JP2006196494A - 電気機器 - Google Patents

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邦方 高橋
Masaya Yamashita
賢哉 山下
Ryoko Miyanaga
良子 宮永
Koichi Hashimoto
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Abstract

【課題】 ワイドバンドギャップ半導体を用いた半導体モジュールを、90℃以上、400℃以下の範囲に加熱された部材に装着可能に構成することにより、半導体モジュールを使用した伝熱設計の高効率化を可能にした電気機器を提供する。
【解決手段】 電気機器130は、ワイドバンドギャップ半導体を用いた半導体モジュール110と、90℃以上、400℃以下の温度範囲において使用される被加熱部材13と、を備えて構成されている。そして、前記半導体モジュール110を前記温度範囲に加熱された前記被加熱部材13に装着することにより、前記半導体モジュール110が加熱される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気機器に係り、更に詳しくは、電気機器のパワーデバイスの実装構造においてワイドギャップ半導体を用いた半導体モジュールが使用される電気機器に関する。
電力変換用のパワー半導体モジュールは、電力変換に伴い損失を発生することから、通常、この損失に起因したパワー半導体モジュールの発熱を抑えて、パワー半導体モジュールを適正な動作温度以下に保てるように熱設計されている。
例えば、パワー半導体モジュールに内蔵されるパワー半導体素子とパッケージ基材(パッド部)との間の熱移動を良好にしてパワー半導体モジュールの発熱を速やかに放熱フィンに伝え、これにより、パワー半導体モジュールが適切に冷却するように設計されている(例えば、半導体装置の放熱フィン設計例として特許文献1参照)。
即ち、既存のパワー半導体モジュールの熱設計技術では、電気機器内のパワー半導体モジュールが冷却可能な金属部材(放熱フィン等)に接触して実装される一方、仮にこの電気機器内部に高温の被加熱部材が存在すれば、このパワー半導体モジュールを被加熱部材から可能な限り離間させて配置するという熱設計が常識的に採用されている。
図3は、既存のSiを用いたパワー半導体素子を内蔵したパワー半導体モジュール(以下、Siパワー半導体モジュールという。)の一構成例を示した断面概略図である。
従来のパワー半導体モジュール100は、図3に示すように、一対のSiパワー半導体素子31、32と、これらのSiパワー半導体素子31、32の裏面にダイボンドにより半田接合された金属製のパッド部35と、Siパワー半導体素子31、32の表面およびパッド部35の表面を覆って設けられた樹脂部材36と、この樹脂部材36に埋め込まれ、Siパワー半導体素子31、32と適宜の配線を介して電気的に接続される一対のピン33、34と、パッド部35に電気的に接続して接地されるフレーム38と、パッド部35の裏面に接触して配置された複数の放熱フィン37と、を備えて構成されている。
このような構成により、Siパワー半導体素子31、32の損失に起因して発生した熱は、熱伝導率特性に優れた放熱フィン37に伝熱され、これらの放熱フィン37を介して空気との熱交換により大気に放出される。こうしてSiパワー半導体素子31、32の内部昇温が適正に抑制され、Siパワー半導体素子31、32の温度(PN接合部のジャンクション温度)が、その保障温度範囲である150℃以下に保たれている。
もし、既存の大電流制御用のパワー半導体モジュール100(例えばSi−MOSFET、Si−IGBTまたはSi−ダイオード等のパワー半導体モジュール100)のジャンクション温度が、150℃を超えると、Siパワー半導体素子31、32の半導体層は熱暴走によるショート状態になって、これにより、Siパワー半導体素子31、32が電流制御不能な状態に陥る。
このため、Si材料自体の熱伝導率(1.5W/cmK程度)を勘案して、Siパワー半導体素子31、32の半導体層を流れる電流による発熱を、放熱フィン37を介して効率的に外部に逃がす熱設計が適切に実行されている。
