JP6696869B2 - 急速充電器 - Google Patents

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Description

本発明は、電気自動車等の車載バッテリを充電するための急速充電器に関する。
近年、電気自動車の車載バッテリを短時間のうちに80%程度にまで充電する急速充電器の開発が盛んに行われている。非特許文献1に記載されているように、急速充電器には、1つの高出力充電ユニットで交直変換部を構成したタイプ(以下、「単一ユニット型」という)と、並列接続された複数の充電ユニットで交直変換部を構成したタイプ(以下、「複数ユニット型」という)とがある。
図8(A)に、単一ユニット型の急速充電器を示す。同図に示すように、この急速充電器は、漏電遮断器101を介して外部交流電源100から入力される三相交流電力(AC200[V])を直流化する交直変換部102Aを備えている。交直変換部102Aは1つの高出力充電ユニット103を有し、高出力充電ユニット103の出力電力は、充電コネクタ108を介して車載バッテリ110に供給される。
高出力充電ユニット103は、三相AC200[V]を所定の直流電圧に変換するコンバータ104と、該直流電圧を高周波交流電圧に変換するインバータ105と、高周波絶縁トランス106と、高周波絶縁トランス106の二次巻線に誘起された交流電圧を整流および平滑する整流器107とを有する。このタイプの急速充電器では、高出力充電ユニット103の出力電力がそのまま車載バッテリ110に供給される。
一方、複数ユニット型の急速充電器は、図8(B)に示すように、交直変換部102Bが並列に接続された複数の充電ユニット103a,103b,103cを有する。このタイプの急速充電器では、各充電ユニット103a,103b,103cから出力される電力の和電力が車載バッテリ110に供給される。例えば、各充電ユニット103a,103b,103cの出力可能電力がa[kW]である場合、車載バッテリ110には、最大でa×3[kW]の電力が供給される。
単一ユニット型の急速充電器は、部品点数が少ないために設計を簡素化することができるという利点があるものの、仕様(特に、出力電力)が変更される度に交直変換部102Aを再設計しなければならないので、手間がかかるとともに、コスト低減が図りにくいという問題がある。
一方、複数ユニット型の急速充電器は、個々の充電ユニットを汎用部品で構成することが容易で、しかも1台の急速充電器に複数の充電ユニットが使用されるので、量産効果により充電ユニットのコストを低減しやすいという利点がある。また、複数ユニット型の急速充電器は、一部の充電ユニットで障害が発生したとしても、その充電ユニットだけを交換すればよいので、保守が容易という利点もある。
このような中、出願人は、特許文献1において複数ユニット型の急速充電器を提案している。図9に示すように、この急速充電器200は、箱型の筐体201と、筐体201内の空間を最下層空間202、3つの中層空間203a,203b,203c、および最上層空間204に分割する棚板205a,205b,205c,205dと、中層空間203a,203b,203cのそれぞれに2つずつ収容された計6つの充電ユニット206a−1,206a−2,206b−1,206b−2,206c−1,206c−2と、最下層空間202と最上層空間204とを連通するダクト207と、最上層空間204に設けられた排気口208および排気ファン209とを備えている。各中層空間203a,203b,203cには、3つ以上の充電ユニットが収容される場合もある。
各充電ユニット206a−1,206a−2,206b−1,206b−2,206c−1,206c−2の一部(放熱フィン)は、ダクト207内を下から上に向かって流れる空気に晒されて冷却される。
特許第5704760号公報
"急速充電設備の仕様、構造及び設置について"、[online]、平成22年12月17日、CHAdeMO協議会、[平成28年9月14日検索]、インターネット<URL:http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/denki_jidousya/pdf/dai1_siryou3.pdf>
