JP2001230168A - 生産管理方法 - Google Patents
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
-
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
- Control By Computers (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】トラブル時に装置が部分的にウエハ処理可能な
場合、ロット滞留防止、ロットTATの短縮化、ロット
納期遵守を図り得る生産管理方法を提供する。 【解決手段】装置状態信号を装置から収集し(10
5)、トラブル情報を登録して装置の稼動状態を設定し
(110、115)、正常稼動ではないと判定された場
合(120)、装置状態信号かトラブル情報を基に装置
のウエハ処理能力を0以上かつ1よりも小さい実数値と
して計算し(125)、ウエハ処理能力が0よりも大き
い場合で(130)、さらにトラブル発生直後に処理可
能ロットが存在する場合(205)、装置の稼動状態を
トラブル時稼動可能状態と設定し(135)、装置制御
手順設定(140)、送信(145)、指示をする(1
50)。
場合、ロット滞留防止、ロットTATの短縮化、ロット
納期遵守を図り得る生産管理方法を提供する。 【解決手段】装置状態信号を装置から収集し(10
5)、トラブル情報を登録して装置の稼動状態を設定し
(110、115)、正常稼動ではないと判定された場
合(120)、装置状態信号かトラブル情報を基に装置
のウエハ処理能力を0以上かつ1よりも小さい実数値と
して計算し(125)、ウエハ処理能力が0よりも大き
い場合で(130)、さらにトラブル発生直後に処理可
能ロットが存在する場合(205)、装置の稼動状態を
トラブル時稼動可能状態と設定し(135)、装置制御
手順設定(140)、送信(145)、指示をする(1
50)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置を自動的に制
御し、また作業者へ作業を指示する生産管理方法に関す
るものである。
御し、また作業者へ作業を指示する生産管理方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図16は従来の生産管理装置の構成を示
すものであり、図16において、1600は生産管理装
置の機能構成、510はキーボードなどの入力手段、5
15はCRTデイスプレイなどの表示手段、505は半
導体製造、あるいは検査装置、520は装置でのウエハ
処理待機時、ウエハ処理時、異常発生時などの状態を示
す信号を装置から収集する装置状態信号収集手段、52
5はトラブル発生装置、発見者、発生日時、内容、復旧
作業開始予定日時、復旧予定日時、復旧日時などのトラ
ブルに関する情報を登録するトラブル情報登録手段、5
30は装置状態信号収集手段520で収集された装置状
態信号とトラブル情報登録手段525で登録されたトラ
ブル情報とから装置の稼動状態を設定する装置稼動状態
設定手段、550は装置稼動状態設定手段530で装置
稼動状態がトラブル状態に設定された場合、トラブル時
専用の装置制御手順を設定する装置制御手順設定手段、
560は装置制御手順設定手段550で設定された装置
制御手順に従って装置制御信号を装置へ送信する装置制
御信号送信手段、555は作業者に対して作業指示内容
を指示する作業指示手段である。以上のように構成され
た従来の生産管理装置においては、装置505から自動
的に収集された装置状態信号収集手段520のウエハ処
理待機時、ウエハ処理時、異常発生時などの状態を示す
信号と、他方で作業者がキーボードなどの入力手段51
0を使って登録されたトラブル情報登録手段525のト
ラブル発生装置、発見者、発生日時、内容、復旧作業開
始予定日時、復旧予定日時、復旧日時などのトラブルに
関する情報とから、装置稼動状態設定手段530により
装置の稼動状態を設定する。装置がトラブル状態に陥っ
た場合、作業者はCRTデイスプレイなどの表示手段5
15に指示された装置稼動状態に関する情報を基に、作
業指示手段555によりトラブル時の作業指示内容を検
索して表示手段515などに指示したり、装置制御手順
設定手段550によりトラブル時の装置の自動的な制御
の為の装置制御手順を設定したりする。そして、装置制
御手順設定手段550で設定された装置制御手順に従っ
て装置制御信号送信手段560により装置制御信号を装
置へ送信する。
すものであり、図16において、1600は生産管理装
置の機能構成、510はキーボードなどの入力手段、5
15はCRTデイスプレイなどの表示手段、505は半
導体製造、あるいは検査装置、520は装置でのウエハ
処理待機時、ウエハ処理時、異常発生時などの状態を示
す信号を装置から収集する装置状態信号収集手段、52
5はトラブル発生装置、発見者、発生日時、内容、復旧
作業開始予定日時、復旧予定日時、復旧日時などのトラ
ブルに関する情報を登録するトラブル情報登録手段、5
30は装置状態信号収集手段520で収集された装置状
態信号とトラブル情報登録手段525で登録されたトラ
ブル情報とから装置の稼動状態を設定する装置稼動状態
設定手段、550は装置稼動状態設定手段530で装置
稼動状態がトラブル状態に設定された場合、トラブル時
専用の装置制御手順を設定する装置制御手順設定手段、
560は装置制御手順設定手段550で設定された装置
制御手順に従って装置制御信号を装置へ送信する装置制
御信号送信手段、555は作業者に対して作業指示内容
を指示する作業指示手段である。以上のように構成され
た従来の生産管理装置においては、装置505から自動
的に収集された装置状態信号収集手段520のウエハ処
理待機時、ウエハ処理時、異常発生時などの状態を示す
信号と、他方で作業者がキーボードなどの入力手段51
0を使って登録されたトラブル情報登録手段525のト
ラブル発生装置、発見者、発生日時、内容、復旧作業開
始予定日時、復旧予定日時、復旧日時などのトラブルに
関する情報とから、装置稼動状態設定手段530により
装置の稼動状態を設定する。装置がトラブル状態に陥っ
た場合、作業者はCRTデイスプレイなどの表示手段5
15に指示された装置稼動状態に関する情報を基に、作
業指示手段555によりトラブル時の作業指示内容を検
索して表示手段515などに指示したり、装置制御手順
設定手段550によりトラブル時の装置の自動的な制御
の為の装置制御手順を設定したりする。そして、装置制
御手順設定手段550で設定された装置制御手順に従っ
て装置制御信号送信手段560により装置制御信号を装
置へ送信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら装置を自
動的に制御し、また作業者へ作業を指示する従来の生産
管理装置では、装置から受信した装置の稼動状態信号
(正常稼動、異常、停止など)により装置の稼動状態を
設定し、トラブル時における装置のウエハ処理能力を考
慮して装置の稼動状態を設定していないので、装置から
異常という稼動状態信号を受信した場合、装置がトラブ
ルに陥りウエハが処理不可能となったと認識されて、装
置が部分的にでもウエハ処理可能にも関わらずウエハを
処理できないという問題を有していた。
動的に制御し、また作業者へ作業を指示する従来の生産
管理装置では、装置から受信した装置の稼動状態信号
(正常稼動、異常、停止など)により装置の稼動状態を
設定し、トラブル時における装置のウエハ処理能力を考
慮して装置の稼動状態を設定していないので、装置から
異常という稼動状態信号を受信した場合、装置がトラブ
ルに陥りウエハが処理不可能となったと認識されて、装
置が部分的にでもウエハ処理可能にも関わらずウエハを
処理できないという問題を有していた。
【0004】その結果、トラブルに陥った装置で処理を
待っているロットの滞留が発生しロットTATの長期
化、ロットの納期遅れという問題を有していた。したが
って、従来の生産管理装置では、装置から異常という稼
動状態信号を受信した場合でも、トラブル時における装
置のウエハ処理能力を考慮して装置の稼動状態を設定
し、装置が部分的にでもウエハ処理可能な場合はウエハ
を処理できるように装置を制御したり作業者へ作業を指
示することで、ロットの滞留を防止しロットTATの短
縮化、ロットの納期遵守を達成しなければならないとい
う課題を有していた。
待っているロットの滞留が発生しロットTATの長期
化、ロットの納期遅れという問題を有していた。したが
って、従来の生産管理装置では、装置から異常という稼
動状態信号を受信した場合でも、トラブル時における装
置のウエハ処理能力を考慮して装置の稼動状態を設定
し、装置が部分的にでもウエハ処理可能な場合はウエハ
を処理できるように装置を制御したり作業者へ作業を指
示することで、ロットの滞留を防止しロットTATの短
縮化、ロットの納期遵守を達成しなければならないとい
う課題を有していた。
【0005】本発明は、装置から異常という稼動状態信
号を受信した場合でも、トラブル時における装置のウエ
ハ処理能力を考慮して装置の稼動状態を設定し、装置が
部分的にでもウエハ処理可能な場合は、ウエハを処理で
きるように装置を制御したり作業者へ作業を指示するこ
とで、ロットの滞留を防止しロットTATの短縮化、ロ
ットの納期遵守を達成することができる生産管理方法を
提供することを目的とする。
号を受信した場合でも、トラブル時における装置のウエ
ハ処理能力を考慮して装置の稼動状態を設定し、装置が
部分的にでもウエハ処理可能な場合は、ウエハを処理で
きるように装置を制御したり作業者へ作業を指示するこ
とで、ロットの滞留を防止しロットTATの短縮化、ロ
ットの納期遵守を達成することができる生産管理方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の生産管理
方法は、装置制御手順に従って装置を自動的に制御する
とともに、作業指示内容に従って作業者に作業を指示す
る生産管理方法であって、装置でのウエハ処理待機時、
ウエハ処理時、異常発生時を含む状態を示す信号を装置
から収集する装置状態信号収集工程と、トラブル発生装
置、発見者、発生日時、内容、復旧作業開始予定日時、
復旧予定日時、復旧日時を含むトラブルに関する情報を
登録するトラブル情報登録工程と、装置状態信号収集工
程で収集された装置状態信号とトラブル情報登録工程で
登録されたトラブル情報とから装置の稼動状態を設定す
る装置稼動状態設定工程と、この装置稼動状態設定工程
で設定された装置稼動状態が正常稼動か否かを判定する
装置稼動状態判定工程と、この装置稼動状態判定工程で
装置稼動状態が正常稼動ではないと判定された場合、装
置状態信号収集工程で収集された装置状態信号か、ある
いはトラブル情報登録工程で登録されたトラブル情報を
基に装置のウエハ処理能力を0以上かつ1よりも小さい
実数値として計算するウエハ処理能力計算工程と、この
ウエハ処理能力計算工程で計算した装置のウエハ処理能
力が0に等しいか、0よりも大きいかを判定するウエハ
処理能力判定工程と、ウエハ処理能力が0に等しい場
合、装置稼動状態をトラブル時稼動不能状態に設定し、
一方、ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、装置稼動
状態をトラブル時稼動可能状態に設定する装置稼動状態
更新工程と、この装置稼動状態更新工程で装置稼動状態
がトラブル時稼動可能状態に設定された場合、トラブル
時稼動可能状態専用の装置制御手順を設定する装置制御
手順設定工程と、この装置制御手順設定工程で設定され
た装置制御手順に従って装置制御信号を装置へ送信する
装置制御信号送信工程と、装置制御手順設定工程で設定
された装置制御手順に従って作業者に対して作業指示を
する作業指示工程とを含むものである。
方法は、装置制御手順に従って装置を自動的に制御する
とともに、作業指示内容に従って作業者に作業を指示す
る生産管理方法であって、装置でのウエハ処理待機時、
ウエハ処理時、異常発生時を含む状態を示す信号を装置
から収集する装置状態信号収集工程と、トラブル発生装
置、発見者、発生日時、内容、復旧作業開始予定日時、
復旧予定日時、復旧日時を含むトラブルに関する情報を
登録するトラブル情報登録工程と、装置状態信号収集工
程で収集された装置状態信号とトラブル情報登録工程で
登録されたトラブル情報とから装置の稼動状態を設定す
る装置稼動状態設定工程と、この装置稼動状態設定工程
で設定された装置稼動状態が正常稼動か否かを判定する
装置稼動状態判定工程と、この装置稼動状態判定工程で
装置稼動状態が正常稼動ではないと判定された場合、装
置状態信号収集工程で収集された装置状態信号か、ある
いはトラブル情報登録工程で登録されたトラブル情報を
基に装置のウエハ処理能力を0以上かつ1よりも小さい
実数値として計算するウエハ処理能力計算工程と、この
ウエハ処理能力計算工程で計算した装置のウエハ処理能
力が0に等しいか、0よりも大きいかを判定するウエハ
処理能力判定工程と、ウエハ処理能力が0に等しい場
合、装置稼動状態をトラブル時稼動不能状態に設定し、
一方、ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、装置稼動
状態をトラブル時稼動可能状態に設定する装置稼動状態
更新工程と、この装置稼動状態更新工程で装置稼動状態
がトラブル時稼動可能状態に設定された場合、トラブル
時稼動可能状態専用の装置制御手順を設定する装置制御
手順設定工程と、この装置制御手順設定工程で設定され
た装置制御手順に従って装置制御信号を装置へ送信する
装置制御信号送信工程と、装置制御手順設定工程で設定
された装置制御手順に従って作業者に対して作業指示を
する作業指示工程とを含むものである。
【0007】請求項1記載の生産管理方法によれば、装
置を自動的に制御し、また作業者へ作業を指示する生産
管理方法において、まず、装置から収集したウエハ処理
待機時、ウエハ処理時、異常発生時などの状態を示す信
号と、トラブル発生装置、発見者、発生日時、内容、復
旧作業開始予定日時、復旧予定日時、復旧日時などのト
ラブルに関する情報とから装置の稼動状態を設定し、装
置稼動状態が正常稼動ではないと判定された場合、装置
状態信号か、あるいはトラブル情報を基に装置のウエハ
処理能力を0以上かつ1よりも小さい実数値として計算
する。ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、かつ、ト
ラブル発生直後に処理可能ロットが存在する場合、装置
の稼動状態をトラブル時稼動可能状態と設定する。装置
稼動状態がトラブル時稼動可能状態に設定された場合、
トラブル時稼動可能状態専用の装置制御手順を設定し、
設定された装置制御手順に従って装置制御信号を装置へ
送信し装置を自動的に制御したり、作業者に対して作業
指示をする。
置を自動的に制御し、また作業者へ作業を指示する生産
管理方法において、まず、装置から収集したウエハ処理
待機時、ウエハ処理時、異常発生時などの状態を示す信
号と、トラブル発生装置、発見者、発生日時、内容、復
旧作業開始予定日時、復旧予定日時、復旧日時などのト
ラブルに関する情報とから装置の稼動状態を設定し、装
置稼動状態が正常稼動ではないと判定された場合、装置
