JP2011165988A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011165988A
JP2011165988A JP2010028326A JP2010028326A JP2011165988A JP 2011165988 A JP2011165988 A JP 2011165988A JP 2010028326 A JP2010028326 A JP 2010028326A JP 2010028326 A JP2010028326 A JP 2010028326A JP 2011165988 A JP2011165988 A JP 2011165988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fin
semiconductor
semiconductor device
heat sink
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010028326A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsujiro Momose
立二郎 百瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2010028326A priority Critical patent/JP2011165988A/ja
Priority to DE102011000623A priority patent/DE102011000623A1/de
Priority to US13/025,518 priority patent/US20110194253A1/en
Publication of JP2011165988A publication Critical patent/JP2011165988A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/46Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements involving the transfer of heat by flowing fluids
    • H01L23/467Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements involving the transfer of heat by flowing fluids by flowing gases, e.g. air
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L25/00Assemblies consisting of a plurality of individual semiconductor or other solid state devices ; Multistep manufacturing processes thereof
    • H01L25/18Assemblies consisting of a plurality of individual semiconductor or other solid state devices ; Multistep manufacturing processes thereof the devices being of types provided for in two or more different subgroups of the same main group of groups H01L27/00 - H01L33/00, or in a single subclass of H10K, H10N
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L25/00Assemblies consisting of a plurality of individual semiconductor or other solid state devices ; Multistep manufacturing processes thereof
    • H01L25/03Assemblies consisting of a plurality of individual semiconductor or other solid state devices ; Multistep manufacturing processes thereof all the devices being of a type provided for in the same subgroup of groups H01L27/00 - H01L33/00, or in a single subclass of H10K, H10N, e.g. assemblies of rectifier diodes
    • H01L25/04Assemblies consisting of a plurality of individual semiconductor or other solid state devices ; Multistep manufacturing processes thereof all the devices being of a type provided for in the same subgroup of groups H01L27/00 - H01L33/00, or in a single subclass of H10K, H10N, e.g. assemblies of rectifier diodes the devices not having separate containers
    • H01L25/07Assemblies consisting of a plurality of individual semiconductor or other solid state devices ; Multistep manufacturing processes thereof all the devices being of a type provided for in the same subgroup of groups H01L27/00 - H01L33/00, or in a single subclass of H10K, H10N, e.g. assemblies of rectifier diodes the devices not having separate containers the devices being of a type provided for in group H01L29/00
    • H01L25/072Assemblies consisting of a plurality of individual semiconductor or other solid state devices ; Multistep manufacturing processes thereof all the devices being of a type provided for in the same subgroup of groups H01L27/00 - H01L33/00, or in a single subclass of H10K, H10N, e.g. assemblies of rectifier diodes the devices not having separate containers the devices being of a type provided for in group H01L29/00 the devices being arranged next to each other
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/003Constructional details, e.g. physical layout, assembly, wiring or busbar connections

