JP4869158B2 - 振動排出カセット - Google Patents

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Description

この発明は、PTP包装剤または等価な薬剤を積み重ねて多数保持するとともに下から順に摩擦部材で横送りして排出する振動排出カセットに関し、詳しくは、振動を利用して取扱可能な薬剤の範囲拡張を図る技術に関する。
PTP包装剤の整列維持と整列前進と順次排出とを振動にて行うようになった振動排出カセットが開発されて実用に供されている。具体的には(例えば特許文献1参照)、振動排出カセットは、散薬フィーダに利用されている振動方式をPTP包装剤に転用するとともに、その転用に際して重量測定用の秤量部材や前進用の付勢部材等を設けなくても済むようにして、機構の簡素化を図ったものであり、PTP包装した薬剤またはそれと等価な薬剤を整列収納する外板と、その解放前面の上部で先頭薬剤の上端部と干渉して収納薬剤の前倒を止める上枠と、上面のうち前端部分が前上がり傾斜で残部が前下がり傾斜に形成されており前記収納薬剤を載せて振動時には前進させる内板と、この内板を振動させる振動部材とを備えている。
このような振動排出カセットでは、PTP包装剤等を外板内の薬剤収納空間に入れて内板の上に立てて並べ、その収納薬剤の先頭のものを上枠に立て掛けると、多数の薬剤が倒れずに整列収納される。そして、振動部材で内板を振動させると、収納薬剤は前進するが、先頭の上端部は前進を上枠で止められているので、収納薬剤は密に並び、その先頭の下端が内板から前方に押し出されて外れたときに先頭の薬剤が解放前面から落下排出される。それに伴って新たに先頭に繰り上がった薬剤の上端部が前に少し倒れて上枠で止められ、それからその新たな先頭の下端が内板から前方に押し出されて外れたときに再び薬剤が落下排出される。こうして、機構の簡素なカセットでも、PTP包装剤等が整列収納されるとともに振動によって一つずつ順次排出される。
なお、振動利用前には、PTP包装剤の整列収納と順次排出とを行う場合、薬剤を各々は横にしたうえで縦に積み重ねてカセットに整列収納させておき、上から順に取り上げるか、あるいは下から順に横送りするようになっていた。上から取り上げる方式のものとしては、摘み出し等の手法を用いたものや、パッドで吸着するものが挙げられる。後者のパッド吸着方式は(例えば特許文献2参照)、処理効率向上と機構簡素化とを共に達成したものであり、回転可能な収納庫に収納された多数の薬剤カセットと、前記薬剤カセットのうち取出位置に来たものから調剤用薬剤を吸引して取り出す取出機構とを備えている。また、下から順に横送りする方式のものとしては(例えば特許文献3参照)、カセットの内底に多数の回転輪を狭ピッチで列設しておき、それを回転させることにより最下の薬剤を摩擦力で横送りするようになっている。
特開2006−109854号公報 特開2000−167023号公報 特開平10−75989号公報(図3)
PTP包装剤(図4(a)参照)の逐次排出に適した従来カセットのうち、振動を利用して薬剤の進行と排出を行うようになった振動排出カセットは、最も簡素化されており、処理効率にも優れているが、整列収納時に薬剤を立てて横に並べるようになっている。
ところが、PTPシート等の包装部材には部材費節約の要請に応える薄型化に伴って軽量化や柔軟化が進み、新たなPTP包装剤のなかには各々の薬剤を立てておくことが困難なほど剛性が低下したため上述の振動排出カセットで取り扱えないものも現われた(図4(b)参照)。
そのような腰のないPTP包装剤の取り扱いは薬剤を積み重ねてカセットに整列収納する方式に委ねざるを得ないので、それに伴って順次排出方式には最上薬剤の取り上げか最下薬剤の横送りかを採択することとなるが、最上薬剤の取り上げの場合、摘出手法で具現化したのでは、機構の複雑化を避けられないうえ、処理効率の向上も期待できない。パッド吸着方式には、そのような不具合がないが、負圧源などの空気圧設備の調った環境でないと採用することができない。そこで、負圧源が不要であって摘出手法よりは簡素な方式である最下薬剤の横送りが採択候補の一番手に浮上してくる。
しかしながら、最下薬剤の横送り方式では、腰のないPTP包装剤を取り扱う場合、整列収納には従来手法を踏襲して不都合がなくても、順次排出方式まで従来のままであったり単なる延長技術にとどまったのでは排出動作が不調に陥りやすい。すなわち、最下の薬剤については、回転輪の数を増やしたり水平ベルトを張設する等のことで、比較的容易に、剛性不足がカバーされて、平坦な状態が維持されるので、横送りが可能であるが、最下のものの上の薬剤については回転輪やベルトが直に接触している訳でないので、最下の薬剤が凹凸ピッチの半分ほど横送りされて、両薬剤の凹凸パターンが逆相になると、上側の薬剤が凹凸ピッチで曲折して最下の薬剤に絡み付こうとするので(図4(c)参照)、摩擦力が弱いと最下の薬剤の横送りが阻害され、摩擦力を強化すると、最下の薬剤は横送りできても、その上の薬剤が座屈したり丸まったりして排出不能になってしまう。
