JP2006031446A - データ記憶装置、データ記憶方法およびデータ記憶プログラム - Google Patents

データ記憶装置、データ記憶方法およびデータ記憶プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】順次アクセスによりデータを記憶する磁気テープなどにおいてデータの記憶効率を高めること。
【解決手段】バックアップ処理部701が、二次ストレージ40a〜40cの磁気テープにデータを記憶するとともに、記憶されたデータの記憶履歴に係る情報を記憶し、有効データ記憶部704が、記憶されたデータの記憶履歴に係る情報に基づいて、磁気テープに記憶されたデータのうち無効なデータを検出し、無効なデータを除いたデータを新たな磁気テープに記憶する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、他の装置から受信したデータを記憶するデータ記憶装置、データ記憶方法およびデータ記憶方法をコンピュータに実行させるデータ記憶プログラムに関し、特に、順次アクセスによりデータを記憶する磁気テープなどにおいてデータの記憶効率を高めることができるデータ記憶装置、データ記憶方法およびデータ記憶方法をコンピュータに実行させるデータ記憶プログラムに関する。
従来、ハードディスク装置に記憶されたデータの消失に備えるため、データを磁気テープなどにバックアップすることがおこなわれている。磁気テープは、ハードディスク装置に比べて、データの記憶容量が大きく、価格も安いため、データをバックアップするのに適している。
これまで、このような磁気テープの規格がいくつか策定されている。たとえば、LTO(Linear Tape−Open)という規格では、磁気テープを覆うカートリッジが既存の磁気テープのものよりもコンパクトに設計されており、8つのヘッドを使用してデータの読み書きをおこなうことにより、データへのアクセス速度の高速化を実現している。
Certance, Hewlett-Packard and IBM, "Ultrium Format: Datasheet", [online], [平成16年6月8日検索],インターネット<URL: http://www.lto-technology.com/newsite/html/format_datasheet.html>
しかしながら、上述した従来技術では、磁気テープの先頭から順にデータを書き込んでいく順次アクセスによりデータが磁気テープに書き込まれるため、以前磁気テープに書き込まれたデータが不要になった場合に、不要なデータが記憶された記憶領域が無駄になるという問題があった。
不要なデータが記憶された記憶領域がしだいに増加すると、新たにデータを記憶する記憶可能領域が小さくなり、磁気テープのデータの記憶効率が悪くなってしまう。そこで、磁気テープの記憶効率を高める技術の開発が重要な課題となってきている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、順次アクセスによりデータを記憶する磁気テープなどにおいてデータの記憶効率を高めることができるデータ記憶装置、データ記憶方法およびデータ記憶プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するデータ記憶装置であって、前記順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するとともに、記憶されたデータの記憶履歴に係る情報を記憶するデータ記憶手段と、前記データ記憶手段により記憶されたデータの記憶履歴に係る情報に基づいて、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータのうち特定のデータを検出し、検出されたデータまたは検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶するデータ再記憶手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記データ記憶手段は、他の装置から受信したデータをランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶し、さらに前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶したデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記特定のデータは、前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータが更新され、更新されたデータが順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶された場合の更新前のデータであり、前記データ再記憶手段は、検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記データ記憶手段は、前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータが更新され、更新後のデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶した場合に、更新後のデータの記憶履歴に係る情報を記憶するとともに、更新前のデータの記憶履歴に係る情報を削除することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記データ再記憶手段により記憶されたデータを読み出して、読み出したデータを前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶するデータ読出手段をさらに備え、前記データ再記憶手段は、前記データ記憶手段が実行するデータの記憶処理、または、前記データ読出手段が実行するデータの読み出し処理に係る負荷が一定量以下である場合に前記特定のデータを検出することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体は、ハードディスクであり、前記順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体は、磁気テープであることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記特定のデータは、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に前記データ記憶手段により所定の時点以前に記憶されたデータであり、前記データ再記憶手段は、検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記データ再記憶手段は、前記特定のデータのデータ量が所定の量を越えた場合に、検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記データ再記憶手段は、あらかじめ設定されたスケジュールに基づいて前記特定のデータを検出することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記データ再記憶手段は、前記特定のデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶する処理の実行要求をユーザから受け付けた場合に該特定のデータを検出することを特徴とする。
