JP4258000B2 - マルチチャンバシステムを用いた処理方法 - Google Patents

マルチチャンバシステムを用いた処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、マルチチャンバシステムを用いた処理方法に関し、更に詳しくは、複数のプロセスチャンバを効率良く運用し、スループットを高めることができるマルチチャンバシステムを用いた処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のマルチチャンバシステムは、複数のプロセスチャンバと、これらのプロセスチャンバが連結されたトランスファチャンバとを備え、制御装置の制御下で複数のプロセスチャンバにおいて少なくとも二種類の処理(例えばエッチング及びアッシング)を行うようにしてある。そして、複数のプロセスチャンバは、それぞれの処理内容が予め決められており、例えばエッチング専用のプロセスチャンバやアッシング専用のプロセスチャンバとして運用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のマルチチャンバシステムは複数のプロセスチャンバが例えばエッチング専用のプロセスチャンバやアッシング専用のプロセスチャンバとして運用されているため、複数のプロセスチャンバの運用に柔軟性がなく、例えばエッチング時間とアッシング時間とが同じでない限り、エッチングまたはアッシングのいずれか一方に時間が掛かり、処理時間の短い方が長い方の処理が終わるのを待つことになり、複数のプロセスチャンバの運用効率が悪いという課題があった。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、複数のプロセスチャンバの運用効率を高め、スループットを高めることができるマルチチャンバシステムを用いた処理方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載のマルチチャンバシステムを用いた処理方法は、エッチングチャンバと、エッチングチャンバより多い数のアッシングチャンバと、カセットチャンバと、搬送手段を有する搬送チャンバと、を備えたマルチチャンバシステムを用いた処理方法において、アッシング時間がエッチング時間より長い被処理体を複数収納したカセットを上記カセットチャンバへ入れる第1のカセット搬入工程と、上記搬送手段を介して上記被処理体を上記カセットから上記エッチングチャンバへ順次搬送する第1の搬送工程と、上記被処理体を上記エッチングチャンバでエッチングするエッチング工程と、上記搬送手段を介してエッチング後の上記被処理体を上記エッチングチャンバから異なる上記アッシングチャンバへ順次搬送するプロセスチャンバ間搬送工程と、上記エッチング工程と並行して行われ且つ上記異なるアッシングチャンバで上記エッチングチャンバから順次搬送される複数の上記被処理体を搬送の順序に従って時間差を付けてそれぞれ並行してアッシングするアッシング工程と、上記搬送手段を介して上記異なるアッシングチャンバそれぞれからアッシング後の被処理体を、処理済の被処理体として収納するカセットへ搬送する第2の搬送工程と、上記処理済みの被処理体が複数収納されたカセットを上記カセットチャンバから出すカセット搬出工程と、を備え、更に、アッシング時間がエッチング時間より長い被処理体を、エッチング時間がアッシング時間より長い被処理体に切り換えて処理する工程を含み上記切り換えて処理する工程は、上記アッシングチャンバをクリーニングすることによりエッチングチャンバに変更してエッチングチャンバをアッシングチャンバより多い数に設定するプロセスチャンバ変更工程と、エッチング時間がアッシング時間より長い被処理体を複数収納したカセットを上記カセットチャンバへ入れる第2のカセット搬入工程と、を備え、上記プロセスチャンバ変更工程は、上記カセット搬出工程と、上記第2のカセット搬入工程の少なくともいずれか一方の工程の間に行うことを特徴とするものである。