そのため、摩擦部材の形状変更や摩擦係数の増減変更など従来技術の延長技術を種々試行してみても、最下薬剤の横送り方式では、柔らかくて腰のないPTP包装剤を適切かつ確実に排出することができなかった。そのような状況の下、窮余の一策として、通常は組み合わせることのない振動を摩擦と共に使用してみたところ、摩擦部材にて最下の薬剤を横送りできる場合のあることが判明した。
そこで、最下薬剤の横送り方式に振動を組み合わせることにより、腰のないPTP包装剤等の薬剤でも円滑に順次排出しうる振動排出カセットを実現することが、技術的な課題となる。
本発明の振動排出カセットは(解決手段1)、このような課題を解決するために創案されたものであり、PTP包装した薬剤またはそれと等価な薬剤を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持するとともに下から順に横送りして排出する振動排出カセットであって、前記薬剤を上面に載せて保持する内底部材と、前記薬剤のうち最下のものをその下面への摩擦力で横送りする摩擦部材と、前記内底部材を上下に振動させる振動部材とを備え、前記摩擦部材が前記内底部材に設けられていて前記振動部材の作動時には前記内底部材の振動が前記摩擦部材に伝達されるとともに前記薬剤にも伝達されて前記薬剤のうち最下のものとその上のものとの絡み付きが回避される程度まで両薬剤間の摩擦力が低減されるようになっていることを特徴とする。
また、本発明の振動排出カセットは(解決手段2)、上記解決手段1の振動排出カセットであって、前記内底部材の上面が前下がり傾斜しており、前記摩擦部材には回転駆動される駆動輪が含まれており、自由に回転しうる従動輪が前記駆動輪から後方へ離れて前記内底部材に設けられており、前記駆動輪と前記従動輪とが前記内底部材の上面より上へ同程度に突き出ており、その突出量が前記内底部材の上面における前記駆動輪と前記従動輪との取付け部位の高低差と同程度であることを特徴とする。
さらに、本発明の振動排出カセットは(解決手段3)、上記解決手段2の振動排出カセットであって、前記従動輪と前記駆動輪との離隔距離が前記薬剤の長さの半分よりも大きく、前記突出量が前記薬剤の厚みより大きいことを特徴とする。
また、本発明の振動排出カセットは(解決手段4)、上記解決手段1〜3の振動排出カセットであって、前記薬剤より重く且つ厚い板体からなり前記薬剤の上に載せられる最後尾押え板が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の振動排出カセットは(解決手段5)、上記解決手段1〜4の振動排出カセットであって、電磁ソレノイド等の電磁石が前記振動部材に採用され、永久磁石等の磁性体が前記内底部材に付設され、前記振動部材が前記内底部材以外のところから前記磁性体に磁力を及ぼすようになっていることを特徴とする。
このような本発明の振動排出カセットにあっては(解決手段1)、積み重ねて整列収納した薬剤を載せて下から支持する役目を、横移動を行う摩擦部材だけでなく、横にはほとんど移動しない内底部材にも分担させたうえで、内底部材を上下に振動させるようにしたことにより、最下の薬剤だけでなくその上の薬剤にも上下振動が良く伝達される。しかも、摩擦部材を内底部材に設けて内底部材と一緒に摩擦部材も上下振動するようにしたことにより、収納薬剤全体への振動伝達が更に良くなされる。そのため、振動条件が緩和されて、従来の振動排出カセットの振動と同程度か多少強い程度の振動でも、大抵、薬剤のうち最下のものとその上のものとの絡み付きが回避される程度まで両薬剤間の摩擦力が低減されることとなる。
そして、そのような振動条件で振動部材を作動させると、最下の薬剤とその上のものとの絡み付きが回避されるので、更に摩擦部材も作動させると、上側の薬剤を不所望に変形させることなく、円滑に、最下の薬剤が横送りされる。これにより、立てておけないほど柔らかいPTP包装剤等であっても、ほとんどの薬剤が、順次排出可能となり、振動排出カセットで取り扱い可能な範囲に入ることとなる。
したがって、この発明によれば、最下薬剤の横送り方式に振動を組み合わせたことにより、腰のないPTP包装剤等の薬剤でも円滑に順次排出しうる振動排出カセットを実現することができた。
また、本発明の振動排出カセットにあっては(解決手段2)、従動輪と駆動輪との離隔距離よりは長いが二倍までは長くなく且つ両輪の突出量より薄い薬剤に適用することにより、次の解決手段3の更なる作用効果を奏することができる。
すなわち、摩擦による下からの横送り排出に際して、小刻みな上下振動ばかりか、ゆっくりしたメトロノーム風の前後揺動をも、薬剤の積重体に加えるようにしたことにより、腰のないPTP包装剤等の薬剤でも円滑かつ迅速に順次排出しうる振動排出カセットを実現することができる。
