JP2009076504A - 処理システムの制御装置、処理システムの制御方法および制御プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

処理システムの制御装置、処理システムの制御方法および制御プログラムを記憶した記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】搬入禁止であった処理室のエラーが解除された場合、搬送経路を最適化する。
【解決手段】処理システムは、プロセスモジュールPM1、PM2とロードロックモジュールLLM1、LLM2と装置コントローラECとマシーンコントローラMCとを有する。ECは、処理システム内のウエハの搬送と処理を制御する。ECの搬送先決定部は、正常に稼働しているPM1、PM2に対してウエハが順番に搬送されるようにウエハの搬送先を定める。ECの退避部は、PM2に異常が発生した場合、異常PM2を搬送先と定め、かつ異常PM2に未だ搬入していないウエハP12を、一旦、カセット容器Cに退避させる。ECの搬送先変更部は、異常が発生していたPM2のエラーが解除されたとき、カセット容器Cから最先に搬出予定のウエハP14の搬送先を搬入禁止が解除されたPM2に変更する。
【選択図】図9

Description

本発明は、被処理体に所定の処理を施す処理システムの制御装置、処理システムの制御方法および制御プログラムを記憶した記憶媒体に関し、より詳細には被処理体の搬送を制御する方法に関する。
近年、半導体工場内に配置された処理システムのほとんどは、被処理体を搬送する搬送機構とともに、被処理体に所定の処理を施す2以上の処理室を有している。この場合、多数の被処理体を複数の処理容器にいかに搬送するかは、処理システムのスループットを上げ、生産性を向上させるために重要である。
そこで、効率よく被処理体を処理するために、複数の処理室が正常に稼働している間、被処理体が複数の処理室に順番に搬送されるように被処理体の搬送先を定め(複数の処理室に対して順番に被処理体を搬送する方法を、以下、OR搬送とも称呼する。)、任意の処理室が処理停止の状態になった場合には搬送経路を最適化する技術が提案されている(たとえば、特許文献1を参照。)。これによれば、たとえば、定期メンテナンスや処理室に異常が発生したことにより処理室への被処理体の搬入が禁止された場合、その処理室を回避しながら、その他の処理室に被処理体を搬送し、稼働中の処理室のみを使用して効率よく被処理体に所望の処理を施すことができる。
特開2002−252263号公報
ところが、いずれかの処理室への被処理体の搬入禁止に併せて搬送経路を最適化した後、メンテナンスの終了や異常状態からの復帰により、当該処理室への被処理体の搬入禁止が解除される場合がある。その場合、解除のタイミングに合わせてなるべく早く復帰した処理室にウエハを搬送し、その処理室への搬送も含めてウエハの搬送経路を再度最適化することが生産性を高めるために好ましい。
しかしながら、解除時、搬送経路上にある被処理体やカセット容器に収容された被処理体のうちの少なくともいずれかには、既に処理室以外の処理室に搬送されるように搬送先が定められている。これは、一般的に、半導体製造分野において、被処理体の処理システムでは、ウエハの処理よりもウエハの搬送に多くの時間がかかるためである。特に、短時間プロセスの場合にはこの傾向は顕著である。よって、搬送処理では、搬送律速により処理済みの被処理体が処理室から搬出された後、次に処理すべき被処理体が処理室に搬入されるまでに待ち時間が生じないように、たとえば、処理した被処理体がカセット容器から搬出されたタイミングに次の被処理体の搬送先が前もって定められる。この結果、搬入禁止であった処理室が復帰し、搬入禁止が解除されたにもかかわらず、解除された時点で既に搬送先が定められている被処理体に対しては、解除された処理室への搬送ができず、処理効率の低下を引き起こす原因となっていた。
そこで、本発明は、処理室への搬入禁止が解除されたタイミングに連動して、再度、搬送経路を最適化する処理システムの制御装置、処理システムの制御方法および制御プログラムを記憶した記憶媒体を提供する。
すなわち、上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、被処理体に所定の処理を施す複数の処理室と、被処理体を収容する被処理体収容ポートと、前記複数の処理室と前記被処理体収容ポートとの間にて被処理体を所定の搬送先に搬送する搬送機構と、を有する処理システムを制御する装置が提供される。その制御装置は、前記複数の処理室のうち正常に稼働している処理室に対して被処理体が順番に搬送されるように前記被処理体収容ポートに収容された被処理体の搬送先を定める搬送先決定部と、前記複数の処理室のいずれかが被処理体の搬入を禁止した後、前記処理室への搬入禁止が解除されたタイミングに連動して、前記搬送先決定部により既に搬送先が定められている被処理体のうちの少なくともいずれかの搬送先を前記搬入禁止が解除された処理室に変更する搬送先変更部と、を備える。
これによれば、いずれかの処理室が被処理体の搬入を禁止した後、前記処理室への搬入禁止が解除されたタイミングに連動して、既に搬送先が定められている被処理体のうちの少なくともいずれかの搬送先を前記搬入禁止が解除された処理室に変更する。これにより、稼働していなかった処理室の復帰のタイミングに合わせて被処理体を復帰した処理室に迅速に搬送することができる。この結果、復帰した処理室にて迅速に所望の処理を開始することができ、異常時などにおいても処理システム全体のスループットの低下を極力抑え、生産性を高く維持することができる。
