JP5862838B2 - パワーユニットおよび電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パワーユニットおよび電力変換装置におけるノイズ低減に関するものである。
直流系統電源から受電し、電力を負荷に供給する従来の電力変換装置において、当該電力変換装置に含まれるインバータを構成する半導体素子のスイッチング動作に伴い放射ノイズが発生し、誘導障害やラジオ波帯に影響を与えるという課題があった。
上記の課題に対し、直流系統電源とインバータとを接続する高圧配線、及びインバータを接地する接地配線を通す貫通口を有するコアを備えた電力変換装置が提案されている。(例えば、特許文献1を参照。)
従来の電力変換装置においては、インバータ、当該インバータを冷却する冷却フィン、及び当該インバータの入力側に、当該インバータと並列に接続されたコンデンサを含むパワーユニットと、電力変換装置の筐体との間にコアが設けられている。一般に、コアの設置位置が放射ノイズを発生するインバータに近いほど高い放射ノイズの低減効果が得られる。
特開2008−54396号公報(第3頁〜第4貢、第1図)
しかしながら、従来の電力変換装置においては、パワーユニットの内部にコアを設置するスペースがなく、パワーユニットの外部にコアを設置していたため放射ノイズの低減には限界があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、パワーユニットの内部にコアを設置することにより、従来よりも放射ノイズを低減することができる。
本発明に係るパワーユニットは、電力変換装置に着脱可能なパワーユニットであって、第1の入力端子、第2の入力端子、第1の出力端子、第2の出力端子、および第3の出力端子が設けられ、第1の入力端子および第2の入力端子に入力される電力を変換し、変換した電力を第1の出力端子、第2の出力端子、および第3の出力端子に出力する半導体素子部と、第1の入力端子および第2の入力端子を介して、半導体素子部に並列接続されたコンデンサと、第1の出力端子、第2の出力端子、および第3の出力端子のそれぞれに対応して接続され、パワーユニットに内包される第1の出力側導体バー、第2の出力側導体バー、および第3の出力側導体バーと、第1の出力側導体バー、第2の出力側導体バー、および第3の出力側導体バーが貫通し、パワーユニットに内包される第1のコアと、を備え、半導体素子部のコンデンサが設置される側とは異なる側に設置され、半導体素子部から発生した熱を放熱する冷却フィンの側からパワーユニットを見た際に、半導体素子部、コンデンサ、第1の出力側導体バー、第2の出力側導体バー、第3の出力側導体バー、および第1のコアは冷却フィンが占める領域の内側にのみ配置されたものである。
また、本発明に係る電力変換装置は、上記のパワーユニットと、パワーユニットに含まれる半導体素子部を制御するコントロールユニットとを備えたものである。
本発明に係るパワーユニットによれば、従来よりも放射ノイズを低減することができる。
また、本発明に係る電力変換装置によれば、従来よりも放射ノイズを低減することができる。
本発明の実施の形態1に係るパワーユニットおよびパワーユニットを含む電力変換装置の概略を示した図である。 本発明の実施の形態1に係るパワーユニットの立体構成を示したものである。 本発明の実施の形態1に係る第1〜第3の出力側導体バーの形状を示したものである。 本発明の実施の形態1に分割コアの形状を示したものである。 本発明の実施の形態1に係る出力側導体ユニットにおける第1〜3の出力側導体バーおよび分割コアの設置位置を示したものである。 本発明の実施の形態1に係るパワーユニットの詳細を示す六面図である。 本発明の実施の形態2に係るパワーユニットの立体構成を示したものである。 本発明の実施の形態2に係るパワーユニットの詳細を示す六面図である。 本発明の実施の形態3に係るパワーユニットおよびパワーユニットを含む電力変換装置の概略を示した図である。 本発明の実施の形態3に係るパワーユニットの立体構成を示したものである。 本発明の実施の形態3に係る第1〜第2の入力側導体バーの形状を示したものである。 本発明の実施の形態3に係る出力側導体ユニットにおける第1〜2の入力側導体バーおよび分割コアの設置位置を示したものである。 本発明の実施の形態3に係るパワーユニットの詳細を示す六面図である。 本発明の実施の形態4に係る出力側導体ユニットにおける第1〜3の出力側導体バーおよび分割コアの設置位置を示したものである。 本発明の実施の形態4に係る出力側導体ユニットにおける断面図を示したものである。 本発明の実施の形態5に係る分割コアを示したものである。 本発明の実施の形態5に係る分割コアの変形例を示したものである。 本発明の実施の形態6に係るパワーユニットおよびパワーユニットを含む電力変換装置の概略を示した図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るパワーユニットおよび当該パワーユニットを備えた電力変換装置を概略的に示したものである。図1に示すように、本発明の実施の形態1に係る電力変換装置1は、パワーユニット2とパワーユニット2に電力を供給するコンバータ5と、パワーユニット2およびコンバータ5を制御するコントロールユニット7とを含む。
パワーユニット2は電力変換装置1に対して着脱可能である。パワーユニット2が電力変換措置1内に設置される際、パワーユニット2は電力変換装置1と端子9、10、11、12、13、14を介して電力変換装置1の構成部品に接続される。
パワーユニット2は、インバータ3とインバータ3の入力側に設けられた第1の入力側導体バー19および第2の入力側導体バー20と、インバータ3の入力側にインバータ3と電気的に並列に接続されたコンデンサ4aと、インバータ3の出力側に設けられた出力側導体ユニット23とを含む。
パワーユニット2は、当該パワーユニット2に入力される直流電力をスイッチング動作により所望の周波数および電圧の交流電力に変換する半導体素子部21と、半導体素子部21で発生する熱を放熱するための冷却フィン22とを含む。第1の入力側導体バー19および第2の入力側導体バー20は、半導体素子部21の入力側に接続されている。
出力側導体ユニット23は、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、第3の出力側導体バー18、および第1のコア6とを含んでいる。さらに、出力側導体ユニット23は、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18とが集約された第1の集約部15は、第1のコア6における第1の貫通部33を貫通している。
図1に示すように、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18は、それぞれ半導体素子部21の出力側に接続されている。