詳述すると、本発明の振動排出カセットにあっては(解決手段3)、最下の薬剤が駆動輪と従動輪の双方に乗っている間は収納薬剤が全体的に前傾していて重心が駆動輪の方に寄っている。そのため、従動輪の方では接触圧が小さくなるので最下の薬剤とその上のものとの絡み付きが回避される。一方、駆動輪は前側に有って排出口に近いので、接触圧が増して摩擦力が大きくなっても、曲げ力の生じるのは薬剤の前端部かその近くの局所だけなので、薬剤はあまり変形しない。そのため、薬剤の不所望な変形を招来することなく最下の薬剤を横送りし始めることができる。
そして、その横送りによって最下薬剤の後端が従動輪から前へ降りると、最下薬剤の後半部分が自由状態かそれに近い状態になるうえ、収納薬剤の全体的な前傾が解消されて重心の偏りがなくなるため、最下の薬剤とその上の薬剤との摩擦が減って、最下の薬剤と摩擦部材との滑りが減少するので、最下薬剤の横送りが加速される。しかも、最下薬剤の後端が従動輪から外れると、その上の薬剤は後側部分が最下薬剤から離れて従動輪によって支持されるので、最下薬剤の横送りが高速になっても、両薬剤の不所望な絡み付きは発生しない。
したがって、この発明によれば、腰のないPTP包装剤等の薬剤でも円滑かつ迅速に順次排出しうる振動排出カセットを実現することができる。
さらに、本発明の振動排出カセットにあっては(解決手段4)、最後尾押え板が追加されているが、これは薬剤より重く且つ厚い板体からなるものなので簡素かつ安価である。そして、この最後尾押え板が収納薬剤の最後尾すなわち上に置かれることにより、収納薬剤の多寡による最下薬剤の押付け状態の変動が抑制されるので、排出動作が安定する。
また、本発明の振動排出カセットにあっては(解決手段5)、振動部材に電磁石が採用され、それが内底部材から切り離されている。そして、内底部材には磁性体が付設され、電磁石から磁性体へ磁力が及ぶことで、磁性体ひいては内底部材が振動する。
このような内底部材は、付設部材が振動部材全部から磁性体だけに減って、軽くなっているので、小さな力でも良く振動する。
このような本発明の振動排出カセットについて、これを実施するための具体的な形態を、以下の実施例1〜2により説明する。
図1〜2に示した実施例1は、上述した解決手段1〜5(出願当初の請求項1〜5)を総て具現化したものであり、図3に示した実施例2は、その変形例である。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,電磁ソレノイド駆動回路等の電気回路,電気配線,コントローラ等の電子回路の詳細などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
本発明の振動排出カセットの実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、振動排出カセット10の全体構造を示し、(a)が平面図、(b)が正面図、(c)が左側板13と内底部材16の左側面部分とを外して内部を露呈させたところの左側面図である。また、図2は、要部の詳細構造を示し、(a)が内底部材16と摩擦部材31の側面図、(b)がPTP包装剤からなる薬剤8の側面図である。なお、図1において、(a),(b)は空のカセット10を示しているが、(c)は収納薬剤8,…を収納したカセット10を示している。
この振動排出カセット10は(図1,図2(a)参照)、外板11〜14と排出口可変部材15と内底部材16と制御回路21と振動部材22と排出検出部材25と駆動輪31(摩擦部材)と従動輪32と最後尾押え板34とを具えたものであり、PTP包装された薬剤8を各々は横にしたうえで内底部材16上へ縦に積み重ねて整列収納させた状態で外板11〜14内に保持するとともに収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8から順に一つずつ駆動輪31にて横送りすることで前板14の下方の排出口からカセット前方へ排出するようになっている。
このカセット10に整列収納される薬剤8の典型例はPTP包装剤であり(図2(b)参照)、その典型的な形状は片面が平坦で片面に薬剤収納用突部の列設された角板状である。薬剤8の典型的なサイズは幅が数十mmで長さが百数十mmであり、薬剤8の典型的な重量・質量は、数十mg〜百数十mgである。薬剤8の典型的な厚みは、片面側に列設された丘状の薬剤収納用突部まで含めると数mmであるが、シート部分8aに限ると1mm未満であり、これの薄板化が進行している。