Abstract

【課題】空冷用ヒートシンクについて強度の向上と半導体モジュールからの発熱を一時的に蓄熱するヒートマス機能の向上とが図れる半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置10のヒートシンク11は、半導体モジュール22の主面221,222と熱的に結合される基板部110、及び主面221,222とは反対側に厚み方向に間隔をあけて列を形成するように基板部110からそれぞれ突出する複数個の第1のフィン112を有して構成され、半導体モジュール22を挟む両側それぞれに配される。ヒートシンク11は、厚み方向における両方の最外側に位置する第1のフィン112よりもさらに外側において基板部110から突出するフィンであって、第1のフィン112よりも厚み寸法が大きい肉厚部を有する第2のフィン113をさらに備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体モジュールを冷却するためのヒートシンクを備えた半導体装置に関する。
従来の半導体装置は、半導体素子を内蔵した半導体モジュールを冷却するための構造として、半導体モジュールと放熱シート等を介して熱的に結合されるヒートシンクを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の半導体装置は、半導体モジュールと半導体モジュールを制御する制御基板との間に位置するノイズ遮蔽板を弾性材により構成するとともに、ノイズ遮蔽板の取付部をヒートシンクに取り付けることにより、ノイズ遮蔽板の湾曲部を半導体モジュールに接合させ半導体モジュールをヒートシンクに所定圧力で押し付けて固着する。
特開2003−347783号公報
しかしながら、従来の半導体装置は、半導体モジュールの発熱をヒートシンクに効率的に伝達させるためにノイズ遮蔽板を押圧部材として兼用するため、小型化及び低コスト化が図れるものの、半導体モジュールからの放熱性能に関して十分なものではない。特に空冷式のヒートシンクである場合には、空気の熱伝達率は低いため、さらなるヒートシンクの放熱面積の拡大が要求される。
そして、当該放熱面積を拡大する手段としては、ヒートシンクの放熱フィンを増やすことが考えられる。このようにフィンの個数を増やすためには、各フィンを薄い板状にすればよいが、一方で、このような半導体装置を組み付ける際にフィンが変形し易いという問題がある。したがって、半導体装置について、強度と放熱性能とのバランスが求められる。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、空冷用ヒートシンクについて強度の向上と半導体モジュールからの発熱を一時的に蓄熱するヒートマス機能の向上とが図れる半導体装置を提供することである。
本発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明は、半導体モジュールの熱をヒートシンクを介して空気中に放熱する半導体装置であって、半導体素子を内蔵し、対向する一対の主面を有する形状の半導体モジュールと、半導体モジュールの主面と熱的に結合される基板部、及び主面とは反対側に厚み方向に間隔をあけて列を形成するように基板部からそれぞれ突出する複数個の第1のフィンを有して構成されて、半導体モジュールを挟む両側それぞれに配されるヒートシンクと、を備え、ヒートシンクは、フィン厚み方向の両方の最外側に位置する第1のフィンよりもさらに外側において基板部から突出するフィンであって、第1のフィンよりも厚み寸法が大きい肉厚部を有する第2のフィンをさらに備えることを特徴とする。
この発明によれば、ヒートシンクのフィン厚み方向の両側に配される第2のフィンが内側に配される第1のフィンよりも厚み寸法が大きい肉厚部を有することにより、第2のフィンは第1のフィンよりも強度が大きく、かつ熱を蓄える熱容量が大きいため、ヒートシンクにおけるフィンの強度向上と上記のヒートマス機能の向上とを図ることができる。これにより、組立て工程等に起こり得る第1のフィンの変形を抑制して、所望の冷却効果を発揮し得る状態を確保できるとともに、半導体モジュールの急激な温度上昇等を抑制する放熱特性を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、第2のフィンは、厚み方向に垂直な方向であって半導体モジュールの主面に平行な方向についての長さ寸法が第1のフィンよりも小さくなっており、半導体モジュールを挟む両側のヒートシンクの基板部において第2のフィンが突出していない部位に、弾性力により半導体モジュールを挟む力を付勢する弾性部材を設けることを特徴とする。
この発明によれば、第2のフィンは、半導体モジュールの主面に平行な方向についての長さが第1のフィンよりも短いため、ヒートシンクの基板部において第2のフィンが突出しないスペースを構築することができ、さらに当該スペースに半導体モジュールを挟む力を付勢する弾性部材を設けるため、フィン強度及びヒートマス機能の向上とともに、半導体モジュールとヒートシンクとの熱的接合手段を有効的に配置する搭載性とを同時に実現することができる。したがって、フィン強度及びヒートマス機能の向上と装置の小型化とを兼ね備えた半導体装置を提供できる。
請求項3に記載の発明は、請求項2において、ヒートシンクの基板部における第2のフィンが突出していない部位は、厚み方向に垂直な方向であって半導体モジュールの主面に平行な方向における前記第2のフィンの両側に設けられることを特徴とする。
この発明によれば、請求項2に記載の発明に対してさらに、第2のフィンの上記両側に第2のフィンが突出しない部位を設けることにより、上記主面に平行な方向における中央部に第2のフィンが位置するため、半導体モジュールからの発熱がより効率的に第2のフィンに移動し易くなる。したがって、半導体装置は、半導体モジュールからの発熱を一時的に蓄えるヒートマス機能をさらに効率的に発揮させることが可能になる。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか一項において、第2のフィンの肉厚部は半導体装置を収納するケースの内面から突出して形成された凸部が嵌まる凹部または穴部を備えることを特徴とする。
この発明によれば、第2のフィンの肉厚部に設けられた凹部または穴部に収納用のケースに設けた凸部を嵌めることにより、半導体装置をケースに収納する際にヒートシンクと当該ケースとの位置関係が一義的に決まり、半導体装置の適正な位置決め設定が可能になる。さらに、当該凹部または穴部の形成に第2のフィンの肉厚部を活用するため、位置決め機能を発揮し得る形状を確保し易いという効果を奏する。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか一項において、第2のフィンの肉厚部は半導体装置を収納するケースとねじ締め固定するための雌ねじ部を備えることを特徴とする。この発明によれば、第2のフィンの肉厚部に設けられた雌ねじ部にねじを螺合してヒートシンクを収納用のケースにねじ締めすることにより、半導体装置をケースに収納する際にヒートシンクと当該ケースとの位置関係が一義的に決まり、半導体装置の適正な位置決め設定が可能になる。さらに、当該雌ねじ部は所定数のねじ山等を必要とするので、当該雌ねじ部の形成に第2のフィンの肉厚部を活用することにより、他の部分やねじ締め用の構成要素を必要とせずとも、ねじ締め機能を発揮し得る雌ねじ部を確保できるという効果を奏する。
請求項6に記載の発明は、同相の上、下のアームをなす一対の半導体モジュールが隣接して配置されるとともに、6個の半導体モジュールのそれぞれが各アームをなす三相インバータ回路において、6個の半導体モジュールの熱をヒートシンクを介して空気中に放熱することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の半導体装置である。