状態信号か、あるいはトラブル情報を基に装置のウエハ
処理能力を0以上かつ1よりも小さい実数値として計算
する。ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、かつ、ト
ラブル発生直後に処理可能ロットが存在する場合、装置
の稼動状態をトラブル時稼動可能状態と設定する。装置
稼動状態がトラブル時稼動可能状態に設定された場合、
トラブル時稼動可能状態専用の装置制御手順を設定し、
設定された装置制御手順に従って装置制御信号を装置へ
送信し装置を自動的に制御したり、作業者に対して作業
指示をする。
【0008】これにより、トラブル時における装置のウ
エハ処理能力を考慮して装置の稼動状態を設定すること
ができるので、装置から異常という稼動状態信号を受信
した場合でも、装置が部分的にウエハ処理可能と認識し
トラブル時の処理能力に応じてウエハを処理できるよう
に装置を自動的に制御したり作業者へ作業を指示するこ
とができ、常に装置のウエハ処理能力を最大限に活用す
ることができる。
エハ処理能力を考慮して装置の稼動状態を設定すること
ができるので、装置から異常という稼動状態信号を受信
した場合でも、装置が部分的にウエハ処理可能と認識し
トラブル時の処理能力に応じてウエハを処理できるよう
に装置を自動的に制御したり作業者へ作業を指示するこ
とができ、常に装置のウエハ処理能力を最大限に活用す
ることができる。
【0009】その結果、トラブルに陥った装置で処理を
待っているロットの滞留を防止でき、ロットTATの短
縮化、ロットの納期遵守を実現できる。
待っているロットの滞留を防止でき、ロットTATの短
縮化、ロットの納期遵守を実現できる。
【0010】請求項2記載の生産管理方法は、装置制御
手順に従って装置を自動的に制御するとともに、作業指
示内容に従って作業者に作業を指示する生産管理方法で
あって、装置でのウエハ処理待機時、ウエハ処理時、異
常発生時などの状態を示す信号を装置から収集する装置
状態信号収集工程と、トラブル発生装置、発見者、発生
日時、内容、復旧作業開始予定日時、復旧予定日時、復
旧日時などのトラブルに関する情報を登録するトラブル
情報登録工程と、装置状態信号収集工程で収集された装
置状態信号とトラブル情報登録工程で登録されたトラブ
ル情報とから装置の稼動状態を設定する装置稼動状態設
定工程と、この装置稼動状態設定工程で設定された装置
稼動状態が正常稼動か否かを判定する装置稼動状態判定
工程と、この装置稼動状態判定工程で装置稼動状態が正
常稼動ではないと判定された場合、装置状態信号収集工
程で収集された装置状態信号か、あるいはトラブル情報
登録工程で登録されたトラブル情報を基に装置のウエハ
処理能力を0以上かつ1よりも小さい実数値として計算
するウエハ処理能力計算工程と、このウエハ処理能力計
算工程で計算した装置のウエハ処理能力が0に等しい
か、0よりも大きいかを判定するウエハ処理能力判定工
程と、ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、トラブル
発生直後に処理可能な待ちロットが存在するか否かを判
定する処理可能ロット判定工程と、ウエハ処理能力判定
工程でウエハ処理能力が0に等しいか、または、処理可
能ロット判定工程で処理可能ロットが存在しない場合、
装置の稼動状態をトラブル時稼動不能状態と設定し、一
方、処理可能ロット判定工程で処理可能ロットが存在す
る場合、装置の稼動状態をトラブル時稼動可能状態と設
定する装置稼動状態更新工程と、この装置稼動状態更新
工程で装置稼動状態がトラブル時稼動可能状態に設定さ
れた場合、トラブル時稼動可能状態専用の装置制御手順
を設定する装置制御手順設定工程と、この装置制御手順
設定工程で設定された装置制御手順に従って装置制御信
号を装置へ送信する装置制御信号送信工程と、装置制御
手順設定工程で設定された装置制御手順に従って作業者
に対して作業指示をする作業指示工程とを含むものであ
る。
手順に従って装置を自動的に制御するとともに、作業指
示内容に従って作業者に作業を指示する生産管理方法で
あって、装置でのウエハ処理待機時、ウエハ処理時、異
常発生時などの状態を示す信号を装置から収集する装置
状態信号収集工程と、トラブル発生装置、発見者、発生
日時、内容、復旧作業開始予定日時、復旧予定日時、復
旧日時などのトラブルに関する情報を登録するトラブル
情報登録工程と、装置状態信号収集工程で収集された装
置状態信号とトラブル情報登録工程で登録されたトラブ
ル情報とから装置の稼動状態を設定する装置稼動状態設
定工程と、この装置稼動状態設定工程で設定された装置
稼動状態が正常稼動か否かを判定する装置稼動状態判定
工程と、この装置稼動状態判定工程で装置稼動状態が正
常稼動ではないと判定された場合、装置状態信号収集工
程で収集された装置状態信号か、あるいはトラブル情報
登録工程で登録されたトラブル情報を基に装置のウエハ
処理能力を0以上かつ1よりも小さい実数値として計算
するウエハ処理能力計算工程と、このウエハ処理能力計
算工程で計算した装置のウエハ処理能力が0に等しい
か、0よりも大きいかを判定するウエハ処理能力判定工
程と、ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、トラブル
発生直後に処理可能な待ちロットが存在するか否かを判
定する処理可能ロット判定工程と、ウエハ処理能力判定
工程でウエハ処理能力が0に等しいか、または、処理可
能ロット判定工程で処理可能ロットが存在しない場合、
装置の稼動状態をトラブル時稼動不能状態と設定し、一
方、処理可能ロット判定工程で処理可能ロットが存在す
る場合、装置の稼動状態をトラブル時稼動可能状態と設
定する装置稼動状態更新工程と、この装置稼動状態更新
工程で装置稼動状態がトラブル時稼動可能状態に設定さ
れた場合、トラブル時稼動可能状態専用の装置制御手順
を設定する装置制御手順設定工程と、この装置制御手順
設定工程で設定された装置制御手順に従って装置制御信
号を装置へ送信する装置制御信号送信工程と、装置制御
手順設定工程で設定された装置制御手順に従って作業者
に対して作業指示をする作業指示工程とを含むものであ
る。
【0011】請求項2記載の生産管理方法によれば、請
求項1と同様な効果がある。
求項1と同様な効果がある。
【0012】請求項3記載の生産管理方法は、請求項2
において、処理可能ロット判定工程が、トラブル発生直
後にトラブル復旧作業を開始することが不可能な場合、
トラブル情報登録工程で登録されたトラブル復旧作業開
始予定日時を抽出するトラブル復旧作業開始予定日時抽
出工程と、トラブルが発生している装置において、装置
が正常稼動する場合の待ちロットのサイクル時間を抽出
するロットサイクル時間抽出工程と、このロットサイク
ル時間抽出工程から抽出された待ちロットのサイクル時
間を基に、トラブルが発生してウエハの処理が部分的に
可能な状態の装置での待ちロット処理終了予定日時を計
算するロット処理終了予定日時計算工程と、トラブル復
旧作業開始予定日時抽出工程で抽出されたトラブル復旧
作業開始予定日時とロット処理終了予定日時計算工程で
計算された待ちロット処理終了予定日時とを比較する日
時比較工程と、この日時比較工程で処理終了予定日時が
トラブル復旧作業開始予定日時に等しいか先の場合の待
ちロットをトラブル時稼動可能状態で処理可能なロット
として設定する処理可能ロット設定工程と、この処理可
能ロット設定工程で処理可能な待ちロットが設定されて
いるかどうかを検出する処理可能ロット検出工程とを含
むものである。
において、処理可能ロット判定工程が、トラブル発生直
後にトラブル復旧作業を開始することが不可能な場合、
トラブル情報登録工程で登録されたトラブル復旧作業開
始予定日時を抽出するトラブル復旧作業開始予定日時抽
出工程と、トラブルが発生している装置において、装置
が正常稼動する場合の待ちロットのサイクル時間を抽出
するロットサイクル時間抽出工程と、このロットサイク
ル時間抽出工程から抽出された待ちロットのサイクル時
間を基に、トラブルが発生してウエハの処理が部分的に
可能な状態の装置での待ちロット処理終了予定日時を計
算するロット処理終了予定日時計算工程と、トラブル復
旧作業開始予定日時抽出工程で抽出されたトラブル復旧
作業開始予定日時とロット処理終了予定日時計算工程で
計算された待ちロット処理終了予定日時とを比較する日
時比較工程と、この日時比較工程で処理終了予定日時が
トラブル復旧作業開始予定日時に等しいか先の場合の待
ちロットをトラブル時稼動可能状態で処理可能なロット
として設定する処理可能ロット設定工程と、この処理可
能ロット設定工程で処理可能な待ちロットが設定されて
いるかどうかを検出する処理可能ロット検出工程とを含
むものである。
【0013】請求項3記載の生産管理方法によれば、請
求項2と同様な効果がある。
求項2と同様な効果がある。
【0014】請求項4記載の生産管理方法は、請求項2
において、処理可能ロット判定工程は、トラブル発生直
後にトラブル復旧作業を開始することが可能な場合、待
ちロットの納期を抽出するロット納期抽出工程と、トラ
ブルが発生している装置において、トラブル発生直後に
トラブル復旧作業を開始した場合の待ちロットの完了予
定日時を計算するロット完了予定日時計算工程と、ロッ
ト納期抽出工程から抽出された待ちロットの納期とロッ
ト完了予定日時計算工程で計算された待ちロット完了予
定日時とを比較する第1の日時比較工程と、この第1の
日時比較工程で完了予定日時が納期よりも後の場合の待
ちロットをトラブル時稼動可能状態で処理可能なロット
の候補として設定する処理可能候補ロット設定工程と、
この処理可能候補ロット設定工程で設定されたトラブル
時稼動可能状態で処理可能なロットの候補について、処
理終了予定日時を計算するロット処理終了予定日時計算
工程と、装置の次回のメンテナンス予定日時を抽出する
メンテナンス予定日時抽出工程と、ロット処理終了予定
日時計算工程で計算された処理可能候補ロットの処理終
了予定日時とメンテナンス予定日時抽出工程で抽出され
た装置の次回のメンテナンス予定日時とを比較する第2
の日時比較工程と、この第2の日時比較工程で処理終了
予定日時が次回メンテナンス予定日時に等しいか先の場
合の処理可能候補ロットをトラブル時稼動可能状態で処
理可能なロットとして設定する処理可能ロット設定工程
と、この処理可能ロット設定工程で設定された処理可能
な待ちロットが設定されているかどうかを検出する処理
可能ロット検出工程とを含むものである。
において、処理可能ロット判定工程は、トラブル発生直
後にトラブル復旧作業を開始することが可能な場合、待
ちロットの納期を抽出するロット納期抽出工程と、トラ
ブルが発生している装置において、トラブル発生直後に
トラブル復旧作業を開始した場合の待ちロットの完了予
定日時を計算するロット完了予定日時計算工程と、ロッ
ト納期抽出工程から抽出された待ちロットの納期とロッ
ト完了予定日時計算工程で計算された待ちロット完了予
定日時とを比較する第1の日時比較工程と、この第1の
日時比較工程で完了予定日時が納期よりも後の場合の待
ちロットをトラブル時稼動可能状態で処理可能なロット
の候補として設定する処理可能候補ロット設定工程と、
この処理可能候補ロット設定工程で設定されたトラブル
時稼動可能状態で処理可能なロットの候補について、処
理終了予定日時を計算するロット処理終了予定日時計算
工程と、装置の次回のメンテナンス予定日時を抽出する
メンテナンス予定日時抽出工程と、ロット処理終了予定
日時計算工程で計算された処理可能候補ロットの処理終
了予定日時とメンテナンス予定日時抽出工程で抽出され
た装置の次回のメンテナンス予定日時とを比較する第2
の日時比較工程と、この第2の日時比較工程で処理終了
予定日時が次回メンテナンス予定日時に等しいか先の場
合の処理可能候補ロットをトラブル時稼動可能状態で処
理可能なロットとして設定する処理可能ロット設定工程
と、この処理可能ロット設定工程で設定された処理可能
な待ちロットが設定されているかどうかを検出する処理
可能ロット検出工程とを含むものである。
【0015】請求項4記載の生産管理方法によれば、請
求項2と同様な効果がある
求項2と同様な効果がある
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0017】図2は本発明の実施の形態における生産管
理装置の構成を示すものであり、図2において、500
は生産管理装置の機能構成、520は装置でのウエハ処
理待機時、ウエハ処理時、異常発生時などの状態を示す
信号を装置から収集する装置状態信号収集手段、525
はトラブル発生装置、発見者、発生日時、内容、復旧作
業開始予定日時、復旧予定日時、復旧日時などのトラブ
ルに関する情報を登録するトラブル情報登録手段、53
0は装置状態信号収集手段520で収集された装置状態
信号とトラブル情報登録手段525で登録されたトラブ
ル情報とから装置の稼動状態を設定する装置稼動状態設
定手段、535は装置稼動状態設定手段530で設定さ
れた装置稼動状態が正常稼動か否かを判定する装置稼動
状態判定手段、540は装置稼動状態判定手段535で
装置稼動状態が正常稼動ではないと判定された場合、装
置状態信号収集手段520で収集された装置状態信号
か、あるいはトラブル情報登録手段525で登録された
トラブル情報を基に装置のウエハ処理能力を0以上かつ
1よりも小さい実数値として計算するウエハ処理能力計
算手段、545はウエハ処理能力計算手段540で計算
した装置のウエハ処理能力が0に等しいか、0よりも大
きいかを判定するウエハ処理能力判定手段、550は装
置稼動状態設定手段530で、ウエハ処理能力が0に等
しい場合、装置稼動状態をトラブル時稼動不能状態に設
定し、一方、ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、装
置稼動状態をトラブル時稼動可能状態に設定し直し、そ
の後、装置稼動状態がトラブル時稼動可能状態に設定さ
れた場合、トラブル時稼動可能状態専用の装置制御手順
を設定する装置制御手順設定手段、560は装置制御手
順設定手段550で設定された装置制御手順に従って装
置制御信号を装置へ送信する装置制御信号送信手段、5
55は装置制御手順設定手段550で設定された装置制
御手順に従って作業者に対して作業指示をする作業指示
手段である。
理装置の構成を示すものであり、図2において、500
は生産管理装置の機能構成、520は装置でのウエハ処
理待機時、ウエハ処理時、異常発生時などの状態を示す
信号を装置から収集する装置状態信号収集手段、525
はトラブル発生装置、発見者、発生日時、内容、復旧作
業開始予定日時、復旧予定日時、復旧日時などのトラブ
ルに関する情報を登録するトラブル情報登録手段、53
0は装置状態信号収集手段520で収集された装置状態
信号とトラブル情報登録手段525で登録されたトラブ
ル情報とから装置の稼動状態を設定する装置稼動状態設
定手段、535は装置稼動状態設定手段530で設定さ
れた装置稼動状態が正常稼動か否かを判定する装置稼動
状態判定手段、540は装置稼動状態判定手段535で
装置稼動状態が正常稼動ではないと判定された場合、装
置状態信号収集手段520で収集された装置状態信号
か、あるいはトラブル情報登録手段525で登録された
トラブル情報を基に装置のウエハ処理能力を0以上かつ
