JP2015150309A - Ptpカセット - Google Patents

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Abstract

【課題】腰の弱い反ったPTP等包装剤でも安定排出できる簡素なPTPカセットを安価に実現する。【解決手段】横にしたPTP包装剤8を縦に積み重ねて収納空間11に保持する整列収納部20と、無端ベルト34の引掛部材35にて最下PTP包装剤81を前送りする順次排出機構30とを備え、PTP包装剤8を下から順に横送りして排出口25から前方へ排出するPTPカセット10において、前後に延びた細長い案内部材40を設け、その上端部(42)を下から収納空間11へ突き出させて、突起部(8b)を下にした最下PTP包装剤81を突起部同士の間に収まった案内部材40の上端部によって支承するとともに、案内部材40の上端部に案内溝(43)を形成して無端ベルト34を案内させる。無端ベルト34にVベルトを採用し、可撓性留具24の髭状部分を凸形24b,24cにし、案内部材40の上端部の前端寄り部分(44)を傾斜させる。【選択図】 図1

Description

この発明は、幾つかの薬剤を一枚のシートに区分収納したPTP包装剤またはそれと等価なシート状包装剤であるPTP等包装剤を整列収納して順次排出するPTPカセットに関し、詳しくは、PTP等包装剤を積み重ねて多数保持するとともに下から順に長手方向へ横送りして排出するPTPカセットに関する。
薬剤を閉じ込めたポケット(区分収納用の突起部)がシート片面に縦横に形成されておりシート他面が平坦なPTP等包装剤を対象として、それぞれを横向きの姿勢にしたうえで積み重ねて多数保持するとともに下から順に長手方向へ横送りして順次排出するようになったPTPカセットが、幾つか開発されている(例えば特許文献1〜3参照)。
何れのPTPカセットも、収納空間を画する箱状の整列収納部と、その下に設けられた順次排出機構とを備えており、そのうち整列収納部は、PTP等包装剤を各々は横にしたうえで収納空間の内底の部材の上に載せて縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持するようになっており、順次排出機構は、整列収納部に保持されているPTP等包装剤を下から順に横送りして前方へ排出するようになっている。
整列収納部は、何れのカセットでも構成が似ており、整列状態維持のため内底の上の収納空間が前板と両側板で囲まれているが、PTP等包装剤の補充のため、上面が解放されている。また、補充作業容易化のため後背面まで解放されたり、整列状態安定化のため収納空間の内底部材が少し前下がりに傾けられたりしている。さらに、横送り排出のため、前板のうち内底の前端のところが切り欠かれて、排出口が形成されており、排出確認のため排出口の下方には排出センサが置かれている。前板には、排出口の上部に位置して排出口の開度を加減する調整部材が付設されており、調整部材には、髭状の可撓性留具や単純な板状体が採用されており、髭状の可撓性留具を複数設けたうえで、その高さ調整を個々に行えるようにしたものもある(特許文献2参照)。
順次排出機構は、整列収納部に保持されているPTP等包装剤のうち最も下になっている最下PTP等包装剤に接触作用する可動部材と、この可動部材を運動させて最下PTP等包装剤を前送りさせることにより排出口から前方へ放出させる駆動機構とを備えている点は、何れのカセットにも共通しているが、可動部材がPTP等包装剤の後端に当接作用する引掛部材や押出部材であって駆動機構がその可動部材を内底部材に沿って前送りする機構になっている後端当接タイプと(特許文献1,2参照)、平坦面を上にし突起部形成面を下にして縦に積み重ねられたPTP等包装剤の突起部に可動部材が当接作用して最下PTP等包装剤を前送りする突起部当接タイプと(特許文献3参照)、平坦面を下にして縦に積み重ねられたPTP等包装剤の平坦面に可動部材としての回転輪が摩擦作用することで最下PTP等包装剤を前送りする平坦面摩擦タイプとがある(特許文献4参照)。
