JP6048536B2 - 錠剤シート搬送ユニット、およびその制御方法とプログラム - Google Patents
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Description
特許文献1には適正姿勢の錠剤シートのみを選別するために、移動阻止部により適正姿勢ではない錠剤シートの移動を阻止する技術が開示されている。
図1は、包装装置5と錠剤供給装置10を示す図である。
錠剤供給装置10及び錠剤供給装置から供給された錠剤を包装する包装装置5とで構成されている錠剤供給システムである。
1は錠剤取出ユニットであり、錠剤シート51から錠剤を取り出すユニットである。
錠剤供給装置10は複数の錠剤取出ユニット1を備えているが、錠剤取出ユニットの数は1でもよい。
5は包装装置であり、錠剤供給装置の錠剤取出ユニットから供給された錠剤を包装する装置である。
10は錠剤供給装置であり、錠剤取出ユニットにより錠剤シートから錠剤を取り出して供給する。錠剤供給装置は複数の錠剤取出ユニット1を備えている。
錠剤供給装置10は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する。
錠剤供給装置10は、1または複数の錠剤取出しユニットと、錠剤取出しユニットで取り出された錠剤を供給する供給ユニットとを備えている。
図2を説明する。
図2は、錠剤供給装置を示す図である。
錠剤供給装置を正面側から見た図である。
203は錠剤シートの投入口である。
図3を説明する。
図3は、錠剤取出ユニット10の内部構造を示す図である。
錠剤取出ユニットを正面側から見た図である。
51は錠剤シートである。
図4を説明する。
図4は、錠剤取出ユニットの内部構造(断面)を示す図である。
錠剤シート投入口へシートをセットし、PTPシートを除包位置(錠剤の取出位置)まで搬送を行った際の図である。
39は下部ローラ(第2の搬送機構)である。
下部ローラは駆動源により回転駆動可能であり、シート部の下面に当接して錠剤シートに進行方法への力を加えることができる。
上部ローラは、駆動源により回転駆動可能であり、シート部の上面に当接して錠剤シートに進行方向への力を加えることができる。
上部ローラの幅方向の位置は、2列の錠剤収容部の間に相当する位置であるため、上部ローラは錠剤収容部52に当接することはない。
24は導入シュートである。
導出シュート24は、排出口に落とし込まれた錠剤を導くものであって、排出口を含む大きさの上部開口を有し、載置台の下面側に設けられている。
錠剤取出しユニットは、載置台上の錠剤シートの錠剤収容部を押圧する速度を変更させる変更機構をさらに有している。
押出し機構は、より高速に変更された速度で錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
押出し機構は、錠剤収容部の中央付近を押圧する内側押圧体83と、中央付近よりも外側の部分を押圧する外側押圧体84とを含んでいる。
内側押圧体と外側押圧体とが独立して動作することで錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す。
押出し機構は、内側押圧体よりも先に外側押圧体により錠剤収容部を押圧させる。
錠剤取出機構(押出し機構)は、外側押圧体を昇降させる第1昇降機構と、内側押圧体を昇降させる第2昇降機構とを有する。
錠剤取出しユニットは、錠剤収容部の押圧をするまえに、押圧される錠剤収容部の長さを検出する検出機構17をさらに有している。
錠剤供給装置は、検出した錠剤収容部の長さに基づいて所定の距離を算出する算出手段をさらに有している。
検出機構17は、押圧される錠剤収容部の長さを検出するとともに押圧される錠剤収容部の位置をさらに検知する。
錠剤供給装置は、検知された錠剤収容部の位置に基づいて、押圧される位置までの搬送距離を算出する算出手段をさらに有する。
搬送機構39は、搬送距離により載置台上の錠剤収容部が押圧される位置まで錠剤シートを搬送する。
搬送機構39は、所定の距離だけ前方(進む)または後方(戻る)に錠剤シートを搬送する。
図5を説明する。
図5は、錠剤供給装置の内部構造を示す図である。
錠剤供給装置を背面側から見た図である。
錠剤落下検出機構は、光学センサと落下錠剤カウンタとを有する。
