JP2009131560A - Ptpカセット及びptp払出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】座屈し難くなったPTP包装剤8を簡便な手法にて安定に順次排出する。
【解決手段】PTP包装剤8を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持するとともに下から順に横送りして前方へ排出するPTPカセット10に、PTP包装剤8を上面に載せて保持する内底板対15,15と、PTP包装剤8のうち最下のものの後端を引っ掛ける引掛部材19と、引掛部材19を内底板対15,15に沿って前送りする無端ベルト16とを備える。引掛部材19は、可撓性部材からなり、作用端部19bが無負荷状態では無端ベルト16から離れているがPTP包装剤8との干渉時には反力によって無端ベルト16側へ寄るようになっている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、PTP包装した薬剤またはそれと等価な薬剤(以下、PTP包装剤等と呼ぶ)を整列収納して順次排出するPTPカセット及びPTP払出装置に関し、詳しくは、PTP包装剤等を積み重ねて多数保持するとともに下から順に長手方向へ横送りして排出するPTPカセット及びPTP払出装置に関する。
PTP包装剤の整列維持と整列前進と順次排出とを振動にて行うようになった振動排出カセットが開発されて実用に供されている。具体的には(例えば特許文献1参照)、振動排出カセットは、散薬フィーダに利用されている振動方式をPTP包装剤に転用するとともに、その転用に際して重量測定用の秤量部材や前進用の付勢部材等を設けなくても済むようにして、機構の簡素化を図ったものであり、PTP包装剤等の薬剤を整列収納する外板と、その解放前面の上部で先頭薬剤の上端部と干渉して収納薬剤の前倒を止める上枠と、上面のうち前端部分が前上がり傾斜で残部が前下がり傾斜に形成されており収納薬剤を載せて振動時には前進させる内板と、この内板を振動させる振動部材とを備えている。
このような振動排出カセットでは、PTP包装剤等を外板内の薬剤収納空間に入れて内板の上に立てて並べ、その収納薬剤の先頭のものを上枠に立て掛けると、多数の薬剤が倒れずに整列収納される。そして、振動部材で内板を振動させると、収納薬剤は前進するが、先頭の上端部は前進を上枠で止められているので、収納薬剤は密に並び、その先頭の下端が内板から前方に押し出されて外れたときに先頭の薬剤が解放前面から落下排出される。それに伴って新たに先頭に繰り上がった薬剤の上端部が前に少し倒れて上枠で止められ、それからその新たな先頭の下端が内板から前方に押し出されて外れたときに再び薬剤が落下排出される。こうして、機構の簡素なカセットでも、PTP包装剤等が整列収納されるとともに振動によって一つずつ順次排出される。
また、そのような振動排出カセットや改良を加えたPTPカセットを多数並べて保持する支持手段と、各カセットから放出されたPTP包装剤を下方へ導く落下案内部材と、それらのPTP包装剤を収集する収集機構とを備え、各種のPTP包装剤のうちから処方や調剤指示に応じて必要なPTP包装剤を自動で払い出すようになったPTP払出装置も実用化されている(例えば特許文献2参照)。
さらに、他の薬品類を取り扱う装置も見ると、左右の長手方向には水平だが前後には傾斜している棚に対してカセットの主要機構を棚長手方向・非傾斜方向に等ピッチや不等ピッチで並べて固定設置した薬剤払出装置も開発されている(例えば特許文献3参照)。
なお、振動を利用しないでPTP包装剤の整列収納と順次排出とを行う場合、薬剤を各々は横にしたうえで縦に積み重ねてカセットに整列収納させておき、上から順に取り上げるか、あるいは下から順に横送りするようになっていた。上から取り上げる方式のものとしては、摘み出し等の手法を用いたものや、パッドで吸着するものが挙げられる。後者のパッド吸着方式は(例えば特許文献4参照)、処理効率向上と機構簡素化とを共に達成したものであり、回転可能な収納庫に収納された多数の薬剤カセットと、薬剤カセットのうち取出位置に来たものから調剤用薬剤を吸引して取り出す取出機構とを備えている。また、下から順に横送りする方式のものは(例えば特許文献5参照)、カセットの内底に多数の回転輪を狭ピッチで列設しておき、それを回転させることにより最下の薬剤を摩擦力で横送りするようになっている。