図1に示すように、電力変換装置1にu線およびv線を介して入力された交流電力は、コンバータ5にて直流電力に変換出力され、第1の入力側導体バー19および第2の入力側導体バー20を介してパワーユニット2に含まれるインバータ3に入力され、半導体素子部21によって所望の周波数および電圧の交流電力に変換される。
変換された交流電力は、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18を経由し端子11、12、13を介してu線、v線、およびw線に出力される。出力された交流電力は、電力変換装置1の出力側に接続された図示しない電動機を駆動する。当該電動機の仕様に応じてパワーユニット2を交換することが可能である。またパワーユニット2自身のメンテナンス(冷却フィン22の清掃等)のためにも着脱可能としている。
図2(a)は本発明の実施の形態1に係るパワーユニット2の立体構成を概略的に示したものである。上述したとおり、パワーユニット2は半導体素子部21と、冷却フィン22と、コンデンサ4aが設置されるコンデンサ設置部24と、出力側導体ユニット23とを含む。図2において水平面に含まれる平面において奥行き方向に平行な直線をy軸、水平面においてy軸と垂直に交わる軸をx軸、鉛直方向に平行な直線をz軸と定義する。
図2(a)では、コンデンサ4aの占める領域をコンデンサ設置部24として示している。コンデンサ設置部24には、単一のコンデンサ4aを設置してもよいが、並列に接続したコンデンサ4を複数個設けてもよい。コンデンサ4aを複数のコンデンサ4によって実現することで、コンデンサ4aの静電容量を調節することが可能となる。
図2(a)では、コンデンサ設置部24は、y軸方向に長手の奥行きを有する直方体として示している。コンデンサ設置部24の長手方向には、半導体素子部21が隣接して設けられている。また、半導体素子部21のコンデンサ設置部24が設けられている面とは反対側の面には、冷却フィン22が隣接して設けられている。
半導体素子部21は、コンデンサ設置部24および冷却フィン22と接していない面に第1の入力端子25および第2の入力端子26が設けられている。また、第1の入力端子25、第2の入力端子26が設けられている面と対向する面に、第1の出力端子27、第2の出力端子28、第3の出力端子29が設けられている。
冷却フィン22は、例えば、内部に多数の板状の構造体(図示しない)を含んでおり、冷却フィン22の筐体に設けられた送風穴等(図示しない)から流入出する外気が冷却フィン22の内部を通過することで、半導体素子部21から発生した熱を効率的に放熱する。
図2において、説明を平易にするためコンデンサ設置部24を囲む6平面について定義する。図2(b)は、コンデンサ設置部24に含まれる平面を説明するためのものである。図2(b)において、コンデンサ設置部24と半導体素子部21が接する面を第1の面45とする。
また、第1の面45に隣接し、かつ水平面に対し垂直な平面を、第2の面46および第3の面47とする。さらに第1の面45に隣接し、かつ水平面に平行な面を上面48および下面49とする。
上述したとおり、出力側導体ユニット23は、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、第3の出力側導体バー18、および第1のコア6とを含んでいる。図2(a)においては、出力側導体ユニット23の設置位置の説明をするため、出力側導体ユニット23を、長手方向がy軸方向に平行な板状の立体として簡易的に示している。出力側導体ユニット23の詳細な構成については後述する。
図2(a)に示すように、出力側導体ユニット23は、コンデンサ設置部24の第2の面46および半導体素子部21に接するようにして設けられている。出力側導体ユニット23の長手方向の一端部は、半導体素子部21に設けられた第1の出力端子27、第2の出力端子28、および第3の出力端子29と接続されている。
出力側導体ユニット23の長手方向の端部のうち、半導体素子部21と接続されている端部とは逆の端部には、端子11、12、13が設けられている。パワーユニット2が電力変換装置1内に設置される際、パワーユニット2は端子11、12、13を介して電力変換装置1と接続される。
ここで、コンデンサ設置部24、半導体素子部21、冷却フィン22、出力側導体ユニット23、および冷却フィン22が設置される領域について説明する。図2(a)に示すように、電力変換装置1内に収納される際、パワーユニット2が占める領域を収納領域とする。すなわち、コンデンサ設置部24、半導体素子部21、冷却フィン22、出力側導体ユニット23を含むパワーユニット2は、収納領域内に収まっている。
収納領域内にコンデンサ設置部24、半導体素子部21、冷却フィン22、および出力側導体ユニット23が収まることにより、パワーユニット2を電力変換装置1内に取り付けが容易になる。同様に、取り外しも容易になる。図2に示すパワーユニット2のy軸に平行な面においては、突出する部分がないので、特にy軸方向の着脱に伴う移動をスムーズに行うことができる。
ただし、パワーユニット2の着脱に係るパワーユニット2の移動方向が、図2に示したy軸方向とは異なる方向である場合は、当該異なる方向に応じてコンデンサ設置部24、半導体素子部21、冷却フィン22、および出力側導体ユニット23の設置位置を変更することができる。
なお、図2に示すようにパワーユニット2およびコンデンサ設置部24を上部から見下ろす方向を矢印50とする。また、パワーユニット2およびコンデンサ設置部24を下部から見上げる方向を矢印53とする。また、パワーユニット2およびコンデンサ設置部24に対し外部から第2の面46に垂直に向かう方向を矢印52とする。
また、パワーユニット2およびコンデンサ設置部24に対し外部から第3の面に垂直に向かう方向を矢印55とする。また、パワーユニット2およびコンデンサ設置部24に対し外部から第1の面に垂直に向かう方向を矢印51とする。また、パワーユニット2およびコンデンサ設置部24に対し外部からコンデンサ設置部24の第1の面と対向する面に垂直に向かう方向を矢印54とする。
当該矢印50〜55は、本発明に係るパワーユニット2の六面図についての説明の際に用いる。パワーユニット2の詳細についての説明については後述する。
次に、出力側導体ユニット23について詳しく説明する。図3は出力側導体ユニット23に含まれる第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18の形状を示したものである。特に、図3(a)は、第1の出力側導体バー16、図3(b)は第2の出力側導体バー17、図3(c)は第3の出力側導体バー18の三面図を示している。
