JP2015150309A - Ptpカセット - Google Patents
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Abstract
Description
何れのPTPカセットも、収納空間を画する箱状の整列収納部と、その下に設けられた順次排出機構とを備えており、そのうち整列収納部は、PTP等包装剤を各々は横にしたうえで収納空間の内底の部材の上に載せて縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持するようになっており、順次排出機構は、整列収納部に保持されているPTP等包装剤を下から順に横送りして前方へ排出するようになっている。
そこで、後端引掛タイプと突起部当接タイプとから良いところ取りすることにより、腰が弱いうえに反りがあるPTP等包装剤でも安定して排出できる簡素で安価なPTPカセットを実現することが技術的な課題となる。
したがって、この発明によれば、腰が弱いうえに反りがあるPTP等包装剤でも安定して排出できる簡素で安価なPTPカセットを実現することができる。
具体的には、案内部材に最下PTP等包装剤を支承させるために、収納空間の底面から案内部材の上面までの高さがPTP等包装剤の突起部の高さより大きくなるように設定・調整を行うが、最下PTP等包装剤が左右に傾き過ぎない範囲で設定・調整を行えば良いことから、許容範囲が広くて設定・調整を細かく行う必要がないので、容易である。
図1〜4に示した実施例1は、上述した解決手段1〜5(出願当初の請求項1〜5)を総て具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、フレームや,ボルト等の締結具,ヒンジ等の連結具,電動モータ等の駆動源,ギヤ等の伝動部材,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路(制御手段)などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
取扱対象のPTP包装剤8は(図3(b)参照)、シート部8aの片面(図では表面・上面)に幾つかの突起部8b,8b,…がマトリクス状(図では7行2列)に並んで形成されており、それぞれの突起部8bに錠剤やカプセル剤などの薬剤が区分収納されて突起部8bが薬剤区分収納部になっている。シート部8aの他面(図では裏面・下面)は、反り等の不所望な変形を除けば、平坦になっている。
無端ベルト34は(図2(e)参照)、案内部材40の上端部の幅をPTP包装剤8の突起部同士8b,8bの間隙より小さくすることができるよう、ベルト幅が小さくなっているが、ゴム等からなるVベルトが採用されているうえ、そのVベルトの断面形状にプーリー33の周回溝33aの断面形状が対応しているので(図2(f)参照)、プーリー33によって滑ることなく駆動されて、的確に循環運動するとともに、引掛部材35を外周側に維持して巡回させるものとなっている。
上記実施例では、案内部材40の高さを変更可能にするために、案内部材40がネジ止めにて全体を付け替えられるようになっていたが、案内部材40を上下に分割して着脱式にし、そのうち上面42及び案内溝43を含む上端部を付け替えるようにしても良い。あるいは、案内部材40を順次排出機構30に取り付けたままでも案内部材40の高さを変更可能にするために、案内部材40が全体を又は上端部を上げ下げ調整できるようにしても良い。付け替えや上下調整の手段についても、ネジ止めやねじ込み量可変方式に限られる訳でなく、スペーサ交換やスペース調整など適宜な他の手段を採用しても良い。案内部材40の個数についても、上例の一個に限られる訳でなく、複数個であっても良い。
さらに、上記実施例では、収納空間11の内底が水平になる状態でPTPカセット10が設置されていたが、多少なら傾斜させても良い(例えば特許文献1,2参照)。
本発明のPTPカセットは、PTP払出装置に一つ又は複数組み込んで使用される他、単体で使用することもできる。
81…最下PTP包装剤、82…二番目PTP包装剤、
10…PTPカセット、11…収納空間、
20…整列収納部、21…右側板、22…左側板、23…前板、
24…可撓性留具(出口開度調整部材)、
24a…基板部、24b…短髭部、24c…長髭部、25…排出口、
30…順次排出機構、31…上板(内底画成部材)、
32…箱状体、33…プーリー、33a…周回溝、
34…無端ベルト(Vベルト)、35…引掛部材、
40…案内部材、41…基部、42…上面(上端部)、
43…案内溝、44…上面傾斜部、45…着脱用ネジ穴
Claims (5)
- 薬剤をシート片面の突起部に区分収納したPTP包装剤またはそれと等価なシート状包装剤であるPTP等包装剤を各々は横にしたうえで縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持する整列収納部と、前記PTP等包装剤のうち最も下になっている最下PTP等包装剤の後端を引っ掛ける引掛部材を外周側に装備した無端ベルトを循環運動させることにより前記整列収納部の内底で前記最下PTP等包装剤を前送りする順次排出機構とを備えていて、前記PTP等包装剤を下から順に横送りして前記整列収納部の排出口から前方へ排出するPTPカセットにおいて、細長い案内部材がその上端部を前記整列収納部の収納空間へ下から突き出した状態で且つ長手方向を前後に向けた状態で設けられており、前記収納空間で前記最下PTP等包装剤が前記突起部の形成面を下にしていれば前記案内部材の前記上端部が前記最下PTP等包装剤の前記突起部同士の間に収まって前記最下PTP等包装剤を前後方向移動可能に支承するようになっており、前記無端ベルトのうち上側に来た部分を収めて循環経路を規定する案内溝が前記案内部材の前記上端部の上面に形成されていることを特徴とするPTPカセット。
- 前記無端ベルトがVベルトであり、前記無端ベルトを転回させるプーリーの外周面には一周に亘って前記無端ベルトを収める周回溝が形成されており、この周回溝の断面形状が前記Vベルトの断面形状に対応していることを特徴とする請求項1記載のPTPカセット。
- 凸形を上下反転させた形状をしている髭状の可撓性留具が前記排出口の開度を加減する調整部材として設けられており、前記可撓性留具の凸形中央の突出部分が前記案内溝の前方延長線上に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載されたPTPカセット。
- 前記案内部材の前記上端部の上面は前端寄り部分が中央部分に比べて下向きに傾斜していることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載されたPTPカセット。
- 前記案内部材が全体を若しくは前記上端部を付け替えられるようになっている又は前記案内部材が全体を若しくは前記上端部を上げ下げ調整しうるようになっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載されたPTPカセット。
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JP2020195715A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-10 | 株式会社トーショー | Ptpカセット |
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JP2008104489A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Nakasu Denki Kk | Ptpシートの繰り出し装置とptpシートからの錠剤取出装置 |
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