JP2018194993A - 生産管理システム、生産管理プログラムおよび生産管理方法 - Google Patents

生産管理システム、生産管理プログラムおよび生産管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ラインを流れる複数のワークを適切に識別して、例えばワークごとに異なる加工や検査を施すことのできる生産管理システム等を提供する。【解決手段】生産管理システムは、ラインを流れる複数のワークを順次処理する複数の処理機と、複数の処理機に接続されたシステムサーバとを備え、システムサーバは、複数の処理機のそれぞれから時刻に関連付けられた稼働状況を取得し、稼働状況を処理機に順次到達する複数のワークと対応付けることにより、ラインを流れる複数のワークのそれぞれを識別する。【選択図】図1

Description

本発明は、生産管理システム、生産管理プログラムおよび生産管理方法に関する。
ラインを流れるワークが複数の工程を経て処理される生産システムにおいて、各工程の処理状態を対象となる工程の順番と当該工程で費やされる時間とに基づいて、全体の進捗状況を管理者に提示する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2012−53805号公報
ラインを流れる複数のワークをそれぞれ識別する場合に、ワークにRFIDなどのタグを貼着して個別IDを付与する技術が知られているが、ワークそのものをプレスしたり切削したりする場合には、貼着物を貼着することは現実的ではない。特許文献1に記載の技術をワークの識別に応用しようとしても、工程の順番と当該工程で費やされる時間のみによれば、不具合等により一部のワークがラインから取り出された場合に、識別対象がずれてしまうという問題が生じる。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、ラインを流れる複数のワークを適切に識別して、例えばワークごとに異なる加工や検査を施すことのできる生産管理システム等を提供するものである。
本発明の第1の態様における生産管理システムは、ラインを流れる複数のワークを順次処理する複数の処理機と、複数の処理機に接続されたシステムサーバとを備え、システムサーバは、複数の処理機のそれぞれから時刻に関連付けられた稼働状況を取得し、稼働状況を処理機に順次到達する複数のワークと対応付けることにより、ラインを流れる複数のワークのそれぞれを識別する。
このように処理機の稼働状況を用いることにより、不具合等により一部のワークがラインから取り出された場合であっても、個々のワークを識別することができる。また、ワークごとにIDタグを貼着しなくても良いので、ワークにプレス加工等を施すことができる。また、ワークごとに異なる加工や検査を施すことも可能となる。
また、上記の生産管理システムにおいてシステムサーバは、複数の処理機の一つから稼働中断を表す稼働状況を取得した場合に、当該処理機に対応するワークがラインから取り出されたと認識し、当該処理機よりも後段に配置されている処理機から取得した稼働状況に対しては、ラインから取り出されたワークの次に流れるワークを繰り上げて対応付けるようにしても良い。それぞれの処理機が一つのワークを処理するのであれば、異常検知による稼働中断や管理者やライン責任者である使用者の指示による稼働中断は、ワークに何らかの不具合が生じたものと想定し、そのワークは取り出されたものと管理することができる。このような簡単な対応付けにより、個々のワークの識別を確実なものにすることができる。
また、システムサーバは、複数の処理機のいずれかから複数のワークのいずれかが取り出されたと認識した場合に、当該ワークがラインに再投入されるまでの時間である取出経過時間を取得し、稼働中断に関連付けられた時刻から取出経過時間が経過した時刻以降の最初の時刻に関連付けられた稼働状況と再投入された当該ワークとを対応付けることにより、ラインを再度流れる当該ワークを識別しても良い。時間情報を取得すれば、一度に複数のワークがラインから取り出された場合であっても、それぞれのワークが再投入されたことを正しく識別することができる。このとき、上記の生産管理システムは、システムサーバに対して、使用者が操作することにより時間情報を送信する操作端末を備えても良い。使用者がそのような操作端末を所持していれば、それぞれの処理機を操作する手間などが省け、効率的な運用が可能となる。
また、システムサーバは、複数の処理機のいずれかから前記複数のワークのいずれかが取り出され、予め定められた時間が経過するまでに、当該ワークが前記ラインに再投入されたことが認識できない場合は、当該ワークを廃棄ワークとして管理しても良い。このように管理することにより、処理機から取り出されたままのワークを適切に認識することができ、ひいては正常に処理されるワークを確実に識別することができる。
また、上記の生産管理システムは、システムサーバに接続された統合サーバを備え、システムサーバは、予め定められたタイミングで複数のワークの識別情報を統合サーバへ転送するように構成しても良い。このように上位のサーバを備えることにより、ラインをそれぞれ管理する複数のシステムサーバを統括的にコントロールすることができ、あるラインで生じた不具合を修正する処理条件等を、ラインを超えて適用することができる。また、システムサーバとインターネットを介して接続された統合サーバでワークの識別情報を統括的に管理することにより、例えば工場全体のワークを管理することができる。