1よりも小さい実数値として計算するウエハ処理能力計
算手段、545はウエハ処理能力計算手段540で計算
した装置のウエハ処理能力が0に等しいか、0よりも大
きいかを判定するウエハ処理能力判定手段、550は装
置稼動状態設定手段530で、ウエハ処理能力が0に等
しい場合、装置稼動状態をトラブル時稼動不能状態に設
定し、一方、ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、装
置稼動状態をトラブル時稼動可能状態に設定し直し、そ
の後、装置稼動状態がトラブル時稼動可能状態に設定さ
れた場合、トラブル時稼動可能状態専用の装置制御手順
を設定する装置制御手順設定手段、560は装置制御手
順設定手段550で設定された装置制御手順に従って装
置制御信号を装置へ送信する装置制御信号送信手段、5
55は装置制御手順設定手段550で設定された装置制
御手順に従って作業者に対して作業指示をする作業指示
手段である。
【0018】以上のように構成された生産管理装置につ
いて、以下その動作を説明する。
いて、以下その動作を説明する。
【0019】まず、図1は本発明の第1の実施の形態に
おける生産管理方法のフローチャート100を示すもの
であり、図1において、ステップ105は装置でのウエ
ハ処理待機時、ウエハ処理時、異常発生時などの状態を
示す信号を装置から収集する装置状態信号収集工程、ス
テップ110はトラブル発生装置、発見者、発生日時、
内容、復旧作業開始予定日時、復旧予定日時、復旧日時
などのトラブルに関する情報を登録するトラブル情報登
録工程、ステップ115は装置状態信号収集工程105
で収集された装置状態信号とトラブル情報登録工程11
0で登録されたトラブル情報とから装置の稼動状態を設
定する装置稼動状態設定工程、ステップ120は装置稼
動状態設定工程115で設定された装置稼動状態が正常
稼動か否かを判定する装置稼動状態判定工程、ステップ
125は装置稼動状態判定工程120で装置稼動状態が
正常稼動ではないと判定された場合、装置状態信号収集
工程105で収集された装置状態信号か、あるいはトラ
ブル情報登録工程110で登録されたトラブル情報を基
に装置のウエハ処理能力を0以上かつ1よりも小さい実
数値として計算するウエハ処理能力計算工程、ステップ
130はウエハ処理能力計算工程125で計算した装置
のウエハ処理能力が0に等しいか、0よりも大きいかを
判定するウエハ処理能力判定工程、ステップ135はウ
エハ処理能力が0に等しい場合、装置稼動状態をトラブ
ル時稼動不能状態に設定し、一方、ウエハ処理能力が0
よりも大きい場合、装置稼動状態をトラブル時稼動可能
状態に設定する、装置稼動状態更新工程、ステップ14
0は装置稼動状態更新工程135で装置稼動状態がトラ
ブル時稼動可能状態に設定された場合、トラブル時稼動
可能状態専用の装置制御手順を設定する装置制御手順設
定工程、ステップ145は装置制御手順設定工程140
で設定された装置制御手順に従って装置制御信号を装置
へ送信する装置制御信号送信工程、ステップ150は装
置制御手順設定工程140で設定された装置制御手順に
従って作業者に対して作業指示をする作業指示工程であ
る。
おける生産管理方法のフローチャート100を示すもの
であり、図1において、ステップ105は装置でのウエ
ハ処理待機時、ウエハ処理時、異常発生時などの状態を
示す信号を装置から収集する装置状態信号収集工程、ス
テップ110はトラブル発生装置、発見者、発生日時、
内容、復旧作業開始予定日時、復旧予定日時、復旧日時
などのトラブルに関する情報を登録するトラブル情報登
録工程、ステップ115は装置状態信号収集工程105
で収集された装置状態信号とトラブル情報登録工程11
0で登録されたトラブル情報とから装置の稼動状態を設
定する装置稼動状態設定工程、ステップ120は装置稼
動状態設定工程115で設定された装置稼動状態が正常
稼動か否かを判定する装置稼動状態判定工程、ステップ
125は装置稼動状態判定工程120で装置稼動状態が
正常稼動ではないと判定された場合、装置状態信号収集
工程105で収集された装置状態信号か、あるいはトラ
ブル情報登録工程110で登録されたトラブル情報を基
に装置のウエハ処理能力を0以上かつ1よりも小さい実
数値として計算するウエハ処理能力計算工程、ステップ
130はウエハ処理能力計算工程125で計算した装置
のウエハ処理能力が0に等しいか、0よりも大きいかを
判定するウエハ処理能力判定工程、ステップ135はウ
エハ処理能力が0に等しい場合、装置稼動状態をトラブ
ル時稼動不能状態に設定し、一方、ウエハ処理能力が0
よりも大きい場合、装置稼動状態をトラブル時稼動可能
状態に設定する、装置稼動状態更新工程、ステップ14
0は装置稼動状態更新工程135で装置稼動状態がトラ
ブル時稼動可能状態に設定された場合、トラブル時稼動
可能状態専用の装置制御手順を設定する装置制御手順設
定工程、ステップ145は装置制御手順設定工程140
で設定された装置制御手順に従って装置制御信号を装置
へ送信する装置制御信号送信工程、ステップ150は装
置制御手順設定工程140で設定された装置制御手順に
従って作業者に対して作業指示をする作業指示工程であ
る。
【0020】図7は本発明の実施の形態における装置稼
動状態信号700を示すものである。ウエハ処理開始、
ウエハ処理終了、ウエハ処理待ち、異常発生などの装置
の状態に対応する信号をP−1、P−2、P−3、E−
1と定義している。
動状態信号700を示すものである。ウエハ処理開始、
ウエハ処理終了、ウエハ処理待ち、異常発生などの装置
の状態に対応する信号をP−1、P−2、P−3、E−
1と定義している。
【0021】図8は本発明の実施の形態における装置1
にて発生したトラブル1に関する情報(800)を示す
ものである。
にて発生したトラブル1に関する情報(800)を示す
ものである。
【0022】図9は本発明の実施の形態における詳細な
装置状態信号900の例としてスロット番号1〜25の
正常、異常を示すものである。正常をOK、異常をNG
と表示している。
装置状態信号900の例としてスロット番号1〜25の
正常、異常を示すものである。正常をOK、異常をNG
と表示している。
【0023】図10は本発明の実施の形態における装置
稼動状態1000を示すものである。トラブル状態をウ
エハ処理可能なトラブル(状態識別符号1、状態識別符
号2)=(1、1)と、ウエハ処理不可能なトラブル
(状態識別符号1、状態識別符号2)=(1,2)とに
区分している。
稼動状態1000を示すものである。トラブル状態をウ
エハ処理可能なトラブル(状態識別符号1、状態識別符
号2)=(1、1)と、ウエハ処理不可能なトラブル
(状態識別符号1、状態識別符号2)=(1,2)とに
区分している。
【0024】図11は本発明の実施の形態における装置
制御手順情報1100を示す例としてスロット番号1〜
25の使用可能、使用不可能を示すものである。使用可
能を0(=OK)、使用不可能を1(=NG)と定義し
ている。
制御手順情報1100を示す例としてスロット番号1〜
25の使用可能、使用不可能を示すものである。使用可
能を0(=OK)、使用不可能を1(=NG)と定義し
ている。
【0025】装置状態信号収集工程105にて、装置状
態信号収集手段520が装置1(800)から異常発生
時の状態を示す信号700の(E−1)を収集した場合
を説明する。
態信号収集手段520が装置1(800)から異常発生
時の状態を示す信号700の(E−1)を収集した場合
を説明する。
【0026】まず、トラブル情報登録工程110にて、
トラブル1に関する情報800、すなわちトラブル名=
トラブル1、トラブル装置名=装置1、トラブル発生日
時=T10、トラブル発見者名=松下太郎、トラブル復
旧作業開始予定日時=T12、トラブル復旧予定日時=
T14、トラブル内容、トラブル原因、トラブル復旧作
業と、詳細な装置状態信号900として収集したスロッ
ト番号1〜25の正常、異常を示す情報(正常をOK、
異常をNG)を登録する。
トラブル1に関する情報800、すなわちトラブル名=
トラブル1、トラブル装置名=装置1、トラブル発生日
時=T10、トラブル発見者名=松下太郎、トラブル復
旧作業開始予定日時=T12、トラブル復旧予定日時=
T14、トラブル内容、トラブル原因、トラブル復旧作
業と、詳細な装置状態信号900として収集したスロッ
ト番号1〜25の正常、異常を示す情報(正常をOK、
異常をNG)を登録する。
【0027】次に、装置稼動状態設定工程115にて、
装置状態信号収集工程105で収集された装置状態信号
700の(E−1)から装置の稼動状態をトラブル(状
態識別符号1=1)と設定する。
装置状態信号収集工程105で収集された装置状態信号
700の(E−1)から装置の稼動状態をトラブル(状
態識別符号1=1)と設定する。
【0028】次に、装置稼動状態判定工程120にて、
装置稼動状態設定工程115で設定された装置稼動状態
が正常稼動か否かを状態識別符号1を用いて判定する。
ここでは、装置1は状態識別符号1=1なのでトラブル
と判定する。
装置稼動状態設定工程115で設定された装置稼動状態
が正常稼動か否かを状態識別符号1を用いて判定する。
ここでは、装置1は状態識別符号1=1なのでトラブル
と判定する。
【0029】次に、装置稼動状態がトラブルと判定され
たので、ウエハ処理能力計算工程125にて、装置状態
信号収集工程105で収集された装置状態信号900
か、あるいはトラブル情報登録工程110で登録された
トラブル情報800を基に装置のウエハ処理能力を0以
上かつ1よりも小さい実数値として計算する。ここで
は、スロット番号1〜25までの中で、1〜20までが
OKで、21から25までがNGであるので、ウエハ処
理能力は、5/25=0.2と計算される。
たので、ウエハ処理能力計算工程125にて、装置状態
信号収集工程105で収集された装置状態信号900
か、あるいはトラブル情報登録工程110で登録された
トラブル情報800を基に装置のウエハ処理能力を0以
上かつ1よりも小さい実数値として計算する。ここで
は、スロット番号1〜25までの中で、1〜20までが
OKで、21から25までがNGであるので、ウエハ処
理能力は、5/25=0.2と計算される。
【0030】次に、ウエハ処理能力判定工程130に
て、ウエハ処理能力計算工程125で計算した装置のウ
エハ処理能力が0に等しいか、0よりも大きいかを判定
する。ここでは、ウエハ処理能力=0.2であり、0よ
りも大きいと判定する。
て、ウエハ処理能力計算工程125で計算した装置のウ
エハ処理能力が0に等しいか、0よりも大きいかを判定
する。ここでは、ウエハ処理能力=0.2であり、0よ
りも大きいと判定する。
【0031】次に、ウエハ処理能力が0よりも大きいと
判定されたので、装置稼動状態更新工程135にて、装
置稼動状態をトラブル時稼動可能状態(状態識別符号
1、状態識別符号2)=(1、2)と設定する。
判定されたので、装置稼動状態更新工程135にて、装
置稼動状態をトラブル時稼動可能状態(状態識別符号
1、状態識別符号2)=(1、2)と設定する。
【0032】次に、装置稼動状態更新工程135で装置
稼動状態がトラブル時稼動可能状態(状態識別符号1、
状態識別符号2)=(1、2)と設定されたので、装置
制御手順設定工程140にて、トラブル時稼動可能状態
専用の装置制御手順を設定する。ここでは、スロット番
号1〜25の中で、1〜20までを使用可能(0=O
K)、21〜25までを使用不可能(1=NG)という
情報を設定している。
稼動状態がトラブル時稼動可能状態(状態識別符号1、
状態識別符号2)=(1、2)と設定されたので、装置
制御手順設定工程140にて、トラブル時稼動可能状態
専用の装置制御手順を設定する。ここでは、スロット番
号1〜25の中で、1〜20までを使用可能(0=O
K)、21〜25までを使用不可能(1=NG)という
情報を設定している。
【0033】次に、装置制御信号送信工程145にて、
装置制御手順設定工程140で設定された装置制御手順
情報1100に従って装置制御信号を装置1へ送信す
る。ここでは、スロット番号1〜20までが使用可能と
いう装置制御手順情報1100が送信された装置は、1
〜20までのスロットのみ存在するものとして制御され
る。
装置制御手順設定工程140で設定された装置制御手順
情報1100に従って装置制御信号を装置1へ送信す
る。ここでは、スロット番号1〜20までが使用可能と
いう装置制御手順情報1100が送信された装置は、1
〜20までのスロットのみ存在するものとして制御され
る。
【0034】また、作業指示工程150にて、装置制御
手順設定工程140で設定された装置制御手順情報11
00に従って作業者に対して作業指示をする。ここで
は、装置1はトラブルであるがウエハの処理が可能であ
ることを指示するとともに、21枚以上のウエハで構成
されたロットを自動的に2つ以上のロットに分割し、こ
れらの必要に応じて分割されたロットについての処理を
指示する。
手順設定工程140で設定された装置制御手順情報11
00に従って作業者に対して作業指示をする。ここで
は、装置1はトラブルであるがウエハの処理が可能であ
ることを指示するとともに、21枚以上のウエハで構成
されたロットを自動的に2つ以上のロットに分割し、こ
れらの必要に応じて分割されたロットについての処理を
指示する。
【0035】以上のように、第1の実施の形態によれ
ば、装置稼動状態が正常稼動ではないと判定された場合
でも、装置状態信号収集工程105で収集された装置状
態信号700か、あるいはトラブル情報登録工程110
で登録されたトラブル情報800、900を基に装置の
ウエハ処理能力を0以上かつ1よりも小さい実数値とし
て計算するウエハ処理能力計算工程125と、ウエハ処
理能力計算工程125で計算した装置のウエハ処理能力
が0に等しいか、0よりも大きいかを判定するウエハ処
理能力判定工程130と、ウエハ処理能力が0に等しい
場合、装置稼動状態をトラブル時稼動不能状態に設定
し、一方、ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、装置
稼動状態をトラブル時稼動可能状態に設定する装置稼動
状態更新工程135と、装置稼動状態更新工程135で
装置稼動状態がトラブル時稼動可能状態に設定された場
合、トラブル時稼動可能状態専用の装置制御手順を設定
する装置制御手順設定工程140を設けることにより、
トラブル時における装置のウエハ処理能力を考慮して装
置の稼動状態を設定することができるので、装置から異
常という稼動状態信号を受信した場合でも、装置が部分
的にウエハ処理可能と認識しトラブル時の処理能力に応
じてウエハを処理できるように装置を自動的に制御した
り作業者へ作業を指示することができ、常に装置のウエ
ハ処理能力を最大限に活用することができる。
ば、装置稼動状態が正常稼動ではないと判定された場合
でも、装置状態信号収集工程105で収集された装置状
態信号700か、あるいはトラブル情報登録工程110
で登録されたトラブル情報800、900を基に装置の
ウエハ処理能力を0以上かつ1よりも小さい実数値とし
て計算するウエハ処理能力計算工程125と、ウエハ処
理能力計算工程125で計算した装置のウエハ処理能力
が0に等しいか、0よりも大きいかを判定するウエハ処