具体的な電流値として、Siパワー半導体素子31、32の半導体層を流れる電流密度が10A/cm2以上になれば、Siパワー半導体素子31、32の電流発熱を考慮した熱設計の必要性が生まれ、それが50A/cm2であれば、顕著な電流発熱に対処可能な熱設計が不可欠である。
即ち、Siパワー半導体素子31、32の半導体層を流れる電流密度が、少なくとも10A/cm2以上であれば、Siパワー半導体素子31、32に対し何らかの冷却設計を施すことが必要であると認識されている。
また、半田によりプリント基板に実装されるこのパワー半導体モジュール100は、鉛半田の信頼性を保つためにパッド部35の温度を約85℃以下に冷却する必要があると見做されている。
特開平6−61385号公報
ところでSiパワー半導体素子31、32の放熱量は、Siパワー半導体素子31、32と、この伝熱経路に相当するパッケージ基材(パッド部35)との間を接合する半田ダイボンド接合状況に密接に依存する。また、放熱フィン37による放熱効果は、空冷用の空気の流れ状態に密接に関連する。
このため、Siパワー半導体素子31、32の効率的放熱には、Siパワー半導体素子31、32とパッド部35との間を適正に接合する接合設計や放熱フィン37に適正な空気量を送る流れ設計(例えば、放熱フィンおよび空冷用ファンの最適設計等)が要求され、こうした煩雑な熱設計に伴う人的労力が、パワー半導体モジュールにおける電気機器の伝熱設計の時間短縮やコスト低減に大きな障害となっている。
また、こうしたパワー半導体モジュール100を内蔵した電気機器では、空冷用の空気を流すための所定のスペースを電気機器の内部に確保することを要して、これにより、電気機器が大型化するという問題も内在する。
とりわけ最近、パワー半導体モジュール100によるインバータ制御は、電気機器の加熱機構に適用される例が増えており、こうした電気機器について、その内部スペース増加が無視できなくなっている。
例えばIH(誘導加熱)調理器のように、インバータ制御のコイル高周波電流によって発生した磁界に金属容器(例えば、食材や液体を加熱するための容器)を設置すると、この金属容器の表面に誘導電流(うず電流)が生成してこの金属容器(被加熱部材)を加熱できる。こうした電気機器においてインバータ制御用のスイッチング素子として使用されるパワー半導体モジュールは、加熱された金属容器の傍らに配置できない。
即ち、金属容器から極力離間させて効率的にパワー半導体モジュール100を冷却する方が望ましいところ、そうなると逆に、この離間スペースに起因してIH調理器のコンパクト設計は困難になる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、半導体モジュールの半導体材料にワイドバンドギャップ半導体を用いて、90℃以上、400℃以下の範囲に加熱された被加熱部材に半導体モジュールを装着可能に構成することにより、半導体モジュールを使用した伝熱設計の高効率化を実現した電気機器を提供することを目的とする。
また本発明は、こうした半導体モジュールを上記被加熱部材に装着可能に構成することによって、コンパクト化を図れた電気機器を提供することも目的とする。
ワイドバンドギャップ半導体を使用した半導体モジュール(パワー半導体モジュール)は、優れた熱伝導特性を有し、バンドギャップの幅が大きいことに起因して、仮にそのジャンクション温度を150℃〜400℃の範囲に昇温しても、パワー半導体モジュールは、適切に動作可能である。
このことから本願発明者等は、ワイドバンドギャップ半導体を半導体モジュールに用いることにより、半導体モジュールを被加熱部材から可能な限り離間させて配置するという設計常識を打破した電気機器の実用化が可能であると考えた。
より具体的には、本発明に係る電気機器は、ワイドバンドギャップ半導体を用いた半導体モジュールと、90℃以上、400℃以下の温度範囲において使用される被加熱部材と、を備え、前記半導体モジュールを前記被加熱部材に装着することにより、前記半導体モジュールが加熱されるという機器である。
なおここで、前記半導体モジュールの使用時におけるジャンクション温度は、150℃以上、400℃以下である。
