JP2006011803A - 情報処理システムおよびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザが、データセットが存在する論理ボリュームを意識することなく、キャッシュメモリへの常駐を実施でき、またキャッシュメモリの未使用の常駐領域を自動的に削除できるキャッシュメモリへの情報の常駐または常駐解除の制御技術を提供する。
【解決手段】 情報処理システムにおいて、ホストシステム400は、論理ボリュームに格納されているデータセットを管理するカタログ情報411を参照して、ユーザから指定されたデータセット名から論理ボリューム名を自動的に取得して、該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを常駐指示する常駐管理プログラム422を有する。また、ディスクアレイ装置100は、常駐管理プログラム422からの常駐指示を受けて、該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットをキャッシュメモリ230に常駐するマイクロプログラム211を有する。
【選択図】 図2
【解決手段】 情報処理システムにおいて、ホストシステム400は、論理ボリュームに格納されているデータセットを管理するカタログ情報411を参照して、ユーザから指定されたデータセット名から論理ボリューム名を自動的に取得して、該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを常駐指示する常駐管理プログラム422を有する。また、ディスクアレイ装置100は、常駐管理プログラム422からの常駐指示を受けて、該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットをキャッシュメモリ230に常駐するマイクロプログラム211を有する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、キャッシュメモリを有する外部記憶装置のキャッシュメモリ制御技術に関し、特に、キャッシュメモリへの情報の常駐または常駐解除の制御に適用して有効な技術に関する。
本発明者が検討したところによれば、従来のキャッシュメモリを有する外部記憶装置のキャッシュメモリ制御技術に関しては、以下のような技術が考えられる。
たとえば、外部記憶装置などを含む情報処理システムでは、近年、高性能・大規模化に伴い、外部記憶装置においても、より一層の高性能が求められている。特に、外部記憶装置においては、大容量なキャッシュメモリの効率の良い制御方法が重要になってきている。このため、このような大容量なキャッシュメモリの制御に関する方式が、以下のように提案されている。
特許文献1には、キャッシュメモリ上に常駐および常駐解除する際の指定の単位が、データセット名だけに限定されず、物理的な位置の指定またはボリューム目録のみの指定、ボリューム名、またはデータセット指定が可能な情報処理システムが開示されている。この情報処理システムでは、常駐管理プログラムが、常駐解除に必要である物理的な位置の情報をディスクアレイ装置に発行することにより常駐を可能とする。ボリューム目録/ボリューム指定は、常駐管理プログラムがディスク駆動装置内のボリューム中にあるボリューム目録情報から、常駐解除に必要である物理的な情報を得る。また、常駐管理プログラムが、常駐管理情報とボリューム目録の情報とを比較することにより、常駐解除に必要である物理的な位置を取得し、キャッシュメモリ上に残留する領域を削除する。
特開2002−132552号公報
ところで、前記のような本発明者が検討した従来のキャッシュメモリを有する外部記憶装置のキャッシュメモリ制御技術に関して、本発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
たとえば、従来の外部記憶装置を含む情報処理システムにおいては、常駐管理プログラムがデータセット単位のキャッシュメモリへの常駐機能を提供している。これは、ユーザ指定のボリューム名からボリューム目録の情報を取得して、ユーザ指定のデータセット名を検索し、当該データセットの位置情報を解析する。その位置情報でキャッシュメモリへの常駐を行っている。
しかし、このような情報処理システムの環境では、ロードバランスを図るため、データセットを使用頻度の低いボリュームへ移動が行われている。このため、ユーザは、一度、データセットをキャッシュメモリに常駐しても、再度、常駐指定する必要がある。この時、ユーザは、対象のデータセットがどこのボリュームに移動したかを判断する必要がある。たとえば、前記特許文献1の技術では、ユーザからのボリューム名の指定が必須であるために、ユーザは、常駐指定を行う際に、対象のデータセットが存在するボリュームを捜し出すことが必要となる。
そこで、本発明の目的は、ユーザが、データセットが存在する論理ボリュームを意識することなく、キャッシュメモリへの常駐を実施することができ、またキャッシュメモリの未使用の常駐領域を自動的に削除することができるキャッシュメモリへの情報の常駐または常駐解除の制御技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、データセットを格納する複数の物理ディスクからなる論理ボリュームと、この論理ボリュームに対する書き込みおよび読み出しのデータセットを一時的に格納するキャッシュメモリとを有する外部記憶装置と、この外部記憶装置に接続され、外部記憶装置に対するデータセットの書き込みおよび読み出しを行うホストシステムとを備えた情報処理システム、およびその制御方法に適用され、以下のような特徴を有するものである。
すなわち、本発明の情報処理システムにおいて、ホストシステムは、論理ボリュームに格納するデータセットを論理ボリュームに分散する負荷管理手段と、論理ボリュームに格納されているデータセットを管理する管理情報と、管理情報を参照して、ユーザから指定されたデータセット名から論理ボリューム名を自動的に取得して、該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを常駐指示する常駐管理手段とを有する。また、外部記憶装置は、常駐管理手段からの常駐指示を受けて、該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットをキャッシュメモリに常駐する制御手段を有するものである。また、管理情報は、データセット名と論理ボリューム名とが関連付けされてデータセット毎に管理テーブルで用意されているものである。