特開2009−297466号公報 特開2011−172675号公報 特開2012−283949号公報 特開2012−147813号公報
このような従来のPTPカセットのうち、最初に挙げた後端当接タイプのもの、更にその中でも引掛部材を用いる後端引掛タイプのPTPカセットは、シートのカール性に起因してPTP等包装剤が突起部形成面を内側にして曲がって浅溝状の樋のように反った場合でも高速排出が可能なうえ、構成が簡素なので、多用されている。この後端引掛タイプの場合、突起部当接タイプのようにPTP等包装剤の平坦面を上にして縦積みしても、平坦面摩擦タイプのようにPTP等包装剤の平坦面を下にして縦積みしても、原理的には横送り排出可能であるが、平坦面を上にし突起部形成面を下にしてPTP等包装剤を縦積みした場合にはPTP等包装剤の反り具合によって後端引掛位置の高さが変わりやすいため引掛部材に高性能のものが必要になるのに対し、平坦面を下にし突起部形成面を上にしてPTP等包装剤を縦積みした場合には後端引掛位置の高さ変動が比較的小さくて引掛部材の負担が軽いので延いては引掛部材が簡素かつ安価なもので済むので、平坦面を下にし突起部形成面を上にしてPTP等包装剤を縦積みする態様で使用されている。
一方、突起部当接タイプのPTPカセットは、PTP等包装剤が反っていても更にはPTP等包装剤が腰の弱いものであっても、縦積みされたPTP等包装剤を下から順に横送りするのを安定かつ的確に実行することができる。そのため、後端引掛タイプのPTPカセットでは横送りが安定しないほど腰の弱いPTP等包装剤を取り扱うときには、突起部当接タイプのPTPカセットが使用されることが多い。この突起部当接タイプのPTPカセットでは、PTP等包装剤の突起部に当接作用する可動部材が引掛部材より高価なので排出口寄りの前側部分に配置されるとともに、その後ろ側には安価な条材が配置される。この条材は、長手方向を前後に向けた状態で収納空間の内底に固定されていて、最下PTP等包装剤の突起部の間に収まって該PTP等包装剤を前後方向移動可能に支承する案内部材となって、可動部材の原価低減に寄与している。
しかしながら、このようにしてコストダウンしても、突起部当接タイプのPTPカセットでは、可動部材の当接部のピッチをPTP等包装剤の突起部の長手方向ピッチに適合させる必要があって、突起部の長手方向ピッチの異なるPTP等包装剤については別の可動部材を採用しなければならないため、そのような必要のない後端引掛タイプと同等のレベルまでコストダウンを推し進めるのが難しい。
そこで、後端引掛タイプと突起部当接タイプとから良いところ取りすることにより、腰が弱いうえに反りがあるPTP等包装剤でも安定して排出できる簡素で安価なPTPカセットを実現することが技術的な課題となる。
本発明のPTPカセットは(解決手段1)、このような課題を解決するために創案されたものであり、薬剤をシート片面の突起部に区分収納したPTP包装剤またはそれと等価なシート状包装剤であるPTP等包装剤を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持する整列収納部と、前記PTP等包装剤のうち最も下になっている最下PTP等包装剤の後端を引っ掛ける引掛部材を外周側に装備した無端ベルトを循環運動させることにより前記整列収納部の内底で前記最下PTP等包装剤を前送りする順次排出機構とを備えていて、前記PTP等包装剤を下から順に横送りして前記整列収納部の排出口から前方へ排出するPTPカセットにおいて、細長い案内部材がその上端部を前記整列収納部の収納空間へ下から突き出した状態で且つ長手方向を前後に向けた状態で設けられており、前記収納空間で前記最下PTP等包装剤が前記突起部の形成面を下にしていれば前記案内部材の前記上端部が前記最下PTP等包装剤の前記突起部同士の間に収まって前記最下PTP等包装剤を前後方向移動可能に支承するようになっており、前記無端ベルトのうち上側に来た部分を収めて循環経路を規定する案内溝が前記案内部材の前記上端部の上面に形成されていることを特徴とする。
