JP5220245B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直流リアクトルを搭載する電力変換装置に関する。
電力変換装置に直流リアクトル(以下「DCL」と表記)を搭載すると高調波成分を抑制する能力が増大し、製品の環境性能を向上させることができる。このため、電力変換装置にDCLを搭載した製品が存在する。
DCLを搭載した電力変換装置として、例えば下記特許文献1に示されたものがある。この特許文献1では、電子回路を内蔵したインバータ装置本体と、インバータ装置本体を囲む本体ケースと、本体ケースの内部の一端に設けられた端子部とを有するインバータ装置において、本体ケースの端子部側の一端に端子保護カバーからなるリアクトル収納体を着脱自在に取り付け、リアクトル収納体内に端子部と電気的に接続された直流リアクトルを配置する構成が開示されている。また、必要に応じて、リアクトル収納体にリアクトル用冷却ファンやヒートシンクを配置することも考慮されている。
特開2007−181316号公報
しかしながら、一般的にDCLは実装面積や体積が大きくなるのと共に、DCLの巻線温度は100℃以上となる場合がある。このため、電力変換装置にDCLを搭載する場合、装置の設置面積や内部温度を増加させる要因となっていた。
また、上記特許文献1では、リアクトル収納体にリアクトル用冷却ファンやヒートシンクを配置することも考慮されているが、リアクトル実装用のスペースを別途確保する必要があり、装置の大型化が不可避であった。
また、上記特許文献1の構成では、リアクトルを収納するケースを別途製作する必要があり、装置が大型化し、コストも増大するという問題点があった。
さらに、例えばDCL非搭載の電力変換装置をDCL内蔵の電力変換装置に更新する場合、顧客からは、従来のものと同じ、もしくは同程度の設置面積にして欲しい旨の要望を受けることが多くあり、DCL搭載の電力変換装置の実装面積をDCL非搭載の電力変換装置と同等程度に小さくすることが望まれていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、DCLを搭載した場合であっても、実装面積やコストの増加を抑制することができる電力変換装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、電力変換素子を実装する電力変換モジュール、直流リアクトルおよび、前記電力変換モジュールを冷却する冷却フィンを有する電力変換装置において、前記電力変換モジュールは、前記冷却フィンのベース部に実装され、前記直流リアクトルは、前記冷却フィンのベース部の下面に取り付けられた羽根部の下層に配置され、前記冷却フィンには空隙部が設けられ、前記電力変換モジュールと前記直流リアクトルとの間の電気的接続を得るための端子台を前記空隙部の空間を利用して配置したことを特徴とする。
この発明によれば、DCLを搭載した場合であっても、実装面積やコストの増加を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかる電力変換装置の一構成例を示す斜視図である。 図2は、実施の形態1にかかる電力変換装置の他の構成例を示す斜視図である。 図3は、DCL、整流モジュールおよびインバータモジュール間の電気的な接続構成を模式的に示す図である。 図4は、冷却ファンを設けた場合の冷却風の流れを模式的に示す図である。 図5は、実施の形態1の電力変換装置における主回路コンデンサの搭載位置の一例を示す図である。 図6は、実施の形態2にかかる電力変換装置の一構成例を示す斜視図である。 図7は、図6の構成における端子台の他の構成例を示す斜視図である。 図8は、図6,7の構成における端子台の構成を示す上面図および斜視図である。 図9は、図6の構成における浮遊容量の形成位置を示す部分断面図を含む正面図である。 図10は、図6,7の構成における浮遊容量の形成位置を等価回路上に示す図である。 図11は、実施の形態2にかかる電力変換装置の他の構成例を示す斜視図である。 図12は、図11の構成における端子台の構成を示す上面図および斜視図である。 図13は、図11の構成における浮遊容量の形成位置を等価回路上に示す図である。 図14は、実施の形態3における浮遊容量の形成位置を示す部分断面図を含む正面図である。 図15は、図14の構成における浮遊容量の形成位置を等価回路上に示す図である。 図16は、実施の形態3における浮遊容量の他の形成位置を等価回路上に示す図である。 図17は、浮遊容量の更なる増加を可能とする実施の形態4にかかる電力変換装置の一構成例を示す図である。 図18は、SiC素子を用いた実施の形態5にかかる電力変換装置の一構成例を示す斜視図である。 図19は、図18の構成における端子台の他の構成例を示す斜視図である。 図20は、図19の構成における電力変換装置の部分断面図を含む正面図である。 図21は、実施の形態6にかかる電力変換装置の一構成例を示す部分断面図を含む正面図である。 図22は、浮遊容量の更なる増加を可能とする実施の形態7にかかる電力変換装置一構成例を示す図である。 図23は、実施の形態8にかかる電力変換装置の一構成例を示す部分断面図を含む正面図である。 図24は、図23の構成における端子台の一構成例を示すA−A’線断面図である。 図25は、実施の形態8にかかる端子台の他の構成例を示す断面図である。 図26は、浮遊容量の更なる増加を可能とする実施の形態9にかかる端子台の一構成例を示す断面図である。
以下に添付図面を参照し、本発明の実施の形態にかかる電力変換装置について説明する。なお、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