具体的に、常駐管理手段は、該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを常駐指示する際に、論理ボリューム上のボリューム目録情報からデータセットに関する位置情報を取得してコマンドに付与する機能を有するものである。さらに、データセットに関する位置情報は、シリンダアドレスとトラックアドレスとの2次元で表される開始アドレスおよび終了アドレスとするものである。また、負荷管理手段は、キャッシュメモリに常駐したデータセットを使用頻度の高い論理ボリュームから使用頻度の低い論理ボリュームへ移動する機能を有するものである。
また、本発明の情報処理システムにおいて、常駐管理手段は、管理情報を参照して、ユーザから指定されたデータセット名の論理ボリューム名を自動的に取得して、該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域を常駐解除指示する機能を有する。また、制御手段は、常駐管理手段からの常駐解除指示を受けて、該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域をキャッシュメモリから削除する機能を有するものである。
具体的に、常駐管理手段は、該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域を常駐解除指示する際に、論理ボリューム上のボリューム目録情報と論理ボリュームの常駐領域情報とを取得して、ボリューム目録情報と常駐領域情報との論理演算によりデータセットが存在しない常駐領域を判定する機能を有するものである。さらに、常駐管理手段は、該当する論理ボリューム名を認識する際に、実施した操作ログを専用データセットに格納して、専用データセットから対象の論理ボリュームを判別する機能を有するものである。あるいは、常駐管理手段は、該当する論理ボリューム名を認識する際に、あらかじめ、ユーザから指定された論理ボリュームの全てを対象の論理ボリュームとして判別する機能を有するものである。
さらに、本発明の情報処理システムにおいて、常駐管理手段は、該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域を常駐解除指示した後に、該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを常駐指示する機能を有する。また、制御手段は、該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域をキャッシュメモリから削除した後に、該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットをキャッシュメモリに常駐する機能を有するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、ユーザは、データセットが存在する論理ボリュームを意識することなく、キャッシュメモリへの常駐を実施することができる。
また、本発明によれば、キャッシュメモリの未使用の常駐領域を自動的に削除することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<本発明の概念>
本発明は、データセットを格納する複数の物理ディスクからなる論理ボリュームと、この論理ボリュームに対する書き込みおよび読み出しのデータセットを一時的に格納するキャッシュメモリとを有するディスクアレイ装置(外部記憶装置)と、このディスクアレイ装置に接続され、ディスクアレイ装置に対するデータセットの書き込みおよび読み出しを行うホストシステムとを備えた情報処理システムに適用される。
本発明は、データセットを格納する複数の物理ディスクからなる論理ボリュームと、この論理ボリュームに対する書き込みおよび読み出しのデータセットを一時的に格納するキャッシュメモリとを有するディスクアレイ装置(外部記憶装置)と、このディスクアレイ装置に接続され、ディスクアレイ装置に対するデータセットの書き込みおよび読み出しを行うホストシステムとを備えた情報処理システムに適用される。
このような情報処理システムの構成において、ホストシステムは、論理ボリュームに格納するデータセットを論理ボリュームに分散する負荷管理プログラム(負荷管理手段)と、論理ボリュームに格納されているデータセットを管理するカタログ情報(管理情報)と、カタログ情報を参照して、ユーザから指定されたデータセット名から論理ボリューム名を自動的に取得して、該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを常駐指示する常駐管理プログラム(常駐管理手段)とを有する。また、ディスクアレイ装置は、常駐管理プログラムからの常駐指示を受けて、該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットをキャッシュメモリに常駐するマイクロプログラム(制御手段)を有する。これによって、指定されたデータセット名から、常駐管理プログラムがカタログ情報を使用して論理ボリューム名を自動的に解析して、当該データセット名のみでキャッシュメモリへの常駐を可能とするものである。
また、常駐管理プログラムは、カタログ情報を参照して、ユーザから指定されたデータセット名の論理ボリューム名を自動的に取得して、該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域を常駐解除指示する機能を有する。また、マイクロプログラムは、常駐管理プログラムからの常駐解除指示を受けて、該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域をキャッシュメモリから削除する機能を有する。これによって、常駐管理プログラムは、操作ログまたは構成情報を専用データセットに格納して、起動時に、専用データセットから前回の操作内容を取得して、データセットが移動している場合、該当データセットの常駐領域を削除してから指定されたデータセットを常駐するものである。
<情報処理システムの全体構成>
図1により、本発明の一実施の形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を説明する。図1は、本実施の形態に係る情報処理システムの全体構成を示す図である。
図1により、本発明の一実施の形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を説明する。図1は、本実施の形態に係る情報処理システムの全体構成を示す図である。
本実施の形態に係る情報処理システムは、ディスクアレイ装置100と、ホストシステム400とから構成される。