この発明によれば、同相の上下アームをなす一対の半導体装置は、半導体モジュールの両側に配されたヒートシンクにおける強度向上と優れた放熱特性とを併せ持つので、強度向上による高密度な配置が可能になり、放熱特性の向上によるヒートシンクの小型化及び半導体装置の振動抑制が可能になる。また、これら6個の半導体装置を一種類の半導体装置で構成することができるので、部品点数の低減、製作費用及び管理費用の低減が図れ、生産性の向上が期待できる。
第1実施形態の半導体装置を適用したインバータ駆動装置を車両に搭載した状態を示す模式図である。 第1実施形態の半導体装置を適用したインバータ駆動装置の回路図である。 第1実施形態の半導体装置の構成を示す分解斜視図である。 第1実施形態の半導体装置の構成を示す斜視図である。 6個の半導体装置をケースに収納した状態を示す斜視図である。 第1実施形態のインバータ装置の外観を示す斜視図である。 第1実施形態の半導体装置をケース内に収納した状態を示す断面図である。 第2実施形態の半導体装置をケース内に収納した状態を示す断面図である。 第3実施形態の半導体装置をケース内に収納した状態を示す断面図である。 第4実施形態の半導体装置の構成を示す斜視図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示してなくとも実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
本発明に係る半導体装置は、高出力モータを駆動するモータ駆動装置としてのインバータ装置に適用することができる。このインバータ装置は、直流電力と交流電力との間で双方向変換を行う装置、例えばU相、V相及びW相の三相インバータ装置であり、交流モータを使用するハイブリッド車、燃料電池車、電気自動車等に搭載される。
第1実施形態では、走行用のモータ3を駆動する三相インバータ回路を有するインバータ装置1に半導体装置10を適用した例について説明する。図1は半導体装置10を適用したインバータ装置1を車両に搭載した状態を示す模式図である。図2は、半導体装置10を適用したインバータ装置1の回路図である。
図1に示すように、インバータ装置1は、車両前方に搭載された走行用のモータ3に出力可能に有線で接続され、車両後方でバッテリ4に隣接するように搭載されるとともに、冷却用のファン9による送風がダクトで形成された所定の通風経路を流通して半導体装置10に供給されることにより空冷される。インバータ装置1を冷却する空気は、車外または車室内から取り込まれて半導体装置10を通過後、車外に排出される。このようにしてインバータ装置1は所定の機能を発揮できる温度に保たれ得る。
図2に示すように、インバータ回路(インバータ装置1)は、6個の半導体モジュール22a,22b,22c,22d,22e,22f(以下、6個の半導体モジュールのうち、任意の半導体モジュールをさす場合は単に半導体モジュール22と称することがある)を含むパワーモジュール2と、コンデンサ5,6と、抵抗7,8と、制御回路100とから構成されている。インバータ回路の入力側にはバッテリ4が接続されている。インバータ回路の出力側にはモータ3が接続されている。
パワーモジュール2は、制御回路100によって制御され、バッテリ4の出力する直流電力を交流電力に変換してモータ3に供給するインバータ回路を構成するための素子で構成されている。パワーモジュール2は、IGBT20a,20b,20c,20d,20e,20f(スイッチング素子)と、フリーホイーリングダイオード21a,21b,21c,21d,21e,21fとからなる。各半導体モジュール22は、IGBTとフリーホイーリングダイオードを各1個含んでいる。
IGBT20a,20b、IGBT20c,20d、及びIGBT20e,20fは、それぞれ直列に接続されている。上アーム側のIGBT20a,20c,20eのコレクタは、バッテリ4の正極端子側に接続されており、下アーム側のIGBT20dのエミッタは、バッテリ4の負極端子側に接続されている。下アーム側のIGBT20b,20fのエミッタは、それぞれ抵抗7,8を介してバッテリ4の負極端子側に接続されている。また、IGBT20a〜20fのゲートは制御回路100に接続されている。IGBT20a,20c,20eのエミッタは、制御回路100に接続されている。さらに、IGBT20aとIGBT20bの接続点、IGBT20cとIGBT20dの接続点、及びIGBT20eとIGBT20fの接続点は、モータ3に接続されている。IGBT20a〜20fのコレクタ、エミッタ間には、フリーホイーリングダイオード21a〜21fがそれぞれ接続されている。
抵抗7,8は、パワーモジュール2からモータ3に供給される電流を電圧に変換する素子である。抵抗7の一端はIGBT20bのエミッタに、他端はバッテリ4の負極端子にそれぞれ接続されている。抵抗8の一端はIGBT20fのエミッタに、他端はバッテリ4の負極端子側にそれぞれ接続されている。また、抵抗7,8の両端は制御回路100に接続されている。
コンデンサ5は、バッテリ4の出力電圧を平滑する。コンデンサ6は、パワーモジュール2に侵入するノイズを抑えるとともに、バッテリ4からパワーモジュール2に印加される電圧を検出する。コンデンサ5及びコンデンサ6はバッテリ4に並列に接続されている。コンデンサ6の両端は制御回路100に接続されている。
制御回路100は、外部からの指令、抵抗7,8によって検出されるパワーモジュール2からモータ3に供給される電流、及びコンデンサ6によって検出されるバッテリ4からパワーモジュール2に印加される電圧に基づいて、パワーモジュール2を制御する回路である。制御回路100は、パワーモジュール2、抵抗7,8、及びコンデンサ6にそれぞれ接続されている。
次に、図3及び図4を参照して半導体装置10の構成について説明する。図3は半導体装置10の構成を示す分解斜視図である。図4は半導体装置10の構成を示す斜視図である。図3に示すように、一つの半導体装置10は、カード形状の半導体モジュール22と、半導体モジュール22を挟むように本体部226の両側(主面221,222の両面側)のそれぞれに配されたヒートシンク11と、を備え、両面冷却可能な冷却機構を有する。
半導体モジュール22は、半導体素子であるIGBT20a〜20f及びフリーホイーリングダイオード21a〜21fを内蔵し、対向する一対の主面221,222を有する形状の本体部226と、本体部226から外方に突出するコレクタ側電極端子223、エミッタ側電極端子224、及び制御信号端子225と、を備えている。
さらに、半導体モジュール22の本体部226とヒートシンク11との間には、セラミックからなる絶縁基板12が介在しており、さらに絶縁基板12とヒートシンク11及び本体部226との間にはそれぞれ、良熱伝導性を有するシリコン系の放熱グリスが塗布されている。また、絶縁基板12は、窒化アルミニウムフィルムやシリコンゴムシートで形成してもよく、絶縁基板12及び放熱グリスは、絶縁性を有する放熱フィルムを採用してもよい。
IGBT及びフリーホイーリングダイオードの半導体素子は、主面221側に位置する金属伝熱板220の内側の主面上にはんだ層により接合され、当該半導体素子の残余の主面には、反対の主面222側に位置する金属伝熱板(図示せず)がはんだ層により接合されている。このようにしてIGBTのコレクタ及びエミッタにフリーホイーリングダイオ−ドのアノ−ド及びカソ−ドがいわゆる逆向き並列(図2参照)に接続される。金属伝熱板220及び主面222側に位置する金属伝熱板は、それぞれコレクタ側電極端子223及びエミッタ側電極端子224に電気的に導通している。また、上記のはんだ層は他の接合機能材料に置換してもよい。
本体部226は、例えばエポキシ樹脂からなる矩形板状の部材であり、半導体素子を完全にモールドし、金属伝熱板220及び主面222側に位置する金属伝熱板の外主面すなわち放熱面を露出するようにモールドしている。コレクタ側電極端子223及びエミッタ側電極端子224は、本体部226の一方の側面から主面221,222に平行な方向Xに突出し、リードフレーム端子である複数の制御信号端子225は他方の側面からコレクタ側電極端子223等とは逆向きに突出し、IGBTのゲートに形成された電極等と接続されている。