理能力判定工程130と、ウエハ処理能力が0に等しい
場合、装置稼動状態をトラブル時稼動不能状態に設定
し、一方、ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、装置
稼動状態をトラブル時稼動可能状態に設定する装置稼動
状態更新工程135と、装置稼動状態更新工程135で
装置稼動状態がトラブル時稼動可能状態に設定された場
合、トラブル時稼動可能状態専用の装置制御手順を設定
する装置制御手順設定工程140を設けることにより、
トラブル時における装置のウエハ処理能力を考慮して装
置の稼動状態を設定することができるので、装置から異
常という稼動状態信号を受信した場合でも、装置が部分
的にウエハ処理可能と認識しトラブル時の処理能力に応
じてウエハを処理できるように装置を自動的に制御した
り作業者へ作業を指示することができ、常に装置のウエ
ハ処理能力を最大限に活用することができる。
【0036】なお、以上の発明において、トラブル情報
登録工程(110)にて、トラブル装置名=装置1、ト
ラブル発生日時=T10を登録するとしたが、装置状態
信号収集工程(105)にて収集したトラブル装置名=
装置1、トラブル発生日時=T10を登録するとしても
よい。
登録工程(110)にて、トラブル装置名=装置1、ト
ラブル発生日時=T10を登録するとしたが、装置状態
信号収集工程(105)にて収集したトラブル装置名=
装置1、トラブル発生日時=T10を登録するとしても
よい。
【0037】また、以上の発明において、スロット番号
1〜25の正常、異常を装置状態信号として収集すると
したが、作業者が登録するとしてもよい。
1〜25の正常、異常を装置状態信号として収集すると
したが、作業者が登録するとしてもよい。
【0038】また、以上の発明において、装置稼動状態
設定工程115にて、装置状態信号収集工程105で収
集された装置状態信号700の(E−1)から装置の稼
動状態をトラブル(状態識別符号1=1)と設定すると
したが、トラブル情報登録工程110で登録されたトラ
ブル情報800、900から設定するとしてもよい。
設定工程115にて、装置状態信号収集工程105で収
集された装置状態信号700の(E−1)から装置の稼
動状態をトラブル(状態識別符号1=1)と設定すると
したが、トラブル情報登録工程110で登録されたトラ
ブル情報800、900から設定するとしてもよい。
【0039】また、以上の発明において、装置稼動状態
を、2つの状態識別符号(状態識別符号1と状態識別符
号2)を使って設定するとしたが、ウエハ処理可能か否
かを正負で識別する方法、つまり、トラブル時稼動可能
状態を1、トラブル時稼動不能状態を−1としてもよ
い。また、装置稼動状態を、数字で表現するとしたが、
任意の文字列で表現してもよい。
を、2つの状態識別符号(状態識別符号1と状態識別符
号2)を使って設定するとしたが、ウエハ処理可能か否
かを正負で識別する方法、つまり、トラブル時稼動可能
状態を1、トラブル時稼動不能状態を−1としてもよ
い。また、装置稼動状態を、数字で表現するとしたが、
任意の文字列で表現してもよい。
【0040】また、以上の発明において、装置制御手順
設定工程140にて、トラブル時稼動可能状態専用の装
置制御手順として、スロット番号1〜25の中で、1〜
20までを使用可能(0=OK)、21〜25までを使
用不可能(1=NG)という情報(定義情報)を設定す
るとしたが、制御手順情報を新たに設定するとしてもよ
い。また、制御手順の中の変数を新たに設定するとして
もよい。
設定工程140にて、トラブル時稼動可能状態専用の装
置制御手順として、スロット番号1〜25の中で、1〜
20までを使用可能(0=OK)、21〜25までを使
用不可能(1=NG)という情報(定義情報)を設定す
るとしたが、制御手順情報を新たに設定するとしてもよ
い。また、制御手順の中の変数を新たに設定するとして
もよい。
【0041】以下本発明の第2の実施の形態について、
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
【0042】図6は本発明の第2の実施の形態における
生産管理装置の構成を示すものであり、図6において6
00は生産管理装置の機能構成、520は装置でのウエ
ハ処理待機時、ウエハ処理時、異常発生時などの状態を
示す信号を装置から収集する装置状態信号収集手段、5
25はトラブル発生装置、発見者、発生日時、内容、復
旧作業開始予定日時、復旧予定日時、復旧日時などのト
ラブルに関する情報を登録するトラブル情報登録手段、
530は装置状態信号収集手段520で収集された装置
状態信号とトラブル情報登録手段525で登録されたト
ラブル情報とから装置の稼動状態を設定する装置稼動状
態設定手段、535は装置稼動状態設定手段530で設
定された装置稼動状態が正常稼動か否かを判定する装置
稼動状態判定手段、540は装置稼動状態判定手段53
5で装置稼動状態が正常稼動ではないと判定された場
合、装置状態信号収集手段520で収集された装置状態
信号か、あるいはトラブル情報登録手段525で登録さ
れたトラブル情報を基に装置のウエハ処理能力を0以上
かつ1よりも小さい実数値として計算するウエハ処理能
力計算手段、545はウエハ処理能力計算手段540で
計算した装置のウエハ処理能力が0に等しいか、0より
も大きいかを判定するウエハ処理能力判定手段、605
は待ちロットについての納期、サイクル時間、トラブル
復旧作業予定を組み込んでの終了予定日時、完了予定日
時を計算したり、トラブルが発生している装置のメンテ
ナンス予定日時などロット進行に関する情報を登録する
ロット処理計画計算手段、610はウエハ処理能力が0
よりも大きい場合、ロット処理計画計算手段605で計
算した情報を基にトラブル発生直後に処理可能な待ちロ
ットが存在するか否かを判定する処理可能ロット判定手
段、550は装置稼動状態設定手段530で、ウエハ処
理能力が0に等しいか、または、処理可能ロット判定手
段545で処理可能ロットが存在しない場合、装置の稼
動状態をトラブル時稼動不能状態と設定し、一方、処理
可能ロット判定手段545で処理可能ロットが存在する
場合、装置の稼動状態をトラブル時稼動可能状態と設定
し直し、その後、装置稼動状態がトラブル時稼動可能状
態に設定された場合、トラブル時稼動可能状態専用の装
置制御手順を設定する装置制御手順設定手段、560は
装置制御手順設定手段550で設定された装置制御手順
に従って装置制御信号を装置へ送信する装置制御信号送
信手段、555は装置制御手順設定手段550で設定さ
れた装置制御手順に従って作業者に対して作業指示をす
る作業指示手段である。
生産管理装置の構成を示すものであり、図6において6
00は生産管理装置の機能構成、520は装置でのウエ
ハ処理待機時、ウエハ処理時、異常発生時などの状態を
示す信号を装置から収集する装置状態信号収集手段、5
25はトラブル発生装置、発見者、発生日時、内容、復
旧作業開始予定日時、復旧予定日時、復旧日時などのト
ラブルに関する情報を登録するトラブル情報登録手段、
530は装置状態信号収集手段520で収集された装置
状態信号とトラブル情報登録手段525で登録されたト
ラブル情報とから装置の稼動状態を設定する装置稼動状
態設定手段、535は装置稼動状態設定手段530で設
定された装置稼動状態が正常稼動か否かを判定する装置
稼動状態判定手段、540は装置稼動状態判定手段53
5で装置稼動状態が正常稼動ではないと判定された場
合、装置状態信号収集手段520で収集された装置状態
信号か、あるいはトラブル情報登録手段525で登録さ
れたトラブル情報を基に装置のウエハ処理能力を0以上
かつ1よりも小さい実数値として計算するウエハ処理能
力計算手段、545はウエハ処理能力計算手段540で
計算した装置のウエハ処理能力が0に等しいか、0より
も大きいかを判定するウエハ処理能力判定手段、605
は待ちロットについての納期、サイクル時間、トラブル
復旧作業予定を組み込んでの終了予定日時、完了予定日
時を計算したり、トラブルが発生している装置のメンテ
ナンス予定日時などロット進行に関する情報を登録する
ロット処理計画計算手段、610はウエハ処理能力が0
よりも大きい場合、ロット処理計画計算手段605で計
算した情報を基にトラブル発生直後に処理可能な待ちロ
ットが存在するか否かを判定する処理可能ロット判定手
段、550は装置稼動状態設定手段530で、ウエハ処
理能力が0に等しいか、または、処理可能ロット判定手
段545で処理可能ロットが存在しない場合、装置の稼
動状態をトラブル時稼動不能状態と設定し、一方、処理
可能ロット判定手段545で処理可能ロットが存在する
場合、装置の稼動状態をトラブル時稼動可能状態と設定
し直し、その後、装置稼動状態がトラブル時稼動可能状
態に設定された場合、トラブル時稼動可能状態専用の装
置制御手順を設定する装置制御手順設定手段、560は
装置制御手順設定手段550で設定された装置制御手順
に従って装置制御信号を装置へ送信する装置制御信号送
信手段、555は装置制御手順設定手段550で設定さ
れた装置制御手順に従って作業者に対して作業指示をす
る作業指示手段である。
【0043】以上のように構成された生産管理装置につ
いて、以下その動作を説明する。
いて、以下その動作を説明する。
【0044】図3は本発明の生産管理方法のフローチャ
ート200を示すものであり、図3において、ステップ
105は装置でのウエハ処理待機時、ウエハ処理時、異
常発生時などの状態を示す信号を装置から収集する装置
状態信号収集工程、ステップ110はトラブル発生装
置、発見者、発生日時、内容、復旧作業開始予定日時、
復旧予定日時、復旧日時などのトラブルに関する情報を
登録するトラブル情報登録工程、ステップ115は装置
状態信号収集工程105で収集された装置状態信号とト
ラブル情報登録工程110で登録されたトラブル情報と
から装置の稼動状態を設定する装置稼動状態設定工程、
ステップ120は装置稼動状態設定工程115で設定さ
れた装置稼動状態が正常稼動か否かを判定する装置稼動
状態判定工程、ステップ125は装置稼動状態判定工程
120で装置稼動状態が正常稼動ではないと判定された
場合、装置状態信号収集工程105で収集された装置状
態信号か、あるいはトラブル情報登録工程110で登録
されたトラブル情報を基に装置のウエハ処理能力を0以
上かつ1よりも小さい実数値として計算するウエハ処理
能力計算工程、ステップ130はウエハ処理能力計算工
程125で計算した装置のウエハ処理能力が0に等しい
か、0よりも大きいかを判定するウエハ処理能力判定工
程、ステップ205はウエハ処理能力が0よりも大きい
場合、トラブル発生直後に処理可能な待ちロットが存在
するか否かを判定する処理可能ロット判定工程、ステッ
プ135はウエハ処理能力判定工程130でウエハ処理
能力が0に等しいか、または、処理可能ロット判定工程
205で処理可能ロットが存在しない場合、装置の稼動
状態をトラブル時稼動不能状態と設定し、一方、処理可
能ロット判定工程205で処理可能ロットが存在する場
合、装置の稼動状態をトラブル時稼動可能状態と設定す
る装置稼動状態更新工程、ステップ140は装置稼動状
態更新工程135で装置稼動状態がトラブル時稼動可能
状態に設定された場合、トラブル時稼動可能状態専用の
装置制御手順を設定する装置制御手順設定工程、ステッ
プ145は装置制御手順設定工程140で設定された装
置制御手順に従って装置制御信号を装置へ送信する装置
制御信号送信工程、ステップ150は装置制御手順設定
工程140で設定された装置制御手順に従って作業者に
対して作業指示をする作業指示工程である。
ート200を示すものであり、図3において、ステップ
105は装置でのウエハ処理待機時、ウエハ処理時、異
常発生時などの状態を示す信号を装置から収集する装置
状態信号収集工程、ステップ110はトラブル発生装
置、発見者、発生日時、内容、復旧作業開始予定日時、
復旧予定日時、復旧日時などのトラブルに関する情報を
登録するトラブル情報登録工程、ステップ115は装置
状態信号収集工程105で収集された装置状態信号とト
ラブル情報登録工程110で登録されたトラブル情報と
から装置の稼動状態を設定する装置稼動状態設定工程、
ステップ120は装置稼動状態設定工程115で設定さ
れた装置稼動状態が正常稼動か否かを判定する装置稼動
状態判定工程、ステップ125は装置稼動状態判定工程
120で装置稼動状態が正常稼動ではないと判定された
場合、装置状態信号収集工程105で収集された装置状
態信号か、あるいはトラブル情報登録工程110で登録
されたトラブル情報を基に装置のウエハ処理能力を0以
上かつ1よりも小さい実数値として計算するウエハ処理
能力計算工程、ステップ130はウエハ処理能力計算工
程125で計算した装置のウエハ処理能力が0に等しい
か、0よりも大きいかを判定するウエハ処理能力判定工
程、ステップ205はウエハ処理能力が0よりも大きい
場合、トラブル発生直後に処理可能な待ちロットが存在
するか否かを判定する処理可能ロット判定工程、ステッ
プ135はウエハ処理能力判定工程130でウエハ処理
能力が0に等しいか、または、処理可能ロット判定工程
205で処理可能ロットが存在しない場合、装置の稼動
状態をトラブル時稼動不能状態と設定し、一方、処理可
能ロット判定工程205で処理可能ロットが存在する場
合、装置の稼動状態をトラブル時稼動可能状態と設定す
る装置稼動状態更新工程、ステップ140は装置稼動状
態更新工程135で装置稼動状態がトラブル時稼動可能
状態に設定された場合、トラブル時稼動可能状態専用の
装置制御手順を設定する装置制御手順設定工程、ステッ
プ145は装置制御手順設定工程140で設定された装
置制御手順に従って装置制御信号を装置へ送信する装置
制御信号送信工程、ステップ150は装置制御手順設定
工程140で設定された装置制御手順に従って作業者に
対して作業指示をする作業指示工程である。
【0045】図4は本発明の第2の実施の形態における
トラブル発生直後にトラブル復旧作業を開始することが
不可能な場合の処理可能ロット判定工程のフローチャー
ト205である。図4において、ステップ305はトラ
ブル情報登録工程110で登録されたトラブル復旧作業
開始予定日時を抽出するトラブル復旧作業開始予定日時
抽出工程、ステップ315はトラブルが発生している装
置において、装置が正常稼動する場合の待ちロットのサ
イクル時間を抽出するロットサイクル時間抽出工程、ス
テップ320はロットサイクル時間抽出工程315から
抽出された待ちロットのサイクル時間を基に、トラブル
が発生してウエハの処理が部分的に可能な状態の装置で
の待ちロット処理終了予定日時を計算するロット処理終
了予定日時計算工程、ステップ325はトラブル復旧作
業開始予定日時抽出工程305で抽出されたトラブル復
旧作業開始予定日時とロット処理終了予定日時計算工程
320で計算された待ちロット処理終了予定日時とを比
較する日時比較工程、ステップ330は日時比較工程3
25で処理終了予定日時がトラブル復旧作業開始予定日
時に等しいか先の場合の待ちロットをトラブル時稼動可
能状態で処理可能なロットとして設定する処理可能ロッ
ト設定工程、ステップ335は処理可能ロット設定工程
330で処理可能な待ちロットが設定されているかどう
かを検出する処理可能ロット検出工程である。