ディスクアレイ装置100は、ディスク制御装置200とディスク駆動装置300とを備える。ディスク制御装置200は、たとえばホストシステム400から受信したコマンドに従ってディスク駆動装置300に対する制御を行う。たとえば、ホストシステム400からデータ入出力要求を受信して、ディスク駆動装置300が備える物理ディスク310に記憶されるデータの読み書きを行う。また、ディスク制御装置200は、図示しないが、たとえば管理クライアントシステムからディスクアレイ装置100を管理するための各種コマンドを受信して、ディスクアレイ装置100の様々な設定を行うことができる。
ホストシステム400は、CPUやメモリを備えたコンピュータなどの情報機器である。ホストシステム400が備えるCPUによって各種プログラムが実行されることにより、様々な機能が実現される。このホストシステム400は、たとえばメインフレームコンピュータであり、オペレーティングシステム410、アプリケーションプログラム420が備えられている。なお、ホストシステム400としては、メインフレームコンピュータの他に、たとえばワークステーションやパーソナルコンピュータなどを接続することも可能である。
ホストシステム400は、ネットワークを介さずに直接にディスク制御装置200と通信可能に接続されている。ホストシステム400とディスク制御装置200との間の通信は、たとえばFICON(Fibre Connection)(登録商標)やESCON(Enterprise System Connection)(登録商標)、ACONARC(Advanced Connection Architecture)(登録商標)、FIBARC(Fibre Connection Architecture)(登録商標)などの通信プロトコルに従って行われる。ホストシステム400からは、ディスクアレイ装置100に対して、これらの通信プロトコルに従ってブロック単位のデータアクセス要求が送信される。
なお、ホストシステム400とディスク制御装置200との間は、これに限らず、たとえば、LAN(Local Area Network)を介して接続されているようにすることもできる。LANを介して接続される場合には、たとえばTCP/IP(Transmisson Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルに従って通信を行うようにすることができる。
<ディスク駆動装置>
ディスク駆動装置300は、多数の物理ディスク310を備えている。これにより、ホストシステム400に対して大容量の記憶領域を提供することができる。物理ディスク310は、ハードディスクドライブなどのデータ記憶媒体、あるいはRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)を構成する複数のハードディスクドライブにより構成されてなるようにすることができる。また、物理ディスク310により提供される物理的な記憶領域には、論理的な記憶領域である論理ボリュームを設定することができる。
ディスク駆動装置300は、多数の物理ディスク310を備えている。これにより、ホストシステム400に対して大容量の記憶領域を提供することができる。物理ディスク310は、ハードディスクドライブなどのデータ記憶媒体、あるいはRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)を構成する複数のハードディスクドライブにより構成されてなるようにすることができる。また、物理ディスク310により提供される物理的な記憶領域には、論理的な記憶領域である論理ボリュームを設定することができる。
ディスク制御装置200とディスク駆動装置300との間は、図1のように直接に接続される形態とすることもできるし、ネットワークを介して接続されるようにすることもできる。さらに、ディスク駆動装置300は、ディスク制御装置200と一体として構成されることもできる。
<ディスク制御装置>
ディスク制御装置200は、チャネル制御部210、制御メモリ220、キャッシュメモリ230、ディスク制御部240、サービスプロセッサ250、スイッチ260などを備える。ディスク制御装置200は、チャネル制御部210によりホストシステム400との間の通信を行う。
ディスク制御装置200は、チャネル制御部210、制御メモリ220、キャッシュメモリ230、ディスク制御部240、サービスプロセッサ250、スイッチ260などを備える。ディスク制御装置200は、チャネル制御部210によりホストシステム400との間の通信を行う。
チャネル制御部210は、ホストシステム400との間で通信を行うための通信インタフェースを備え、ホストシステム400との間でデータ入出力コマンドなどを授受する機能を備える。
各チャネル制御部210は、サービスプロセッサ250と共に内部LANで接続されている。これにより、チャネル制御部210に実行させるマイクロプログラムなどをサービスプロセッサ250から送信し、インストールすることが可能となっている。
スイッチ260は、チャネル制御部210、制御メモリ220、キャッシュメモリ230、ディスク制御部240、サービスプロセッサ250を相互に接続する。チャネル制御部210、制御メモリ220、キャッシュメモリ230、ディスク制御部240、サービスプロセッサ250の間でのデータやコマンドの授受は、スイッチ260を介することにより行われる。スイッチ260は、たとえばクロスバスイッチで構成される。
制御メモリ220およびキャッシュメモリ230は、チャネル制御部210、ディスク制御部240により共有される記憶メモリである。制御メモリ220は、主に制御情報やコマンドなどを記憶するために利用されるのに対して、キャッシュメモリ230は、主にデータを記憶するために利用される。さらに、キャッシュメモリ230には、詳細は後述するが、情報の常駐または常駐解除が可能となっている。
たとえば、あるチャネル制御部210がホストシステム400から受信したデータ入出力要求が書き込みコマンドであった場合には、当該チャネル制御部210は書き込みコマンドを制御メモリ220に書き込むと共に、ホストシステム400から受信した書き込みデータをキャッシュメモリ230に書き込む。一方、ディスク制御部240は、制御メモリ220を監視しており、制御メモリ220に書き込みコマンドが書き込まれたことを検出すると、当該コマンドに従ってキャッシュメモリ230から書き込みデータを読み出してディスク駆動装置300内の物理ディスク310に書き込む。
また、あるチャネル制御部210がホストシステム400から受信したデータ入出力要求が読み出しコマンドであった場合には、読み出し対象となるデータがキャッシュメモリ230に存在するかどうかを調べる。ここで、キャッシュメモリ230に存在すれば、チャネル制御部210はそのデータをホストシステム400に送信する。一方、読み出し対象となるデータがキャッシュメモリ230に存在しない場合には、当該チャネル制御部210は読み出しコマンドを制御メモリ220に書き込むと共に、制御メモリ220を監視する。読み出しコマンドが制御メモリ220に書き込まれたことを検出したディスク制御部240は、ディスク駆動装置300内の物理ディスク310から読み出し対象となるデータを読み出して、これをキャッシュメモリ230に書き込むと共に、その旨を制御メモリ220に書き込む。そして、チャネル制御部210は、読み出し対象となるデータがキャッシュメモリ230に書き込まれたことを検出すると、そのデータをホストシステム400に送信する。
