JP2008509568A - 高い電流のための誘導性の構成エレメントおよび該構成エレメントを製作するための方法 - Google Patents

高い電流のための誘導性の構成エレメントおよび該構成エレメントを製作するための方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、高い電流のために適した誘導性の構成エレメントであって、閉じられたマグネットコア(3)と、可撓しにくい電流導体(1)とが設けられており、該電流導体(1)が、少なくとも2回マグネットコア(3)の内部を通過している形式のものに関する。電流導体(1)は、有利には複数の部材(11,12)から形成されている。これらの部材(11,12)は、それぞれマグネットコア(3)の内孔に容易に差し通すことができる。この差通し後、電流導体の部材(11,12)は機械的に互いに固く結合される。この場合、結合箇所はマグネットコア(3)の内室の外部に位置している。本発明は、高い電流に対して設計された誘導性の構成エレメントにおいて、高いインダクタンス値と同時に僅かな構成容積が達成可能であるという利点を有している。

Description

本発明は、高い電流に対する使用事例(たとえばラインフィルタ)に使用される、閉じられたマグネットコアを備えた誘導性の構成エレメントに関する。
誘導性の構成エレメントは、ドイツ連邦共和国特許第2850657号明細書およびスイス連邦共和国特許出願公開第290733号明細書に基づき公知である。
高い電流のために適した誘導性の構成エレメントは、大きな横断面を備えた電流導体を有している。この電流導体は、可撓性の素線または可撓しにくい中実導体(たとえばブスバー)として形成することができる。
本発明の課題は、高いインダクタンスと僅かなスペース需要とを有する、高い電流のために適した誘導性の構成エレメントを提供することである。
この課題は、本発明によれば、請求項1の特徴を備えた誘導性の構成エレメントによって解決される。本発明の有利な構成は、後続の請求項から知ることができる。
本発明は、閉じられたマグネットコアと、電流導体とを備えた、高い電流のために適した誘導性の構成エレメントを提供する。電流導体は少なくとも2回マグネットコアの内部を通って延びていて、誘導性の構成エレメントの巻成体を形成している。電流導体は、互いに固く結合された、予め曲げ加工されたかまたは折り曲げられた、高い曲げ強さを有する中実導体から成る複数の部材を有している。
互いに結合された2つの電流導体部材は、たとえばU字形であってよい。この場合、U字片の脚部長さは互いに異なっていてよい。互いに結合された2つの電流導体部材は、それぞれL字片として形成されていてもよい。U字片とL字片との結合も提案されている。電流導体部材は、少なくとも1回、1つのU字片を形成するためには2回、1つの変化形では2回よりも多く曲げ加工されていてよいかまたは折り曲げられていてよい。各電流導体部材の一方の脚部がコアの内孔に差通し可能であることが重要である。
本発明は、高い電流に対して設計された誘導性の構成エレメントにおいて、高いインダクタンス値と同時に僅かな構成容積が達成可能であるという利点を有している。インダクタンスの増加時には、巻数が二乗関係にある。
本発明によって、高い短絡強度を備えた誘導性の構成エレメントが実現可能となる。中実導体は、複数の電流心線から形成されたフレキシブルな電流導体に比べて、僅かなオーム損失の利点を有している。中実導体は高い形状安定性ひいては高い機械的な強度を有している。中実導体から実現された電流導体部材は、この電流導体部材が、別の電流導体部材との結合時に、設定された形状を維持するという利点を有している。
本発明による誘導性の構成エレメントにおける中実導体は、可撓性の線材、特にコアに巻付け可能な線材と区別され得る。中実導体の電流容量は、使用事例に応じて、たとえば200A、500A、1000Aまたは2500Aであってよい。可撓しにくい中実導体は、有利には、150Aよりも少ない電流容量を有する可撓性の中実導体とも区別され得る。
中実導体は、有利には、方形の横断面を備えたブスバーもしくは母線を成している。中実導体は、たとえば銅レールまたはアルミニウムレールであってよい。中実導体は、良導電性を備えた別の金属から成っていてもよい。中実導体は、打抜き加工された金属から成る平形導体、たとえば金属薄板であってもよい。互いに固く結合された導体部材の少なくとも一方が、高さにおいて互いにずらされた2つのコンタクト領域を有していると有利である。