【0007】
また、本発明の請求項2に記載のマルチチャンバシステムを用いた処理方法は、アッシングチャンバと、アッシングチャンバより多い数のエッチングチャンバと、カセットチャンバと、搬送手段を有する搬送チャンバと、を備えたマルチチャンバシステムを用いた処理方法において、エッチング時間がアッシング時間より長い被処理体を複数収納したカセットを上記カセットチャンバへ入れる第1のカセット搬入工程と、上記搬送手段を介して上記被処理体を上記カセットから上記エッチングチャンバへ順次搬送する第1の搬送工程と、上記カセットから順次搬送される上記被処理体を異なる上記エッチングチャンバで搬入の順序に従って時間差を付けてそれぞれ並行してエッチングするエッチング工程と、上記搬送手段を介してエッチング後の上記被処理体を上記異なるエッチングチャンバから上記アッシングチャンバへ順次搬送するプロセスチャンバ間搬送工程と、エッチング後の上記被処理体を上記アッシングチャンバでエッチングと並行してアッシングするアッシング工程と、上記搬送手段を介して上記アッシングチャンバからアッシング後の被処理体を、処理済の被処理体として収納するカセットへ搬送する第2の搬送工程と、上記処理済みの被処理体が複数収納されたカセットを上記カセットチャンバから出すカセット搬出工程と、を備え、更に、エッチング時間がアッシング時間より長い被処理体を、アッシング時間がエッチング時間より長い被処理体に切り換えて処理する工程を含み上記切り換えて処理する工程は、上記エッチングチャンバをクリーニングすることによりアッシングチャンバに変更してアッシングチャンバをエッチングチャンバより多い数に設定するプロセスチャンバ変更工程と、アッシング時間がエッチング時間より長い被処理体を複数収納したカセットを上記カセットチャンバへ入れる第2のカセット搬入工程と、を備え、上記プロセスチャンバ変更工程は、上記カセット搬出工程と、上記第2のカセット搬入工程の少なくともいずれか一方の工程の間に行うことを特徴とするものである。
【0009】
また、本発明の請求項3に記載のマルチチャンバシステムを用いた処理方法は、エッチングチャンバと、アッシングチャンバと、カセットチャンバと、搬送手段を有する搬送チャンバと、を備えたマルチチャンバシステムを用いた処理方法において、アッシング時間がエッチング時間より長い被処理体を処理する場合には、少なくとも一つのエッチンチャンバをクリーニングしてアッシングチャンバに変更してアッシングチャンバをエッチングチャンバより多い数に設定するプロセスチャンバ変更工程と、アッシング時間がエッチング時間より長い被処理体を複数収納したカセットを上記カセットチャンバに入れるカセット搬入工程と、上記エッチングチャンバで上記被処理体をエッチングするエッチング工程と、上記エッチング工程と並行して行われ且つエッチング後の被処理体を変更後のアッシングチャンバを含む複数のアッシングチャンバそれぞれで時間差を付けて並行してアッシングするアッシング工程と、上記処理済みの被処理体が複数収納されたカセットを上記カセットチャンバから出すカセット搬出工程と、を備え、上記プロセスチャンバ変更工程は、上記カセットを搬出入する間に行うことを特徴とするものである。
【0010】
また、本発明の請求項4に記載のマルチチャンバシステムを用いた処理方法は、エッチングチャンバと、アッシングチャンバと、カセットチャンバと、搬送手段を有する搬送チャンバと、を備えたマルチチャンバシステムを用いた処理方法において、エッチング時間がアッシング時間より長い被処理体を処理する場合には、少なくとも一つのアッシングチャンバをクリーニングしてエッチングチャンバに変更してエッチングチャンバをアッシングチャンバより多い数に設定するプロセスチャンバ変更工程と、エッチング時間がアッシング時間より長い被処理体を複数収納したカセットを上記カセットチャンバに入れるカセット搬入工程と、上記被処理体を変更後のエッチングチャンバを含む複数のエッチングチャンバそれぞれで時間差を付けて並行してエッチングするエッチング工程と、エッチング後の被処理体を上記アッシングチャンバでエッチングと並行してアッシングするアッシング工程と、を備え、上記プロセスチャンバ変更工程は、上記カセットを搬出入する間に行うことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図1、図2に示す実施形態に基づいて本発明について説明する。