ワイドバンドギャップ半導体を用いた半導体モジュールを90℃以上、400℃以下の温度範囲において使用される被加熱部材に装着しても、その半導体モジュールの使用時におけるジャンクション温度を150℃〜400℃の範囲に収めることができ、150℃〜400℃の範囲にジャンクション温度を保った半導体モジュールは正常に動作可能である。
また前記ジャンクション温度として、200℃以上、300℃以下の温度範囲は、半導体モジュールの最適ジャンクション温度範囲と見做されており、半導体モジュールの電気抵抗を、上記最適ジャンクション温度範囲内(200℃〜300℃)において最小値をとるように半導体モジュールは設計され得る。
また、前記半導体モジュールは、前記ワイドバンドギャップ半導体により半導体層を構成した半導体素子と、前記半導体素子を載せる台座と、を備え、例えば前記台座が金属製であれば、前記半導体素子の裏面と前記台座とを、金属接合させても良い。
より具体的には、前記半導体素子の裏面と前記台座とを、超音波により金属接合させても良い。
こうすると、高温の前記被加熱部材に前記半導体モジュールを装着しても、前記半導体素子の裏面と前記台座との間の接合において前記部材が加熱された場合に不具合が発生すること無く好適である。
また、前記被加熱部材は凹部を有し、前記半導体モジュールが、前記凹部の内側に配置されるように構成しても良い。
こうした構成により、半導体モジュールを電気機器の内部に配置した場合に、半導体モジュールによる電気機器の内部のデットスペースは完全に解消される。
なお、前記ワイドバンドギャップ半導体の一例は炭化珪素である。炭化珪素は、低損失性、安定性および信頼性の観点から優れている。
また、前記半導体モジュールの動作の際、前記半導体モジュールの内部を流れる電流密度は例えば、10A/cm2以上、1000A/cm2以下であっても良く、この前記電流密度は望ましくは、50A/cm2以上、500A/cm2以下である。
10A/cm2以上、1000A/cm2以下の電流密度範囲では、前記半導体モジュールから発生する熱と、前記半導体モジュールを経て前記被加熱部材に放出される熱とが、上手くバランスして、これにより、前記半導体素子のジャンクション温度は、その動作可能範囲に対応する150℃〜400℃の範囲に収まる。
更に、50A/cm2以上、500A/cm2以下の電流密度範囲とすれば、前記半導体モジュールのジャンクション温度は200℃〜300℃の範囲に収まり、これにより、前記半導体モジュールの電気抵抗を最小になるように前記半導体モジュールが設計でき好適である。
なお、前記電気機器は、前記加熱された部材の表面に誘導電流を発生する加熱コイルを備え、前記半導体モジュールは、前記被加熱部材の外周面に装着されて前記加熱コイルをスイッチング制御しても良い。ここでは前記電気機器例は、前記被加熱部材に収納された食材または液体を誘導加熱する調理器である。
また、前記電気機器は、前記被加熱部材の内部に充填された冷媒ガスを外部に圧送するポンプと、前記ポンプを駆動するモータと、を備えたコンプレッサであっても良く、この場合、前記半導体モジュールは、前記被加熱部材に相当する加熱されるコンプレッサ壁部材の外周面に装着されて前記ポンプをスイッチング制御しても良い。
本発明によれば、半導体モジュールの半導体材料にワイドバンドギャップ半導体を用いて、90℃以上、400℃以下の範囲に加熱された被加熱部材に半導体モジュールを装着可能に構成することにより、半導体モジュールを使用した伝熱設計の高効率化を実現にした電気機器が得られる。
また本発明によれば、こうした半導体モジュールを上記被加熱部材に装着可能に構成することによって、コンパクト化を図れた電気機器が得られる。
(本発明の概念)
最初に本発明の概念を説明する。
本実施の形態に使用されるパワー半導体モジュールの特徴は、ワイドバンドギャップ半導体からなる半導体層を有することにある。このようなパワー半導体モジュールを電気機器の加熱された部材に装着することにより、コンパクト化を実現する電気機器が得られる。
以下、ワイドバンドギャップ半導体を用いたパワー半導体モジュールの特性を解説する。
ワイドバンドギャップ半導体とは、半導体の性質を特徴づける材料パラメータであるエネルギーバンドギャップがシリコン半導体やGaAs半導体に比べて大きな材料(バンドギャップ;2eV以上)の総称である。