ただし、本明細書において三面図とは、図示した構造物の正面図、平面図、および側面図を表したものであり、上段に平面図、下段左に正面図、下段右に側面図を示す。なお、正面図、平面図、および側面図における、正面、平面、側面とは図に示す構造体を表すための形式的な方向であり、当該構造体がパワーユニット2に取り付けられた状態での方向に関わるものではない。
図3(a)に示すように、第1の出力側導体バー16は一定の厚みを有した板状の導体である。第1の出力側導体バー16の延伸方向の途中には、屈曲部56が2箇所設けられている。第1の出力側導体バー16は、2箇所の屈曲部56において所定の角度で同一方向に屈曲している。
また、第1の出力側導体バー16は両端部に端子接続穴32を有しており、一端は出力側導体ユニット23を貫通するネジ等により、上述した半導体素子部21に設けられた第1の出力端子27と接続される。
また、第1の出力側導体バー16の2つの屈曲部56の間には、直線状の延伸部30が設けられている。屈曲部56と端子接続穴32との間には段差部31が設けられており、段差部31を境にして延伸部30を含む面と第1の出力側導体バー16の両端部を含む面の位置が、第1の出力側導体バー16の厚み方向に対して異なっている。図3(a)下図に示すように、延伸部30が第1の出力側導体バー16の両端部よりも高い状態を示している。
図3(b)に示すように、第2の出力側導体バー17は一定の厚みを有した板状の導体である。第2の出力側導体バー17は上述した第1の出力側導体バー16とは異なり、屈曲部56および段差部31を有さない直線形状である。
第2の出力側導体バー17は両端部に端子接続穴32を有しており、一端は出力側導体ユニット23を貫通するネジ等により、上述した半導体素子部21に設けられた第2の出力端子28と接続される。また、第2の出力側導体バー17の両端部に設けられた2つの端子接続穴32の間の直線部分が延伸部30に対応する。
図3(c)に示すように、第3の出力側導体バー18は一定の厚みを有した板状の導体である。第3の出力側導体バー18は、段差部31を境にして延伸部30を含む面と第3の出力側導体バー18の両端部を含む面の位置が、第3の出力側導体バー18の厚み方向に対して異なっており、当該位置の関係が、図3(a)で示した第1の出力側導体バー16と逆である。すなわち、図3(c)下図に示すように、延伸部30が第3の出力側導体バー18の両端部よりも低い状態を示している。
それ以外は、図3(a)に示した第1の出力側導体バー16と同一の形状をしている。第3の出力側導体バー18の両端部に設けられた端子接続穴32を有しており、一端は出力側導体ユニット23を貫通するネジ等により、上述した半導体素子部21に設けられた第2の出力端子29と接続される。
次に、出力側導体ユニット23に含まれる第1のコア6について説明する。第1のコア6は複数の分割コア35を有している。図4は、本発明の実施の形態1に係る分割コア35の三面図を示したものである。図4に示すように分割コア35は、貫通部36を有したリング状の構造体である。分割コア35の外周側にはコア固定用突起部42が設けられており、コア固定用突起部42を介して分割コア35は固定板38に固定される。
コア固定用突起部42にはネジ穴39が設けられており、ネジ穴39を通る固定ネジ37によって、分割コア35は固定板38に固定される。分割コア35において、固定版38と接する部分を分割コア35の固定部41とし、また、固定板38と接しない部分を分割コア35のアーチ部40とする。すなわち、コア固定用突起部42は固定部41側に設けられている。
図4に示す分割コア35は、貫通部36の形状が矩形状である分割コア35(角型分割コア)を示しているが、パワーユニット2内のスペースに応じて、貫通部36の形状が矩形以外の分割コア35を用いても良い。
例えば、貫通部36が略円形の分割コア35(円形型分割コア)を用いることも可能である。ただし、貫通部36の形状が矩形である分割コア35を用いることにより、パワーユニット2内のスペースを有効に活用することが可能である。これは、円形型分割コアを用いた場合では、デッドスペースが角型分割コアを用いた場合よりも大きくなってしまうためである。
なお、分割コア35の材料として、アモルファス、フェライト等を使用することができる。また、ここでは第1のコア6が複数の分割コアで形成される場合について説明したが、第1のコア6を一部材として構成してもよい。
本発明の実施の形態1に係るパワーユニット2によれば、複数の分割コア35の貫通部36は、矩形であるので、パワーユニット2内のスペースを効率的に活用でき、パワーユニット2の小型化が可能となる。
次に、図3に示した第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18と、図4に示した分割コア35を含む出力側導体ユニット23について説明する。図5は、出力側導体ユニット23における第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、第3の出力側導体バー18、および複数の分割コア35の配置を三面図により示したものである。なお、図5(a)は正面図、図5(b)は平面図、図5(c)は側面図を示している。
図5において、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18(以降、必要に応じて第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18とを合わせて、出力側導体バーと称す)は、互いの出力側導体バーの絶縁性を確保するため、各出力側導体バーはそれぞれ、端子接続穴32以外の表面で、図示しない絶縁膜等で覆われているものとする。
図5(b)に示すように、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18同士の距離は、各々の端部に設けられた端子接続穴32から、延伸部30の中央部に向かうに従って、小さくなっている。端子接続穴32以外の部分で第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、第3の出力側導体バー18が接している部分を第1の集約部15とする。
図5(b)および図5(c)に示すように、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18は、互いの延伸部30において接するように重ねて配置されている。また、第2の出力側導体バー17は、第1の出力側導体バー16、第3の出力側導体バー18によって挟まれている。
図5(a)および図5(c)に示すように、重ねて配置された出力側導体バーの端子接続穴32は段差部31によりすべて同じ平面状に配置されている。端子接続穴32がすべて同じ平面状に配置されることにより、出力側導体バーを接続するための構成を簡略化できる。なお、段差部31を設けず、出力側導体バーが接続される側の端子台および接続バーのほうに、接続のための段差を設けても良いことは言うまでも無い。