トラブル発生直後にトラブル復旧作業を開始することが
不可能な場合の処理可能ロット判定工程のフローチャー
ト205である。図4において、ステップ305はトラ
ブル情報登録工程110で登録されたトラブル復旧作業
開始予定日時を抽出するトラブル復旧作業開始予定日時
抽出工程、ステップ315はトラブルが発生している装
置において、装置が正常稼動する場合の待ちロットのサ
イクル時間を抽出するロットサイクル時間抽出工程、ス
テップ320はロットサイクル時間抽出工程315から
抽出された待ちロットのサイクル時間を基に、トラブル
が発生してウエハの処理が部分的に可能な状態の装置で
の待ちロット処理終了予定日時を計算するロット処理終
了予定日時計算工程、ステップ325はトラブル復旧作
業開始予定日時抽出工程305で抽出されたトラブル復
旧作業開始予定日時とロット処理終了予定日時計算工程
320で計算された待ちロット処理終了予定日時とを比
較する日時比較工程、ステップ330は日時比較工程3
25で処理終了予定日時がトラブル復旧作業開始予定日
時に等しいか先の場合の待ちロットをトラブル時稼動可
能状態で処理可能なロットとして設定する処理可能ロッ
ト設定工程、ステップ335は処理可能ロット設定工程
330で処理可能な待ちロットが設定されているかどう
かを検出する処理可能ロット検出工程である。
【0046】図5は本発明の第2の実施の形態における
トラブル発生直後にトラブル復旧作業を開始することが
可能な場合の処理可能ロット判定工程のフローチャート
205である。図5において、ステップ405は待ちロ
ットの納期を抽出するロット納期抽出工程、ステップ4
15はトラブルが発生している装置において、トラブル
発生直後にトラブル復旧作業を開始した場合の待ちロッ
トの完了予定日時を計算するロット完了予定日時計算工
程、ステップ425はロット納期抽出工程405から抽
出された待ちロットの納期とロット完了予定日時計算工
程415で計算された待ちロット完了予定日時とを比較
する日時比較工程、ステップ430は日時比較工程42
5で完了予定日時が納期よりも後の場合の待ちロットを
トラブル時稼動可能状態で処理可能なロットの候補とし
て設定する処理可能候補ロット設定工程、ステップ43
5は処理可能候補ロット設定工程430で設定されたト
ラブル時稼動可能状態で処理可能なロットの候補につい
て、処理終了予定日時を計算するロット処理終了予定日
時計算工程、ステップ437は装置の次回のメンテナン
ス予定日時を抽出するメンテナンス予定日時抽出工程、
ステップ440はロット処理終了予定日時計算工程43
5で計算された処理可能候補ロットの処理終了予定日時
とメンテナンス予定日時抽出工程437で抽出された装
置の次回のメンテナンス予定日時とを比較する日時比較
工程、ステップ330は日時比較工程440で処理終了
予定日時が次回メンテナンス予定日時に等しいか先の場
合の処理可能候補ロットをトラブル時稼動可能状態で処
理可能なロットとして設定する処理可能ロット設定工
程、ステップ335は処理可能ロット設定工程330で
設定された処理可能な待ちロットが設定されているかど
うかを検出する処理可能ロット検出工程である。なお、
ステップ425で待ちロットの納期≧待ちロットの完了
予定日時のときステップ330の処理可能ロット設定工
程に移行し、ステップ330では日時比較工程425で
の待ちロットの納期が待ちロットの完了予定日時に等し
いか後の場合、トラブル復旧後でも納期に間に合うの
で、待ちロットをトラブル時稼動可能状態で処理不要な
ロットとして設定する(つまり、処理可能なロットにす
る必要がない)。
トラブル発生直後にトラブル復旧作業を開始することが
可能な場合の処理可能ロット判定工程のフローチャート
205である。図5において、ステップ405は待ちロ
ットの納期を抽出するロット納期抽出工程、ステップ4
15はトラブルが発生している装置において、トラブル
発生直後にトラブル復旧作業を開始した場合の待ちロッ
トの完了予定日時を計算するロット完了予定日時計算工
程、ステップ425はロット納期抽出工程405から抽
出された待ちロットの納期とロット完了予定日時計算工
程415で計算された待ちロット完了予定日時とを比較
する日時比較工程、ステップ430は日時比較工程42
5で完了予定日時が納期よりも後の場合の待ちロットを
トラブル時稼動可能状態で処理可能なロットの候補とし
て設定する処理可能候補ロット設定工程、ステップ43
5は処理可能候補ロット設定工程430で設定されたト
ラブル時稼動可能状態で処理可能なロットの候補につい
て、処理終了予定日時を計算するロット処理終了予定日
時計算工程、ステップ437は装置の次回のメンテナン
ス予定日時を抽出するメンテナンス予定日時抽出工程、
ステップ440はロット処理終了予定日時計算工程43
5で計算された処理可能候補ロットの処理終了予定日時
とメンテナンス予定日時抽出工程437で抽出された装
置の次回のメンテナンス予定日時とを比較する日時比較
工程、ステップ330は日時比較工程440で処理終了
予定日時が次回メンテナンス予定日時に等しいか先の場
合の処理可能候補ロットをトラブル時稼動可能状態で処
理可能なロットとして設定する処理可能ロット設定工
程、ステップ335は処理可能ロット設定工程330で
設定された処理可能な待ちロットが設定されているかど
うかを検出する処理可能ロット検出工程である。なお、
ステップ425で待ちロットの納期≧待ちロットの完了
予定日時のときステップ330の処理可能ロット設定工
程に移行し、ステップ330では日時比較工程425で
の待ちロットの納期が待ちロットの完了予定日時に等し
いか後の場合、トラブル復旧後でも納期に間に合うの
で、待ちロットをトラブル時稼動可能状態で処理不要な
ロットとして設定する(つまり、処理可能なロットにす
る必要がない)。
【0047】図7は本発明の実施の形態における装置稼
動状態信号(700)を示すものである。ウエハ処理開
始、ウエハ処理終了、ウエハ処理待ち、異常発生などの
装置の状態に対応する信号をP−1、P−2、P−3、
E−1と定義している。図8は本発明の実施の形態にお
ける装置1にて発生したトラブル1に関する情報(80
0)を示すものである。
動状態信号(700)を示すものである。ウエハ処理開
始、ウエハ処理終了、ウエハ処理待ち、異常発生などの
装置の状態に対応する信号をP−1、P−2、P−3、
E−1と定義している。図8は本発明の実施の形態にお
ける装置1にて発生したトラブル1に関する情報(80
0)を示すものである。
【0048】図9は本発明の実施の形態における詳細な
装置状態信号900の例としてスロット番号1〜25の
正常、異常を示すものである。正常をOK、異常をNG
と表示している。
装置状態信号900の例としてスロット番号1〜25の
正常、異常を示すものである。正常をOK、異常をNG
と表示している。
【0049】図10は本発明の実施の形態における装置
稼動状態1000を示すものである。トラブル状態をウ
エハ処理可能なトラブル(状態識別符号1、状態識別符
号2)=(1、1)と、ウエハ処理不可能なトラブル
(状態識別符号1、状態識別符号2)=(1,2)とに
区分している。
稼動状態1000を示すものである。トラブル状態をウ
エハ処理可能なトラブル(状態識別符号1、状態識別符
号2)=(1、1)と、ウエハ処理不可能なトラブル
(状態識別符号1、状態識別符号2)=(1,2)とに
区分している。
【0050】図11は本発明の実施の形態における装置
制御手順情報1100を示す例としてスロット番号1〜
25の使用可能、使用不可能を示すものである。使用可
能を0(=OK)、使用不可能を1(=NG)と定義し
ている。
制御手順情報1100を示す例としてスロット番号1〜
25の使用可能、使用不可能を示すものである。使用可
能を0(=OK)、使用不可能を1(=NG)と定義し
ている。
【0051】図12は本発明の実施の形態における待ち
ロット情報1200を示すものである。
ロット情報1200を示すものである。
【0052】図13は本発明の実施の形態におけるトラ
ブル復旧作業開始予定日時タイムチャート1300を示
すものである。
ブル復旧作業開始予定日時タイムチャート1300を示
すものである。
【0053】図14は本発明の実施の形態における納期
タイムチャート1400、1405を示すものである。
タイムチャート1400、1405を示すものである。
【0054】図15は本発明の実施の形態におけるメン
テナンス予定日時タイムチャート1500を示すもので
ある。
テナンス予定日時タイムチャート1500を示すもので
ある。
【0055】装置状態信号収集工程105にて、装置状
態信号収集手段520が情報800の装置1から異常発
生時の状態を示す信号700の(E−1)を収集した場
合を説明する。
態信号収集手段520が情報800の装置1から異常発
生時の状態を示す信号700の(E−1)を収集した場
合を説明する。
【0056】まず、トラブル情報登録工程110にて、
図8の情報800のトラブル名=トラブル1、トラブル
装置名=装置1、トラブル発生日時=T10、トラブル
発見者名=松下太郎、トラブル復旧作業開始予定日時=
T12、トラブル復旧予定日時=T14、トラブル内
容、トラブル原因、トラブル復旧作業、図9に示す詳細
な装置状態信号900として収集したスロット番号1〜
25の正常、異常を示す情報(正常をOK、異常をN
G)を登録する。
図8の情報800のトラブル名=トラブル1、トラブル
装置名=装置1、トラブル発生日時=T10、トラブル
発見者名=松下太郎、トラブル復旧作業開始予定日時=
T12、トラブル復旧予定日時=T14、トラブル内
容、トラブル原因、トラブル復旧作業、図9に示す詳細
な装置状態信号900として収集したスロット番号1〜
25の正常、異常を示す情報(正常をOK、異常をN
G)を登録する。
【0057】次に、装置稼動状態設定工程115にて、
装置状態信号収集工程105で収集された装置状態信号
700の(E−1)から装置の稼動状態をトラブル(状
態識別符号1=1)と設定する。
装置状態信号収集工程105で収集された装置状態信号
700の(E−1)から装置の稼動状態をトラブル(状
態識別符号1=1)と設定する。
【0058】次に、装置稼動状態判定工程120にて、
装置稼動状態設定工程115で設定された装置稼動状態
が正常稼動か否かを状態識別符号1を用いて判定する
(図10)。ここでは、装置1は状態識別符号1=1な
のでトラブルと判定する。
装置稼動状態設定工程115で設定された装置稼動状態
が正常稼動か否かを状態識別符号1を用いて判定する
(図10)。ここでは、装置1は状態識別符号1=1な
のでトラブルと判定する。
【0059】次に、装置稼動状態がトラブルと判定され
たので、ウエハ処理能力計算工程125にて、装置状態
信号収集工程105で収集された装置状態信号900
か、あるいはトラブル情報登録工程110で登録された
トラブル情報800を基に装置のウエハ処理能力を0以
上かつ1よりも小さい実数値として計算する。ここで
は、スロット番号1〜25までの中で、1〜20までが
OKで、21から25までがNGであるので、ウエハ処
理能力は、5/25=0.2と計算される(図11)。
たので、ウエハ処理能力計算工程125にて、装置状態
信号収集工程105で収集された装置状態信号900
か、あるいはトラブル情報登録工程110で登録された
トラブル情報800を基に装置のウエハ処理能力を0以
上かつ1よりも小さい実数値として計算する。ここで
は、スロット番号1〜25までの中で、1〜20までが
OKで、21から25までがNGであるので、ウエハ処
理能力は、5/25=0.2と計算される(図11)。
【0060】次に、ウエハ処理能力判定工程130に
て、ウエハ処理能力計算工程125で計算した装置のウ
エハ処理能力が0に等しいか、0よりも大きいかを判定
する。ここでは、ウエハ処理能力=0.2であり、0よ
りも大きいと判定する。
て、ウエハ処理能力計算工程125で計算した装置のウ
エハ処理能力が0に等しいか、0よりも大きいかを判定
する。ここでは、ウエハ処理能力=0.2であり、0よ
りも大きいと判定する。
【0061】次に、ウエハ処理能力が0よりも大きいと
判定されたので、処理可能ロット判定工程205にて、
ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、トラブル発生直
後に処理可能な待ちロットが存在するか否かを判定す
る。
判定されたので、処理可能ロット判定工程205にて、
ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、トラブル発生直
後に処理可能な待ちロットが存在するか否かを判定す
る。
【0062】ここで、処理可能ロット判定工程205を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0063】まず、トラブル発生直後にトラブル復旧作
業を開始することが不可能な場合の図4に示す処理可能
ロット判定工程205を詳細に説明する。
業を開始することが不可能な場合の図4に示す処理可能
ロット判定工程205を詳細に説明する。
【0064】トラブル復旧作業開始予定日時抽出工程3
05にて、トラブル情報登録工程110で登録されたト
ラブル復旧作業開始予定日時=T12を抽出する(図
8)。
05にて、トラブル情報登録工程110で登録されたト
ラブル復旧作業開始予定日時=T12を抽出する(図
8)。
【0065】次に、ロットサイクル時間抽出工程315
にて、トラブル1が発生している装置1において、装置
1が正常稼動する場合の待ちロット情報1200すなわ
ち待ちロットのサイクル時間、ロット1=△LT10、
ロット2=△LT20、ロット3=△LT30、ロット
4=△LT40、ロット5=△LT5を抽出する(図1
2)。
にて、トラブル1が発生している装置1において、装置
1が正常稼動する場合の待ちロット情報1200すなわ
ち待ちロットのサイクル時間、ロット1=△LT10、
ロット2=△LT20、ロット3=△LT30、ロット
4=△LT40、ロット5=△LT5を抽出する(図1
2)。
【0066】次に、ロット処理終了予定日時計算工程3
20にて、ロットサイクル時間抽出工程315から抽出
された待ちロットのサイクル時間を基に、トラブル1が
発生してウエハの処理が部分的に可能な状態の装置1で
の待ちロット処理終了予定日時を計算する。まず、各待
ちロットの部分的に処理可能な状態の装置1でのサイク
ル時間を計算する。ロット1を構成するウエハ枚数は2
5枚で使用可能なスロット数(20スロット)よりも大
きいので、ロット1を2分割して処理する必要がある。
したがって、サイクル時間△LT12=△LT10×2
となる。ロット2を構成するウエハ枚数は20枚で使用
可能なスロット数(20スロット)と等しいので、ロッ
ト2は分割することなく1回で処理することができる。
したがって、サイクル時間△LT22=△LT20とな
る。ロット3を構成するウエハ枚数は21枚で使用可能
なスロット数(20スロット)よりも大きいので、ロッ
ト3を2分割して処理する必要がある。したがって、サ
イクル時間△LT32=△LT30×2となる。ロット
4を構成するウエハ枚数は10枚で使用可能なスロット
数(20スロット)よりも小さいので、ロット4は分割
することなく1回で処理することができる。したがっ
