JP2009200093A - 中空型の電子部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】高絶縁性基板を用いてもクラックの発生を防止することができる中空型の電子部品を提供する。
【解決手段】素子用基板20の一方主面20a側に素子部21の周囲を囲むように金属材料を用いて形成された素子側金属封止部24と、キャップ用基板10の素子用基板20に対向する対向主面10a側に金属材料を用いて形成されたキャップ側金属封止部14とが接合され、素子部21が気密封止される。素子用基板20及びキャップ用基板10は、脆性を有する高絶縁性基板からなる。素子用基板20及びキャップ用基板10の少なくとも一方の線膨張係数は、素子側金属封止部24及びキャップ側金属封止部14の少なくとも一方により形成されるハンダ合金の線膨張係数に近い。
【選択図】図1

Description

本発明は中空型の電子部品に関し、詳しくは、2枚の基板を接合した中空型パッケージ構造の電子部品に関する。
従来、中空型パッケージ構造のFBAR(Film Bulk Acoustic Resonator)フィルタやSAW(Surface Acoustic Wave)フィルタなどの電子部品が提案されている。
例えば図8の断面図に示す電子部品130は、素子用基板133のキャップ用基板に対向する主面側に素子部134と、素子部131に接続された電極135,136とが形成され、さらに素子部134及び電極135,136を囲むように素子側金属封止部144が形成されている。この素子側金属封止部144に、キャップ用基板145の外周部に形成されたキャップ側金属封止部147を接合することにより、素子用基板133に形成された素子部134が気密封止される。素子用基板133には、電極135,136と外部電極143との間を電気的に接続するため、貫通電極(接続プラグ)137,138が形成されている。素子用基板133にSi基板等を用いた場合には、絶縁性を十分に確保するために、素子用基板133と貫通電極(接続プラグ)137,138との間にSi酸化膜等の絶縁膜140を形成する必要がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−173557号公報
すなわち、薄膜バルク波を用いた発振子のような素子部を有する電子部品において、発振回路内に組み込まれている抵抗値(一般には、10Ω程度)に比べ、発振子自体の絶縁性が高くなければ発振しない。このため、発振子の素子部だけでなく、パッケージ自体にも高絶縁性が必要である。素子用基板とキャップ用基板にSi基板(電気抵抗率;10Ωcm)を用いた場合、取り出し電極間に10Ω以上の高絶縁性を確保するためには、Si基板と電気配線との間に絶縁膜を形成する必要である。
例えば図11の断面図に示す電子部品200の素子用基板220とキャップ用基板210にSi基板を用いた場合には、次のように製造する。
まず、図9(a)に示すように、素子用基板220側の素子側接合部222とキャップ用基板210側のキャップ側接合部222とを当接させ、加熱及び加圧することにより接合する。素子用基板220には、絶縁膜220xとして熱酸化膜が形成された熱酸化Si基板を用い、絶縁膜220x上に電極223や不図示の素子部を予め形成しておく。キャップ用基板210には、素子用基板220と線膨張係数が同じになるように、素子用基板220と同一材料からSi基板を用いる。
次いで、図9(b)に示すように、キャップ用基板210と素子用基板220とが接合された状態のまま、素子用基板220のキャップ用基板210とは反対側の表面220aを、研削、研磨、RIE(反応性イオンエッチング)、ウェットエッチング等の方法で、又は、それらの方法を組み合わせて加工し、薄くする。
次いで、図9(c)に示すように、素子用基板220の表面220aにレジストを用いて加エマスク240を形成し、ICP(Inductively Coupled Plasma;誘導結合プラズマ)エッチング法で、素子用基板220に貫通孔221を形成し、貫通孔221の底部に絶縁膜220xを露出させる。