導体部材は、たとえばU字形のまたはL字形の平形部材であってよい。この場合、導体部材の、互いに交差して延びる区分は、1つの平面に位置しているかまたは互いに鋭角を成す平面に位置している。
電流導体は、1つの変化形では、絶縁被覆体なしの電気的な導体であってよい。別の変化形では、電流導体は絶縁被覆体を有していてよい。この絶縁被覆体は、たとえば絶縁ラッカまたはプラスチック層によって形成されていてよい。
電流導体は、有利には複数の部分導体から形成されている。これらの部分導体は、たとえばねじ締結、ろう接または溶接によって機械的に互いに固く結合されている。電流導体のこのような構成によって、閉じられたコアにおける巻成体の組付けが容易となる。
電流導体の種々異なる部材の間の結合箇所は、有利には、マグネットコアの内室の外部、たとえばマグネットコアの上側の端面が位置する平面の上方またはマグネットコアの下側の端面が位置する平面の下方に位置している。
マグネットコアは、1つの変化形では、閉じられた均質なリングコアとしてギャップを備えてまたはギャップなしに形成されていてよい。このギャップは、コアの材料と異なる透磁率を備えた材料で充填されていてよい。別の変化形では、マグネットコアが複数の部分、たとえば2つのU字部分またはE字部分から形成されていてよい。コアはE字形のコア部分と棒状のコア部分とから形成されていてもよい。この場合、閉じられた2つの磁気回路が形成される。この場合に形成されたギャップは、コアの材料と異なる透磁率を備えた材料で充填されていてよい。ギャップ内には、コア部分を互いに結合するための接着剤が配置されていてもよい。
コアまたはコア部分は、たとえば鉄、金属酸化物、セラミックス、プラスチック、フェライトまたは別の軟磁性の材料またはこれらの合金から成っていてよい。コアまたはコア部分は、鉄薄板から形成されていてよい。
マグネットコアは複数の部分から成っていてよい。この場合、コア部分は、それぞれ1つの閉じられた磁気回路を有していて、コア軸線に沿って重なり合って配置されている。
電流導体の、予め曲げ加工されたかまたは折り曲げられた部材は、それぞれマグネットコアの内孔に差し通すことができ、その後、コアの内孔の外部で互いに結合することができる。
予め曲げ加工された導体が一体のマグネットコアに形成されると有利である。
組み立てられたマグネットコアでは、まず、電流導体を曲げ加工するかまたは電流導体の部材を互いに結合することが可能である。この場合、1つの巻成体の巻条が形成される。第1のコア部分が電流導体の巻条に差し通される。その後、第1のコア部分が機械的に第2のコア部分に結合される。2つの巻成体を備えたチョークでは、第2のコア部分も別の電流導体の巻条に差し通される。その後、巻成体を備えた両コア部分が機械的に互いに結合される。
電流導体は、有利には、コアに接触しないように構成エレメント内に位置固定される。コアと電流導体とのアッセンブリまたはアッセンブリの一部は、構成エレメントのハウジング内に、たとえば封止によって位置固定されてよい。コアと電流導体とをハウジングに互いに独立して固定することも可能である。
電流導体は、有利には、マグネットコアに巻き付けられた巻成体を形成している。電流導体の各巻条には、固有の巻付け平面が対応配置されている。結合箇所では、電流導体の一部が折り曲げられてよく、これによって、1つの巻付け平面から次の巻付け平面への移行が生ぜしめられる。次の巻付け平面への移行は、電流導体の部材の間の折り曲げられた結合片によって達成されてもよい。
本発明は、たとえば電流補償されるチョークとして、2つ、3つまたは3つよりも多くの電流位相のために適したラインフィルタに使用することができる。
1つの変化形では、誘導性の構成エレメント内に単に2つよりも多くの異なる巻成体を使用することもできる。これらの巻成体は、たとえば多相の電流ラインのそれぞれ1つの電流位相に電気的に接続されている。この場合、各巻成体は、上述した第1の電流導体とほぼ同様に形成されている。