て、サイクル時間△LT42=△LT40となる。ロッ
ト5を構成するウエハ枚数は25枚で使用可能なスロッ
ト数(20スロット)よりも大きいので、ロット5を2
分割して処理する必要がある。したがって、サイクル時
間△LT52=△LT50×2となる。次に、図12の
待ちロット情報1200の各待ちロットの部分的に処理
可能な状態の装置1でのサイクル時間を使ってロット処
理終了予定日時を計算する。ここでは、優先順位の順番
に各ロットのサイクル時間を足し合わせてロット処理終
了予定日時とする。つまり、優先順位1のロット1の処
理終了予定日時=TL12=△LT12、優先順位1、
2のロット1、ロット2の処理終了予定日時=TL22
=△LT12+△LT22、優先順位1、2、3のロッ
ト1、ロット2、ロット3の処理終了予定日時=TL3
2=△LT12+△LT22+△LT32、優先順位
1、2、3、4のロット1、ロット2、ロット3、ロッ
ト4の処理終了予定日時=TL42=△LT12+△L
T22+△LT32+△LT42、優先順位1、2、
3、4、5のロット1、ロット2、ロット3、ロット
4、ロット5の処理終了予定日時=TL52=△LT1
2+△LT22+△LT32+△LT42+△LT52
とする。
20にて、ロットサイクル時間抽出工程315から抽出
された待ちロットのサイクル時間を基に、トラブル1が
発生してウエハの処理が部分的に可能な状態の装置1で
の待ちロット処理終了予定日時を計算する。まず、各待
ちロットの部分的に処理可能な状態の装置1でのサイク
ル時間を計算する。ロット1を構成するウエハ枚数は2
5枚で使用可能なスロット数(20スロット)よりも大
きいので、ロット1を2分割して処理する必要がある。
したがって、サイクル時間△LT12=△LT10×2
となる。ロット2を構成するウエハ枚数は20枚で使用
可能なスロット数(20スロット)と等しいので、ロッ
ト2は分割することなく1回で処理することができる。
したがって、サイクル時間△LT22=△LT20とな
る。ロット3を構成するウエハ枚数は21枚で使用可能
なスロット数(20スロット)よりも大きいので、ロッ
ト3を2分割して処理する必要がある。したがって、サ
イクル時間△LT32=△LT30×2となる。ロット
4を構成するウエハ枚数は10枚で使用可能なスロット
数(20スロット)よりも小さいので、ロット4は分割
することなく1回で処理することができる。したがっ
て、サイクル時間△LT42=△LT40となる。ロッ
ト5を構成するウエハ枚数は25枚で使用可能なスロッ
ト数(20スロット)よりも大きいので、ロット5を2
分割して処理する必要がある。したがって、サイクル時
間△LT52=△LT50×2となる。次に、図12の
待ちロット情報1200の各待ちロットの部分的に処理
可能な状態の装置1でのサイクル時間を使ってロット処
理終了予定日時を計算する。ここでは、優先順位の順番
に各ロットのサイクル時間を足し合わせてロット処理終
了予定日時とする。つまり、優先順位1のロット1の処
理終了予定日時=TL12=△LT12、優先順位1、
2のロット1、ロット2の処理終了予定日時=TL22
=△LT12+△LT22、優先順位1、2、3のロッ
ト1、ロット2、ロット3の処理終了予定日時=TL3
2=△LT12+△LT22+△LT32、優先順位
1、2、3、4のロット1、ロット2、ロット3、ロッ
ト4の処理終了予定日時=TL42=△LT12+△L
T22+△LT32+△LT42、優先順位1、2、
3、4、5のロット1、ロット2、ロット3、ロット
4、ロット5の処理終了予定日時=TL52=△LT1
2+△LT22+△LT32+△LT42+△LT52
とする。
【0067】次に、日時比較工程325はトラブル復旧
作業開始予定日時抽出工程305で抽出されたトラブル
復旧作業開始予定日時=T12とロット処理終了予定日
時計算工程320で計算された待ちロット処理終了予定
日時=TL12、TL22、TL32、TL42、TL
52とを比較する。
作業開始予定日時抽出工程305で抽出されたトラブル
復旧作業開始予定日時=T12とロット処理終了予定日
時計算工程320で計算された待ちロット処理終了予定
日時=TL12、TL22、TL32、TL42、TL
52とを比較する。
【0068】次に、図13のトラブル復旧作業開始予定
日時タイムチャート1300に示すように、トラブル復
旧作業開始予定日時=T12は、ロット1の処理終了予
定日時=TL12やロット1、ロット2の処理終了予定
日時=TL22よりも後で、かつ、ロット1、ロット
2、ロット3の処理終了予定日時=TL32よりも先な
ので、処理可能ロット設定工程330にて、待ちロット
=ロット1、ロット2をトラブル時稼動可能状態で処理
可能なロットとして設定する。
日時タイムチャート1300に示すように、トラブル復
旧作業開始予定日時=T12は、ロット1の処理終了予
定日時=TL12やロット1、ロット2の処理終了予定
日時=TL22よりも後で、かつ、ロット1、ロット
2、ロット3の処理終了予定日時=TL32よりも先な
ので、処理可能ロット設定工程330にて、待ちロット
=ロット1、ロット2をトラブル時稼動可能状態で処理
可能なロットとして設定する。
【0069】次に、処理可能ロット検出工程335に
て、処理可能ロット設定工程330で処理可能な待ちロ
ットが設定されているかどうかを検出する。ここでは、
待ちロット=ロット1、ロット2が検出される。
て、処理可能ロット設定工程330で処理可能な待ちロ
ットが設定されているかどうかを検出する。ここでは、
待ちロット=ロット1、ロット2が検出される。
【0070】以上で、トラブル発生直後にトラブル復旧
作業を開始することが不可能な場合の図4に示す処理可
能ロット判定工程205の詳細な説明を終了する。
作業を開始することが不可能な場合の図4に示す処理可
能ロット判定工程205の詳細な説明を終了する。
【0071】次に、トラブル発生直後にトラブル復旧作
業を開始することが可能な場合の図5に示す処理可能ロ
ット判定工程205を詳細に説明する。
業を開始することが可能な場合の図5に示す処理可能ロ
ット判定工程205を詳細に説明する。
【0072】ロット納期抽出工程405にて、待ちロッ
ト情報1200の待ちロットの納期、ロット1=TE1
0、ロット2=TE20、ロット3=TE30、ロット
4=TE40、ロット5=TE50を抽出する。
ト情報1200の待ちロットの納期、ロット1=TE1
0、ロット2=TE20、ロット3=TE30、ロット
4=TE40、ロット5=TE50を抽出する。
【0073】次に、ロット完了予定日時計算工程ステッ
プ415にて、トラブル1が発生している装置1におい
て、トラブル発生直後にトラブル復旧作業を開始した場
合の待ちロットの完了予定日時を計算する。ここでは、
ロット処理計画計算手段605の1機能として、ロット
1=TE12、ロット2=TE22、ロット3=TE3
2、ロット4=TE42、ロット5=TE52と計算す
る。
プ415にて、トラブル1が発生している装置1におい
て、トラブル発生直後にトラブル復旧作業を開始した場
合の待ちロットの完了予定日時を計算する。ここでは、
ロット処理計画計算手段605の1機能として、ロット
1=TE12、ロット2=TE22、ロット3=TE3
2、ロット4=TE42、ロット5=TE52と計算す
る。
【0074】次に、日時比較工程425にて、ロット納
期抽出工程405から抽出された待ちロットの納期、ロ
ット1=TE10、ロット2=TE20、ロット3=T
E30、ロット4=TE40、ロット5=TE50とロ
ット完了予定日時計算工程415で計算された待ちロッ
ト完了予定日時、ロット1=TE12、ロット2=TE
22、ロット3=TE32、ロット4=TE42、ロッ
ト5=TE52とを比較する。
期抽出工程405から抽出された待ちロットの納期、ロ
ット1=TE10、ロット2=TE20、ロット3=T
E30、ロット4=TE40、ロット5=TE50とロ
ット完了予定日時計算工程415で計算された待ちロッ
ト完了予定日時、ロット1=TE12、ロット2=TE
22、ロット3=TE32、ロット4=TE42、ロッ
ト5=TE52とを比較する。
【0075】次に、図14の納期タイムチャート140
0に示すように、完了予定日時計算工程415で計算さ
れた待ちロット完了予定日時、ロット1=TE12、ロ
ット2=TE22、ロット3=TE32が各待ちロット
の納期、ロット1=TE10、ロット2=TE20、ロ
ット3=TE30よりも後なので、処理可能候補ロット
設定工程430にて、待ちロット、ロット1、ロット
2、ロット3をトラブル時稼動可能状態で処理可能なロ
ットの候補として設定する。
0に示すように、完了予定日時計算工程415で計算さ
れた待ちロット完了予定日時、ロット1=TE12、ロ
ット2=TE22、ロット3=TE32が各待ちロット
の納期、ロット1=TE10、ロット2=TE20、ロ
ット3=TE30よりも後なので、処理可能候補ロット
設定工程430にて、待ちロット、ロット1、ロット
2、ロット3をトラブル時稼動可能状態で処理可能なロ
ットの候補として設定する。
【0076】次に、ロット処理終了予定日時計算工程4
35は処理可能候補ロット設定工程430で設定された
トラブル時稼動可能状態で処理可能なロットの候補、ロ
ット1、ロット2、ロット3について、処理終了予定日
時を計算する。各待ちロットの部分的に処理可能な状態
の装置1でのサイクル時間を使ってロット処理終了予定
日時を計算する。ここでは、図15のメンテナンス予定
日時タイムチャート1500に示すように、優先順位の
順番に各ロットのサイクル時間を足し合わせてロット処
理終了予定日時とする。つまり、優先順位1のロット1
の処理終了予定日時=TL12=△LT12、優先順位
1、2のロット1、ロット2の処理終了予定日時=TL
22=△LT12+△LT22、優先順位1、2、3の
ロット1、ロット2、ロット3の処理終了予定日時=T
L32=△LT12+△LT22+△LT32とする。
35は処理可能候補ロット設定工程430で設定された
トラブル時稼動可能状態で処理可能なロットの候補、ロ
ット1、ロット2、ロット3について、処理終了予定日
時を計算する。各待ちロットの部分的に処理可能な状態
の装置1でのサイクル時間を使ってロット処理終了予定
日時を計算する。ここでは、図15のメンテナンス予定
日時タイムチャート1500に示すように、優先順位の
順番に各ロットのサイクル時間を足し合わせてロット処
理終了予定日時とする。つまり、優先順位1のロット1
の処理終了予定日時=TL12=△LT12、優先順位
1、2のロット1、ロット2の処理終了予定日時=TL
22=△LT12+△LT22、優先順位1、2、3の
ロット1、ロット2、ロット3の処理終了予定日時=T
L32=△LT12+△LT22+△LT32とする。
【0077】次に、メンテナンス予定日時抽出工程43
7にて、図15のタイムチャート1500に示すよう
に、装置1の次回のメンテナンス予定日時=TM10
(1500)を抽出する。
7にて、図15のタイムチャート1500に示すよう
に、装置1の次回のメンテナンス予定日時=TM10
(1500)を抽出する。
【0078】次に、日時比較工程440にて、ロット処
理終了予定日時計算工程435で計算された処理可能候
補ロットの処理終了予定日時=TL12、TL22、T
L32とメンテナンス予定日時抽出工程437で抽出さ
れた装置1の次回のメンテナンス予定日時=TM10と
を比較する。
理終了予定日時計算工程435で計算された処理可能候
補ロットの処理終了予定日時=TL12、TL22、T
L32とメンテナンス予定日時抽出工程437で抽出さ
れた装置1の次回のメンテナンス予定日時=TM10と
を比較する。
【0079】次に、図15のタイムチャート1500に
示すように、メンテナンス予定日時=TM10は、ロッ
ト1の処理終了予定日時=TL12よりも後で、かつ、
ロット1、ロット2の処理終了予定日時=TL22より
も先なので、処理可能ロット設定工程330にて、処理
可能候補ロット=ロット1をトラブル時稼動可能状態で
処理可能なロットとして設定する。
示すように、メンテナンス予定日時=TM10は、ロッ
ト1の処理終了予定日時=TL12よりも後で、かつ、
ロット1、ロット2の処理終了予定日時=TL22より
も先なので、処理可能ロット設定工程330にて、処理
可能候補ロット=ロット1をトラブル時稼動可能状態で
処理可能なロットとして設定する。
【0080】次に、処理可能ロット検出工程335に
て、処理可能ロット設定工程330で処理可能な待ちロ
ットが設定されているかどうかを検出する。ここでは、
待ちロット=ロット1が検出される。
て、処理可能ロット設定工程330で処理可能な待ちロ
ットが設定されているかどうかを検出する。ここでは、
待ちロット=ロット1が検出される。
【0081】以上で、トラブル発生直後にトラブル復旧
作業を開始することが可能な場合の図5に示す処理可能
ロット判定工程205の詳細な説明を終了する。
作業を開始することが可能な場合の図5に示す処理可能
ロット判定工程205の詳細な説明を終了する。
【0082】次に、ウエハ処理能力判定工程130でウ
エハ処理能力が0より大きく、かつ、処理可能ロット判
定工程205で処理可能ロットが存在すると判定された
ので、装置稼動状態更新工程135にて、装置1の稼動
状態をトラブル時稼動可能状態(状態識別符号1、状態
識別符号2)=(1、2)と設定する。
エハ処理能力が0より大きく、かつ、処理可能ロット判
定工程205で処理可能ロットが存在すると判定された
ので、装置稼動状態更新工程135にて、装置1の稼動
状態をトラブル時稼動可能状態(状態識別符号1、状態
識別符号2)=(1、2)と設定する。
【0083】次に、装置稼動状態更新工程135で装置
稼動状態がトラブル時稼動可能状態(状態識別符号1、
状態識別符号2)=(1、2)と設定されたので、装置
制御手順設定工程140にて、トラブル時稼動可能状態
専用の装置制御手順を設定する。ここでは、スロット番
号1〜25の中で、1〜20までを使用可能(0=O
K)、21〜25までを使用不可能(1=NG)という
情報を設定している。
稼動状態がトラブル時稼動可能状態(状態識別符号1、
状態識別符号2)=(1、2)と設定されたので、装置
制御手順設定工程140にて、トラブル時稼動可能状態
専用の装置制御手順を設定する。ここでは、スロット番
号1〜25の中で、1〜20までを使用可能(0=O
K)、21〜25までを使用不可能(1=NG)という
情報を設定している。
【0084】次に、装置制御信号送信工程145にて、
装置制御手順設定工程140で設定された図11に示す
装置制御手順情報1100に従って装置制御信号を装置
へ送信する。ここでは、スロット番号1〜20までが使
用可能という装置制御手順情報1100が送信された装
置は、1〜20までのスロットのみ存在するものとして
制御される。
装置制御手順設定工程140で設定された図11に示す
装置制御手順情報1100に従って装置制御信号を装置
へ送信する。ここでは、スロット番号1〜20までが使
用可能という装置制御手順情報1100が送信された装
置は、1〜20までのスロットのみ存在するものとして
制御される。
【0085】また、作業指示工程150にて、装置制御
手順設定工程140で設定された装置制御手順情報11