ヒートシンク11は、半導体モジュール22の各主面221,222と熱的に結合される板状の基板部110と、基板部110から直角方向(フィン突出方向Zに相当)に突出する複数個の第1のフィン112と、を一体に備えた部材であり、アルミニウムまたは銅で形成されている。第1のフィン112は、基板部110の主面111とは反対側から突出する矩形状の板部材であり、複数個の第1のフィン112がその厚み方向Yに間隔をあけて列を形成するように並んでいる。
ヒートシンク11は、さらに2個の第2のフィン113を備える。第2のフィン113は、複数個の列をなす第1のフィン112のうち厚み方向Yの両方の最外側に位置するフィンよりも、さらに外側において基板部110から直角方向(フィン突出方向Z)に突出する板状のフィンである。第2のフィン113は、第1のフィン112と平行になるように形成され、第1のフィン112よりも厚み寸法が大きい肉厚部を有する。例えば、第2のフィン113の肉厚部は、第1のフィン112の2倍以上の厚みを有する。本実施形態の第2のフィン113は、その全体が等しい肉厚の板状で全体が第1のフィン112よりも厚み寸法が大きい肉厚部になっているが、当該肉厚部は、第2のフィン113の一部にだけに形成される形態であってもよい。
第2のフィン113は、その厚み方向Yに垂直な方向であって半導体モジュール22の主面221,222に平行な方向(図3及び図4に示す「主面に平行な方向X」)について、長さ寸法が第1のフィン112よりも小さい。したがって、第2のフィン113は、横幅寸法L2が第1のフィン112の横幅寸法L1がよりも短く、第1のフィン112よりも厚みが大きいフィンである。
さらに、第2のフィン113は、基板部110の図3の主面に平行な方向Xについて基板部110の中央部に位置するため、基板部110について第2のフィン113が突出していない部位(フィン無し部位110a)は、図3及び図4に示す「主面に平行な方向X」について第2のフィン113の両側に設けられる。したがって、第2のフィン113は、当該「主面に平行な方向X」について、半導体モジュール22の本体部226の配置箇所に重なるように配置される。このフィン無し部位110aは、半導体モジュール22を挟持する2個のヒートシンク11の両方に設けられている。
図4に示すように、両側のフィン無し部位110aには、弾性力により半導体モジュール22をヒートシンク11を介して両側から挟む力を付勢する弾性部材の一例である板ばね13が取り付けられている。板ばね13は、コの字状の横断面形状を呈しており、フィン無し部位110aにおける厚み方向Yの端面(図4のフィン無し部位110aの頂面)に対向する平面部13aと、平面部13aの両端側から平面部13aに直角に延びる脚部13bと、平面部13aと脚部13bを繋ぐように平面部13aの両端側で湾曲する湾曲部13cと、を一体に形成してなる部材である。
板ばね13は、半導体モジュール22を挟む姿勢で両側に配置された2個のヒートシンク11に対して、フィン無し部位110aに脚部13b側を外側から嵌めるように図4の厚み方向Yに差し込まれ、平面部13aがフィン無し部位110aの頂面に当接または近接するまで深く嵌めこまれて取り付けられる。この操作により、対向するフィン無し部位110aにおけるフィン突出方向Z(基板部110に垂直な方向)の長さよりも短く形成された対向する脚部13b間が外方に押し広げられるため、板ばね13は、元の状態に戻ろうと内方に働く弾性力により、対向するフィン無し部位110aの側面を内側に向かって押す力を挟持力として両側のヒートシンク11に与える。
板ばね13は、一つの半導体装置10について、上部の両端部及び下部の両端部にそれぞれ1個ずつ、合計4個取り付けられる。このため、4個の板ばね13は、半導体モジュール22を矩形状の本体部226における4角の外方から均等な力でバランスよく挟持する。これにより、半導体モジュール22の本体部226とその両側の絶縁基板12及び放熱グリスは2個のヒートシンク11の主面111によって強力に挟まれて密着状態に固着されて、図4に示すように一つの半導体装置10が形成される。
以上の構成の半導体装置10は1個の半導体モジュール22を備えるため、三相インバータ回路においては、図5に示すように、インバータ回路ユニット30に6個の半導体装置10が隣接配置されることになる。図5は6個の半導体装置10をインバータ回路ユニット30のケースに収納した状態を示す斜視図である。なお、図5は、半導体装置10の配置状態を理解し易くするため、下ケース31の上部に取り付けられる蓋部37を外した状態を示している。図7は半導体装置10をインバータ回路ユニット30のケース内に収納した状態を示す断面図である。
下ケース31は、上面及び対向する二側面が開口した直方体状の箱体であり、上面には図7に示すように蓋部37が取り付けられ、対向する二側面のそれぞれには板状の通風路形成部材32,33が取り付けられる。通風路形成部材32,33のそれぞれには、横方向(フィン突出方向Zに相当)に並ぶ複数の通風口32b(本例では各4個の通風口)が形成されている。通風路形成部材32における複数の通風口32bは、ファン9によってインバータ回路ユニット30のケース内に強制的に送風される空気流れの上流側の流入口であり、通風路形成部材33における複数の通風口32bは、当該空気流れの下流側の流出口である。通風路形成部材32,33は、下ケース31の二側面それぞれの4角に形成された雌ねじ部に取付ねじ36によってねじ締めされることにより下ケース31に固定される。下ケース31、蓋部37及び通風路形成部材32,33は、それぞれ樹脂製の部材である。
下ケース31及び通風路形成部材32,33が一体となったケースには、6個の半導体装置10が所定の位置に上方から挿入設置される。半導体装置10は、縦方向(主面に平行な方向Xに相当)に2個、横方向(フィン突出方向Zに相当)に3個、それぞれ直線状に整列して近接配置され、6個の半導体モジュール22は当該横方向にU相、V相及びW相、当該縦方向に同相の上アーム及び下アームを構成するように電気的に有線接続される。したがって、6個の半導体装置10は、当該ケースの内部で密接して高密度に設置されるので、車両の振動による各部の衝突、損傷を抑制することができるのである。
また、各半導体装置10は、制御信号端子225が上に、コレクタ側電極端子223及びエミッタ側電極端子224が下になるようにケース内に搭載されている。したがって、当該ケース内では、各半導体装置10について、中ほどに複数個並ぶ第1のフィン112を挟むように上下両側それぞれに第2のフィン113が位置するようになっている。
隣り合う通風口32b間は通風路形成部材32,33に形成された仕切り部32aによって横方向(フィン突出方向Zに相当)に仕切られている。各仕切り部32aは、下ケース31内の半導体装置10に対してヒートシンク11の第1のフィン112が形成されていない部位に対応するように設けられている。したがって、通風路形成部材32,33のそれぞれに4個ずつ形成される仕切り部32aは、半導体装置10における本体部226の両側方と基板部110の両側部とを含む部分に対向する。
これにより、各ヒートシンク11について、主面に平行な方向Xの端部に位置する第1のフィン112の側部が通風路形成部材32,33にそれぞれに形成された4個の通風口32bに対応している。対辺位置にある二側面の通風路形成部材32,33に形成された通風口32b同士は、主面に平行な方向Xについて、その間に並ぶ第1のフィン112を介して連通する。すなわち、空気流れ上流側と空気流れ下流側の半導体装置10について、厚み方向Yに並ぶ複数個の第1のフィン112は、主面に平行な方向Xに一直線上となるように厚み方向Yに一致して配置されている。これにより、厚み方向Yに並ぶ第1のフィン112間に形成された各隙間は、空気流れ上流側及び空気流れ上流側の半導体装置10において接続され、主面に平行な方向Xに直線状に連なるようになっている。このように接続された第1のフィン112間の各隙間によって、上記の二側面の通風路形成部材32,33に形成された通風口32b同士は連通し、当該二側面に位置する通風口32bを結ぶ通路が形成されることになる。