このとき、統合サーバは、識別情報により、複数のワークのうち、複数の処理機のいずれかから取り出されたと認識され、かつラインに再投入されていないと認識されるワークを廃棄ワークとして扱っても良い。このような構成を採用すれば、ワークの廃棄判断を統合サーバで行うので、所在不明なワークを生じさせない。
また、複数の処理機の少なくともいずれかは、システムサーバの識別状況に基づいて、複数のワークのそれぞれに定められた処理を施しても良い。本生産管理システムによれば、個々のワークは適切に識別されるので、それぞれのワークに異なる処理を施すことができる。すなわち、一つのラインで多数の製品に対応する加工や処理を行うことができる。
本発明の第2の態様における生産管理プログラムは、ラインを流れる複数のワークを順次処理する複数の処理機に接続されたシステムサーバに実行させる生産管理プログラムであって、複数の処理機のそれぞれから時刻に関連付けられた稼働状況を取得する取得ステップと、取得した稼働状況に基づいてラインを流れる複数のワークのそれぞれを識別する識別ステップとを実行させる。このようなプログラムをシステムサーバで実行することにより、不具合等により一部のワークがラインから取り出された場合であっても、個々のワークを識別することができる。また、ワークごとにIDタグを貼着しなくても良いので、ワークにプレス加工等を施すことができる。また、ワークごとに異なる加工や検査を施すことも可能となる。
本発明の第3の態様における生産管理方法は、ラインを流れる複数のワークを順次処理する複数の処理機と複数の処理機に接続されたシステムサーバとを用いた生産管理方法であって、システムサーバが、複数の処理機のそれぞれから時刻に関連付けられた稼働状況を取得する取得ステップと、システムサーバが、取得した稼働状況に基づいてラインを流れる複数のワークのそれぞれを識別する識別ステップとを有する。このような生産管理方法採用することにより、不具合等により一部のワークがラインから取り出された場合であっても、個々のワークを識別することができる。また、ワークごとにIDタグを貼着しなくても良いので、ワークにプレス加工等を施すことができる。また、ワークごとに異なる加工や検査を施すことも可能となる。
本発明により、ラインを流れる複数のワークを適切に識別して、例えばワークごとに異なる加工や検査を施すことのできる生産管理システム等を提供することができる。
生産管理システムの全体の構成を示す全体概念図である。 各処理機の構成を示すブロック図である。 システムサーバの構成を示すブロック図である。 操作端末の構成を示すブロック図である。 統合サーバの構成を示すブロック図である。 ワークがラインを流れる様子を示す概念図である。 ワークが正常に流れているときのワークの紐付けを説明する図である。 ワークに不具合が生じたときの、ワークがラインを流れる様子を示す概念図である。 不具合が生じた処理機の稼働状況の例を示す図である。 不具合が生じたワークに対する端末情報の例を示す図である。 ワークに不具合が生じたときのワークの紐付けの一例を説明する図である。 個々のワークの識別情報を示す図である。 不具合が生じた処理機の稼働状況の他の例を示す図である。 不具合が生じたワークに対する端末情報の他の例を示す図である。 ワークに不具合が生じたときのワークの紐付けの他の例を説明する図である。 システムサーバの処理フローを示すフロー図である。 統合サーバの処理フローを示すフロー図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。
図1は、生産管理システム100の全体の構成を示す全体概念図である。本実施形態に係る生産管理システム100は、例えば金属素材を成形し成形品が許容誤差の範囲内に収まっているかを検査する生産ラインを制御、管理するシステムである。
未加工品トレイ810に収容された加工前のワークWは、一つずつ取り出されて順次ライン820に投入され、第1工程から第n工程までのそれぞれに対応する処理機110(110−1、110−2、…110−n)に処理されて、完成品となって完成品トレイ830に収容される。それぞれの処理機110は、ライン820を順次流れてくるワークを一つずつ処理する。それぞれの処理機110は、イントラネット210に接続されている。また、システムサーバ120も、イントラネット210に接続されており、それぞれの処理機110との間で情報や制御指令の授受を行う。
処理機110のそれぞれは、例えばワークを成形するプレス加工機であったり、成形されたワークを測定検査する測定検査機だったりする。各処理機110における処理は、当該処理が加工処理であれば、ワークWに対して常に想定された加工を施すことができるわけではなく、当該処理が測定検査であれば、成形されたワークWが常に許容範囲に収まるわけではない。したがって、例えばワークWのプレス中に異常が生じたり、許容範囲に収まらないワークWを検出したりすれば、処理機110は停止して、生産ラインの管理者であるオペレータOPに当該ワークWの確認、手当て等を促す。