本実施形態に用いられるマルチチャンバシステム10は、例えば図1に示すように、4つの第1〜第4プロセスチャンバ11〜14と、これらのプロセスチャンバ11〜14がそれぞれのゲートバルブ11A〜14Aを介して連結された五角形のトランスファチャンバ15と、トランスファチャンバ15の残余の壁面にゲートバルブ16A、17Aを介して連結された2つのカセットチャンバ16、17とを備え、制御装置(図示せず)の制御下で被処理体(例えば、ウエハW)に対して少なくとも二種類の処理、例えばエッチング及びアッシングを行うように構成されている。トランスファチャンバ15内には多関節型の搬送アーム15Aが配設され、この搬送アーム15Aを介して各プロセスチャンバ間でウエハWを一枚ずつ搬送する。第1〜第4プロセスチャンバ11〜14は、いずれもプラズマ発生手段を介してプロセスチャンバ内でプロセスガスのプラズマを発生させてサセプタ11B〜14B上のウエハWに対してエッチングまたはアッシングを行う。
【0014】
エッチング時間とアッシング時間は同一の場合もあるが、異なっている場合の方が多い。即ち、アッシング時間がエッチング時間より長い場合もあれば、逆にエッチング時間がアッシング時間より長い場合もある。これらの時間の長短は予め判っていることもあれば、処理中にマルチチャンバシステム10において自己判断することもある。
【0015】
本実施形態のマルチチャンバシステム10は、ウエハWに対して少なくとも二種類の処理を行なう場合、処理時間の長い処理を行うプロセスチャンバが処理時間の短い処理を行うプロセスチャンバより多く配置されている。例えば、アッシング時間がエッチング時間より長いウエハWを処理する場合には、図1に示すように、3台のプロセスチャンバをアッシング用チャンバ(以下、「アッシングチャンバ」と称す)として配置し、1台のプロセスチャンバをエッチング用チャンバ(以下、「エッチングチャンバ」と称す)として配置する。また、エッチング時間がアッシング時間より長いウエハWを処理する場合には、図2に示すように、3台のプロセスチャンバをエッチングチャンバとして配置し、1台のプロセスチャンバをアッシングチャンバとして配置する。仮に、エッチング時間とアッシング時間が略同一であれば、エッチングチャンバとアッシングチャンバとして2台ずつを均等に割り当てる。本実施形態では、ウエハWの種類に即してプロセスチャンバをアッシングチャンバからエッチングチャンバに、あるいはエッチングチャンバからアッシングチャンバに適宜切り換えてマルチチャンバシステム10を運用する。尚、図1、図2において、Eはエッチング、Aはアッシングを表している。
【0016】
ところで、エッチングチャンバとアッシングチャンバ間の切り換えを行なう場合にはマルチチャンバシステムを開放することなくプラズマ発生手段を用いて、あるいはプラズマレスでプロセスチャンバをドライクリーニングする。マルチチャンバシステム10を開放することなくクリーニングを行うことでクリーニング時間を節約し、マルチチャンバシステム10の運用効率を高め、複数種のウエハWのスループットを高めることができる。
【0017】
次に、図1、図2を参照しながら本発明のマルチチャンバシステムを用いた処理方法の実施形態について説明する。マルチチャンバシステム10は、例えば図1に示すように、初期状態で第1プロセスチャンバ11がエッチングチャンバとして設定され、第2〜第4プロセスチャンバ12〜14がアッシングチャンバとして設定されているとする。
【0018】