1つの変化形(図3参照)では、第1の電流導体部材において、U字片の開口がコアの第1の端面に向けられていることが提案されている。第1の部材に固く結合された第2の電流導体部材では、U字片の開口が、有利にはコアの第2の端面に向けられている。両U字片の脚部はオーバラップ領域を有していて、この領域で互いに固く結合されている。U字片は、1つの変化形では、予め曲げ加工されている。別の変化形では、U字片は、打抜き加工された平形部材として使用可能である。
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。図面には、寸法通りではなく概略的に本発明の種々異なる実施例が示してある。同じ部材または同様に作用する部材には、同じ符号が付してある。
図1には、1つのマグネットコア3と2つの巻成体とを備えた誘導性の構成エレメントが示してある。両巻成体は第1の電流導体1と第2の電流導体2とによって形成されている。マグネットコア3と電流導体1,2とのアッセンブリは、金属薄板から成るハウジング4内に配置されている。第1の電流導体1は、予め曲げ加工された2つの部材11,12から形成されている。第2の電流導体2も同じく、予め曲げ加工された2つの部材21,22から形成されている。各電流導体の部材は、互いに固定エレメント71,72によって固く互いに結合されていて、たとえばねじ締結されている。
第1の電流導体1の第1の部材11は、固定エレメント71を収容するための2つの開口と、第1の電流導体1の第1の接続部111の領域に設けられた、図2に見ることができる1つの開口11bと、固定エレメント73を収容するための別の開口とを有している。固定エレメント73は、線路片(図示せず)を固定するために働く。この線路片は、ここでは、ボード8に対する電気的な接続体を形成している。
第1の電流導体1の第1の部材11は、構成に応じて、固定エレメントを収容するためのただ1つの開口しか有していなくてもよいし、固定エレメントを収容するための2つ以上の開口を有していてもよい。
第1の電流導体1の第2の部材12は、固定エレメント71を収容するための2つの開口と、第1の電流導体1の第2の接続部112の領域に設けられた、図2に見ることができる1つの開口12bと、固定エレメント76(図2参照)を収容するための別の開口77とを有している。固定エレメント76は、線路片(図示せず)を固定するために働く。この線路片は、図2では、コンデンサ6に対する電気的な接続体を形成している。
第1の電流導体1は2回、閉じられたマグネットコア3の内孔31を通って延びている。第2の電流導体2も同じく2回、マグネットコア3の内孔31を通って延びている。第2の電流導体2は第1の電流導体1に類似して形成されている。
電流導体1の部材11,12は、それぞれ容易にマグネットコア3に差し通すことができるように形成されている。部材片11,12への電流導体1の分解は、たとえば図3Aに示したように、U字形に形成された部材11の両脚部の間の間隔aが、マグネットコアの肉厚bよりも小さくないように行われ得る。コアへの差通し後、部材11,12が機械的に互いに結合され、マグネットコア3の上側の端面が配置された平面の上方に部材11,12の結合箇所が位置するように、コアに対して位置固定される。これによって、配置を、特にマグネットコア3の軸線に対して横方向でスペース節約的に行うことができる。両部材片11,12の間の結合箇所がマグネットコア3の内孔31から遠ざけられていると有利である。
電流導体1は、巻成体の設定された個数に応じて、単に2つよりも多くの部材片に分解することができる。U字形の領域を備えた部材片を形成することが有利である。この場合、種々異なるU字部材の(有利には短い方の)脚部が部分的に互いにオーバラップしている。1つのU字部材の脚部の間には、コアを導入することができる。第1の電流導体1の部材片11,12と、第2の電流導体2の部材片21,22とは外向きに、有利には、第1の構成エレメント接続部111,211の間の間隔が、第2の構成エレメント接続部112,212の間の間隔に等しくなるように折り曲げられている。
有利には、それぞれ自体、コアを取り囲む完全な一条よりも少ない巻条を形成する部材片しか使用されない。この部材片は、有利には1/2条または3/4条を形成している。
第1の電流導体1は、絶縁性のインサート51,53によってハウジング4に固定されていて、このハウジング4から電気的に絶縁されている。第2の電流導体2は、絶縁性のインサート52,54によってハウジング4に固定されていて、このハウジング4から電気的に絶縁されている。インサート51〜54は、ハウジングに固定エレメント74,75によって固定されている。