処理機110が停止した場合には、当該処理機110が処理の対象としていたワークWは、ライン820から取り出されて(ハネ出し)、ライン外の例えば処置台840で何らかの処置を受ける。処置を受け、ライン820に戻しても良いとオペレータOPに判断された当該ワークWは、当該処理機110に戻され、再びライン820上を流れる。
オペレータOPは、例えばタブレット端末である操作端末130を携帯しており、ハネ出しに関わるワークWの記録を操作端末130に入力する。入力された情報は、イントラネット210に接続された無線ルーター150を介して、システムサーバ120へ送られる。また、オペレータOPは、未加工品トレイ810から加工前のワークWをライン820へ投入するときに、ライン820へ投入したワークWの個数や投入時刻を操作端末130に入力して、システムサーバ120へ送信しても良い。同様に、ライン820から完成品のWを回収して完成品と例830へ収容するときに、ライン820から回収したワークWの個数や取出し回収時刻を操作端末130に入力して、システムサーバ120へ送信しても良い。投入時点と回収時点でこのような情報をシステムサーバ120へ送信すると、後述するワークWの識別、管理において、その精度を向上させることができる。
なお、各処理機110とイントラネット210との接続は、無線ルーター150を介した無線接続であっても良く、また、各操作端末130とイントラネット210との接続は、有線接続であっても良い。また、システムサーバ120と、各処理機110、各操作端末130とを接続するネットワークは、インターネット220であっても構わない。
システムサーバ120は、インターネット220を介して、統合サーバ140と接続されている。統合サーバ140は、図示する生産管理システム100におけるシステムサーバ120に限らず、例えば工場内の他のラインを管理するシステムサーバ120とも接続されている。統合サーバ140は、各システムサーバ120からワークWの処理に関する様々な情報を収集して、ワークWの管理を行ったり、工程改善のための解析を行ったりする。
図2は、各処理機110の構成を示すブロック図である。処理機110は、主に、制御部111、通信IF112、操作部113、処理機構部114、タイマー115および情報DB116を備える。制御部111は、例えばCPUであり、処理機110の全体を制御する。通信IF112は、イントラネット210と接続するためのインターフェースであり、例えばLANユニットである。操作部113は、オペレータOPの操作を受け付ける、例えば押圧ボタンやタッチパネルであり、停止や再稼働の指示を受け付けて制御部111へ伝達する。
処理機構部114は、担う工程の処理を実行する機構部であり、例えばプレス機であればプレス機構である。タイマー115は、処理機構部114の処理実行時刻や停止時刻を同定するための時計である。タイマー115が保持する時刻は、イントラネット210を介して、全ての処理機110間で同期が図られる。情報DB116は、例えばHDDであり、処理機110の稼働状況を記憶する記憶部である。
監視部111aは、制御部111が担う機能実行部として、処理機110の稼働状況を監視する。具体的には、処理機構部114が正常に処理を実行したか、異常を検知して異常停止したか、操作部113が操作されて任意停止したか等の稼働状況を、タイマー115から取得した当該イベントの発生時刻に関連付けて生成する。生成された稼働状況は、通信状態等の都合に合わせて、一旦情報DB116へ記憶された後にシステムサーバ120へ送信されるか、直接的にシステムサーバ120へ送信される。
図3は、システムサーバ120の構成を示すブロック図である。システムサーバ120は、主に、制御部121、通信IF122、操作部123、基準タイマー125および管理DB126を備える。制御部121は、例えばCPUであり、システムサーバ120の全体を制御する。通信IF122は、イントラネット210およびインターネット220と接続するためのインターフェースであり、例えばLANユニットである。操作部123は、システム管理者の操作を受け付ける、例えばキーボードであり、設定の変更等を受け付けて制御部111へ伝達する。
基準タイマー125は、生産管理システム100で共有する基準時刻を保持しており、基準時刻は、イントラネット210を介して処理機110および操作端末130へ送信され、ライン820を流れるワークWに関わる全ての処理機110間および全ての操作端末130間で時刻の同期が図られる。管理DB126は、例えばHDDであり、各処理機110から送られてくる稼働状況等を記憶すると共に、生産管理システム100が管理するワークWの識別情報を記憶する記憶部である。
紐付部121aは、制御部121が担う機能実行部として、各処理機110から送られてくる稼働状況、操作端末130から送られてくる端末情報を用いて、ライン820を流れるワークWと識別IDとを紐付け、それぞれのワークWを識別する。ワークWに紐付けられた識別IDは、各処理機110によって処理された処理時刻を包含する識別情報として管理DBに記憶される。