まず、未処理のウエハWが収納されたカセットをカセットチャンバ16内に搬入する。次いで、カセットチャンバ16のゲートバルブ16Aが開き、トランスファチャンバ15内で搬送アーム15Aが駆動してカセットチャンバ16からトランスファチャンバ15内へ未処理ウエハWを搬出する。その後、第1プロセスチャンバ11のゲートバルブ11Aが開く。引き続き、搬送アーム15Aを介してトランスファチャンバ15から第1プロセスチャンバ11内に未処理ウエハWを搬入し、サセプタ11B上に未処理ウエハWを載置した後、ゲートバルブ11Aが閉まる。そして、第1プロセスチャンバ11ではサセプタ11B上のウエハWに対してエッチングを行う。エッチング終了後、第1プロセスチャンバ11からエッチング済みのウエハWを搬出し、トランスファチャンバ15を経由して第2プロセスチャンバ12内にエッチング済みウエハWを搬入し、第2プロセスチャンバ12内でエッチング済みウエハWに対してアッシングを行う。このアッシングを行っている間に、上述の要領で搬送アーム15Aを介して2枚目の未処理ウエハWをカセットチャンバ16から第1プロセスチャンバ11へ搬送し、第1プロセスチャンバ11において未処理ウエハWに対してエッチングを行う。
【0019】
この間も第2プロセスチャンバ12内ではアッシングを継続する。そして、第1プロセスチャンバ11内でエッチングを行っている間に第2プロセスチャンバ12でのアッシングが終了すれば、ゲートバルブ12Aを開き、搬送アーム15Aを介して第2プロセスチャンバ12からカセットチャンバ17内の空のカセット内の所定の場所にエッチング及びアッシングを終了した処理済のウエハWを搬送する。しかし、アッシング時間がエッチング時間より長いことから第1プロセスチャンバ11での2枚目のウエハWに対するエッチングが終了しても第2プロセスチャンバ12での1枚目のウエハWに対するアッシングを継続しておれば、搬送アーム15Aを介して第1プロセスチャンバ11内のエッチング済みウエハWを第3プロセスチャンバ13内に搬送し、第3プロセスチャンバ13内でウエハWに対してアッシングを行う。
【0020】
更に、第1プロセスチャンバ11内で3枚目のウエハWのエッチングを終えた時点で、第2プロセスチャンバ12内でアッシングを継続しておれば、第1プロセスチャンバ11から第4プロセスチャンバ14内にエッチング済みウエハWを搬送し、第2〜第4プロセスチャンバ12〜14の全てにおいて時間差を付けて並行してアッシングを行うと共に、第1プロセスチャンバ11ではエッチングを行い、全てのプロセスチャンバを無駄なく使用することができる。その後、第2〜第4プロセスチャンバ12〜14のウエハWに対するアッシングを順次終了し、搬送アーム15Aを介してカセットチャンバ17内へ搬送すると共に、第1プロセスチャンバ11内でエッチングが終了したウエハWを第2〜第4プロセスチャンバ12〜14へ順次搬送し、第1〜第4プロセスチャンバ11〜14の全てを使用してエッチングとアッシングを間断なく行う。
【0021】
上述のようにしてカセットチャンバ16内の全てのウエハWの処理が終了し、カセットチャンバ17内のカセットに処理済のウエハWを搬送し終えると、カセットチャンバ17から処理済ウエハWが収納されたカセットを搬出する。また、これと並行して、あるいはその後、カセットチャンバ16内の空のカセットと次の未処理ウエハWを収納したカセットと入れ換える。
【0022】
次の未処理ウエハWが上述のウエハWとは逆にエッチング時間がアッシング時間より長いウエハWの場合には、カセットチャンバ16、17のカセットを処理済ウエハWと未処理ウエハWを出し入れする間に、例えば図1に示す第2、第3プロセスチャンバ12、13をクリーニングし、第2、第3プロセスチャンバ12、13をアッシングチャンバからエッチングチャンバに切り換え、図2に示すようにエッチングチャンバをアッシングチャンバより多く配置する。即ち、図2に示すように第1〜第3プロセスチャンバ11〜13をエッチングチャンバとして使用し、第4プロセスチャンバ14をアッシングチャンバとして使用する。