このように、チャネル制御部210およびディスク制御部240の間では、キャッシュメモリ230を介してデータの授受が行われ、キャッシュメモリ230には、物理ディスク310に記憶されるデータのうち、チャネル制御部210やディスク制御部240により読み書きされるデータが一時的に記憶される。
なお、チャネル制御部210からディスク制御部240に対するデータの書き込みや読み出しの指示を、制御メモリ220を介在させて間接的に行う構成の他、たとえばチャネル制御部210からディスク制御部240に対してデータの書き込みや読み出しの指示を制御メモリ220を介さずに直接に行う構成とすることもできる。また、チャネル制御部210にディスク制御部240の機能を持たせて、データ入出力制御部とすることもできる。
ディスク制御部240は、データを記憶する複数の物理ディスク310と通信可能に接続され、ディスク駆動装置300の制御を行う。たとえば、上述のように、チャネル制御部210がホストシステム400から受信したデータ入出力要求に応じて、物理ディスク310に対してデータの読み書きを行う。
各ディスク制御部240は、サービスプロセッサ250と共に内部LANで接続されており、相互に通信を行うことが可能である。これにより、ディスク制御部240に実行させるマイクロプログラムなどをサービスプロセッサ250から送信し、インストールすることが可能となっている。
本実施の形態においては、制御メモリ220およびキャッシュメモリ230がチャネル制御部210およびディスク制御部240に対して独立に設けられていることについて記載したが、これに限られるものではなく、制御メモリ220またはキャッシュメモリ230がチャネル制御部210およびディスク制御部240の各々に分散されて設けられることも好ましい。この場合、スイッチ260は、分散された制御メモリ220またはキャッシュメモリ230を有するチャネル制御部210およびディスク制御部240を相互に接続させることになる。
また、チャネル制御部210、ディスク制御部240、スイッチ260、制御メモリ220、キャッシュメモリ230の少なくともいずれかが一体として構成されているようにすることもできる。
サービスプロセッサ250は、ディスクアレイ装置100を保守・管理するためのコンピュータである。オペレータは、サービスプロセッサ250を操作することにより、たとえばディスク駆動装置300内の物理ディスク310の構成の設定や、ホストシステム400、管理クライアントシステムとチャネル制御部210との間の通信路であるパスの設定、論理ボリュームの設定、チャネル制御部210やディスク制御部240において実行されるマイクロプログラムのインストールなどを行うことができる。ここで、ディスク駆動装置300内の物理ディスク310の構成の設定としては、たとえば物理ディスク310の増設や減設、RAID構成の変更(RAID1からRAID5への変更など)などとすることができる。
さらに、サービスプロセッサ250からは、ディスクアレイ装置100の動作状態の確認や故障部位の特定、チャネル制御部210で実行されるオペレーティングシステムのインストールなどの作業を行うことができる。これらの設定や制御は、サービスプロセッサ250が備えるユーザインタフェース、あるいはサービスプロセッサ250で動作するWebサーバにより提供されるWebページを表示する管理クライアントシステムのユーザインタフェースからオペレータなどにより行うようにすることができる。オペレータなどは、サービスプロセッサ250を操作して障害監視する対象や内容の設定、障害通知先の設定などを行うこともできる。
サービスプロセッサ250は、ディスク制御装置200に内蔵されている形態とすることもできるし、外付けされている形態とすることもできる。また、サービスプロセッサ250は、ディスク制御装置200およびディスク駆動装置300の保守・管理を専用に行うコンピュータとすることもできるし、汎用のコンピュータに保守・管理機能を持たせたものとすることもできる。
<キャッシュメモリへの常駐とロードバランスとの連携構成>
図2により、本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、キャッシュメモリへの常駐とロードバランスとの連携構成の一例を説明する。図2は、キャッシュメモリへの常駐とロードバランスとの連携構成を示す図である。
図2により、本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、キャッシュメモリへの常駐とロードバランスとの連携構成の一例を説明する。図2は、キャッシュメモリへの常駐とロードバランスとの連携構成を示す図である。
本実施の形態に係る情報処理システムは、全体構成および構成要素の各機能は前記図1に基づいて詳述した通りであるが、本発明において特徴となる、キャッシュメモリへの常駐とロードバランスとの連携構成は、以下の通りである。
すなわち、ホストシステム400は、物理ディスク310に格納するデータセットを論理ボリュームに分散する負荷管理プログラム421と、論理ボリュームに格納されているデータセットを管理するカタログ情報411と、このカタログ情報411を参照して、ユーザから指定されたデータセット名から論理ボリューム名を自動的に取得して、該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを常駐指示し、またカタログ情報411を参照して、ユーザから指定されたデータセット名の論理ボリューム名を自動的に取得して、該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域を常駐解除指示する常駐管理プログラム422を備えている。この負荷管理プログラム421および常駐管理プログラム422は、アプリケーションプログラム420として設けられている。また、カタログ情報411は、オペレーティングシステム410内に管理テーブルとして設けられている。