第1の集約部15は分割コア35の貫通部36を貫通している。分割コア35は、出力側導体バーの延伸方向に複数並べて配置されることによって第1のコア6を形成している。すなわち、分割コア35を並べてできる第1のコア6における第1の貫通部33は矩形状である。第1のコア6が分割コア35を含むことにより、第1のコア6の長さ、すなわち、出力側導体バーの延伸部30の延伸方向の長さを適宜調節することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係るパワーユニット2によれば、第1のコア6は、貫通部36を有する複数の分割コア35を、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18の延伸方向に並べて形成されるので、分割コア35の数を可変することにより、第1のコア6の、出力側導体バーについて延伸方向の長さを調節することができる。
図6は、図2に示した出力側導体ユニット23について、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、第3の出力側導体バー18、第1のコア6、およびコンデンサ設置部24の構成を明らかにしたパワーユニット2を示したものである。ただし、図6(a)〜(f)は、図2で示した、矢印50〜55の方向から見たものである。
すなわち、図6(a)は、パワーユニット2を図2に示した矢印52の方向から見た図である。図6(b)は、パワーユニット2を図2に示した矢印50の方向から見た図である。図6(c)は、パワーユニット2を図2に示した矢印51の方向から見た図である。図6(d)は、パワーユニット2を図2に示した矢印53の方向から見た図である。図6(e)は、パワーユニット2を図2に示した矢印55の方向から見た図である。図6(f)は、パワーユニット2を図2に示した矢印54の方向から見た図である。
図6(a)〜(e)に示すように、コンデンサ設置部24には電気的に並列に接続された3つのコンデンサ4が設置されている。コンデンサ4にはコンデンサ接続端子44がそれぞれ設けられており、コンデンサ接続端子44は、コンデンサ接続導体43を介して半導体素子部21に設けられた第1の入力端子25および第2の入力端子26と電気的に接続されている。
図6(e)に示すように2つのコンデンサ接続導体43は、L字の板状の構造体を示しているが、このような構造体に限ったものではない。コンデンサ接続導体43は、コンデンサ4のコンデンサ接続端子44と第1の入力端子25および第2の入力端子26とを電気的に接続することができれば、どのような構造でもよく、例えば、絶縁体で被膜したケーブル等を用いてもよい。
図6に示すように、第1のコア6とコンデンサ設置部24の第2の面46との間には、平板上の固定板38が設けられている。固定板38は、一辺を半導体素子部21に固定されるようにして設けられており、固定板38上に複数の分割コア35が固定されている。
固定板38が、半導体素子部21に対して垂直方向に固定されているため、固定板38に第1のコア6の重さによる鉛直下向きの負荷がかかっても、固定板38を半導体素子部21に安定して固定することができ、出力側導体ユニット23をパワーユニット2内に安定して保持することができる。
なお、図6においては固定板38を平板として示しているが、平板に限らずとも分割コア35が固定できればどのような構造でもよい。例えば、コア固定用突起部42に対応する位置に棒状の板を設け、当該棒状の板の一部を、半導体素子部21または、冷却フィン22またはコンデンサ4に固定する方法をとってもよい。固定板38の構造を適宜変更することにより、パワーユニット2の軽量化を実現できる。分割コア35を固定板38上に固定する方法については、既に図4において説明しているため説明を省略する。
図6(a)に示すように、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18の一端は端子接続穴32を介してそれぞれ、半導体素子部21に設置された第1の出力端子27、第2の出力端子28、第3の出力端子29に接続されている。
また、図6(c)に示すように、冷却フィン22の占める領域(図2における矢印51からパワーユニット2を見た際の冷却フィン22が占める領域)の外に、パワーユニット2の構成部品がはみ出していないため、パワーユニット2の着脱がスムーズに行える。図6に示した半導体素子部21、冷却フィン22等の配置の説明については、既に図2の説明において行ったため、省略する。
本発明の実施の形態1に係るパワーユニット2は、電力変換装置1に着脱可能なパワーユニット2であって、第1の入力端子25、第2の入力端子26、第1の出力端子27、第2の出力端子28、および第3の出力端子29が設けられ、第1の入力端子25および第2の入力端子26に入力される電力を変換し、変換した電力を第1の出力端子27、第2の出力端子28、および第3の出力端子29に出力する半導体素子部21と、第1の入力端子25および第2の入力端子26を介して、半導体素子部21に並列接続されたコンデンサ4と、第1の出力端子27、第2の出力端子28、および第3の出力端子29のそれぞれに対応して接続され、パワーユニット2に内包される第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18と、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18とが貫通し、パワーユニット2に内包される第1のコア6と、を備える。
従って、従来よりもコアを半導体素子部に近接した場所に配置できるため、放射ノイズを低減することができる。
また、本発明の実施の形態1に係るパワーユニット2によれば、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18が集約された第1の集約部15を有し、第1の集約部15は、第1のコア6を貫通するので、パワーユニット2内のスペースを有効に活用することができる。
また、本発明の実施の形態1に係るパワーユニット2によれば、コンデンサ4が設置されるコンデンサ設置部24は、半導体素子部21と接する第1の面45と、第1の面45に隣接しかつ水平面に対し垂直な第2の面46および第3の面47とを有し、第1のコア6、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18は第2の面46に設置されるので、固定板38を半導体素子部21に安定して固定することができ、出力側導体ユニット23をパワーユニット2内に安定して保持することができる。
また、本発明の実施の形態1に係る電力変換装置1によれば、本発明の実施の形態1に係るパワーユニット2と、パワーユニット2に含まれる半導体素子部21を制御するコントロールユニット7とを備えるので、従来よりも放射ノイズを低減することができる。
実施の形態2.