また、本発明のPTPカセットは(解決手段2)、上記解決手段1のPTPカセットであって、前記無端ベルトがVベルトであり、前記無端ベルトを転回させるプーリーの外周面には一周に亘って前記無端ベルトを収める周回溝が形成されており、この周回溝の断面形状が前記Vベルトの断面形状に対応していることを特徴とする。
さらに、本発明のPTPカセットは(解決手段3)、上記解決手段1,2のPTPカセットであって、凸形を上下反転させた形状をしている髭状の可撓性留具が前記排出口の開度を加減する調整部材として設けられており、前記可撓性留具の凸形中央の突出部分が前記案内溝の前方延長線上に位置していることを特徴とする。
また、本発明のPTPカセットは(解決手段4)、上記解決手段1〜3のPTPカセットであって、前記案内部材の前記上端部の上面は前端寄り部分が中央部分に比べて下向きに傾斜していることを特徴とする。
また、本発明のPTPカセットは(解決手段5)、上記解決手段1〜4のPTPカセットであって、前記案内部材が全体を若しくは前記上端部を付け替えられるようになっている又は前記案内部材が全体を若しくは前記上端部を上げ下げ調整しうるようになっていることを特徴とする。
このような本発明のPTPカセットにあっては(解決手段1)、可動部材として引掛部材を具備した後端引掛タイプを踏襲していて、反ったPTP等包装剤でも安定して排出することができるのに加え、突起部当接タイプから細長い案内部材を導入し、それを整列収納部の内底に突出状態かつ前後延伸状態で設けて、突起部の形成面を下にした最下PTP等包装剤を突起部間に収まる案内部材の上端部にて前後方向移動可能に支承するとともに左右方向変形を規制することにより、腰の弱いPTP等包装剤までも安定して排出することができる。しかも、循環する無端ベルトのうち上側に来た部分を収める案内溝を案内部材の上端部の上面に形成したことにより、平坦面を上にし突起部形成面を下にしてPTP等包装剤を縦積みしても、PTP等包装剤に反りが有ろうと無かろうとPTP等包装剤のシート部分と無端ベルトとが接近するため、引掛部材が簡素かつ安価なもので済む。
したがって、この発明によれば、腰が弱いうえに反りがあるPTP等包装剤でも安定して排出できる簡素で安価なPTPカセットを実現することができる。
また、本発明のPTPカセットにあっては(解決手段2)、無端ベルトにVベルトを採用するとともに、無端ベルトを収めるプーリーの周回溝や案内部材の案内溝をVベルトの断面形状に対応させたことにより、案内部材の上端部をPTP等包装剤の突起部の間に収められるようにすべく無端ベルトや引掛部材の横幅をPTP等包装剤の突起部同士の間隙より小さいところまで縮小しても、無端ベルトとプーリーとの接触面積の減少を抑制・回避するとともに、無端ベルトがプーリーの周回溝に食い込むこと等によって十分な摩擦力を確保することにより、無端ベルト更には引掛部材を安定走行させることができるため、所要の性能を維持しながらコストダウンを進めることができる。
さらに、本発明のPTPカセットにあっては(解決手段3)、排出口の開度を加減する調整部材として使い慣れた髭状の可撓性留具を採用しているが、その形状については凸形を上下反転させた形状にしたことにより、可撓性留具の上下位置調整に際して、可撓性留具のうち凸形両側の基部・非突出部分が下から二番目のPTP等包装剤の前端に当接するとともに、可撓性留具のうち凸形中央の突出部分が最下PTP等包装剤の前端に当接するように調整しておけば、可撓性留具を複数にするまでもなく、二番目とそれより上のPTP等包装剤を整列収納部の収納空間に確実に留め置く行うことができるうえ、最下PTP等包装剤については、例えそれが反っていたとしても、排出口からの勝手な滑り出しを防止しつつ、引掛部材による送り出しを円滑に行うことができる。
また、本発明のPTPカセットにあっては(解決手段4)、案内部材の上面のうち前端寄り部分を中央部分よりも下向きに傾斜させたことにより、最下PTP等包装剤の排出姿勢に関して早めに斜め下方を向くような姿勢誘導がなされるため、前側での転回時に下降速度成分を増すのに伴って負担も増加しがちな引掛部材に掛かる負荷を軽減することができる。
