗員は、シート1の後側のシートに乗り降りしやすくなる。
図1,4に示すようにリクライニング操作レバー9を傾動させた場合は、リクライニング操作レバー9によってリクライニング装置13がロック解除され、シートバック3がシートクッション2に対して角度調整可能な状態になる。この時、リンク部材4とフレーム3aは、図6に示すように傾動ロック部材16によって傾動不能になっている。そのためシート1は、四節リンク状態になっており、この状態でシートバック3を前傾させると、シートクッション2が図3に示すように前側に移動しつつ下方に移動する。そのためシート1は、前側に移動しつつ沈み込んだ折畳み態様になる。
なおスライドロック機構10は、折畳み態様においてロック状態になっている。そのため折畳み態様においてシート1が不意にスライドすることが防止され得る。一方、スライドロック機構10は、解除レバー17の操作によってロック解除状態になる。そのため解除レバー17の操作によってシート1をスライドさせることもできる。また図2等には省略しているが、ロック解除機構20は、シート1の左右両側に設けられている。そしてベースフレーム5の側面には、ベースフレーム5の側面を隠す樹脂製のシールドが取付けられている。
上記のようにして実施の形態が形成されている。すなわちシート1は、図7に示すようにシートバック3に傾動可能に設けられるリンク部材4と、シートバック3を前傾させた際におけるリンク部材4の移動軌跡をウォークイン用レバー8の操作によって第一軌跡31から第二軌跡32に変える軌跡変更機構33と、第一軌跡31を移動するリンク部材4から力を受けないが第二軌跡32を移動するリンク部材4から力を受けてケーブル15を引っ張ることでスライドロック機構10をロック解除させるロック解除機構20とを有している。
したがってウォークイン用レバー8を操作することで、シート1が乗物床面34に対してスライド可能になる。またリンク部材4は、リクライニング装置13の近傍に設ける必要がない構成になっており、軌跡変更機構33とロック解除機構20もリクライニング装置13近傍に設ける必要がない構成になっている。そのためリクライニング装置13の近傍に部品が集中することを避けることができる。その結果、リクライニング装置13の近傍を隠すシールド等が大きくなることを防ぐことができ、荷物収納時にシールド等が邪魔になるなどの問題が少なくなる。
またシート1は、図1,3に示すようにベースフレーム5とフロントレッグ6を有している。そして軌跡変更機構33は、リンク部材4とシートクッション2とを傾動不能にロックしかつウォークイン用レバー8が操作されることでロックを解除する傾動ロック部材16を有している。したがってシート1は、ベースフレーム5、フロントレッグ6、シートクッション2、リンク部材4およびシートバック3から構成される五節リンクを有している。そして軌跡変更機構33は、リンク部材4とシートクッション2を傾動不能にロックすることで、五節リンクを四節リンクに変える。したがって軌跡変更機構33によってリンク部材4の移動軌跡が変わる。そしてシート1は、四節リンク状態においてシートバック3をシートクッション2の上に倒すことで、フロントレッグ6が倒れ、折畳み態様において乗物床面34側に沈み込む。
リンク部材4は、図2に示すようにストッパ機構11の一部材であって、ウォークイン用レバー8を操作することで第二軌跡32を移動して、シートバック3の前傾をシートクッション2に対して所定の前傾状態でストップさせる。したがって部材の共通化によってシート1の部品点数を減らすことができる構成になっている。
(他の実施の形態)
本発明は、上記実施の形態に限定されず、以下の形態等であっても良い。
(1)例えば上記実施の形態のシート1は、レール7によってスライドするベースフレーム5と、ベースフレーム5の後端部に傾動可能に取付けられたシートバック3と、シートバック3とベースフレーム5との間で突っ張ることでシートバック3の傾動を所定の前傾状態でストップさせるリンク部材4を有していた。しかしベースフレーム5とフロントレッグ6を有しておらず、レールによってスライドするシートクッションと、シートクッションの後端部に傾動可能に取付けられるシートバックと、シートバックとシートクッションとの間で突っ張ることでシートバックの傾動を所定の前傾状態でストップさせるリンク部材とを有している形態であっても良い。
(2)上記実施の形態のリンク部材4は、ストッパ機構11の一構成部材であった。しかしリンク部材がストッパ機構を構成しないがシートバックに傾動可能に設けられる形態であって、かつリンク部材が軌跡変更機構によってウォークイン用レバーの操作に応じて第一軌跡と第二軌跡とに切替えられる構成になっている形態であっても良い。