特開2006−109854号公報 特開2006−223528号公報 特開2007−020897号公報 特開2000−167023号公報 特開平10−75989号公報(図3)
[特許文献6] 特願2007−149073号
さらに、最下薬剤の横送り方式に振動を組み合わせたことにより、腰のないPTP包装剤でも円滑に順次排出できるようになった振動排出カセットも開発されている(特許文献6参照)。具体的には、PTP包装剤等を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持するとともに下から順に横送りして排出する振動排出カセットであって、PTP包装剤等を上面に載せて保持する内底部材と、PTP包装剤等のうち最下のものをその下面への摩擦力で横送りする摩擦部材と、内底部材を上下に振動させる振動部材とを備え、摩擦部材が内底部材に設けられていて振動部材の作動時には内底部材の振動が摩擦部材に伝達されるとともにPTP包装剤等にも伝達されてPTP包装剤等のうち最下のものとその上のものとの絡み付きが回避される程度まで両PTP包装剤等間の摩擦力が低減されるようになっている、というものである。
しかしながら、このようなPTPカセットやPTP払出装置でも上手く扱えないPTP包装剤が現われた。シートが浅溝状の樋のように反ったPTP包装剤8である(図5参照)。環境対策のためシート材料にポリプロピレン等が採用されたことにより、シートのカール性が無視できない程に大きくなったためである。そして、かかる樋状変形には、バラツキが発現するばかりか、捻れまで加わることも多い。
そのため、振動や摩擦による従来の送り手法では、適切な振動状態や摩擦状態の確定や調整が難しく、場合によっては安定動作状態まで調整しきれないこともある。
一方、樋状変形のPTP包装剤8には、その変形に由来して、無変形のものより座屈荷重が大きくなったので、長手方向に圧縮荷重を掛けても簡単には座屈しなくなった、という性質も加わっている。
そこで、取り扱い対象のPTP包装剤等が座屈し難くなったという特質を利用することにより、簡便な手法にてPTP包装剤等を安定して順次排出できるよう、順次排出機構等を改良することが、技術的な課題となる。
本発明のPTPカセット及びPTP払出装置は(解決手段1)、このような課題を解決するために創案されたものであり、PTP包装した薬剤またはそれと等価な薬剤を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持するとともに下から順に横送りして前方へ排出するものであって、更に次のようになっている。
すなわち、PTPカセットは(当初請求項1)、前記薬剤を上面に載せて保持する内底部材と、前記薬剤のうち最下のものの後端を引っ掛ける引掛部材と、前記引掛部材を前記内底部材に沿って前送りする送り機構とを備えている。
PTP払出装置は(当初請求項4)、一の又は複数の棚と、前記棚に列設された順次排出機構と、前記薬剤を内底部材の上面に載せて保持する箱体からなり前記順次排出機構の上に一つずつ装着される整列収納部と、前記整列収納部から前記順次排出機構にて排出された薬剤を収集して払い出す収集払出機構とを備え、前記順次排出機構は、前記整列収納部に保持されている前記薬剤のうち最下のものの後端を引っ掛ける引掛部材と、前記引掛部材を前記内底部材に沿って前送りする送り機構とを具備していて、前記薬剤を下から順に横送りして前方へ排出するようになっている。