図4は、操作端末130の構成を示すブロック図である。操作端末130は、主に、制御部131、通信IF132、操作部133、タイマー135および端末DB136を備える。制御部131は、例えばCPUであり、操作端末130の全体を制御する。通信IF132は、イントラネット210と接続するためのインターフェースであり、例えばWi−Fi(登録商標)ユニットである。操作部133は、システム管理者の操作を受け付ける、例えば押圧ボタンやタッチパネルであり、ワークWの取出しや再投入に関するタイミング入力等を受け付けて制御部111へ伝達する。
タイマー135は、ワークWの取出しや再投入に関する時刻等を同定するための時計である。タイマー135が保持する時刻は、イントラネット210を介して、全ての操作端末130間で同期が図られる。端末DB116は、例えばHDDであり、ワークWの取出しや再投入に関する時刻等を纏めた端末情報を記憶する記憶部である。
図5は、統合サーバ140の構成を示すブロック図である。統合サーバ140は、主に、制御部141、通信IF142およびシステムDB146を備える。制御部141は、例えばCPUであり、統合サーバ140の全体を制御する。通信IF142は、インターネット220と接続するためのインターフェースであり、例えばLANユニットである。システムDB146は、例えばHDDであり、各システムサーバ120から送られてくるワークWの識別情報や、各処理機110の稼働状況等を記憶する記憶部である。
制御部121は、機能実行部として、廃棄判断部141a、データ解析部141b、設定変更部141cを担う。廃棄判断部141aは、収集した情報を参照して、所在が不確かなワークWを廃棄扱いとするか否かを判断する。データ解析部141bは、各処理機110の稼働状況を参照して不具合が生じる条件等を解析する。設定変更部141cは、データ解析部141bが行った解析に基づいて、対象とする処理機110の最適設定を定め、システムサーバ120を介して対象とする処理機110の設定を当該最適設定に変更する。
次に、ライン820を流れるワークWの識別について説明する。図6は、ワークWがライン820を流れる様子を示す概念図である。ここでは、複数の処理機110のうち、k-1番目の工程である工程K−1の処理を担う処理機110k−1と、次の工程である工程Kの処理を担う処理機110に着目する。
複数のワークWは、先頭のワークWから順にW、W、W…のように、ライン820上を流れている。図においては、ワークWが処理機110の処理を終えて次工程に送られており、ワークWが処理機110の処理を受けており、ワークWが処理機110k−1の処理を終えての処理機110処理を待っている状態であり、ワークWが処理機110k−1の処理を受けている様子を示している。このように、処理機110k−1、110は、一度に一つのワークWを処理する。
処理機110k−1、110による各ワークの処理が問題なく実行されているのであれば、ワークW、W、W、W…はライン820上を順番に正常に流れる。図7は、ワークが正常に流れているときのワークの紐付けを説明する図である。
図6に示すようにワークW、W、W、W…がライン820上を正常に流れるのであれば、システムサーバ120の紐付部121aは、ワークW、W、W、W…を順に識別ID1001、ID1002、ID1003、ID1004…に紐付ける(対応づける)ことができる。より具体的には、例えば図示するように、工程K−1を担う処理機110k−1の稼働状況として、12時58分36秒、12時59分18秒、12時59分53秒、13時00分32秒の順に正常処理が行われたという情報と、工程Kを担う処理機110の稼働状況として、13時02分01秒、13時02分38秒、13時03分13秒、13時03分42秒の順に正常処理が行われたという情報とが得られたとする。この場合、ワークWは、工程K−1を12時58分36秒、工程Kを13時02分01秒に通過したと判断でき、これに識別ID1001を紐付けることが可能である。同様に、ワークWは、工程K−1を12時59分18秒、工程Kを13時02分38秒に通過したと判断でき、これに識別ID1002を紐付けることが可能である。ワークWは、工程K−1を12時59分53秒、工程Kを13時03分13秒に通過したと判断でき、これに識別ID1003を紐付けることが可能である。ワークWは、工程K−1を13時00分32秒、工程Kを13時03分42秒に通過したと判断でき、これに識別ID1004を紐付けることが可能である。
すなわち、システムサーバ120の制御部121は、ワークW自体に予めIDタグなどが貼着されていなくても、各処理機110の正常処理時刻が把握できれば、各ワークWと識別IDを紐付けることができ、ライン820上の各ワークを識別、把握することができる。しかしながら、ワークWは、各処理機110で正常に処理されるばかりでなく、時には不具合が発生することがある。例えば処理機110がプレス加工機であれば、ワークWのプレス中に異常が生じることがある。そのような場合には、オペレータOPがそのワークWを処理機110から取出して、異常の点検をしたり、ワークWを手作業で修正したりする。このように、ワークWがライン820から取り出されてしまうと、ライン820を流れるワークWの前後関係が変化してしまい、図7で示すワークWと識別IDの紐付けが成立しなくなる。そこで、本実施形態においては、各処理機110の稼働状況を利用することにより、ワークWと識別IDの紐付けを正しく行う。