ファン9によってインバータ装置1に対して強制風が供給されると、空気流れ上流側に位置する通風口32bから空気が流入し、続いて上記の第1のフィン112間の各隙間を流れた後、空気流れ下流側に位置する通風口32bから外部に排出される。したがって、当該強制風がインバータ回路ユニット30内を流通する方向は、主面に平行な方向Xに一致する。6個の半導体モジュール22で構成されるインバータ回路ユニット30の運転時には、各半導体素子で発生する熱は、絶縁基板12、両側の放熱グリス、基板部110、第1のフィン112、あるいは第2のフィン113を通って、上記の強制風が第1のフィン112間の各隙間を流下する際に半導体モジュール22の両側から強制風に放出されて各半導体モジュール22が冷却される。
図6はインバータ装置1の外観を示す斜視図である。図6に示すように、モータ3を駆動制御するインバータ装置1は、コンデンサユニット50、インバータ回路ユニット30、及び制御回路ユニット40を三段に積み重ねて一体化した装置である。コンデンサユニット50は、ケース51の内部にコンデンサ5及びコンデンサ6を搭載している。制御回路ユニット40は、ケース41の内部に制御回路100を構成する制御基板を搭載している。
下ケース31下部の4角の4箇所には、インバータ回路ユニット30を下方に設置されるコンデンサユニット50のケース51に取り付けるための雌ねじ部を有した取付脚35が設けられている。コンデンサユニット50は、各取付ねじ53によってケース51を各取付脚35にねじ締め固定することにより、インバータ回路ユニット30の下方に一体に取り付けられる。
下ケース31上部の4角の4箇所には、上方に設置される制御回路ユニット40のケース41をインバータ回路ユニット30のケースに取り付けるための雌ねじ部を有した取付脚34が設けられている。制御回路ユニット40は、制御回路ユニット40の制御基板をインバータ回路ユニット30のケースにねじ締め等により固定してから、上方からかぶせたケース41を各取付ねじ44によって各取付脚34にねじ締め固定することにより、インバータ回路ユニット30の上方に一体に取り付けられる。
また、インバータ回路ユニット30のケースからは、モータ3へ出力する出力線を接続するための三相端子部52が露出しており、バッテリ4からの電源入力線を接続するための端子部(図示せず)が露出している。また、制御回路ユニット40のケース41は、制御回路100に車両側の電源を投入する電源線及び車両ECUからの信号線を接続するためのコネクタ部43が露出しており、コンデンサユニット50及びインバータ回路ユニット30からのリード線を制御回路ユニット40に引き込むためのリード線通路42を備えている。ケース41及びケース51は、それぞれ樹脂製の部材である。
次に、第2のフィン113の働きについて詳述する。図7は、半導体装置10をインバータ回路ユニット30のケース内に収納した状態を示す断面図である。6個の半導体装置10はインバータ回路ユニット30のケース内に搭載されるときに、下ケース31に対して蓋部37をねじ締め等により固定するため、図7に示すように、各ヒートシンク11は、その上部に蓋部37から下方への外力がかかり、一方、各ヒートシンク11の下部が下ケース31の底部を押すため、当該底部から上方に向けた反力を受ける。すなわち、6個の半導体装置10の全てのヒートシンク11は、インバータ回路ユニット30のケースから内方(厚み方向Y)に向かって押さえつけられることになる。
このため、各ヒートシンク11において当該ケースから直接的に外力を受ける上下両端部には、過大な加重がかかる場合があり、組立て過程においてフィンの変形が発生してしまうことがある。本実施形態の半導体装置10では、ヒートシンク11の上下両端部に位置する第2のフィン113が第1のフィン112よりも肉厚が大きくなっているため、第2のフィン113の強度向上が図れる。したがって、半導体装置10は、当該ケースからの直接的な外力に対して変形し難いフィン部分を備えているのである。
さらに半導体素子が発熱した場合には、当該発熱は、まず絶縁基板12等を介して基板部110に伝わり、そして基板部110に一体に形成される第1のフィン112及び第2のフィン113に伝わる。特に第2のフィン113は、第1のフィン112に比べて、その肉厚が大きく長さ当たりの体積が大きいため、大きな熱容量を有する。したがって、第2のフィン113は、一時的に蓄熱する能力が優れており、ヒートシンク11においてヒートマスとしての機能を大きく担っている。
半導体素子の発熱過程に伴う温度変化の際には、半導体素子の温度上昇過程から温度が一定に近づく定常状態に移行する。そして、この温度上昇過程では、半導体素子からの発熱量が大きく変化し、このような過渡状態における熱移動特性(以下、単に「過渡特性」ともいう)を向上させることによって、半導体素子の温度変化を抑制でき、半導体素子の熱負荷を低減して寿命延長等の効果を得ることができる。
そこで、半導体装置10では、インバータ回路ユニット30の運転時に半導体素子が発熱すると、その熱は両側の基板部110に伝わってから第1のフィン112及び第2のフィン113に伝わる。このとき、厚肉部を有する1個の第2のフィン113は蓄熱能力が高いため、基板部110に伝わった熱は第2のフィン113に移動し易く、基板部110での熱を外側に逃がし易くなる。このため、半導体素子が短時間に発熱する場合には、基板部110からの熱の放出が迅速に行われて、さらなる半導体素子の発熱は基板部110に移動し、半導体素子の急激な温度変化や温度上昇が抑制される。したがって、半導体素子の温度変化の応答速度が鈍くなり、半導体装置10の過渡特性が向上して、半導体素子に過大な熱負荷がかかることを抑制することができる。そして、ファン9による強制風が供給されている場合には、半導体モジュール22の両側において第1のフィン112または第2のフィン113から熱が奪われ、第2のフィン113から第1のフィン112への熱移動や第2のフィン113から空気への熱移動の促進により、結果的に第2のフィン113での蓄熱容量に空きが生じるので、第2のフィン113の働きによって、さらに過渡特性の向上が可能になる。
本実施形態の半導体装置10は、半導体素子を内蔵し、対向する一対の主面221,222を有する形状の半導体モジュール22と、ヒートシンク11とを備える。ヒートシンク11は、半導体モジュール22の主面221,222と熱的に結合される基板部110、及び主面221,222とは反対側に厚み方向に間隔をあけて列を形成するように基板部110からそれぞれ突出する複数個の第1のフィン112を有して構成され、半導体モジュール22を挟む両側それぞれに配される。ヒートシンク11は、厚み方向における両方の最外側に位置する第1のフィン112よりもさらに外側において基板部110から突出するフィンであって、第1のフィン112よりも厚み寸法が大きい肉厚部を有する第2のフィン113をさらに備える。
以上の構成によれば、第2のフィン113が内側の第1のフィン112よりも厚み寸法が大きい肉厚部を有することにより、第2のフィン113は第1のフィン112よりも強度が大きく、かつ熱を蓄える熱容量が大きい。このため、ヒートシンク11におけるフィンの強度向上と上記のヒートマス機能の向上とを図ることができる。これにより、組立て工程等において半導体装置10に加わる荷重によって起こり得る第1のフィン112の変形を抑制し、所望の冷却効果を発揮し得る状態を確保できるとともに、半導体モジュール22の急激な温度上昇等を抑制する放熱特性を高めることができる。
さらに、第2のフィン113は、フィン突出方向Zについても、下ケース31や隣り合う半導体装置10から加わる荷重に対して、上記肉厚部が下ケース31の内面から受ける力に対する強度を発揮し、また、隣り合う肉厚部同士が接触するため、互いに強度を発揮する。このため、厚み方向Y及びフィン突出方向Zの両方について、第1のフィン112を強度的に保護する機能を有し、変形を抑制する。このように第1のフィン112の変形が抑制できると、第1のフィン112間に形成される各隙間である空気通路が所定の大きさに保たれる。このため、通風抵抗が大きくなる冷却空気の流れにくい箇所が存在せず、各半導体装置10は所望の冷却性能を発揮することができ、半導体装置10の寿命延長が図れる。また、このように第1のフィン112の変形が抑制できると、半導体装置10をインバータ回路ユニット30のケースに収納する際に組立ての不具合が生じ難く、生産性の向上にも寄与する。