次いで、図9(d)に示すように、RIE、ウェットエッチング、レーザー加工などの方法で、貫通孔221の底部の絶縁膜220xを除去し、貫通孔21xの底部に電極223を露出させる。
次いで、図9(e)に示すように、キャップ用基板210の表面220a、貫通孔221の内周面、及び貫通孔221から露出した電極223に、プラズマCVD法を用いてSiO等の無機膜の絶縁膜226を形成する。
次いで、図9(f)に示すように、RIE、ウェットエッチング、レーザー加工などの方法で、貫通孔221の底部に形成された絶縁膜226を除去して、電極223を露出させる。このとき、加工マスクを用いてもよい。
次いで、図10(g)に示すように、キャップ用基板210に形成された絶縁膜232と貫通孔221の底部に露出した電極223との上に、導電膜227を形成する。次いで、図10(h)に示すように、貫通孔221の内部に、電界めっきにより導電材228を充填した後、図11に示すように取り出し電極229を形成する。
素子用基板に、Si基板よりも絶縁性が高い高絶縁性の基板、例えばガラス基板を用いることにより、Si酸化膜等の絶縁膜の形成をなくして、工程数を削減することが考えられる。
しかし、素子用基板やキャップ用基板にガラス基板を用いた場合には、ガラス基板が脆性を有するため、素子側金属封止部とキャップ側金属封止部とを接合する際の加熱・冷却により発生する熱応力等によって、素子側金属封止部やキャップ側金属封止部とガラス基板との界面等でクラックが発生しやすい。
本発明は、かかる実情に鑑み、高絶縁性基板を用いてもクラックの発生を防止することができる中空型の電子部品を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、以下のように構成した中空型の電子部品を提供することができる。
中空型の電子部品は、素子構造部とキャップ部とを備える。前記素子構造部は、(a)脆性を有する高絶縁性基板からなる素子用基板と、(b)前記素子用基板の一方主面側に形成された素子部と、(c)前記素子部に接続された電極部と、(d)前記素子用基板の前記一方主面側に前記素子部の周囲を囲むように金属材料を用いて形成された素子側金属封止部とを含む。前記キャップは、(e)前記素子用基板の前記一方主面に対向して配置され、前記素子用基板の前記一方主面側に形成された前記素子部との間に間隔を設けて前記素子部を覆う、脆性を有する高絶縁性基板からなるキャップ用基板と、(f)前記素子用基板の前記キャップ用基板に対向する対向主面側に金属材料を用いて形成され、前記素子構造部の前記素子側金属封止部に当接し前記素子側金属封止部と接合され、前記素子部を封止するキャップ側金属封止部とを含む。前記素子用基板及びキャップ用基板の少なくとも一方の線膨張係数が、前記素子側金属封止部及びキャップ側金属封止部の少なくとも一方により形成されるハンダ合金の線膨張係数に近い。
具体的には、前記素子用基板及びキャップ用基板の線膨張係数は、前記素子側金属封止部及びキャップ側金属封止部の少なくとも一方により形成されるハンダ合金の線膨張係数の30%以上かつ170%以下、好ましくは40%以上かつ160%以下である。
上記構成において、素子部や素子側金属封止部は、素子用基板に接して形成されても、素子用基板との間に他の部材が配置されてもよい。キャップ側金属封止部は、キャップ用基板に接して形成されても、キャップ用基板との間に他の部材が配置されてもよい。また、素子側金属封止部によって、素子用基板側に形成する電極の一部(例えば、接地電極)が形成されてもよい。
上記構成によれば、素子用基板及びキャップ用基板の線膨張係数が素子側金属封止部及びキャップ側金属封止部の少なくとも一方により形成されるハンダ合金の線膨張係数に近いことにより熱応力を小さくすることができるので、素子側金属封止部とキャップ側金属封止部とを接合するために加熱・冷却する工程を経ても、素子用基板やキャップ用基板に発生するクラックを防止することができる。