カセット10の各部材を詳述すると(図1参照)、外板11〜14は、薬剤を整列収納させておくところである薬剤収納空間を確保するため、背板11と右側板12と左側板13と前板14からなる箱体状のものであり、内底部材16や振動部材22等の内蔵部品を簡便かつ確実に保持するため、底面(下面)には底板18が設けられている。このような外板11〜14は、例えば、透明樹脂で一体成型しても良く、各面ごとに分割形成して接着やネジ等で箱体状に組み上げても良く、内部の薬剤収納空間が概ね直方体状で前後に(図1(a),(c)では左右に、図1(b)では紙面を貫く向きに)長くなっている。その上面は、薬剤補充の容易化のため、ほぼ全域が解放されており、前板14の下側部分は、薬剤排出のために解放されて、排出口となっている。排出口は、調節ネジ17を一時的に緩めて上辺の排出口可変部材15を上げ下げすることで、調整可能になっている。
内底部材16は(図1参照)、例えばアルミニウム板をプレス機で打ち抜いてから曲げ加工を施すことで製造されるが、収納薬剤8,…を上面に載せて保持するとともに駆動輪31等を装備するために、この例では、背の低い直方体状の箱体になっている。振動時に収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8の横送りを促進するとともに、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8より上の収納薬剤8,…の前端を前板14に当接させて収納薬剤8,…を安定保持するために、内底部材16は少なくとも上面が前下がり傾斜になっている。その斜度は、水平からの傾きが4゜〜10゜程度であり、この例では5゜になっている。前板14の内面も同じだけ前傾しており、前板14内面と内底部材16上面は直角である。
この内底部材16は、外板11〜14の内側に配置されて底板18の上方に上記傾斜姿勢で横たわるが、この例では、後端の折曲部16cが背板11の内面の掛止部材11aに引っ掛けられるとともに、前端が支承腕19の上端の受座部24の上に載置されることで、上記傾斜姿勢をとるようになっている。このように、水平移動を規制する掛止部材11aにて内底部材16の後端を支承するとともに、水平移動を規制しない受座部24にて内底部材16の前端を支承することにより、内底部材16の交換や調整が容易になるとともに、内底部材16全体の振動性能が高いものとなっている。振動音を抑制するには、後端折曲部16cや受座部24に適宜な緩衝材を採用したり組み合わせると良い。
この内底部材16には、振動部材22の作動時には内底部材16の振動が駆動輪31に伝達されるとともに収納薬剤8,…にも伝達されて収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8とその上のものとの絡み付きが回避される程度まで両薬剤間の摩擦力が低減されるようにすべく、排出駆動部材23と駆動輪31と従動輪32とが設けられている。
排出駆動部材23は、例えば減速ギヤの付いた電動モータからなり、ベルト等を介して駆動輪31を定速回転させるようになっている。
駆動輪31は、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8を横送りする摩擦部材として、内底部材16の前端部に取り付けられており、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8の下面へ直に又は捲回されたベルト等を介して間接的に摩擦力と振動とを伝達するようになっている。
従動輪32は(図2(a)参照)、駆動輪31と同様の輪体で良いが、自由に回転しうる状態で、内底部材16において駆動輪31から後方へ離隔距離Cだけ離れた部位に取り付けられている。
排出駆動部材23は内底部材16の内部に収まっているが、駆動輪31と従動輪32は一部が内底部材16の上面より上へ突き出ている。駆動輪31の突出量Dと従動輪32の突出量Aは、同程度の数mmであり、内底部材16の上面における駆動輪31と従動輪32との取付け部位の高低差Bとも同程度になっている。しかも(図2(a),(b)参照)、その突出量A,Dは薬剤8の厚みEより大きく、従動輪32と駆動輪31との離隔距離Cは薬剤8の長さFの半分よりも大きくなっている。
また(図1参照)、内底部材16には区切検出部材33が付設されており、区切検出部材33は、後で詳述する区切提示部材35が接近するとそれを検出するものであり、接触式でも良いが、非接触式の方が使いやすい。
さらに、内底部材16の下面のほぼ中央部には磁石16eが付設されている。磁石16eは、振動伝達部材として振動部材22の磁力に応動するものであり、安価でも磁力の強い永久磁石が好ましいが、磁性を常に帯びているのが好ましくない環境などでは軟鉄等の磁性体で代替しても良い。
振動部材22は(図1参照)、内底部材16以外のところから内底部材16付設の磁石16eに磁力を及ぼして磁石16eひいては内底部材16を少なくとも上下に振動させることができれば良いが、この例では、交流電流で作動する電磁ソレノイドであるACソレノイドが採用されており、磁石16eの下方で底板18上に固設されており、その電流の周波数を可変することで内底部材16の振動周波数を適宜設定しうるものとなっている。