実施の形態1にかかる電力変換装置の構成について、図1〜図5の図面を参照して説明する。図1は、実施の形態1にかかる電力変換装置の一構成例を示す斜視図であり、図2は、実施の形態1にかかる電力変換装置の他の構成例を示す斜視図であり、図3は、DCL、整流モジュールおよびインバータモジュール間の電気的な接続構成を模式的に示す図であり、図4は、冷却ファンを設けた場合の冷却風の流れを模式的に示す図であり、図5は、実施の形態1の電力変換装置における主回路コンデンサの搭載位置の一例を示す図である。
実施の形態1にかかる電力変換装置は、電力変換機能を具現する主たる回路部として、DCL2、整流モジュール5A、インバータモジュール5Bおよび主回路コンデンサ11(図3,5参照)を備え、これらの回路部間を図3に示す電気的接続とするための部材として端子台4が設けられる。また、これらの回路部を保持し、あるいは、整流モジュール5Aおよびインバータモジュール5Bの温度上昇を抑制するための部材として、冷却フィン3A、冷却フィン3B、底板8およびDCL固定部材9を備えて構成される。なお、整流モジュール5Aは、電力変換機能を有するコンバータモジュールであっても構わない。
冷却フィン3Aは、底面となるベース部31および、ベース部31の下面に所定間隔を空けて一体的に併設された一群の金属板からなる羽根部32を有して成る。ベース部31の上面には、図示しない交流電源からの電力を整流する整流モジュール5Aおよび、整流モジュール5Aの出力(直流電力)を所望の交流電力に変換するインバータモジュール5Bが実装される。ベース部31の下面には羽根部32が設けられ、この羽根部32の下層には、薄く平たく形成したDCL2が配置される。DCL2は、DCLコア21および、DCLコア21に巻回された巻線部22を有して成り、整流モジュール5Aとインバータモジュール5Bとの間に直列に接続される。これらの構成により、実施の形態1にかかる電力変換装置は、上面(上層)から下面(下層)に向かって、第1階層には電力変換モジュール(整流モジュール5Aおよびインバータモジュール5B)、第2階層には冷却フィン(ベース部、羽根部)、第3階層にはDCLという順の階層構成にて配置される。
DCL1の左右端における冷却フィン3Aの下部(底板8の上部)には、冷却フィン3Aと同様な羽根部を有する冷却フィン3Bが設けられている。この冷却フィン3Bは、冷却フィン3Aと一体的に形成することも可能である。
冷却フィン3Aのほぼ中央には、空隙部10が設けられている。この空隙部10には、DCL2を各モジュール間に直列に接続するための端子台4が設けられる。なお、端子台4の代わりに平角銅線などの電気伝導性のある材料を冷却フィン3Aの空隙部に挿入できるように形成し、各モジュールとDCL2とを接続してもよい。
DCL固定部材9は、電力変換装置の最下層に設けた底板8上に設けられ、DCL2の上部および少なくとも一部の周辺部を覆うようにして、DCL2を固定する。DCL固定部材9は、DCLコア21内を通過する磁束が流れ込まないように非磁性材料で製作される。DCL固定部材9によるDCL2の固定は、DCL2を固定できればどのような手法を用いてもよい。例えば、巻線部22とDCL固定部材9との間の空間に熱伝導性に優れた樹脂等を注入し、DCL固定部材9と冷却フィンとを接触させることで固定することが考えられる。なお、接触させる冷却フィンは、DCL2の上面に配置した冷却フィン3Aでもよいし、DCL2の左右に配置した冷却フィン3Bでもよい。
また、整流モジュール5Aおよびインバータモジュール5Bは、それぞれを別々のケースに収納してもよいし、同一のケースに収納してもよい。例えば容量の大きな機種の場合、別々のケースに収納することが多く、例えば図1に示すような構成となる。一方、容量の小さな機種の場合、同一のケースに収納することができ、例えば図2に示すような構成となる。
実施の形態1の電力変換装置によれば、整流モジュール5A、インバータモジュール5B、冷却フィン3A(冷却フィン3B)およびDCL2を上面から下面に向かって垂直方向に階層的に配置したので、実装面積を増大することなくDCL2を搭載することができる。なお、DCL2は、薄く平たく形成できるため高さ方向の寸法増加も極力小さくすることができる。
また、実施の形態1の電力変換装置では、整流モジュール5Aおよびインバータモジュール5BとDCL2との間に冷却フィン3A(冷却フィン3B)を配置しているので、例えば図4に示すように、水平方向から冷却ファン12の風を当てることにより、電力変換モジュール5(整流モジュール5Aおよびインバータモジュール5B)の下流側にある主回路コンデンサ11ならびに、主回路コンデンサ11よりも下層側に配置されているDCL2の両者の温度上を低下させることが可能となる。特に、DCL2とモジュールと電力変換モジュール5とはDCL固定部材9によって隔離されているので、双方の温度が影響し合わないという利点がある。
また、実施の形態1の電力変換装置では、DCL2を電力変換装置に内蔵することにより、主回路電流のリップル成分を小さくすることができ、リップル耐量の小さい小型の主回路コンデンサを使用できる。このため、主回路コンデンサ11の実装スペースを小さくすることができ、例えば図5に示すように、DCL2の上面部のスペースに配置することが可能となる。なお、図5では、主回路コンデンサ11をインバータモジュール5B側に配置しているが、整流モジュール5A側に配置することも無論可能である。