また、ディスクアレイ装置100は、データセットを格納する複数の論理ボリュームからなる物理ディスク310と、この物理ディスク310に対する書き込みおよび読み出しのデータセットを一時的に格納するキャッシュメモリ230と、常駐管理プログラム422からの常駐指示を受けて、該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットをキャッシュメモリ230に常駐し、また常駐管理プログラム422からの常駐解除指示を受けて、該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域をキャッシュメモリ230から削除するマイクロプログラム211を備えている。このマイクロプログラム211は、チャネル制御部210内に設けられている。
このような構成において、キャッシュメモリ230への情報の常駐の制御においては、カタログ情報411を参照して、ユーザから指定されたデータセット名から論理ボリューム名を自動的に取得して、該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットをキャッシュメモリ230に常駐することができる。また、キャッシュメモリ230への情報の常駐解除の制御においては、カタログ情報411を参照して、ユーザから指定されたデータセット名の論理ボリューム名を自動的に取得して、該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域をキャッシュメモリ230から削除することができる。
<カタログ情報の構成>
図3により、本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、カタログ情報の構成の一例を説明する。図3は、カタログ情報の構成を示す図である。
図3により、本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、カタログ情報の構成の一例を説明する。図3は、カタログ情報の構成を示す図である。
図3に示すように、カタログ情報411は、1つのデータセット毎に管理テーブルとして用意されており、各データセットの名称であるデータセット名と、各論理ボリュームの名称である論理ボリューム名と、各データセットの種別であるデータセットタイプの情報が格納されている。データセットとは、複数のデータからなるファイルである。論理ボリュームとは、論理的な記憶領域である。
たとえば、図3の例では、データセットAは論理ボリュームBに格納され、そのタイプは順構成データセット/ファイル(NONVSAM)であり、また、データセットBは論理ボリュームBに格納され、そのタイプは順構成データセット/ファイル(NONVSAM)である。
<論理ボリュームの構成>
図4および図5により、本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、論理ボリュームの構成の一例を説明する。図4は、論理ボリュームの位置情報の構成を示す図である。図5は、ボリューム目録情報の構成を示す図である。
図4および図5により、本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、論理ボリュームの構成の一例を説明する。図4は、論理ボリュームの位置情報の構成を示す図である。図5は、ボリューム目録情報の構成を示す図である。
図4に示すように、論理ボリュームには、ボリューム目録(VTOC:Volume Table Of Contents)情報と、データセットの情報が格納されている。この論理ボリュームの位置情報は、シリンダアドレス(CC)とトラックアドレス(HH)との2次元で表され、VTOC情報、データセットの各情報の位置がCCHHで管理されている。
たとえば、図4の例では、VTOC情報はCCHH:0001−0014の位置に格納され、また、データセットAはCCHH:0200−0214の位置、データセットBはCCHH:0401−0414の位置、にそれぞれ格納されている。
図5に示すように、VTOC情報は、1つのデータセット毎に管理テーブルとして用意されており、各データセットの名称であるデータセット名と、このデータセットが格納されている論理ボリュームの位置の開始アドレス(CCHH)および終了アドレス(CCHH)の情報が格納されている。
たとえば、図5の例では、データセットAはCCHH:0200の開始アドレスからCCHH:0214の終了アドレスまでの位置に格納され、また、データセットBはCCHH:0401の開始アドレスからCCHH:0414の終了アドレスまでの位置に格納されている。
<キャッシュメモリへの常駐および常駐解除の動作>
前述した図2により、本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、キャッシュメモリへの情報の常駐および常駐解除の動作の一例を説明する。なお、図2において、この動作説明と対応する動作経路には同じ番号を付している。
前述した図2により、本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、キャッシュメモリへの情報の常駐および常駐解除の動作の一例を説明する。なお、図2において、この動作説明と対応する動作経路には同じ番号を付している。
(1)まず、ホストシステム400内の負荷管理プログラム421は、カタログ情報411を参照して、データセットAを論理ボリュームAから論理ボリュームBへ移動する。この負荷管理プログラム421による動作は、入出力の性能向上のためのロードバランスを図るために、データセットAを、使用頻度の高い論理ボリュームAから使用頻度の低い論理ボリュームBへ移動するための動作である。
具体的に、このデータセットAの移動は、負荷管理プログラム421からの指示に基づき、ディスクアレイ装置100内のマイクロプログラム211により実行される。まず、負荷管理プログラム421は、論理ボリュームBにデータセットAを格納するための領域を確保し、その後、データセットAを論理ボリュームAから読み出し、そして、確保した論理ボリュームBの領域にデータセットAを書き込むことで、論理ボリュームAから論理ボリュームBへの移動が実現される。
(2)この後、ホストシステム400内の常駐管理プログラム422は、データセットAのキャッシュメモリ230への常駐を行う。この時、常駐管理プログラム422は、ユーザから、データセット名(データセットA)の常駐指示を受ける。この際に、論理ボリューム名の指定は不要である。
ここで、負荷管理プログラム421がデータセットAを移動する時間帯は不定期である。このため、常駐管理プログラム422を実行するタイミングが明確にならない。これを解決するためには、常駐管理プログラム422をホストシステム400上のプログラム実行スケジュール管理機構423に登録をして、定期的(たとえば1日1回起動)に起動する方法と、負荷管理プログラム421が実行された後に出力するメッセージをプログラム実行スケジュール管理機構423が監視をして、特定メッセージを検出したならば常駐管理プログラム422を実行するように登録をしておく方法がある。データセットAが移動してから、キャッシュに常駐されるまでに時間差はあるが、いずれの方法でもデータセットAが移動後、キャッシュ常駐されることになる。