ところで、充電インフラを本格的に普及させるためには、急速充電器の低コスト化に加え、小型化(設置面積の低減)が必須である。しかしながら、出願人がこれまでに検討してきた急速充電器200において筐体201を小型化すると、近接して配置された充電ユニット(例えば、中層空間203aに収容された充電ユニット206a−1,206a−2)同士が熱的に干渉しやすくなり、該充電ユニット206a−1,206a−2の動作が不安定になるおそれがあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、筐体が小型化された場合においても、該筐体内に収容された複数の充電ユニットを十分に放熱させることができる急速充電器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る急速充電器は、複数の充電ユニットから出力される電力の和電力によりバッテリを充電する急速充電器であって、縦方向に延びた箱型の筐体と、筐体内の空間を縦方向に隣接したn個(ただし、nは3以上の整数)の空間層に分割するn−1枚の棚板と、n個の空間層のうちの最下層の空間である最下層空間に連通するように筐体に開口形成された吸気口と、n個の空間層のうちの最上層の空間である最上層空間に連通するように筐体に開口形成された排気口と、排気口に取り付けられた排気ファンと、n個の空間層のうちの、最下層空間および最上層空間を除いた空間である中層空間のそれぞれを間仕切って横方向に隣接したm個(ただし、mは2以上の整数)のユニット収容空間を形成する間仕切り板と、棚板を貫いて縦方向に延び、最下層空間と最上層空間とを連通させるm本のダクトと、m×(n−2)個のユニット収容空間のそれぞれに各1つ収容された充電ユニットとを備え、充電ユニットは、ベースプレートと、ベースプレートの表面に接合された発熱部品と、ベースプレートの裏面から突出した放熱フィンとを含み、間仕切り板およびベースプレートは、ダクトの相対向する側壁を構成し、放熱フィンは、ダクト内に突出していることを特徴とする。
この構成では、吸気口を有する最下層空間と排気口および排気ファンを有する最上層空間とが、棚板を貫いて縦方向に延びたダクトによって連通されているので、ダクト内を一直線に上昇する空気の流れができる。また、この構成では、充電ユニットの放熱フィンがダクト内に突出している。したがって、この構成によれば、充電ユニットの放熱フィンが常に新鮮な空気に晒されることとなるので、効率よく充電ユニットを放熱させることができる。
また、この構成では、間仕切り板によって間仕切られたユニット収容空間に各1つの充電ユニットが収容されている。したがって、この構成によれば、充電ユニット同士の熱的な干渉がほとんど生じないので、筐体の小型化により充電ユニットが近接して配置されることになっても、該充電ユニットを安定的に動作させることができる。
ここで、棚板のそれぞれは、ユニット収容空間のうちのダクトに覆われていない部分を他の空間に連通させるm個の補助連通口を有していることが好ましい。
この構成では、充電ユニットを1つだけ収容した比較的狭いユニット収容空間のそれぞれが、補助連通口を通じて吸気口を有する最下層空間と排気口および排気ファンを有する最上層空間とに連通している。したがって、この構成によれば、ユニット収容空間内を上昇する整った空気の流れによって、充電ユニットを確実に放熱させることができる。なお、間仕切られていない比較的広い中層空間に複数の充電ユニットが収容されている場合は、当該中層空間内を上昇する空気の流れに偏りが生じ、一部の充電ユニットの放熱が十分になされないおそれがある。
上記急速充電器は、防水・防音性能を高めながらダクトの省スペース化を図るために、斜め下に向かって排気するように排気ファンが傾けて取り付けられていること、および排気口から下方に延びた排気ダクトが筐体の外部に設けられていることが好ましい。
本発明によれば、筐体が小型化された場合においても、該筐体内に収容された複数の充電ユニットを十分に放熱させることができる急速充電器を提供することができる。
本発明の実施例に係る急速充電器の外観図であって、(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は背面図、(D)は左側面図である。 実施例に係る急速充電器において使用される充電ユニットの図であって、(A)は左側面図、(B)は正面図、(C)は底面図である。 実施例に係る急速充電器の部分的な内部構造を示す図であって、(A)は左側面図、(B)は正面図である。 実施例に係る急速充電器の部分的な内部構造を示す平面図である。 実施例に係る急速充電器におけるダクトの組み立て手順を示す図である。 実施例に係る急速充電器における空気の流れを示す模式図である。 本発明の変形例に係る急速充電器における空気の流れを示す模式図である。 急速充電器のブロック図であって、(A)は単一ユニット型の急速充電器のブロック図、(B)は複数ユニット型の急速充電器のブロック図である。 従来の急速充電器における空気の流れを示す模式図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明に係る急速充電器の実施例について説明する。