ワイドバンドギャップ半導体材料の例として、シリコンカーバイド(炭化珪素;SiC)、III族窒化物(GaN、AlN等)およびダイヤモンドがある。但し、低損失性、安定性および信頼性の観点から優れるSiCがより好適であり、本実施の形態ではSiCが使用されている。
ワイドバンドギャップ半導体の熱伝導率の値は、Siの熱伝導率(1.5W/cmK)の値より数倍大きく、例えば、SiCの熱伝導率は4.9W/cmKであり、ダイヤモンドの熱伝導率は20W/cmKである。このことから、例えばSiCの高い熱伝導率に起因して、SiCパワー半導体モジュールの熱放出効率が、Siパワー半導体モジュールに対して改善できる。
そうすると、SiCパワー半導体モジュール内部の高電流密度領域(ジャンクション領域)におけるジャンクション温度の上昇を抑制でき好適である。つまり、電気機器の被加熱部材に直接、SiCパワー半導体モジュールが装着されても、SiCパワー半導体モジュールに内包するSiCを介して、このSiCパワー半導体モジュール自体から適切に熱放出がなされ、これにより、上記被加熱部材の温度とSiCパワー半導体モジュールのジャンクション温度の差を、低く抑えることを可能にしている。
なお、ジャンクション温度とは、半導体モジュールのドリフト領域に存在するPN接合部温度のことであるが、ここでは簡易的に、SiCパワー半導体モジュールの表面の適所を、例えば熱電対により測定して得られた温度を、ジャンクション温度と想定している。勿論、分解能に優れた温度計測器を使って、SiCパワー半導体モジュールのドリフト領域に存在するPN接合部温度を直接計測することも可能である。
SiCパワー半導体モジュールに電流が流れると、内部損失(熱損失)が発生して、SiCパワー半導体モジュール内のジャンクション温度が許容値を超えるとショート状態となり電流が暴走し、機能劣化や故障の原因となって、最悪、素子が破壊される。このため、ジャンクション温度を適切に管理する必要があり、ひいてはSiCパワー半導体モジュールのパッド部およびそれと直接接合する被加熱部材の温度管理も重要であると言える。
次に、従来のSiを用いたパワー半導体モジュールとの比較において、SiCパワー半導体モジュールによってもたらされる電気抵抗改善効果および損失改善効果を検証した結果を述べる。
なお、ここでの検討に当たっては、電気機器として調理器等が念頭に置かれており、被加熱部材の温度は約100℃に設定されている。
従来のSiパワー半導体モジュール(例えば、MOSFET)は、85℃以下の部材に装着されることを前提としており、これにより、Siパワー半導体モジュールのジャンクション温度は、150℃以下になる。そして、ジャンクション温度として150℃に調整された既存のSiパワー半導体モジュールの電気抵抗(Ron)は、約200mΩであった。
これに対して、約100℃で使用される電気機器の被加熱部材にSiCパワー半導体モジュール(例えば、MOSFET)を装着すると、SiCパワー半導体モジュールの電流条件や構造が適正化されることによって、そのジャンクション温度を、最適ジャンクション温度範囲内(200℃〜300℃)に調整可能であり、この最適ジャンクション温度範囲内にあるSiCパワー半導体モジュールの電気抵抗(Ron)は、例えば、95mΩという最小値をとるようにSiCパワー半導体モジュールが設計可能である。
即ち、電気抵抗(Ron)は、ドリフト抵抗(Rd)とチャネル抵抗(Rch)との総和(Rd+Rch)に相当するものであるが、SiCパワー半導体モジュールのドリフト抵抗(Rd)は、ジャンクション温度の上昇に伴って増加する傾向にある一方、逆に、SiCパワー半導体モジュールのチャネル抵抗(Rch)は、ジャンクション温度の上昇に伴って減少する傾向にある。
このような理由により、SiCパワー半導体モジュールの電気抵抗(Ron)を、上記最適ジャンクション温度範囲内(200℃〜300℃)において最小値をとるようにSiCパワー半導体モジュールの設計が可能である。