また、本発明は、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するデータ記憶方法であって、前記順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するとともに、記憶されたデータの記憶履歴に係る情報を記憶するデータ記憶工程と、前記データ記憶工程により記憶されたデータの記憶履歴に係る情報に基づいて、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータのうち特定のデータを検出し、検出されたデータまたは検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶するデータ再記憶工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記データ記憶工程は、他の装置から受信したデータをランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶し、さらに前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶したデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することを特徴とする。
また、本発明は、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するデータ記憶方法をコンピュータに実行させるデータ記憶プログラムであって、前記順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するとともに、記憶されたデータの記憶履歴に係る情報を記憶するデータ記憶工程と、前記データ記憶工程により記憶されたデータの記憶履歴に係る情報に基づいて、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータのうち特定のデータを検出し、検出されたデータまたは検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶するデータ再記憶工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記データ記憶工程は、他の装置から受信したデータをランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶し、さらに前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶したデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することを特徴とする。
また、本発明は、第1の記憶媒体と、第2の記憶媒体と、少なくとも前記第1の記憶媒体に記録された情報の記憶履歴情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された記憶情報履歴に基づいて、第1の記憶媒体に記憶された情報のうち、特定の情報のみを前記第2の記憶媒体に記憶させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、第1の記憶媒体に記憶されたデータを第2の記憶媒体に記憶させるデータ記憶方法であって、第1の記憶媒体に記憶されたデータ中から無効なデータを検出する工程と、前記検出された無効なデータ以外のデータを第2の記憶媒体に記憶させる工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、第1の記憶媒体に記憶されたデータの中から、特定のデータを検出する検出手段と、前記検出手段により検出されたデータと検出されなかったデータとのうち、一方を第2の記憶媒体に記憶させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記検出手段は、前記第1の記憶媒体に記憶されたデータの中から無効データを検出し、前記制御手段は、前記検出手段により検出された無効データ以外のデータを前記第2の記憶手段に記憶させることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記検出手段は、前記第1の記憶媒体に記憶されたデータの中から有効データを検出することを特徴とする。
また、本発明は、第1の入出力手段と、第2の入出力手段と、前記第1の入力手段から入力されたデータのうち、特定のデータを検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果に基づき、前記特定データあるいは前記特定データを除いたデータを前記第2の入出力手段に出力する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するとともに、記憶されたデータの記憶履歴に係る情報を記憶し、記憶されたデータの記憶履歴に係る情報に基づいて、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータのうち特定のデータを検出し、検出されたデータまたは検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することとしたので、順次アクセスによりデータを記憶する磁気テープなどにおいて、不要なデータを除いてデータを記憶することにより、データの記憶効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、他の装置から受信したデータをランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶し、さらにランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶したデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することとしたので、ランダムアクセスにより高速にデータにアクセスできる記憶媒体と、順次アクセスによりデータを記憶する記憶容量が大きい記憶媒体とを組み合わせた階層型記憶装置において、高速にデータにアクセスできる記憶媒体から記憶容量が大きい記憶媒体にデータをバックアップする場合に、記憶容量が大きい記憶媒体のデータの記憶効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、特定のデータは、ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータが更新され、更新後のデータが順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶した場合の更新前のデータであり、特定のデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することとしたので、不要となった更新前のデータを削除することにより、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体のデータの記憶効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータが更新され、更新後のデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶した場合に、更新後のデータの記憶履歴に係る情報を記憶するとともに、更新前のデータの記憶履歴に係る情報を削除することとしたので、必要なデータの情報のみを記憶履歴に係る情報として登録することにより、不要なデータを除いて必要なデータのみを記憶する処理を効率的におこなうことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータを読み出して、読み出したデータをランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶し、データの記憶処理、または、データの読み出し処理に係る負荷が一定量以下である場合に特定のデータを検出することとしたので、データを読み書きする処理の効率を低下させることを回避することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体は、ハードディスクであり、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体は、磁気テープであることとしたので、ハードディスクと磁気テープとを組み合わせた階層型記憶装置において、高速にデータにアクセスできるハードディスクから記憶容量が大きい磁気テープにデータをバックアップする場合に、記憶容量が大きい磁気テープのデータの記憶効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、特定のデータは、データ記憶手段により順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に所定の時点以前に記憶されたデータであり、特定のデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することとしたので、不要となった古いデータを削除することにより、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体のデータの記憶効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、特定のデータのデータ量が所定の量を越えた場合に、検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することとしたので、不要なデータのデータ量が増えた場合に不要なデータを自動的に削除し、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体のデータの記憶効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、あらかじめ設定されたスケジュールに基づいて前記特定のデータを検出することとしたので、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体のデータの記憶効率を計画的に改善することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、特定のデータまたは特定のデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶する処理の実行要求をユーザから受け付けた場合に、特定のデータを検出することとしたので、ユーザにより指示されたタイミングで順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体のデータの記憶効率を改善することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、少なくとも第1の記憶媒体に記録された情報の記憶履歴情報を記憶し、記憶された記憶情報履歴に基づいて、第1の記憶媒体に記憶された情報のうち、特定の情報のみを第2の記憶媒体に記憶させることとしたので、第1の記憶媒体に記憶された不要なデータを除いて、第2の記憶媒体にデータを記憶することにより、データの記憶効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、第1の記憶媒体に記憶されたデータ中から無効なデータを検出し、検出された無効なデータ以外のデータを第2の記憶媒体に記憶させることとしたので、第1の記憶媒体に記憶された無効なデータを除いて、第2の記憶媒体にデータを記憶することにより、データの記憶効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、第1の記憶媒体に記憶されたデータの中から、特定のデータを検出し、検出されたデータと検出されなかったデータとのうち、一方を第2の記憶媒体に記憶させることとしたので、第1の記憶媒体に記憶された特定のデータ、あるいは、特定のデータ以外のデータを第2の記憶媒体に記憶することにより、データの記憶効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、第1の記憶媒体に記憶されたデータの中から無効データを検出し、検出された無効データ以外のデータを第2の記憶手段に記憶させることとしたので、第1の記憶媒体に記憶された無効なデータを除外して、第2の記憶媒体にデータを記憶することにより、データの記憶効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、第1の記憶媒体に記憶されたデータの中から有効データを検出することとしたので、第1の記憶媒体に記憶された有効なデータ、あるいは、有効なデータ以外のデータを第2の記憶媒体に記憶することにより、データの記憶効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、第1の入力手段から入力されたデータのうち、特定のデータを検出し、その検出結果に基づき、特定データあるいは特定データを除いたデータを第2の入出力手段に出力することとしたので、第1の記憶媒体から読み出されて入力された特定のデータ、あるいは、特定のデータ以外のデータを第2の記憶媒体に記憶するために出力することにより、データの記憶効率を高めることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るデータ記憶制御装置、データ記憶制御方法およびデータ記憶制御方法をコンピュータに実行させるデータ記憶制御プログラムの好適な実施例を詳細に説明する。
まず、本発明に係るデータ記憶制御処理の概念について説明する。図1は、本発明に係るデータ記憶装置20のデータバックアップ処理を説明する図であり、図2は、本発明に係るデータ記憶処理の概念を説明する図である。
図1に示すように、データ管理サーバ装置10は、データ記憶装置20にアクセスし、データをブロック単位で読み書き(read,write)する。データ管理サーバ装置10は、文書や画像、あるいは、研究の実験データなどを管理するサーバ装置である。データ記憶装置20は、データ管理サーバ装置10からデータの読み書き要求を受け付けて、データの読み込みおよび書き込み処理をおこなう。
このデータ記憶装置20は、ハードディスク装置を一次ストレージ30として用い、磁気テープ記憶装置を二次ストレージ40として用いている。一次ストレージ30は、複数のハードディスク装置をまとめて1台のハードディスク装置として管理するRAID(Redundant Arrays of Independent Disks)技術を採用している。
そして、各ハードディスク装置は、それぞれ仮想論理ユニット(Virtual Logical Unit,VLU)としてボリューム管理がなされる。さらに、各仮想論理ユニットは、二次ストレージ40にデータを読み書きする単位であるブロック(Migration/Recall Block,MRB)に分割されている。通常、このMRBの大きさは、数十メガバイトから数百メガバイトである。
この一次ストレージ30は、データ管理サーバ装置10により書き込み要求を受け付けたデータを、ランダムアクセスにより記憶する(write)。そして、一次ストレージ30に記憶されたデータは、所定のタイミングで二次ストレージ40の磁気テープに順次アクセスによりバックアップされる(Migration,Mig.)。