特に、前述したように、ウエハや基板を処理するシステムにおいては、一般的に、ウエハの処理よりもウエハの搬送に多くの時間がかかる。短時間プロセスの場合にはこの傾向はさらに顕著になる。よって、搬送処理では、被処理体が処理室に搬入されるまでの待ち時間がなるべく小さくなるように、処理室の復帰に応じて被処理体を復帰した処理室に迅速に搬送することにより、処理効率を高める意義は大きい。
前記搬入禁止の処理室を搬送先と定め、かつ前記搬入禁止の処理室に未だ搬入していない被処理体を、一旦、被処理体収容ポートに退避させる退避部をさらに備え、前記搬送先決定部は、前記退避後の被処理体の新たな搬送先および前記被処理体収容ポートに収容されているその他の被処理体の搬送先を順番に定め、前記搬送先変更部は、前記処理室への搬入禁止が解除されたタイミングに連動して、前記搬送先決定部により新たな搬送先が定められた退避後の被処理体を含めて既に搬送先が定められている被処理体のうちの少なくともいずれかの搬送先を前記搬入禁止が解除された処理室に変更するようにしてもよい。
これによれば、搬入禁止の処理室を搬送先と定め、かつ前記搬入禁止の処理室に未だ搬入していない被処理体は、一旦、被処理体収容ポートに退避する。その後、処理室の搬入禁止が解除された場合、退避させた被処理体を含めて既に搬送先が定められている被処理体の搬送先の少なくともいずれかの搬送先が、前記搬入禁止が解除された処理室に変更される。これにより、搬入禁止の解除時、退避させた被処理体を含めて搬送経路を再度最適化することにより、復帰した処理室に迅速に被処理体を搬送し、復帰した処理室の使用効率を高めることができる。
前記搬送先変更部は、前記搬送先決定部により既に搬送先が定められている被処理体のうち、前記被処理体収容ポートに収容されている被処理体の少なくともいずれかの搬送先を前記搬入禁止が解除された処理室に変更してもよい。
前記搬送先変更部は、前記搬送先決定部により既に搬送先が定められている被処理体のうち、前記被処理体収容ポートに収容されている被処理体であって最先に前記被処理体収容ポートから搬出される被処理体の搬送先を前記搬入禁止が解除された処理室に変更してもよい。
前記搬送先決定部は、被処理体が前記被処理体収容ポートから前記搬送機構に搬出されるタイミングに連動して次に前記被処理体収容ポートから搬出される被処理体の搬送先を定めてもよい。
前記搬送先決定部は、被処理体が前記搬送機構から前記前処理室に搬入されるタイミングに連動して、次に前記被処理体収容ポートから搬出される被処理体の搬送先を定めてもよい。
前記退避部は、処理室の定期メンテナンスまたは処理室に異常が発生した場合、前記処理室は被処理体の搬入を禁止する状態にあると判定してもよい。
前記搬送先変更部は、前記処理室の定期メンテナンスが終了した場合または前記異常が発生した処理室が復帰した場合、前記処理室への搬入禁止が解除されたと判定してもよい。
なお、前記処理システムは、ウエハまたは基板を処理するシステムであってもよい。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、被処理体に所定の処理を施す複数の処理室と、被処理体を収容する被処理体収容ポートと、前記複数の処理室と前記被処理体収容ポートとの間にて被処理体を所定の搬送先に搬送する搬送機構と、を有する処理システムを制御する方法であって、前記複数の処理室のうち正常に稼働している処理室に対して被処理体が順番に搬送されるように前記被処理体収容ポートに収容された被処理体の搬送先を定め、前記複数の処理室のいずれかが被処理体の搬入を禁止した後、前記処理室への搬入禁止が解除されたタイミングに連動して、既に搬送先が定められている被処理体のうちの少なくともいずれかの搬送先を前記搬入禁止が解除された処理室に変更する処理システムの制御方法が提供される。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、被処理体に所定の処理を施す複数の処理室と、被処理体を収容する被処理体収容ポートと、前記複数の処理室と前記被処理体収容ポートとの間にて被処理体を所定の搬送先に搬送する搬送機構と、を有する処理システムの制御をコンピュータに実行させるために用いられる制御プログラムを記憶した記憶媒体であって、前記複数の処理室のうち正常に稼働している処理室に対して被処理体が順番に搬送されるように前記被処理体収容ポートに収容された被処理体の搬送先を定める処理と、前記複数の処理室のいずれかが被処理体の搬入を禁止した後、前記処理室への搬入禁止が解除されたタイミングに連動して、既に搬送先が定められている被処理体のうちの少なくともいずれかの搬送先を前記搬入禁止が解除された処理室に変更する処理と、を含む制御プログラムを記憶した記憶媒体が提供される。
これらによれば、被処理体の搬入を禁止していた処理室の復帰のタイミングに合わせて、復帰した処理室に被処理体を迅速に搬送することができる。この結果、復帰した処理室の使用効率を高め、異常時などにおいても処理システム全体のスループットの低下を極力抑え、生産性を高く維持することができる。
以上説明したように、本発明によれば、稼働していなかった処理室の復帰のタイミングに合わせて、被処理体を復帰した処理室に迅速に搬送することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面において、同一の構成及び機能を有する構成要素については、同一符号を付することにより、重複説明を省略する。
(第1実施形態)
まず、図1を参照しながら本発明の第1実施形態にかかる処理システムの概要を説明する。なお、本実施形態では、処理システムを用いてシリコンウエハ(以下、ウエハWと称呼する。)をエッチング処理する例を挙げて説明する。
(処理システムの概要)