図1は、本発明の実施例に係る急速充電器1の外観図である。本実施例に係る急速充電器1は、交直変換部を9つの充電ユニットで構成した複数ユニット型の急速充電器である(図8(B)参照)。
図1の各図に示すように、急速充電器1は、縦方向に伸びた箱型の筐体2と、それを支える台座部2fとを備えている。筐体2は、正面パネル2a、右側面パネル2b、背面パネル2c、左側面パネル2dおよび天井パネル2eからなる。正面パネル2aには、操作ボタンおよびディスプレイを含むインタフェース部3が設けられている。右側面パネル2bの上部には、筐体2内の空気を排気するための右側面排気口6bが形成され、それを覆うように右側面排気ダクト7が取り付けられている。同様に、背面パネル2cの上部には、筐体2内の空気を排気するための背面排気口6cが設けられ、それを覆うように背面排気ダクト9が取り付けられている。また、右側面パネル2b、背面パネル2cおよび左側面パネル2dの下部には、筐体2内に空気を取り込むためのスリット状の右側面吸気口11b、背面吸気口11cおよび左側面吸気口11dが形成されている。
右側面排気ダクト7の下部には、右側面排気口6bから排気された空気を外部に排気する第1最終排気口8が設けられている。また、背面排気ダクト9の下部には、背面排気口6cから排気された空気を外部に排気する第2最終排気口10aおよび第3最終排気口10bが設けられている。右側面排気ダクト7および背面排気ダクト9の内部には、吸音材が貼られていることが好ましい。
この他、急速充電器1は、右側面パネル2bの上方から引き出された充電ケーブル4、およびその先端に設けられた充電ガン5を備えている。
図2は、筐体2内に収容される充電ユニット20である。前記の通り、本実施例に係る急速充電器1では、筐体2内に9つの充電ユニット20が収容されており、急速充電器1全体として35[kW]の大電力を出力することができる。
充電ユニット20は、図8(B)における充電ユニット103a等に相当するもので、三相AC200[V]を所定の直流電圧に変換するコンバータ104と、該直流電圧を高周波交流電圧に変換するインバータ105と、高周波絶縁トランス106と、高周波絶縁トランス106の二次巻線に誘起された交流電圧を整流および平滑する整流器107とを有している。
充電ユニット20は、平面視矩形状のベースプレート21と、ベースプレート21の裏面から突出した複数の放熱フィン22とを有している。放熱フィン22は、ベースプレート21の長辺方向に延びている。本実施例では、27枚の放熱フィン22が等間隔に並んで設けられている。ベースプレート21および放熱フィン22は、アルミニウムにより一体的に成形されたものである。
ベースプレート21の表面には、コンバータ104やインバータ105を構成する部品のうち、特に発熱量の大きな部品(例えば、IGBT等のスイッチング素子。以下、「発熱部品」という。)が導電性接着剤または半田により直接的に接合されている。このため、発熱部品から発生した熱は、ベースプレート21および放熱フィン22に素早く伝搬する。
ベースプレート21の表面側には、複数枚の回路基板が取り付けられている。コンバータ104やインバータ105を構成するその他の部品は、これらの回路基板に実装されている。
図3は、本実施例に係る急速充電器1の内部構造を示す図である。図3においては、筐体2を構成する5枚のパネル2a〜2eが全て取り外されており、フレーム30や9つの充電ユニット20(20a−1〜20a−3、20b−1〜20b−3、20c−1〜20c−3)が視認可能となっている。なお、図3(A)は、図1(D)に対応する左側面図である。また、図3(B)は、図1(A)に対応する正面図である。なお、図3では、便宜上、一部の参照符号が省略されている。
フレーム30は棚状構造を有し、主に、台座部2fに支持された底板31と、底板31の四隅から縦方向に伸びた4本の支柱32と、支柱32の内側に設けられた4枚の棚板33a〜33dとを有している。本実施例に係る急速充電器1は、この棚板33a〜33dにより筐体2内の空間が縦方向に隣接した5つの層に分割されている。以下では、最下層の空間34を「最下層空間」、最上層の空間36を「最上層空間」、最下層空間34と最上層空間36の間にある3つの空間35a〜35cを「中層空間」と呼ぶこととする。
中層空間35aには、該中層空間35aを間仕切って横方向に隣接した3つのユニット収容空間35a−1〜35a−3を形成する間仕切り板37が設けられている。間仕切り板37は、棚板33aの上面および棚板33bの下面に隙間なく固定されている。また、間仕切り板37と右側面パネル2bおよび左側面パネル2dとの間にもほとんど隙間がない。このため、隣接したユニット収容空間(例えば、35a−1と35a−2)の間で、空気の移動はほとんど生じない。