図8は、ワークWに不具合が生じたときの、ワークWがライン820を流れる様子を示す概念図である。図8(a)は、ワークWが処理機110で処理されているときに不具合が生じ、ライン820から取り出されて処置台840に移された様子を示す。ワークWは、処理機110で正常に処理され、すでに次工程に向かっているとする。
処理機110の監視部111aは、処理に不具合が生じたことを検知すると、異常停止を実行してワークWの処理を中断する。あるいは、オペレータOPが異常処理を発見した場合には、オペレータOPは、操作部113の緊急停止ボタンを操作して処理機110を異常停止させ、ワークWの処理を中断させる。いずれにしても監視部111aは、異常停止した事実とその時刻を稼働状況として生成し、通信IF112を介してシステムサーバ120へ送信する。通信が確立しない場合は、一旦情報DB116に記憶する。
オペレータOPは、操作端末130に発生工程である工程Kと取出し時刻を入力する。そして、ワークWに対して、あるいは処理機110に対して、ワークWを再投入するための処置を施す。
図8(b)は、処理機110で再処理されるように、ワークWをライン820へ再投入する様子を示す。この時点では、すでにワークWが処理機110によって正常に処理され、ワークWに続いて次工程に向かっているとする。すなわち、ワークWは、ワークWとワークWの間に投入される。
具体的には、オペレータOPは、ワークWを再投入しようとした時点で処理されているワークWの処理が終わるのを待って、操作部113を操作して処理機110を通常停止させる。そして、ワークWを所定位置にセットしたら、操作部113を操作して再稼働させる。また、オペレータOPは、操作端末130に発生工程である工程Kと再投入時刻を入力する。これにより、ワークWの取出しから再投入までの一連の作業が完了するので、操作端末130の制御部131は、この作業に関して記述した端末情報を、通信IF132を介してシステムサーバ120へ送信する。通信が確立しない場合は、一旦端末DB136に記憶する。
図9は、不具合が生じた処理機110の稼働状況の例を示す図である。稼働状況は、上述のように、処理機110の監視部111aが生成する。
稼働状況は、図示するように、処理機110kが担う工程の識別IDである「工程K」に、個々の稼働時刻とその稼働内容を順次列挙したリストとして作成される。図9は、図8の状況下で作成された稼働状況の一例である。稼働状況にはワークWとの関係は記述されないが、13時02分01秒にワークWが正常に処理され、13時02分35秒にワークWの処理中に異常停止が発生してワークWが取り出され、13時06分15秒にワークWが正常に処理されたことが解析できる。続いて、13時06分52秒にはオペレータOPの操作によって停止され取り出されていたWが再投入され、13時07分10秒にWが正常に処理され、13時07分53秒にワークWが正常に処理されたことが解析できる。
図10は、不具合が生じたワークWに対する端末情報の例を示す図である。端末情報は、上述のように、操作端末130の制御部131が生成する。
図10(a)は、オペレータOPが入力した取出し時刻と再投入時刻を直接的に表現した端末情報の例である。具体的には、図示するように、取出しが発生した処理機110kが担う工程の識別IDである「工程K」に、取出し時刻と再投入時刻が関連付けられたリストとして作成される。図10(b)は、オペレータOPが入力した取出し時刻と、再投入時刻までの時間である取出し時間で表現した情報端末の例である。具体的には、図示するように、取出しが発生した処理機110kが担う工程の識別IDである「工程K」に、取出し時刻と、再投入までに要した時間が関連付けられたリストとして作成される。
システムサーバ120の紐付部121aは、図9に示す稼働状況と図10に示す端末情報を取得すると、これらの情報を突き合わせることにより、13時02分35秒の異常停止において取り出されたワークWが、13時06分52秒の任意停止において再投入されたことが把握できる。すなわち、ワークWがワークWとワークWの間に再投入されたことを把握でき、ライン820上の全てのワークWをそれぞれの識別IDに紐付けることができる。
図11は、図7と同様の形式により、図8の状況におけるワークWの紐付けを説明する図である。工程K−1まではライン820に投入された順にワークが処理され、工程Kで、上述のようにワークWがワークWとワークWの間に再投入されたと判断されると、工程Kでは、ワークW、W、W、Wの順に処理されたことになるように紐付が修正される。
具体的には、ワークWは、工程K−1を12時58分36秒、工程Kを13時02分01秒に通過したと判断し、これに識別ID1001を紐付ける。ワークWは、工程K−1を12時59分18秒、工程Kを13時07分10秒に通過したと判断し、これに識別ID1002を紐付ける。ワークWは、工程K−1を12時59分53秒、工程Kを13時06分15秒に通過したと判断し、これに識別ID1003を紐付ける。ワークWは、工程K−1を13時00分32秒、工程Kを13時07分53秒に通過したと判断し、これに識別ID1004を紐付ける。
すなわち、システムサーバ120は、処理機の一つから稼働中断を表す稼働状況を取得した場合に、当該処理機に対応するワークWがライン820から取り出されたと認識し、当該処理機よりも後段に配置されている処理機から取得した稼働状況に対しては、ライン820から取り出されたワークWの次に流れるワークWを繰り上げて対応付ける。また、