処理システム10は、EC(Equipment Controller:装置コントローラ)200、4つのMC(Machine Controller:マシーンコントローラ)300a〜300d、2つのPM1(Process Module:プロセスモジュール),PM2および2つのLLM1(Load Lock Module:ロードロックモジュール)、LLM2を有している。
EC200は、顧客側LAN(Local Area Network)700a、700bを介してホストコンピュータ100、管理サーバ600にそれぞれ接続されている。管理サーバ600は、PC(Personal Computer)800などの情報処理機器に接続されている。オペレータは、PC800を操作することにより処理システム10に指令を送るようになっている。EC200、MC300a〜300d、PM1、PM2、LLM1、LLM2は工場内に設けられていて、工場内LANによりそれぞれ接続されている。
ホストコンピュータ100は、データ管理など処理ステム10全体を管理する。EC200は、ウエハをエッチング処理する手順を示したシステムレシピを保持し、システムレシピにしたがってPM1、PM2、LLM1、LLM2を動作させるように各MC300に制御信号を送信するとともに動作後のデータの履歴管理などを行う。
MC300a〜300dはプロセスレシピを保持していて、EC200から送信された制御信号に基づいて、プロセスレシピの手順にしがたいPM1、PM2に設けられた各機器をそれぞれ駆動することにより、ウエハWの処理を制御するとともに、LLM1、LLM2に設けられた各機器をそれぞれ駆動することにより、ウエハWの搬送を制御する。
PM1、PM2は、内部を所定の真空状態に保持された状態にてたとえばエッチング処理などの所定の処理をウエハWに施す処理室である。LLM1、LLM2は、内部を所定の減圧状態に保持された状態にて大気側から真空状態にあるPMへウエハWを搬入するとともにPM側から大気側へウエハを搬出する搬送室である。管理サーバ600は、オペレータの操作によりPC800から送信されたデータに基づいて、各装置の動作条件などを設定する。
(処理システムの内部構成)
つぎに、処理システム10の内部構成について、図2を参照しながら説明する。処理システム10は、第1のプロセスシップPS1、第2のプロセスシップPS2、搬送ユニットTR、位置合わせ機構ALおよびカセットステージCSを有している。
第1のプロセスシップPS1は、PM1およびLLM1を有している。第2のプロセスシップPS2は、第1のプロセスシップPS1と平行に配設されていて、PM2およびLLM2を有している。LLM1、LLM2は、その両端に設けられたゲートバルブVの開閉により内部圧力を調整しながら、各搬送アームArma、Armbに把持されたウエハWを各PMから搬送ユニットTRまたは搬送ユニットTRから各PMに搬送する。
搬送ユニットTRは矩形の搬送室であり、第1のプロセスシップPS1および第2のプロセスシップPS2に接続されている。搬送ユニットTRには搬送アームArmcが設けられていて、搬送アームArmcを用いて、LLM1、LLM2内の搬送アームArma,Armbと連動しながらカセットステージCS、位置合わせ機構AL、第1のプロセスシップPS1、第2のプロセスシップPS2との間にてウエハWを搬送する。
搬送ユニットTRの一旦には、ウエハWの位置決めを行う位置合わせ機構ALが設けられていて、ウエハWを載置した状態で回転台ALaを回転させながら、光学センサALbによりウエハ周縁部の状態を検出することにより、ウエハWの位置を合わせるようになっている。
搬送ユニットTRの側部には、カセットステージCSが設けられている。カセットステージCSには、3つのカセット容器Cが載置されている。各カセット容器Cには、複数のウエハWが多段に収容される。
かかる構成により、各カセット容器C内の各ウエハWは、搬送ユニットTRを介してカセット容器Cから搬出され、位置合わせ機構ALにて位置をあわせた後、プロセスシップPS1,PS2に交互に一枚ずつ搬送され、LLM1,LLM2を通ってPM1またはPM1に搬送され、エッチング処理後、各機構を経由して再びいずれかのカセット容器Cに収容される。このようにして、ウエハWをPM1およびPM2に交互に一枚ずつ搬送する方法をOR搬送という。
なお、PM1、PM2は被処理体に所定の処理を施す複数の処理室の一例であり、カセットステージCS(カセット容器C)は被処理体を収容する被処理体収容ポートの一例である。また、搬送ユニットTRは複数の処理室と被処理体収容ポートとの間にて被処理体を所定の搬送先に搬送する搬送機構の一例であり、EC200(またはMC300)は、処理システム10を制御する装置の一例である。LLM1,LLM2は各処理室と搬送機構とに連結された前処理室の一例である。
(EC、MCのハードウエア構成)
つぎに、EC200のハードウエア構成について、図3を参照しながら説明する。なお、MC300のハードウエア構成はEC200と同様であるためここでは説明を省略する。
図3に示したように、EC200は、ROM205、RAM210、CPU215、バス220、内部インタフェース(内部I/F)225および外部インタフェース(外部I/F)230を有している。
ROM205には、搬送処理を制御するプログラムやウエハ処理を制御するプログラム、異常発生時に起動するプログラム、各種レシピ等が記録されている。RAM210には、各種プログラムやデータが蓄積されている。なお、ROM205およびRAM210は、記憶装置の一例であり、EEPROM、光ディスク、光磁気ディスクなどの記憶装置であってもよい。
CPU215は、各種レシピにしたがってウエハの搬送および処理を制御する。バス220は、ROM205、RAM210、CPU215、内部インタフェース225および外部インタフェース230の各デバイス間でデータをやりとりする経路である。
