JP2008248382A5 - - Google Patents
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本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、大型構造用鋼として十分なアレスト性を有し、しかも工業的に安定的かつ効率的な製造が可能な、脆性き裂伝播停止特性に優れた、板厚50mm以上の厚手高強度鋼板およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決し得る脆性き裂伝播停止特性に優れた厚手高強度鋼板およびその製造方法であり、その要旨とするところは次の通りである。
[1] 質量%で、C:0.052〜0.14%、Si:0.03〜0.5%、Mn:0.3〜2.0%、P:0.020%以下、S:0.010%以下、Ni:0.5〜4.0%、Nb:0.005〜0.050%、Ti:0.005〜0.050%、Al:0.002〜0.10%、N:0.0010〜0.0080%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、かつ、下記式(1)で規定されるCeqが0.30〜0.50%であり、
ミクロ組織がベイナイト主体であり、かつ、パーライト分率が5%以下であり、さらに、表裏面からそれぞれ板厚の5%深さまでの表層領域におけるミクロ組織については、円相当径が25μm超である粗大フェライトの分率が10%以下であり、かつ、セメンタイトの平均円相当径が0.5μm以下であり、
板圧延方向に垂直な断面をC断面とし、該C断面内の板面に平行な方向をC方向とするとき、該C断面内の前記表層領域を除く内部領域について、後方散乱電子回折(Electron Back Scattering Pattern:以下、EBSPと言う。)を用いた結晶方位解析を行って、該C断面組織を結晶方位の等しい領域(以下、等方位領域という。)毎に区分し、さらに、該等方位領域に区分されたC断面組織に、JIS G 0551に準拠した切断法を適用して、前記C方向の任意の測定線を引き、該測定線上で、円相当径が8μm未満の等方位領域を除いて、連続して隣り合う複数の円相当径が8μm以上の等方位領域のそれぞれ3つの<001>軸の内でC方向に最も近い<001>軸同士が相互に成す角度(以下、き裂伝播偏向角という。)が20°未満の、前記測定線上で連続して隣り合う複数の等方位領域を、前記測定線上で隣接する円相当径が8μm未満の等方位領域も併せて一つの領域(以下、等き裂伝播抵抗領域という。)とみなすとき、該等き裂伝播抵抗領域の前記切断法により算出される平均円相当径(以下、有効結晶粒径という。)が、8μm以上、下記式(2)のd(μm)以下であることを特徴とする、脆性き裂伝播停止特性に優れた、板厚50mm以上の厚手高強度鋼板。
Ceq=[C]+[Mn]/6+([Cu]+[Ni])/15+([Cr]+[Mo]+[V])/5 …(1)
d=(7.11×[Ni]+11)×(1.2−t/300) …(2)
ここで、[X]は元素Xの含有量(質量%)、tは板厚(mm)を表す。
[2] さらに、質量%で、Cu:0.05〜1.5%、Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%、V:0.005〜0.10%、B:0.0002〜0.0030%の1種または2種以上を含有することを特徴とする、上記[1]に記載の脆性き裂伝播停止特性に優れた、板厚50mm以上の厚手高強度鋼板。
[3] さらに、質量%で、Mg:0.0003〜0.0050%、Ca:0.0005〜0.0030%、REM:0.0005〜0.010%の1種または2種以上を含有することを特徴とする、上記[1]または[2]に記載の脆性き裂伝播停止特性に優れた、板厚50mm以上の厚手高強度鋼板。
[4] 上記[1]ないし[3]のいずれか1項に記載の組成を有する鋼片を、950〜1150℃に加熱し、900℃以上の温度で累積圧下率30%以上の粗圧延を行った後、Ar3以上、下記式(3)のT(℃)以下の温度で、かつ、40%以上の累積圧下率にて仕上圧延を行い、引き続きAr3以上の温度から、板厚平均で8℃/s以上の冷却速度で500℃以下の温度まで加速冷却を行うことを特徴とする、脆性き裂伝播停止特性に優れた、板厚50mm以上の厚手高強度鋼板の製造方法。