また、本発明のPTPカセット及びPTP払出装置は(解決手段2)、上記解決手段1のPTPカセット及びPTP払出装置であって、前記内底部材は、左右に分かれて並置された一対の内底板を具備したものであり、前記送り機構は、前記内底板対の間で又はその直ぐ下で前後に延びる無端ベルトを具備したものであり、前記引掛部材は、作用端部が鉤状に形成されていて基端部が前記無端ベルトに取り付けられている、ことを特徴とする(当初請求項2,5)。
さらに、本発明のPTPカセット及びPTP払出装置は(解決手段3)、上記解決手段2のPTPカセット及びPTP払出装置であって、前記引掛部材は、可撓性部材からなり、前記作用端部が無負荷状態では前記無端ベルトから離れているが前記薬剤との干渉時には反力によって前記無端ベルト側へ寄るようになっている、ことを特徴とする(当初請求項3,6)。
このような本発明のPTPカセット及びPTP払出装置にあっては(解決手段1)、整列収納したPTP包装剤等の薬剤を順次排出する際、送り機構が作動して引掛部材が内底部材に沿って前送りされ、これに伴って最下の薬剤が後端を内底部材に引っ掛けられて前方へ押し出されるが、PTP包装剤等が座屈し難くなっているので、下のものから順に押し出す手法でも排出動作が安定している。また、引掛部材が最下薬剤の後端を引っ掛けられる範囲は引掛部材の例えば鉤幅調整などで容易かつ十分に広げられるので、PTP包装剤等の変形によって薬剤後端の位置が変動しても、排出が確実になされる。さらに、引掛部材やその送り機構は、簡便かつ安価に具現化できるものといえる。
したがって、この発明によれば、取り扱い対象のPTP包装剤等が座屈し難くなったという特質を利用して順次排出機構等を改良したことにより、簡便な手法にてPTP包装剤等を安定して順次排出することができる。
また、本発明のPTPカセット及びPTP払出装置にあっては(解決手段2)、順次排出機構が簡素な構造で具体化される。
さらに、本発明のPTPカセット及びPTP払出装置にあっては(解決手段3)、引掛部材の作用端部が上下に揺動しうるようにしたことにより、引掛部材が最下薬剤の後端を引っ掛けられる範囲が、引掛部材の作用端部の鉤幅を超えて更に広がることとなる。
順次排出では複数薬剤を引っ掛けないよう引掛部材の作用端部の鉤幅は薬剤の厚み以下に限定されるが、引っ掛ける前には引掛部材の作用端部が浮き上がって確実に最下薬剤を捕らえ、最下薬剤の後端を引っ掛けた後は引掛部材の作用端部が沈んで余分な薬剤の引っ掛けを回避するため、引っ掛け範囲が揺動分だけ拡張されるのである。
したがって、この発明によれば、変形のひどいPTP包装剤等でも簡便な手法にて確実に而も安定して順次排出することができる。
このような本発明のPTPカセット及びPTP払出装置について、これを実施するための具体的な形態を、以下の実施例1〜2により説明する。
図1〜2に示した実施例1は、上述した解決手段1〜3(出願当初の請求項1〜3)のPTPカセットを具現化したものであり、図3〜4に示した実施例2は、上述した解決手段1〜3(出願当初の請求項4〜6)のPTP払出装置を具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
本発明のPTPカセットに係る実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、(a)がPTPカセット10の斜視図、(b)が引掛部材19の斜視図、(c)がPTPカセット10の縦断面図である。
このPTPカセット10は、PTP包装剤等の薬剤を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持する箱体11(整列収納部)と、その中の薬剤を下から順に横送りして前方へ排出する順次排出機構16〜19とを具えている。
このカセット10に整列収納される薬剤の典型例はPTP包装剤8であり(図5参照)、その典型的な形状は片面が平坦で片面に薬剤収納用突部(ポケット)の列設された角板状である。PTP包装剤8の典型的なサイズは幅が数十mmで長さが百数十mmであり、典型的な重量・質量は数十mg〜百数十mgであり、典型的な厚みは数mmである。