また逆に、上記温度(100℃)を意図的に上げた被加熱部材に、SiCパワー半導体モジュールを装着しても、SiCパワー半導体モジュールの電気抵抗の値は、その最小値(Ron;95mΩ)から殆ど変化しないことも分かった。より具体的には、被加熱部材の温度が200℃になっても、被加熱部材とSiCパワー半導体モジュールの温度差は小さいことから、SiCパワー半導体モジュールのジャンクション温度は300℃程度に保たれ、SiCパワー半導体モジュールのジャンクション温度が400℃に達した場合であっても、SiCパワー半導体モジュールの電気抵抗(Ron)は、上記Siパワー半導体モジュールの電気抵抗(Ron;200mΩ)と同程度であった。このことからSiCパワー半導体モジュールのジャンクション温度の許容上限値は400℃であると推定され、被加熱部材の温度が必然的にジャンクション温度より低めであることを勘案すれば、被加熱部材の温度の許容上限値も400℃であると推定される。
要するにSiCパワー半導体モジュールを、90℃以上、400℃以下に加熱された部材に装着しても、SiCパワー半導体モジュールのジャンクション温度が150℃〜400℃の範囲に収まる可能性が高く、SiCパワー半導体モジュールは正常に動作可能であると考えられる。
またここで、約100℃において使用される電気機器の被加熱部材に、SiCパワー半導体モジュールが装着された場合に、SiCパワー半導体モジュール内部を流れる電流密度が10A/cm2以上、1000A/cm2以下であれば、SiCパワー半導体モジュールから発生する熱と、SiCパワー半導体モジュールを経て被加熱部材12(温度;100℃)に放出される熱とが、上手くバランスして、これにより、SiCパワー半導体モジュールのジャンクション温度は、上記150℃〜400℃の範囲に収まる。
また、上記電流密度が、50A/cm2以上、500A/cm2以下であれば、SiCパワー半導体モジュールのジャンクション温度は200℃〜300℃の範囲に収まり、SiCパワー半導体モジュールの電気抵抗を最小(例えば、95mΩ)になるようにパワー半導体モジュールを設計でき好適である。
更に、このような高絶縁耐圧のSiCパワー半導体モジュール(MOSFET)が、スイッチング素子として使用される場合には、MOSFETのドリフト層の厚みを減らすことが可能であり、かつMOSFETのドリフト層不純物濃度を高めることも可能である。こうした観点からも電気抵抗(Ron)を低くできることに起因して、SiCパワー半導体モジュールの損失は、Siパワー半導体モジュールの損失に比べて(両者が1KV程度の耐圧の場合)、Si−MOSFETに対し一桁以上低減でき、Si−IGBTに対しても半分以下に低減できる。
また、SiC−MOSFETによってSi−IGBTを凌駕する高耐圧かつ低損失が達成されことに加え、SiC−MOSFETの高速性を高電圧かつ大電流の制御に活かせる。つまり、半導体モジュールのスイッチング速度がスイッチング時間に対して遅れることに起因する素子のスイッチング損失が改善されることになる。
更にはこうしたSiCパワー半導体モジュールの低損失性は、素子内部発熱を減ずる作用をも発揮し、SiCパワー半導体モジュールの低損失性および低発熱性の相乗効果によって、SiCパワー半導体モジュールは、従来のSiパワー半導体モジュールに対して更なる優位性を示すことになる。
なおここまで、SiC−MOSFETが例示されているが、勿論、SiCパワー半導体モジュールとしてこれに限られるものではなく、ショットキーダイオード、pnダイオード、MESFET、J−FETおよびサイリスタ等であっても以上に説明した優位性は当て嵌る。
次に、以上に述べたSiCパワー半導体モジュールを、具体的な電気機器に適用した本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
(実施の形態1)
図1は、ワイドバンドギャップ半導体(SiC)からなる半導体層を有するパワー半導体モジュールを用いた本実施の形態による電気機器の一構成例を示した図である。
電気機器130は主として、金属容器13(被加熱部材)と、この金属容器13の外周面に装着されたSiC半導体層を有するパワー半導体モジュール110(以下、単にパワー半導体モジュール110という。)と、このパワー半導体モジュール110により電流制御(スイッチング制御)され、金属容器13の底面に対向して配置される加熱コイル14と、を備えて構成されている。
金属容器13の底面(表面)には、加熱コイル14に印加される交流電圧によって誘導電流(うず電流)が発生する。この金属容器13は、所定温度に誘導加熱される有底かつ筒状の容器である。