以上説明したように、実施の形態1の電力変換装置によれば、電力変換素子を実装する電力変換モジュールを冷却フィンのベース部に実装し、DCLを冷却フィンのベース部の下面に取り付けた羽根部の下層に配置し、電力変換モジュールとDCLとの間の電気的接続を得るための端子台を冷却フィンに設けた空隙部の空間を利用して配置したので、電力変換装置にDCLを搭載した場合であっても、実装面積やコストの増加を抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、整流モジュールとインバータモジュールとを共通の冷却フィンのベース部に実装する実施形態について説明したが、実施の形態2は、整流モジュールとインバータモジュールとを個別の冷却フィンのベース部に実装する実施の形態であり、当該実施の形態について、図6〜図13の図面を参照して説明する。図6は、実施の形態2にかかる電力変換装置の一構成例を示す斜視図であり、図7は、図6の構成における端子台の他の構成例を示す斜視図であり、図8は、図6,7の構成における端子台の構成を示す上面図(同図(a))および斜視図(同図(b))であり、図9は、図6の構成における浮遊容量の形成位置を示す部分断面図を含む正面図であり、図10は、図6,7の構成における浮遊容量の形成位置を等価回路上に示す図であり、図11は、実施の形態2にかかる電力変換装置の他の構成例を示す斜視図であり、図12は、図11の構成における端子台の構成を示す上面図(同図(a))および斜視図(同図(b))であり、図13は、図11の構成における浮遊容量の形成位置を等価回路上に示す図である。
実施の形態2にかかる電力変換装置では、図6に示すように、図1の冷却フィン3Aに対応するものとして、個別の冷却フィン3C(第1の冷却フィン)および冷却フィン3D(第2の冷却フィン)が設けられる。整流モジュール5Aは、冷却フィン3C側に実装され、インバータモジュール5Bは、冷却フィン3D側に実装される。これら冷却フィン3C,3D間には必然的に空間が形成され、この空間に端子台4が配置される。なお、端子台4は、図6に示すように、DCL固定部材9の上部に設置してもよいし、図7に示すように、DCL固定部材9に空隙を設け、DCLコア21の上部に設置してもよい。また、DCL2は、実施の形態1と同様な理由により、冷却フィン3Cおよび冷却フィン3Dの下層に配置する。
図8に示すように、端子台4の内部には、電力変換モジュールの高圧側端子に接続されるP側入力導体(第1の正側接続導体)41とP側出力導体(第2の正側接続導体)42とが収納される。P側入力導体41は、整流モジュール5AのP側端子51とDCL2との間の電気的接続を得るための接続導体であり、図6に示すように、端子台4の上部側に設けられる端子61と端子台4の側部側に設けられる端子63を介してP側端子51とDCL2とが電気的に接続される。同様に、P側出力導体42はインバータモジュール5BのP側端子52とDCL2との間の電気的接続を得るための接続導体であり、端子台4の上部側に設けられる端子62と端子台4の側部側に設けられる端子64を介してP側端子52とDCL2とが電気的に接続される。
P側入力導体41およびP側出力導体42は、図9に示すように、冷却フィン3C,3Dの隣接する側面部34と同等の表面積で相対するような形状とすることが好ましい。なお、P側入力導体41およびP側出力導体42の断面積は、流れる電流容量によって設計すればよい。これらの構成により、P側入力導体41およびP側出力導体42と各側面部34との間で浮遊容量14が形成され、冷却フィン3C,3Dを電力変換装置のGND端子(FG)に接続すれば、図10に示す等価回路が構成される。
また、図6,7の構成は、整流モジュール5Aおよびインバータモジュール5BのP側端子にのみDCL2を接続する形態であったが、図11の構成図に示すように、整流モジュール5Aおよびインバータモジュール5BのP側端子およびN側端子の双方にDCL2を接続する構成としてもよい。この構成の場合、例えば図12に示す端子台4が用いられる。
図12において、端子台4の内部には、P側入力導体41およびP側出力導体42に加え、電力変換モジュールの低圧側端子に接続されるN側(負側)入力導体43およびN側(負側)出力導体44が収納される。N側入力導体43は、整流モジュール5AのN側端子53と、DCLのうちの一方側(N側)のDCL(DCL2B)との間の電気的接続を得るための接続導体であり、図11に示すように、端子台4の上部側に設けられる端子65と端子台4の側部側に設けられる端子67を介してN側端子53とDCL2Bの一端とを電気的に接続する。同様に、N側出力導体44はインバータモジュール5BのN側端子54と、DCL2Bとの間の電気的接続を得るための接続導体であり、端子台4の上部側に設けられる端子66と端子台4の側部側に設けられる端子68を介してN側端子54とDCL2Bの他端とを電気的に接続する。なお、P側端子51,52と、DCLのうちの他方側(P側)のDCL(DCL2A)との間の電気的接続も図示しない背面側にて正面側と同様な接続がとられる。これらの構成により、P側入力導体41、P側出力導体42、N側入力導体43およびN側出力導体44と隣接する冷却フィン3Cまたは冷却フィン3Dの側面部との間で浮遊容量14が形成され、冷却フィン3C,3Dを電力変換装置のGND端子(FG)に接続すれば、図13に示す等価回路が構成される。
上述したように、実施の形態2の電力変換装置によれば、DCLを電力変換装置に内蔵することにより、高調波の低減と共に、DCLと浮遊容量とで形成されるノイズフィルタにより高周波ノイズの低減も可能となる。さらに、整流出力のP側,N側の双方において、DCLと浮遊容量とで形成されるノイズフィルタにより、高調波および高周波ノイズの低減効果を増大することができる。
なお、図12において、P側入力導体41とN側入力導体43とが近接する箇所および、P側出力導体42とN側出力導体44とが近接する箇所の双方に誘電体を挿入してもよい。このように構成すれば、それぞれの導体間に上記の浮遊容量とは異なる浮遊容量を形成することができ、当該浮遊容量をスナバコンデンサとして利用することが可能となる。
実施の形態3.