また、二次ストレージ40にバックアップされたデータのうち、データ管理サーバ装置10により参照されるデータが、必要に応じて一次ストレージ30に読み込まれ(Recall)、さらに、そのデータがデータ管理サーバ装置10により読み出される(read)。
一次ストレージ30は、二次ストレージ40よりもデータのアクセス速度が速く、二次ストレージ40は、一次ストレージ30に比べて記憶容量が大きいという特徴がある。そのため、上述したように一次ストレージ30と二次ストレージ40とを組み合わせることにより、それぞれの利点を生かした記憶装置を構成することができる。
なお、一次ストレージ30と二次ストレージ40との間のデータの読み書き処理の制御は、後述するデータ記憶管理サーバによりおこなわれ、データ管理サーバ装置10は、一次ストレージ30との間でのみデータの読み書きをおこなう。このため、データ管理サーバ装置10は、一次ストレージ30を見かけ上大容量の記憶装置として使用することができる。
図2に示すように、このデータ記憶処理では、磁気テープ50に記憶されたデータのうち無効なデータを検出し、無効なデータ以外のデータを新たな磁気テープ60に記憶する。ここで、無効なデータとは、一次ストレージ30に記憶されていたデータが更新され、そのデータが二次ストレージ40に記憶された場合の更新前のデータのことである。
このように、無効なデータを削除して必要なデータのみを記憶することにより、無駄に使用されている記憶領域を削減し、データの記憶効率を高めることができるようになる。以下では、無効なデータを集めて消去することにより、記憶可能な領域を増やす処理を「ガーベジコレクション」と呼ぶこととする。
つぎに、実施例1に係るデータ記憶装置の機能的構成について説明する。図3は、実施例1に係るデータ記憶装置20の機能的構成を示す図である。図3に示すように、データ記憶装置20は、データ管理サーバ装置10a〜10cとネットワークを介して接続されている。ここで、データ管理サーバ装置10a〜10cは、図1で説明したデータ管理サーバ装置10に該当するものである。
そして、データ記憶装置20は、一次ストレージ30、データ記憶管理サーバ70a,70b、および、二次ストレージ40a〜40cが接続された構成となっている。一次ストレージ30は、図1で説明したハードディスク装置に該当し、二次ストレージ40a〜40bは、図1で説明した二次ストレージ40である磁気テープ記憶装置に該当するものである。
データ記憶管理サーバ70a,70bは、一次ストレージ30に記憶されたデータを二次ストレージ40a〜40cの磁気テープにバックアップし、また必要に応じて、二次ストレージ40a〜40cの磁気テープにバックアップされたデータを一次ストレージ30に復帰させる。
また、データ記憶管理サーバ70a,70bは、二次ストレージ40a〜40cの磁気テープに記憶されたデータのうち無効なデータを検出し、無効なデータ以外のデータを新たな磁気テープ50に記憶する処理をおこなう。ここで、図3では、データ記憶管理サーバ70a、70bは2台あるが、これは故障などに備えて冗長化をおこなっているためである。
このデータ記憶管理サーバ70a,70bは、データ送受信部700、バックアップ処理部701、設定管理部702、記憶部703、有効データ記憶部704および制御部705を有する。なお、データ記憶管理サーバ70bは、データ記憶管理サーバ70aと同様の構成であるので、図3では上記各機能部の図示を省略している。
データ送受信部700は、一次ストレージ30および二次ストレージ40a〜40cとの間でデータの授受をおこなう。バックアップ処理部701は、一次ストレージ30に記憶されたデータを二次ストレージ40a〜40cの磁気テープに順次アクセスによりバックアップする処理をおこなう。また、バックアップ処理部701は、二次ストレージ40a〜40cの磁気テープに記憶されたデータを、一次ストレージ30に読み込む処理をおこなう。
一次ストレージ30に記憶されたデータをバックアップする際には、バックアップ処理部701は、二次ストレージ40a〜40cの磁気テープにデータを記憶した記憶履歴の情報を記憶部703に記憶する。
設定管理部702は、バックアップやガーベジコレクションをおこなう日時などの設定に係る情報を受け付けて、その情報を記憶部703に設定データ703aとして記憶する。この設定は、データ管理サーバ装置10a〜10cからおこなうことができ、一次ストレージ30は、データ管理サーバ装置10a〜10cから送信された設定に係る情報を設定管理部702に送信する。
記憶部703は、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。この記憶部703は、設定データ703aおよび記憶履歴データ703bを記憶している。設定データ703aは、バックアップやガーベジコレクションをおこなう日時などの設定に係るデータである。
記憶履歴データ703bは、一次ストレージ30に記憶されたデータを二次ストレージ40a〜40cの磁気テープにバックアップした処理の履歴に係るデータである。図4は、記憶履歴データ703bの一例を示す図である。
図4に示すように、この記憶履歴データ703bには、ボリューム番号、MRB番号、磁気テープIDおよび記憶日時のデータが記憶されている。ボリューム番号は、一次ストレージ30の各仮想論理ユニットに割り当てられた番号であり、バックアップされたデータが記憶されていた仮想論理ユニットを示すデータである。
MRB番号は、仮想論理ユニットにおける各MRBに割り当てられた番号であり、バックアップされたデータが記憶されていたMRBを示すデータである。磁気テープIDは、データがバックアップされた磁気テープに割り当てられた識別番号である。記憶日時は、データが磁気テープにバックアップされた日時のデータである。
ここで、この記憶履歴データ703bには、データが記憶された磁気テープ上の位置情報、すなわち、データが記憶された磁気テープのブロック(MRB)の情報が含まれていないが、データが磁気テープの先頭のブロックから順に記憶されるたびに、データの記憶履歴の情報が記憶履歴データ703bに追加されるため、データが記憶されているブロックは、データの記憶履歴の数から特定される。
図3の説明に戻ると、有効データ記憶部704は、磁気テープのガーベジコレクションの実行要求を受け付けた場合に、磁気テープに記憶された無効なデータを検出し、検出した無効なデータ以外のデータを有効なデータとして、新たな磁気テープに記憶するよう二次ストレージ40a〜40cを制御する処理をおこなう。
具体的には、有効データ記憶部704は、記憶履歴データ703bを参照し、同一のボリューム番号、MRB番号および磁気テープIDを有する記憶履歴のデータを検索する。そして、有効データ記憶部704は、検索された記憶履歴のデータのうち、記憶日時が現時点に最も近いもの以外を抽出し、抽出された記憶履歴のデータに対応するデータを無効なデータとして検出して、無効なデータ以外のデータを新たな磁気テープに記憶する。
制御部705は、データ記憶管理サーバ70aを全体制御する制御部であり、各機能部間のデータの授受などを司る。
つぎに、実施例1に係るガーベジコレクション処理の処理手順について説明する。図5は、実施例1に係るガーベジコレクション処理の処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、データ記憶管理サーバ70a,70bの有効データ記憶部704は、ガーベジコレクションの実行条件の情報を取得する(ステップS101)。具体的には、有効データ記憶部704は、設定データ703aを記憶部703から読み込んで、ガーベジコレクションをおこなう日時の設定情報などを取得する。