この所定温度の範囲は、90℃以上、400℃以下であり、ここでは具体的な電気機器例としてIH調理器や調理用の湯沸かし器が想定され、金属容器13が、水分を含む食材18や飲料水等の液体18を加熱する調理器用の容器であれば、この定常温度は100℃を超えず過渡的にも150℃は越えない。
パワー半導体モジュール110はスイッチング素子としてのパワー半導体素子11、12を有し、より詳しくは、家庭用の100V交流電力を直流電力に変換するコンバータ11(パワー半導体素子11)と、コンバータ11により変換された直流電力に基づき加熱コイル14の給電用の100V、500Wの交流電力を発生するインバータ12(パワー半導体素子12)と、を有している。
また、これらのパワー半導体素子11、12の裏面は、パワー半導体素子11、12を載せる台座として機能する金属製のパッド部15に接合され、パワー半導体素子11、12およびパッド部15の表面を覆うようにセラミック16がモールドされている。
ここではパッド部15は、金属容器13の側壁外面に適宜の方法により接合され、これにより、パワー半導体モジュール110は金属容器13の側壁に取り付けられるような形態が図示されているが、仮に金属容器13がホットプレートのような形態であれば、こうしたホットプレートの表面に凹部を設けて、この凹部の内側にパワー半導体モジュール110を埋め込んで配置することも可能である。
この金属容器13の温度が百数十℃に達した場合には、パワー半導体素子11、12の裏面とパッド部15との間の接合に半田を使うと、この半田が溶融されかねない。このため、パワー半導体素子11の裏面とパッド部15との接合には、例えば、銅のような金属同士をそれらの表面を滑らかにして互いに密着させた後、超音波振動エネルギーにより金属界面を合金化して接合する超音波金属接合技術を採用することが望ましい。
次に、以上のように構成された本実施の形態による電気機器の動作例を説明する。
パワー半導体モジュール110を動作させて、加熱コイル14に通電すると金属容器13が所定の温度(ここでは100℃)に加熱される。ここで、パワー半導体素子11、12の半導体層がSiCで構成されているため、その良好な熱伝導特性により、パワー半導体素子11、12のジャンクション温度は、約200℃に保たれ、パワー半導体素子11、12は良好に動作可能であった。
従って、本実施の形態におけるIH調理器や湯沸かし器(以下、調理器等という。)よれば、スイッチング素子としてのパワー半導体モジュール110を加熱された金属容器13に直接装着できる。
加えて、このパワー半導体モジュール110を冷却する機構(空冷フィンやファン等)を調理器等の内部に配置する必要がなく、調理器等をコンパクトに構成できる。 ここで本実施の形態による電気機器が湯沸かし器であれば、湯沸かし器の内部スペースを容量にして200cc以上削減でき、ポット容器とほぼ同じ大きさの湯沸かし器が実現できると期待される。
特に、パワー半導体モジュール110を被加熱部材に埋め込むことが可能であれば、パワー半導体モジュール110による調理器等のデットスペースは完全に無くなり好適である。
また、従来のSiパワー半導体モジュールにおける煩雑な放熱設計を行う必要がなく、パワー半導体モジュールを配置した調理器等の伝熱設計の時間短縮やコスト低減が図れる。
更に、従来のSiパワー半導体モジュールの損失(約30W)に比較して、このパワー半導体モジュール110の損失は、約10Wであり、SiCパワー半導体素子の低損失特性が確実に発揮され、しかも、この損失分(10W)の熱量は食材や飲料水等の加熱に活用でき、パワー半導体モジュールのエネルギーロスは殆ど解消される。
なおここまで、調理器等の金属容器13の加熱法として誘導加熱を例に説明したが、勿論、これに限られるものではなく、例えば、金属容器13の抵抗加熱であってもこの技術は適用できる。
また、半導体パッケージとして、ここではセラミックパッケージが例示されているが、勿論、これに限られるものではなく、例えば、樹脂封止パッケージ、金属パッケージおよびガラスパッケージ等の各種半導体パッケージにこの技術は応用できる。
(実施の形態2)
