JPS61140437A - 積層物品の個別送出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は　積層物品の個別送出装置に関する。さらに詳
しくは、積層物品の個別送出装置の用途性の改良に間す
る。

（ロ）従来の技術 従来、積層物品の個別送出装置としては、第４図に示す
構造のものが知られている。

この従来例は、物品ｌが積層される架台２と、物品１の
積層箇所を規制し最下層の物品ｌのみを通過可能にする
上下動自在なストッパ３と、物品ｌをストッパ３方向へ
押出す突起４を備え架台２の長さ方向へ移動するベルト
５と、ベルト５の下側に設けられベルト５の移動を案内
するガイド６とからなる。

積層された最下層の物品ｌは、第４図（Ａ）に示すよう
に、ガイド６に案内されたベルト５の移動ｇ伴なう突起
４によって押出され、ストッパ３を通ってベルト５の移
動に連動して移動する。このとき他の上方の物品ｌはス
トッパ３によって移動が阻止されるのである。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 熱しながら、この従来例によると、第４図（Ｂ）に示す
ように、突起４の背高よりも薄い物品ｌが積層されてい
る場合には、最下層の物品１以上の物品ｌをも押出して
しまい、ストッパ３を上下動自在にして物品ｌの通過間
隙を規制しても個別に送出すことはできなかった。

そこで、本発明は物品１の厚さに関係なく個別送出しを
可能にし、積層物品の個別送出装置の用途性を拡大する
ことを目的とする。

（ニ）問題′点を解決するための手段 この目的を達成するため、本発明に係る積層物品の個別
送出装置は、物品が積層される架台と、物品の積層箇所
を規制し最下層の物品のみを通過可能にする上下動自在
なストッパと、物品をストッパ方向へ押出す突起を備え
架台の長さ方向へ移動するベルトと、ベルトの下側に設
けられベルトの移動を案内するガイドとからなる積層物
品の個別退出装置において、ストッパをベルトの移動方
向へ移動自在にすると共に、ガイドのストッパ手前に下
方へ向けた傾斜部を設けたことを特徴とする構成を採用
する。

（ホ）作用 本発明に係る積層物品の個別進中装置は、ガイドに設け
た傾斜部によって最下層の物品に対する突起の当接に角
度をもたせると共に、ストッパをベルトの移動方向へ移
動させてこの角度の調節を可能にし、物品の厚さに関係
なく個別送出しを行えるようにしたものである。

（へ）実施例 以下、本発明に係る積層物品の個別送出装置の実施例を
説明する。

第１図は本発明に係る積層物品の個別送出装置の全体を
示したもので、ベルト５は一方を駆動輪とし他方を従動
輪とする二つのローラ７゜８によって回動されるエンド
レス状となっており、帯状、チェーン状等適宜回動に好
適なベルト構造が採用され、その下側に設けられたガイ
ド６により案内されるようになっている。そして、この
ベルト５には一定間隔で複数の突起４が設けられており
、連続的に物品ｌの送出しを行えるようになっている。

ガイド６にはストッパ３手前に下方へ向けた傾斜部９が
設けられており、ベルト５はこの傾斜部９に沿って張設
されることになる。ストッパ３は上下方向への移動に加
えてベルト５の移動方向への移動（横移動）も可能とな
っており、ストッパ３を横移動することによって物品１
の前記傾斜部９への突出度合を調整できるようになって
いる。

第２図は架台２とベルト５との位置に係る実施例を示し
たもので、架台２の中央に間隙１０を設けこの間隙ｌＯ
にガイド６に案内されるベルト５が位置するような構造
となっている。この実施例によれば、ベルト５に物品ｌ
の重量が掛らない利点がある。

第３図は本発明に係る積層物品の個別送出装置の使用状
態を説明するもので、最下層の物品ｌに対し突起４が角
度をもって当接している状態が示されている。この突起
４は物品１の厚さＨよりも高い背高りを有しているが、
前記角度により最下層の物品以上の物品１には当接しな
い状態が現出される。この状態は、前述したようにスト
ッパ３を横移動することによって物品ｌの前記傾斜部９
への突出度合を調整すれば、角度を調整することができ
るので、物品１の厚さＨに応じてストッパ３を横移動す
ることになる。

このように、最下層の物品ｌのみに当接した突起４は、
さらに第３図に示すようζ、最下層の物品１の直上の物
品ｌを押上げるようにして進行する。このため、両物品
１の間に間隙Ｓが形成され両物品１の摩擦が除去される
ので、最下層の物品１の送出しが容易となる。

従って、本発明に係る積層物品の個別送出装置は、物品
１の厚さに対応して個別送出しを行うことができ、例え
ば製本分野、包装分野等広範な分野において利用可能性
があり、また、物品１の送出し端部に製本機等各種の装
置を付設することに何等の支障もない。

（ト）発明の効果 以上のように１本発明に係る積層物品の個別送出装置は
、積層した物品の厚さに関係なく個別送出しが可能で用
途性が拡大される効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る積層物品の個別送出装置の実施例
を示す断面図、第２図は本発明に係る積層物品の個別送
出装置の架台とベルトとの構造の実施例を示す断面図、
第３図は本発明に係る積層物品の個別送出装置の使用状
態を示す断面図、第一４図（Ａ）、（Ｂ）は従来例を示
す断虱図である。 １・拳・物品　　　　２・・・架台 ３・拳・ストッパ　　４・・・突起 ５・・・ベルト　　　６・・・ガイド ９・・Φ傾斜部 特許出願人　　　　　福　木　　宗　春犬　　竹　　　
恒　　夫 、７Ｆ４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 物品が積層される架台と、物品の積層箇所を規制し最下
   層の物品のみを通過可能にする上下動自在なストッパと
   、物品をストッパ方向へ押出す突起を備え架台の長さ方
   向へ移動するベルトと、ベルトの下側に設けられベルト
   の移動を案内するガイドとからなる積層物品の個別送出
   装置において、ストッパをベルトの移動方向へ移動自在
   にすると共に、ガイドのストッパ手前に下方へ向けた傾
   斜部を設けたことを特徴とする積層物品の個別送出装置
   。