錠剤供給装置は、押圧により錠剤収容部から錠剤が取り出されたかいなかを判定するべく、取り出された錠剤を検知する第2の検知機構204を有している。
401は、錠剤導入路である。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を導入シュート24から第1集積ホッパに中継する。
図6を説明する。
図6は、錠剤供給ユニット400の内部構造を示す図である。
402は第1集積ホッパである。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を集積する。
501は第2集積ホッパである。第1集積ホッパで集積された錠剤をさらに集積する。
502は第1の送り出し機構である。第2集積ホッパで集積された錠剤を第3の集積ホッパに移動させる。
503は第3集積ホッパである。送り出された錠剤を集積する。
504は第2の送り出し機構である。第3集積ホッパで集積された錠剤をメインホッパに移動させる。
505はメインホッパである。送り出された錠剤を集積し、包装シート(分包紙)の中に集積した錠剤を投入する。
図7を説明する。
図7は、包装ユニット701の内部構造を示す図である。
702は包装シートが連なるロール紙を包装機構に送り出すロール紙送出機構である。
703は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装機構)。
704は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装機構)。
705は、連なるロール紙を1包毎の包装シートに分断するための分断用ミシン目を包装シートに形成する。(分断機構)
706はプリンタであり、包装シートに、日付、患者データ、エラー情報を印字する(印字機構)。
図8を説明する。
図9を説明する。
図10を説明する。
図10は、図9を拡大した図である。
錠剤取出機構は、押圧部と、押圧部を錠剤収容部に接近する方向に移動させる昇降機構とを有する。
外側押圧体はさらに、前壁部と、前壁部からその後方に間隔をおいて前壁部と平行に設けられた後壁部と、前壁部と後壁部の内縁に設けられた内壁部とを有する。
すなわち、外側押圧体は、向かい合う一対の対面壁部である前後壁部と、これらの一方の縁部間に設けられた内壁部を有する。
図11を説明する。
図12を説明する。
図12は、リトライ除包時の除包動作と振動動作のフローチャートを表す。動作手順として、以下のような処理となる。
除包動作中、落下センサ204の入力を常に監視し、入力に変化があれば、落下カウンタ値を更新する。ただし、除包動作を開始する際の値は“0”とする。
ステップS101では、押出しユニットがPTPシートまで下降するよう除包モータ2901の回転方向と回転量をセットする。
ステップS102では、除包モータ2901を動作させる。
ステップS103では、除包モータ2901の動作状態を取得する。
ステップS106では、押出しユニットが初期位置まで上昇するよう除包モータ2901の回転方向をセットする。
ステップS108では、初期位置センサ2801の状態を取得する。
ステップS110では、除包モータ2901を停止し、除包動作を終了する。
ステップS113では、押出しユニットが設定位置に移動するまで除包モータ2901を動作させる。
ステップS114では、S103と同じ処理を行う。
ステップS118では、押出しユニットが設定位置に移動するまで除包モータ2901を動作させる。
ステップS119では、S103と同じ処理をおこなう。
ステップS122では、振動カウンタ値を1つインクリメントする。
図13を説明する。
図13は、リトライ除包時の除包位置(錠剤収容部から錠剤を取り出す位置)での錠剤シートの移動を示している。
601は、図9と同じ動作後に錠剤が落下しなかった場合を示している。
この動作でも取り出せなかった場合は603の動作に移行する。
601は除包位置到達後、最初に除包する位置を表す。
602は奇数回目の除包動作のリトライ(再)除包を行う除包位置を表す。
603は偶数回目の除包動作のリトライ(再)除包を行う除包位置を表す。
図14を説明する。
PTPシートポケットの手前/奥側の決定はリトライ回数カウンタの値により決定し、除包が成功または移動回数の上限値を超えた場合、値を“0”にする。