マグネットコア3は、内孔31を備えたリングコアである。マグネットコア3は、ここでは、3つの部分から成っている。この場合、コア部分は、それぞれ1つの閉じられたマグネットコアを有していて、コア軸線に沿って重なり合って配置されている。マグネットコア3は、電流導体1,2の巻条に接触しないようにハウジング4内に固定されている。別の変化形では、コアが電気的に絶縁性の材料から成っているかまたは巻成体がコアから電気的に絶縁されている事例において、巻条がコアに接触していてよい。
ハウジング4は、マグネットコア3と、接続部111,112を除く第1の電流導体1と、接続部211,212を除く第2の電流導体2とを取り囲んでいる。ハウジング4は、別の固定エレメントを収容するための開口41を有している。別の固定エレメントによって、構成部材全体を、たとえばパネルもしくは金属薄板エンクロージャに固定することができる。開口41はハウジングカバーのためのリベット孔であってもよい。
図2には、本発明による誘導性の構成エレメントを備えたラインフィルタの斜視図が示してある。ハウジング4内には、誘導性の構成エレメント(エレメント1,2,3)のほかに、この誘導性の構成エレメントに電気的に接続されたコンデンサ6,81,82,83が配置されている。コンデンサ81〜83はプリント配線板8に固定されている。このプリント配線板8はハウジング4に銅帯材84によって低誘導性に電気的に接続されている。
図3A〜図3Fには、電流導体をマグネットコアに組み付ける場合の方法ステップが示してある。
まず、閉じられたマグネットコア3と、第1の電流導体1の部材片11,12と、第2の電流導体2の部材片21,22とが準備される。第1の電流導体1の部材片11,12と、第2の電流導体2の部材片21,22とは、折り曲げられた長い方の脚部を備えてU字形に形成されている。第1の電流導体1の第1の部材11と、第2の電流導体2の第1の部材21とが、下方からマグネットコアの壁を介して差し通され(図3A、図3Bおよび図3E参照)、マグネットコア3に対して間隔が維持されるように位置決めされ、たとえば図2に示したインサート51,52、たとえば貫通案内体によって構成エレメントのハウジング(図示せず)に位置固定される(図3Cおよび図3F参照)。第1の電流導体1の第2の部材12と、第2の電流導体2の第2の部材22とが、上方からマグネットコア3の内孔31に押し込まれ(図3Bおよび図3E参照)、部材片11,12の開口11a,12aが互いに合致しかつマグネットコア3に対して間隔が維持されるように、コアと部材片11,21とに対して相対的に位置決めされ、たとえば図2に示したインサート53,54、たとえば貫通案内体によって構成エレメントのハウジングに位置固定される(図3Dおよび図3F参照)。部材片11は、たとえば固定エレメントによって部材片12に固く結合される。部材片21は、たとえば固定エレメントによって部材片22に固く結合される。部材片相互の結合は、ハウジングへの部材片の位置固定前に行われてよい。部材片相互の結合は、ハウジングへの部材片の位置固定後に行われてもよい。
マグネットコアは、1つの変化形では、部材片11,12,21,22の差通し前にハウジング内に位置固定されてよい。別の変化形では、マグネットコアが、部材片11,12,21,22の位置決めおよび位置固定後に初めてハウジング内に位置固定されてよい。
図3A〜図3Fに示した組付け時には、まず、第1の電流導体1が組み付けられる。この第1の電流導体1の組付け後、第2の電流導体2が同じ形式で組み付けられる。
しかし、第1の部材片11,21がただ1回のステップで差し通されるかもしくは組み付けられてもよい。この場合、第2の部材片12,22は後続の1回のステップで差し通され、組み付けられる。
方法ステップの順序は、原理的には任意に選択することができる。
図4には、互いに固く結合されたL字形の平形導体部材11’,12’,13’から形成された1つの巻成体を備えた誘導性の構成エレメントが示してある。第1の平形導体部材11’,13’は、それぞれ斜めに延びる区分11b,13bを有するように折り曲げられている。この区分11b;13bは、それぞれ異なる巻成体平面に配置された区分11a,11c;13a,13cを結合している。すなわち、L字片の、斜めに延びる区分もしくは(結合領域の)高さずれを伴った組付けによって、2つの巻成体平面の間の移行部が達成される。