(3)これを受けて、常駐管理プログラム422は、カタログ情報411から、データセットAの格納されている論理ボリュームBを取得する。さらに、取得した論理ボリュームB上のVTOC情報から、データセットAに関する位置情報(CCHH)を取得する。前記図4では、データセットAの位置情報は、開始アドレス:CC=02,HH=00、終了アドレス:CC=02,HH=14となる。
そして、常駐管理プログラム422は、ディスクアレイ装置100内の論理ボリュームBに対して、キャッシュメモリ230への常駐指示コマンドにパラメタとしてデータセットAの位置情報を付与して発行する。具体的に、この常駐指示コマンドは、ディスクアレイ装置100内のマイクロプログラム211へ発行される。
(4)続いて、キャッシュメモリ230への常駐指示コマンドを受領したディスクアレイ装置100内のマイクロプログラム211は、コマンドのパラメタから、論理ボリュームB上の指定された位置情報のデータセットAをキャッシュメモリ230に常駐する。
(5)また、この時、以前データセットAが常駐していた論理ボリュームA上の常駐領域が存在する場合には、キャッシュメモリ230への常駐指示を出す前に、常駐管理プログラム422は、論理ボリュームAに対して、未使用となった常駐領域を削除するコマンドを発行する。
この未使用となった領域を知るためには、論理ボリュームAのVTOC情報と論理ボリュームAのキャッシュメモリ230への常駐領域の情報を取得して、双方の情報の排他論理積をとり、データセットが存在しない常駐領域を判定して、その領域に対する常駐解除を指示する。
また、論理ボリュームAを認識するためには、常駐管理プログラム422が実施した操作ログを専用のデータセットに格納して、そこから対象となる論理ボリュームを判別する方法か、または、あらかじめ常駐管理プログラム422に対してユーザから対象とする論理ボリュームを全て指定してもらう方法がある。
以上のようにして、ユーザは、データセットが存在する論理ボリュームを意識することなく、キャッシュメモリ230への常駐を実施することができる。また、キャッシュメモリ230の未使用の常駐領域を自動的に削除することができる。
<キャッシュメモリへの常駐指示のコマンド処理シーケンス>
図6により、本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、キャッシュメモリへの常駐指示のコマンド処理シーケンスの一例を説明する。図6は、キャッシュメモリへの常駐指示のコマンド処理シーケンスを示す図である。
図6により、本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、キャッシュメモリへの常駐指示のコマンド処理シーケンスの一例を説明する。図6は、キャッシュメモリへの常駐指示のコマンド処理シーケンスを示す図である。
まず、ホストシステム400において、常駐管理プログラム422は、オペレーティングシステム410に対して、データセットAのカタログ情報411を要求する(S1)。この要求を受けて、オペレーティングシステム410は、常駐管理プログラム422に対して、論理ボリュームの情報を含むデータセットAのカタログ情報411を応答する(S2)。
続いて、常駐管理プログラム422は、オペレーティングシステム410に対して、取得した論理ボリュームの情報から、当該論理ボリュームのVTOC情報を要求する(S3)。この要求を受けて、オペレーティングシステム410は、ディスクアレイ装置100に対して、要求された論理ボリュームのVTOC情報を要求する(S4)。
さらに、論理ボリュームのVTOC情報の要求を受けて、ディスクアレイ装置100は、オペレーティングシステム410に対して、VTOC情報を応答する(S5)。この応答を受けて、オペレーティングシステム410は、常駐管理プログラム422に対して、応答されたVTOC情報を応答する(S6)。
続いて、常駐管理プログラム422は、VTOC情報からデータセットAの位置情報を判断し、オペレーティングシステム410に対して、その位置情報を付加してキャッシュメモリ230への常駐指示コマンドを発行する(S7)。このコマンドを受けて、オペレーティングシステム410は、ディスクアレイ装置100に対して、受領したコマンドを発行する(S8)。
そして、コマンドの発行を受けて、ディスクアレイ装置100は、オペレーティングシステム410に対して、コマンド要求の処理完了後、この処理の終了を報告する(S9)。この報告を受けて、オペレーティングシステム410は、常駐管理プログラム422に対して、終了を報告する(S10)。
以上のようにして、キャッシュメモリ230へのデータセットの常駐指示のコマンドを発行することができる。なお、常駐解除指示のコマンド処理シーケンスについても同様である。
<ユーザからの常駐および常駐解除の指示形式>
図7および図8により、本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、ユーザからの常駐および常駐解除の指示形式の一例を説明する。図7は、コマンド形式を示す図である。図8は、常駐および常駐解除の指示形式を示す図であり、(a)は本発明の例、(b)は従来技術(特許文献1)の例である。
図7および図8により、本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、ユーザからの常駐および常駐解除の指示形式の一例を説明する。図7は、コマンド形式を示す図である。図8は、常駐および常駐解除の指示形式を示す図であり、(a)は本発明の例、(b)は従来技術(特許文献1)の例である。
図7に示すように、ユーザからのコマンド形式は、コマンドコード、要求コード、開始アドレス、終了アドレスの情報からなり、要求コードで常駐指示または常駐解除指示が区別される。
図8(a)に示すように、本発明による常駐および常駐解除の指示形式は、BINDのコマンドコードにおいて、要求コードとして、常駐指示の場合にはENABLE、常駐解除指示の場合にはDISABLEをそれぞれ指定し、そして、常駐または常駐解除の対象となるデータセット名のDATASET(データセットA)を指定する。
これに対して、図8(b)に示すように、従来技術による常駐および常駐解除の指示形式は、常駐または常駐解除の対象となるデータセット名と、このデータセットが格納されている論理ボリューム名のVOLUME(論理ボリュームA)とを指定する必要があった。
このように、従来技術においては、データセット名に加えて論理ボリューム名を指定する必要があったが、本発明では、データセット名のみを指定するだけで、常駐指示、常駐解除指示を行うことができる。