また、高絶縁性基板を素子用基板及びキャップ用基板に用いることで、素子用基板やキャップ用基板に絶縁膜を形成することなく、高絶縁性をもつ電子部品を作製することができる。
好ましくは、前記キャップ用基板の前記対向主面と前記キャップ側金属封止部との間に、前記キャップ側金属封止部に隣接して、前記キャップ側金属封止部よりも幅の広いハンダ濡れだし防止層を備える。
この場合、キャップ側金属封止部が素子側金属封止部と接合される際に、ハンダ等の溶融金属がハンダ濡れだし防止層に濡れ広がっても、ハンダ濡れだし防止層よりも外側、すなわちキャップ用基板にまで濡れださないようにすることができる。溶融金属がキャップ用基板に濡れだすと溶融金属の熱収縮に伴ってキャップ用基板にクラックが発生するが、溶融金属がキャップ用基板に濡れださないため、キャップ用基板のクラックの発生を防止することができる。ハンダ濡れだし防止層は、Ti、Pt、Al、Ni、NiCr、TaN、W、アルミナなどを用いて形成することができる。Ti、Al、Niについては、表面に酸化物を形成した場合により効果を増す。
好ましくは、前記キャップ用基板の前記対向主面と前記キャップ側金属封止部との間に、緩衝層を備える。
この場合、緩衝層を緩衝材として用い、キャップ側金属封止部が素子側金属封止部と接合される際の応力や熱伝達を和らげることにより、素子用基板やキャップ用基板に発生するクラックをさらに防止することができる。緩衝層は、Cu、Al、Auなどを用いて形成することができる。
好ましくは、前記素子用基板の前記一方主面と前記素子側金属封止部との間に、前記素子側金属封止部に隣接して、前記素子側金属封止部よりも幅の広いハンダ濡れだし防止層を備える。
この場合、素子側金属封止部がキャップ側金属封止部と接合される際に、ハンダ等の溶融金属がハンダ濡れだし防止層に濡れ広がっても、ハンダ濡れだし防止層よりも外側、すなわち素子用基板にまで濡れださないようにすることができる。溶融金属が素子用基板に濡れだすと溶融金属の熱収縮に伴って素子用基板にクラックが発生するが、溶融金属が素子用基板に濡れださないため、素子用基板のクラックの発生を防止することができる。ハンダ濡れだし防止層は、Ti、Pt、Al、Ni、NiCr、TaN、W、アルミナなどを用いて形成することができる。Ti、Al、Niについては表面に酸化物を形成した場合に、より効果を増す。
好ましくは、前記素子用基板と前記素子側金属封止部との間に、緩衝層を備える。
この場合、緩衝層を緩衝材として用い、素子側金属封止部がキャップ側金属封止部と接合される際の応力や熱伝達を和らげることにより、素子用基板やキャップ用基板に発生するクラックをさらに防止することができる。緩衝層には、Cu、Al、Auなどを用いて形成することができる。
本発明の中空型の電子部品は、高絶縁性基板を用いてもクラックの発生を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態として実施例について、図1〜図7を参照しながら説明する。
<実施例1> 実施例1の電子部品について、図1〜図5を参照しながら説明する。
図1は、キャップ用基板10と素子用基板20とを接合する前の状態を示す断面図である。図1に示すように、素子用基板20のキャップ用基板10に対向する一方主面20aに、素子部21と、素子部21に接続された電極部23と、素子側接合部26とが形成されている。
素子部21は、両面に電極膜21a,21bが配置された圧電薄膜21cが、空隙21xを介して素子用基板20から浮いた状態で配置されており、FBAR素子を構成している。空隙21の代わりに素子用基板20の凹部を形成し、凹部の上に、両面に電極膜が配置された圧電薄膜を形成するようにしてもよい。あるいは、素子用基板20の一方主面20aに圧電薄膜を形成し、圧電薄膜の上に櫛歯状のIDT電極を形成して、SAW素子の素子部を構成してもよい。