実施の形態2では、端子台内部の導体と整流モジュールおよびインバータモジュールの各冷却フィンとの間で浮遊容量を形成する実施形態について説明したが、実施の形態3は、整流モジュールの冷却フィンとの間の浮遊容量よりもインバータモジュールの冷却フィンとの間の浮遊容量の方を大きくする実施の形態であり、当該実施の形態について、図14〜図16の図面を参照して説明する。図14は、実施の形態3における浮遊容量の形成位置を示す部分断面図を含む正面図であり、図15は、図14の構成における浮遊容量の形成位置を等価回路上に示す図であり、図16は、浮遊容量の他の形成位置を等価回路上に示す図である。
実施の形態2の電力変換装置では、図9に示すように、端子台4を冷却フィン3C,3Dから概略等距離の位置に配置したが、実施の形態3では、図14に示すように、端子台4を冷却フィン3C側との距離よりも冷却フィン3D側との距離の方が小さくなるように配置している。この構成により、P側出力導体42と冷却フィン3Dの側面部との間で形成される浮遊容量14が大きくなり、図15に示すような等価回路が形成される。なお、P側入力導体41と冷却フィン3Cの側面部との間でも浮遊容量が形成されるが、その容量値はP側出力導体42と冷却フィン3Dの側面部との間で形成される浮遊容量14よりも小さく、回路的には無視できるため、図15の等価回路上では省略している。
実施の形態2において、DCLと浮遊容量とで形成されるノイズフィルタにより高調波および高周波ノイズが低減されると説明したが、DCLの入力側(整流モジュール側)に容量値が存在する場合、フィルタ特性が悪くなる場合がある。例えば、インバータモジュール側から整流モジュール側の高調波または高周波ノイズが伝達されようとするとき、これらのノイズ成分はDCLのインダクタンス成分で阻止されると共に、DCLの出力側(インバータモジュール側)の浮遊容量でFGに流出する。一方、DCLの入力側(整流モジュール側)に浮遊容量が形成される場合、その容量値と阻止したい周波数成分により、出力側から入力側を見たインピーダンスが小さくなり、フィルタ特性が悪化する場合もある。このような場合を想定し、実施の形態3では、DCLの入力側の浮遊容量よりもDCLの出力側の浮遊容量の方が大きくなる(すなわち、DCLの出力側の浮遊容量が支配的になる)ように端子台4の配置を工夫したものである。
このように実施の形態3では、DCLの出力側の浮遊容量が支配的になるように構成したので、特定の周波数成分においてフィルタ特性が悪化するような状況を回避することができ、高調波および高周波ノイズの帯域全般に渡り、良好なフィルタ特性を構築することが可能となる。
なお、図15では、P側出力導体42と冷却フィン3Dの側面部との間で浮遊容量14が形成される構成を示したが、整流出力のP側,N側の双方において、浮遊容量を形成してもよい。この場合、図16の等価回路に示すように、N側出力導体44と冷却フィン3Dとの間にも浮遊容量が形成される。
実施の形態4.
実施の形態3では、整流モジュールの冷却フィンとの間の浮遊容量よりもインバータモジュールの冷却フィンとの間の浮遊容量の方が大きい実施形態について説明したが、実施の形態4は、当該浮遊容量を増大させる実施の形態であり、当該実施の形態について、図17の図面を参照して説明する。図17は、実施の形態3にて形成した浮遊容量をさらに増加させる一例を示す図である。
実施の形態4の電力変換装置では、整流モジュール5Aとインバータモジュール5Bとの間のP側端子にのみDCL2を接続する図14の構成において、インバータモジュール5Bが実装される冷却フィン3Dと端子台4のP側出力導体42との間に誘電体16を挿入する。この誘電体16は、端子台4と一体に形成してもよいし、冷却フィン3Dと一体に形成してもよい。なお、整流モジュール5Aとインバータモジュール5Bとの間のN側端子にもDCLを接続する場合には、冷却フィン3DとP側出力導体42との間のみならず、冷却フィン3DとN側出力導体44との間にも誘電体を挿入すればよい。
実施の形態4の電力変換装置によれば、更なる浮遊容量の増加によりLCフィルタによるフィルタ効果を高めることができ、高周波電流の系統電源側への流出を阻止する効果を増大させることができる。
実施の形態5.