T=(37×[Ni]+810)×(1.1−t/500) …(3)
[5] 前記加速冷却終了後、300〜600℃の温度で焼戻し処理することを特徴とする、上記[4]に記載の脆性き裂伝播停止特性に優れた、板厚50mm以上の厚手高強度鋼板の製造方法。
[1] 質量%で、C:0.052〜0.14%、Si:0.03〜0.5%、Mn:0.3〜2.0%、P:0.020%以下、S:0.010%以下、Ni:0.5〜4.0%、Nb:0.005〜0.050%、Ti:0.005〜0.050%、Al:0.002〜0.10%、N:0.0010〜0.0080%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、かつ、下記式(1)で規定されるCeqが0.30〜0.50%であり、
ミクロ組織がベイナイト主体であり、かつ、パーライト分率が5%以下であり、さらに、表裏面からそれぞれ板厚の5%深さまでの表層領域におけるミクロ組織については、円相当径が25μm超である粗大フェライトの分率が10%以下であり、かつ、セメンタイトの平均円相当径が0.5μm以下であり、
板圧延方向に垂直な断面をC断面とし、該C断面内の板面に平行な方向をC方向とするとき、該C断面内の前記表層領域を除く内部領域について、後方散乱電子回折(Electron Back Scattering Pattern:以下、EBSPと言う。)を用いた結晶方位解析を行って、該C断面組織を結晶方位の等しい領域(以下、等方位領域という。)毎に区分し、さらに、該等方位領域に区分されたC断面組織に、JIS G 0551に準拠した切断法を適用して、前記C方向の任意の測定線を引き、該測定線上で、円相当径が8μm未満の等方位領域を除いて、連続して隣り合う複数の円相当径が8μm以上の等方位領域のそれぞれ3つの<001>軸の内でC方向に最も近い<001>軸同士が相互に成す角度(以下、き裂伝播偏向角という。)が20°未満の、前記測定線上で連続して隣り合う複数の等方位領域を、前記測定線上で隣接する円相当径が8μm未満の等方位領域も併せて一つの領域(以下、等き裂伝播抵抗領域という。)とみなすとき、該等き裂伝播抵抗領域の前記切断法により算出される平均円相当径(以下、有効結晶粒径という。)が、8μm以上、下記式(2)のd(μm)以下であることを特徴とする、脆性き裂伝播停止特性に優れた、板厚50mm以上の厚手高強度鋼板。
Ceq=[C]+[Mn]/6+([Cu]+[Ni])/15+([Cr]+[Mo]+[V])/5 …(1)
d=(7.11×[Ni]+11)×(1.2−t/300) …(2)
ここで、[X]は元素Xの含有量(質量%)、tは板厚(mm)を表す。
[2] さらに、質量%で、Cu:0.05〜1.5%、Cr:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜1.0%、V:0.005〜0.10%、B:0.0002〜0.0030%の1種または2種以上を含有することを特徴とする、上記[1]に記載の脆性き裂伝播停止特性に優れた、板厚50mm以上の厚手高強度鋼板。
[3] さらに、質量%で、Mg:0.0003〜0.0050%、Ca:0.0005〜0.0030%、REM:0.0005〜0.010%の1種または2種以上を含有することを特徴とする、上記[1]または[2]に記載の脆性き裂伝播停止特性に優れた、板厚50mm以上の厚手高強度鋼板。
[4] 上記[1]ないし[3]のいずれか1項に記載の組成を有する鋼片を、950〜1150℃に加熱し、900℃以上の温度で累積圧下率30%以上の粗圧延を行った後、Ar3以上、下記式(3)のT(℃)以下の温度で、かつ、40%以上の累積圧下率にて仕上圧延を行い、引き続きAr3以上の温度から、板厚平均で8℃/s以上の冷却速度で500℃以下の温度まで加速冷却を行うことを特徴とする、脆性き裂伝播停止特性に優れた、板厚50mm以上の厚手高強度鋼板の製造方法。