箱体11は(図1参照)、整列収納のため鉛直な前面板と左右の鉛直な側板と水平な外底板とを具えているが、補充容易化のため上面と後背面は解放されている。箱体11の前面には、補充時の薬品確認やバーコード入力作業が容易かつ的確に行えるよう、例えばPTP包装剤8の品名や識別コードを印刷したラベル12が貼り付けられている。箱体11の前面の下部には、PTP包装剤8が順次排出されるときに通過する排出口13が開口形成されており、排出口13の上側部分には横幅全域に亘って列設された髭状の可撓性留具14が垂れ下がっており、可撓性留具14の先端・下端の近くに前端を位置させた一対の内底板15,15(内底部材)が左右に分かれて並置されている。
この内底板対15,15は両者の間を開けて箱体11の前後に亘って延びており、左の内底板15は箱体11の左側板の内側に取り付けられ、右の内底板15は箱体11の右側板の内側に取り付けられて、前下がり状態・後上がり状態を維持するので、PTP包装剤8が内底板15の上面に載せられて積み重ね収納されると、そのPTP包装剤8が自重の分力によって前方へ僅かに付勢されて箱体11の前板に前端を当接させた状態を採ることにより整列収納時の姿勢が安定するようになっている。また、最下のPTP包装剤8やその直ぐ上のPTP包装剤8は、その前端が排出口13のところで可撓性留具14に当接することで、勝手には滑り出ないようになっている。可撓性留具14は上端が固定され下端が固定されていないので、最下のPTP包装剤8は弱い力で押し出せるが、その上のPTP包装剤8は可撓性留具14や前板に止められて排出されないようになっている。
順次排出機構16〜19は、無端ベルト16と排出センサ17と電動モータ18と引掛部材19とを具えたものであり、箱体11の外底板の上に設けられている。
無端ベルト16は、両端をローラで支持されて前後に延びており、平面視ではほぼ全体が内底板対15,15の間に位置し、側面視では上辺部分が内底板15より僅かに低いところに位置する状態で、内底板15に沿って傾斜しており、電動モータ18の駆動によって上側を前進させるようになっている。電動モータ18は、図示しない制御回路の動作制御に従って、PTP包装剤8を一枚だけ排出するときには間欠動作し、PTP包装剤8を複数枚続けて順次排出するときには連続動作するようになっている。
引掛部材19は、PTP包装剤8を傷つけないよう且つ十分な可撓性を発揮するよう例えばエンジニアリングプラスチックからなる細長い板状部材を曲げ加工して作られ、基端部19aが無端ベルト16の外周面にピッタリ付いた状態で又は無端ベルト16の外周側に埋まった状態で無端ベルト16に取り付けられている。引掛部材19の他端は鉤状に形成されて作用端部19bとなっている。引掛部材19は、基端部19aから少し作用端部19bに寄ったところで無端ベルト16から離れる方へ少し例えば10゜〜30゜ほど曲がっており、作用端部19bのところでやはり無端ベルト16から離れる方へ大きく具体的には鉤状に曲がっている。
このような引掛部材19は、作用端部19bが無負荷状態では無端ベルト16から離れているがPTP包装剤8との干渉時には反力によって無端ベルト16側へ寄るものとなっており、無端ベルト16に一個しか装着されていなくても良いが、順次排出を間断なく行うには複数個(図示の例では2個)が装着される。複数装着の場合、無端ベルト16に沿って測った引掛部材19の相互距離がPTP包装剤8の長さより大きくなるように引掛部材19が分散させられる。そして、電動モータ18が作動すると、無端ベルト16が循環し、それに伴って、引掛部材19が内底板対15,15の間から斜め後方へ作用端部19bを突き上げながら前進するとともに、前進を終えた引掛部材19が内底板15及び無端ベルト16の下を通って後方へ戻ることとなる。このような無端ベルト16は、引掛部材19を内底板15に沿って前送りする送り機構となっており、引掛部材19は、PTP包装剤8のうち最下のものの後端を引っ掛けるものとなっている。