そして、有効データ記憶部704は、ガーベジコレクションの実行条件が満足されているか否か、具体的には、ガーベジコレクションをおこなう日時に達したか否かを調べ(ステップS102)、実行条件が満足されていない場合は(ステップS102,No)、所定の時間待機し(ステップS109)、ステップS101に移行して、再度ガーベジコレクションの実行条件の情報を取得する。
ガーベジコレクションの実行条件が満足されている場合には(ステップS102,Yes)、有効データ記憶部704は、記憶部703から記憶履歴データ703bを読み込み(ステップS103)、二次ストレージ40a〜40cの磁気テープに記憶されたデータのうち無効なデータを検出する処理をおこなう(ステップS104)。
続いて、有効データ記憶部704は、検出した無効なデータ以外のデータを新たな磁気テープに書き込むよう二次ストレージ40a〜40cを制御し(ステップS105)、新たな磁気テープに書き込まれたデータの記憶履歴データを作成する(ステップS106)。
そして、有効データ記憶部704は、データを書き込んだ新たな磁気テープを、一次ストレージ30のデータを書き込むボリューム割当テープとして設定し(ステップS107)、古い磁気テープのデータの記憶履歴データを削除する(ステップS108)。
その後、有効データ記憶部704は、所定の時間待機し(ステップS109)、ステップS101に移行して、再度ガーベジコレクションの実行条件の情報を取得し、それ以後の処理を継続する。
なお、上述したガーベジコレクション処理では、あらかじめ定められたスケジュールに基づいてガーベジコレクションを実行することとしたが、これに限定されず、ガーベジコレクションの実行条件は、それ以外のものであってもよい。
たとえば、データ管理サーバ装置10a〜10cの管理者、あるいは、データ記憶装置20の管理者などからガーベジコレクションの実行要求をデータ記憶管理サーバ70a,70bが受け付けた場合に、ガーベジコレクションを実行することとしてもよい。
ここで、データ管理サーバ装置10a〜10cからガーベジコレクションの実行要求を受け付ける場合には、一次ストレージ30は、データ管理サーバ装置10a〜10cから送信されたガーベジコレクションの実行要求をデータ記憶管理サーバ70a,70bに送信するよう構成される。
また、磁気テープに記憶された無効なデータの量が規定量よりも大きくなった場合に、ガーベジコレクションを実行することとしてもよい。この場合、データ記憶管理サーバ70a,70bの有効データ記憶部704は、定期的に磁気テープに記憶されたデータのうち、無効なデータの量を記憶履歴データ703bに基づいて算出し、無効なデータの量が規定量よりも大きいか否かを判定する処理をおこなう。
また、データ記憶管理サーバ70a,70bのバックアップ処理部701が一次ストレージ30から二次ストレージ40a〜40cにデータを書き込む処理、または、二次ストレージ40a〜40cから一次ストレージ30にデータを読み出す処理の負荷が一定以下である場合にガーベジコレクションを実行することとしてもよい。
具体的には、有効データ記憶部704は、データの読み書き処理の負荷をデータ記憶管理サーバ70a,70bのCPU(Central Processing Unit)の使用率や、データの送受信量などから判定する。
また、上述した複数の条件を組み合わせて、ガーベジコレクションを実行するか否かを判定することとしてもよい。
さらに、上述したガーベジコレクション処理では、一次ストレージ30においてデータが更新された場合の更新前のデータを無効なデータとしたが、これに限定されず、データ管理サーバ装置10a〜10cの管理者、あるいは、データ記憶装置20の管理者などから指定された日時以前に二次ストレージ40a〜40cの磁気テープに記憶されたデータを無効なデータとし、新たな磁気テープに無効なデータ以外のデータを記憶することとしてもよい。
以上説明してきたように、本実施例1では、バックアップ処理部701が、二次ストレージ40a〜40cの磁気テープにデータを記憶するとともに、記憶されたデータの記憶履歴に係る情報を記憶し、有効データ記憶部704が、記憶されたデータの記憶履歴に係る情報に基づいて、磁気テープに記憶されたデータのうち無効なデータを検出し、無効なデータを除いたデータを新たな磁気テープに記憶することとしたので、無効なデータを除いてデータを記憶することにより、データの記憶効率を高めることができる。
また、本実施例1では、バックアップ処理部701が、他の装置から受信したデータを一次ストレージ30に記憶し、さらに一次ストレージ30に記憶したデータを二次ストレージ40a〜40cの磁気テープに記憶することとしたので、ランダムアクセスにより高速にデータにアクセスできる一次ストレージ30と、順次アクセスによりデータを記憶する記憶容量が大きい二次ストレージ40a〜40cの磁気テープとを組み合わせた階層型記憶装置において、一次ストレージ30から二次ストレージ40a〜40cにデータをバックアップする場合に、二次ストレージ40a〜40cのデータの記憶効率を高めることができる。
また、本実施例1では、有効データ記憶部704が、一次ストレージ30においてデータが更新され、そのデータが二次ストレージ40a〜40cの磁気テープに書き込まれた場合に、二次ストレージ40a〜40cの同一の磁気テープに書き込まれた更新前のデータを無効なデータとして検出し、無効なデータ以外のデータを新たな磁気テープに記憶することとしたので、不要となった更新前のデータを削除することにより、磁気テープのデータの記憶効率を高めることができる。
また、本実施例1では、有効データ記憶部704が、二次ストレージ40a〜40cの磁気テープにデータを書き込む処理、または、磁気テープからデータを読み出す処理に係る負荷が一定量以下である場合に、無効なデータを検出することとしたので、データを読み書きする処理の効率を低下させることを回避することができる。
また、実施例1では、ランダムアクセスによりデータを記憶するハードディスクと、順次アクセスによりデータを記憶する磁気テープとを組み合わせた階層記憶装置において、無効なデータ以外のデータを新たな磁気テープに記憶することとしたので、高速にデータにアクセスできるハードディスクから記憶容量が大きい磁気テープにデータをバックアップする場合に、記憶容量が大きい磁気テープのデータの記憶効率を高めることができる。
また、本実施例1では、有効データ記憶部704が、二次ストレージ40a〜40cにおいて所定の時点以前に記憶されたデータを無効なデータとして検出し、検出した無効なデータ以外のデータを新たな磁気テープに記憶することとしたので、不要となった古いデータを削除することにより、磁気テープのデータの記憶効率を高めることができる。
また、本実施例1では、有効データ記憶部704が、無効なデータのデータ量が所定の量を越えた場合に、検出した無効なデータ以外のデータを新たな磁気テープに記憶することとしたので、無効なデータのデータ量が増えた場合に無効なデータを自動的に削除し、磁気テープのデータの記憶効率を高めることができる。
また、本実施例1では、有効データ記憶部704が、あらかじめ記憶されたスケジュールに基づいて、無効なデータを検出することとしたので、磁気テープのデータの記憶効率を計画的に改善することができる。
また、本実施例1では、有効データ記憶部704が、無効なデータを除いたデータを磁気テープに記憶する処理の実行要求をユーザから受け付けた場合に、無効なデータを検出することとしたので、ユーザにより指示されたタイミングで磁気テープのデータの記憶効率を改善することができる。
ところで、実施例1では、一次ストレージ30に記憶されたデータを二次ストレージ40a〜40cの磁気テープに記憶するごとに、記憶日時などの履歴情報を記憶履歴データ703bに新たに追加していくこととしたが、一次ストレージ30に記憶されたデータが更新された場合に、更新前の無効なデータに対応する記憶履歴データ703bの情報を削除して、更新後の有効なデータに対応する情報のみを記憶履歴データ703bに記憶し、ガーベジコレクションを効率的におこなえるようにしてもよい。