キャップ用基板10には、素子用基板20に対向する対向主面10aに、素子側接合部26に対応して、キャップ側接合部16が形成されている。
キャップ側接合部16は、先端側に配置されたキャップ側金属封止部14と、キャップ側金属封止部14とキャップ用基板10との間に配置されたキャップ側基端部12とを有する。素子側接合部26は、先端側に配置された素子側金属封止部24と、素子側金属封止部24と素子用基板20との間に配置された素子側基端部22とを有する。素子側基端部22は、製造工程を簡略化するため、電極部23と同じ材料を用い、電極部23と同時に形成することが好ましい。
図4は、図1との異なる位置における断面図である。図4に示すように、素子用基板20に形成された電極部23は、素子用基板20を貫通する貫通孔20kに配置された導電材28等を介して、取り出し電極29に電気的に接続されている。
図5は、ウェハ状態で接合されたキャップ用基板10及び素子用基板20の上面透視図である。図5に示すように、キャップ側接合部16及び素子側接合部26は、素子部21(図5では図示せず)及び電極部23の周囲を囲むように枠状に形成されている。なお、キャップ側接合部16及び素子側接合部26は、少なくとも素子部21の周囲を囲むように形成されていればよく、電極の一部が素子側接合部に接していても構わない。
キャップ側接合部16及び素子側接合部26の角16a,26aは、円弧状に丸く形成されることが好ましい。例えば、素子側接合部26の角16a,26aに半径27μm以上の丸みを形成すると、角を直角に形成した場合に比べ、基板へのクラックが入りにくくなる。
素子側金属封止部24とキャップ側金属封止部14とを当接し、加熱及び加圧して金属接合することにより、キャップ用基板10と素子用基板20とを接合するとともに、素子部21を気密封止する。キャップ側金属封止部14と素子側金属封止部24とは、金属接合のためのハンダ合金(Cu−Sn,Au−Sn,Sn−Ag,Sn−Ag−Cuなど)の成分となる金属層を含むように形成する。
キャップ側基端部12や素子側基端部22は、Al、Cu、Auなどの軟らかい金属材料により形成された緩衝層を含むことが好ましい。緩衝層は、製造工程を簡略化するため、電極部23と同じ材料を主体として構成することが好ましい。
図2は、図1において鎖線で囲んだ部分の要部拡大断面図であり、キャップ側接合部16と素子側接合部26との膜構成の一例を示している。
図2に示すように、キャップ側接合部16のキャップ側基端部12は、キャップ用基板10側から順に、0.1μm厚のTi膜12a、5μm厚のCu膜12b、0.1μm厚のTi膜12cにより構成される。キャップ側基端部12に隣接して形成されるキャップ側金属封止部14は、キャップ側基端部12側から順に、0.1μm厚のTi膜14a、7.5μm厚のCu膜14b、7μm厚のSn膜14cにより構成されている。
素子側接合部26の素子側基端部22は、素子用基板20側から順に、0.1μm厚のTi膜22a、5μm厚のCu膜22b、0.1μm厚のTi膜22c、0.2μmのPt膜22dにより構成される。素子側基端部22に隣接して形成される素子側金属封止部24は、素子側基端部22側から順に、0.1μm厚のTi膜24a、14μm厚のCu膜24b、0.1μm厚のAu膜24cにより構成されている。
キャップ側金属封止部14のCu膜14bとSn膜14cとによりハンダ合金(Cu−Sn合金)を形成することにより、キャップ側接合部16と素子側金属封止部24とを金属接合する。