00に従って作業者に対して作業指示をする。ここで
は、装置1はトラブルであるがウエハの処理が可能であ
ることを指示するとともに、トラブル発生直後にトラブ
ル復旧作業を開始することが不可能な場合は、ロット
1、ロット2についてロット処理の指示をする。また、
トラブル発生直後にトラブル復旧作業を開始することが
可能な場合は、ロット1の処理を指示する。
手順設定工程140で設定された装置制御手順情報11
00に従って作業者に対して作業指示をする。ここで
は、装置1はトラブルであるがウエハの処理が可能であ
ることを指示するとともに、トラブル発生直後にトラブ
ル復旧作業を開始することが不可能な場合は、ロット
1、ロット2についてロット処理の指示をする。また、
トラブル発生直後にトラブル復旧作業を開始することが
可能な場合は、ロット1の処理を指示する。
【0086】以上のように、第2の実施の形態によれ
ば、装置稼動状態が正常稼動ではないと判定された場合
でも、装置状態信号収集工程105で収集された装置状
態信号か、あるいはトラブル情報登録工程110で登録
されたトラブル情報を基に装置のウエハ処理能力を0以
上かつ1よりも小さい実数値として計算するウエハ処理
能力計算工程125と、ウエハ処理能力計算工程125
で計算した装置のウエハ処理能力が0に等しいか、0よ
りも大きいかを判定するウエハ処理能力判定工程130
と、ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、トラブル発
生直後に処理可能な待ちロットが存在するか否かを判定
する処理可能ロット判定工程205と、ウエハ処理能力
判定工程130でウエハ処理能力が0に等しいか、また
は、処理可能ロット判定工程205で処理可能ロットが
存在しない場合、装置の稼動状態をトラブル時稼動不能
状態と設定し、一方、処理可能ロット判定工程205で
処理可能ロットが存在する場合、装置の稼動状態をトラ
ブル時稼動可能状態と設定する装置稼動状態更新工程1
35と、装置稼動状態更新工程135で装置稼動状態が
トラブル時稼動可能状態に設定された場合、トラブル時
稼動可能状態専用の装置制御手順を設定する装置制御手
順設定工程140と、装置制御手順設定工程140で設
定された装置制御手順に従って装置制御信号を装置へ送
信する装置制御信号送信工程145と、装置制御手順設
定工程140で設定された装置制御手順に従って作業者
に対して作業指示をする作業指示工程150とを含む。
ば、装置稼動状態が正常稼動ではないと判定された場合
でも、装置状態信号収集工程105で収集された装置状
態信号か、あるいはトラブル情報登録工程110で登録
されたトラブル情報を基に装置のウエハ処理能力を0以
上かつ1よりも小さい実数値として計算するウエハ処理
能力計算工程125と、ウエハ処理能力計算工程125
で計算した装置のウエハ処理能力が0に等しいか、0よ
りも大きいかを判定するウエハ処理能力判定工程130
と、ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、トラブル発
生直後に処理可能な待ちロットが存在するか否かを判定
する処理可能ロット判定工程205と、ウエハ処理能力
判定工程130でウエハ処理能力が0に等しいか、また
は、処理可能ロット判定工程205で処理可能ロットが
存在しない場合、装置の稼動状態をトラブル時稼動不能
状態と設定し、一方、処理可能ロット判定工程205で
処理可能ロットが存在する場合、装置の稼動状態をトラ
ブル時稼動可能状態と設定する装置稼動状態更新工程1
35と、装置稼動状態更新工程135で装置稼動状態が
トラブル時稼動可能状態に設定された場合、トラブル時
稼動可能状態専用の装置制御手順を設定する装置制御手
順設定工程140と、装置制御手順設定工程140で設
定された装置制御手順に従って装置制御信号を装置へ送
信する装置制御信号送信工程145と、装置制御手順設
定工程140で設定された装置制御手順に従って作業者
に対して作業指示をする作業指示工程150とを含む。
【0087】トラブル発生直後にトラブル復旧作業を開
始することが不可能な場合は、トラブル情報登録工程1
10で登録されたトラブル復旧作業開始予定日時を抽出
するトラブル復旧作業開始予定日時抽出工程305と、
トラブルが発生している装置において、装置が正常稼動
する場合の待ちロットのサイクル時間を抽出するロット
サイクル時間抽出工程315と、ロットサイクル時間抽
出工程315から抽出された待ちロットのサイクル時間
を基に、トラブルが発生してウエハの処理が部分的に可
能な状態の装置での待ちロット処理終了予定日時を計算
するロット処理終了予定日時計算工程320と、トラブ
ル復旧作業開始予定日時抽出工程305で抽出されたト
ラブル復旧作業開始予定日時とロット処理終了予定日時
計算工程320で計算された待ちロット処理終了予定日
時とを比較する日時比較工程325と、日時比較工程3
25で処理終了予定日時がトラブル復旧作業開始予定日
時に等しいか先の場合の待ちロットをトラブル時稼動可
能状態で処理可能なロットとして設定する処理可能ロッ
ト設定工程330と、処理可能ロット設定工程330で
処理可能な待ちロットが設定されているかどうかを検出
する処理可能ロット検出工程335を含む。
始することが不可能な場合は、トラブル情報登録工程1
10で登録されたトラブル復旧作業開始予定日時を抽出
するトラブル復旧作業開始予定日時抽出工程305と、
トラブルが発生している装置において、装置が正常稼動
する場合の待ちロットのサイクル時間を抽出するロット
サイクル時間抽出工程315と、ロットサイクル時間抽
出工程315から抽出された待ちロットのサイクル時間
を基に、トラブルが発生してウエハの処理が部分的に可
能な状態の装置での待ちロット処理終了予定日時を計算
するロット処理終了予定日時計算工程320と、トラブ
ル復旧作業開始予定日時抽出工程305で抽出されたト
ラブル復旧作業開始予定日時とロット処理終了予定日時
計算工程320で計算された待ちロット処理終了予定日
時とを比較する日時比較工程325と、日時比較工程3
25で処理終了予定日時がトラブル復旧作業開始予定日
時に等しいか先の場合の待ちロットをトラブル時稼動可
能状態で処理可能なロットとして設定する処理可能ロッ
ト設定工程330と、処理可能ロット設定工程330で
処理可能な待ちロットが設定されているかどうかを検出
する処理可能ロット検出工程335を含む。
【0088】トラブル発生直後にトラブル復旧作業を開
始することが可能な場合は、待ちロットの納期を抽出す
るロット納期抽出工程405と、トラブルが発生してい
る装置において、トラブル発生直後にトラブル復旧作業
を開始した場合の待ちロットの完了予定日時を計算する
ロット完了予定日時計算工程415と、ロット納期抽出
工程405から抽出された待ちロットの納期とロット完
了予定日時計算工程415で計算された待ちロット完了
予定日時とを比較する日時比較工程425と、日時比較
工程425で完了予定日時が納期よりも後の場合の待ち
ロットをトラブル時稼動可能状態で処理可能なロットの
候補として設定する処理可能候補ロット設定工程430
と、処理可能候補ロット設定工程430で設定されたト
ラブル時稼動可能状態で処理可能なロットの候補につい
て、処理終了予定日時を計算するロット処理終了予定日
時計算工程435と、装置の次回のメンテナンス予定日
時を抽出するメンテナンス予定日時抽出工程437と、
ロット処理終了予定日時計算工程435で計算された処
理可能候補ロットの処理終了予定日時とメンテナンス予
定日時抽出工程437で抽出された装置の次回のメンテ
ナンス予定日時とを比較する日時比較工程440と、日
時比較工程440で処理終了予定日時が次回メンテナン
ス予定日時に等しいか先の場合の処理可能候補ロットを
トラブル時稼動可能状態で処理可能なロットとして設定
する処理可能ロット設定工程330と、処理可能ロット
設定工程330で設定された処理可能な待ちロットが設
定されているかどうかを検出する処理可能ロット検出工
程335を有する処理可能ロット判定工程205を含
む。
始することが可能な場合は、待ちロットの納期を抽出す
るロット納期抽出工程405と、トラブルが発生してい
る装置において、トラブル発生直後にトラブル復旧作業
を開始した場合の待ちロットの完了予定日時を計算する
ロット完了予定日時計算工程415と、ロット納期抽出
工程405から抽出された待ちロットの納期とロット完
了予定日時計算工程415で計算された待ちロット完了
予定日時とを比較する日時比較工程425と、日時比較
工程425で完了予定日時が納期よりも後の場合の待ち
ロットをトラブル時稼動可能状態で処理可能なロットの
候補として設定する処理可能候補ロット設定工程430
と、処理可能候補ロット設定工程430で設定されたト
ラブル時稼動可能状態で処理可能なロットの候補につい
て、処理終了予定日時を計算するロット処理終了予定日
時計算工程435と、装置の次回のメンテナンス予定日
時を抽出するメンテナンス予定日時抽出工程437と、
ロット処理終了予定日時計算工程435で計算された処
理可能候補ロットの処理終了予定日時とメンテナンス予
定日時抽出工程437で抽出された装置の次回のメンテ
ナンス予定日時とを比較する日時比較工程440と、日
時比較工程440で処理終了予定日時が次回メンテナン
ス予定日時に等しいか先の場合の処理可能候補ロットを
トラブル時稼動可能状態で処理可能なロットとして設定
する処理可能ロット設定工程330と、処理可能ロット
設定工程330で設定された処理可能な待ちロットが設
定されているかどうかを検出する処理可能ロット検出工
程335を有する処理可能ロット判定工程205を含
む。
【0089】これにより、トラブル時における装置のウ
エハ処理能力を考慮して装置の稼動状態を設定し、トラ
ブル復旧作業開始までに任意の待機時間が発生する場合
は、装置の状態をトラブル時稼動可能として、ロットを
処理することができる。また、トラブル復旧作業がすぐ
に開始できる場合でも、ロットの納期を遵守できるよう
に、トラブル復旧作業の前にロットを速やかに処理する
ことができる。
エハ処理能力を考慮して装置の稼動状態を設定し、トラ
ブル復旧作業開始までに任意の待機時間が発生する場合
は、装置の状態をトラブル時稼動可能として、ロットを
処理することができる。また、トラブル復旧作業がすぐ
に開始できる場合でも、ロットの納期を遵守できるよう
に、トラブル復旧作業の前にロットを速やかに処理する
ことができる。
【0090】その結果、トラブルに陥った装置で処理を
待っているロットの滞留を防止でき、ロットTATの短
縮化、ロットの納期遵守を実現することができる。
待っているロットの滞留を防止でき、ロットTATの短
縮化、ロットの納期遵守を実現することができる。
【0091】なお、以上の発明において、ロット処理終
了予定日時計算工程320にて、ロットサイクル時間抽
出工程315から抽出された待ちロットのサイクル時間
を基に、トラブル1が発生してウエハの処理が部分的に
可能な状態の装置1での待ちロットのサイクル時間を計
算する際に、ロットを構成するウエハ枚数を使用可能な
スロット数で除算し、割り切れる場合はその商を正常稼
動時のサイクル時間に乗算し、割り切れない場合はその
商+1を正常稼動時のサイクル時間に乗算することにし
たが、バッチ方式の装置の場合は、1バッチで処理可能
なウエハ枚数で複数待ちロットのウエハ枚数を除算して
もよい。また、装置レシピ条件が等しいか否かを組み込
んで1回に処理可能なウエハ枚数を都度計算し、用いて
もよい。
了予定日時計算工程320にて、ロットサイクル時間抽
出工程315から抽出された待ちロットのサイクル時間
を基に、トラブル1が発生してウエハの処理が部分的に
可能な状態の装置1での待ちロットのサイクル時間を計
算する際に、ロットを構成するウエハ枚数を使用可能な
スロット数で除算し、割り切れる場合はその商を正常稼
動時のサイクル時間に乗算し、割り切れない場合はその
商+1を正常稼動時のサイクル時間に乗算することにし
たが、バッチ方式の装置の場合は、1バッチで処理可能
なウエハ枚数で複数待ちロットのウエハ枚数を除算して
もよい。また、装置レシピ条件が等しいか否かを組み込
んで1回に処理可能なウエハ枚数を都度計算し、用いて
もよい。
【0092】また、以上の発明において、ロット処理終
了予定日時計算工程320にて、各待ちロットの部分的
に処理可能な状態の装置1でのサイクル時間を使ってロ
ット処理終了予定日時を計算する際に、優先順位の順番
に各ロットのサイクル時間を足し合わせるとしたが、納
期までの緊急度が高い順番、待ちロットの次工程の装置
の負荷が低い順番に足し合わせるとしてもよい。
了予定日時計算工程320にて、各待ちロットの部分的
に処理可能な状態の装置1でのサイクル時間を使ってロ
ット処理終了予定日時を計算する際に、優先順位の順番
に各ロットのサイクル時間を足し合わせるとしたが、納
期までの緊急度が高い順番、待ちロットの次工程の装置
の負荷が低い順番に足し合わせるとしてもよい。
【0093】また、以上の発明において、日時比較工程
325はトラブル復旧作業開始予定日時抽出工程305
で抽出されたトラブル復旧作業開始予定日時=T12と
ロット処理終了予定日時計算工程320で計算された全
ての待ちロット処理終了予定日時=TL12、TL2
2、TL32、TL42、TL52とを比較するとした
が、各待ちロット処理終了予定日時=TL12、TL2
2、TL32、TL42、TL52をそれぞれ計算する
都度に比較するとしてもよい。
325はトラブル復旧作業開始予定日時抽出工程305
で抽出されたトラブル復旧作業開始予定日時=T12と
ロット処理終了予定日時計算工程320で計算された全
ての待ちロット処理終了予定日時=TL12、TL2
2、TL32、TL42、TL52とを比較するとした
が、各待ちロット処理終了予定日時=TL12、TL2
2、TL32、TL42、TL52をそれぞれ計算する
都度に比較するとしてもよい。
【0094】
【発明の効果】請求項1記載の生産管理方法によれば、
装置を自動的に制御し、また作業者へ作業を指示する生
産管理方法において、まず、装置から収集したウエハ処
理待機時、ウエハ処理時、異常発生時などの状態を示す
信号と、トラブル発生装置、発見者、発生日時、内容、
復旧作業開始予定日時、復旧予定日時、復旧日時などの
トラブルに関する情報とから装置の稼動状態を設定し、
装置稼動状態が正常稼動ではないと判定された場合、装
置状態信号か、あるいはトラブル情報を基に装置のウエ
ハ処理能力を0以上かつ1よりも小さい実数値として計
算する。ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、かつ、
トラブル発生直後に処理可能ロットが存在する場合、装
置の稼動状態をトラブル時稼動可能状態と設定する。装
置稼動状態がトラブル時稼動可能状態に設定された場
合、トラブル時稼動可能状態専用の装置制御手順を設定
し、設定された装置制御手順に従って装置制御信号を装
置へ送信し装置を自動的に制御したり、作業者に対して
作業指示をする。
装置を自動的に制御し、また作業者へ作業を指示する生
産管理方法において、まず、装置から収集したウエハ処
理待機時、ウエハ処理時、異常発生時などの状態を示す
信号と、トラブル発生装置、発見者、発生日時、内容、
復旧作業開始予定日時、復旧予定日時、復旧日時などの