【0023】
図2に示すチャンバ配置において、搬送アーム15Aを介してカセットチャンバ16から例えば第1プロセスチャンバ11内へ未処理ウエハWを搬送し、そのゲートバルブ11Aを閉じてエッチングを行う。この間に搬送アーム15Aを介してカセットチャンバ16から第2プロセスチャンバ12内に2枚目の未処理ウエハWを搬送し、第2プロセスチャンバ12内で未処理ウエハWに対してエッチングを行う。第2プロセスチャンバ12内に未処理ウエハを搬送した時点で第1プロセスチャンバ11内のエッチングが終了すれば、第1プロセスチャンバ11から第4プロセスチャンバ14へエッチング済みウエハWを搬送し、そのゲートバルブ14Aを閉じてアッシングを行う。第2プロセスチャンバ12内に未処理ウエハを搬送した時点で第1プロセスチャンバ11内でのエッチングを終了していなければ、搬送アーム15Aを介してカセットチャンバ16から第3プロセスチャンバ13内へ3枚目の未処理ウエハWを搬送し、そのゲートバルブ13Aを閉じてエッチングを行う。第2、第3プロセスチャンバ12、13内でエッチングを行っている間に第1プロセスチャンバ11内でのエッチングが終了すると、搬送アーム15Aを介して第1プロセスチャンバ11から第4プロセスチャンバ14内へエッチング済みウエハWを搬送し、そのゲートバルブ14Aを閉じてアッシングを行う。引き続き、搬送アーム15Aを介してカセットチャンバ16から第1プロセスチャンバ11内へ未処理ウエハWを搬送し、エッチングを行う。
【0024】
このようにエッチング時間及びアッシング時間に即して第1〜第4プロセスチャンバ11〜14をエッチングチャンバとアッシングチャンバとの間で適宜切り換え、第1〜第4プロセスチャンバ11〜14を間断なく使用することにより第1〜第4プロセスチャンバ11〜14を効率良く運用し、スループットを高めることができる。
【0025】
以上説明したように本実施形態によれば、アッシング時間がエッチング時間より長いウエハWを処理する場合にはマルチチャンバシステム10においてアッシングチャンバをエッチングチャンバより多く配置し、図1に示すように第1プロセスチャンバ11をエッチングチャンバとして使用すると共に第2〜第4プロセスチャンバ12〜14をアッシングチャンバとして使用するため、エッチング直後に待ち時間なく次々とエッチングチャンバからアッシングチャンバへウエハWを搬送し、3台のアッシングチャンバ間で時間差を付けて重複使用することができ、第1〜第4プロセスチャンバ11〜14を効率良く運用し、エッチング及びアッシングのスループットを格段に高めることができる。
【0026】
また、逆にエッチング時間がアッシング時間より長い場合には、第2、第3プロセスチャンバ12、13をクリーニングしてアッシングチャンバからエッチングチャンバに変更し、図2に示すようにエッチングチャンバをアッシングチャンバより多く配置するため、第1〜第3プロセスチャンバ11〜13内に未処理ウエハWを搬送して時間差を付けて重複使用し、搬送アーム15Aを介してエッチング後のウエハWを待ち時間なく第4プロセスチャンバ14内に搬送してエッチングよりも短時間でアッシングを行った後カセットチャンバ17へ搬送し、引き続き搬送アーム15Aを介して次のエッチング済みを第4プロセスチャンバ14内に搬送することができ、第1〜第4プロセスチャンバ11〜14を効率良く運用し、エッチング及びアッシングのスループットを格段に高めることができる。
【0027】
更に、例えば図1に示す第2、第3プロセスチャンバ12、13をクリーニングし、第2、第3プロセスチャンバ12、13をアッシングチャンバからエッチングチャンバに変更し、図2に示すようにエッチングチャンバをアッシングチャンバより多く配置する間に、アッシング時間がエッチング時間より長い、処理済のウエハWが収納されたカセットをカセットチャンバ17から出すと共に、処理済みウエハWとは逆にエッチング時間がアッシング時間より長い、未処理ウエハWを収納したカセットをカセットチャンバ16へ入れるため、アッシング時間とエッチング時間が上述のように異なるウエハWを連続的に処理する場合であっても、これらの種類を異にするウエハWを出し入れする時間をアッシングチャンバをクリーニングしてエッチングチャンバに変更するクリーニングに有効利用することができ、スループットを高めることができると共に、同一のマルチチャンバイステム10内で複数の種類のウエハWを処理することができる。