(3)上記実施の形態の押部4aは、ピン状であった。しかし押部は、ピン状に限定されず、リンク部材の本体の下面や側面などに形成される形態等であっても良い。
(4)上記実施の形態は、自動車等の車両に用いられるシートであったが、車輪を有していない乗物などに用いられるシートであっても良い。
車両用シートの左側面図である。 ウォーイン態様における車両用シートの左側面図である。 折畳み態様における車両用シートの左側面図である。 車両用シートの主要構成部材の斜視図である。 ロック解除機構近傍における車両用シートの一部拡大斜視図である。 ロック解除機構近傍における車両用シートの左側面拡大図である。 ロック解除機構近傍における車両用シートの左側面拡大図である。 ロック解除機構の分解斜視図である。
符号の説明
1…シート
2…シートクッション
2a,3a…フレーム
2d…ロックピン
3…シートバック
4…リンク部材
4a…押部
4b…当接面
4c…長穴
5…ベースフレーム
5a…補強ロッド
6…フロントレッグ
7…レール
8…ウォークイン用レバー
9…リクライニング操作レバー
10…スライドロック機構
11…ストッパ機構
12,15…ケーブル
13…リクライニング装置
16…傾動ロック部材
20…ロック解除機構
22…傾動部材
22b…力受部
31…第一軌跡
32…第二軌跡
33…軌跡変更機構
34…乗物床面

Claims (3)

  1. 乗物床面に設けられるレールによってスライドするシートクッションと、前記シートクッションのスライドを解除可能にロックするスライドロック機構と、前記シートクッションに対してリクライニング装置によって角度調整可能に傾動するシートバックと、前記シートバックの傾動を所定の前傾状態でストップさせるストッパ機構と、ウォークイン用レバーとを有し、前記ウォークイン用レバーの操作によって前記シートバックが前記ストッパ機構によって所定の前傾状態でストップし、かつ前記スライドロック機構がロック解除される乗物用シートであって、
    前記シートバックに傾動可能に設けられるリンク部材と、前記シートバックを前傾させた際における前記リンク部材の移動軌跡を前記ウォークイン用レバーの操作によって第一軌跡から第二軌跡に変える軌跡変更機構と、前記第一軌跡を移動する前記リンク部材から力を受けないが前記第二軌跡を移動する前記リンク部材から力を受けてケーブルを引っ張ることで前記スライドロック機構をロック解除させるロック解除機構とを有し
    前記レールによってスライドするベースフレームと、前記ベースフレームの前側部と前記シートクッションの前側部とを傾動可能に連結するフロントレッグとを有し、前記ベースフレームの後部に前記シートバックが傾動可能に取付けられ、前記シートバックと前記シートクッションの後側部が前記リンク部材によって傾動可能に連結され、
    前記軌跡変更機構は、前記リンク部材と前記シートクッションとを傾動不能にロックしかつ前記ウォークイン用レバーが操作されることでロックを解除する傾動ロック部材を有していることを特徴とする乗物用シート。
  2. 請求項1に記載の乗物用シートであって、
    リンク部材は、ストッパ機構の一部材であって、ウォークイン用レバーを操作することで第二軌跡を移動して、前記シートバックの前傾をシートクッションに対して所定の前傾状態でストップさせることを特徴とする乗物用シート。
  3. 乗物床面に設けられるレールによってスライドするシートクッションと、前記シートクッションのスライドを解除可能にロックするスライドロック機構と、前記シートクッションに対してリクライニング装置によって角度調整可能に傾動するシートバックと、前記シートバックの傾動を所定の前傾状態でストップさせるストッパ機構と、ウォークイン用レバーとを有し、前記ウォークイン用レバーの操作によって前記シートバックが前記ストッパ機構によって所定の前傾状態でストップし、かつ前記スライドロック機構がロック解除される乗物用シートであって、
    前記シートバックに傾動可能に設けられるリンク部材と、前記シートバックを前傾させた際における前記リンク部材の移動軌跡を前記ウォークイン用レバーの操作によって第一軌跡から第二軌跡に変える軌跡変更機構と、前記第一軌跡を移動する前記リンク部材から力を受けないが前記第二軌跡を移動する前記リンク部材から力を受けてケーブルを引っ張ることで前記スライドロック機構をロック解除させるロック解除機構とを有し
    前記リンク部材は、前記ストッパ機構の一部材であって、前記ウォークイン用レバーを操作することで前記第二軌跡を移動して、前記シートバックの前傾を前記シートクッションに対して所定の前傾状態でストップさせることを特徴とする乗物用シート。
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