内部インタフェース225は、データを入力し、必要なデータを図示しないモニタやスピーカ等に出力するようになっている。外部インタフェース230は、LAN等のネットワークにより接続されている機器との間でデータを送受信するようになっている。
(ECの機能構成)
つぎに、ECの機能構成について、EC200の各機能をブロックにて示した図4を参照しながら説明する。EC200は、記憶部250、搬送先決定部255、退避部260、搬送先変更部265、ウエハ処理制御部270、通信部275および搬送制御部280の各ブロックにより示される機能を有している。
記憶部250は、PM1およびPM2にてウエハWに所望の処理を施すための処理手順を示したレシピ群250a(レシピa〜レシピn)を記憶する。搬送先決定部255は、PM1およびPM2のうち正常に稼働しているPMに対してウエハWが順番にOR搬送されるようにカセットステージCSのカセット容器Cに収容されたウエハWの搬送先を定める。
退避部260は、PM1またはPM2のいずれかがウエハWの搬入を禁止する状態にある場合、搬入禁止のPMを搬送先と定め、かつ搬入禁止のPMに未だ搬入していないウエハWを、一旦、カセットステージCSに退避させる。
搬送先変更部265は、複数のPMのいずれかがウエハWの搬入を禁止した後、当該処理室への搬入禁止が解除されたタイミングに連動して、搬送先決定部255により既に搬送先が定められているウエハWのうちの少なくともいずれかの搬送先を搬入禁止が解除された処理室に変更する。
ウエハ処理制御部270は、オペレータから指定されたレシピを記憶部250から選択し、レシピの手順にしたがって各PMにて実行されるエッチング処理を制御するための駆動信号を出力する。通信部275は、主にMC300と情報を送受信する。通信部275は、ウエハを処理するための駆動信号をMC300に送出するとともに、各ウエハの搬送先を指示する信号をMC300に送出する。
搬送制御部280は、搬送先決定部255、退避部260、搬送先変更部265からの指示に従い、所定の位置に所定のウエハを搬送するための信号を出力する。通信部275は、搬送制御部280により生成された信号をMC300に送出し、これにより、各PMにて所望のエッチング処理を実行するようMC300に指示する。
なお、以上に説明したEC200の各部の機能は、実際には、図3のCPU215がこれらの機能を実現する処理手順を記述した制御プログラム(レシピを含む)を記憶したROM205やRAM210などの記憶媒体から制御プログラムを読み出し、そのプログラムを解釈して実行することにより達成される。たとえば、本実施形態では、搬送先決定部255、退避部260、搬送先変更部265、ウエハ処理制御部270および搬送制御部280の各機能は、実際には、CPU215がこれらの機能を実現する処理手順を記述したプログラムを実行することにより達成される。
(ECの動作)
つぎに、EC200により実行される搬送処理、ウエハ処理、異常発生時割込処理および復帰時割込処理について説明する。図5のフローチャートに示された搬送処理および図6のフローチャートに示されたウエハ処理は、所定時間経過毎に別々に起動され、図7のフローチャートに示された異常発生時割込処理および図8のフローチャートに示された復帰時割込処理は、異常発生時および復帰時に割込処理として起動される。
オペレータが、レシピおよびロット番号を指定してロットスタートボタンを「オン」すると、該当ロットが投入され、そのロットに含まれるウエハを順に搬送する準備が整う。このタイミングに連動して図5のステップ500から搬送処理が開始され、図6のステップ600からウエハ処理が開示される。
なお、本実施形態では、図12の下部に示すように、各ロットには、25枚の製品ウエハP1〜P25が含まれる。なお、各ロットには、製品ウエハの他に、図示しないクリーニング処理用のウエハやシーズニング処理用のウエハが含まれていてもよい。
PM1およびPM2が正常に稼働している通常状態では、ウエハWの搬送先は、ウエハWをPM1およびPM2に交互に一枚ずつ搬送(OR搬送)するように定められる。したがって、オペレータにより指定されたロット番号の一番目の製品ウエハP1は、PM1を搬送先として定められ、二番目の製品ウエハP2は、PM2を搬送先として定められる。
(搬送処理)
搬送処理は図5のステップ500から開始され、搬送制御部280はステップ505にて搬送すべきウエハがあるか否かを判定する。この時点では、搬送すべき製品ウエハP1が存在するので、搬送制御部280はステップ510にて該当ウエハP1を搬送先PM1に搬送するための信号を出力する。この指示信号は、通信部275からMC300に伝えられ、MC300の制御により各PMの搬送機構が駆動することによって各ウエハのOR搬送が開始される。なお、搬送すべきウエハがない場合には、ステップ510をスキップして次のステップ515に進む。
搬送先決定部255は、つぎのステップ515にて前ウエハがカセット容器Cから搬出されたか否かを判定する。一般的に、処理システム10は、ウエハの処理よりもウエハの搬送に多くの時間がかかる。特に、短時間プロセスの場合にはこの傾向は顕著である。よって、本実施形態の搬送処理では、搬送律速により処理済みのウエハがPMから搬出された後、次に処理すべきウエハがPMに搬入されるまでに待ち時間が生じないように、前ウエハがカセット容器Cから搬送ユニットTRに搬出されたタイミングに次ウエハの搬送先が定められる。
なお、搬送先決定部255は、上記のように、前ウエハがカセット容器Cから搬送ユニットTRに搬出されたタイミングに連動して次ウエハの搬送先を定める替わりに、前ウエハが搬送ユニットTRからLLMに搬入されるタイミングに連動して、次ウエハの搬送先を定めてもよい。