図2は、ワイドバンドギャップ半導体からなる半導体層を有するパワー半導体モジュールを用いた本実施の形態による電気機器の他の構成例を示した図である。
ここでは、電気機器例としてエアコン用のコンプレッサが想定されている。
電気機器140は主として、被加熱部材としての金属製の筒状壁23と、この筒状壁23の外周面に装着されたワイドバンドギャップ半導体からなる半導体層を有するパワー半導体モジュール120(以下、単にパワー半導体モジュール120という。)と、筒状壁23の内部に配置され、冷媒ガスを冷却部(図示せず)に圧送するコンプレッサポンプ27と、筒状壁23の軸方向の一端に配置され、パワー半導体モジュール120の電流制御(スイッチング制御)によりコンプレッサポンプ27を駆動する3相モータ24と、を備えて構成されている。
またここで、筒状壁23は、冷媒ガス28を圧縮して、これが加圧状態に充填されたコンプレッサの高温部分に相当し、これにより、筒状壁23は、約120℃に昇温している。
なお、筒状壁23の軸方向の他端は、図2に示すように開放されており、ここから冷媒ガス28が、加圧状態を保って冷却部に向けて圧送され、この冷却部において冷媒ガス28の加圧状態がリリースされることにより、冷却部が適切に冷やされる。
その後、冷却部で圧力リリースされた冷媒ガス28は、図2の矢印で示すように再び筒状壁23の内部に戻される。
パワー半導体モジュール120はスイッチング素子としてのパワー半導体素子21、22を有し、より詳しくは、家庭用の100V交流電力を直流電力に変換するコンバータ21(パワー半導体素子21)と、コンバータ21により変換された直流電圧(約200V)をスイッチングするインバータ22(パワー半導体素子22)と、を有している。
なお、半導体層の電流密度を100A/cm2に制御されたSiCパワー半導体素子(MOSFET)が、インバータ22として6個実装されて、これにより、3相モータ24に約20Aの電流を給電させたうえで、各々のインバータ22のスイッチタイミングをとって3相モータ24が回転される。
また、これらのパワー半導体素子21、22の裏面は、パワー半導体素子21、22を載せる台座として機能する金属製のパッド部25に接合され、パワー半導体素子21、22およびパッド部25の表面を覆うようにセラミック26がモールドされている。
またパッド部25は、筒状壁23の側壁外面に適宜の方法により接着されるが、筒状壁23の厚みが充分に厚い場合には、この筒状壁23の外周面に凹部(図示せず)を形成して、この凹部の内側にパワー半導体モジュール120を埋め込んで配置することも可能である。
なお、この筒状壁23の温度が百数十℃に達した場合には、パワー半導体素子21、22の裏面とパッド部25との間の接合に半田を使うと、この半田が溶融されかねない。このため、パワー半導体素子21の裏面とパッド部25との接合には、例えば、銅のような金属同士をそれらの表面を滑らかにして互いに密着させた後、超音波振動エネルギーにより金属界面を合金化して接合する超音波金属接合技術を採用することが望ましい。
次に、以上のように構成された本実施の形態による電気機器の動作例を説明する。
パワー半導体モジュール120を動作させて3相モータ24に通電すると、コンプレッサポンプ27により加圧状態の冷媒ガスは筒状壁23の内部から冷却部に圧送される一方、筒状壁23の温度は所定の温度(例えば120℃)にまで昇温する。ここで、パワー半導体素子21、22の半導体層がSiCで構成されているため、その良好な熱伝導特性により、パワー半導体素子21、22のジャンクション温度は、約200℃に保たれ、パワー半導体素子21、22は良好に動作可能であった。
従って、本実施の形態におけるコンプレッサによれば、スイッチング素子としてのパワー半導体モジュール120を加熱された筒状壁23に直接装着できる。即ち、パワー半導体モジュール120とコンプレッサ用の筒状壁23とを一体化して構成できる。
また、このパワー半導体モジュール120を冷却する機構(空冷フィンやファン等)をコンプレッサ内部に配置する必要がなく、コンプレッサをコンパクトに構成できる。特に、パワー半導体モジュール120を筒状壁23の壁面に埋め込むことが可能であれば、パワー半導体モジュール120によるコンプレッサ内部のデットスペースは完全に無くなり好適である。
