JP2014120518A - インダクタンス素子及びノイズフィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 相間の絶縁性が確保されたインダクタンス素子及びノイズフィルタを提供すること。
【解決手段】 トロイダルコア21乃至24と、棒状導体11と、棒状導体13を備え、棒状導体11、13は、中央部と、中央部の一端より長手方向と交差する方向へ曲がる端部1103、1303、1104、1304を有し、トロイダルコア21乃至24の内側に棒状導体11、13が中央部まで挿通され、棒状導体11、13の端部1103、1303と、端部1104、1304が互いに離れているインダクタンス素子によって棒状導体11と棒状導体13の端部間の絶縁距離を確保する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インダクタンスを利用してノイズ抑制などを行うインダクタンス素子、及びそれを用いたノイズフィルタに関する。
単相、もしくは三相の導線経路でのノイズを抑制するために、インダクタンスやキャパシタンスを利用したノイズフィルタが用いられている。
特に100A程度の大電流が通電される場合には、トロイダルコアに導線を1回挿通させただけのインダクタンス素子を用いたノイズフィルタの構成が、例えば特許文献1に記載されている。
特開平3−102808号公報
特許文献1の構成では、特に導線の両端部における絶縁距離を充分に確保することが困難であるため、使用環境によっては短絡が発生する可能性があるという課題がある。
また、特に大電流を通電する場合には、導線が太くなり、必然的に剛性が高まることから、導線の両端部における絶縁距離を確保するために、導線をトロイダルコアに挿通した後で曲げようとしても、加工が困難であったり、トロイダルコアに過剰なストレスが掛かって破損する可能性があるという課題がある。
従って本発明の目的は、導線経路における相間の絶縁性を高めたインダクタンス素子及びノイズフィルタを提供することにある。
本発明は、上記課題を少なくとも1つのトロイダルコアと、第1棒状導体と、第2棒状導体を備え、前記第1、及び第2棒状導体は、中央部と、前記中央部の一端より長手方向と交差する方向へ曲がる端部を有し、前記トロイダルコアの内側に前記第1、及び第2棒状導体が前記中央部まで挿通され、前記第1、及び第2棒状導体の両端部が互いに離れていることを特徴とするインダクタンス素子により、棒状導体の両端部間の絶縁距離を確保することで解決する。
なお、前記第1、及び第2棒状導体は、一方の端部が前記中央部の一端より長手方向と交差する方向へ曲がり、他方の端部が前記交差する方向と同じ方向に曲がっていることを特徴とするインダクタンス素子となることで、棒状導体の両端部間の絶縁距離を広げることができるため、望ましい。
また、前記第1棒状導体、及び前記第2棒状導体は板状であり、前記トロイダルコアの内径をR、前記第1棒状導体の前記中央部における長手方向に直角な方向の幅をW、厚さをT、前記第2棒状導体の前記中央部における長手方向に直角な方向の幅をW、厚さをTとした場合、
Figure 2014120518
とすることで、第2棒状導体を中央部の長手方向を軸として回転させることができ、組み立て工程の自由度が増すため、望ましい。
また、前記第1棒状導体、及び前記第2棒状導体は、前記中央部と前記両端部の間が、曲がり角が鈍角となるクランク状の経路で接続されていることで、トロイダルコアの挿通が容易となるため、望ましい。
また、さらに第3棒状導体を備え、前記トロイダルコアの内側で、前記第3棒状導体の前記中央部が、前記第1、第2棒状導体の前記中央部の間に挟まれるよう挿通され、前記第1棒状導体の前記両端部と前記第2棒状導体の前記両端部の間に前記第3棒状導体の前記両端部が互いに離れるよう配されることを特徴とするインダクタンス素子とすることで、第1棒状導体、第2棒状導体、第3棒状導体による3相構成とした場合でも、第1棒状導体と第3棒状導体、第3棒状導体と第2棒状導体の端部間の絶縁距離を確保することができるため、望ましい。
また、前記トロイダルコアの内周面が電気的に絶縁され、前記第3棒状導体の前記中央部が絶縁体により覆われていることで、全ての前記棒状導体が互いに電気的に絶縁されていることが望ましい。
また、全ての前記棒状導体は板状であり、全ての前記棒状導体の板面が互いに平行となるよう、前記棒状導体の前記中央部もしくは前記両端部を支持する支持部をさらに備えることが望ましい。