【0028】
本発明の他の実施形態について説明する。上記実施形態の場合とは逆にエッチング時間がアッシング時間より長いウエハWを処理する場合には、図2に示すようにエッチングチャンバをアッシングチャンバより多く配置しておく。即ち、第1〜第3プロセスチャンバ11〜13をエッチングチャンバとして使用し、第4プロセスチャンバ14をアッシングチャンバとして使用する。クリーニングの間に上述の未処理のウエハWが収納されたカセットをカセットチャンバ16内に搬入する。そして、上記実施形態と同一要領でエッチングとアッシングを行う。
【0029】
即ち、本実施形態では、アッシングチャンバ(第4プロセスチャンバ14)と、アッシングチャンバより多い数のエッチングチャンバ(第1〜第3プロセスチャンバ11〜13)と、カセットチャンバ16、17と、搬送アーム15Aを有するトランスファチャンバ15と、を備えたマルチチャンバシステム10を用いてウエハWを処理する際に、エッチング時間がアッシング時間より長い未処理ウエハWを収納したカセットをカセットチャンバ16へ入れる工程と、搬送アーム15Aを介して未処理ウエハWをエッチングチャンバ(第1〜第3プロセスチャンバ11〜13)へ搬送する工程と、未処理ウエハWをエッチングチャンバ(第1〜第3プロセスチャンバ11〜13)でエッチングする工程と、搬送アーム15Aを介してエッチング後のウエハWをエッチングチャンバ(第1〜第3プロセスチャンバ11〜13)からアッシングチャンバ(第4プロセスチャンバ14)へ搬送する工程と、エッチング後のウエハWをアッシングチャンバ(第4プロセスチャンバ14)でアッシングする工程と、搬送アーム15Aを介して処理済のウエハWをアッシングチャンバ(第4プロセスチャンバ14)からカセットへ搬送する工程と、処理済みのウエハWが収納されたカセットをカセットチャンバ17から出す工程と、エッチングチャンバ(第2、第3プロセスチャンバ12、13)をクリーニングすることによりアッシングチャンバに変更してアッシングチャンバ(第2〜第4プロセスチャンバ12〜14)をエッチングチャンバ(第1プロセスチャンバ11)より多い数にする工程と、アッシング時間がエッチング時間より長いウエハWを収納したカセットをカセットチャンバ16へ入れる工程と、を備えている。
【0030】
即ち、本実施形態では上記実施形態とは逆に、まずエッチング時間がアッシング時間より長いウエハWを処理し、その後、アッシング時間がエッチング時間より長いウエハWを処理するためにプロセスチャンバをクリーニングしてエッチングチャンバをアッシングチャンバに変更してマルチチャンバシステム10を運用する以外は上記実施形態と同様の運用を行うため、本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果を期することができる。
【0031】
尚、上記各実施形態では4つのプロセスチャンバを有するマルチチャンバシステムを例に挙げて説明したが、本発明は上記各実施形態に制限されるものではなく、少なくとも3つのプロセスチャンバを有するマルチチャンバシステムであれば本発明を適用することができる。また、上記各実施形態ではカセットチャンバを2台設置し、未処理ウエハ用と処理済ウエハ用に分けて使用しているが、カセットチャンバを1台だけ設置し、処理済ウエハをカセットの元の場所に戻すようにしても良い。また、上記各実施形態ではエッチングとアッシングを行う場合について説明したが、成膜とエッチングの組み合わせ等、他の複数の処理の組み合わせについても本発明を適用することたできる。