排出検出部材25は(図1参照)、例えば反射式の光学センサからなり、この例では内底部材16の前端部の下方で底板18の上面に設けられて、支承腕19の隙間から前板14下方の排出口を覗いている。そして、排出口に薬剤8が有って反射光が検出されるか或いは排出口に薬剤8が無くて反射光が検出されないかに応じてオンオフ信号を出力するものである。この信号に応じて、制御回路21が、駆動輪31の摩擦力によって収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8が横送りされて排出口へ出てくると、その収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8の排出開始を検出し、その収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8が排出口から去ると、排出完了を検出するようになっている。
最後尾押え板34は(図1(c))、上述した薬剤8より重くするために例えば厚手のプラスチック板から作られる。収納薬剤8,…の上に載せられるよう最後尾押え板34の幅や長さは薬剤8のそれと同じか少し狭くなっているが、排出口から最後尾押え板34が排出されないよう最後尾押え板34の厚みは少なくとも前端部が薬剤8より厚くなっており、前端部が前板14か排出口可変部材15に当接して最後尾押え板34は必ずカセット10の中に残るようになっている。最後尾押え板34のうち区切検出部材33に対向する部位には区切提示部材35が埋込や貼付にて付設されている。
区切提示部材35は、上述した区切検出部材33にて検出することができるものであって、薬剤8から区別することができ且つ内底部材16の上で最下位置まで降りてきていることが認識できれば良く、例えば無線で読取可能な電子タグや,ホール素子で検出可能な磁性体,レーザ光で読取可能なコード印刷ラベル等からなり、最後尾押え板34の識別情報を担持している。記憶容量や情報保持能力が足りれば薬効期限など他の管理情報を担持させても良く、中間仕切など他の識別情報の担持に用いても良い。
制御回路21は(図1参照)、いわゆるワンチップマイコン及び/又は論理回路からなり、例えば外部の上位コントローラから排出指令を入力したり図示しない排出指示ボタンの操作信号を入力したりするとともに排出検出部材25の検出信号を入力していて、振動部材22と排出駆動部材23の動作制御を行うものであり、図示しない電源回路や電池から電力を供給されて動作する。そして、排出指示を受けたときには、振動部材22と排出駆動部材23を作動させ、その作動継続中に排出検出部材25によって最下薬剤の排出完了が検出されると、振動部材22と排出駆動部材23の作動を停止させるようになっている。
この実施例1の振動排出カセット10について、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図2(a)は、取り扱い対象の典型例であるPTP包装剤からなる薬剤8の側面図であり、図2(c)と図1(c)は、収納薬剤8,…を収納した振動排出カセット10の内部を透視した側面図であり、そのうち図1(c)は、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8の横送り開始時の状態を示し、図2(c)は、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8の横送り後半の状態を示している。
振動排出カセット10の使用に先立って、薬剤8の種類ごとにカセット10を割り振るが、その際、薬剤8の長さFがカセット10における従動輪32と駆動輪31との離隔距離Cよりは長いが二倍までは長くなく、薬剤8の厚みEが従動輪32の突出量Aより薄く、且つ薬剤8の厚みEが駆動輪31の突出量Dより薄くなるようにする。そして、カセット10の作動を停止させておいて、具体的には制御回路21の制御動作を止めた状態で、調節ネジ17を緩めてから、排出口可変部材15の位置を上げ下げして、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8は排出口から前方へ出られるが、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8より上の薬剤8は排出口可変部材15に当接して前方へ出られないようにし、その状態で調節ネジ17を締めて排出口可変部材15を固定する。
そして、排出口の高さ調整が済んだ空のカセット10には、先ず手作業で薬剤8を解放上面から補充する。そのとき、各々の薬剤8を横にしたうえで、多数の薬剤8の表裏を同じ向きに揃え、それらを内底部材16の上面に積み上げることで、薬剤収納空間内に収納薬剤8,…を整列収納する。内底部材16の上面からは駆動輪31と従動輪32が上へ突き出ているので、収納薬剤8,…は、駆動輪31と従動輪32の上に保持され、収納薬剤8,…のうち垂れ下がった部分だけが内底部材16によって直に保持される。その状態で、収納薬剤8,…の後端を指等で軽く押して、収納薬剤8,…の列を整える。収納薬剤8,…そのうち最下の薬剤8を除いて何れも前端を前板14に当てて位置が決まる。