排出センサ17、例えば反射式の光学センサからなり、この例では排出口13や無端ベルト16前端の斜め下方で箱体11の外底板の上面に設けられて、検出方向を上に向けている。そして、上方にPTP包装剤8が有って反射光が検出されるか或いは上方にPTP包装剤8が無くて反射光が検出されないかに応じてオンオフ信号を出力するものである。この信号に基づいて図示しない上述の制御回路が、最下のPTP包装剤8が前方へ横送りされて排出口13から出てくると、その最下のPTP包装剤8の排出開始を検知し、そのPTP包装剤8が排出口13から抜け落ちて上方から前方へ去ると、排出完了を検知するようになっている。
この実施例1のPTPカセット10について、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図2は、(a)がPTP包装剤8を収納したPTPカセット10の斜視図、(b)がPTP包装剤8と引掛部材19の斜視図、(c)及び(d)がPTP包装剤8を排出しているPTPカセット10の縦断面図であり、そのうち図2(c)は、最下PTP包装剤8の横送り開始時の状態を示し、図2(d)は、最下PTP包装剤8の横送り途中の状態を示している。
PTPカセット10が空の場合は手作業でPTP包装剤8を解放上面や解放背面から補充する。そのとき、各々のPTP包装剤8を横にしたうえで、多数のPTP包装剤8の表裏を同じ向きに揃え、なるべくポケット側(薬剤収納用突部形成側)を上にして、それらを内底板15の上面に積み上げることで、箱体11内にPTP包装剤8を収納する。それから、収納したPTP包装剤8の後端を指等で軽く押して、PTP包装剤8の列を整える。こうして、整列収納されたPTP包装剤8は前端を箱体11の前板か可撓性留具14に当てて位置が決まり、その順次排出の準備が整う(図2(a)参照)。
その後、PTP包装剤8を一つずつ排出させるときには、図示しない制御回路に排出の指令や指示を与えて、PTPカセット10に排出動作を行わせる。具体的には、制御回路が、排出センサ17の反射光不検出を確認しつつ、電動モータ18を作動させる。そうすると、無端ベルト16が循環し、それに随伴して引掛部材19が巡回移動し、後方で上向きになった又はなっていた引掛部材19が後方から前方へ進行する。そして、PTP包装剤8のところまで前進すると(図2(b),(c)参照)、その引掛部材19は、基端部19aが最下PTP包装剤8の後端に下に潜り込み、更なる前進に伴って、基端部19aに続く中間部が最下PTP包装剤8の後端に押し下げられながらこれも最下PTP包装剤8の下に潜り込み、更なる前進によって、作用端部19bが最下PTP包装剤8の後端に引っ掛かる。
このようにして、引掛部材19が無端ベルト16側に寄ることで無理なく最下PTP包装剤8の後端に倣うので、最下PTP包装剤8の変形状況によってその後端と無端ベルト16との離隔距離が異なっていても、作用端部19bは最下PTP包装剤8の後端だけを確実に捕らえる。
そして、その引掛部材19が無端ベルト16によって更に前送りされると(図2(d)参照)、引掛部材19の後押しによって最下PTP包装剤8が横送りされて排出口13から外に出る。
そして、最下PTP包装剤8が排出口13から前方へ排出されると、その排出中のPTP包装剤8からの反射光が排出センサ17によって検出され、これに応じて適宜なタイミングで電動モータ18の作動が停止されるので、無端ベルト16の循環動作も引掛部材19の巡回移動も止まる。それと並行して、最下PTP包装剤8の抜けた内底板15上では、次のPTP包装剤8が最下PTP包装剤8となる。
こうして、このPTPカセット10にあっては、カール性が強くて樋状に変形したPTP包装剤8であっても安定して円滑かつ確実に一枚ずつ排出することができる。