ステップS202では、PTPシート上の錠剤を移動させる距離をリトライ搬送カウンタへセットする。
ステップS203では、搬送モータの回転方向を錠剤シートが後退する方向になるようセットする。
ステップS204では、搬送モータを動作させ、錠剤シートを後退させる。(図13の602の状態)
ステップS205では、リトライ搬送距離をデクリメントし、残り搬送距離を更新する。
ステップS206では、リトライ搬送距離をチェックし、指定距離移動が完了していればS207へ、そうでなければ、S204へ処理を移す。
ステップS207では、搬送モータを停止する。
ステップS208では、搬送モータの回転方向を通常の前進方向になるようセットする。
ステップS209では、リトライ回数をインクリメントする。
ステップS210では、S202と同様の処理を行う。
ステップS211では、搬送モータを動作させ、錠剤シートを前進させる。(図13の603の状態)
ステップS212では、S205と同様の処理を行う。
ステップS213では、リトライ搬送距離をチェックし、指定距離移動が完了していればS214へ、そうでなければ、S211へ処理を移す。
図15を説明する。
図15は、通常除包時における、除包動作の状態をフローチャートにしたものである。
ステップS501では、錠剤が除包位置に到達しているかチェックする。
ステップS502では、押出しブロック84を動作させる。
ステップS504では、押出し板83を動作させる。
ステップS506では、錠剤シートを除包位置まで搬送する。
図16はPTPシートの錠剤収容部を検知する位置及び除包する位置を示した図である。
51はPTPシートである。
17は光学センサを表し、錠剤収容部の長さの計測に使用する。
301は光学センサ17による錠剤(錠剤収容部)の検知位置を表し、錠剤収容部が通過(遮断)することで錠剤収容部の長さの計測を行う。
300は除包位置(錠剤の取り出し位置)を表し、錠剤を取り出す除包動作を行う位置である。
図17を説明する。
図17は、光学センサ17を用いて錠剤収容部の長さを測定するフローチャートを表す。
ステップS301では、錠剤シートを前方(進む)に搬送するために搬送モータを前進させる。
ステップS302では、光学センサ17の状態を取得する。
ステップS304では、錠剤収容部の位置を検出し。錠剤収容部の長さの測定を開始する。
ステップS305では、錠剤シートを前方(進む)に搬送するために搬送モータを前進させる。
ステップS306では、光学センサ17の状態を取得する。
さらにここで測定した錠剤収容部の長さに基づいて、リトライ時(継続時)の錠剤シートの搬送距離(所定の距離)も算出する。
リトライ時の錠剤シートの搬送距離は錠剤収容部の長さの結果をもとに進行方向奥側と手前側それぞれの先端が除包位置となるように移動距離を算出する。
リトライ搬送距離は、計測した錠剤シートの半径と押し出し板先端部の半径との差分とする。 錠剤収容部の中心部を基準に算出したリトライ時の錠剤シートの搬送(移動)距離だけ前方(進む)と後方(戻る)へ錠剤シートを所定の距離だけ移動する。
図18を説明する。
PTPシートは、間隔センサ感知部17を通過することにより、センサ17によってシートポケットの寸法を測定し、錠剤取り出し位置まで搬送される。 図18は、本発明の実施形態における間隔センサ感知部17のPTPシート通過経路を示す図である。
図19を説明する。
なお、図19、図20、図21、図22、図23、図25、図26で示した前方とは錠剤シートを投入口から除包位置に搬送する方向(進む)を意味し、後方とは錠剤シートを投入口から除包位置に搬送する逆方向(戻る)を意味する。
なお、図19、図20、図21、図22、図23、図25、図26で示した左列とは錠剤シートを投入口から除包位置に搬送する方向(進む)を基準にした場合に、各々の錠剤シート列における左側の列を意味し、図で示した右列とは錠剤シートを投入口から除包位置に搬送する方向(進む)を基準にした場合に、各々の錠剤シート列における右側の列を意味する。
図19は、錠剤取出しユニット1が錠剤シート51から1包毎に除包動作を行う錠剤ポケット52の順番を表す。
図20を説明する。
図20は、錠剤取出しユニット1の除包モータ機構の内部構造を示したものである。
除包モータによる駆動で回転軸が回動すると、シャフトに固定されている2つのカム94、2つのカム99、遮蔽板2802も連動して回動する、