ハンダ合金を形成するキャップ側金属封止部14が接するキャップ側基端部12は、キャップ側金属封止部14よりも幅が広い。キャップ側金属封止部14に接するキャップ側基端部12のTi膜12cは、ハンダ濡れだし防止層として機能する。すなわち、Ti膜12cは、ハンダ合金を形成するキャップ側金属封止部14よりも幅が広いため、Ti膜12cに沿ってハンダ合金が濡れ広がりやすく、ハンダ合金がさらにキャップ用基板10にまで濡れだすのを防止している。ハンダ合金がキャップ用基板10に濡れだすと、ハンダ合金の熱収縮に伴ってキャップ用基板10にクラックが発生するが、Ti膜12cによってハンダ合金がキャップ用基板10に濡れださないため、キャップ用基板10のクラック発生を防止することができる。
ハンダ濡れだし防止層には、Ti以外に、Pt、Al、Ni、NiCr、TaN、W、アルミナなどを用いることができる。Ti、Al、Niについては、表面に酸化物を形成した場合に、より効果を増す。
ハンダ合金を形成するキャップ側金属封止部14とキャップ用基板10との間に配置されるキャップ側基端部12のCu膜12bは、緩衝層として機能する。すなわち、このCu膜12bは、キャップ側金属封止部14と素子側金属封止部24とが金属接合される際の応力や熱伝達を和らげ、キャップ用基板10のクラック発生を防止する。
ハンダ合金を形成するキャップ側金属封止部14と素子用基板20との間に配置される素子側基端部22のCu膜22bも、緩衝層として機能する。すなわち、このCu膜22bも、キャップ側金属封止部14と素子側金属封止部24とが金属接合される際の応力や熱伝達を和らげ、素子用基板20のクラック発生を防止する。
緩衝層には、Cu以外に、Al、Auなどの柔らかい金属材料を用いることが好ましい。
キャップ用基板10と素子用基板20は、少なくともハンダ合金を形成するキャップ側金属封止部14に近い一方のキャップ用基板10に、好ましくは線膨張係数が同じになるよう両方に、高絶縁性基板であるガラス基板を用いる。高絶縁性のガラス基板を用いることで、高絶縁性をもつ電子部品を作製することができる。
キャップ側接合部16と素子側接合部26の少なくとも一方に、好ましくは線膨張係数が同じになるよう両方に、MEMS等によく用いられる線膨張係数3.2ppm/℃のガラス基板よりも、キャップ側金属封止部14により形成されるハンダ合金と線膨張係数が近いガラス基板、例えば、松浪ガラス社製の線膨張係数7.2ppm/℃のガラス基板、あるいは同社製の線膨張係数12ppm/℃のガラス基板を用いる。これらのガラス基板は、MEMS等によく用いられる線膨張係数3.2ppm/℃のガラス基板と比べると、ハンダ合金の線膨張係数(例えば、Cu−Sn合金では18ppm/℃、Sn−Ag−Cu合金では23ppm/℃)に対して、線膨張係数がより近い。すなわち、ハンダ合金との線膨張係数の差が小さい。
このように、接合に用いるCu−Sn、Sn−Ag−Cuなどのハンダ合金の線膨張係数に近いガラス基板を用いると、熱応力を小さくすることができるので、接合のため加熱/冷却工程を経ても、素子用基板20やキャップ用基板10のクラック発生を防止することができる。
換言すると、基板のクラック発生を防止するためには、素子用基板及びキャップ用基板の少なくとも一方の線膨張係数は、素子側金属封止部及びキャップ側金属封止部の少なくとも一方により形成されるハンダ合金の線膨張係数の30%以上かつ170%以下であることが好ましく、より好ましくは40%以上かつ160%以下である。
次に、素子用基板20とキャップ用基板10とを接合した後に、取り出し電極29を形成する工程について、図3の要部断面図を参照しながら説明する。
図3(a)に示すように素子用基板20とキャップ用基板10とをウェハ状態で接合した後、図3(b)に示すように素子用基板20のキャップ用基板10から遠い側の主面20bを研磨して、素子用基板20を薄化する。次いで、図3(c)に示すように、素子用基板20の薄化処理した主面20bにレジスト40を塗布した状態で、サンドブラスト等の方法で素子用基板20に、電極部23に達する貫通孔20kを形成する。次いで、図3(d)に示すように、レジスト40を除去した後、素子用基板20の薄化処理した主面20b及び貫通孔20kの内面に、蒸着等の方法により、金属のシード膜27を形成した後、図3(e)に示すように、シード膜27を給電膜として利用して電界めっきにより素子用基板20の貫通孔20k内に導電材28を充填する。
