JP4281697B2 - アクチュエータ一体型駆動装置及び駆動素子の放熱構造 - Google Patents
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Description
この図5に示されるように、上記平滑回路11は、コンデンサ11a及び11bとコイル11cとを備える、いわゆるπ型フィルタとして構成されている。また、上記駆動素子10は、駆動用IC12、パワースイッチング素子であるMOSFET13、及びフライホイールダイオードDを備える混成集積回路として構成されている。そして、この駆動素子10には、その高電位側の給電端子S1にヒューズHを介してバッテリ電源Bの+側が、低電位側の給電端子S2にバッテリ電源Bの−側がそれぞれ接続されており、また、その信号入力端子S3に空調用電子制御装置80が接続されている。そして、同駆動素子10の出力端子S4及びS5間に上記ブロアモータBMが接続されている。
子が搭載され、他方面に放熱フィンが装着される前記従来の装置では、それら両面に対するスペース的な制約が避けられない。また通常は、各種素子が搭載される側により大きな空間が用意されることが多いため、それら素子と同一方向に設けられる放熱フィンについても、その形状や大きさ等に関する制約が緩和され、その意味での放熱性能の改善も併せて図られるようになる。
加えて、上記請求項1に記載の発明では、アクチュエータが送風ファンを回転駆動するブロアモータであって且つ、該ブロアモータを、送風ファンと平行に配されて当該モータの周囲を囲繞するとともに送風ファンの回転により発せられる風の一部が冷却風として同モータに帰還されるようにこれを案内する冷却通路を備えるハウジングによって支持し、駆動装置を、放熱フィンの先端部が前記冷却通路に突出される態様となるようにハウジングの一部に一体に組み付けるようにした。
このように、当該駆動装置がアクチュエータ並びにハウジングに一体に組み付けられることにより、上記構造、すなわち放熱フィンも含めて素子が一方向(片面側)に集約されて搭載される構造、並びにその放熱性能が最大限に活かされるようになる。
また、請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のアクチュエータ一体型駆動装置において、前記駆動素子から外部回路との電気的な接続のために導出されるリードが、コネクタケースとなる樹脂ケースにインサート成形されたターミナルに電気的に接続されてなり、該ターミナルを介して外部回路との電気的な導通が図られるようにした。
れた方向、いわば素子搭載側に突出される態様で熱拡散板に連結されることで、基板にはこの放熱フィンも含めて搭載素子が一方向(片面側)に集約されて配設されることとなる。そして、こうした放熱構造では、上記基板の裏面側が物理的に完全に解放されることともなるため、組み付けスペースの制約が余儀なくされる駆動装置、例えば上述したアクチュエータ一体型駆動装置に同放熱構造を採用することの意義は大きい。また通常は、各種素子が搭載される側により大きな空間が用意されることが多いため、それら素子と同一方向に設けられる放熱フィンについても、その形状や大きさ等に関する制約が緩和され、その意味での放熱性能の改善も併せて図られるようになる。
また、上記請求項5に記載のように、放熱フィンの先端が冷却風を案内する通路によって覆われるようにすれば、該放熱フィンの放熱性能が最大限に活かされるようになる。
(1)上記駆動素子10が搭載される基板面に当該駆動素子10と共々面接触される態様で上記モールド部材10bから導出される熱拡散板10aに対して、上記放熱フィン40を上記駆動素子10が搭載される方向に突出する態様で連結することとした。これにより、この放熱フィン40も含めて搭載される各種素子が一方向(片面側)に集約されて配設されるため、各種素子を実装する基板として機能する上記金属板110及びプラスチック基板111の裏面側が物理的に完全に解放されることとなり、組み付けスペースの制約が余儀なくされる同駆動装置にあって、その組み付けに関する自由度がより大きく確保されるようになる。また通常は、各種素子が搭載される側により大きな空間が用意されることが多いため、それら素子と同一方向に設けられる放熱フィン40についても、その形状や大きさ等に関する制約が緩和され、その意味での放熱性能の改善も併せて図られるようになる。また、特にこの場合、給電路の一部を形成する熱拡散板10aという最も高い放熱性能が要求される部分に対して放熱フィン40が設けられるため、当該駆動装置としての放熱効率も最大限に高められることともなる。