また、本発明のPTPカセットにあっては(解決手段5)、突起部の高さの異なる種々のPTP等包装剤に対して容易に適合させることができる。
具体的には、案内部材に最下PTP等包装剤を支承させるために、収納空間の底面から案内部材の上面までの高さがPTP等包装剤の突起部の高さより大きくなるように設定・調整を行うが、最下PTP等包装剤が左右に傾き過ぎない範囲で設定・調整を行えば良いことから、許容範囲が広くて設定・調整を細かく行う必要がないので、容易である。
本発明の実施例1について、PTPカセットの全体構造を示し、(a)が平面図、(b)が左側板を外した状態の左側面図、(c)がそれにPTP包装剤を整列収納した状態の左側面図、(d)がその一部の背面図である。 幾つかの部材を示し、(a)が案内部材の平面図、(b)が案内部材の左側面図と正面図、(c)が案内部材の縦断左側面図と縦断正面図、(d)がプーリーの側面図と正面図、(e)が無端ベルトの左側面図、(f)がプーリーと無端ベルトとの嵌合部の縦断面図である。 (a)が可撓性留具の左側面図と正面図、(b)がPTP包装剤の斜視図、(c)が可撓性留具と最下PTP包装剤や二番目PTP包装剤との位置関係を示す正面図である。 (a),(b)何れも排出動作中のPTPカセットについて左側板を透視した状態の左側面図である。
このような本発明のPTPカセットについて、これを実施するための具体的な形態を、以下の実施例1により説明する。
図1〜4に示した実施例1は、上述した解決手段1〜5(出願当初の請求項1〜5)を総て具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、フレームや,ボルト等の締結具,ヒンジ等の連結具,電動モータ等の駆動源,ギヤ等の伝動部材,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路(制御手段)などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
本発明のPTPカセットの実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、(a)が空のPTPカセット10の平面図、(b)が左側板22を外したPTPカセット10の左側面図、(c)が複数枚のPTP包装剤8,…を積み重ねて整列収納したPTPカセット10について左側板22を透視した状態で図示した左側面図、(d)がそのPTPカセット10の下側部分の背面図である。
また、図2は、(a)が案内部材40の平面図、(b)が案内部材40の左側面図と正面図、(c)が案内部材40の縦断左側面図と縦断正面図、(d)がプーリー33の側面図と正面図、(e)が無端ベルト34の左側面図、(f)がプーリー33と無端ベルト34との嵌合部の縦断面図である。さらに、図3は、(a)が髭状の可撓性留具24の左側面図と正面図、(b)がPTP包装剤8の斜視図、(c)が可撓性留具24と最下PTP包装剤81や二番目PTP包装剤82との位置関係を示す部分の正面図である。
このPTPカセット10は(図1参照)、収納空間11に整列収納された複数のPTP包装剤8,8,…を下から順に横送りして排出口25から前方へ排出するものであり、そのために、整列収納部20と順次排出機構30と案内部材40と図示しない排出センサ及び制御手段とを具備している。
取扱対象のPTP包装剤8は(図3(b)参照)、シート部8aの片面(図では表面・上面)に幾つかの突起部8b,8b,…がマトリクス状(図では7行2列)に並んで形成されており、それぞれの突起部8bに錠剤やカプセル剤などの薬剤が区分収納されて突起部8bが薬剤区分収納部になっている。シート部8aの他面(図では裏面・下面)は、反り等の不所望な変形を除けば、平坦になっている。