次に、本発明における実施の形態2について説明する。図7は、本発明の実施の形態2に係るパワーユニット2の立体構成を概略的に示したものである。図7に示すように、本発明の実施の形態2に係るパワーユニット2においては、出力側導体ユニット23が、コンデンサ設置部24の上面48と接するように設けられている。
出力側導体ユニット23が、コンデンサ設置部24の上面48と接するように設けられていることに伴い、半導体素子部21に設置される第1の出力端子27、第2の出力端子28、第3の出力端子29の位置が実施の形態1とは異なっている。それ以外の構成は、実施の形態1と同一であるため、説明を省略する。
なお、図7(b)において、図2において既に示したとおりパワーユニット2およびコンデンサ設置部24を上部から見下ろす方向を矢印50とする。また、パワーユニット2およびコンデンサ設置部24を下部から見上げる方向を矢印53とする。また、パワーユニット2およびコンデンサ設置部24に対し外部から第2の面46に垂直に向かう方向を矢印52とする。
また、パワーユニット2およびコンデンサ設置部24に対し外部から第3の面に垂直に向かう方向を矢印55とする。また、パワーユニット2およびコンデンサ設置部24に対し外部から第1の面に垂直に向かう方向を矢印51とする。また、パワーユニット2およびコンデンサ設置部24に対し外部からコンデンサ設置部24の第1の面と対向する面に垂直に向かう方向を矢印54とする。
図7(a)に示すように、出力側導体ユニット23は、コンデンサ設置部24の上面48および半導体素子部21に接するようにして設けられている。出力側導体ユニット23の一端部は、半導体素子部21に設けられた第1の出力端子27、第2の出力端子28、第3の出力端子29と電気的に接続されている。
図8は、図7に示した出力側導体ユニット23について、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、第3の出力側導体バー18、第1のコア6、およびコンデンサ設置部24の構成を明らかにしたパワーユニット2を示したものである。ただし、図8(a)〜(f)は、図7で示した、矢印50〜55の方向から見たものである。
すなわち、図8(a)は、パワーユニット2を図7に示した矢印52の方向から見た図である。図8(b)は、パワーユニット2を図7に示した矢印50の方向から見た図である。図8(c)は、パワーユニット2を図7に示した矢印51の方向から見た図である。図8(d)は、パワーユニット2を図7に示した矢印53の方向から見た図である。図8(e)は、パワーユニット2を図7に示した矢印55の方向から見た図である。図8(f)は、パワーユニット2を図7に示した矢印54の方向から見た図である。
図8に示すように、第1のコア6と、コンデンサ設置部24の上面48との間には、平板上の固定板38が設けられている。固定板38は、一辺を半導体素子部21に固定されるようにして設けられており、固定板38上に複数の分割コア35が固定されている。なお、第1のコア6は、一体構造のコアであってもよい。
固定板38はコンデンサ設置部24の上面48によって、固定板38を下部から保持できる。従って、出力側導体ユニット23は、実施の形態1よりも安定している。それ以外の構成については、図6で説明したものと同一であるため説明を省略する。
本発明の実施の形態2に係るパワーユニット2によれば、コンデンサ4が設置されるコンデンサ設置部24は、半導体素子部21と接する第1の面45と、第1の面45に隣接しかつ水平面に平行な上面48および下面49を含み、第1のコア6、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18は上面48に設置されるので、出力側導体ユニット23を安定して固定することができ、パワーユニット2に振動が加わっても、さらに安定して出力側導体ユニット23を固定することができる。
また、本発明の実施の形態2に係る電力変換装置1によれば、本発明の実施の形態2の変形例に係るパワーユニット2と、パワーユニット2に含まれる半導体素子部21を制御するコントロールユニット7とを備えるのでパワーユニット2に振動が加わっても、さらに安定して出力側導体ユニット23を固定することができる。
実施の形態3.
図9は、本発明の実施の形態3に係るパワーユニットおよび当該パワーユニットを備えた電力変換装置を概略的に示したものである。図9に示すように、実施の形態3に係る電力変換装置1は、パワーユニット2内において、パワーユニット2の入力側の端子9、10と、コンデンサ4aとの間の構成が実施の形態1〜2とは異なっている。
すなわち、実施の形態3に係るパワーユニット2は、パワーユニット2の入力側の端子9、10とコンデンサ4aとの間に入力側導体ユニット62を含んでいる。さらに、入力側導体ユニット62は、第1の入力側導体バー19、第2の入力側導体バー20および第2のコア60とを含んでいる。
また、第1の入力側導体バー19および第2の入力側導体バー20が集約された第2の集約部61が、第2のコア60の第2の貫通部34を貫通している。それ以外の構成は、実施の形態1〜2と同一であるため説明を省略する。
図10は本発明の実施の形態3に係るパワーユニット2の立体構成を概略的に示したものである。図10(b)に示すように、コンデンサ設置部24は第1の面45、第2の面46、第3の面47、上面48、および下面49とを含んでいる。コンデンサ設置部24に含まれる面の定義については既に述べているため、説明を省略する。
図10(a)に示すように、入力側導体ユニット62は、コンデンサ設置部24の第3の面47と、半導体素子部21に接するようにして設けられている。入力側導体ユニット62の一端部は、半導体素子部21に設けられた第1の入力端子25および第2の入力端子26に電気的に接続されている。
入力側導体ユニット62の端部のうち、半導体素子部21と接続されている端部とは逆の端部には、端子63、64が設けられている。パワーユニット2を電力変換装置1内に設置する際に、パワーユニット2は電力変換装置1に対し、端子63、64を介して接続される。
次に、入力側導体ユニット62について詳しく説明する。図11は、第1の入力側導体バー19および第2の入力側導体バー20の形状を示したものである。図11(a)は入力側導体バー19、図11(b)は第2の入力側導体バー20の三面図を示したものである。
図11(a)に示すように、第1の入力側導体バー19は一定の厚みを有した板状の導体である。第1の入力側導体バー19は、2箇所の屈曲部56において所定の角度で同じ方向に屈曲している。また、第1の出力側導体バー16は両端部に端子接続穴32を有しており、半導体素子部21に設けられた第1の入力端子25と接続される。さらに、図11(a)に示すように、2つの屈曲部56との間には、直線状の延伸部30が設けられている。
図11(b)に示すように、第2の入力側導体バー20は一定の厚みを有した板状の導体である。第2の入力側導体バー20は、2箇所の屈曲部56において所定の角度で同じ方向に屈曲している。図11(b)に示すように、2つの屈曲部56との間には、直線状の延伸部30が設けられている。第1の出力側導体バー16は両端部に端子接続穴32を有しており、半導体素子部21に設けられた第2の入力端子26と接続される。
第2の入力側導体バー20において、屈曲部56と端子接続穴32との間には段差部31が設けられており、段差部31を境にして、延伸部30を含む面と、第1の入力側導体バー20の両端部を含む面との位置が、第2の入力側導体バー20の厚み方向に対して異なっている。図11(b)下図においては、延伸部30が、第1の入力側導体バー19の両端部よりも低い状態を示している。
第2の入力側導体バー20の形状は、図3で説明した実施の形態1に係る第3の出力側導体バー18と同一の形状である。(以降、必要に応じて第1の入力側導体バー19および第2の入力側導体バー20とをまとめて入力側導体バーと称す。)
次に、入力側導体ユニット62における第1の入力側導体バー19、第2の入力側導体バー20、および分割コア35の配置について説明する。ただし、分割コア35の形状は既に図4に示しているため説明を省略する。
図12は、入力側導体ユニット62における第1の入力側導体バー19、第2の入力側導体バー20、および第2のコア60の配置を三面図により示したものである。第2のコア60は複数の分割コア60から構成されている。