収納薬剤8,…の補充を終えたら、その収納薬剤8,…の上に最後尾押え板34を載せると、収納薬剤8,…が安定し、その順次排出の準備が整う。
その後、収納薬剤8,…を一つずつ排出させるときには、制御回路21に排出の指令や指示を与えて、カセット10に排出動作を行わせる。具体的には、制御回路21が、排出検出部材25の反射光不検出を確認しつつ、振動部材22と排出駆動部材23を作動させる。そうすると、駆動輪31が回転して収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8の前端部の下面に前向きの摩擦力が作用し、それによって収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8が横送りされて排出口へ向かう。また、内底部材16と一緒に駆動輪31も従動輪32も小刻みに上下振動し、それが収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8やその上に伝達される。
その時点では(図1(c)参照)、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8が駆動輪31と従動輪32との双方に乗っているので、収納薬剤8,…は全体的に前傾していて重心が駆動輪31の方に寄っていて従動輪32の方では接触圧が小さくなるため、更には収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8が良く上下振動しているため、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8とその上のものとの絡み付きが回避される。一方、駆動輪31は前側に有って排出口に近いので局所的には接触圧が多少大きくなるが、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8の前端は排出口で自由状態になり、その上の薬剤8のうち強い圧縮力がかかるのは駆動輪31と排出口可変部材15との間の短い部分だけになるうえ、両薬剤8間の摩擦や絡みが小刻みな上下振動によって軽減されて上の薬剤8の圧縮力が弱まるので、何れの薬剤8もあまり変形しない。そのため、収納薬剤8,…の不所望な変形を招来することなく収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8が横送りされる。
そして(図2(c)参照)、その横送りによって収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8が長さFの半分近く送られると、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8の後端が従動輪32から前へ降りる。すると、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8に代わってその上の薬剤8が従動輪32の上へ降下してくるので、その分だけ収納薬剤8,…が後方へ揺動する。それによって、収納薬剤8,…の全体的な前傾が解消されて、重心の偏りがなくなるため、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8とその上の薬剤8との摩擦が減って、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8と駆動輪31との滑りが減少するので、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8の横送りが加速される。しかも、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8の後端が従動輪32から外れると、その上の薬剤8は後側部分が収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8から離れて従動輪32によって支持されることから、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8の後半部分が自由状態になるので、それによって更に収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8の横送りが高速化されるうえ、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8の横送りが高速になっても、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8とその上の薬剤8との不所望な絡み付きが発生することはない。