整列収納部20は(図1参照)、右側板21と左側板22と前板23と具備していて収納空間11の三方を囲うとともに、順次排出機構30の上に装着されると順次排出機構30の上板31に底板(内底画成部材)を兼ねさせることで収納空間11の四方を囲うようになっている。上面と背面は解放されているので、そこから収納空間11にPTP包装剤8が横にして入れられると、複数のPTP包装剤8,8,…を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持するのであるが、その際、後で詳述する案内部材40との関係でPTP包装剤8はシート部8aの両面のうち突起部8bの形成されたシート片面を下にし突起部8bの無いシート他面を上にして重ねることを要するものとなっている。
前板23の下方に排出口25が開口していることや、排出口25の開度を可変する出口開度調整部材として可撓性留具24が装備されていることは従来品と同じであるが、可撓性留具24の具体的構造等は、改良されているので、後で詳述する。なお、側板21,22や前板23は、簡明化のため、単純な固定板のように図示したが、実用化に際しては、収納空間11の幅や長さをPTP包装剤8のサイズに適合させるのが容易に行えるように、取付位置や連結位置を適宜可変調整しうるようにものとなっている(例えば特願2013−077696号参照)。また、内底画成部材となる内底板を独自に具備しても良く、それを側板21,22の取付や位置調整に利用するようにしても良い。
順次排出機構30は(図1参照)、上板31を具備した箱状体32の内部に、前後一対のプーリー33,33と、それを回転駆動する図示しない電動モータ及び伝動機構とを具えている。それに加えて、鉤状の引掛部材35を外周側に装備した無端ベルト34も具えているが、この無端ベルト34は、箱状体32の内部でプーリー33,33に懸架されるとともに、上板31から上の収納空間11へ突き出ている後述の案内部材40にも掛け回されていて、モータ作動時に、上側部分は収納空間11の中の内底近くを通り、下側部分と両転回部分は箱状体32の中を通って、循環運動する。そして、それに随伴して引掛部材35が、巡回運動をし、上側に来ると案内部材40に案内されて収納空間11の内底を後端側から前端側へ進行するが、その際、収納空間11に整列収納されているPTP包装剤8,8,…のうち最も下になっている最下PTP包装剤81のうち案内部材40の上に乗っているシート部8aの後端を引っ掛けるので、順次排出機構30は、収納空間11の内底で引掛部材35を前送りし、これで最下PTP包装剤81をやはり収納空間11の内底で前送りして排出口25から前方へ排出するものとなっている。
案内部材40は(図2(a)〜(c)参照)、細長い条材からなり、平たい基部41の中央から幅の狭い上端部が立ち上がっていて、断面が概ねTの字を上下反転させたような形状のものであり、その上端部の上面42には全長に亘って案内溝43が形成されている。案内溝43は(図1参照)、無端ベルト34のうち上側に来た部分をスッポリ収める断面形状になっていて、無端ベルト34の循環経路の上側部分を規定するとともに、無端ベルト34の外周の引掛部材35を溝外へ突き出すような溝深さになっている。
また、案内部材40は(図2(b),(c)参照)、その上端部の上面42のうち前端寄り部分が、中央部分に比べて下向きに傾斜しており、その傾斜が、無端ベルト34のうち案内部材40の前端と前側のプーリー33とに架かっている部分の傾斜とほぼ同じになっている(図2(e)参照)。さらに、この案内部材40は(図2(c)参照)、基部41の底面に着脱用ネジ穴45,45が形成されていて、順次排出機構30の箱状体32の内部の図示しない枠材や板材に対して着脱可能なので、基部41から上面42までの高さが異なるものを幾つか用意しておけば、取扱対象のPTP包装剤8の突起部8bの高さに応じて簡単に使い分けることができるものとなっている。