さらに半導体装置10によれば、ヒートシンク11は半導体モジュール22の主面両面から受熱可能な両面冷却構造であるため、第2のフィン113の上記肉厚部による上記の過渡特性の向上と合わせ、優れた放熱性能を発揮する。
また、半導体装置10において第2のフィン113は、厚み方向Yに垂直な方向であって半導体モジュールの主面に平行な方向Xについての長さ寸法が第1のフィン112よりも小さくなっており、半導体モジュール22を挟む両側のヒートシンク11の基板部110において第2のフィン113が突出していないフィン無し部位110aに、弾性力により半導体モジュール22を挟む力を付勢する板ばね13(弾性部材)を設けている。
この構成によれば、第2のフィン113は、半導体モジュール22の主面221,222に平行な方向についての長さが第1のフィン112よりも短いため、ヒートシンク11の基板部110において第2のフィン113が突出しないスペースを構築することができる。さらに当該スペースに半導体モジュール22を挟む力を付勢する板ばね13を設けるため、フィン強度及びヒートマス機能の向上とともに、半導体モジュール22とヒートシンク11との熱的接合手段を有効的に配置する搭載性とを同時に実現することができる。したがって、フィン強度及びヒートマス機能の向上と装置の小型化とを兼ね備えた半導体装置10が得られる。
また、半導体装置10においてヒートシンク11の基板部110における第2のフィン113が突出していないフィン無し部位110aは、厚み方向Yに垂直な方向であって半導体モジュール22の主面221,222に平行な方向における第2のフィン113の両側に設けられている。
この構成によれば、第2のフィン113の上記両側に第2のフィン113が突出しない部位を設けることにより、主面221,222に平行な方向における中央部に第2のフィン113が位置するため、半導体モジュール22からの発熱がより効率的に第2のフィン113に移動し易くなる。したがって、半導体装置10は、半導体モジュール22からの発熱を一時的に蓄えるヒートマス機能をさらに効率的に発揮させることが可能になる。また、板ばね13によって半導体モジュール22を挟む力を半導体モジュール22の本体部226の外側に付与するため、板ばね13によるグリップ力を効率的に供給することができる。これらにより、半導体モジュール22とヒートシンク11との良好な密着性が得られて両者間の熱抵抗を低減できるので、半導体モジュール22の冷却効果の向上が図れる。
また、本実施形態によれば、同相の上、下のアームをなす一対の半導体モジュール22が隣接して配置されるとともに、6個の半導体モジュール22が各アームをなす三相インバータ回路において、6個の半導体モジュール22の熱をヒートシンク11を介して空気中に放熱する。
この構成によれば、同相の上下アームをなす一対の半導体装置10は、半導体モジュール22の両側に配されたヒートシンク11における強度向上と優れた放熱特性とを有するので、放熱特性の向上によるヒートシンク11の小型化が可能になる。さらに、強度向上による半導体装置10の高密度な配置が可能になるので、半導体装置10を配置するインバータ回路ユニット30のケースの小型化が図れ、また当該高密度な配置による半導体装置10の振動抑制が図れ、装置の故障、不具合の発生を低減できる。特に、電気自動車等の高振動環境においては半導体装置10の隙間が生じることによってフィンが損傷することがあるが、これを防止し、信頼性の高い製品を提供することができるのである。また、これら6個の半導体装置を一種類の半導体装置10で構成することが可能であるので、部品点数の低減、製作費用及び管理費用の低減が図れる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、インバータ回路ユニット30Aについて図8を参照して説明する。図8は半導体装置10Aをインバータ回路ユニット30Aのケース内に収納した状態を示す断面図である。図8において同一符号を付した構成部品は、第1実施形態と同一であり、同様の作用効果を奏する。また、第2実施形態のインバータ回路ユニット30Aは、ヒートシンク11Aと下ケース31Aに設けた位置決め構造を除く他の構成については第1実施形態と同一であり、同様の作用効果を奏する。
各ヒートシンク11Aは、少なくとも一つの第2のフィン113に、その厚み方向に貫通する穴部114を備えている。各穴部114は、各半導体装置10を下ケース31Aに収納する際に、下ケース31Aの内壁面から突出する凸部38が嵌まる形状であり、穴部114と凸部38は、互いに対応する位置関係に配置されている。また、穴部114は、第2のフィン113を厚み方向に貫通しない有底の凹部に置き換えてもよい。この場合、各凹部は、各半導体装置10を下ケース31Aに収納する際に、対応する位置関係にある凸部38に嵌まる形状となっている。
本実施形態の半導体装置10Aによれば、第2のフィン113の肉厚部は半導体装置10Aを収納する下ケース31Aの内面から突出して形成された凸部38が嵌まる穴部114を備えている。この構成によれば、第2のフィン113の肉厚部に設けられた穴部114に収納用の下ケース31Aに設けた凸部38を嵌めることにより、半導体装置10Aを下ケース31Aに収納する際にヒートシンク11Aと下ケース31Aとの位置関係が一義的に決まり、下ケース31Aに対する半導体装置10Aの適正な位置決め設定が可能になる。
さらに、穴部114の形成に第2のフィン113の肉厚部を活用するため、位置決め機能を発揮し得る形状を確保し易く、また位置決め構造を簡単な構成で、かつ部品点数を増やすことなく形成することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、インバータ回路ユニット30Bについて図9を参照して説明する。図9は半導体装置10Bをインバータ回路ユニット30Bのケース内に収納した状態を示す断面図である。図9において同一符号を付した構成部品は、第1実施形態と同一であり、同様の作用効果を奏する。また、第3実施形態のインバータ回路ユニット30Bは、ヒートシンク11Bと蓋部37Bに設けた位置決め及び固定構造を除く他の構成については第1実施形態と同一であり、同様の作用効果を奏する。
各ヒートシンク11Bは、少なくとも一つの第2のフィン113にその厚み方向に貫通する雌ねじ部115を備えている。雌ねじ部115とボルト60は、半導体装置10Bを収納するケースとヒートシンク11Bとをねじ締め固定する手段である。各雌ねじ部115は、各半導体装置10をケースに収納する際に、蓋部37Bとヒートシンク11Bとをボルト60で共締めするためにヒートシンク11Bに設けられる。蓋部37Bに形成されボルト60が挿通される貫通孔と雌ねじ部115とは、互いに対応する位置関係に配置されている。
6個の半導体装置10Bをインバータ回路ユニット30Bのケース内に収納するときは、U相、V相、W相及び各相の上下アームが適正になるように各半導体装置10Bを下ケース31内の所定の位置に仮配置する。そして、上記の各貫通孔と雌ねじ部115とが対応するように、下ケース31の上面に蓋部37Bを被せ、各貫通孔にボルト60を挿通し、全てのボルト60を締める。これにより、インバータ回路ユニット30Bのケースに対して各半導体装置10Bが所定位置に配置されることになる。
本実施形態の半導体装置10Bによれば、第2のフィン113の肉厚部は半導体装置10Bを収納するケースとねじ締め固定するための雌ねじ部115を備える。この構成によれば、当該雌ねじ部115にボルト60を螺合してヒートシンク11Bを収納用のケースにねじ締めすることにより、半導体装置10Bをケースに収納する際にヒートシンク11Bと当該ケースとの位置関係が一義的に決まり、ケースに対する半導体装置10Bの適正な位置決め設定が可能になる。さらに、雌ねじ部115は所定数のねじ山等を必要とするので、雌ねじ部115の形成に第2のフィン113の肉厚部を活用するため、他の部分やねじ締めのための構成要素を必要とせずとも、ねじ締め機能を発揮し得る雌ねじ部を形成することができる。
(第4実施形態)