平形導体部材11’,12’,13’の、重なり合って配置された領域は、結合領域101,102,103,104に割り当てられている。2つの平形導体部材の結合領域101,103;102,103;102,104は、それぞれ1つの対角線に沿って配置されている。平形導体部材は結合領域で互いに固く結合されていて、たとえば溶接されているかまたはねじ締結されているかまたは硬ろう付けされている。
第1の平形導体部材11’,13’は第2の平形導体部材12’によって互いに結合されている。この第2の平形導体部材12’は折曲げ部を有しておらず、1つの巻成体平面に配置されている。しかし、第2の平形導体部材12’は、原理的には、部材11’,13’と同様に折り曲げられていてもよい。
巻成体は、1つの変化形では、単に2つよりも多くの第1の部材11’,13’と、単に1つよりも多くの第2の部材12’とを有していてよい。図4には、ただ1つの巻成体しか示していないにもかかわらず、磁気的に結合されたインダクタンスを形成するためのN個の電流位相の場合には、N個の巻成体が同一のコアを取り囲むように設けられていてよい。この場合、N=2,3,…である。
導体部材11’は接続片111に固く結合されており、導体部材13’は接続片112に結合されている。両接続片は、有利には、固定エレメントを収容するためのそれぞれ少なくとも1つの開口を有している。
図4に示したL字片は、1つの変化形では、U字形の平形導体部材によって置き換えられてよい。この場合、たとえば第1のU字部材は、その結合片が斜めに延びるように折り曲げられている。第2のU字部材は1つの巻成体平面に位置していてもよいし、折り曲げられていてもよい。2つのU字片の結合箇所は、有利には、コアの端面に向けられている。
図4に示したマグネットコアは、互いに結合された2つのU字片から形成された閉じられたコアである。しかし、マグネットコアは一体であってもよい。
本発明は、前述した例または規定された材料に限定されるものではない。たとえば電流導体の種々異なる部材の間の結合箇所の構成に関する本発明の改良形またはコアと電流導体とのアッセンブリの部材の固定に関する本発明の改良形が提案されている。
予め曲げ加工された導体部材11,12;21,22に相俟って説明した技術的な解決手段(図1〜図3F)は、相応に折り曲げられた、たとえば打抜き加工された平形導体部材に難なく使用可能である。この場合、導体部材11,12;21,22の各曲げ加工部が平形導体部材の折曲げ部によって置き換えられる。
ハウジングを備えた誘導性の構成エレメントの横断面図である。 本発明による誘導性の構成エレメントを備えたラインフィルタの斜視図である。 電流導体をマグネットコアに組み付ける場合の第1の方法ステップを示す図である。 電流導体をマグネットコアに組み付ける場合の第2の方法ステップを示す図である。 電流導体をマグネットコアに組み付ける場合の第3の方法ステップを示す図である。 電流導体をマグネットコアに組み付ける場合の第4の方法ステップを示す図である。 電流導体をマグネットコアに組み付ける場合の第5の方法ステップを示す図である。 電流導体をマグネットコアに組み付ける場合の第6の方法ステップを示す図である。 L字形の平形導体部材から形成された巻成体を備えた誘導性の構成エレメントの斜視図である。
符号の説明
1 電流導体、 2 電流導体、 3 マグネットコア、 4 ハウジング、 6 コンデンサ、 8 プリント配線板、 11 部材、 11’ 平形導体部材、 11a 開口または区分、 11b 開口または区分、 11c 区分、 12 部材、 12’ 平形導体部材、 12a 開口、 12b 開口、 13’ 平形導体部材、 13a 区分、 13b 区分、 13c 区分、 21 部材、 22 部材、 31 内孔、 41 開口、 51 インサート、 52 インサート、 53 インサート、 54 インサート、 71 固定エレメント、 72 固定エレメント、 73 固定エレメント、 74 固定エレメント、 75 固定エレメント、 76 固定エレメント、 77 開口、 81 コンデンサ、 82 コンデンサ、 83 コンデンサ、 84 銅帯材、 101 結合領域、 102 結合領域、 103 結合領域、 104 結合領域、 111 接続部、 112 接続部、 211 接続部、 212 接続部、 a 間隔、 b 肉厚