このような案内部材40は(図1参照)、長手方向を一致させて順次排出機構30に上述のように装着されて、上面42及び上端部を収納空間11の下から収納空間11の中へ突き出した状態で且つ長手方向を前後に向けた状態で設けられたものとなる。そして、その突き出し高さ即ち内底画成部材兼用の上板31の上面から案内部材40の上面42まで高度差が、取扱対象のPTP包装剤8の突起部8bの高さより少しだけ、具体的にはPTP包装剤8の反りや捻れの想定値を考慮した分だけ、大きくなるように、適切な案内部材40が採用されていることを前提として、収納空間11の内底で最下PTP包装剤81が突起部8bの形成面を下にしていれば、案内部材40の上端部の上面42が最下PTP包装剤81の突起部同士8b,8bの間に収まってシート部8aの下面を受け止めることで最下PTP包装剤81を前後方向移動可能に支承するようになっている。
プーリー33は(図2(d)参照)、その外周面に一周に亘って、無端ベルト34を収める周回溝33aが形成されており、無端ベルト34のうち下側に来た部分の端を転回させるようになっている(図2(e)参照)。
無端ベルト34は(図2(e)参照)、案内部材40の上端部の幅をPTP包装剤8の突起部同士8b,8bの間隙より小さくすることができるよう、ベルト幅が小さくなっているが、ゴム等からなるVベルトが採用されているうえ、そのVベルトの断面形状にプーリー33の周回溝33aの断面形状が対応しているので(図2(f)参照)、プーリー33によって滑ることなく駆動されて、的確に循環運動するとともに、引掛部材35を外周側に維持して巡回させるものとなっている。
可撓性留具24は(図3(a),(b)参照)、複数個で無く一個だけが排出口25の上部に設けられており、前板23に上下位置調整可能に取り付けられる板状の基板部24aと、基板部24aの下端面に一列に並べて植設された髭状部24b+24cとを具備している。それらの髭状部材は何れも基板部24aから下方へ延びて排出口25を上から狭めるものであるが、正面からみて(図3(a)参照)、左右の部分は一定長の短髭部24bになり、中央の部分はそれより長い長髭部24cになっていて、凸形を上下反転させた形状をしている。可撓性留具24は、排出口25の開度を加減する調整部材として前板23に取り付けられるが(図3(c),図1(b),(c)参照)、その際、凸形中央の長髭部24cのうち短髭部24bより下方へ突き出た部分が案内部材40の案内溝43の前方延長線上に来るように位置調整されて、長髭部24cが最下PTP包装剤81とその直ぐ上の二番目PTP包装剤82の前方に位置するとともに、短髭部24bが最下PTP包装剤81から外れて二番目PTP包装剤82の前方に位置するものである。
図示しない排出センサ及び制御手段は、従来品と同様で足りるので簡潔に述べるが、排出センサは、排出口25の近傍に設けられたフォトセンサ等からなり、排出口25を通過するPTP包装剤8に感応して、PTP包装剤8の排出の有無検出に用いる信号を出力する。また、制御手段は、例えばマイクロプロセッサ等で具現化され、基本機能として、排出開始を指示する操作や信号等に応じて順次排出機構30のモータを動作させるとともに、排出センサの出力信号に基づいて最下PTP包装剤81の排出完了を判定して完了後にモータを停止させるといった制御を行うものであり、PTPカセット10に内蔵されていても良く、PTPカセット10の外部に設けられていても良く、個々のPTPカセット10に専用のものでも、複数のPTPカセット10で共用されるものでも良い。
この実施例1のPTPカセット10について、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図4は、(a),(b)、何れも、排出動作中のPTPカセット10の左側面図であり、左側板22を透視した状態で図示している。
先ず、PTPカセット10が空の場合は(図1(a),(b)参照)、手作業で、PTP包装剤8を整列収納部20の解放上面や解放背面から補充する。そのとき、各々のPTP包装剤8を横にしたうえで、必ずシート部8aを上にし突起部8bを下に向けた姿勢で、多数のPTP包装剤8の表裏を同じ向きに揃え、それらを収納空間11の内底を画す上板31の上に積み上げることで、整列収納部20に囲まれた収納空間11にPTP包装剤8,8,…を収納する。それから、収納したPTP包装剤8,8,…の後端を指等で軽く押して、PTP包装剤8,8,…の列を整える(図1(c),(d)参照)。