中層空間35cも、間仕切り板37によって3つのユニット収容空間35c−1〜35c−3に間仕切られている。中層空間35bについても同様である。
後述するように、急速充電器1は、各棚板33a〜33dを貫いて縦方向に延び、最下層空間34と最上層空間36とを連通させる3本のダクトも備えている。
最下層空間34は、右側面パネル2b、背面パネル2cおよび左側面パネル2dに設けられた右側面吸気口11b、背面吸気口11cおよび左側面吸気口11dによって外部と連通している。また、最上層空間36は、右側面パネル2bに設けられた右側面排気口6b(右側面排気ダクト7,第1最終排気口8)および背面パネル2cに設けられた背面排気口6c(背面排気ダクト9,第2最終排気口10a,第3最終排気口10b)によって外部と連通している。一方、中層空間35a〜35cは、直接的には外部と連通していない。
最上層空間36に設けられた右側面排気口6bおよび背面排気口6cには、右側面排気ファンおよび背面排気ファンが取り付けられている(図6の符号12b,12c参照)。これらが作動すると、最上層空間36内の空気が右側面排気ダクト7および背面排気ダクト9を通じて強制的に外部に排気されるとともに、最下層空間34に新鮮な空気が取り込まれる。なお、右側面排気ファン12bおよび背面排気ファン12cは、斜め下に向かって排気するように傾けて取り付けられている。これにより、排気された空気は、右側面排気ダクト7内および背面排気ダクト9内を下方に向かってスムーズに流れる。
中層空間35aを構成する3つのユニット収容空間35a−1〜35a−3には、各1つの充電ユニット20が収容されている。より詳しくは、ユニット収容空間35a−1には充電ユニット20a−1が収容され、ユニット収容空間35a−2には充電ユニット20a−2が収容され、ユニット収容空間35a−3には充電ユニット20a−3が収容されている。充電ユニット20a−1〜20a−3は、一方の入力端子が外部交流電源100に接続されるa相バスバに接続され、他方の入力端子が外部交流電源100に接続されるb相バスバに接続されている。すなわち、本実施例では、充電ユニット20a−1〜20a−3が充電ユニット103aを構成する(図8(B)参照)。
中層空間35bを構成する3つのユニット収容空間35b−1〜35b−3にも、各1つの充電ユニット20が収容されている。より詳しくは、ユニット収容空間35b−1には充電ユニット20b−1が収容され、ユニット収容空間35b−2には充電ユニット20b−2が収容され、ユニット収容空間35b−3には充電ユニット20b−3が収容されている。充電ユニット20b−1〜20b−3は、一方の入力端子が外部交流電源100に接続されるa相バスバに接続され、他方の入力端子が外部交流電源100に接続されるc相バスバに接続されている。すなわち、本実施例では、充電ユニット20b−1〜20b−3が充電ユニット103bを構成する(図8(B)参照)。
同様に、中層空間35cを構成する3つのユニット収容空間35c−1〜35c−3にも、各1つの充電ユニット20が収容されている。より詳しくは、ユニット収容空間35c−1には充電ユニット20c−1が収容され、ユニット収容空間35c−2には充電ユニット20c−2が収容され、ユニット収容空間35c−3には充電ユニット20c−3が収容されている。充電ユニット20c−1〜20c−3は、一方の入力端子が外部交流電源100に接続されるb相バスバに接続され、他方の入力端子が外部交流電源100に接続されるc相バスバに接続されている。すなわち、本実施例では、充電ユニット20c−1〜20c−3が充電ユニット103cを構成する(図8(B)参照)。
図4は、中層空間35cに設けられた充電ユニット20c−1〜20c−3、間仕切り板37およびダクト40を真上から見た平面図である。同図に示すように、ユニット収容空間35c−1〜35c−3に各1つ設けられたダクト40は、相対向する2枚の側壁41,42と、充電ユニット20のベースプレート21と、間仕切り板37とで構成されている。すなわち、急速充電器1では、ベースプレート21および間仕切り板37が、ダクト40の側壁としての役割を兼ねている。これにより、ダクト40の部品点数を減らすことができるとともに、ベースプレート21から突出した放熱フィン22を、ダクト40内に容易に配置することができる。また、充電ユニット20の取り付けとダクト40の組み立てとが同時に行われるので、製造工程を簡略化することができる。