また、上記各実施形態では被処理体としてウエハWを例に挙げて説明したが、本発明はLCD用基板等の他の被処理体についても同様に適用することができる。更に、上記各実施形態ではエッチング後にアッシングを行う場合について説明したが、アッシング後にエッチングを行う場合についても本発明を適用することができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、マルチチャンバシステムを用いてアッシング時間がエッチング時間より長い被処理体とエッチング時間がアッシング時間より長い被処理体との間で切り換えて処理する場合に、互いに異なる被処理体をカセットを介してマルチチャンバシステムに搬出入する時間を、複数のプロセスチャンバの一部をクリーニングしてエッチングチャンバまたはアッシングチャンバに変更する時間として有効に利用することにより複数のプロセスチャンバを被処理体の処理内容に即して柔軟に対応させ、複数のプロセスチャンバを間断なく使用してそれぞれの運用効率を高め、スループットを高めることができるマルチチャンバシステムを用いた処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチチャンバシステムを用いた処理方法の実施形態を示す図で、アッシングチャンバを多く配置した状態を示すプロセスチャンバの配置図である。
【図2】本発明のマルチチャンバシステムを用いた処理方法の実施形態を示す図で、エッチングチャンバを多く配置した状態を示すプロセスチャンバの配置図である。
【符号の説明】
W ウエハ(被処理体)
10 マルチチャンバシステム
11、12、13、14 プロセスチャンバ
15 トランスファチャンバ
15A 搬送アーム(搬送手段)
16、17 カセットチャンバ

Claims (4)

  1. エッチングチャンバと、エッチングチャンバより多い数のアッシングチャンバと、カセットチャンバと、搬送手段を有する搬送チャンバと、を備えたマルチチャンバシステムを用いた処理方法において、アッシング時間がエッチング時間より長い被処理体を複数収納したカセットを上記カセットチャンバへ入れる第1のカセット搬入工程と、上記搬送手段を介して上記被処理体を上記カセットから上記エッチングチャンバへ順次搬送する第1の搬送工程と、上記被処理体を上記エッチングチャンバでエッチングするエッチング工程と、上記搬送手段を介してエッチング後の上記被処理体を上記エッチングチャンバから異なる上記アッシングチャンバへ順次搬送するプロセスチャンバ間搬送工程と、上記エッチング工程と並行して行われ且つ上記異なるアッシングチャンバで上記エッチングチャンバから順次搬送される複数の上記被処理体を搬送の順序に従って時間差を付けてそれぞれ並行してアッシングするアッシング工程と、上記搬送手段を介して上記異なるアッシングチャンバそれぞれからアッシング後の被処理体を、処理済の被処理体として収納するカセットへ搬送する第2の搬送工程と、上記処理済みの被処理体が複数収納されたカセットを上記カセットチャンバから出すカセット搬出工程と、を備え、更に、アッシング時間がエッチング時間より長い被処理体を、エッチング時間がアッシング時間より長い被処理体に切り換えて処理する工程を含み上記切り換えて処理する工程は、上記アッシングチャンバをクリーニングすることによりエッチングチャンバに変更してエッチングチャンバをアッシングチャンバより多い数に設定するプロセスチャンバ変更工程と、エッチング時間がアッシング時間より長い被処理体を複数収納したカセットを上記カセットチャンバへ入れる第2のカセット搬入工程と、を備え、上記プロセスチャンバ変更工程は、上記カセット搬出工程と、上記第2のカセット搬入工程の少なくともいずれか一方の工程の間に行うことを特徴とするマルチチャンバシステムを用いた処理方法。