また、前記インダクタンス素子を備え、前記棒状導体と接地電位にある導体の間、もしくは前記棒状導体の間にコンデンサを接続したノイズフィルタとすることが望ましい。
また、前記インダクタンス素子を前記棒状導体の導電経路に沿って複数設け、前記インダクタンス素子間で前記棒状導体と接地電位にある導体の間、もしくは前記棒状導体の間にコンデンサを接続することが望ましい。
また、少なくとも1つのトロイダルコアと、第1棒状導体と、第2棒状導体と、第3棒状導体を備え、前記第1、及び第2棒状導体は、一方の端部が中央部の一端より長手方向と交差する方向へ曲がり、他方の端部が前記交差する方向と同じ方向に曲がる形状であり、前記第3棒状導体は直線状の形状であり、前記第1棒状導体の前記両端部と前記第2棒状導体の前記両端部の間に前記第3棒状導体の前記両端部が互いに離れるよう配されるインダクタンス素子の製造方法として、前記第1、第2棒状導体を重ね、前記第1、第2棒状導体へ前記トロイダルコアを前記中央部まで挿通し、前記第2棒状導体を前記中央部の長手方向を軸として180°回転させ、前記トロイダルコアの内側で前記第1棒状導体と前記第2棒状導体における前記中央部の間に配されるよう、第3棒状導体を前記中央部まで挿通するものとするのが望ましい。
本発明によって、棒状導体両端部間を離し、絶縁距離を確保することにより、導線経路における相間の絶縁性を高めたインダクタンス素子及びノイズフィルタを提供することが可能となる。
本発明における実施形態1のインダクタンス素子の組み立て手順を図1(a)、図1(b)の順に示す斜視図である。 本発明における実施形態1のインダクタンス素子の組み立て手順を図2(a)から図2(d)の順に示す断面図であり、図1におけるA面の断面図に対応している。 本発明における実施形態1のインダクタンス素子を用いたノイズフィルタを示す斜視図である。 図3における回路基板及び回路部品を抜き出した斜視図である。 図3及び図4におけるノイズフィルタの等価回路図の一例である。 図3及び図4におけるノイズフィルタの等価回路図の他の一例である。 本発明における実施形態2のインダクタンス素子を用いたノイズフィルタを示す斜視図である。 図7における回路基板及び回路部品を抜き出した斜視図である。 図7及び図8におけるノイズフィルタの等価回路図である。 図7における棒状導体を抜き出した斜視図である。 本発明における実施形態3のノイズフィルタを示す等価回路図である。 本発明における実施形態4のインダクタンス素子の棒状導体にトロイダルコアを挿通する状態を示す平面図である。 本発明における実施形態5のインダクタンス素子の組み立て手順を図13(a)、図13(d)の順に示す平面図である。
(実施形態1)
図1は、本発明における実施形態1のインダクタンス素子の組み立て手順を図1(a)、図1(b)の順に示す斜視図である。
まず、図1(a)のように、トロイダルコア21、22、23、24に重ねた棒状導体11、13を挿通する。
ここで、組み立て後のインダクタンス素子における棒状導体11、13の内側に沿う端部を内側エッジ1101、1301とし、外側に沿う端部を外側エッジ1102、1302とすると、図1(a)では内側エッジ1101、1301、外側エッジ1102、1302がそれぞれ重なっている。
また、棒状導体11、13の中央部長手方向の延長線Eに対して棒状導体11、13の端部1103、1104、1303、1304は直角クランク状に曲がっている。また、棒状導体11、13の中央部と端部1103、1104、1303、1304は棒状導体11、13の板面に属し、板面を延長線Eで2つの領域に区切った場合には、棒状導体11の端部1103、1104は一方の領域に属し、棒状導体13の端部1303、1304も一方の領域に属する。
次に、図1(b)のように、棒状導体11を中央部の長手方向を軸として180°回転させ、棒状導体11と棒状導体13の間に絶縁体4を装着した棒状導体12を挿通することでインダクタンス素子を組み立てることができる。ここで、延長線Eと端部1203、1204は、それぞれ端部1103、1104、1303、1304の間に並んでいる。
図2は、本発明における実施形態1のインダクタンス素子の組み立て手順を図2(a)から図2(d)の順に示す断面図であり、図1におけるA面の断面図に対応している。
まずは、図2(a)のように、トロイダルコア24の断面では、棒状導体11、13は、内側エッジ1101、1301、外側エッジ1102、1302がそれぞれ重なるような配置となっている。
次に、図2(b)のように棒状導体13をトロイダルコア24の内周面に接触させつつ棒状導体11を回転させてゆくと、90°回転させたところで、トロイダルコア24の内周面と棒状導体11が最も近接する。
