JP2008152807A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. 計算機と、前記計算機に接続される複数のストレージサブシステムとを有する計算機システムであって、
   前記複数のストレージサブシステム内の各データの論理的な位置と、当該複数のストレージサブシステムにおいて各前記データが格納される記憶領域との対応を示す情報が格納された第１のテーブルを記憶する第１の記憶手段を備え、
   前記計算機は、
   前記アプリケーションから与えられるアクセス対象のデータの論理的な位置を指定した第１のアクセス要求を、前記第１のテーブルに基づいて、対応する前記記憶領域を指定した第２のアクセス要求に変換して、対応する前記ストレージサブシステムに発行するアクセス要求発行手段と、
   前記複数のストレージサブシステム間で負荷を分散するように、再配置対象のデータ及び当該データの再配置先の前記記憶領域を決定する決定手段と、
   前記再配置対象のデータを前記再配置先の前記記憶領域にコピーするように、対応する前記ストレージサブシステムを制御する制御手段と、
   前記データの再配置に応じて前記第１のテーブルを更新する更新手段とを備える
   ことを特徴とする計算機システム。
2. 前記決定手段は、
   各前記記憶領域の使用状況を、それぞれ対応する前記ストレージサブシステムから取得し、取得した各前記記憶領域の使用状況に基づいて、前記再配置対象のデータ及び当該データの再配置先の前記記憶領域を決定する
   ことを特徴とする請求項１に記載の計算機システム。
3. 前記第１の記憶手段が前記計算機内に設けられた
   ことを特徴とする請求項１に記載の計算機システム。
4. 前記データの再配置先の前記ストレージサブシステムは、
   当該データのコピー中に前記計算機からのリードコマンドを受信した場合であってリード対象領域の前記記憶領域内に未コピーの領域が含まれるときには、該リード対象領域への前記データのコピーを優先して実行した後、該リード対象領域から前記リードコマンドにより指定された前記データを読み出して前記計算機に転送する
   ことを特徴とする請求項１に記載の計算機システム。
5. 前記計算機は、
   前記複数のストレージサブシステムが提供する各前記記憶領域の状態を示す情報が格納された第２のテーブルを記憶する第２の記憶手段を備え、
   前記決定手段は、
   前記第２のテーブルに基づいて、前記複数のストレージサブシステムが提供する各前記記憶領域の中からユーザにより指定された条件を満たす前記記憶領域を前記再配置先の記憶領域として決定する
   ことを特徴とする請求項１に記載の計算機システム。
6. 前記記憶領域の状態を表す情報は、
   前記記憶領域のサイズ、前記記憶領域のＲＡＩＤ（Redundant Array of Inexpensive Disks）構成の種別、前記記憶領域に対するアクセスの可否、前記記憶領域が配置されている記憶領域を提供する記憶装置の性能、当該記憶装置のエミュレーションタイプ、再配置先としての使用の可否のうちの少なくとも１つの項目に関する情報を含む
   ことを特徴とする請求項５に記載の計算機システム。
7. ユーザにより指定される前記条件は、
   前記再配置先の記憶領域の性能及び信頼性の少なくとも一方に関する条件を含む
   ことを特徴とする請求項５に記載の計算機システム。