さて、この時点では、ウエハP1がカセット容器Cから搬出されているので、ステップ520に進んで、搬送先決定部255は、指定されたロット中に搬送先が定められていないウエハがあるか否かを判定する。現時点では原ロットに含まれるウエハP2・・・P25の搬送先が定められていない。よって、ステップ525に進んで搬送先決定部255は、各ウエハがPM1,PM2に交互に搬送されるように次ウエハP2の搬送先をPM2に決定し、ステップ595に進んで本処理を一旦終了する。この状態では、図12(a)に示したように、製品ウエハP1がPM1を搬送先として搬送され、製品ウエハP2が、PM2を搬送先として定められた状態でカセット容器Cにて待機している。
なお、ステップ515にて前ウエハがカセット容器Cから搬出されていないと判定された場合、およびステップ520にて指定されたロット中に搬送先が定められていないウエハはないと判定された場合には、直ちにステップ595に進んで本処理を一旦終了する。
このようにして、一の製品ウエハがカセット容器から搬出されると、OR搬送されるように次の製品ウエハの搬送先が決定され、これを繰り返すことにより、図12(b)に示したように、25枚の製品ウエハがPM1またはPM2に交互に搬送され、処理される。
(ウエハ処理)
一方、ウエハ処理は図6のステップ600から開始され、ウエハ処理制御部270はステップ605にて新しいウエハが搬入されたか否かを判定する。新しいウエハが搬入された場合、ステップ610に進んでウエハ処理制御部270は、記憶部250に記憶されたレシピ群250aのうち、オペレータにより指定されたレシピに従ってウエハにエッチング処理を施し、ステップ695に進んで本処理を一旦終了する。なお、新しいウエハが搬入されていない場合には、そのままステップ695に進んで本処理を一旦終了する。
以上、正常稼働時の搬送処理及びウエハ処理ルーチンについて説明した。次に、異常時の処理について説明する。図13(a)に示したように、たとえば、PM2にて製品ウエハP10の処理中に異常が発生し、これによりPM2へのウエハの搬入が禁止された場合、図7に示した異常発生時割込処理が起動する。この時点では、製品ウエハP12がカセット容器Cから搬出された時点で、製品ウエハP13の搬送先がPM1に定められている。
(異常発生時割込処理)
異常発生時割込処理はステップ700から開始され、退避部260は、ステップ705にて異常(エラー)が発生したPM(以下、異常が発生したPMを異常PMとも称呼する。)を搬送先とし、かつ、未搬入であったウエハをカセット容器Cに退避させる。図13(b)では、異常PM2を搬送先とし、かつ未搬入であった製品ウエハP12をカセット容器Cに一旦退避させる。なお、退避部260はウエハが未搬入であるか否かを、ウエハがLLMに搬入されたかどうかで判定する。つまり、図13(a)に示したように、PM2に異常が発生したとき、製品ウエハP8,P9,P10,P11は搬送済み、製品ウエハP12,P13は未搬入と判定される。
つぎに、ステップ710に進んで、搬送先決定部255は、退避ウエハの搬送先を正常PMに変更する。この結果、図13(b)では、退避ウエハP12の搬送先が、異常PM2から正常PM1に変更されている。この結果、異常PM2の復帰を待つことなく退避ウエハを正常PM1にて処理することができ、非常時に応じて迅速な処理を実現することができる。
このようにして、PM2に異常が発生した後、正常なPM1を搬送先に定められた製品ウエハP12以降のウエハは、所定期間経過毎に図5の搬送処理を実行することにより、PM1に向けて搬送され、所定期間経過毎に図6のウエハ処理を実行することによりPM1にてエッチング処理される。
(OR搬送時に起こりえる搬送状態と課題)
このような搬送状況において、異常PM2のエラーが解除され、復帰したときに生じる課題について、図13(c)(d)を参照しながら説明する。図13(c)に示したように、正常PM1にて製品ウエハP12のエッチング処理が実行されているとき、異常PM2のエラーが解除されたとする。このとき、製品ウエハP14は既にカセット容器Cから搬出され、次の製品ウエハP15の搬送先も既にPM1に定められている。
よって、復帰したPM2にてウエハの処理が可能になっても、既に搬送先が決められた製品ウエハP15がカセット容器Cから搬出しなければ、復帰したPM2をウエハの搬送先に定めることができない。この結果、図13(d)に示したように、製品ウエハP15の搬出後、ようやく製品ウエハP16の搬出先をPM2向けに定めることができる。
つまり、図13の下部に示したように、PM2では、すぐにいずれかのウエハの処理を実行することができるにもかかわらず、PM1にて製品ウエハP12,P13が処理され、製品ウエハP14がLLM1に搬入されて、さらに製品ウエハP15がカセット容器Cから搬出されるまで、次の製品ウエハP16の搬送先を復帰したPM2に定めることができない。したがって、さらに製品ウエハP16が実際にカセット容器Cから搬出され、アライメント処理された後、LLM2に搬入され、PM2に搬送されるまでの長きに渡りPM2を遊ばせてしまう。この結果、処理システム全体の稼働率が下がり、スループットが低下し、生産性を低下させることとなる。そもそもPMの異常により処理の効率が低下しているところ、PMが復帰してもなおしばらくの間、復帰したPMを使用せずに遊ばせておくのは、復帰した装置の処理能力を著しく低下させ、システム全体の処理効率も下がってしまう。
そこで、この課題を解決するために、本実施形態にかかる処理システム10では、いずれかのPMのエラーが解除された場合、PM2への搬送禁止の解除を知らせる割込信号がMC300からEC200に出力され、この割込信号を受け取ったEC200のCPU215により図8の復帰時割込処理が実行される。