この際、棒状導体11がトロイダルコア24の内周面に邪魔されずに180°まで回転させるためには、棒状導体11の中央部における長手方向に垂直な方向の幅をW、厚さをT、棒状導体13の中央部における長手方向に垂直な方向の幅をW、厚さをTとした場合、
Figure 2014120518
の関係が成立すればよい。
さらに、図2(c)のように、棒状導体13を図6(a)の状態から180°回転させることで、外側エッジ1102と内側エッジ1301、内側エッジ1101と外側エッジ1302が重なるような配置となる。
さらに、図2(d)のように、棒状導体11と棒状導体13の間に絶縁体4を装着した棒状導体12を挿通することでインダクタンス素子を組み立てることができる。
すなわち本発明は、トロイダルコア21乃至24と、 棒状導体11と、棒状導体13を備え、棒状導体11、13は、中央部と、中央部の一端より長手方向と交差する方向へ曲がる端部1103、1303、1104、1304を有し、トロイダルコア21乃至24の内側に棒状導体11、13が中央部まで挿通され、棒状導体11、13の端部1103、1303と、端部1104、1304が互いに離れているインダクタンス素子によって棒状導体11と棒状導体13の端部間の絶縁距離を確保する実施形態を取り得る。
また、本発明は、さらに棒状導体12を備え、トロイダルコア21内視4の内側に棒状導体12の中央部が、棒状導体11と棒状導体13の中央部の間に挟まれるよう挿通され、棒状導体11の端部1103、1104と棒状導体13の端部1303、1304の間に棒状導体12の端部1203、1204が、端部1103、1104、及び端部1303、1304と離れるよう配されるインダクタンス素子とすることで、棒状導体11、12、13による3相構成とした場合でも、棒状導体11と棒状導体12、棒状導体12と棒状導体13の端部間の絶縁距離を確保する実施形態を取り得る。
図3は、本発明における実施形態1のインダクタンス素子を用いたノイズフィルタを示す斜視図である。
図3では、棒状導体11、12、13がトロイダルコア21、22、23、24に挿通されている。
ここで、棒状導体11、12、13は、バスバー等の厚板状の導体板であれば、断面積が大きいために大電流が通電できる上、端子部での導電接続が容易であるため望ましい。
また、棒状導体11、12、13の両端部は絶縁性樹脂の成型体等による支持部31、32により支持され、トロイダルコア21乃至24は支持部33により支持されている。
ここで、棒状導体12の中央部には樹脂の成型体等による絶縁体4が装着され、トロイダルコア21乃至24の内周面を絶縁体で被覆したり、トロイダルコア21乃至24の材質をNi−Znフェライト等の絶縁性材を用いたりすること等により、棒状導体11、12、13相互の電気絶縁性が確保される。
なお、トロイダルコア21乃至24の材質は、棒状導体11、12、13に大電流が通電される場合には、飽和磁束密度の高いFe−Si系の圧粉磁芯を用いてもよく、絶縁性が確保し易いNi−Znフェライト、もしくは透磁率の高いMn−Znフェライトであってもよい。
なお、棒状導体11、12、13の両端部には端子部111、112、121、122、131、132が設けられ、インダクタンス素子外部の回路と接続されることとなる。
さらに、棒状導体11、12、13の両端部の近傍には回路基板5上の回路部品と電気的に接続する接続部113、114、123、124、133、134が設けられ、ノイズフィルタを構成している。
また、支持部31、32、33、回路基板5はケース6により支持されている。
すなわち、棒状導体11、12、13、トロイダルコア21乃至24、絶縁体4により構成された部分がインダクタンス素子であり、後述の回路部品を含めた図3全体によりノイズフィルタを構成している。
なお、ケース6と回路基板の接地電位にある導体との間は接続部61により電気的に接続されている。
図4は、図3における回路基板及び回路部品を抜き出した斜視図である。
回路基板5上には、接続部113、114、123、124、133、134、61と、コンデンサ115、116、125、126、135、136が設けられている。
図5は、図3及び図4におけるノイズフィルタの等価回路図の一例である。
棒状導体11、12、13の三相入力側の端子部111、121、131からトロイダルコイルによりインダクタLを構成する部分までの間には、相間を接続するXキャパシタとなるコンデンサ115、125、135が、接続部113、123、133を介してY結線となるよう接続されている。