T=(37×[Ni]+810)×(1.1−t/500) …(3)
[5] 前記加速冷却終了後、300〜600℃の温度で焼戻し処理することを特徴とする、上記[4]に記載の脆性き裂伝播停止特性に優れた、板厚50mm以上の厚手高強度鋼板の製造方法。
次に、本発明の成分限定理由について説明する。
Cは、セメンタイト生成、組織粗大化防止に寄与する元素であるとともに、安価に強度を高めるのに不可欠な元素であるため0.052%以上添加する。一方、添加量が増えると大入熱HAZ靭性確保が困難となり、セメンタイトも粗大化しやすくなるため0.14%を上限とする。
Cは、セメンタイト生成、組織粗大化防止に寄与する元素であるとともに、安価に強度を高めるのに不可欠な元素であるため0.052%以上添加する。一方、添加量が増えると大入熱HAZ靭性確保が困難となり、セメンタイトも粗大化しやすくなるため0.14%を上限とする。
本発明例のNo.2〜22は、化学成分が所定の範囲内にあり、かつ所定の条件で製造したため、いずれもYP:390〜460MPa級鋼として十分な強度を有しており、アレスト性も良好であった。
一方、比較例のNo.23〜45は、化学成分、製造条件のいずれかが本発明の範囲を逸脱していたために、アレスト性が低下してしまった。
No.23、41は、仕上圧延終了がAr3より低くなってしまい、表層部に粗大なフェライトが多量に生成したため、強度とアレスト性が低下した。
No.28、42は、圧延終了温度はAr3以上であったが、加速冷却開始温度がAr3を切ったため、やはり表層粗大フェライト分率が高くなりアレスト性が低下した。
No.24、37は、加速冷却の冷却速度が小さかった、
No.33、40は、冷却停止温度が500℃よりも高かった、
No.26、38は、熱処理温度が600℃超であったため、いずれもセメンタイト径が大きくなり、十分なアレスト性が得られなかった。
No.34は、加速冷却を行わず空冷したため、有効結晶粒径が微細化されず、アレスト性が低下した。
No.27、35は、仕上圧延の累積圧下率が小さかった、
No.25、30、36は、仕上圧延温度が高かったため、いずれも有効結晶粒径が粗大化してアレスト性が低下した。
No.29は、加熱温度が高かった。
No.31、39は、粗圧延の累積圧下率が小さかった。
No.32は、加熱温度が高く、粗累積圧下率も小さかったため、いずれも有効結晶粒径が大きくなり、アレスト性が低下してしまった。
No.43は、C含有量が多かったためにセメンタイトが大きくなり、アレスト性が低下するとともにHAZ靭性も低下した。
No.44は、Ni量が少なかったためにアレスト性が不十分であった。
No.45は、Ceqが高かったために、強度が上がり過ぎ、アレスト性が低下してしまった。
一方、比較例のNo.23〜45は、化学成分、製造条件のいずれかが本発明の範囲を逸脱していたために、アレスト性が低下してしまった。
No.23、41は、仕上圧延終了がAr3より低くなってしまい、表層部に粗大なフェライトが多量に生成したため、強度とアレスト性が低下した。
No.28、42は、圧延終了温度はAr3以上であったが、加速冷却開始温度がAr3を切ったため、やはり表層粗大フェライト分率が高くなりアレスト性が低下した。
No.24、37は、加速冷却の冷却速度が小さかった、
No.33、40は、冷却停止温度が500℃よりも高かった、
No.26、38は、熱処理温度が600℃超であったため、いずれもセメンタイト径が大きくなり、十分なアレスト性が得られなかった。
No.34は、加速冷却を行わず空冷したため、有効結晶粒径が微細化されず、アレスト性が低下した。
No.27、35は、仕上圧延の累積圧下率が小さかった、
No.25、30、36は、仕上圧延温度が高かったため、いずれも有効結晶粒径が粗大化してアレスト性が低下した。
No.29は、加熱温度が高かった。
No.31、39は、粗圧延の累積圧下率が小さかった。
No.32は、加熱温度が高く、粗累積圧下率も小さかったため、いずれも有効結晶粒径が大きくなり、アレスト性が低下してしまった。
No.43は、C含有量が多かったためにセメンタイトが大きくなり、アレスト性が低下するとともにHAZ靭性も低下した。