(復帰時割込処理)
復帰時割込処理はステップ800から開始され、搬送先変更部265は、ステップ805にてカセット容器Cから最先に搬出予定のウエハの搬送先を復帰PMに変更し、ステップ895に進んで本処理を終了する。
これによれば、たとえば、図9(c)に示した製品ウエハP15は、既に搬送先がPM1に定められていたにもかかわらず、図9(d)に示したように、その搬送先をPM2に変更することができる。この結果、PM2では、PM1での処理の進行状況にかかわらず、すぐに製品ウエハP15をカセット容器Cから搬出し、アライメント処理後、LLM2に搬入し、さらにPM2に搬送してすぐに製品ウエハP15のエッチング処理を実行することができる。
以上に説明したように、本実施形態に係る処理システム10によれば、PMの復帰のタイミングに合わせて、ウエハを復帰したPMに迅速に搬送することができる。これにより、復帰した処理室の使用効率を高め、異常時などにおいても処理システム全体のスループットの低下を極力抑え、生産性を高く維持することができる。
なお、以上の説明では、搬送先変更部265は、搬送先決定部255により既に搬送先が定められているウエハのうち、カセット容器Cに収容されているウエハであって最先にカセット容器Cから搬出されるウエハの搬送先を搬入禁止が解除されたPMに変更した。
しかしながら、搬送先を変更する対象はこれに限られず、たとえば、搬送先変更部265は、複数のPMのいずれかがウエハの搬入を禁止した後、前記PMへの搬入禁止が解除されたタイミングに連動して、搬送先決定部255により既に搬送先が定められているウエハのうちの少なくともいずれかの搬送先を前記搬入禁止が解除されたPMに変更するようにしてもよい。
たとえば、既に搬送先が定められているウエハのうち、カセット容器Cに収容されているウエハであって最先にカセット容器Cから搬出されるウエハがクリーニング用ウエハである場合、復帰PMにそのクリーニング用ウエハを搬入しない方がよい場合もある。この場合には、該当クリーニング用ウエハ以外のウエハの搬送先を変更する。
また、搬送先変更部265は、PMへの搬入禁止が解除されたタイミングに連動して、搬送先決定部255により新たな搬送先が定められた退避後のウエハを含めて既に搬送先が定められているウエハのうちの少なくともいずれかの搬送先を搬入禁止が解除されたPMに変更するようにしてもよい。
また、搬送先変更部265は、搬送先決定部255により既に搬送先が定められているウエハのうち、カセット容器Cに収容されているウエハの少なくともいずれかの搬送先を搬入禁止が解除されたPMに変更するようにしてもよい。
また、搬送先決定部255は、ウエハがカセット容器Cから搬送ユニットTRに搬出されるタイミングに連動して次にカセット容器Cから搬出されるウエハの搬送先を定めるようにしてもよく、ウエハが搬送ユニットTRからLLMに搬入されるタイミングに連動して、次にカセット容器Cから搬出されるウエハの搬送先を定めるようにしてもよい。
退避部260は、PMの定期メンテナンスまたはPMに異常が発生した場合、前記PMはウエハの搬入を禁止する状態にあると判定してもよい。また、搬送先変更部265は、前記PMの定期メンテナンスが終了した場合または前記異常が発生したPMが復帰した場合、前記PMへの搬入禁止が解除されたと判定してもよい。
また、退避部260により一旦、カセット容器Cに退避したウエハに対して新たな搬送先が定められた場合、新たな搬送先にて退避ウエハを処理する直前に実行される処理に基づき、退避ウエハを処理する際にPM内部の雰囲気が安定状態に整えられていないと判定されたときや、退避ウエハを処理する際に搬送先のPM内部の雰囲気が退避ウエハを含むロットの次のロットを受け入れる状態に整えられていると判定されたときには、退避ウエハを新たな搬送先に搬送することを禁止してもよい。
以上に説明した各実施形態において、各部の動作はお互いに関連しており、互いの関連を考慮しながら、一連の動作として置き換えることができ、これにより、処理システムの制御装置の実施形態を、処理システムの制御方法の実施形態とすることができる。また、上記各部の動作を、各部の処理と置き換えることにより、処理システムの制御方法の実施形態を、処理システムを制御するための制御プログラムの実施形態とすることができる。また、処理システムを制御するための制御プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶させることにより、処理システムを制御するための制御プログラムの実施形態を制御プログラムに記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の実施形態とすることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
(処理システムの変形例1)
たとえば、上述した搬送処理(図5)、ウエハ処理(図6)および異常発生時割込処理(図7)、復帰時割込処理(図8)を実行する処理システム10は、図10に示した構成であってもよい。処理システム10は、カセットチャンバ(C/C)400u1、400u2、トランスファチャンバ(T/C)400u3、プリアライメント(P/A)400u4、プロセスチャンバ(P/C)(=PM)400u5、400u6を有している。
C/C400u1、400u2には、処理前のウエハおよび処理済のウエハが収容されるとともに、クリーニング用ウエハおよびロット安定ダミーウエハが収容されている。P/A400u4は、ウエハWの位置決めを行う。
T/C400u3には、屈伸および旋回可能な多関節状のアーム400u31が設けられている。アーム400u31は、アーム400u31の先端に設けられたフォーク400u32上にウエハを保持し、適宜屈伸および旋回しながらC/C400u1、400u2とP/A400u4とP/C400u5、400u6との間でウエハを搬送するようになっている。