Claims (29)

  1. 誘導性の構成エレメントであって、閉じられたマグネットコア(3)と、第1の電流導体(1)とが設けられており、該電流導体(1)が、少なくとも2回マグネットコア(3)の内部を通って延びている形式のものにおいて、
    第1の電流導体(1)が、中実導体であり、該中実導体が、U字形に予め曲げ加工された複数の部材(11,12)を有しており、該部材(11,12)が、互いに固く結合されていることを特徴とする、誘導性の構成エレメント。
  2. U字形に予め曲げ加工された部材(11,12)が、それぞれ平形導体であり、曲げ加工された平形導体の平らな区分が、互いに交差して配置された平面に延びている、請求項1記載の構成エレメント。
  3. 誘導性の構成エレメントであって、閉じられたマグネットコア(3)と、第1の電流導体(1)とが設けられており、該電流導体(1)が、少なくとも2回マグネットコア(3)の内部を通って延びている形式のものにおいて、
    電流導体(1)が、平形導体から成るL字形の複数の部材(11’,12’,13’)を有しており、該部材(11’,12’,13’)が、互いに固く結合されていることを特徴とする、誘導性の構成エレメント。
  4. 互いに接続されたL字形の部材が、重なり合って配置された端部を有しており、該端部が、それぞれ異なる巻成体平面に位置している、請求項3記載の構成エレメント。
  5. 少なくとも1つの第1のL字形の部材(11’)が、それぞれ異なる巻成体平面に配置された平らな区分(11a,11c)と、前記平面に対して斜めに延びる平らな区分(11b)とを有するように折り曲げられている、請求項3記載の構成エレメント。
  6. 重なり合って配置された少なくとも2つのL字形の第1の部材(11’,13’)が設けられており、該部材(11’,13’)の、対角線方向で反対の側に位置する端部が、1つの第2のL字形の部材(12’)のそれぞれ異なる端部に固く結合されている、請求項4記載の構成エレメント。
  7. 第2の部材(12’)と、第1の部材(11’,13’)の、第2の部材(12’)に結合された端部とが、共通の平面に配置されている、請求項5記載の構成エレメント。
  8. L字形の部材(11’,12’,13’)が打抜き加工されている、請求項4記載の構成エレメント。
  9. 電流導体(1)がブスバーである、請求項1から8までのいずれか1項記載の構成エレメント。
  10. 電流導体(1)の電流容量が、150Aまたはそれ以上である、請求項1から9までのいずれか1項記載の構成エレメント。
  11. 電流導体(1)の電流容量が、500Aまたはそれ以上である、請求項1から9までのいずれか1項記載の構成エレメント。
  12. 電流導体(1)の部材(11,12)が、機械的に互いに結合されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の構成エレメント。
  13. マグネットコア(3)の端面が位置する2つの平面によって仕切られた室の外部に結合箇所が位置している、請求項12記載の構成エレメント。
  14. 電流導体(1)が、それぞれ1つの固有の巻付け平面に位置する複数の巻条を有しており、2つの巻付け平面の間の移行が、結合箇所の領域で行われるようになっている、請求項12または13記載の構成エレメント。
  15. 電流導体(1)のそれぞれ異なる部材が、互いに固定エレメント(71,72)によって固定されている、請求項1から14までのいずれか1項記載の構成エレメント。
  16. 電流導体(1)のそれぞれ異なる部材が、互いに溶接されているかまたはろう接されているかまたはリベット締めされている、請求項1から14までのいずれか1項記載の構成エレメント。
  17. 電流導体(1)が、2つの接続部(111,112)を有しており、両接続部(111,112)が、マグネットコア(3)のそれぞれ異なる端面に対して導出されている、請求項1から16までのいずれか1項記載の構成エレメント。
  18. 電流導体(1)が、固定エレメント(71,73,76)を収容するための開口を有している、請求項15記載の構成エレメント。