No.44は、Ni量が少なかったためにアレスト性が不十分であった。
No.45は、Ceqが高かったために、強度が上がり過ぎ、アレスト性が低下してしまった。
Claims (5)
- 質量%で、
C :0.052〜0.14%、
Si:0.03〜0.5%、
Mn:0.3〜2.0%、
P :0.020%以下、
S :0.010%以下、
Ni:0.5〜4.0%、
Nb:0.005〜0.050%、
Ti:0.005〜0.050%、
Al:0.002〜0.10%、
N :0.0010〜0.0080%
を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、かつ、下記式(1)で規定されるCeqが0.30〜0.50%であり、
ミクロ組織がベイナイト主体であり、かつ、パーライト分率が5%以下であり、さらに、表裏面からそれぞれ板厚の5%深さまでの表層領域におけるミクロ組織については、円相当径が25μm超である粗大フェライトの分率が10%以下であり、かつ、セメンタイトの平均円相当径が0.5μm以下であり、
板圧延方向に垂直な断面をC断面とし、該C断面内の板面に平行な方向をC方向とするとき、該C断面内の前記表層領域を除く内部領域について、後方散乱電子回折(Electron Back Scattering Pattern)を用いた結晶方位解析を行って、該C断面組織を結晶方位の等しい領域(等方位領域)毎に区分し、さらに、該等方位領域に区分されたC断面組織に、JIS G 0551に準拠した切断法を適用して、前記C方向の任意の測定線を引き、該測定線上で、円相当径が8μm未満の等方位領域を除いて、連続して隣り合う複数の円相当径が8μm以上の等方位領域のそれぞれ3つの<001>軸の内で前記C方向に最も近い<001>軸同士が相互に成す角度(き裂伝播偏向角)が20°未満の、前記測定線上で連続して隣り合う複数の等方位領域を、前記測定線上で隣接する円相当径が8μm未満の等方位領域も併せて一つの領域(等き裂伝播抵抗領域)とみなすとき、該等き裂伝播抵抗領域の前記切断法により算出される平均円相当径(有効結晶粒径)が、8μm以上、下記式(2)のd(μm)以下であることを特徴とする、脆性き裂伝播停止特性に優れた、板厚50mm以上の厚手高強度鋼板。
Ceq=[C]+[Mn]/6+([Cu]+[Ni])/15+([Cr]+[Mo]+[V])/5 …(1)
d=(7.11×[Ni]+11)×(1.2−t/300) …(2)
ここで、[X]は元素Xの含有量(質量%)、tは板厚(mm)を表す。 - さらに、質量%で、
Cu:0.05〜1.5%、
Cr:0.05〜1.0%、
Mo:0.05〜1.0%、
V :0.005〜0.10%、
B :0.0002〜0.0030%
の1種または2種以上を含有することを特徴とする、請求項1に記載の脆性き裂伝播停止特性に優れた、板厚50mm以上の厚手高強度鋼板。 - さらに、質量%で、
Mg:0.0003〜0.0050%、
Ca:0.0005〜0.0030%、
REM:0.0005〜0.010%
の1種または2種以上を含有することを特徴とする、請求項1または2に記載の脆性き裂伝播停止特性に優れた、板厚50mm以上の厚手高強度鋼板。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組成を有する鋼片を、950〜1150℃に加熱し、900℃以上の温度で累積圧下率30%以上の粗圧延を行った後、Ar3以上、下記式(3)のT(℃)以下の温度で、かつ、40%以上の累積圧下率にて仕上圧延を行い、引き続きAr3以上の温度から、板厚平均で8℃/s以上の冷却速度で500℃以下の温度まで加速冷却を行うことを特徴とする、脆性き裂伝播停止特性に優れた、板厚50mm以上の厚手高強度鋼板の製造方法。
T=(37×[Ni]+810)×(1.1−t/500) …(3) - 前記加速冷却終了後、300〜600℃の温度で焼戻し処理することを特徴とする、請求項4に記載の脆性き裂伝播停止特性に優れた、板厚50mm以上の厚手高強度鋼板の製造方法。
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