かかる構成により、処理システム10は、T/C400u3のアーム400u31を用いてウエハをC/C400u1、400u2から搬出し、T/C400u3、P/A400u4を経由してP/C400u5、400u6に搬入し、ウエハに対してエッチング処理などのプロセスを施した後、再び、T/C400u3を経由してC/C400u1、400u2へ搬出するようになっている。
(処理システムの変形例2)
また、本発明の処理システム10は、図11に示した構成であってもよい。処理システム10は、ウエハWを搬送する搬送システムHとウエハWに対して成膜処理またはエッチング処理等の処理を行う処理システムSとを有している。搬送システムHと処理システムSとは、LLM400t1、400t2を介して連結されている。
搬送システムHは、カセットステージ400H1と搬送ステージ400H2とを有している。カセットステージ400H1には、容器載置台H1aが設けられていて、容器載置台H1aには、4つのカセット容器H1b1〜H1b4が載置されている。各カセット容器H1bは、処理前のウエハW、処理済のウエハおよびクリーニングやシーズニングに用いるダミー処理用のウエハを多段に収容している。
搬送ステージ400H2には、屈伸および旋回可能な2本の搬送アームH2a1、H2a2が、磁気駆動によりスライド移動するように支持されている。搬送アームH2a1、H2a2は、先端に取り付けられたフォーク上にウエハWを保持するようになっている。
搬送ステージ400H2の端部には、ウエハWの位置決めを行う位置合わせ機構H2bが設けられている。位置合わせ機構H2bは、ウエハWを載置した状態で回転台H2b1を回転させながら、光学センサH2b2によりウエハWの周縁部の状態を検出することにより、ウエハWの位置を合わせるようになっている。
LLM400t1、400t2には、その内部にてウエハWを載置する載置台がそれぞれ設けられているとともに、その両端にてゲートバルブt1a、t1b、t1c、t1dがそれぞれ設けられている。かかる構成により、搬送システムHは、カセット容器H1b1〜H1b4とLLM400t1、400t2と位置合わせ機構H2bとの間でウエハWを搬送するようになっている。
処理システムSには、トランスファチャンバ(T/C)(=TM)400t3および6つのプロセスチャンバ(P/C)400s1〜400s6(=PM)が設けられている。T/C400t3は、ゲートバルブs1a〜s1fを介してP/C400s1〜400s6にそれぞれ連結されている。T/C400t3には、屈伸および旋回可能なアームSaが設けられている。
かかる構成により、処理システム10は、搬送システムHから処理システムSに搬送されたウエハを、アームSaを用いてLLM400t1、400t2からT/C400t3を経由してP/C400s1〜400s6に搬入し、ウエハに対してエッチング処理などのプロセスを施した後、再び、T/C400t3を経由してLLM400t1、400t2へ搬出し、搬送アームH2a1、H2a2がこれを受けとってカセット容器H1bに戻す。
図10及び図11に示したように、PMが3以上存在する処理システム10においても、ウエハは各P/Cに順番に搬送される。このように、3以上のPM(処理室)にウエハを順番に搬送する場合もOR搬送の概念に含まれる。この場合にも、図7の異常発生時割込処理を実行することにより、正常に稼動している処理室の状態及び異常が発生した処理室の状況に応じて、臨機応変に各被処理体を複数の処理室に搬送することができるとともに、復帰時には図8の復帰時割込処理を実行することにより、復帰したPMにウエハを迅速に搬送し、処理効率を高めることができる。
本発明にかかる処理システムの処理室の数はいくつであってもよい。また、本発明に用いられる被処理体は、シリコンウエハに限られず、石英やガラス等の基板であってもよい。
また、処理室にて所望の処理を実行する装置の一例としては、エッチング装置、CVD(Chemical Vapor Deposition:化学気相成長法)装置、アッシング装置、スパッタリング装置、コータデベロッパ、洗浄装置、CMP(Chemical
Mechanical Polishing:化学的機械的研磨)装置、PVD(Physical Vapor Deposition:物理気相成長法)装置、露光装置、イオンインプランタなどが挙げられる。これらの装置は、マイクロ波プラズマ処理装置、誘導結合型プラズマ処理装置および容量結合型プラズマ処理装置などによって具現化されてもよい。
さらに、本発明にかかる制御装置は、EC200のみで具現化されてもよいし、EC200とMC300とから具現化されていてもよい。
本発明の一実施形態にかかる処理システムの概念図である。 同実施形態にかかる処理システムの内部構成図である。 同実施形態にかかるECのハードウエア構成図である。 同実施形態にかかるECの機能構成図である。 同実施形態にて実行される搬送処理ルーチンを示したフローチャートである。 同実施形態にて実行されるウエハ処理ルーチンを示したフローチャートである。 同実施形態にて実行される異常発生時の割り込み処理ルーチンを示したフローチャートである。 同実施形態にて実行される復帰時の割り込み処理ルーチンを示したフローチャートである。 同実施形態にかかる処理システム内の搬送状態を示した図である。 処理システムの他の内部構成図である。 処理システムの他の内部構成図である。 関連する処理システム内の搬送状態を示した図である。 関連する処理システム内の搬送状態を示した他の図である。
符号の説明
100 ホストコンピュータ
200 EC
250 記憶部
255 搬送先決定部
260 退避部