そこで、実施例2では、一次ストレージ30に記憶されたデータが更新され、二次ストレージ40a〜40cの磁気テープにバックアップされた際、更新前のデータに対応する履歴情報を記憶履歴データ703bから削除する場合について説明する。
図6は、実施例2に係る記憶履歴データ703cの一例を示す図である。図6に示すように、この記憶履歴データ703cは、ボリューム番号、MRB番号、磁気テープID、データ位置番号、記憶日時の情報を記憶している。
ボリューム番号、MRB番号、磁気テープIDおよび記憶日時の情報は、図4で説明したボリューム番号、MRB番号、磁気テープIDおよび記憶日時の情報と同様のものである。
データ位置番号は、磁気テープIDで識別される磁気テープにおいて、データを記憶した記憶位置を示す番号である。このデータ位置番号は、データを読み書きする単位であるブロック(MRB)に記憶領域が分割された磁気テープにおいて、先頭のブロックから各ブロックに順に割り当てられた番号である。
本実施例2においては、図3に示したデータ記憶管理サーバ70a,70bのバックアップ処理部701は、一次ストレージ30に記憶されたデータを二次ストレージ40a〜40cの磁気テープにバックアップするたびに、データの記憶履歴の情報を記憶履歴データ703cに追加する。
そして、バックアップ処理部701は、一次ストレージ30に記憶されたデータが更新され、更新されたデータを二次ストレージ40a〜40cの磁気テープにバックアップした場合には、更新前のデータ、すなわち無効となったデータの記憶履歴の情報を記憶履歴データ703cから削除し、更新後のデータの記憶履歴の情報を追加する。
上述してきたように、本実施例2では、バックアップ処理部701が、一次ストレージ30に記憶されたデータが更新され、更新後のデータを二次ストレージ40a〜40cの磁気テープに記憶した場合に、更新後のデータの記憶履歴を記憶履歴に係る情報として記憶履歴データ703cに記憶するとともに、更新前のデータの記憶履歴を記憶履歴データ703cから削除することとしたので、有効なデータの記憶履歴のみを記憶履歴データ703cに登録することにより、無効なデータを削除するガーベジコレクション処理を効率的におこなうことができる。
以上、実施例1および実施例2において、データ記憶処理をコンピュータ上で実現する場合について説明してきたが、データ記憶処理を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行することによりデータ記憶処理を実現してもよい。
第7図は、データ記憶処理を実現するコンピュータ100のハードウェア構成を示すブロック図である。第7図に示すように、このコンピュータ100は、上記プログラムを実行するCPU110と、データを入力する入力装置120と、各種データを記憶するROM130と、演算パラメータ等を記憶するRAM140と、データ記憶処理を実現するためのプログラムを記録した記録媒体200からプログラムを読み取る読取装置150と、ディスプレイ等の出力装置160と、ネットワーク300を介して他のコンピュータとの間でデータの授受をおこなうネットワークインターフェース170とが、バス180で接続された構成となっている。
CPU110は、読取装置150を経由して記録媒体200に記録されているプログラムを読み込んだ後、プログラムを実行することにより、データ記憶処理を実現する。なお、記録媒体200としては、光ディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、ハードディスク等が挙げられる。また、このプログラムは、ネットワーク300を介してコンピュータ100に導入することとしてもよい。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
たとえば、実施例1および2では、二次ストレージ40a〜40cが、磁気テープにデータを記憶する磁気テープ記憶装置であることとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に対してデータを記憶する装置であれば、光ディスク記憶装置などの他の装置に対しても本発明を適用することができる。
また、実施例1および実施例2では、無効なデータを記憶した磁気テープから無効なデータを削除して、有効なデータを新たな磁気テープに記憶することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、無効なデータを記憶していた磁気テープと同一の磁気テープに、それまで記憶していたデータを消去するなどした後、有効なデータのみを記憶することとしてもよい。
また、実施例1および実施例2では、一次ストレージ30が、ランダムアクセスによりデータを記憶するハードディスク装置、二次ストレージ40a〜40cが、順次アクセスにより磁気テープにデータを記憶する磁気テープ記憶装置であることとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、一次ストレージ30および二次ストレージ40a〜40cともにランダムアクセスによりデータを記憶する装置であってもよいし、順次アクセスによりデータを記憶する装置であってもよい。
また、実施例1および実施例2では、二次ストレージ40a〜40cに記憶された無効なデータを検出して、二次ストレージ40a〜40cの新たな磁気テープに無効なデータ以外のデータを記憶することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、二次ストレージ40a〜40cに記憶された有効なデータを検出して、検出した有効なデータを二次ストレージ40a〜40cの新たな磁気テープに記憶することとしてもよい。
また、実施例1および実施例2において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動でおこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示したように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(付記1)順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するデータ記憶装置であって、
前記順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するとともに、記憶されたデータの記憶履歴に係る情報を記憶するデータ記憶手段と、
前記データ記憶手段により記憶されたデータの記憶履歴に係る情報に基づいて、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータのうち特定のデータを検出し、検出されたデータまたは検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶するデータ再記憶手段と、
を備えたことを特徴とするデータ記憶装置。
(付記2)前記データ記憶手段は、他の装置から受信したデータをランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶し、さらに前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶したデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することを特徴とする付記1に記載のデータ記憶装置。