次いで、図示していないが、シード膜27あるいは導電材28に接続された取り出し電極29(図4参照)を形成し、ダイシング等の方法で、電子部品のチップに個片化する。
以上に説明したように、実施例1では、高絶縁性のガラス基板を用いることにより、素子用基板20やキャップ用基板10に絶縁膜の形成が不要となり、Si基板を用いて絶縁膜を形成する場合と比べると、CVD装置による絶縁膜形成工程や、ICP−RIE等による絶縁膜エッチング工程が不要になり、製造コストを低減することができる。
<実施例2> 実施例2の電子部品について、図6及び図7を参照しながら説明する。図6は、接合前の電子部品の断面図である。図7は、図6の要部拡大断面図である。
図6及び図7に示すように、実施例2の電子部品は、実施例1の電子部品と略同様に構成されている。
実施例2の電子部品は、実施例1と同様に、素子用基板20tの素子側接合部26tとキャップ用基板10tのキャップ側接合部16tとが接合され、素子用基板20tに形成された素子部21tと電極部23tとが気密封止される。素子側接合部26tは、先端に配置された素子側金属封止部24tと、素子側金属封止部24tと素子用基板20tとの間に配置された素子側基端部22tとを含む。キャップ側接合部16tは、先端に配置されたキャップ側金属封止部14tと、キャップ側金属封止部14tとキャップ用基板10tとの間に配置されたキャップ側基端部12tとを含む。
実施例1とは異なり、接合前の素子用基板20tには、取り出し電極29tが予め形成されている。
また、素子側接合部26tとキャップ側接合部16tの金属膜の構成が、実施例1と異なる。
すなわち、キャップ側接合部16tのキャップ側基端部12tは、キャップ用基板10t側から順に、Ti膜、Cu膜、Ti膜により構成されている。キャップ側基端部12に隣接して形成されているキャップ側金属封止部14tは、キャップ側基端部12t側から順に、Ti膜、Cu膜、Au膜により構成されている。
素子側接合部26tの素子側基端部22tは、素子用基板20t側から順に、Ti膜、Cu膜、Ti膜により構成されている。素子側基端部22に隣接して形成されている素子側金属封止部24tは、素子側基端部22t側から順に、Ti膜Cu膜、Sn膜により構成されている。
キャップ側金属封止部14tと素子側金属封止部24tとは、素子側金属封止部24tのCu膜とSn膜とにより形成されるハンダ合金(Cu−Sn合金)によって、接合される。
図7の要部拡大断面図に示すように、ハンダ合金を形成するCu膜とSn膜とを含む素子側金属封止部24tの幅L2は、キャップ側基端部12tの幅L1や、素子側金属封止部24tよりも幅L3よりも広い。
素子側基端部22tの表面22kにはTi膜が露出しており、このTi膜は素子側金属封止部24tに接し、素子側金属封止部24tにより形成されたハンダ合金が濡れ広がりやすく、ハンダ濡れだし防止層として機能する。
また、キャップ側基端部12tの表面12kにはAu膜が露出しており、このAu膜は、素子側金属封止部22tにより形成されたハンダ合金が濡れ広がりやすく、ハンダ濡れだし防止層として機能する。
すなわち、素子側基端部22tの表面22kのTi膜とキャップ側基端部12tの表面12kのAu膜とは、素子側金属封止部22tにより形成されたハンダ合金が素子用基板20tやキャップ用基板10tに濡れだすのを防止し、素子用基板20tやキャップ用基板10tのクラック発生を防止する。
また、キャップ側基端部12tのCu膜と素子側基端部22tのCu膜とは、緩衝層として機能する。すなわち、これらのCu膜は、キャップ側金属封止部14tと素子側金属封止部24tとが接合される際の応力や熱伝達を和らげることにより、キャップ用基板10tや素子用基板20tのクラック発生を防止することができる。