2902は、除包モータ用プーリである。
図21を説明する。
左列の除包動作(通常時)を行う場合には、図21に示したように350→360→370→360→350の順番で除包動作する。
350は、左列の除包動作を行う場合におけるカム94の初期位置を示している。
350は、左列の除包動作を行う場合におけるカム94の終了位置を示している。
図22を説明する。
右列の除包動作(通常時)を行う場合には、図22に示したように380→390→400→390→380の順番で除包動作する。
380は、右列の除包動作を行う場合におけるカム94の初期位置を示している。
380は、右列の除包動作を行う場合におけるカム94の終了位置を示している。
図23を説明する。
図24を説明する。
図24は錠剤取出しユニット1が除包処理を行う際の全体の処理ステップである。
図25を説明する。
図25は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す断面図である。 錠剤シート51の搬送について説明する。
除包位置で全てのポケットが除包されたPTPシートは、PTPシート排出路を通して、排出路に導通しているPTPシート回収BOXに集積される。
図26を説明する。
図26は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す傾斜図である。
1401は重送防止板であり、複数枚積まれたPTPシートの上部を重送防止部1502の奥側(前方)に搬送しないようブロックする為の板である。
図27を説明する。
次に、図27および図28を用いて、錠剤シート51が歪曲している場合に、重送防止部1502に引っかかってしまう例を説明する。
搬送ローラ1501の矢印は、錠剤シート51を重送防止部1502の奥側である前方に搬送するための回転方向を示している。
図29を説明する。
図29は、光学センサ17を用いた投入口203からの錠剤シートの排出ミスを検出するためのフローチャートを表す。
ステップS2901で錠剤供給装置10は、図示しないPTPシート幅検出センサにより、投入口にセットされているPTPシートの幅を測定する。
ステップS2903で錠剤供給装置10はポケット位置センサ17により、ポケット(錠剤収容部)の検出を行う。
図30を説明する。
図30は、光学センサ17を用いた投入口203からの錠剤シートの排出ミスをするリカバリするためのフローチャートを表す。
ステップS3001で錠剤供給装置10は、図示しないPTPシート幅検出センサにより、投入口にセットされているPTPシートの幅を測定する。
ステップS3003で錠剤供給装置10はポケット位置センサ17により、ポケット(錠剤収容部)の検出を行う。
ステップS3006で錠剤供給装置10は、所定回数だけリトライ搬送動作を繰り返すために、搬送リトライ回数が規定回数に達したかいなかを判断する。
次に、モータ回転の一時停止後に、さらにステッピングモータへの電流供給も遮断し、モータの回転開始前に電流供給を再開すればよい。
このようなステッピングモータの動作性質を利用してもPTPシートに微小な振動を与えることができる。
また、PTPシートへ微小な振動を与える別の方法として、下部ローラ1501が所定の距離だけ正回転・逆回転(反対の向き)を繰り返してもよい。
5 薬剤包装装置
10 錠剤供給装置
17 錠剤シート検出機構(第1の検知機構)
18 載置台
50 錠剤
51 錠剤シート(PTPシート)
52 錠剤収容部(シートポケット)
55 封止シート(アルミ箔)
83 内側押圧体(押し出し板)
84 外側押圧体(ブロック)
98 第2昇降体(押し出し板用)
93 第1昇降体(ブロック用)
99 カム(押し出し板用)
94 カム(ブロック用)
39 錠剤シート搬送機構(第2の搬送機構)
24 導入シュート(ホッパ)
203 錠剤シート投入口
204 錠剤検知機構(第2の検知機構)
300 除包位置
301 検出位置
400 錠剤供給ユニット
701 包装ユニット
1501 錠剤シート搬送機構(第1の搬送機構)
1502 重送防止部
Claims (9)
- 複数の錠剤シートを載置可能な投入部から錠剤シートの錠剤を取り出す錠剤取出位置に向かう搬送方向へ、錠剤シートを搬送する搬送動作を行うための搬送機構と、