入力側導体バーは、出力側導体バーと同様に、互いの入力側導体バー同士の絶縁性を確保するため、端子接続穴32以外の表面で、図示しない絶縁膜等で覆われているものとする。
図12(b)に示すように、第1の入力側導体バー19と第2の入力側導体バー20同士の距離は、各々の端部に設けられた端子接続穴32から、延伸方向の中央部に向かうに従って小さくなっている。端子接続穴32以外の部分で第1の入力側導体バー19、第2の入力側導体バー20が互いに接している部分を第2の集約部61とする。
また、図12(a)および図12(c)に示すように、第1の入力側導体バー19および第2の入力側導体バー20は延伸部30が互いに接するように設置されている。また、第2の入力側導体バー20が段差部31を有することにより、入力側導体バーの有する端子接続穴32は同一平面状に位置している。端子接続穴32がすべて同じ平面状に配置されることにより、出力側導体バーを接続するための構成を簡略化できる。なお、段差部31を設けず、出力側導体バーが接続される側の端子台、および接続バーのほうに、接続のための段差を設けても良いことは言うまでも無く、その記載を省略している。
第2の集約部61は、分割コア35の貫通部36を貫通するように設置されており、第1の入力側導体バー19、第2の入力側導体バー20の延伸方向に複数の分割コア35が並べて配置され第2のコア60を形成している。
第2のコア60を分割コア35で構成することにより、第2のコア60の長さ、例えば、第1の入力側導体バー19、第2の入力側導体バー20の延伸部30の延伸方向の長さに応じて第2のコア60のサイズを適宜調節することが可能となる。
図13は、図10に示した入力側導体ユニット62について、第1の入力側導体バー19、第2の入力側導体バー20、第2のコア60の構成およびコンデンサ設置部24の構成を明らかにしたパワーユニット2を示したものである。ただし、図13(a)〜(f)は、図10で示した、矢印50〜55の方向から見たものである。
すなわち、図13(a)は、パワーユニット2を図10に示した矢印52の方向から見た図である。図13(b)は、パワーユニット2を図10に示した矢印50の方向から見た図である。図13(c)は、パワーユニット2を図10に示した矢印51の方向から見た図である。図13(d)は、パワーユニット2を図10に示した矢印53の方向から見た図である。図13(e)は、パワーユニット2を図10に示した矢印55の方向から見た図である。図13(f)は、パワーユニット2を図10に示した矢印54の方向から見た図である。
図13に示すように、入力側導体ユニット62とコンデンサ設置部24の第3の面47との間には、平板上の穴開き固定板59が一辺を半導体素子部21に固定されるようにして設けられている。穴開き固定板59上に入力側導体ユニット62に含まれる複数の分割コア35が固定されている。
また、穴開き固定板59はコンデンサ接続導体用貫通穴65を有しており、コンデンサ接続導体43は、コンデンサ接続導体用貫通穴65を貫通することにより、コンデンサ接続端子44と第1の入力端子25および第2の入力端子26と接続している。
なお、図13においては穴開き固定板59を平板である実施例を示しているが、平板に限らずとも分割コア35が固定できればどのような構造でもよい。例えば、コア固定用突起部42に対応する位置に棒状の板を設け、当該棒状の板の一部を半導体素子部21または、冷却フィン22またはコンデンサ4等に固定する等の方法をとってもよい。穴開き固定板59の構造を適宜変更することにより、パワーユニット2の軽量化を実現できる。
本発明の実施の形態3に係るパワーユニット2によれば、第1の入力端子25および第2の入力端子26のそれぞれに対応して接続され、パワーユニットに内包される第1の入力側導体バー19および第2の入力側導体バー20と、第1の入力側導体バー19および第2の入力側導体バー20とが貫通し、パワーユニット2に内包される第2のコア60とを備えるので、放射ノイズをさらに低減することができる。
また、本発明の実施の形態3に係るパワーユニット2によれば、第1の入力側導体バー19および第2の入力側導体バー20が集約された第2の集約部61を有し、第2の集約部61は、第2のコア60を貫通するので、パワーユニット2内のスペースを有効に活用することができる。
また、本発明の実施の形態3に係る電力変換装置1によれば、本発明の実施の形態3に係るパワーユニット2と、パワーユニット2に含まれる半導体素子部21を制御するコントロールユニットと、を備えるので、放射ノイズをさらに低減することができる。
実施の形態4.
図14は、本発明の実施の形態4に係る出力側導体ユニット23の三面図を示したものである。図14(a)は、本発明の実施の形態4に係る出力側導体ユニット23の正面図、図14(b)は平面図、図14(c)は側面図を示している。本発明の実施の形態4係る出力側導体ユニット23に含まれる分割コア35は、貫通部36の大きさが、貫通部36を貫通する出力側導体バーの断面積応じて異なるものである。
ただし、出力側導体バーの断面積とは、出力側導体バーの延伸方向に対し垂直な面における、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17および第2の出力側導体バー18の断面積の合計を示すこととする。それ以外の構成に関しては実施の形態1〜3と同一であるため説明を省略する。
図14(b)に示すように、第2の集約部61の延伸方向の略中央に位置する分割コア35の貫通部36の大きさは、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、第3の出力側導体バー18の端子接続穴32に近づくに従って大きくなっている。
ここで、図14(b)に一点鎖線で示した線分AB、線分CD、線分EFにおける出力側導体ユニット23の断面を考える。ただし、線分AB、線分CD、線分EFは出力側導体バーの延伸方向に対して垂直な面に含まれている。
図15は、図14(b)で示した一点鎖線で示した線分における出力側導体ユニット23の断面を示したものである。図15(a)は図14における線分ABにおける出力側導体ユニット23の断面を示している。図15(b)は図14における線分CDにおける出力側導体ユニット23の断面を示している。図15(c)は図14における線分EFにおける出力側導体ユニット23の断面を示している。
図15に示すように、第2の出力側導体バー17の断面は図15(a)〜(c)のすべてにおいて等しいが、図15(b)に示す線分BC断面では、第1の出力側導体バー16および第3の出力側導体バー18の断面積が、図15(a)に示す線分AB断面における断面積より増加している。
また、図15(c)に示す線分EF断面では、第1の出力側導体バー16および第3の出力側導体バー18の断面積が、図15(b)に示す線分BC断面における断面積よりさらに増加している。
すなわち、貫通部36を貫通する第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、第3の出力側導体バー18の断面の断面積の合計は、出力側導体バーの延伸部30の中央から端子接続穴32に近づく程増加する。
出力側導体バーの断面積に応じて、貫通部36の大きさは変化している。なお、本発明の実施の形態4では、貫通部36の異なる分割コアを出力側導体ユニット23に対し用いた例を示しているが、入力側導体ユニット62に対し用いてもよい。
本発明の実施の形態4に係るパワーユニット2によれば、複数の分割コア35の貫通部36の大きさは、貫通部36を貫通する、第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18の延伸方向に対して垂直な面における第1の出力側導体バー16、第2の出力側導体バー17、および第3の出力側導体バー18の断面積に応じた大きさであるので、放射ノイズをさらに低減することができる。
また、本発明の実施の形態4に係る電力変換装置1によれば、本発明の実施の形態4に係るパワーユニット2と、パワーユニット2に含まれる半導体素子部21を制御するコントロールユニット7とを備えるので、放射ノイズをさらに低減することができる。
実施の形態5.