こうして、収納空間11に整列収納されたPTP包装剤8,8,…は、最下PTP包装剤81が突起部同士8b,8bの間に案内部材40の上端部が収まって左右位置が概ね決まるとともに案内部材40の上面42によって支承される。その状態で、最下PTP包装剤81の突起部8bは、上板31から少し浮くか、変形や傾きの具合によって上板31の上面に軽く触れるが、最下PTP包装剤81やその上のPTP包装剤8,8,…は、崩れないで整列状態を維持する。また、最下PTP包装剤81の前端は可撓性留具24の長髭部24cに当接して前後位置が決まり、二番目PTP包装剤82は可撓性留具24の短髭部24bに当接して前後位置が決まり、それより上のPTP包装剤8,8,…は前板23に当接して前後位置が決まり、PTP包装剤8の順次排出の準備が調う。
その後、PTP包装剤8を一つずつ排出させるときには、図示しない制御手段に排出の指令や指示を与えて、PTPカセット10に排出動作を行わせる。具体的には、制御手段が、図示しない排出センサの反射光不検出を確認しつつ、図示しない電動モータを作動させる。そうすると、無端ベルト34が循環し、それに随伴して引掛部材35が巡回移動し、順次排出機構30の後部で上向いて収納空間11に突き出た引掛部材35が収納空間11の内底を前方へ進行する。それから間もなく(図4(a)参照)、引掛部材35が最下PTP包装剤81の後端を引っ掛けて前進するので、最下PTP包装剤81の前端部が可撓性留具24の長髭部24cを押し退けて排出口25から前方へ出てくる。
可撓性留具24の短髭部24bは曲がり難いので二番目PTP包装剤82は止められて収納空間11に留まるのに対し、長髭部24cは曲がり易いので最下PTP包装剤81は自重や振動で勝手に前進することはないが引掛部材35の推力を受けると収納空間11から出てくる。その際、最下PTP包装剤81は、案内部材40によって支承されて、進行方向を案内および規制されるとともに、姿勢を矯正されるため、腰が弱くても座屈などの横送りに不都合な変形が生じ難いうえ、反りがあってもその変形を不所望に増大させることなく、真っ直ぐ前進する。
そして(図4(b)参照)、最下PTP包装剤81は、大部分が排出口25を通過すると、自重で前下がりに傾斜し始めるが、そのころにはシート部8aの後端が引掛部材35と共に案内部材40の上面傾斜部44に差し掛かるので、引掛部材35が上面傾斜部44に沿って斜めに下りながら前進し、これによって最下PTP包装剤81も斜め下方へ押し出されるので、案内部材40から外れてもほとんど変形しないで前方へ押し出される。また、引掛部材35に対して不所望な強い反力が作用するのを回避することができるので、引掛部材35が損傷しにくくて長持ちする。
それから、最下PTP包装剤81が排出口25から前方へ排出されると、その排出中の最下PTP包装剤81からの反射光が排出センサによって検出され、これに応じて適宜なタイミングで電動モータの作動が停止するので、無端ベルト34の循環動作も引掛部材35の巡回移動も止まる。それと並行して、最下PTP包装剤81の抜けた収納空間11の内底では、二番目PTP包装剤82が案内部材40の上に下降して来て新たな最下PTP包装剤となる。こうして、このPTPカセット10にあっては、PTP包装剤8が下から一枚ずつ排出される。
[その他]
上記実施例では、案内部材40の高さを変更可能にするために、案内部材40がネジ止めにて全体を付け替えられるようになっていたが、案内部材40を上下に分割して着脱式にし、そのうち上面42及び案内溝43を含む上端部を付け替えるようにしても良い。あるいは、案内部材40を順次排出機構30に取り付けたままでも案内部材40の高さを変更可能にするために、案内部材40が全体を又は上端部を上げ下げ調整できるようにしても良い。付け替えや上下調整の手段についても、ネジ止めやねじ込み量可変方式に限られる訳でなく、スペーサ交換やスペース調整など適宜な他の手段を採用しても良い。案内部材40の個数についても、上例の一個に限られる訳でなく、複数個であっても良い。