265 搬送先変更部
270 ウエハ処理制御部
275 通信部
280 搬送制御部
300、300a〜300d MC
PS1,PS2 プロセスシップ
PM1,PM2 プロセスモジュール
LLM1,LLM2 ロードロックモジュール
TR 搬送ユニット
AL 位置合わせ機構
CS カセットステージ
C カセット容器
P1〜P25 製品ウエハ
C1,C2 クリーニング用ウエハ
S1,S2 ロット安定ダミーウエハ

Claims (11)

  1. 被処理体に所定の処理を施す複数の処理室と、被処理体を収容する被処理体収容ポートと、前記複数の処理室と前記被処理体収容ポートとの間にて被処理体を所定の搬送先に搬送する搬送機構と、を有する処理システムを制御する装置であって、
    前記複数の処理室のうち正常に稼働している処理室に対して被処理体が順番に搬送されるように前記被処理体収容ポートに収容された被処理体の搬送先を定める搬送先決定部と、
    前記複数の処理室のいずれかが被処理体の搬入を禁止した後、前記処理室への搬入禁止が解除されたタイミングに連動して、前記搬送先決定部により既に搬送先が定められている被処理体のうちの少なくともいずれかの搬送先を前記搬入禁止が解除された処理室に変更する搬送先変更部と、を備える処理システムの制御装置。
  2. 前記搬入禁止の処理室を搬送先と定め、かつ前記搬入禁止の処理室に未だ搬入していない被処理体を、一旦、被処理体収容ポートに退避させる退避部をさらに備え、
    前記搬送先決定部は、
    前記退避後の被処理体の新たな搬送先および前記被処理体収容ポートに収容されているその他の被処理体の搬送先を順番に定め、
    前記搬送先変更部は、
    前記処理室への搬入禁止が解除されたタイミングに連動して、前記搬送先決定部により新たな搬送先が定められた退避後の被処理体を含めて既に搬送先が定められている被処理体のうちの少なくともいずれかの搬送先を前記搬入禁止が解除された処理室に変更する請求項1に記載された処理システムの制御装置。
  3. 前記搬送先変更部は、
    前記搬送先決定部により既に搬送先が定められている被処理体のうち、前記被処理体収容ポートに収容されている被処理体の少なくともいずれかの搬送先を前記搬入禁止が解除された処理室に変更する請求項1または2のいずれかに記載された処理システムの制御装置。
  4. 前記搬送先変更部は、
    前記搬送先決定部により既に搬送先が定められている被処理体のうち、前記被処理体収容ポートに収容されている被処理体であって最先に前記被処理体収容ポートから搬出される被処理体の搬送先を前記搬入禁止が解除された処理室に変更する請求項3に記載された処理システムの制御装置。
  5. 前記搬送先決定部は、
    被処理体が前記被処理体収容ポートから前記搬送機構に搬出されるタイミングに連動して次に前記被処理体収容ポートから搬出される被処理体の搬送先を定める請求項1〜4のいずれかに記載された処理システムの制御装置。
  6. 前記処理システムは、前記複数の処理室の各処理室と前記搬送機構との間にて前記各処理室と前記搬送機構とを連結する前処理室をさらに備え、
    前記搬送先決定部は、
    被処理体が前記搬送機構から前記前処理室に搬入されるタイミングに連動して、次に前記被処理体収容ポートから搬出される被処理体の搬送先を定める請求項1〜4のいずれかに記載された処理システムの制御装置。
  7. 前記退避部は、
    前記複数の処理室の各処理室の定期メンテナンスまたは前記各処理室に異常が発生した場合、前記各処理室は被処理体の搬入を禁止する状態にあると判定する請求項1〜6のいずれかに記載された処理システムの制御装置。
  8. 前記搬送先変更部は、
    前記定期メンテナンスが終了した場合または前記異常が発生した処理室が復帰した場合、前記処理室への搬入禁止が解除されたと判定する請求項7に記載された処理システムの制御装置。
  9. 前記処理システムは、ウエハまたは基板を処理するシステムである請求項1〜8のいずれかに記載された処理システムの制御装置。
  10. 被処理体に所定の処理を施す複数の処理室と、被処理体を収容する被処理体収容ポートと、前記複数の処理室と前記被処理体収容ポートとの間にて被処理体を所定の搬送先に搬送する搬送機構と、を有する処理システムを制御する方法であって、
    前記複数の処理室のうち正常に稼働している処理室に対して被処理体が順番に搬送されるように前記被処理体収容ポートに収容された被処理体の搬送先を定め、
    前記複数の処理室のいずれかが被処理体の搬入を禁止した後、前記処理室への搬入禁止が解除されたタイミングに連動して、既に搬送先が定められている被処理体のうちの少なくともいずれかの搬送先を前記搬入禁止が解除された処理室に変更する処理システムの制御方法。
  11. 被処理体に所定の処理を施す複数の処理室と、被処理体を収容する被処理体収容ポートと、前記複数の処理室と前記被処理体収容ポートとの間にて被処理体を所定の搬送先に搬送する搬送機構と、を有する処理システムの制御をコンピュータに実行させるために用いられる制御プログラムを記憶した記憶媒体であって、
    前記複数の処理室のうち正常に稼働している処理室に対して被処理体が順番に搬送されるように前記被処理体収容ポートに収容された被処理体の搬送先を定める処理と、
    前記複数の処理室のいずれかが被処理体の搬入を禁止した後、前記処理室への搬入禁止が解除されたタイミングに連動して、既に搬送先が定められている被処理体のうちの少なくともいずれかの搬送先を前記搬入禁止が解除された処理室に変更する処理と、を含む制御プログラムを記憶した記憶媒体。
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