前記搬送機構で搬送される錠剤シートの重力方向下側に位置する錠剤シート保持面に対して、1枚の錠剤シートが通過可能な隙間を設けて位置する重送防止部と、
前記搬送機構で搬送しようとする錠剤シートが前記隙間を通過したかを判断する判断手段と、
前記判断手段で通過したと判断できない場合に、前記搬送機構で搬送しようとする錠剤シートが前記隙間を通過するように、前記搬送方向と逆方向への搬送をした後に前記搬送方向への搬送が行われるように前記搬送機構を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする錠剤シート搬送ユニット。 - 前記制御手段は、前記逆方向への搬送をした後に前記搬送方向への搬送を行うことで、前記搬送機構で搬送しようとする錠剤シートに振動を与えるように制御することを特徴とする請求項1に記載の錠剤シート搬送ユニット。
- 前記制御手段は、前記搬送動作を一時停止した錠剤シートに対して、前記搬送方向と逆方向への搬送を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の錠剤シート搬送ユニット。
- 前記制御手段は、前記判断手段により錠剤シートが通過したと判断された場合には、前記取出位置にまで錠剤シートが搬送されるように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の錠剤シート搬送ユニット。
- 前記制御手段は、前記搬送方向と逆方向への搬送と前記搬送方向への搬送とを所定回数繰り返しても、前記判断手段で錠剤シートが通過していないと判断された場合には、前記搬送動作を中止するように制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の錠剤シート搬送ユニット。
- 前記重送防止部よりも錠剤シートの搬送方向下流側に設けられ、錠剤シートの通過を検知する検知機構を更に有し、
前記判断手段は、前記検知機構の検知結果を用いて判断することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の錠剤シート搬送ユニット。 - 錠剤シートは、錠剤を収容する複数の錠剤収容部と当該複数の錠剤収容部を封止する封止シールとを有しており、
前記投入部には、前記封止シールを重力方向下側にした状態で錠剤シートが投入されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の錠剤シート搬送ユニット。 - 複数の錠剤シートを載置可能な投入部から錠剤シートの錠剤を取り出す錠剤取出位置に向かう搬送方向へ、錠剤シートを搬送する搬送動作を行うための搬送機構と、前記搬送機構で搬送される錠剤シートの重力方向下側に位置する錠剤シート保持面に対して、1枚の錠剤シートが通過可能な隙間を設けて位置する重送防止部と、を有する錠剤シート搬送ユニットの制御方法であって、
前記搬送機構で搬送しようとする錠剤シートが前記隙間を通過したかを判断する判断工程と、
前記判断工程で通過したと判断できない場合に、前記搬送機構で搬送しようとする錠剤シートが前記隙間を通過するように、前記搬送方向と逆方向への搬送をした後に前記搬送方向への搬送が行われるように前記搬送機構を制御する制御工程を有することを特徴とする制御方法。 - 複数の錠剤シートを載置可能な投入部から錠剤シートの錠剤を取り出す錠剤取出位置に向かう搬送方向へ、錠剤シートを搬送する搬送動作を行うための搬送機構と、前記搬送機構で搬送される錠剤シートの重力方向下側に位置する錠剤シート保持面に対して、1枚の錠剤シートが通過可能な隙間を設けて位置する重送防止部と、を有する錠剤シート搬送ユニットが読み取り実行可能なプログラムであって、
前記錠剤シート搬送ユニットを、
前記搬送機構で搬送しようとする錠剤シートが前記隙間を通過したかを判断する判断手段、
前記判断手段で通過したと判断できない場合に、前記搬送機構で搬送しようとする錠剤シートが前記隙間を通過するように、前記搬送方向と逆方向への搬送をした後に前記搬送方向への搬送が行われるように錠剤シートを振動させるべく前記搬送機構を制御する制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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