中層空間35aおよび中層空間35bも、同様の構成を有している。
図5は、中層空間35cにおけるダクト40の組み立て手順を示す図である。同図(A)に示すように、棚板33cには、ダクト40に対応する位置に矩形状のダクト用連通口43が開口形成されている。また、棚板33cの上面には、ダクト用連通口43の長辺に平行な一対の突部からなるガイド45が設けられている。同図(B)に示すように、棚板33cの下面(ガイド45の裏側)にも、ガイド45と同じ構成を有するガイド46が設けられている。なお、同図(B)は、棚板33c、ガイド45およびガイド46、並びに棚板33cの上面に設けられた間仕切り板37の、線B−B(同図(A)参照)における部分断面図である。
ダクト40の組み立ては、以下の手順で行われる。すなわち、棚板33cに間仕切り板37および右側面側の側壁42を取り付けた後、棚板33cの上面に設けられたガイド45および棚板33dの下面に設けられたガイド46に沿って充電ユニット20のベースプレート21をスライドさせることにより該充電ユニット20を所定位置に配置し、最後に、左側面側の側壁41を取り付けることにより、ダクト40は完成する。
中層空間35aおよび中層空間35bにおいても、同様の手順でダクト40が組み立てられる。
図5に示すように、棚板33cには、さらに、矩形状の補助連通口44が開口形成されている。同様に、他の棚板33a,33b,33dにも補助連通口44が開口形成されている。これにより、各ユニット収容空間35a−1〜35a−3,35b−1〜35b−3,35c−1〜35c−3のうちのダクト40に覆われていない部分は、他の空間と連通する。例えば、ユニット収容空間35a−1は、最下層空間34およびユニット収容空間35b−1と連通する。ユニット収容空間35b−2は、ユニット収容空間35a−2およびユニット収容空間35c−2と連通する。また、ユニット収容空間35c−3は、ユニット収容空間35b−3および最上層空間36と連通する。
次に、急速充電器1における空気の流れについて、図6を参照しながら説明する。なお、図6では、空気の流れを理解し易くするために、排気口、最終排気口、排気ファン、吸気口および排気ダクトがそれぞれ共通化した1個のシンボルで示されており、実際の配置とは異なる点に留意されたい。例えば、同図では、右側面排気口6bと背面排気口6cとが同一のシンボル(開口部)で表示されているが、実際には、右側面排気口6bと背面排気口6cとは異なる位置に開口している(図1に示すように、右側面排気口6bは右側面パネル2bに開口し、背面排気口6cは背面パネル2cに開口している)。
右側面排気ファン12bおよび背面排気ファン12cが作動すると、最上層空間36内の空気が右側面排気ダクト7および背面排気ダクト9を通じて強制的に外部に排気される。これにより、筐体2内の圧力が低下し、右側面吸気口11b、背面吸気口11cおよび左側面吸気口11dを通じて最下層空間34に新鮮な空気が取り込まれる。
最下層空間34に取り込まれた空気は、ダクト40内を淀むことなく一直線に上昇する。このとき、ダクト40内に突出した充電ユニット20の放熱フィン22は、上昇していく空気によって空冷される。
また、最下層空間34に取り込まれた空気は、補助連通口44を通る補助経路(例えば、最下層空間34→棚板33aの補助連通口44→ユニット収容空間35a−1→棚板33bの補助連通口44→ユニット収容空間35b−1→棚板33cの補助連通口44→ユニット収容空間35c−1→棚板33dの補助連通口44→最上層空間36)でも上昇していく。
充電ユニット20のベースプレート21の表面側に取り付けられた回路基板および該回路基板に実装された部品は、複雑な形状を有しており、補助経路を流れる空気にとって障害となるので、補助経路における空気の流量はダクト40における空気の流量よりも少ない。すなわち、補助経路を流れる空気による冷却効果は、流量はダクト40を流れる空気による冷却効果よりも小さい。ただし、本実施例に係る急速充電器1では、中層空間35a〜35cが間仕切り板37によって間仕切られており、横方向の空気の大きな流れが生じないので、中層空間35a〜35cのそれぞれが1つの大きな空間になっている場合に比べ、空気の流れがスムーズかつ均一である。
このように、本実施例に係る急速充電器1によれば、ダクト40内を一直線に上昇する空気によって充電ユニット20の放熱フィン22を極めて効率よく冷却することができるとともに、充電ユニット20の他の部分を比較的効率よく冷却することができる。また、本実施例に係る急速充電器1によれば、横方向に隣接する2つの充電ユニット20の間に間仕切り板37が存在しているので、充電ユニット20同士が熱的に干渉して該充電ユニット20の動作が不安定になるのを防ぐことができる。その結果、発熱量の増大を招く充電ユニット20の出力向上を図りながらも、充電ユニット20同士を近接して配置することができ、急速充電器を小型化(設置面積の低減)することができる。