・上記実施の形態では、アクチュエータ一体型駆動装置として、上記放熱フィン40の先端部が上記冷却通路31に突出される態様で上記本体ケース20と一体に組み付けられるものについて示したが、こうした冷却通路31のないアクチュエータ一体型駆動装置においても本発明は適用することができる。通常、各種素子が搭載される側により大きな空間が用意されることが多いため、それら素子と同一方向に放熱フィン40を設けることにより、その形状や大きさ等に関する制約が緩和され、その意味での放熱性能の改善を図ることは可能である。
Claims (8)
- アクチュエータを駆動するための駆動素子を備える駆動装置が当該アクチュエータの一部に一体に組み付けられてなり、前記駆動素子の電路の一部を形成する熱拡散板に対して放熱フィンが機械的に連結されることにより同駆動素子の放熱が図られるアクチュエータ一体型駆動装置において、
前記アクチュエータは送風ファンを回転駆動するブロワモータであって且つ、該ブロワモータは、前記送風ファンと平行に配されて当該モータの周囲を囲繞するとともに前記送風ファンの回転により生ずる風の一部が冷却風として同モータに帰還されるようにこれを案内する冷却通路を備えるハウジングによって支持されるとともに、前記駆動装置はこのハウジングの内部に一体に組み付けられてなり、
前記熱拡散板は前記駆動素子が搭載される基板面に駆動素子と共々面接触される態様で該駆動素子から導出され、前記放熱フィンは前記駆動素子が搭載された方向に突出されて且つ、その先端部が前記ハウジングの冷却通路に突出される態様で前記熱拡散板に連結されてなる
ことを特徴とするアクチュエータ一体型駆動装置。 - 前記駆動素子は前記アクチュエータへの給電を制御するパワースイッチング素子及びその周辺回路とともに混成集積回路としてチップ化されてなり、前記熱拡散板は前記パワースイッチング素子による前記アクチュエータへの給電路の一部として形成されてなる
請求項1に記載のアクチュエータ一体型駆動装置。 - 前記駆動素子から外部回路との電気的な接続のために導出されるリードは、コネクタケースとなる樹脂ケースにインサート成形されたターミナルに電気的に接続されてなり、該ターミナルを介して外部回路との電気的な導通が図られる
請求項2に記載のアクチュエータ一体型駆動装置。 - 前記駆動装置は、前記駆動素子が搭載された方向に積層されるかたちで同駆動素子が搭載された基板とは別基板に搭載されて前記駆動素子に供給される電力を平滑化する平滑回路を備えてなり、前記放熱フィンは、前記別基板と共々、この平滑回路を構成する部品間を貫くかたちで突出されて、その先端部が前記ハウジングの冷却通路に突出されてなる
請求項1〜3のいずれか一項に記載のアクチュエータ一体型駆動装置。 - アクチュエータを駆動する駆動素子の電路の一部を形成する熱拡散板に対して放熱フィンが機械的に連結されることにより同駆動素子の放熱が図られる駆動素子の放熱構造において、
前記熱拡散板は前記駆動素子が搭載される基板面に駆動素子と共々面接触される態様で該駆動素子から導出され、前記放熱フィンは前記駆動素子が搭載された方向に突出される態様で前記熱拡散板に連結されてなるとともにその先端が冷却風を案内する通路によって覆われてなる
ことを特徴とする駆動素子の放熱構造。 - 前記駆動素子は前記アクチュエータへの給電を制御するパワースイッチング素子及びその周辺回路とともに混成集積回路としてチップ化されてなり、前記熱拡散板は前記パワースイッチング素子による前記アクチュエータへの給電路の一部として形成されてなる
請求項5に記載の駆動素子の放熱構造。 - 前記駆動素子から外部回路との電気的な接続のために導出されるリードは、コネクタケースとなる樹脂ケースにインサート成形されたターミナルに電気的に接続されてなり、該ターミナルを介して外部回路との電気的な導通が図られる
請求項6に記載の駆動素子の放熱構造。 - 前記駆動素子が搭載された方向に積層されるかたちで同駆動素子が搭載された基板とは別基板に搭載されて前記駆動素子に供給される電力を平滑化する平滑回路を備え、前記放熱フィンは、前記別基板と共々、この平滑回路を構成する部品間を貫くかたちで突出されて、その先端が冷却風を案内する通路によって覆われてなる
請求項5〜7のいずれか一項に記載の駆動素子の放熱構造。
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