実施の形態1〜4の電力変換装置で用いられる素子としては、Si(珪素)を素材とする半導体トランジスタ素子(IGBT、MOSFETなど)および、同じくSiを素材とする半導体ダイオード素子とを用いる構成が一般的である。
一方、上記実施の形態1〜4の電力変換装置は、Siを素材として形成されたスイッチング素子に限定されるものではない。このSiに代え、近年注目されているSiC(炭化珪素)を素材とする半導体トランジスタ素子および半導体ダイオード素子を用いることも無論可能である。そこで、実施の形態5では、SiC素子を用いて構成した電力変換装置について、図18〜図20の図面を参照して説明する。図18は、SiC素子を用いた実施の形態5にかかる電力変換装置の一構成例を示す斜視図であり、図19は、図18の構成における端子台の他の構成例を示す斜視図であり、図20は、図19の構成における電力変換装置の部分断面図を含む正面図である。
SiC素子は、従来のSi素子に比べ高温動作が可能であるため、電力変換モジュール用の冷却フィンを不要とすることができると共に、高温となる直流リアクトルの近傍にSiC素子で構成された電力変換モジュールを実装することができる。このような特徴により、実施の形態5にかかる電力変換装置では、DCL固定部材9の上面に整流モジュール5Aおよびインバータモジュール5Bを実装するようにしている。なお、整流モジュール5Aおよびインバータモジュール5Bの下部(下層)にDCL2を配置する点は、実施の形態1〜4と同様である。これらの構成により、実施の形態5の電力変換装置は、実施の形態1〜4の電力変換装置に比べて高さ方向の寸法を小さくすること(低背化)が可能となる。
なお、端子台4は、図18に示すように、整流モジュール5Aとインバータモジュール5Bとの間のDCL固定部材9の上部に設置してもよいし、図19,20に示すように、DCL固定部材9に空隙を設け、この空隙を貫くようにDCLコア21の上部に設置してもよい。
以上説明したように、実施の形態5の電力変換装置によれば、整流モジュールおよびインバータモジュールに実装される素子として、ワイドバンドギャップ半導体を用いて構成されるので、冷却フィンを不要とすることができ、電力変換装置の更なる小型化(特に低背化)が可能となる。
また、実施の形態5の電力変換装置によれば、整流モジュールおよびインバータモジュールは、直流リアクトルの上部および少なくとも一部の周辺部を覆うようにして直流リアクトルを固定する固定部材の上部に実装され、整流モジュールと直流リアクトルとの間の電気的接続およびインバータモジュールと直流リアクトルとの間の電気的接続を得るための端子台を固定部材の上部と、整流モジュールと、インバータモジュールとが作る空間を利用して配置したので、電力変換装置にDCLを搭載した場合であっても、実装面積やコストの増加を抑制することができる。
なお、SiCは、Siよりもバンドギャップが大きいという特性を捉えて、ワイドバンドギャップ半導体と称される半導体の一例である。このSiC以外にも、例えば窒化ガリウム系材料または、ダイヤモンドを用いて形成される半導体もワイドバンドギャップ半導体に属しており、それらの特性もSiCに類似した点が多い。したがって、SiC以外の他のワイドバンドギャップ半導体を用いる構成も、本実施の形態の要旨を成すものである。
また、このようなワイドバンドギャップ半導体によって形成されたトランジスタ素子やダイオード素子は、耐電圧性が高く、許容電流密度も高いため、トランジスタ素子やダイオード素子の小型化が可能であり、これら小型化されたトランジスタ素子やダイオード素子を用いることにより、これらの素子を組み込んだ電力変換モジュールの小型化が可能となる。
さらに、ワイドバンドギャップ半導体によって形成されたトランジスタ素子やダイオード素子は、電力損失が低いため、スイッチング素子やダイオード素子の高効率化が可能であり、延いては電力変換モジュールの高効率化が可能になる。
実施の形態6.
実施の形態2〜4の電力変換装置では、冷却フィンにおける高さ方向の厚みを利用して形成される浮遊容量とDCLとで構成されるLCフィルタ(ノイズフィルタ)により、高調波および高周波ノイズの低減効果を増大する実施の形態について説明した。一方、実施の形態5の電力変換装置は、電力変換モジュールの素子としてSiC素子を用いることにより、電力変換モジュール用の冷却フィンを省略できる構成であるため、冷却フィンにおける高さ方向の厚みが充分ではなく、浮遊容量を形成し難い構造になっている。そこで、実施の形態6の電力変換装置では、端子台におけるP側出力導体の形状を所要の浮遊容量が形成されるような形状に変更している。
図21は、実施の形態6にかかる電力変換装置の一構成例を示す部分断面図を含む正面図である。実施の形態6では、図20に示す実施の形態5の電力変換装置において、DCL固定部材9の高さ方向の寸法を延伸し、DCL固定部材9の下面(詳細にはDCL固定部材9とDCL2の巻線部22とで作る空間)にて、DCL固定部材9の電力変換モジュール実装面(水平面)に並行に走るP側出力導体42を設けている。すなわち、実施の形態6のP側出力導体42は、端子台4の下端から出てDCL固定部材9を貫通する垂直導体と、インバータモジュール5B側にあるDCL固定部材9の電力変換モジュール実装面に並行して配置される水平導体とを含んで構成される。なお、DCL固定部材9は、非磁性の導体であり、底板8と共にFGに接続される。
上記の構成により、P側出力導体42の水平導体とインバータモジュール5B側にあるDCL固定部材9の水平面との間で図21に示すような浮遊容量が形成される。
以上説明したように、実施の形態6の電力変換装置によれば、DCL固定部材の下面にて、インバータモジュール側にあるDCL固定部材の素子実装面に並行して配置されるP側出力導体とDCL固定部材の素子実装面とを相対させて浮遊容量を形成したので、この浮遊容量とDCLのインダクタンス成分とで構成されるLCフィルタを得ることができ、高周波電流の系統電源側への流出を阻止する効果を高めることが可能となる。
なお、P側出力導体42は直流高圧端子であり、DCL固定部材9との間の距離が近接し、これらの各部間の絶縁距離が問題となる場合には、例えば所要の絶縁性能を有する絶縁紙17を挟み込むようにすればよい。
実施の形態7.