なお、コンデンサ115、125、135への電荷の蓄積が過剰とならないように、保護抵抗R1、R2、R3を並列に接続してもよい。
さらに、インダクタLを構成する部分から三相出力側の端子部112、122、132までの間には、各相と接地電位とを接続するYキャパシタとなるコンデンサ116、126、136が、接続部114、124、134を介して接続されている。
図6は、図3及び図4におけるノイズフィルタの等価回路図の他の一例である。
図5とは、相間を接続するXキャパシタとなるコンデンサ1125、1235、1315及び保護抵抗R12、R23、R31が、Δ結線となるよう接続されている点が異なる。
(実施形態2)
図7は、本発明における実施形態2のインダクタンス素子を用いたノイズフィルタを示す斜視図である。
実施形態1における図3とは、トロイダルコア23、24が除かれ、接続部117、127、137が設けられている点が異なる。
図8は、図7における回路基板及び回路部品を抜き出した斜視図である。
実施形態1における図3とは、接続部117、127、137、コンデンサ1161、118、1261、128、1361、138が設けられている点が異なる。
図9は、図7及び図8におけるノイズフィルタの等価回路図である。
実施形態1における図5とは、接続部117、127、137、コンデンサ1161、118、1261、128、1361、138が設けられている点が異なる。
また、接続部117、127、137が設けられたことにより、入力側の端子部111、121、131と接続部117、127、137の間にインダクタL1、出力側の端子部112、122、132と接続部117、127、137の間にインダクタL2が設けられている点が異なる。
コンデンサ118、128、138は各相と接地電位とを接続するYキャパシタとなり、コンデンサ1161、1261、1361はXキャパシタとなる。
図10は、図7における棒状導体を抜き出した斜視図である。
接続部127は、接続部137との絶縁性を確保するために、接続部137よりも短くなっている。従って、接続部127と棒状導体11、13との絶縁距離を確保するために切欠き1171、1173が設けられている。
(実施形態3)
図11は、本発明における実施形態3のノイズフィルタを示す等価回路図である。
実施形態2における図9のインダクタL1、L2の間にインダクタL11とYキャパシタとなるコンデンサ1181、1281、1381、インダクタL12とYキャパシタとなるコンデンサ1182、1282、1382を交互に挿入した回路構成を示している。
(実施形態4)
図12は、本発明における実施形態4のインダクタンス素子の棒状導体にトロイダルコアを挿通する状態を示す平面図である。
実施形態1及び実施形態2では、棒状導体11、13の中央部と両端部の間は直角クランク状の経路で接続されていたが、図12のように、曲がり角θ、θ’が鈍角となるクランク状の経路で接続することにより、トロイダルコア21の挿通がスムーズに行える。
(実施形態5)
図13は、本発明における実施形態5のインダクタンス素子の組み立て手順を図13(a)、図13(d)の順に示す平面図である。
まず、図13(a)のように、一方の端部のみが、中央部の長手方向と交差する方向へ曲がっている棒状導体11に、曲がっていない端部よりトロイダルコア21を挿通する。
次に、図13(b)のように、棒状導体11にトロイダルコア22、23、24を次々に挿通する。この際、曲がっていない端部より挿通するため作業性が良く、曲がっている側の端部の曲がり角によって挿通できなくなるということがない。
次に、図13(c)のように、絶縁体4をトロイダルコア21乃至24に挿通し、図13(d)のように、絶縁体4の上層から棒状導体13を挿通することで、棒状導体11、13における中央部は絶縁体4により、両端部は絶縁距離を確保することにより、棒状導体11、13間の絶縁性を確保することができる。
4 絶縁体
5 回路基板
6 ケース
11、12、13 棒状導体
21、22、23、24 トロイダルコア
31、32、33 支持部
111、112、121、122、131、132 端子部
113、114、123、124、133、134、61、117、127、137 接続部
115、116、125、126、135、136、1125、1235、1315、1161、118、1261、128、1361、138、1181、1281、1381、1182、1282、1382 コンデンサ
1101、1301 内側エッジ