システムサーバ120は、処理機のいずれかからワークWのいずれかが取り出されたと認識した場合に、当該ワークWがライン820に再投入されるまでの時間である取出経過時間の情報を取得し、稼働中断に関連付けられた時刻から取出経過時間が経過した時刻以降の最初の時刻に関連付けられた稼働状況と再投入された当該ワークWとを対応付けることにより、ライン820を再度流れる当該ワークWを識別する。
隣接する工程間でこのような紐付が行えれば、それぞれのワークWに対してライン820の全行程である工程1から工程Nまで識別IDを確定することができる。図12は、個々のワークWの識別情報の一例を示す図である。図示する識別情報によれば、識別IDxxxxは、ライン820上のワークWと紐付けられ、ワークWは、工程1を12時18分05秒、工程2を12時22分23秒…、工程Nを13時02分01秒に通過して、一連の処理が完了したことがわかる。また、工程Nに達していない途中の段階でも、それまでに通過した工程における処理時刻が記述されている識別IDに対応するワークWについては、他のワークWと識別することができる。このように、システムサーバ120は、処理機のそれぞれから時刻に関連付けられた稼働状況を取得し、稼働状況を処理機に順次到達する複数のワークWと対応付けることにより、ライン820を流れるそれぞれのワークWを識別することができる。
さらに複雑な例について説明する。図13は、不具合が生じた処理機110の稼働状況の他の例を示す図である。図示する処理機110の稼働状況は、図9で示した稼働状況と同様の形式で作成されている。
この稼働状況からは、13時02分01秒にワークWが正常に処理され、13時02分35秒にワークWの処理中に異常停止が発生してワークWが取り出され、13時06分15秒にワークWが正常に処理されたことが解析できる。続いて、13時06分52秒にワークWの処理中に異常停止が発生してワークWが取り出され、13時07分10秒にワークWが正常に処理されたことが解析できる。
次に、13時07分53秒にオペレータOPの操作によって停止されるが、すでにワークWとワークWが取り出されているので、この時点で再投入されたワークWがいずれであるかは、稼働状況のみからは判断できない。ここで再投入されたワークWは、13時08分05秒に正常に処理されている。続いて、13時08分20秒にオペレータOPの操作によって停止されるが、この時点で再投入されたワークWは、ワークWとワークWのうち、13時07分53秒の時点で投入されたワークWではないワークWである。ここで再投入されたワークWは、13時08分30秒に正常に処理されている。
すなわち、紐付部121aは、稼働状況の情報のみからは、ワークWとワークWを識別することができない。そこで、操作端末130の端末情報を利用する。図14は、このような状況に対応する端末情報の一例を示す図である。図示するように、端末情報は、取出しが発生した処理機110kが担う工程の識別IDである「工程K」に、取出し時刻と再投入時刻、および仮IDが関連付けられたリストとして作成される。
例えば、一つ目のワークWが取り出された時点で仮IDとしてk001を与える。そして、k001が与えられたワークWを再投入する時には、オペレータOPは、k001を指定した上で再投入時刻を入力する。つまり、オペレータOPは、取出し時刻と再投入時刻とを仮IDを介して対応付ける。図の端末情報を参照すると、先に取り出された仮IDk001のワークWの方が、後から取り出された仮IDk002のワークWよりも後に再投入されていることがわかる。したがって、紐付部121aは、図13の稼働状況と突き合わせて、13時08分05秒における正常処理はワークWに対する処理であり、13時08分30秒における正常処理はワークWに対する処理であると識別することができる。
図15は、図11と同様の形式により、図13と図14で示された例に対するワークWの紐付けを説明する図である。工程K−1まではライン820に投入された順にワークが処理され、工程Kで、上述のようにワークWがワークWの後に投入され、ワークWがワークWの後に投入されたと判断されると、工程Kでは、ワークW、W、W、W、Wの順に処理されたことになるように紐付が修正される。
次に、システムサーバ120の処理フローについて説明する。図16は、システムサーバ120の処理フローを示すフロー図である。フローは、ライン820の稼働開始と共に開始される。
制御部111は、ステップS101で、基準タイマー125の時刻を読み出し、各処理機110と各操作端末130へ基準時刻として送信する。各処理機110では、タイマー115の時刻を受信した基準時刻に更新する。各操作端末130では、タイマー135の時刻を受信した基準時刻に更新する。これにより、システムサーバ120、各処理機110、各操作端末130のタイマーの同期が図られる。
タイマーの同期作業が完了したら、制御部121は、ステップS102へ進み、各処理機110へ稼働許可信号を送信する。各処理機110は、稼働許可信号を受けて、ライン820を流れてくるワークWに対する処理を開始する。