また、上記実施例では、無端ベルト34に引掛部材35が一個しか装着されていなかったが、PTP包装剤8の長さより間隔を空けることができれば複数個の引掛部材35が無端ベルト34に装着されていても良い(例えば特許文献1,2参照)。
さらに、上記実施例では、収納空間11の内底が水平になる状態でPTPカセット10が設置されていたが、多少なら傾斜させても良い(例えば特許文献1,2参照)。
本発明のPTPカセットは、PTP包装剤の他、それと等価なシート状包装剤たとえばシート状包装やカード状包装の包装剤などにも、シート片面に突起部がありシート他面が平坦であれば、使用することができる。
本発明のPTPカセットは、PTP払出装置に一つ又は複数組み込んで使用される他、単体で使用することもできる。
8…PTP包装剤、8a…シート部、8b…突起部(薬剤区分収納部)、
81…最下PTP包装剤、82…二番目PTP包装剤、
10…PTPカセット、11…収納空間、
20…整列収納部、21…右側板、22…左側板、23…前板、
24…可撓性留具(出口開度調整部材)、
24a…基板部、24b…短髭部、24c…長髭部、25…排出口、
30…順次排出機構、31…上板(内底画成部材)、
32…箱状体、33…プーリー、33a…周回溝、
34…無端ベルト(Vベルト)、35…引掛部材、
40…案内部材、41…基部、42…上面(上端部)、
43…案内溝、44…上面傾斜部、45…着脱用ネジ穴

Claims (5)

  1. 薬剤をシート片面の突起部に区分収納したPTP包装剤またはそれと等価なシート状包装剤であるPTP等包装剤を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持する整列収納部と、前記PTP等包装剤のうち最も下になっている最下PTP等包装剤の後端を引っ掛ける引掛部材を外周側に装備した無端ベルトを循環運動させることにより前記整列収納部の内底で前記最下PTP等包装剤を前送りする順次排出機構とを備えていて、前記PTP等包装剤を下から順に横送りして前記整列収納部の排出口から前方へ排出するPTPカセットにおいて、細長い案内部材がその上端部を前記整列収納部の収納空間へ下から突き出した状態で且つ長手方向を前後に向けた状態で設けられており、前記収納空間で前記最下PTP等包装剤が前記突起部の形成面を下にしていれば前記案内部材の前記上端部が前記最下PTP等包装剤の前記突起部同士の間に収まって前記最下PTP等包装剤を前後方向移動可能に支承するようになっており、前記無端ベルトのうち上側に来た部分を収めて循環経路を規定する案内溝が前記案内部材の前記上端部の上面に形成されていることを特徴とするPTPカセット。
  2. 前記無端ベルトがVベルトであり、前記無端ベルトを転回させるプーリーの外周面には一周に亘って前記無端ベルトを収める周回溝が形成されており、この周回溝の断面形状が前記Vベルトの断面形状に対応していることを特徴とする請求項1記載のPTPカセット。
  3. 凸形を上下反転させた形状をしている髭状の可撓性留具が前記排出口の開度を加減する調整部材として設けられており、前記可撓性留具の凸形中央の突出部分が前記案内溝の前方延長線上に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載されたPTPカセット。
  4. 前記案内部材の前記上端部の上面は前端寄り部分が中央部分に比べて下向きに傾斜していることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載されたPTPカセット。
  5. 前記案内部材が全体を若しくは前記上端部を付け替えられるようになっている又は前記案内部材が全体を若しくは前記上端部を上げ下げ調整しうるようになっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載されたPTPカセット。
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