図16は、本発明の実施の形態5に係る分割コアを示したものである。それ以外の構成については、実施の形態1〜4と同一であるため、説明を省略する。
実施の形態1〜4で述べた分割コア35は、閉じたリング状、あるいは閉じた矩形状の貫通部36を有している。このため、屈曲した入力側導体バーまたは出力側導体バーを貫通部36に貫通させる際、入力側導体バーまたは出力側導体バーの向きを変えながら取り付けられる。
分割コア35の貫通部36に複数の入力側導体バーおよび出力側導体バーの向きを変えながら貫通させ取り付けるので、貫通穴36は、入力側導体バーおよび出力側導体バーの向きを変えることのできる最低限の大きさを有する必要がある。
しかし、入力側導体バーおよび出力側導体バーと貫通穴36を形成する分割コア35との間の空間はパワーユニットの動作時にはデッドスペースになるため、パワーユニット2の小型化には限界がある。
そこで、分割コア35を、第1の分割コア部材66および第2の分割コア部材67に分離することで、閉じた貫通部36に導体バーを通す必要がなくなり、入力側導体バーまたは出力側導体バーと、貫通穴36を形成する分割コア35との間の空間を従来よりも小さくすることができ、パワーユニット2の小型化が可能になる。
図16は本発明の実施の形態5に係る分割コア35を示したものである。図16に示すように、本発明の実施の形態4に係る分割コア35は、アーチ部40および固定部41の2箇所において分離可能である。すなわち、図16に示すように分割コア35は、第1の分割コア部材66および第2の分割コア部材67とを含む。
図17は、本発明の実施の形態5に係る分割コア35の変形例について示したものである。図17に示すように、分割コア35はアーチ部40の中央部および固定部41の中央部において分離可能である。図17においては、第1の分割コア部材66はアーチ部40を含み、第2の分割コア部材67は工程部41を含む。
図16および図17に示す第1の分割コア部材66および第2の分割コア部材67は、分割コア35の設置位置に応じて選択することが可能である。図16に示す分割コア35は、入力側導体ユニット62および出力側導体ユニット23をコンデンサ設置部24の第2の面および第3の面に設置する場合に有効である。
すなわち、図16に示す第2の分割コア部材67を、予め垂直方向に設置された固定板38に固定しておき、入力側導体バーまたは出力側導体バーを設置した後、第1の分割コア部材66を固定することが望ましい。
一方、図17に示す分割コア35は出力側導体ユニット23をコンデンサ設置部24の上面に設置する場合に有効である。すなわち、図17に示す第2の分割コア部材67を、予め水平方向に設置された固定板38に固定しておき、入力側導体バーまたは出力側導体バーを設置した後、第1の分割コア部材66を固定することが望ましい。
第1の分割コア部材66と第2の分割コア部材67とを組み付ける方法としては、第1の分割コア部材66と第2の分割コア部材67にネジ穴を設け、当該ネジ穴にネジを貫通させ固定する方法を用いればよい。また、分割コア35の外周に沿って、リング状の固定部材を設置し締め付けにより第1の分割コア部材66と第2の分割コア部材67とを組みつけてもよい。
本発明の実施の形態5に係るパワーユニット2によれば、分割コア35は、分離可能に設けられた第1の分割コア部材66および第2の分割コア部材67で構成されているので、パワーユニット2をさらに小型化することができる。
また、本発明の実施の形態5に係る電力変換装置1によれば、本発明の実施の形態5に係るパワーユニット2と、パワーユニット2に含まれる半導体素子部21を制御するコントロールユニット7とを備えるので、電力変換装置1をさらに小型化することができる。
実施の形態6.