制御部121は、ステップS103で、各処理機110の稼働状況を取得し、ステップS104で、各操作端末130の端末情報を取得する。具体的には、各処理機110の監視部111aは、処理が実行されるごとに稼働状況を生成し、イントラネット210を介してシステムサーバ120へ送る。システムサーバ120の制御部121は、それぞれの処理機110から送られてくる稼働状況を逐次受信し、管理DB126に記憶した当該処理機110の稼働状況を更新する。制御部121は、ステップS103のタイミングで、対象とする処理機110の稼働状況を管理DB126から読み出すことにより当該稼働状況を取得する。また、各操作端末130の制御部131は、端末情報を生成すると、イントラネット210を介してシステムサーバ120へ送る。システムサーバ120の制御部121は、それぞれの操作端末130から送られてくる端末情報を逐次受信し、管理DB126に記憶する。制御部121は、ステップS104のタイミングで、対象とする処理機110に関連する端末情報を選択して読み出すことにより当該端末情報を取得する。
紐付部121aは、ステップS105で、取得した稼働状況と端末情報を突き合わせて、ライン820上を流れるそれぞれのワークWに対応する識別IDを紐付ける。これにより、ライン820を流れているそれぞれのワークWを識別することができる。紐付部121aは、紐付けにより生成した識別情報を管理DB126に記憶し、新たな紐付を行うたびに当該識別情報を更新する。
紐付部121aは、ステップS106へ進み、稼働状況と端末情報とから、取り出されたものの再投入されていないワークWが存在するか否かを判断する。再投入されていないワークWが存在しないと判断したらステップS109へ進み、再投入されていないワークWが存在すると判断したらステップS107へ進む。
紐付部121aは、ステップS107へ進むと、再投入されていないワークWが、取り出されてからどれくらいの時間が経過したかを確認する。そして、確認した時間が所定時間に達していなければステップS109へ進み、所定時間に達していればステップS108へ進む。ここで、所定時間は、再投入が見込まれないと推定される時間が予め設定されている。紐付部121aは、ステップS108へ進むと、対象とするワークWを廃棄扱いとする。すなわち、完成品トレイ830には収容されないワークWと認識する。廃棄扱いされたワークWについても、識別情報を生成して管理DB126に記憶する。
制御部121は、ステップS109で、1ロット分のワークWの処理が完了したか否かを判断する。例えば、工程Nまで到達したワークWの数と廃棄扱いにしたワークWの数の和が、ライン820へ投入したワークWの数に等しくなった場合に、1ロット分のワークWの処理が完了したと判断する。完了していないと判断したらステップS103へ戻り、一連の処理を繰り返す。完了したと判断したら、ステップS110へ進む。
制御部121は、ステップS110で、各処理機110へ稼働停止信号を送信し、処理機110の稼働を停止させる。そして、ステップS111で、生成した識別情報を統合サーバ140へ転送し、一連の処理を終了する。
次に、統合サーバ140の処理フローについて説明する。図17は、統合サーバ140の処理フローを示すフロー図である。フローは、統合サーバ140の電源がオンにされて開始する。
統合サーバ140の制御部141は、ステップS201で、各システムサーバ120から転送されてくる新たな識別情報を受信したか否かを判断する。受信していないと判断したらステップS206へ進み、受信したと判断したらステップS202へ進む。
データ解析部141bは、受信した識別情報を解析する。具体的には、不具合を多く発生させる処理機110、不具合が発生する時間帯などを解析する。識別情報に付随してワークWの素材情報や、処理機110の周辺環境に関する情報等も取得すれば、不具合発生における素材や環境との相関関係も解析できる。解析情報は、管理者に提示される。
廃棄判断部141aは、ステップS203で、取得した識別情報により、ワークWのうち、いずれかの処理機110から取り出されたと認識され、かつライン820に再投入されていないと認識されるワークWを廃棄ワークと判断する。システムサーバ120で廃棄ワークが完全に把握されていればここで新たに廃棄ワークと判断されるものは存在しないが、漏れが生じていた場合にはこの段階で廃棄ワークと確定される。あるいは、システムサーバ120では廃棄ワークの判断を行わず、この段階で廃棄ワークを確定させても良い。
制御部141は、ステップS205で、ライン820の稼働が開始されるか否かを判断する。開始されないと判断したらステップS206へ進む。開始されると判断したらステップS205へ進む。
設定変更部141cは、ステップS205で、データ解析部141bが解析した結果から、処理機110の最適設定を定め、システムサーバ120を介して対象とする処理機110の設定を当該最適設定に変更する。
制御部141は、ステップS206で、電源がオフにされたか否かを判断する。オフにされていないと判断したら、ステップS201へ戻って一連の処理を継続する。オフにされたと判断したら、一連の処理を終了する。