第4実施形態は、半導体装置10Cについて図10を参照して説明する。図10は半導体装置10Cの構成を示す斜視図である。図10において同一符号を付した構成部品は、第1実施形態と同一であり、同様の作用効果を奏する。また、第4実施形態の半導体装置10Cは、2個の半導体モジュール22を備える点以外の構成については第1実施形態と同一であり、同様の作用効果を奏する。
半導体装置10Cは、2個のヒートシンク11Cが主面に平行な方向Xに並ぶ2個の半導体モジュール22を両者間に挟む構成である。各ヒートシンク11Cは、2個の半導体モジュール22の各主面221,222と熱的に結合される板状の基板部110と、基板部110から直角方向(フィン突出方向Zに相当)に突出する複数個の第1のフィン112と、上下両端側にそれぞれ2個ずつ設けられる第2のフィン113と、を備えている。基板部110における第2のフィン113が突出していないフィン無し部位110aは、ヒートシンク11Cの上下両端側にそれぞれ3箇所設けられており、これらすべての6箇所に板ばね13が取り付けられて、弾性力により2個の半導体モジュール22を挟む力を付勢している。
上記構成により、インバータ回路ユニット30のケースには、3個の半導体装置10Cが所定の位置に上方から挿入設置される。3個の半導体装置10Cは、横方向(フィン突出方向Zに相当)に整列して近接配置され、それぞれU相、V相、W相を構成し、各半導体装置10Cの2個の半導体モジュール22は、同相の上アーム及び下アームを構成するように配置され、その後、電気的に有線接続される。
(他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
上記実施形態では、半導体チップとして大出力用のIGBTが形成されているが、低出力用のMOSFET,JFETなどが形成された半導体チップを用いてもよい。
上記実施形態のインバータ装置により駆動されるモータの用途は、車両の走行に限らず、発電、エンジン始動、コンプレッサ等の補機の駆動等であり、その用途や必要能力に応じて、複数のモータを駆動したり、複数段に積載したインバータ装置を備えたりしてもよい。
1…インバータ装置
10…半導体装置
11…ヒートシンク
13…板ばね(弾性部材)
20a〜20f…IGBT(半導体素子)
21a〜21f…フリーホイーリングダイオード(半導体素子)
22,22a〜22f…半導体モジュール
31A…下ケース(ケース)
37…蓋(ケース)
38…凸部
60…ねじ
110…基板部
110a…フィン無し部位(部位)
112…第1のフィン
113…第2のフィン
114…穴部
115…雌ねじ部
221,222…主面(一対の主面)

Claims (6)

  1. 半導体モジュールの熱をヒートシンクを介して空気中に放熱する半導体装置であって、
    半導体素子を内蔵し、対向する一対の主面を有する形状の半導体モジュールと、
    前記半導体モジュールの前記主面と熱的に結合される基板部、及び前記主面とは反対側に厚み方向に間隔をあけて列を形成するように前記基板部からそれぞれ突出する複数個の第1のフィンを有して構成されて、前記半導体モジュールを挟む両側それぞれに配されるヒートシンクと、を備え、
    前記ヒートシンクは、前記厚み方向の両方の最外側に位置する第1のフィンよりもさらに外側において前記基板部から突出するフィンであって、前記第1のフィンよりも厚み寸法が大きい肉厚部を有する第2のフィンをさらに備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第2のフィンは、前記厚み方向に垂直な方向であって前記半導体モジュールの前記主面に平行な方向についての長さ寸法が前記第1のフィンよりも小さくなっており、
    前記半導体モジュールを挟む両側の前記ヒートシンクの前記基板部における前記第2のフィンが突出していない部位に、弾性力により前記半導体モジュールを挟む力を付勢する弾性部材を設けることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記基板部における前記第2のフィンが突出していない部位は、前記厚み方向に垂直な方向であって前記半導体モジュールの前記主面に平行な方向における前記第2のフィンの両側に設けられることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第2のフィンの肉厚部は、半導体装置を収納するケースの内壁面から突出する凸部が嵌まる凹部または穴部を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記第2のフィンの肉厚部は、半導体装置を収納するケースと前記ヒートシンクとをねじ締め固定するための雌ねじ部を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 同相の上、下のアームをなす一対の半導体モジュールが隣接して配置されるとともに、6個の半導体モジュールのそれぞれが各アームをなす三相のインバータ回路において、
    前記6個の半導体モジュールの熱を前記ヒートシンクを介して空気中に放熱することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の半導体装置。
JP2010028326A 2010-02-11 2010-02-11 半導体装置 Pending JP2011165988A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010028326A JP2011165988A (ja) 2010-02-11 2010-02-11 半導体装置
DE102011000623A DE102011000623A1 (de) 2010-02-11 2011-02-10 Halbleitervorrichtung mit einem Halbleitermodul, das von Wärmesenken mit vergrößerter thermischer Masse gekühlt wird
US13/025,518 US20110194253A1 (en) 2010-02-11 2011-02-11 Semiconductor apparatus having semiconductor module cooled by heat sinks which have increased strength together with increased thermal mass

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010028326A JP2011165988A (ja) 2010-02-11 2010-02-11 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011165988A true JP2011165988A (ja) 2011-08-25

Family

ID=44316796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010028326A Pending JP2011165988A (ja) 2010-02-11 2010-02-11 半導体装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20110194253A1 (ja)
JP (1) JP2011165988A (ja)
DE (1) DE102011000623A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014203892A (ja) * 2013-04-02 2014-10-27 トヨタ自動車株式会社 半導体装置
CN111315182A (zh) * 2018-12-12 2020-06-19 台达电子工业股份有限公司 整合式电子装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5355822B1 (ja) * 2011-11-30 2013-11-27 三菱電機株式会社 強制風冷式電力変換装置