なお、従来技術のように、本発明のカタログ情報411と連携せずに、ユーザから常駐および常駐解除を指示する場合には、まず、キャッシュメモリ230に常駐させるべきデータセットの論理ボリューム名を自動で検索する論理ボリューム検索用アプリケーションプログラムを実行して、当該データセットが存在する論理ボリュームを見つけ出し、その後、常駐および常駐解除指示機能を持つアプリケーションプログラムを実行して、見つけ出した論理ボリューム名と、データセット名を指定して、常駐および常駐解除を行うことが必要である。
<常駐解除による残骸領域の削除>
図9により、本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、常駐解除による残骸領域の削除の一例を説明する。図9は、来歴を蓄積したデータセットの形式(第1の方法)を示す図である。
図9により、本実施の形態に係る情報処理システムにおいて、常駐解除による残骸領域の削除の一例を説明する。図9は、来歴を蓄積したデータセットの形式(第1の方法)を示す図である。
第1の方法において、来歴を蓄積したデータセットの形式は、時間(年/月/日)、コマンド、論理ボリューム、データセット、開始アドレス、終了アドレスの情報からなり、常駐管理プログラム422により、常駐指示が実行される度に蓄積される。
たとえば、図9の例では、2004/1/30に論理ボリュームA(VOLUMEA)上のデータセットA(DATASETA)が0500〜0514のアドレスに常駐指示され、同様に、2004/2/1にVOLUMEA上のDATASETBが0601〜0610に、2004/2/2にVOLUMEB上のDATASETCが0300〜0311に、それぞれ常駐指示されている。
この常駐解除による残骸領域の削除では、常駐管理プログラム422において、データセットのキャッシュメモリ230への常駐指示を行う際に、この来歴のデータセットを参照して、過去に同一のデータセットが常駐指示されていないかを判断する。もし、同一のデータセットが常駐指示されていたならば、過去のデータセットを常駐解除してから、最新のデータセットを常駐する。これにより、負荷管理プログラム421のロードバランス機能により移動されたデータセットのキャッシュメモリ230への残骸常駐領域を無駄なく削除することができる。
また、第2の方法として、あらかじめ、常駐管理プログラム422に対してユーザから対象とする論理ボリュームを全て指定してもらい、過去のデータセットを常駐解除してから、最新のデータセットを常駐することにより、第1の方法と同様に、キャッシュメモリ230への残骸常駐領域を無駄なく削除することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
100…ディスクアレイ装置、200…ディスク制御装置、210…チャネル制御部、211…マイクロプログラム、220…制御メモリ、230…キャッシュメモリ、240…ディスク制御部、250…サービスプロセッサ、260…スイッチ、300…ディスク駆動装置、310…物理ディスク、400…ホストシステム、410…オペレーティングシステム、411…カタログ情報、420…アプリケーションプログラム、421…負荷管理プログラム、422…常駐管理プログラム、423…プログラム実行スケジュール管理機構。
Claims (20)
- データセットを格納する複数の物理ディスクからなる論理ボリュームと、前記論理ボリュームに対する書き込みおよび読み出しのデータセットを一時的に格納するキャッシュメモリとを有する外部記憶装置と、
前記外部記憶装置に接続され、前記外部記憶装置に対するデータセットの書き込みおよび読み出しを行うホストシステムとを備えた情報処理システムであって、
前記ホストシステムは、前記論理ボリュームに格納するデータセットを前記論理ボリュームに分散する負荷管理手段と、前記論理ボリュームに格納されている前記データセットを管理する管理情報と、前記管理情報を参照して、ユーザから指定されたデータセット名から論理ボリューム名を自動的に取得して、該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを常駐指示する常駐管理手段とを有し、
前記外部記憶装置は、前記常駐管理手段からの常駐指示を受けて、前記該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを前記キャッシュメモリに常駐する制御手段を有することを特徴とする情報処理システム。 - 請求項1記載の情報処理システムにおいて、
前記管理情報は、前記データセット名と前記論理ボリューム名とが関連付けされてデータセット毎に管理テーブルで用意されていることを特徴とする情報処理システム。 - 請求項1記載の情報処理システムにおいて、
前記常駐管理手段は、前記該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを常駐指示する際に、前記論理ボリューム上のボリューム目録情報から前記データセットに関する位置情報を取得してコマンドに付与する機能を有することを特徴とする情報処理システム。 - 請求項3記載の情報処理システムにおいて、
前記データセットに関する位置情報は、シリンダアドレスとトラックアドレスとの2次元で表される開始アドレスおよび終了アドレスであることを特徴とする情報処理システム。 - 請求項1記載の情報処理システムにおいて、
前記負荷管理手段は、前記キャッシュメモリに常駐したデータセットを使用頻度の高い論理ボリュームから使用頻度の低い論理ボリュームへ移動する機能を有することを特徴とする情報処理システム。 - 請求項1記載の情報処理システムにおいて、
前記常駐管理手段は、前記管理情報を参照して、ユーザから指定されたデータセット名の論理ボリューム名を自動的に取得して、該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域を常駐解除指示する機能を有し、
前記制御手段は、前記常駐管理手段からの常駐解除指示を受けて、前記該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域を前記キャッシュメモリから削除する機能を有することを特徴とする情報処理システム。 - 請求項6記載の情報処理システムにおいて、
前記常駐管理手段は、前記該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域を常駐解除指示する際に、前記論理ボリューム上のボリューム目録情報と前記論理ボリュームの常駐領域情報とを取得して、前記ボリューム目録情報と前記常駐領域情報との論理演算により前記データセットが存在しない常駐領域を判定する機能を有することを特徴とする情報処理システム。 - 請求項6記載の情報処理システムにおいて、