以上説明した実施例においては、端末情報を参照することにより、取り出したワークの再投入が前後するような例に対してもワークの識別ができるようにした。しかし、どのような情報まで揃えれば個々のワークを識別できるかは、生産工程を拘束するルールや環境にも依存する。例えば、以上の実施例においては、各処理機が一度に一つのワークを処理することを前提としたが、これは生産工程を拘束するルールの一つである。一度に複数のワークを処理し、それらが纏めて処理機から排出されるような場合は、更なる情報が必要となる。逆に、「先に取り出したワークは先に再投入する」というルールを定めれば、図15で説明したような紐付は存在し得ないので、端末情報は不要となる。少なくとも、それぞれの処理機110において時刻に関連付けられた稼働状況が取得できれば、それぞれのワークWを識別することができる。
同様に、以上の実施例においては、取り出したワークを再投入する場合は、同じ処理機で正常処理を実行することを前提としたが、当該処理機による正常処理を省略する場合には、省略した旨の情報を操作端末等により与えれば良い。また、取り出した処理機とは異なる処理機に対して再投入するのであれば、再投入先の工程を情報として与えれば良い。
100 生産管理システム、110 処理機、111 制御部、112 通信IF、113 操作部、114 処理機構部、115 タイマー、116 情報DB、120 システムサーバ、121 制御部、121a 紐付部、122 通信IF、123 操作部、125 基準タイマー、126 管理DB、130 操作端末、131 制御部、132 通信IF、135 タイマー、136 端末DB、140 統合サーバ、141 制御部、141a 廃棄判断部、141b データ解析部、141c 設定変更部、142 通信IF、146 システムDB、150 無線ルーター、210 イントラネット、220 インターネット、810 未加工品トレイ、820 ライン

Claims (10)

  1. ラインを流れる複数のワークを順次処理する複数の処理機と、
    前記複数の処理機に接続されたシステムサーバと
    を備え、
    前記システムサーバは、前記複数の処理機のそれぞれから時刻に関連付けられた稼働状況を取得し、前記稼働状況を前記処理機に順次到達する前記複数のワークと対応付けることにより、前記ラインを流れる前記複数のワークのそれぞれを識別する生産管理システム。
  2. 前記システムサーバは、前記複数の処理機の一つから稼働中断を表す前記稼働状況を取得した場合に、当該処理機に対応するワークが前記ラインから取り出されたと認識し、当該処理機よりも後段に配置されている処理機から取得した前記稼働状況に対しては、前記ラインから取り出されたワークの次に流れるワークを繰り上げて対応付ける請求項1に記載の生産管理システム。
  3. 前記システムサーバは、前記複数の処理機のいずれかから前記複数のワークのいずれかが取り出されたと認識した場合に、当該ワークが前記ラインに再投入されるまでの時間である取出経過時間を取得し、稼働中断に関連付けられた時刻から前記取出経過時間が経過した時刻以降の最初の時刻に関連付けられた前記稼働状況と再投入された当該ワークとを対応付けることにより、前記ラインを再度流れる当該ワークを識別する請求項1または2に記載の生産管理システム。
  4. 前記システムサーバに対して、使用者が操作することにより前記時間情報を送信する操作端末を備える請求項3に記載の生産管理システム。
  5. 前記システムサーバは、前記複数の処理機のいずれかから前記複数のワークのいずれかが取り出され、予め定められた時間が経過するまでに、当該ワークが前記ラインに再投入されたことが認識できない場合は、当該ワークを廃棄ワークとして管理する請求項1から4のいずれか1項に記載の生産管理システム。
  6. 前記システムサーバに接続された統合サーバを備え、
    前記システムサーバは、予め定められたタイミングで前記複数のワークの識別情報を前記統合サーバへ転送する請求項1から5のいずれか1項に記載の生産管理システム。
  7. 前記統合サーバは、前記識別情報により、前記複数のワークのうち、前記複数の処理機のいずれかから取り出されたと認識され、かつ前記ラインに再投入されていないと認識されるワークを廃棄ワークとして扱う請求項6に記載の生産管理システム。
  8. 前記複数の処理機の少なくともいずれかは、前記システムサーバの識別状況に基づいて、前記複数のワークのそれぞれに定められた処理を施す請求項1から7のいずれか1項に記載の生産管理システム。
  9. ラインを流れる複数のワークを順次処理する複数の処理機に接続されたシステムサーバに実行させる生産管理プログラムであって、
    前記複数の処理機のそれぞれから時刻に関連付けられた稼働状況を取得する取得ステップと、
    取得した前記稼働状況に基づいて前記ラインを流れる前記複数のワークのそれぞれを識別する識別ステップと
    を実行させる生産管理プログラム。
  10. ラインを流れる複数のワークを順次処理する複数の処理機と前記複数の処理機に接続されたシステムサーバとを用いた生産管理方法であって、
    前記システムサーバが、前記複数の処理機のそれぞれから時刻に関連付けられた稼働状況を取得する取得ステップと、
    前記システムサーバが、前記稼働状況を前記処理機に順次到達する前記複数のワークと対応付けることにより、前記ラインを流れる前記複数のワークのそれぞれを識別する識別ステップと
    を有する生産管理方法。
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