1102、1302 外側エッジ
1103、1104、1203、1204、1303、1304 端部
1171、1173 切欠き
E 延長線
L、L1、L2、L11、L12 インダクタ
R1、R2、R3、R12、R23、R31 保護抵抗
θ、θ’ 曲がり角

Claims (10)

  1. 少なくとも1つのトロイダルコアと、
    第1棒状導体と、
    第2棒状導体を備え、
    前記第1、及び第2棒状導体は、中央部と、前記中央部の一端より長手方向と交差する方向へ曲がる端部を有し、
    前記トロイダルコアの内側に前記第1、及び第2棒状導体が前記中央部まで挿通され、
    前記第1、及び第2棒状導体の両端部が互いに離れていることを特徴とするインダクタンス素子。
  2. 前記第1、及び第2棒状導体は、一方の端部が前記中央部の一端より長手方向と交差する方向へ曲がり、
    他方の端部が前記交差する方向と同じ方向に曲がっていることを特徴とする請求項1に記載のインダクタンス素子。
  3. 前記第1棒状導体、及び前記第2棒状導体は板状であり、
    前記トロイダルコアの内径をR、
    前記第1棒状導体の前記中央部における長手方向に直角な方向の幅をW、厚さをT
    前記第2棒状導体の前記中央部における長手方向に直角な方向の幅をW、厚さをTとした場合、
    Figure 2014120518
    となることを特徴とする請求項2に記載のインダクタンス素子。
  4. 前記第1棒状導体、及び前記第2棒状導体は、前記中央部と前記両端部の間が、曲がり角が鈍角となるクランク状の経路で接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインダクタンス素子。
  5. さらに第3棒状導体を備え、
    前記トロイダルコアの内側で、前記第3棒状導体の前記中央部が、前記第1、第2棒状導体の前記中央部の間に挟まれるよう挿通され、
    前記第1棒状導体の前記両端部と前記第2棒状導体の前記両端部の間に前記第3棒状導体の前記両端部が互いに離れるよう配されることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載のインダクタンス素子。
  6. 前記トロイダルコアの内周面は電気的に絶縁され、
    前記第3棒状導体の前記中央部が絶縁体により覆われていることで、
    全ての前記棒状導体が互いに電気的に絶縁されていることを特徴とする請求項5に記載のインダクタンス素子。
  7. 全ての前記棒状導体は板状であり、全ての前記棒状導体の板面が互いに平行となるよう、前記棒状導体の前記中央部もしくは前記両端部を支持する支持部をさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のインダクタンス素子。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかのインダクタンス素子を備え、
    前記棒状導体と接地電位にある導体の間、もしくは前記棒状導体の間にコンデンサを接続したことを特徴とするノイズフィルタ。
  9. 前記インダクタンス素子を前記棒状導体の導電経路に沿って複数設け、
    前記インダクタンス素子間で前記棒状導体と接地電位にある導体の間、もしくは前記棒状導体の間にコンデンサを接続したことを特徴とする請求項8に記載のノイズフィルタ。
  10. 少なくとも1つのトロイダルコアと、
    第1棒状導体と、
    第2棒状導体と、
    第3棒状導体を備え、
    前記第1、及び第2棒状導体は、一方の端部が中央部の一端より長手方向と交差する方向へ曲がり、
    他方の端部が前記交差する方向と同じ方向に曲がる形状であり、
    前記第3棒状導体は直線状の形状であり、
    前記第1棒状導体の前記両端部と前記第2棒状導体の前記両端部の間に前記第3棒状導体の前記両端部が互いに離れるよう配されるインダクタンス素子の製造方法であって、
    前記第1、第2棒状導体を重ね、
    前記第1、第2棒状導体へ前記トロイダルコアを前記中央部まで挿通し、
    前記第2棒状導体を前記中央部の長手方向を軸として180°回転させ、
    前記トロイダルコアの内側で前記第1棒状導体と前記第2棒状導体における前記中央部の間に配されるよう、第3棒状導体を前記中央部まで挿通したことを特徴とするインダクタンス素子の製造方法。
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