前記常駐管理手段は、前記該当する論理ボリューム名を認識する際に、実施した操作ログを専用データセットに格納して、前記専用データセットから対象の論理ボリュームを判別する機能を有することを特徴とする情報処理システム。 - 請求項6記載の情報処理システムにおいて、
前記常駐管理手段は、前記該当する論理ボリューム名を認識する際に、あらかじめ、ユーザから指定された論理ボリュームの全てを対象の論理ボリュームとして判別する機能を有することを特徴とする情報処理システム。 - 請求項6記載の情報処理システムにおいて、
前記常駐管理手段は、前記該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域を常駐解除指示した後に、前記該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを常駐指示する機能を有し、
前記制御手段は、前記該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域を前記キャッシュメモリから削除した後に、前記該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを前記キャッシュメモリに常駐する機能を有することを特徴とする情報処理システム。 - データセットを格納する複数の物理ディスクからなる論理ボリュームと、前記論理ボリュームに対する書き込みおよび読み出しのデータセットを一時的に格納するキャッシュメモリとを有する外部記憶装置と、
前記外部記憶装置に接続され、前記外部記憶装置に対するデータセットの書き込みおよび読み出しを行うホストシステムとを備えた情報処理システムの制御方法であって、
前記ホストシステムは、負荷管理手段により前記論理ボリュームに格納するデータセットを前記論理ボリュームに分散し、常駐管理手段により前記論理ボリュームに格納されている前記データセットを管理する管理情報を参照して、ユーザから指定されたデータセット名から論理ボリューム名を自動的に取得して、該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを常駐指示し、
前記外部記憶装置は、制御手段により、前記常駐管理手段からの常駐指示を受けて、前記該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを前記キャッシュメモリに常駐することを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項11記載の情報処理システムの制御方法において、
前記管理情報は、前記データセット名と前記論理ボリューム名とが関連付けされてデータセット毎に管理テーブルで用意されていることを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項11記載の情報処理システムの制御方法において、
前記常駐管理手段は、前記該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを常駐指示する際に、前記論理ボリューム上のボリューム目録情報から前記データセットに関する位置情報を取得してコマンドに付与することを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項13記載の情報処理システムの制御方法において、
前記データセットに関する位置情報は、シリンダアドレスとトラックアドレスとの2次元で表される開始アドレスおよび終了アドレスであることを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項11記載の情報処理システムの制御方法において、
前記負荷管理手段は、前記キャッシュメモリに常駐したデータセットを使用頻度の高い論理ボリュームから使用頻度の低い論理ボリュームへ移動することを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項11記載の情報処理システムの制御方法において、
前記常駐管理手段は、前記管理情報を参照して、ユーザから指定されたデータセット名の論理ボリューム名を自動的に取得して、該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域を常駐解除指示し、
前記制御手段は、前記常駐管理手段からの常駐解除指示を受けて、前記該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域を前記キャッシュメモリから削除することを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項16記載の情報処理システムの制御方法において、
前記常駐管理手段は、前記該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域を常駐解除指示する際に、前記論理ボリューム上のボリューム目録情報と前記論理ボリュームの常駐領域情報とを取得して、前記ボリューム目録情報と前記常駐領域情報との論理演算により前記データセットが存在しない常駐領域を判定することを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項16記載の情報処理システムの制御方法において、
前記常駐管理手段は、前記該当する論理ボリューム名を認識する際に、実施した操作ログを専用データセットに格納して、前記専用データセットから対象の論理ボリュームを判別することを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項16記載の情報処理システムの制御方法において、
前記常駐管理手段は、前記該当する論理ボリューム名を認識する際に、あらかじめ、ユーザから指定された論理ボリュームの全てを対象の論理ボリュームとして判別することを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項16記載の情報処理システムの制御方法において、
前記常駐管理手段は、前記該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域を常駐解除指示した後に、前記該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを常駐指示し、
前記制御手段は、前記該当する論理ボリューム名の論理ボリュームに対して未使用となった常駐領域を前記キャッシュメモリから削除した後に、前記該当する論理ボリューム名の論理ボリューム上のデータセットを前記キャッシュメモリに常駐することを特徴とする情報処理システムの制御方法。
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