本発明のPTP払出装置に係る実施例2について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図3は、PTP払出装置20の棚部の構造を示し、(a)が整列収納部21を分離した状態の棚部の斜視図、(b)が整列収納部21を装着した状態の棚部の斜視図である。また、図4は、PTP払出装置20の全体構造を示し、(a)が正面図(BB矢視の縦断面図)、(b)が側面図(AA矢視の縦断面図)である。
このPTP払出装置20にあっては、各種のPTP包装剤8から所望のものを自動で払い出せるよう、上述のPTPカセット10相当物が傾斜棚22に列設されている。PTPカセット10相当物は、着脱部分の整列収納部21と固定部分の順次排出機構23とからなる。整列収納部21には、箱体11とラベル12と排出口13と可撓性留具14と内底板15が引き継がれており、内底板15よりも下の部分たとえば外底板は除かれている。順次排出機構23には、無端ベルト16と排出センサ17と電動モータ18と引掛部材19とが引き継がれており、順次排出機構23は外底板でなく傾斜棚22に取り付けられている。順次排出機構23の左右には座枠24と座板25との組立体が平行配置され、座枠24は傾斜棚22に立設され、その座枠24から分岐した状態の座板25が内向きにされているので、そこに箱体11の下端を載せることで整列収納部21の着脱が行える。
このような傾斜棚22に加えて収集払出機構26〜28も装備して、PTP払出装置20は、左右の長手方向には水平に保持され少し前下がり傾斜している4段の傾斜棚22と、傾斜棚22それぞれについて長手方向に複数個・多数個列設された順次排出機構23と、PTP包装剤8を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で内底板15の上面に載せて保持する箱体11からなり順次排出機構23の上に一つずつ装着される整列収納部21と、整列収納部21から順次排出機構23にて排出されたPTP包装剤8を収集して払い出す収集払出機構26〜28とを備えたものとなっている。
また、上述したように順次排出機構23は、整列収納部21に保持されているPTP包装剤8のうち最下のものの後端を引っ掛ける引掛部材19と、引掛部材19を内底板15に沿って前送りする送り機構として無端ベルト16を具備していて、PTP包装剤8を下から順に横送りして前方へ排出するようになっている。
さらに、収集払出機構26〜28には、順次排出機構23の前方・排出先に配された落下案内路26と、落下案内路26の下方に配置された搬送機構27と、その搬出先に形成された払出口28とが含まれている。
この場合、或る整列収納部21には上述のPTP包装剤8が整列収納され、他の整列収納部21には別のPTP包装剤等が整列収納される。
そして、処方箋データ又は派生した調剤指示箋データに基づき、図示しないコントローラによって適宜な順次排出機構23に排出指令が出されると、それを受けた各々の順次排出機構23によってそこに装着されている整列収納部21からPTPカセット10について上述したようにしてPTP包装剤等が逐次排出・順次排出される。排出されたPTP包装剤等は、落下案内路26を下って搬送機構27上に落ち、搬送機構27によって運ばれ払出口28から装置外へ出される。
こうして、各種のPTP包装剤等から所望のものが自動で払い出される。
[その他]
図5に示したPTP包装剤8は、薬剤を収納したポケット側を内向きにして反っていたが、ポケット側を外向きにして反ったPTP包装剤についても本発明は有用である。
PTPカセット10や整列収納部21の誤装着を防止するには、タグ読取の手法が有効であり、タグ読取手法としては、ICカード等の接触読取や、RFID(Radio Frequency IDentification)等の近距離無線通信方式タグ情報読取が、使い易い。
上記実施例2のPTP払出装置20では棚22が4段設けられていたが棚22の段数は任意であり一段だけでも良く複数段でも良い。
本発明のPTPカセット及びPTP払出装置は、PTP包装した薬剤の他、それと等価な薬剤たとえばシート状包装やカード状包装の薬剤などにも、適用することができる。