実施の形態6では、P側出力導体の水平導体とインバータモジュール側にあるDCL固定部材の水平面との間で浮遊容量を形成する実施形態について説明したが、実施の形態7は、当該浮遊容量を増大させる実施の形態であり、当該実施の形態について、図22の図面を参照して説明する。図22は、実施の形態6にて形成した浮遊容量をさらに増加させる一例を示す図である。
実施の形態7にかかる電力変換装置では、図22に示すように、DCL固定部材9の水平面上に突設部(第1の突設部)91を設けるようにしている。この突設部91は、端子台4のP側出力導体42と面対称になるような平板上に形成され、端子台4とインバータモジュール5Bとの間から垂直方向に延びるようにDCL固定部材9の水平面上に配置される。この構成により、突設部91とP側出力導体42との間で浮遊容量が形成され、実施の形態6で形成した浮遊容量に加算される。なお、図22では、インバータモジュール5Bの側面部脇から突設部91が延びるように図示しているが、この位置に限定されるものではなく、P側出力導体42と相対して浮遊容量を形成できる位置であれば何れの位置であっても構わない。
このように実施の形態7の電力変換装置では、DCL固定部材9の水平面上に突設部を設け、この突設部をP側出力導体42と面対称になるように配置したので、DCLとインバータモジュールとの間に形成される浮遊容量を増加することができ、LCフィルタによるフィルタ効果を高めて、高周波電流の系統電源側への流出を阻止する効果を増大させることができる。
実施の形態8.
実施の形態7では、P側出力導体側の浮遊容量を増大させる実施形態について説明したが、実施の形態8は、P側出力導体側の浮遊容量をさらに増大させる実施の形態であり、当該実施の形態にかかる端子台の構成について、図23〜図25の図面を参照して説明する。図23は、実施の形態8にかかる電力変換装置の一構成例を示す部分断面図を含む正面図であり、図24は、図23の構成における端子台の構成を示すA−A’線断面図であり、図25は、実施の形態8にかかる端子台の他の構成例を示す断面図である。
実施の形態8にかかる端子台4の内部には、P側入力導体41と、P側入力導体41を取り囲むように矩形環状に配置されたP側出力導体42とが収納される。このとき、P側入力導体41およびP側出力導体42は、所要の絶縁距離が確保できる程度に隔離して配置すればよい。また、実施の形態8では、整流モジュール5Aの側面部脇において、矩形環状に形成されたP側出力導体42と面対称になる突設部(第2の突設部)92をさらに設けている。これらの構成により、P側出力導体42と突設部91,92との間で浮遊容量が形成される。
ここで、このときに形成される浮遊容量はDCL2の出力側(インバータモジュール5B側)に形成される浮遊容量である(図15の等価回路を参照)。すなわち、実施の形態8では、P側出力導体42を矩形環状に形成したので、整流モジュール5A側に配置した突設部92との間の浮遊容量は、DCL2の出力側に形成される浮遊容量である。このため、実施の形態8の電力変換装置によれば、回路的にはDCL2の出力側に加わる浮遊容量をDCL2の入力側のスペースを利用して形成したことになり、電力変換装置の空きスペースを効果的に利用して浮遊容量を形成する実施の形態であると言える。
なお、図16の等価回路に示すようにP側端子とN側端子の双方にDCL2を接続する場合には、端子台4の内部の導体配置として、例えば図25に示すように収納すればよい。また、図25において、P側出力導体42とN側出力導体44との間の絶縁距離を確保しつつ、近接する箇所の双方に誘電体を挿入してもよい。このように構成すれば、それぞれの導体間に上記の浮遊容量とは異なる浮遊容量を形成することができ、当該浮遊容量をスナバコンデンサとして利用することが可能となる。
実施の形態9.