また、従来のSiパワー半導体モジュールにおける煩雑な放熱設計を行う必要がなく、パワー半導体モジュールを使用したコンプレッサの伝熱設計の時間短縮やコスト低減が図れる。
更に、従来のSiパワー半導体モジュールの損失に比較して、このパワー半導体モジュール120の損失の割合((パワー半導体モジュール120の入力電力−パワー半導体モジュール120の出力電力)/パワー半導体モジュール120の入力電力)は、約5%以下であり、SiCパワー半導体素子の低損失特性が確実に発揮される。
なお、実施の形態1と同様、セラミックパッケージの他、樹脂封止パッケージ、金属パッケージおよびガラスパッケージ等の各種半導体パッケージにこの技術は応用できる。
本発明に係る電気機器によれば、ワイドバンドギャップ半導体を用いた半導体モジュールを使用することによって、電気機器の内部構造が簡素化され、ひいては電気機器がコンパクトになって、例えば、家庭用の各種電気機器に有用である。
ワイドバンドギャップ半導体からなる半導体層を有するパワー半導体モジュールを用いた実施の形態1による電気機器の一構成例を示した図である。 ワイドバンドギャップ半導体からなる半導体層を有するパワー半導体モジュールを用いた実施の形態2による電気機器の他の構成例を示した図である。 既存のSiを用いたパワー半導体素子を内蔵したパワー半導体モジュールの一構成例を示した断面概略図である。
符号の説明
11、21 パワー半導体素子(コンバータ)
12、22 パワー半導体素子(インバータ)
13 金属容器
14 加熱コイル
15、25 パッド部(台座)
16、26 セラミック
18 食材(飲料水)
23 筒状壁
24 3相モータ
27 コンプレッサポンプ
28 冷媒ガス
110、120 パワー半導体モジュール
130、140 電気機器

Claims (13)

  1. ワイドバンドギャップ半導体を用いた半導体モジュールと、90℃以上、400℃以下の温度範囲において使用される被加熱部材と、を備え、
    前記半導体モジュールを前記温度範囲に加熱された前記被加熱部材に装着することにより、前記半導体モジュールが加熱されることを特徴とする電気機器。
  2. 前記半導体モジュールの使用時におけるジャンクション温度は、150℃以上、400℃以下である請求項1記載の電気機器。
  3. 前記ジャンクション温度は、200℃以上、300℃以下である請求項2記載の電気機器。
  4. 前記半導体モジュールは、前記ワイドバンドギャップ半導体により半導体層を構成した半導体素子と、前記半導体素子を載せる金属製の台座と、を備え、
    前記半導体素子の裏面と前記台座とが、金属接合されている請求項1記載の電気機器。
  5. 前記半導体素子の裏面と前記台座とが、超音波により金属接合されている請求項4記載の電気機器。
  6. 前記被加熱部材は凹部を有し、前記半導体モジュールは、前記凹部の内側に配置されている請求項1記載の電気機器。
  7. 前記ワイドバンドギャップ半導体は、炭化珪素である請求項1記載の電気機器。
  8. 前記半導体モジュールの動作の際、前記半導体モジュールの内部を流れる電流密度は、10A/cm2以上、1000A/cm2以下である請求項1記載の電気機器。
  9. 前記電流密度は、50A/cm2以上、500A/cm2以下である請求項8記載の電気機器。
  10. 前記被加熱部材の表面に誘導電流を発生する加熱コイルを備え、前記半導体モジュールは、前記被加熱部材の外周面に装着されて前記加熱コイルをスイッチング制御する請求項1記載の電気機器。
  11. 請求項10記載の電気機器において、前記被加熱部材には食材または液体が収納され、加熱コイルに発生する誘導電流によって前記被加熱部材を誘導加熱することを特徴とする調理器。
  12. 前記被加熱部材の内部に充填されたガスを外部に圧送するポンプと、前記ポンプを駆動するモータと、を備え、前記半導体モジュールは、前記被加熱部材の外周面に装着されて前記ポンプをスイッチング制御する請求項1記載の電気機器。
  13. 請求項12記載の電気機器において、前記被加熱部材の内部に冷媒ガスが加圧状態で充填されたことを特徴とするコンプレッサ。
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