(付記3)前記特定のデータは、前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータが更新され、更新されたデータが順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶された場合の更新前のデータであり、前記データ再記憶手段は、検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することを特徴とする付記2に記載のデータ記憶装置。
(付記4)前記データ記憶手段は、前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータが更新され、更新後のデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶した場合に、更新後のデータの記憶履歴に係る情報を記憶するとともに、更新前のデータの記憶履歴に係る情報を削除することを特徴とする付記3に記載のデータ記憶装置。
(付記5)前記データ再記憶手段により記憶されたデータを読み出して、読み出したデータを前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶するデータ読出手段をさらに備え、前記データ再記憶手段は、前記データ記憶手段が実行するデータの記憶処理、または、前記データ読出手段が実行するデータの読み出し処理に係る負荷が一定量以下である場合に前記特定のデータを検出することを特徴とする付記2、3または4に記載のデータ記憶装置。
(付記6)前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体は、ハードディスクであり、前記順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体は、磁気テープであることを特徴とする付記2〜5のいずれか1つに記載のデータ記憶装置。
(付記7)前記特定のデータは、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に前記データ記憶手段により所定の時点以前に記憶されたデータであり、前記データ再記憶手段は、検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することを特徴とする付記1または2に記載のデータ記憶装置。
(付記8)前記データ再記憶手段は、前記特定のデータのデータ量が所定の量を越えた場合に、検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することを特徴とする付記1〜7のいずれか1つに記載のデータ記憶装置。
(付記9)前記データ再記憶手段は、あらかじめ設定されたスケジュールに基づいて前記特定のデータを検出することを特徴とする付記1〜8のいずれか1つに記載のデータ記憶装置。
(付記10)前記データ再記憶手段は、前記特定のデータまたは特定のデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶する処理の実行要求をユーザから受け付けた場合に該特定のデータを検出することを特徴とする付記1〜9のいずれか1つに記載のデータ記憶装置。
(付記11)順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するデータ記憶方法であって、
前記順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するとともに、記憶されたデータの記憶履歴に係る情報を記憶するデータ記憶工程と、
前記データ記憶工程により記憶されたデータの記憶履歴に係る情報に基づいて、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータのうち特定のデータを検出し、検出されたデータまたは検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶するデータ再記憶工程と、
を含んだことを特徴とするデータ記憶方法。
(付記12)前記データ記憶工程は、他の装置から受信したデータをランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶し、さらに前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶したデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することを特徴とする付記11に記載のデータ記憶方法。
(付記13)順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するデータ記憶方法をコンピュータに実行させるデータ記憶プログラムであって、
前記順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するとともに、記憶されたデータの記憶履歴に係る情報を記憶するデータ記憶工程と、
前記データ記憶工程により記憶されたデータの記憶履歴に係る情報に基づいて、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータのうち特定のデータを検出し、検出されたデータまたは検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶するデータ再記憶工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ記憶プログラム。
(付記14)前記データ記憶工程は、他の装置から受信したデータをランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶し、さらに前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶したデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することを特徴とする付記13に記載のデータ記憶プログラム。
(付記15)第1の記憶媒体と、
第2の記憶媒体と、
少なくとも前記第1の記憶媒体に記録された情報の記憶履歴情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された記憶情報履歴に基づいて、第1の記憶媒体に記憶された情報のうち、特定の情報のみを前記第2の記憶媒体に記憶させる制御手段と、
を備えたことを特徴とするデータ記憶装置。
(付記16)第1の記憶媒体に記憶されたデータを第2の記憶媒体に記憶させるデータ記憶方法であって、
第1の記憶媒体に記憶されたデータ中から無効なデータを検出する工程と、
前記検出された無効なデータ以外のデータを第2の記憶媒体に記憶させる工程と、
を含んだことを特徴とするデータ記憶方法。
(付記17)第1の記憶媒体に記憶されたデータの中から、特定のデータを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出されたデータと検出されなかったデータとのうち、一方を第2の記憶媒体に記憶させる制御手段と、
を備えたことを特徴とするデータ記憶装置。
(付記18)前記検出手段は、前記第1の記憶媒体に記憶されたデータの中から無効データを検出し、前記制御手段は、前記検出手段により検出された無効データ以外のデータを前記第2の記憶手段に記憶させることを特徴とする付記17に記載のデータ記憶装置。
(付記19)前記検出手段は、前記第1の記憶媒体に記憶されたデータの中から有効データを検出することを特徴とする付記17に記載のデータ記憶装置。
(付記20)第1の入出力手段と、