実施の形態9は、実施の形態8において形成した浮遊容量をさらに増大させる実施の形態であり、図26の図面を参照して説明する。図26は、浮遊容量の更なる増加を可能とする端子台の一構成例を示す断面図である。
実施の形態9の電力変換装置では、P側入力導体41の周囲にP側出力導体42を矩形環状に形成した図24の構成において、P側出力導体42とDCL固定部材9の突設部91,92との間に誘電体18を挿入する。なお、図26では、誘電体18を、端子台4の内部に収容する構成を例示しているが、端子台4の外部にて突設部91,92に接するように配置してもよいし、P側出力導体42および突設部91,92の双方に接するように配置してもよい。
実施の形態9の電力変換装置によれば、更なる浮遊容量の増加によりLCフィルタによるフィルタ効果を高めることができ、高周波電流の系統電源側への流出を阻止する効果を増大させることができる。
なお、以上の実施の形態1〜9に示した構成は、本発明の構成の一例であり、実施の形態1〜9における幾つかの実施の形態を組み合わせたり、別の公知の技術と組み合わせたりすることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは言うまでもない。
以上のように、本実施の形態にかかる電力変換装置は、DCLを搭載した場合であっても、実装面積やコストの増加を抑制することができる発明として有用である。
2 DCL(直流リアクトル)
3A,3B 冷却フィン
3C 冷却フィン(第1の冷却フィン)
3D 冷却フィン(第2の冷却フィン)
4 端子台
5 電力変換モジュール
5A 整流モジュール
5B インバータモジュール
8 底板
9 DCL固定部材
10 空隙部
11 主回路コンデンサ
12 冷却ファン
14 浮遊容量
16,18 誘電体
17 絶縁紙
21 DCLコア
22 巻線部
31 ベース部
32 羽根部
34 側面部
41 P側入力導体(第1の正側接続導体)
42 P側出力導体(第2の正側接続導体)
43 N側入力導体(第1の負側接続導体)
44 N側出力導体(第2の負側接続導体)
51,52 P側端子
53,54 N側端子
61〜68 端子
91 突設部(第1の突設部)
92 突設部(第2の突設部)

Claims (20)

  1. 電力変換素子を実装する電力変換モジュール、直流リアクトルおよび、前記電力変換モジュールを冷却する冷却フィンを有する電力変換装置において、
    前記電力変換モジュールは、前記冷却フィンのベース部に実装され、
    前記直流リアクトルは、前記冷却フィンのベース部の下面に取り付けられた羽根部の下層に配置され、
    前記冷却フィンには空隙部が設けられ、前記電力変換モジュールと前記直流リアクトルとの間の電気的接続を得るための端子台を前記空隙部の空間を利用して配置したことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記端子台の内部には、前記直流リアクトルとの電気的接続を得るための接続導体が形成され、当該接続導体と前記空隙部にて隣接する前記冷却フィンの側面とを相対させて浮遊容量を形成することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記接続導体と前記冷却フィンの側面との間に誘電体を挿入したことを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記接続導体は、前記電力変換モジュールの高圧側端子に接続される正側接続導体と、前記電力変換モジュールの低圧側端子に接続される負側接続導体とを有して成り、
    前記正側接続導体と前記負側接続導体との間に誘電体を挿入したことを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  5. 前記直流リアクトルの上部および少なくとも一部の周辺部を覆うようにして当該直流リアクトルを固定する固定部材が設けられ、当該固定部材の上部に前記端子台が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  6. 前記電力変換モジュールは、整流モジュールおよびインバータモジュールを有して構成され、これら整流モジュールおよびインバータモジュールは、それぞれが個別の冷却フィンのベース部に搭載され、
    前記直流リアクトルの上部および少なくとも一部の周辺部を覆うようにして、当該直流リアクトルを固定する固定部材が設けられ、
    前記空隙部は、前記固定部材の上部と、前記整流モジュール用の冷却フィンと、前記インバータモジュール用の冷却フィンとが作る空間にて形成され、
    前記固定部材の上部に前記端子台が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  7. 前記端子台の内部には、前記直流リアクトルとの電気的接続を得るための接続導体が形成され、
    前記接続導体のうち、前記インバータモジュールと前記直流リアクトルとの間の電気的接続を得る接続導体と、前記インバータモジュール用の冷却フィンの側面とを相対させて浮遊容量を形成することを特徴とする請求項6に記載の電力変換装置。
  8. 前記接続導体と前記インバータモジュール用の冷却フィンの側面との間に誘電体を挿入したことを特徴とする請求項7に記載の電力変換装置。
  9. 前記直流リアクトルは、前記整流モジュールと前記インバータモジュールの各高圧側端子間および各低圧側端子間の双方に接続されることを特徴とする請求項6に記載の電力変換装置。
  10. 前記端子台の内部には、前記直流リアクトルとの電気的接続を得るための接続導体が形成され、
    前記接続導体のうち、前記整流モジュールと前記直流リアクトルとの間の電気的接続を得る接続導体と、前記整流モジュール用の冷却フィンの側面とを相対させて浮遊容量を形成すると共に、前記インバータモジュールと前記直流リアクトルとの間の電気的接続を得る接続導体と、前記インバータモジュール用の冷却フィンの側面とを相対させて浮遊容量を形成することを特徴とする請求項9に記載の電力変換装置。
  11. 前記接続導体は、前記整流モジュールの高圧側端子に接続される第1の正側接続導体と、前記整流モジュールの低圧側端子に接続される第1の負側接続導体と、前記インバータモジュールの高圧側端子に接続される第2の正側接続導体と、前記インバータモジュールの低圧側端子に接続される第2の負側接続導体とを有して成り、