  2. アッシングチャンバと、アッシングチャンバより多い数のエッチングチャンバと、カセットチャンバと、搬送手段を有する搬送チャンバと、を備えたマルチチャンバシステムを用いた処理方法において、エッチング時間がアッシング時間より長い被処理体を複数収納したカセットを上記カセットチャンバへ入れる第1のカセット搬入工程と、上記搬送手段を介して上記被処理体を上記カセットから上記エッチングチャンバへ順次搬送する第1の搬送工程と、上記カセットから順次搬送される上記被処理体を異なる上記エッチングチャンバで搬入の順序に従って時間差を付けてそれぞれ並行してエッチングするエッチング工程と、上記搬送手段を介してエッチング後の上記被処理体を上記異なるエッチングチャンバから上記アッシングチャンバへ順次搬送するプロセスチャンバ間搬送工程と、エッチング後の上記被処理体を上記アッシングチャンバでエッチングと並行してアッシングするアッシング工程と、上記搬送手段を介して上記アッシングチャンバからアッシング後の被処理体を、処理済の被処理体として収納するカセットへ搬送する第2の搬送工程と、上記処理済みの被処理体が複数収納されたカセットを上記カセットチャンバから出すカセット搬出工程と、を備え、更に、エッチング時間がアッシング時間より長い被処理体を、アッシング時間がエッチング時間より長い被処理体に切り換えて処理する工程を含み上記切り換えて処理する工程は、上記エッチングチャンバをクリーニングすることによりアッシングチャンバに変更してアッシングチャンバをエッチングチャンバより多い数に設定するプロセスチャンバ変更工程と、アッシング時間がエッチング時間より長い被処理体を複数収納したカセットを上記カセットチャンバへ入れる第2のカセット搬入工程と、を備え、上記プロセスチャンバ変更工程は、上記カセット搬出工程と、上記第2のカセット搬入工程の少なくともいずれか一方の工程の間に行うことを特徴とするマルチチャンバシステムを用いた処理方法。
  3. エッチングチャンバと、アッシングチャンバと、カセットチャンバと、搬送手段を有する搬送チャンバと、を備えたマルチチャンバシステムを用いた処理方法において、アッシング時間がエッチング時間より長い被処理体を処理する場合には、少なくとも一つのエッチンチャンバをクリーニングしてアッシングチャンバに変更してアッシングチャンバをエッチングチャンバより多い数に設定するプロセスチャンバ変更工程と、アッシング時間がエッチング時間より長い被処理体を複数収納したカセットを上記カセットチャンバに入れるカセット搬入工程と、上記エッチングチャンバで上記被処理体をエッチングするエッチング工程と、上記エッチング工程と並行して行われ且つエッチング後の被処理体を変更後のアッシングチャンバを含む複数のアッシングチャンバそれぞれで時間差を付けて並行してアッシングするアッシング工程と、上記処理済みの被処理体が複数収納されたカセットを上記カセットチャンバから出すカセット搬出工程と、を備え、上記プロセスチャンバ変更工程は、上記カセットを搬出入する間に行うことを特徴とするマルチチャンバシステムを用いた処理方法。
  4. エッチングチャンバと、アッシングチャンバと、カセットチャンバと、搬送手段を有する搬送チャンバと、を備えたマルチチャンバシステムを用いた処理方法において、エッチング時間がアッシング時間より長い被処理体を処理する場合には、少なくとも一つのアッシングチャンバをクリーニングしてエッチングチャンバに変更してエッチングチャンバをアッシングチャンバより多い数に設定するプロセスチャンバ変更工程と、エッチング時間がアッシング時間より長い被処理体を複数収納したカセットを上記カセットチャンバに入れるカセット搬入工程と、上記被処理体を変更後のエッチングチャンバを含む複数のエッチングチャンバそれぞれで時間差を付けて並行してエッチングするエッチング工程と、エッチング後の被処理体を上記アッシングチャンバでエッチングと並行してアッシングするアッシング工程と、を備え、上記プロセスチャンバ変更工程は、上記カセットを搬出入する間に行うことを特徴とするマルチチャンバシステムを用いた処理方法。
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