そして、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8の後端が駆動輪31を過ぎると、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8は排出口から前方へ放出され、自重で前方斜め下へ落下する。収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8が排出口から前方斜め下へ排出されると、その排出中の薬剤8からの反射光が排出検出部材25によって検出され、これに応じて振動部材22と排出駆動部材23の作動が停止されるので、駆動輪31の回転も内底部材16等の振動も止まる。それと並行して、収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8の抜けた内底部材16上では、次の薬剤8が収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8となり、この新たな収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8が駆動輪31と従動輪32の双方に乗るので、収納薬剤8,…が前方に揺動して上述した前傾状態に戻る。
こうして、この振動排出カセット10にあっては、PTP包装剤などの収納薬剤8,…を一枚ずつ排出するのが円滑かつ確実に行える。
しかも、収納薬剤8,…を総て排出したカセット10では、最後尾押え板34が排出口可変部材15や前板14に阻止されて排出されることなく駆動輪31と従動輪32の上に残存し続けるとともに、それに設けられた区切提示部材35が区切検出部材33によって検出されるので、カセット10から収納薬剤8,…が総て排出されたことが判明する。また、上下振動によって駆動輪31と収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8との摩擦力が弱められる状況下であっても、最後尾押え板34の加重によって駆動輪31と収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8との接触圧ひいては摩擦力が補強されるとともに、収納薬剤8が多いときの上記接触圧と収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8だけに減ったときの上記接触圧との比が小さくなるので、駆動輪31と収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8と摩擦力の変化が抑制されて、排出動作が最初から最後まで安定する。
本発明の振動排出カセットの実施例2について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図3は、内カセット40を具えた振動排出カセット50の構造を示し、(a)が左側板44を外して内部を露呈させた内カセット40の左側面図、(b)が前板43を外して内部を露呈させた内カセット40の正面図、(c)が左側板13,44を外して内部を露呈させた振動排出カセット50の左側面図である。
この振動排出カセット50が上述した実施例1の振動排出カセット10と相違するのは、収納薬剤8,…の積み重ね収納に別体の内カセット40が用いられるようになった点と(図3(a),(b)参照)、その内カセット40を収納して収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8を横送り排出するために内底部材16の上面に逃げ51が彫り込み等にて形成されている点である(図3(c)参照)。
内カセット40は、右側板41と背板42と前板43と左側板44と底板45とからなる上面解放の箱体である。
内カセット40の前板43の下部には、カセット50の排出口に適合した排出用開口43aが形成されていて、そこから収納薬剤8,…のうち最下の薬剤8を横送りできるようになっている。
また、内カセット40の底板45は、収納薬剤8,…の保持に必要なところには例えば分散して設けられているが、他の部分は底部開口45aが形成されている。そのため、内カセット40をカセット50内に挿入して収納させると、底板45が逃げ51に収まって内カセット40が安定支持されるとともに、駆動輪31と従動輪32と内底部材16上面の一部とが底部開口45aから内カセット40内に入り込んで収納薬剤8,…を底板45から持ち上げて保持するようになっている。
この場合、薬剤8の種類ごとの割り振りがカセット50及び内カセット40に対して行われるが、その際の条件は、上述したのに加え、内カセット40の内寸長さより薬剤8の長さFを揺動分も見込んで十分に短くすることである。調節ネジ17と排出口可変部材15とで行う排出口の高さ調整は上述したのと同じで良い。これに対し、解放上面からの薬剤補充作業は、カセット50に対し直に行うのでなく、先ず内カセット40に行い、それから内カセット40をカセット50に収納することとなる。