<まとめ> 高絶縁性のガラス基板同士を金属で加熱加圧により接合し、ガラス基板に貫通孔を形成し、ガラス基板上に取り出し電極を形成するパッケージ構造において、接合に用いている金属と線膨張係数の近いガラス基板を用いることにより、脆性があるガラス基板にクラックが発生することを防ぐことができる。
また、接合に用いるハンダ合金が濡れだすのを防ぐハンダ濡れだし防止層や、接合に用いるハンダ合金とガラス基板との間に介在する緩衝層を設けることによって、ガラス基板にクラックが発生することを防ぐことができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、種々変更を加えて実施することが可能である。
例えば、素子用基板やキャップ用基板には、ガラス基板以外の高絶縁性基板(例えば、セラミック基板)を用いてもよい。
接合前の電子部品の断面図である。(実施例1) 図1において鎖線で囲んだ部分の要部拡大断面図である。(実施例1) 電子部品の製造工程を示す要部断面図である。(実施例1) 電子部品の断面図である。(実施例1) 製造過程における電子部品の透視図である。(実施例1) 接合前の電子部品の断面図である。(実施例2) 図1において鎖線で囲んだ部分の要部拡大断面図である。(実施例2) 電子部品の断面図である。(従来例) 電子部品の製造工程を示す断面図である。(比較例) 電子部品の製造工程を示す断面図である。(比較例) 電子部品の断面図である。(比較例)
符号の説明
10,10t キャップ用基板(キャップ部)
12,12t キャップ側基端部
14,14t キャップ側金属封止部(キャップ部)
16,16t キャップ側接合部
20,20t 素子用基板(素子構造部)
21,21t 素子部(素子構造部)
22,22t 素子側基端部
23,23t 電極部(素子構造部)
24,24t 素子側金属封止部(素子構造部)
26,26t 素子側接合部

Claims (5)

  1. 脆性を有する高絶縁性基板からなる素子用基板と、前記素子用基板の一方主面側に形成された素子部と、前記素子部に接続された電極部と、前記素子用基板の前記一方主面側に前記素子部の周囲を囲むように金属材料を用いて形成された素子側金属封止部とを含む素子構造部と、
    前記素子用基板の前記一方主面に対向して配置され、前記素子用基板の前記一方主面側に形成された前記素子部との間に間隔を設けて前記素子部を覆う、脆性を有する高絶縁性基板からなるキャップ用基板と、前記素子用基板の前記キャップ用基板に対向する対向主面側に金属材料を用いて形成され、前記素子構造部の前記素子側金属封止部に当接し前記素子側金属封止部と接合され、前記素子部を封止するキャップ側金属封止部と、
    を含むキャップ部と、
    を備え、
    前記素子用基板及びキャップ用基板の少なくとも一方の線膨張係数が、前記素子側金属封止部及びキャップ側金属封止部の少なくとも一方により形成されるハンダ合金の線膨張係数に近いことを特徴とする、中空型の電子部品。
  2. 前記キャップ用基板の前記対向主面と前記キャップ側金属封止部との間に、前記キャップ側金属封止部に隣接して、前記キャップ側金属封止部よりも幅の広いハンダ濡れだし防止層を備えることを特徴とする、請求項1に記載の中空型の電子部品。
  3. 前記キャップ用基板の前記対向主面と前記キャップ側金属封止部との間に、緩衝層を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の中空型の電子部品。
  4. 前記素子用基板の前記一方主面と前記素子側金属封止部との間に、前記素子側金属封止部に隣接して、前記素子側金属封止部よりも幅の広いハンダ濡れだし防止層を備えることを特徴とする、請求項1に記載の中空型の電子部品。
  5. 前記素子用基板と前記素子側金属封止部との間に、緩衝層を備えることを特徴とする請求項1又は4に記載の中空型の電子部品。
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