以上、本発明に係る急速充電器の実施例について説明したが、本発明は上記の構成に限定されるものではない。
例えば、図7に示した急速充電器1’のように、最上層空間36を空間36aと空間36bとに分割し、空間36bに充電ケーブル4の根本に配置すべきフィルタ回路等を収容してもよい。なお、この場合は、空間36bが最上層となるが、本発明では、空気の流れに関係する空間36aが「最上層空間」であるものとする。
また、筐体内に収容する充電ユニットの数は、充電対象に応じて増減してもよい。例えば、各中層空間における間仕切り板の数を増減させて、各中層空間に収容される充電ユニットの数を2つ、または4つ以上にしてもよいし、棚板の数を増減させて中層空間の数を1つ、2つ、または4つ以上にしてもよい。
1 急速充電器
2 筐体
2a 正面パネル
2b 右側面パネル
2c 背面パネル
2d 左側面パネル
2e 天井パネル
2f 台座部
3 インタフェース部
4 充電ケーブル
5 充電ガン
6b 右側面排気口
6c 背面排気口
7 右側面排気ダクト
8 第1最終排気口
9 背面排気ダクト
10a 第2最終排気口
10b 第3最終排気口
11b 右側面吸気口
11c 背面吸気口
11d 左側面吸気口
12b 右側面排気ファン
12c 背面排気ファン
20 充電ユニット
20a−1〜20a−3 充電ユニット
20b−1〜20b−3 充電ユニット
20c−1〜20c−3 充電ユニット
21 ベースプレート
22 放熱フィン
30 フレーム
31 底板
32 支柱
33a〜33d 棚板
34 最下層空間
35 中層空間
35a〜35c 中層空間
35a−1〜35a−3 ユニット収容空間
35b−1〜35b−3 ユニット収容空間
35c−1〜35c−3 ユニット収容空間
36 最上層空間
37 間仕切り板
40 ダクト
41 側壁
42 側壁
43 ダクト用連通口
44 補助連通口
45 ガイド
46 ガイド
100 外部交流電源
101 漏電遮断器
102A、102B 交直変換部
103 高出力充電ユニット
103a〜103c 充電ユニット
104 コンバータ
105 インバータ
106 高周波絶縁トランス
107 整流器
108 充電コネクタ
110 車載バッテリ

Claims (3)

  1. 複数の充電ユニットから出力される電力の和電力によりバッテリを充電する急速充電器であって、
    縦方向に延びた箱型の筐体と、
    前記筐体内の空間を縦方向に隣接したn個(ただし、nは3以上の整数)の空間層に分割するn−1枚の棚板と、
    前記n個の空間層のうちの最下層の空間である最下層空間に連通するように前記筐体に開口形成された吸気口と、
    前記n個の空間層のうちの最上層の空間である最上層空間に連通するように前記筐体に開口形成された排気口と、
    前記排気口に取り付けられた排気ファンと、
    前記n個の空間層のうちの、前記最下層空間および前記最上層空間を除いた空間である中層空間のそれぞれを間仕切って横方向に隣接したm個(ただし、mは2以上の整数)のユニット収容空間を形成する間仕切り板と、
    前記棚板を貫いて縦方向に延び、前記最下層空間と前記最上層空間とを連通させるm本のダクトと、
    前記m×(n−2)個の前記ユニット収容空間のそれぞれに各1つ収容された前記充電ユニットと
    を備え、
    前記充電ユニットは、ベースプレートと、前記ベースプレートの表面に接合された発熱部品と、前記ベースプレートの裏面から突出した放熱フィンとを含み、
    前記間仕切り板および前記ベースプレートは、前記ダクトの相対向する側壁を構成し、
    前記放熱フィンは、前記ダクト内に突出している
    ことを特徴とする急速充電器。
  2. 前記棚板のそれぞれは、前記ユニット収容空間のうちの前記ダクトに覆われていない部分を他の空間に連通させるm個の補助連通口を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の急速充電器。
  3. 前記排気ファンは、斜め下に向かって排気するように傾けて取り付けられ、
    前記筐体は、前記排気口から下方に延びた排気ダクトを有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の急速充電器。
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