図18は、本発明の実施の形態6に係るパワーユニットおよび当該パワーユニットを備えた電力変換装置を概略的に示したものである。実施の形態1〜5においては、インバータ3と交流電力を供給する電源との間にコンバータ5が存在し、電力変換装置に入力された交流電力をコンバータ5が直流電力に変換出力し、当該直流電力がパワーユニット2に入力される形態であった。
本発明の実施の形態6は、直流架線から直流電力が供給される場合の電力変換装置である。図18に示すように、電力変換装置1の外側でかつ、インバータ3の入力側に並列に接続されたコンデンサ4aのP1線にリアクトル68が接続されている。それ以外の構成は、本発明の実施の形態1と同一であるため説明を省略する。
本発明の実施の形態6に係る電力変換装置1によれば、リアクトル68を設けることにより、電力変換装置1に入力される直流電力の高調波電力を抑制することができるため、放射ノイズをさらに低減することができる。なお、直流架線から直流電力が供給される電力変換装置としては、鉄道車両用電力変換器等の電力変換機が挙げられる。
また、本発明の実施の形態6に係る電力変換装置1によれば、本発明の実施の形態6に係るパワーユニット2と、パワーユニット2に含まれる半導体素子部21を制御するコントロールユニット7とを備えるので、放射ノイズがさらに低減された電力変換装置が得られる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その発明の範囲において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜変更、省略したりすることができる。
1 電力変換装置
2 パワーユニット
3 インバータ
4 コンデンサ
6 第一のコア
7 コントロールユニット
15 第1の集約部
16 第1の出力側導体バー
17 第2の出力側導体バー
18 第3の出力側導体バー
19 第1の入力側導体バー
20 第2の入力側導体バー
21 半導体素子部
24 コンデンサ設置部
25 第1の入力端子
26 第2の入力端子
27 第1の出力端子
28 第2の出力端子
29 第3の出力端子
35 分割コア
36 貫通部
45 第1の面
46 第2の面
47 第3の面
48 上面
49 下面
60 第2のコア
61 第2の集約部
66 第1の分割コア部材
67 第2の分割コア部材

Claims (16)

  1. 電力変換装置に着脱可能なパワーユニットであって、
    第1の入力端子、第2の入力端子、第1の出力端子、第2の出力端子、および第3の出力端子が設けられ、前記第1の入力端子および前記第2の入力端子に入力される電力を変換し、変換した前記電力を前記第1の出力端子、前記第2の出力端子、および前記第3の出力端子に出力する半導体素子部と、
    前記第1の入力端子および前記第2の入力端子を介して、前記半導体素子部に並列接続されたコンデンサと、
    前記第1の出力端子、前記第2の出力端子、および前記第3の出力端子のそれぞれに対応して接続され、前記パワーユニットに内包される第1の出力側導体バー、第2の出力側導体バー、および第3の出力側導体バーと、
    前記第1の出力側導体バー、前記第2の出力側導体バー、および前記第3の出力側導体バーが貫通し、前記パワーユニットに内包される第1のコアと、
    を備え
    前記半導体素子部の前記コンデンサが設置される側とは異なる側に設置され、前記半導体素子部から発生した熱を放熱する冷却フィンの側から前記パワーユニットを見た際に、前記半導体素子部、前記コンデンサ、前記第1の出力側導体バー、前記第2の出力側導体バー、前記第3の出力側導体バー、および前記第1のコアは前記冷却フィンが占める領域の内側にのみ配置されたことを特徴とするパワーユニット。
  2. 前記第1の出力側導体バーおよび第3の出力側導体バーは、延伸部と前記延伸部の両端に設けられた屈曲部とをそれぞれ有し、
    前記集約部は、前記第1の出力側導体バーの延伸部および前記第3の出力側導体バーの延伸部を含むことを特徴とする請求項1に記載のパワーユニット。
  3. 前記第1の出力側導体バー、前記第2の出力側導体バー、前記第3の出力側導体バーのそれぞれの両端部は同一の端部の側でそれぞれ同一平面上に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパワーユニット。
  4. 前記コンデンサが設置されるコンデンサ設置部は、前記半導体素子部と接する第1の面と、前記第1の面に隣接しかつ水平面に対し垂直な第2の面および第3の面とを有し、
    前記第1のコア、前記第1の出力側導体バー、前記第2の出力側導体バー、および前記第3の出力側導体バーは前記第2の面に設置されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のパワーユニット。
  5. 前記コンデンサ設置部の前記第2の面の側に設けられ、前記半導体素子部に固定された固定板をさらに備え、
    前記第1のコアは前記固定板に固定されたことを特徴とする請求項4に記載のパワーユニット。
  6. 前記コンデンサが設置されるコンデンサ設置部は、前記半導体素子部と接する第1の面と、前記第1の面に隣接しかつ水平面に平行な上面および下面とを有し、
    前記第1のコア、前記第1の出力側導体バー、前記第2の出力側導体バー、および前記第3の出力側導体バーは前記上面に設置されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のパワーユニット。
  7. 前記コンデンサ設置部の前記上面の側に設けられ、前記半導体素子部に固定された固定板をさらに備え、
    前記第1のコアは前記固定板に固定されたことを特徴とする請求項6に記載のパワーユニット。
  8. 前記第1の入力端子および前記第2の入力端子のそれぞれに対応して接続され、前記パワーユニットに内包される第1の入力側導体バーおよび第2の入力側導体バーと、
    前記第1の入力側導体バーおよび前記第2の入力側導体バーが貫通し、前記パワーユニットに内包される第2のコアと、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のパワーユニット。
  9. 前記第1の入力側導体バーは、延伸部と前記延伸部の両端に設けられた屈曲部とを有し、
    前記第2の集約部は、前記第1の入力側導体バーの延伸部を含むことを特徴とする請求項8に記載のパワーユニット。
  10. 前記第1の入力側導体バーおよび前記第2の入力側導体バーのそれぞれの両端部は同一の端部の側でそれぞれ同一平面上に配置されることを特徴とする請求項8または請求項9に記載のパワーユニット。
  11. 前記コンデンサが設置されるコンデンサ設置部は、前記半導体素子部と接する第1の面と、前記第1の面に隣接しかつ水平面に対し垂直な第2の面および第3の面とを有し、
    前記コンデンサ設置部の前記第3の面の側に設けられ、前記半導体素子部に固定された固定板をさらに備え、
    前記第2のコア、前記第1の入力側導体バー、および前記第2の入力側導体バーは前記第3の面に設置され、
    前記第2のコアは前記固定板に固定されたことを特徴とする請求項8〜請求項10のいずれか一項に記載のパワーユニット。
  12. 前記第1のコアは、貫通部を有する複数の分割コアを、前記第1の出力側導体バー、前記第2の出力側導体バー、および前記第3の出力側導体バーの延伸方向に並べて形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載のパワーユニット。
  13. 前記複数の分割コアの前記貫通部は、矩形であることを特徴とする請求項12記載のパワーユニット。
  14. 前記複数の分割コアの前記貫通部の大きさは、前記貫通部を貫通する、前記第1の出力側導体バー、前記第2の出力側導体バー、および前記第3の出力側導体バーの延伸方向に対して垂直な面における前記第1の出力側導体バー、前記第2の出力側導体バー、および前記第3の出力側導体バーの断面積に応じた大きさであることを特徴とする請求項12または請求項13に記載のパワーユニット。
  15. 前記分割コアは、分離可能に設けられた第1の分割コア部材および第2の分割コア部材を含むことを特徴とする請求項12〜請求項14のいずれか一項に記載のパワーユニット。
  16. 請求項1〜請求項15のいずれか一項に記載のパワーユニットと、
    前記パワーユニットに含まれる前記半導体素子部を制御するコントロールユニットと、
    を備えたことを特徴とする電力変換装置。
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