    前記第1の正側接続導体と前記第1の負側接続導体との間および、前記第2の正側接続導体と前記第2の負側接続導体との間のそれぞれに誘電体を挿入したことを特徴とする請求項10に記載の電力変換装置。
  12. 電力変換素子を実装する整流モジュール、インバータモジュールおよび直流リアクトルを有する電力変換装置において、
    前記直流リアクトルの上部および少なくとも一部の周辺部を覆うようにして当該直流リアクトルを固定する固定部材が設けられ、
    前記整流モジュールおよび前記インバータモジュールは、ワイドバンドギャップ半導体を用いて構成されて前記固定部材の上部に実装され、
    前記整流モジュールと前記直流リアクトルとの間の電気的接続および、前記インバータモジュールと前記直流リアクトルとの間の電気的接続を得るための端子台が設けられ、
    前記端子台は、前記固定部材の上部と、前記整流モジュールと、前記インバータモジュールとが作る空間を利用して配置されていることを特徴とする電力変換装置。
  13. 前記端子台の内部には、前記直流リアクトルとの電気的接続を得るための接続導体が形成され、
    前記接続導体は、前記整流モジュールの高圧側端子に接続される第1の正側接続導体と、前記インバータモジュールの高圧側端子に接続される第2の正側接続導体とを有して成り、
    前記第2の正側接続導体は、前記端子台の下端から出て前記固定部材を貫通する垂直導体と、前記固定部材の下面にて、前記インバータモジュール側にある前記固定部材の素子実装面に並行して配置される水平導体とを含んで構成され、
    前記水平導体は、前記固定部材の素子実装面と相対して浮遊容量を形成することを特徴とする請求項12に記載の電力変換装置。
  14. 前記固定部材の素子実装面と前記水平導体との間に絶縁紙を挟み込んで構成したことを特徴とする請求項13に記載の電力変換装置。
  15. 前記固定部材には、平板状に形成され、かつ、前記端子台と前記インバータモジュールとの間から垂直方向に延びる突設部が設けられ、
    前記突設部は、前記第2の正側接続導体の垂直導体と相対して浮遊容量を形成することを特徴とする請求項12に記載の電力変換装置。
  16. 前記端子台の内部には、前記直流リアクトルとの電気的接続を得るための接続導体が形成され、
    前記接続導体は、前記整流モジュールの高圧側端子に接続される第1の正側接続導体と、前記インバータモジュールの高圧側端子に接続される第2の正側接続導体とを有して成り、
    前記第2の正側接続導体は、前記端子台の下端から出て前記固定部材を貫通する垂直導体と、前記固定部材の下面にて、前記インバータモジュール側にある前記固定部材の素子実装面に並行して配置される水平導体とを含んで構成され、
    前記固定部材には、平板状に形成され、かつ、前記端子台と前記インバータモジュールとの間から垂直方向に延びる第1の突設部と、平板状に形成され、かつ、前記端子台と前記整流モジュールとの間から垂直方向に延びる第2の突設部とが設けられ、
    前記垂直導体の一部は、前記第1の正側接続導体を取り囲むように矩形環状に形成され、
    前記水平導体は、前記固定部材の素子実装面と相対して浮遊容量を形成すると共に、前記垂直導体の一部は、前記第1および第2の突設部と相対して浮遊容量を形成することを特徴とする請求項12に記載の電力変換装置。
  17. 前記第2の正側接続導体の垂直導体の一部と前記第1の突設部との間および、前記第2の正側接続導体の垂直導体の一部と前記第2の突設部との間の双方に誘電体を挿入したことを特徴とする請求項16に記載の電力変換装置。
  18. 前記端子台の内部には、前記直流リアクトルとの電気的接続を得るための接続導体が形成され、
    前記接続導体は前記整流モジュールの高圧側端子に接続される第1の正側接続導体と、前記整流モジュールの低圧側端子に接続される第1の負側接続導体と、前記インバータモジュールの高圧側端子に接続される第2の正側接続導体と、前記インバータモジュールの低圧側端子に接続される第2の負側接続導体とを有して成り、
    前記第2の正側接続導体は、前記端子台の下端から出て前記固定部材を貫通する垂直導体と、前記固定部材の下面にて、前記インバータモジュール側にある前記固定部材の素子実装面に並行して配置される水平導体とを含んで構成され、
    前記第2の負側接続導体は、前記端子台の下端から出て前記固定部材を貫通する垂直導体と、前記固定部材の下面にて、前記インバータモジュール側にある前記固定部材の素子実装面に並行して配置される水平導体とを含んで構成され、
    前記固定部材には、平板状に形成され、かつ、前記端子台と前記インバータモジュールとの間から垂直方向に延びる第1の突設部と、平板状に形成され、かつ、前記端子台と前記整流モジュールとの間から垂直方向に延びる第2の突設部とが設けられ、
    前記第2の正側接続導体の垂直導体の一部は、前記第1の正側接続導体を取り囲むように矩形環状に形成され、
    前記第2の負側接続導体の垂直導体の一部は、前記第1の負側接続導体を取り囲むように矩形環状に形成され、
    前記第2の正側接続導体の水平導体は、前記固定部材の素子実装面と相対して浮遊容量を形成すると共に、前記第2の正側接続導体の垂直導体の一部は、前記第1および第2の突設部と相対して浮遊容量を形成し、
    前記第2の負側接続導体の垂直導体の一部は、前記第1および第2の突設部と相対して浮遊容量を形成する
    ことを特徴とする請求項12に記載の電力変換装置。
  19. 前記第2の正側接続導体の垂直導体の一部と前記第1の突設部との間および、前記第2の正側接続導体の垂直導体の一部と前記第2の突設部との間の双方に誘電体を挿入すると共に、前記第2の負側接続導体の垂直導体の一部と前記第1の突設部との間および、前記第2の負側接続導体の垂直導体の一部と前記第2の突設部との間の双方に誘電体を挿入したことを特徴とする請求項18に記載の電力変換装置。
  20. 前記ワイドバンドギャップ半導体は、炭化ケイ素、窒化ガリウム系材料または、ダイヤモンドを用いた半導体であることを特徴とする請求項12〜19に記載の電力変換装置。
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