第2の入出力手段と、
前記第1の入力手段から入力されたデータのうち、特定のデータを検出する検出手段と、
前記検出手段による検出結果に基づき、前記特定データあるいは前記特定データを除いたデータを前記第2の入出力手段に出力する制御手段と、
を備えたことを特徴とするデータ入出力制御装置。
以上のように、本発明にかかるデータ記憶装置、データ記憶方法およびデータ記憶プログラムは、順次アクセスによりデータを記憶する磁気テープなどにおいて、データの記憶効率を高めることが必要なデータ記憶システムに有用である。
本発明に係るデータ記憶装置20のデータバックアップ処理を説明する図である。 本発明に係るデータ記憶処理の概念を説明する図である。 実施例1に係るデータ記憶装置20の機能的構成を示す図である。 記憶履歴データ703bの一例を示す図である。 実施例1に係るガーベジコレクション処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施例2に係る記憶履歴データ703cの一例を示す図である。 データ記憶処理を実現するコンピュータ100のハードウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
10,10a〜10c データ管理サーバ装置
20 データ記憶装置
30 一次ストレージ
40,40a〜40c 二次ストレージ
50 無効データ削除前の磁気テープ
60 無効データ削除後の磁気テープ
70a,70b データ記憶管理サーバ
700 データ送受信部
701 バックアップ処理部
702 設定管理部
703 記憶部
703a 設定データ
703b,703c 記憶履歴データ
704 有効データ記憶部
705 制御部

Claims (10)

  1. 順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するデータ記憶装置であって、
    前記順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するとともに、記憶されたデータの記憶履歴に係る情報を記憶するデータ記憶手段と、
    前記データ記憶手段により記憶されたデータの記憶履歴に係る情報に基づいて、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータのうち特定のデータを検出し、検出されたデータまたは検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶するデータ再記憶手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ記憶装置。
  2. 前記データ記憶手段は、他の装置から受信したデータをランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶し、さらに前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶したデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することを特徴とする請求項1に記載のデータ記憶装置。
  3. 前記特定のデータは、前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータが更新され、更新されたデータが順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶された場合の更新前のデータであり、前記データ再記憶手段は、検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することを特徴とする請求項2に記載のデータ記憶装置。
  4. 前記データ記憶手段は、前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータが更新され、更新後のデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶した場合に、更新後のデータの記憶履歴に係る情報を記憶するとともに、更新前のデータの記憶履歴に係る情報を削除することを特徴とする請求項3に記載のデータ記憶装置。
  5. 前記データ再記憶手段により記憶されたデータを読み出して、読み出したデータを前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶するデータ読出手段をさらに備え、前記データ再記憶手段は、前記データ記憶手段が実行するデータの記憶処理、または、前記データ読出手段が実行するデータの読み出し処理に係る負荷が一定量以下である場合に前記特定のデータを検出することを特徴とする請求項2、3または4に記載のデータ記憶装置。
  6. 前記ランダムアクセスによりデータを記憶する記憶媒体は、ハードディスクであり、前記順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体は、磁気テープであることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1つに記載のデータ記憶装置。
  7. 前記データ再記憶手段は、前記特定のデータのデータ量が所定の量を越えた場合に、検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のデータ記憶装置。
  8. 前記データ再記憶手段は、あらかじめ設定されたスケジュールに基づいて前記特定のデータを検出することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のデータ記憶装置。
  9. 順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するデータ記憶方法であって、
    前記順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するとともに、記憶されたデータの記憶履歴に係る情報を記憶するデータ記憶工程と、
    前記データ記憶工程により記憶されたデータの記憶履歴に係る情報に基づいて、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータのうち特定のデータを検出し、検出されたデータまたは検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶するデータ再記憶工程と、
    を含んだことを特徴とするデータ記憶方法。
  10. 順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するデータ記憶方法をコンピュータに実行させるデータ記憶プログラムであって、
    前記順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体にデータを記憶するとともに、記憶されたデータの記憶履歴に係る情報を記憶するデータ記憶工程と、
    前記データ記憶工程により記憶されたデータの記憶履歴に係る情報に基づいて、順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶されたデータのうち特定のデータを検出し、検出されたデータまたは検出されたデータを除いたデータを順次アクセスによりデータを記憶する記憶媒体に記憶するデータ再記憶工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ記憶プログラム。
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