また、本発明のPTPカセットは、単体で使用できる他、薬剤払出装置の一部や全部に着脱式で組み込んでも良い(例えば特許文献2参照)。
本発明の実施例1について、PTPカセットの構造を示し、(a)がカセットの斜視図、(b)が引掛部材の斜視図、(c)がカセットの縦断面図である。 (a)がPTP包装剤を収納したカセットの斜視図、(b)がPTP包装剤と引掛部材の斜視図、(c)及び(d)がPTP包装剤排出時のカセットの縦断面図である。 本発明の実施例2について、PTP払出装置の棚部の構造を示し、(a)が整列収納部分離状態の棚部の斜視図、(b)が整列収納部装着状態の棚部の斜視図である。 PTP払出装置の全体構造を示し、(a)が正面図(BB矢視の縦断面図)、(b)が側面図(AA矢視の縦断面図)である。 PTP包装剤の外観を示し、(a)が斜視図、(b)が端面図である。
符号の説明
8…PTP包装剤、
10…PTPカセット、
11…箱体、12…ラベル、
13…排出口、14…可撓性留具、
15…内底板(内底部材)、
16…無端ベルト(送り機構)、
17…排出センサ、18…電動モータ、
19…引掛部材、19a…基端部、19b…作用端部、
20…PTP払出装置、
21…整列収納部、22…傾斜棚、
23…順次排出機構、24…座枠、25…座板、
26…落下案内路、27…搬送機構、28…払出口

Claims (6)

  1. PTP包装した薬剤またはそれと等価な薬剤を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持するとともに下から順に横送りして前方へ排出するPTPカセットであって、前記薬剤を上面に載せて保持する内底部材と、前記薬剤のうち最下のものの後端を引っ掛ける引掛部材と、前記引掛部材を前記内底部材に沿って前送りする送り機構とを備えていることを特徴とするPTPカセット。
  2. 前記内底部材は、左右に分かれて並置された一対の内底板を具備したものであり、前記送り機構は、前記内底板対の間で又はその直ぐ下で前後に延びる無端ベルトを具備したものであり、前記引掛部材は、作用端部が鉤状に形成されていて基端部が前記無端ベルトに取り付けられている、ことを特徴とする請求項1記載のPTPカセット。
  3. 前記引掛部材は、可撓性部材からなり、前記作用端部が無負荷状態では前記無端ベルトから離れているが前記薬剤との干渉時には反力によって前記無端ベルト側へ寄るようになっている、ことを特徴とする請求項2記載のPTPカセット。
  4. 一の又は複数の棚と、前記棚に列設された順次排出機構と、PTP包装した薬剤またはそれと等価な薬剤を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で内底部材の上面に載せて保持する箱体からなり前記順次排出機構の上に一つずつ装着される整列収納部と、前記整列収納部から前記順次排出機構にて排出された薬剤を収集して払い出す収集払出機構とを備えたPTP払出装置であって、
    前記順次排出機構は、前記整列収納部に保持されている前記薬剤のうち最下のものの後端を引っ掛ける引掛部材と、前記引掛部材を前記内底部材に沿って前送りする送り機構とを具備していて、前記薬剤を下から順に横送りして前方へ排出するようになっている
    ことを特徴とするPTP払出装置。
  5. 前記内底部材は、左右に分かれて並置された一対の内底板を具備したものであり、前記送り機構は、前記内底板対の間で又はその直ぐ下で前後に延びる無端ベルトを具備したものであり、前記引掛部材は、作用端部が鉤状に形成されていて基端部が前記無端ベルトに取り付けられている、ことを特徴とする請求項4記載のPTP払出装置。
  6. 前記引掛部材は、可撓性部材からなり、前記作用端部が無負荷状態では前記無端ベルトから離れているが前記薬剤との干渉時には反力によって前記無端ベルト側へ寄るようになっている、ことを特徴とする請求項5記載のPTP払出装置。
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