KR20160043050A (ko) * 2013-08-16 2016-04-20 톰슨 라이센싱 분리된 대류 핀들을 가진 다층 열 확산기 조립체
JP5862838B2 (ja) * 2013-10-17 2016-02-16 三菱電機株式会社 パワーユニットおよび電力変換装置
US10164504B2 (en) * 2014-10-08 2018-12-25 Borgwarner Inc. Bi-directional MOSFET cooling for an electric machine
CN106796928B (zh) * 2014-10-08 2019-09-06 瑞美技术有限责任公司 用于mosfet模块的基座表面
US9693488B2 (en) * 2015-02-13 2017-06-27 Deere & Company Electronic assembly with one or more heat sinks
JP6631431B2 (ja) * 2016-07-21 2020-01-15 株式会社デンソー 電力変換装置
CN112994413B (zh) * 2021-03-24 2022-12-30 深圳市英威腾电气股份有限公司 自然散热变频器

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5456570U (ja) * 1977-09-28 1979-04-19
JPS5965558U (ja) * 1982-10-25 1984-05-01 株式会社明電舎 Gtoユニツト
JPH08195452A (ja) * 1995-01-18 1996-07-30 Fuji Electric Co Ltd ヒートシンク
JP2001156225A (ja) * 1999-11-24 2001-06-08 Denso Corp 半導体装置
JP2001196515A (ja) * 2000-01-11 2001-07-19 Matsushita Electric Works Ltd 放熱構造およびその製造方法
JP2002319651A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Nec Corp 半導体装置とその実装構造
JP2009219270A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Hitachi Ltd 電力変換装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1148547B8 (en) * 2000-04-19 2016-01-06 Denso Corporation Coolant cooled type semiconductor device
JP3771518B2 (ja) 2002-05-31 2006-04-26 三菱電機株式会社 電力変換装置
EP1657806B1 (en) * 2003-08-21 2011-11-30 Denso Corporation Power converter and semiconductor device mounting structure
JP4284625B2 (ja) * 2005-06-22 2009-06-24 株式会社デンソー 三相インバータ装置
JP4564937B2 (ja) * 2006-04-27 2010-10-20 日立オートモティブシステムズ株式会社 電気回路装置及び電気回路モジュール並びに電力変換装置
JP5164704B2 (ja) 2008-07-17 2013-03-21 株式会社日立国際電気 中継局装置及び中継局における一斉通信後追い通知方法
US7952875B2 (en) * 2009-05-29 2011-05-31 GM Global Technology Operations LLC Stacked busbar assembly with integrated cooling

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5456570U (ja) * 1977-09-28 1979-04-19
JPS5965558U (ja) * 1982-10-25 1984-05-01 株式会社明電舎 Gtoユニツト
JPH08195452A (ja) * 1995-01-18 1996-07-30 Fuji Electric Co Ltd ヒートシンク
JP2001156225A (ja) * 1999-11-24 2001-06-08 Denso Corp 半導体装置
JP2001196515A (ja) * 2000-01-11 2001-07-19 Matsushita Electric Works Ltd 放熱構造およびその製造方法
JP2002319651A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Nec Corp 半導体装置とその実装構造
JP2009219270A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Hitachi Ltd 電力変換装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014203892A (ja) * 2013-04-02 2014-10-27 トヨタ自動車株式会社 半導体装置
CN111315182A (zh) * 2018-12-12 2020-06-19 台达电子工业股份有限公司 整合式电子装置
CN111315182B (zh) * 2018-12-12 2022-02-08 台达电子工业股份有限公司 整合式电子装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE102011000623A1 (de) 2011-08-11
DE102011000623A8 (de) 2011-11-17
US20110194253A1 (en) 2011-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011165988A (ja) 半導体装置
JP5699995B2 (ja) 電力変換装置
JP5725067B2 (ja) 電力変換装置
US7899602B2 (en) Engine control unit
WO2016140153A1 (ja) 電力変換装置
WO2014083976A1 (ja) インバータ装置
CN107710563B (zh) 机电一体型的旋转电机装置
JP2006190972A (ja) 電力用半導体装置
WO2019097989A1 (ja) 電力変換装置
WO2016158259A1 (ja) 電力変換装置
JP6180857B2 (ja) 電力変換装置
JP5664472B2 (ja) 電力変換装置
WO2008029637A1 (fr) Dispositif de commande de moteur
JP2010087002A (ja) 発熱部品冷却構造
US20200068749A1 (en) Cooling structure of power conversion device
JP2012028402A (ja) パワーユニット
JP6058353B2 (ja) 半導体装置
JP5505080B2 (ja) 電力変換装置
JP6945671B2 (ja) 電力変換装置
JP6115430B2 (ja) 電力変換装置
JP5526843B2 (ja) 電力変換装置
JP4281697B2 (ja) アクチュエータ一体型駆動装置及び駆動素子の放熱構造
CN211128734U (zh) 母排电容组件散热装置及电动汽车驱动电机控制器
JP2022034139A (ja) 電力変換装置
JP5402702B2 (ja) 電力変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130524

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131008