JP4587835B2 - Ptp払出装置 - Google Patents
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Description
なお、本明細書で、「PTP包装した薬剤と等価な薬剤」とは、薄手の紙箱やプラスチックケース等に納められた薬剤であって、PTP包装剤のように立て掛けて整列収納しうるものをいう。
前記カセットが、薬剤収納用の外板と、その解放前面の上部で収納薬剤の前倒を止める上枠と、前記収納薬剤を載せて振動時には前進させる内板と、この内板を振動させる振動部材と、前記解放前面の手前に設けられ前記収納薬剤のうち前記解放前面から排出(予備排出)されたものを留め置く留置部材とを具備したものであり、
前記留置部材に作用して留置薬剤を前記落下案内部材に向けて放出(最終排出)させる作動機構が、前記カセットそれぞれに対応して設けられており、
前記留置部材の留置有無を検出して留置無しのときには前記振動部材を作動させ留置有りのときには前記振動部材の作動を停止させるようになっていることを特徴とする。
前記上枠に、前記内板上の先頭薬剤の上端部と干渉する第1当接面と、その前方かつ下方に位置して前記留置部材上の留置薬剤の上端部と干渉する第2当接面とが、形成されており、
前記作動機構が前記留置部材を軸回転させることにより、前記留置部材が、前記収納薬剤のうち前記解放前面から排出(予備排出)されたものを留め置く留置状態か、その留置薬剤を前記落下案内部材に向けて放出(最終排出)させる放出状態かの何れかの状態を採るようになっている
ことを特徴とする。
すなわち、前記外板は薬剤収納空間の少なくとも側面を囲み、前記薬剤収納空間の上面が薬剤補充可能に解放され、前記薬剤収納空間の前面が薬剤排出のために解放されており、前記内板は、上面のうち前端部分が前上がり傾斜で残部が前下がり傾斜に形成され、前記薬剤収納空間の内底部分に遊挿されて振動可能に支持されている、というものである。
また、内板が収納薬剤を載せて振動しうるよう薬剤収納空間の内底部分に遊挿され、内板が振動時に収納薬剤を前進させるよう上面の大部分を前下がり傾斜に形成し、その前進が無用に加速するのを阻止して収納薬剤がほぼ一定速度で安定進行するよう内板の上面のうち前端部分は前上がり傾斜に形成したことにより、秤量部材や付勢部材が付加されていなくても、内板の振動にて確実にPTP包装剤の整列維持と整列前進と順次排出とが行われる。
図1〜5に示した実施例1は、上述した解決手段1〜2(出願当初の請求項1〜2)及び実施形態を総て具現化したものであり、図6に示した実施例2は、その変形例である。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具,詳細な電気回路・電子回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
収集機構44は、上部が大きく開き下部が狭くなっている傾斜板やホッパー状部材からなり、搬出機構45は、ベルトコンベア等からなり、収集機構44の下方に横たわっている。この搬出機構45は、次の各カセット10もそうであるが、主コントローラの自動制御に従って動作するようになっている。
カセット10は(図1(c)参照)、振動排出カセットであって、外板11と上枠12と内板13と弾性支持部材14と振動部材15と排出検出部材16と留置部材18とからなり、PTP包装された薬剤20を立てた状態で横一列に並べて整列収納し先頭から一つずつ排出するようになっている。
振動部材15には、例えば携帯電話に内蔵される量産品で安価な偏心回転式の振動モータが転用され、これは、内板13を振動させるために、弾性支持部材14の内板13寄りや内板13の裏面などに付設される。
制御回路52は、いわゆるワンチップマイコン及び/又は論理回路からなり、コネクタ部51を介して排出検出部材16の検出信号を入力して振動部材15の動作制御を行うものであり、排出検出部材16の検出結果が留置無しのときには振動部材15を作動させ、排出検出部材16の検出結果が留置有りのときには振動部材15の作動を停止させるようになっている。
空のカセット10は支持部材43から外し、手作業で薬剤20を解放上面から補充して、支持部材43上に戻しておく(図2参照)。
留置部材18に留め置かれている留置部材18は、整列状態から分離されて単独で留置部材18上に一時保持されていて、内板13上に整列している薬剤20の圧力やそれに起因する摩擦力から解放されているので、一枚ずつ安定して速やかに放出することができる状態になっている。
こうして、所要のカセット10から落下案内ダクト42へ排出された薬剤20が自動で払い出される。
このPTP払出装置が上述した実施例1のものと相違するのは、カセット10における内板13と振動部材15の具体的な構成である。
すなわち、相違点は、カセット10において、振動部材15が増えて複数個(図では三個)になっている点と、内板13の前下がり傾斜部13aが振動部材15に対応して分割されている(図では三分割)点である。
なお、カセット10の配置は、上述したマトリクス状の直交配置に限られる訳でなく、例えば、特許文献2の収納庫のように円筒状配置であっても良い。
また、上記の各実施例では、制御回路52や,作動機構としてのソレノイド53及びフック54が支持部材43に装着されていたが、これらはカセット10に装着しても良い。例えば、外板11のうち底板に取り付けて、コネクタ部51を介して給電されるようにしても良い。
さらに、上記の各実施例では、カセットから薬剤を一つずつ取り出すようになっていたが、本発明はそれに限定されるものでなく、例えば二枚一組や三枚一組など複数の薬剤を纏めて取り出すようにしても良く、具体的には内板の前端と留置部材の対向面との距離を広げることで容易に実現される。
11…外板、12…上枠、12a…第1当接面、12b…第2当接面、
13…内板、13a…前下がり傾斜部、13b…前上がり傾斜部、
14…弾性支持部材、15…振動部材、16…排出検出部材、18…留置部材、
20…薬剤(PTP包装剤または等価な薬剤)、
40…PTP払出装置、41…引出棚、42…落下案内ダクト、
43…支持部材、44…収集機構、45…搬出機構、46…払出口、
51…コネクタ部、52…制御回路、53…ソレノイド、54…フック
Claims (2)
- PTP包装した薬剤またはそれと等価な薬剤を順次排出可能に整列収納する多数のカセットと、これらのカセットを並べて保持する支持手段と、各カセットから放出された薬剤を下方へ導く落下案内部材と、それらの薬剤を収集する収集機構とを備えたPTP払出装置であって、前記カセットが、薬剤収納用の外板と、その解放前面の上部で収納薬剤の前倒を止める上枠と、前記収納薬剤を載せて振動時には前進させる内板と、この内板を振動させる振動部材と、前記解放前面の手前に設けられ前記収納薬剤のうち前記解放前面から排出されたものを留め置く留置部材とを具備したものであり、前記留置部材に作用して留置薬剤を前記落下案内部材に向けて放出させる作動機構が、前記カセットそれぞれに対応して設けられており、前記留置部材の留置有無を検出して留置無しのときには前記振動部材を作動させ留置有りのときには前記振動部材の作動を停止させるものであることを特徴とするPTP払出装置。
- 前記内板上の先頭薬剤の上端部と干渉する第1当接面とその前方かつ下方に位置して前記留置部材上の留置薬剤の上端部と干渉する第2当接面とが前記上枠に形成されており、前記作動機構が前記留置部材を軸回転させることにより前記留置部材が留置状態か放出状態かの何れかの状態をとるものであることを特徴とする請求項1記載のPTP払出装置。
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