  19. ハウジング(4)が設けられており、該ハウジング(4)が、マグネットコア(3)と電流導体(1)とを該電流導体(1)の接続部(111,112)を除いて完全に取り囲んでいる、請求項1から18までのいずれか1項記載の構成エレメント。
  20. マグネットコア(3)と電流導体(1)とが、ハウジング(4)内に封止によって位置固定されている、請求項19記載の構成エレメント。
  21. 少なくとも1つの第2の電流導体(2)が設けられており、該電流導体(2)が、少なくとも2回マグネットコア(3)を通って延びており、第2の電流導体(2)が、中実導体であり、該中実導体が、互いに固く結合された、U字形に予め曲げ加工された複数の部材または互いに固く結合されたL字形の複数の部材を有している、請求項1から20までのいずれか1項記載の構成エレメント。
  22. マグネットコア(3)が、その中心軸線に沿ってU字形の2つの部分またはE字形の2つの部分に分割されている、請求項1から21までのいずれか1項記載の構成エレメント。
  23. 誘導性の構成エレメントを製作するための方法において、当該方法が、以下のステップ:すなわち、
    A)第1の電流導体(1)のU字形の第1の部材(11)を、閉じられたマグネットコア(3)の内孔に押し通し;
    B)第1の電流導体(1)の、少なくとも2回折り曲げられた第2の部材(12)を、マグネットコア(3)の内孔に押し通し;
    C)第1の電流導体(1)の第1の部材(11)と第2の部材(12)とを、マグネットコア(3)に対して相対的にかつ、両部材(11,12)が、互いにオーバラップする領域を有するように互いに向かい合わせて位置決めし;
    D)第1の電流導体(1)の第1の部材(11)と第2の部材(12)とを、オーバラップした領域で機械的に互いに固く結合する;
    を備えていることを特徴とする、誘導性の構成エレメントを製作するための方法。
  24. 誘導性の構成エレメントを製作するための方法において、当該方法が、以下のステップ:すなわち、
    A)第1の電流導体(1)の、折り曲げられたかまたは予め曲げ加工された第1の部材(11)を、閉じられたマグネットコア(3)の内孔に押し通し;
    B)第1の部材(11)と、第1の電流導体(1)の、折り曲げられたかまたは予め曲げ加工された第2の部材(12)とを、マグネットコア(3)に対して相対的にかつ、両部材(11,12)が、互いにオーバラップする領域を有するように互いに向かい合わせて位置決めし;
    D)第1の電流導体(1)の第1の部材(11)と第2の部材(12)とを、オーバラップした領域で機械的に互いに固く結合する;
    を備えていることを特徴とする、誘導性の構成エレメントを製作するための方法。
  25. 第1の電流導体(1)の、折り曲げられたかまたは予め曲げ加工された第2の部材(12)を、マグネットコア(3)の内孔に押し通す、請求項24記載の方法。
  26. 第1の部材(11)および第2の部材(12)から選択した少なくとも一方の部材がL字形である、請求項24または25記載の方法。
  27. 第1の電流導体(1)の第1の部材(11)と第2の部材(12)とを構成エレメントのハウジング(4)内に位置固定する、請求項23から26までのいずれか1項記載の方法。
  28. 当該方法が、以下の付加的なステップ:すなわち、
    E)第2の電流導体(2)のU字形の第1の部材(21)を、閉じられたマグネットコア(3)の内孔に押し通し;
    F)第2の電流導体(2)の、少なくとも2回折り曲げられた第2の部材(22)を、マグネットコア(3)の内孔に押し通し;
    G)第2の電流導体(2)の第1の部材(21)と第2の部材(22)とを、マグネットコア(3)に対して相対的にかつ、両部材(21,22)が、互いにオーバラップする領域を有するように互いに向かい合わせて位置決めし;
    H)第2の電流導体(2)の第1の部材(21)と第2の部材(22)とを、オーバラップした領域で機械的に互いに固く結合し、ハウジング(4)内に位置固定する;
    を備えている、請求項27記載の方法。
  29. ステップA)とステップE)とを同時に実施し;ステップB)とステップF)とを同時に実施し;ステップC)とステップG)とを同時に実施する、請求項28記載の方法。
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