トラブルに関する情報とから装置の稼動状態を設定し、
装置稼動状態が正常稼動ではないと判定された場合、装
置状態信号か、あるいはトラブル情報を基に装置のウエ
ハ処理能力を0以上かつ1よりも小さい実数値として計
算する。ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、かつ、
トラブル発生直後に処理可能ロットが存在する場合、装
置の稼動状態をトラブル時稼動可能状態と設定する。装
置稼動状態がトラブル時稼動可能状態に設定された場
合、トラブル時稼動可能状態専用の装置制御手順を設定
し、設定された装置制御手順に従って装置制御信号を装
置へ送信し装置を自動的に制御したり、作業者に対して
作業指示をする。
【0095】これにより、トラブル時における装置のウ
エハ処理能力を考慮して装置の稼動状態を設定すること
ができるので、装置から異常という稼動状態信号を受信
した場合でも、装置が部分的にウエハ処理可能と認識し
トラブル時の処理能力に応じてウエハを処理できるよう
に装置を自動的に制御したり作業者へ作業を指示するこ
とができ、常に装置のウエハ処理能力を最大限に活用す
ることができる。
エハ処理能力を考慮して装置の稼動状態を設定すること
ができるので、装置から異常という稼動状態信号を受信
した場合でも、装置が部分的にウエハ処理可能と認識し
トラブル時の処理能力に応じてウエハを処理できるよう
に装置を自動的に制御したり作業者へ作業を指示するこ
とができ、常に装置のウエハ処理能力を最大限に活用す
ることができる。
【0096】その結果、トラブルに陥った装置で処理を
待っているロットの滞留を防止でき、ロットTATの短
縮化、ロットの納期遵守を実現できる。
待っているロットの滞留を防止でき、ロットTATの短
縮化、ロットの納期遵守を実現できる。
【0097】請求項2記載の生産管理方法によれば、請
求項1と同様な効果がある。
求項1と同様な効果がある。
【0098】請求項3記載の生産管理方法によれば、請
求項2と同様な効果がある。
求項2と同様な効果がある。
【0099】請求項4記載の生産管理方法によれば、請
求項2と同様な効果がある
求項2と同様な効果がある
【図1】本発明の第1の実施の形態における生産管理方
法のフローチャートである。
法のフローチャートである。
【図2】本発明の第1の実施の形態における生産管理装
置の構成図である。
置の構成図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態における生産管理方
法のフローチャートである。
法のフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるトラブル発
生直後にトラブル復旧作業を開始不可能な場合の処理可
能ロット判定工程のフローチャートである。
生直後にトラブル復旧作業を開始不可能な場合の処理可
能ロット判定工程のフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるトラブル発
生直後にトラブル復旧作業を開始可能な場合の処理可能
ロット判定工程のフローチャートである。
生直後にトラブル復旧作業を開始可能な場合の処理可能
ロット判定工程のフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態における生産管理装
置の構成図である。
置の構成図である。
【図7】本発明の実施の形態における装置稼動状態信号
の一覧図である。
の一覧図である。
【図8】本発明の実施の形態におけるトラブル情報の一
覧図である。
覧図である。
【図9】本発明の実施の形態における装置状態信号情報
の図表である。
の図表である。
【図10】本発明の実施の形態における装置稼動状態の
一覧図である。
一覧図である。
【図11】本発明の実施の形態における装置制御手順情
報の図表である。
報の図表である。
【図12】本発明の実施の形態における待ちロット情報
の一覧図である。
の一覧図である。
【図13】本発明の実施の形態におけるトラブル復旧作
業開始予定日時タイムチャートである。
業開始予定日時タイムチャートである。
【図14】本発明の実施の形態における納期タイムチャ
ートである。
ートである。
【図15】本発明の実施の形態におけるメンテナンス予
定日時タイムチャートである。
定日時タイムチャートである。
【図16】従来の生産管理装置の構成図である。
105 装置状態信号収集工程 110 トラブル情報登録工程 115 装置稼動状態設定工程 120 装置稼動状態判定工程 125 ウエハ処理能力計算工程 130 ウエハ処理能力判定工程 205 処理可能ロット判定工程 135 装置稼動状態更新工程 140 装置制御手順設定工程 145 装置制御信号送信工程 150 作業指示工程 305 トラブル復旧作業開始予定日時抽出工程 315 ロットサイクル時間抽出工程 320 ロット処理終了予定日時計算工程 325 日時比較工程 330 処理可能ロット設定工程 335 処理可能ロット検出工程 405 ロット納期抽出工程 415 ロット完了予定日時計算工程 425 日時比較工程 430 処理可能候補ロット設定工程 435 ロット処理終了予定日時計算工程 437 メンテナンス予定日時抽出工程 440 日時比較工程
Claims (4)
- 【請求項1】 装置制御手順に従って装置を自動的に制
御するとともに、作業指示内容に従って作業者に作業を
指示する生産管理方法であって、装置でのウエハ処理待
機時、ウエハ処理時、異常発生時を含む状態を示す信号
を前記装置から収集する装置状態信号収集工程と、トラ
ブル発生装置、発見者、発生日時、内容、復旧作業開始
予定日時、復旧予定日時、復旧日時を含むトラブルに関
する情報を登録するトラブル情報登録工程と、前記装置
状態信号収集工程で収集された装置状態信号と前記トラ
ブル情報登録工程で登録されたトラブル情報とから装置
の稼動状態を設定する装置稼動状態設定工程と、この装
置稼動状態設定工程で設定された装置稼動状態が正常稼
動か否かを判定する装置稼動状態判定工程と、この装置
稼動状態判定工程で装置稼動状態が正常稼動ではないと
判定された場合、前記装置状態信号収集工程で収集され
た装置状態信号か、あるいは前記トラブル情報登録工程
で登録されたトラブル情報を基に前記装置のウエハ処理
能力を0以上かつ1よりも小さい実数値として計算する
ウエハ処理能力計算工程と、このウエハ処理能力計算工
程で計算した装置のウエハ処理能力が0に等しいか、0
よりも大きいかを判定するウエハ処理能力判定工程と、
ウエハ処理能力が0に等しい場合、装置稼動状態をトラ
ブル時稼動不能状態に設定し、一方、ウエハ処理能力が
0よりも大きい場合、装置稼動状態をトラブル時稼動可
能状態に設定する装置稼動状態更新工程と、この装置稼
動状態更新工程で装置稼動状態がトラブル時稼動可能状
態に設定された場合、トラブル時稼動可能状態専用の装
置制御手順を設定する装置制御手順設定工程と、この装
置制御手順設定工程で設定された装置制御手順に従って
装置制御信号を装置へ送信する装置制御信号送信工程
と、前記装置制御手順設定工程で設定された装置制御手
順に従って作業者に対して作業指示をする作業指示工程
とを含む生産管理方法。 - 【請求項2】 装置制御手順に従って装置を自動的に制
御するとともに、作業指示内容に従って作業者に作業を
指示する生産管理方法であって、前記装置でのウエハ処
理待機時、ウエハ処理時、異常発生時などの状態を示す
信号を前記装置から収集する装置状態信号収集工程と、
トラブル発生装置、発見者、発生日時、内容、復旧作業
開始予定日時、復旧予定日時、復旧日時などのトラブル
に関する情報を登録するトラブル情報登録工程と、前記
装置状態信号収集工程で収集された装置状態信号と前記
トラブル情報登録工程で登録されたトラブル情報とから
前記装置の稼動状態を設定する装置稼動状態設定工程
と、この装置稼動状態設定工程で設定された装置稼動状
態が正常稼動か否かを判定する装置稼動状態判定工程
と、この装置稼動状態判定工程で装置稼動状態が正常稼
動ではないと判定された場合、前記装置状態信号収集工
程で収集された装置状態信号か、あるいは前記トラブル
情報登録工程で登録されたトラブル情報を基に前記装置
のウエハ処理能力を0以上かつ1よりも小さい実数値と
して計算するウエハ処理能力計算工程と、このウエハ処
理能力計算工程で計算した装置のウエハ処理能力が0に
等しいか、0よりも大きいかを判定するウエハ処理能力
判定工程と、ウエハ処理能力が0よりも大きい場合、ト
ラブル発生直後に処理可能な待ちロットが存在するか否
かを判定する処理可能ロット判定工程と、前記ウエハ処
理能力判定工程でウエハ処理能力が0に等しいか、また
は、前記処理可能ロット判定工程で処理可能ロットが存
在しない場合、前記装置の稼動状態をトラブル時稼動不
能状態と設定し、一方、前記処理可能ロット判定工程で
処理可能ロットが存在する場合、前記装置の稼動状態を
トラブル時稼動可能状態と設定する装置稼動状態更新工
程と、この装置稼動状態更新工程で装置稼動状態がトラ
ブル時稼動可能状態に設定された場合、トラブル時稼動
可能状態専用の装置制御手順を設定する装置制御手順設
定工程と、この装置制御手順設定工程で設定された装置
制御手順に従って装置制御信号を前記装置へ送信する装
置制御信号送信工程と、前記装置制御手順設定工程で設
定された装置制御手順に従って作業者に対して作業指示
をする作業指示工程とを含む生産管理方法。 - 【請求項3】 処理可能ロット判定工程は、トラブル発
生直後にトラブル復旧作業を開始することが不可能な場
合、トラブル情報登録工程で登録されたトラブル復旧作
業開始予定日時を抽出するトラブル復旧作業開始予定日
時抽出工程と、トラブルが発生している装置において、
前記装置が正常稼動する場合の待ちロットのサイクル時
間を抽出するロットサイクル時間抽出工程と、このロッ
トサイクル時間抽出工程から抽出された待ちロットのサ
イクル時間を基に、トラブルが発生してウエハの処理が
部分的に可能な状態の装置での待ちロット処理終了予定
日時を計算するロット処理終了予定日時計算工程と、前
記トラブル復旧作業開始予定日時抽出工程で抽出された
トラブル復旧作業開始予定日時と前記ロット処理終了予
定日時計算工程で計算された待ちロット処理終了予定日
時とを比較する日時比較工程と、この日時比較工程で処
理終了予定日時がトラブル復旧作業開始予定日時に等し
いか先の場合の待ちロットをトラブル時稼動可能状態で
処理可能なロットとして設定する処理可能ロット設定工
程と、この処理可能ロット設定工程で処理可能な待ちロ
ットが設定されているかどうかを検出する処理可能ロッ
ト検出工程とを含む請求項2記載の生産管理方法。 - 【請求項4】 処理可能ロット判定工程は、トラブル発
生直後にトラブル復旧作業を開始することが可能な場
合、待ちロットの納期を抽出するロット納期抽出工程
と、トラブルが発生している装置において、トラブル発
生直後にトラブル復旧作業を開始した場合の待ちロット
の完了予定日時を計算するロット完了予定日時計算工程
と、前記ロット納期抽出工程から抽出された待ちロット
の納期と前記ロット完了予定日時計算工程で計算された
待ちロット完了予定日時とを比較する第1の日時比較工
程と、この第1の日時比較工程で完了予定日時が納期よ
りも後の場合の待ちロットをトラブル時稼動可能状態で
処理可能なロットの候補として設定する処理可能候補ロ
ット設定工程と、この処理可能候補ロット設定工程で設
定されたトラブル時稼動可能状態で処理可能なロットの
候補について、処理終了予定日時を計算するロット処理
終了予定日時計算工程と、装置の次回のメンテナンス予
定日時を抽出するメンテナンス予定日時抽出工程と、前
記ロット処理終了予定日時計算工程で計算された処理可
能候補ロットの処理終了予定日時と前記メンテナンス予
定日時抽出工程で抽出された装置の次回のメンテナンス
予定日時とを比較する第2の日時比較工程と、この第2
の日時比較工程で処理終了予定日時が次回メンテナンス
予定日時に等しいか先の場合の処理可能候補ロットをト
ラブル時稼動可能状態で処理可能なロットとして設定す
る処理可能ロット設定工程と、この処理可能ロット設定
工程で設定された処理可能な待ちロットが設定されてい
るかどうかを検出する処理可能ロット検出工程とを含む
請求項2記載の生産管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000037693A JP2001230168A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 生産管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000037693A JP2001230168A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 生産管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001230168A true JP2001230168A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18561548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000037693A Pending JP2001230168A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 生産管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001230168A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8571703B2 (en) * | 2007-09-18 | 2013-10-29 | Tokyo Electron Limited | System, method and storage medium for controlling a processing system |
JP2014072359A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Tokyo Electron Ltd | 基板処理装置、基板搬送方法及び記憶媒体 |
-
2000
- 2000-02-16 JP JP2000037693A patent/JP2001230168A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8571703B2 (en) * | 2007-09-18 | 2013-10-29 | Tokyo Electron Limited | System, method and storage medium for controlling a processing system |
JP2014072359A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Tokyo Electron Ltd | 基板処理装置、基板搬送方法及び記憶媒体 |
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