もっとも、内カセット40への薬剤8の整列収納は、上述したのと同様であり、再述すると各々の薬剤8を横にしたうえで多数の薬剤8の表裏を同じ向きに揃えそれらを底板45の上に積み上げることで行われるが、箱体だけで可動部のない内カセット40に対して行えば良いので、作業が楽である。
内カセット40が収納されると、カセット50は収納薬剤8,…の順次排出が可能となり、後は、自動で、ゆっくりしたメトロノーム風の前後揺動と小刻みな上下振動とを伴った摩擦による下からの横送り排出によって、収納薬剤8,…が一枚ずつ円滑かつ確実に排出される。
なお、この実施例に限られることではないが、図示の例では、最後尾押え板34と同様に区切提示部材35を具えた仕切板36が収納薬剤8,…の間に挿入されている。この仕切板36は厚みも重さも薬剤8に近い板体なので、薬剤8と同様に横送り排出されるが、区切提示部材35の検出によって薬剤8から区別されるので、薬剤排出計数対象からは除かれ、仕切表示や管理データ提供などの役目を果たしている。
[その他]
上述の最後尾押え板34や仕切板36に例えば薬剤8の薬品名や識別コードを印刷したシートを貼り付けておくと、補充時の薬品確認やバーコード入力作業が容易かつ的確に行えるようになる。
本発明の振動排出カセットは、PTP包装した薬剤の他、それと等価な薬剤たとえばシート状包装やカード状包装の薬剤などにも、適用することができる。
また、本発明の振動排出カセットは、単体で使用できる他、薬剤払出装置に組み込んでも良い。
本発明の実施例1について、振動排出カセットの構造を示し、(a)が平面図、(b)が正面図、(c)が左側板と内底部材の左側面部分とを外して内部を露呈させたところの左側面図である。 要部の詳細構造と動作状態を示し、(a)が内底部材と摩擦部材の側面図、(b)がPTP包装剤の側面図、(c)が左側板と内底部材の左側面部分とを外して内部を露呈させた振動排出カセットの左側面図である。 本発明の実施例2について、内カセットを具えた振動排出カセットの構造を示し、(a)が左側板を外して内部を露呈させた内カセットの左側面図、(b)が前板を外して内部を露呈させた内カセットの正面図、(c)が左側板を外して内部を露呈させた振動排出カセットの左側面図である。 本発明の課題を示し、(a)〜(c)何れもPTP包装剤の側面図である。
8…薬剤(PTP包装剤等の薬剤)、
10…カセット(振動排出カセット)、
11…背板、11a…掛止部材、12…右側板、
13…左側板、14…前板、15…排出口可変部材、
16…内底部材、16c…後端折曲部、16e…磁石、
17…調節ネジ、18…底板、19…支承腕、
21…制御回路、22…振動部材、23…排出駆動部材、
24…受座部、25…排出検出部材、
31…駆動輪(摩擦部材)、32…従動輪、
33…区切検出部材、34…最後尾押え板、
35…区切提示部材、36…仕切板、
40…内カセット、41…右側板、42…背板、
43…前板、43a…排出用開口、44…左側板、
45…底板、45a…底部開口、
50…カセット(振動排出カセット)、51…逃げ

Claims (1)

  1. 立てておけないほど腰のないものであることもあるPTP包装剤等の薬剤を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持するとともに下から順に横送りして排出する振動排出カセットであって、前記薬剤を上面に載せて保持する内底部材と、前記薬剤のうち最下のものをその下面への摩擦力で横送りする摩擦部材と、前記内底部材を上下に振動させる振動部材とを備え、前記摩擦部材が前記内底部材に設けられていて前記振動部材の作動時には前記内底部材の振動が前記摩擦部材に伝達されるとともに前記薬剤にも伝達されて前記薬剤のうち最下のものとその上のものとの絡み付きが回避される程度まで両薬剤間の摩擦力が低減されるようになっており、更に、前記内底部材の上面が前下がり傾斜しており、前記摩擦部材には回転駆動される駆動輪が含まれており、自由に回転しうる従動輪が前記駆動輪から後方へ離れて前記内底部材に設けられており、前記駆動輪と前記従動輪とが前記内底部材の上面より上へ同程度に突き出ており、その突出量が前記内底部材の上面における前記駆動輪と前記従動輪との取付け部位の高低差と同程度であり、前記薬剤が前記従動輪と前記駆動輪との離隔距離よりは長いが二倍までは長くなく且つ両輪の突出量より薄いものであれば、前記薬剤のうち最下のものの排出の度に前記薬剤の整列収納体が前記前下がり傾斜に対応した前傾状態前傾の無い状態とに及ぶ揺動を行うことにより、前記薬剤が立てておけないほど腰のないものであっても前記薬剤同士の絡み付きが発生することなく前記薬剤のうち最下のものの横送りが加速されるようになっていることを特徴とする振動排出カセット。
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