JP4292331B2 - データ記録再生装置及びその方法 - Google Patents

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    • G06F3/0689Disk arrays, e.g. RAID, JBOD

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータなどの情報処理装置におけるファイルの記録、保存及び再生に関するデータ記録再生装置及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータなどの情報処理装置において、所定の目的を達成するため、大容量なデータを用いることがしばしばある。通常、これらのデータが、用途、種類などに応じて分類され、分類された各々のデータの集まりがデータファイルという形で管理される。データファイルはハードディスク、光磁気ディスク(MO)、磁気テープなどのデータ記憶媒体に記録され、コンピュータなどの情報処理装置において、必要なとき所望のデータファイルをデータ記憶媒体から読み出し、アプリケーションなどによって利用される。
【0003】
これまでに種々のデータ記録媒体及びそれぞれのデータ記録媒体を管理するシステムが提案され、実用化されている。例えば、出願人が提唱しているDTF(Digital Tape Format)規格のテープを用いたデータ記録システムがその一例である。このDTFテープのフォーマットでは、テープの先頭部(ヘッダ部)とテープに格納されているデータの最後部に、ファイルのサイズや位置情報などを記録することにより、高速なファイルアクセスを実現できる。
【0004】
DTF規格が適用しているシステムとして、PetaServe(ペタサーブ、出願人が提供しているソフトウェアの商品名、登録商標)がある。ペタサーブは、階層型ストレージマネージメント(HSM:Hierarchical Storage Management)ソフトウェアであり、ストレージ(記録)システムをそれぞれの記録媒体の特性やデータ記憶容量によって階層化し、ユーザから見た使い易さを向上させながら大規模な記憶システムを合理的に管理できるソフトウェアである。ペタサーブは、ハードディスク、光磁気ディスク(MO)、磁気テープなどのデータ記憶媒体のそれぞれの特性とデータの使用状況に応じて、ユーザの設定に基づき自動的に記憶システムを管理する。
【0005】
ペタサーブは、例えば、コンピュータのハードディスク上に存在するファイルをより経済的なリムーバブルメディア(DTFテープ、磁気テープなどの記憶媒体)に移動し、ハードディスクの見かけ上の記憶容量を大きく確保する。また、リムーバブルメディアに移動したファイルを利用する必要が生じた場合に、リムーバブルメディアに移動したファイルを再びコンピュータのハードディスクに復元する。ペタサーブでは、ハードディスク上のファイルをリムーバブルメディアにコピーし、ハードディスク上にある元のファイルを縮小することをマイグレーション(Migration)といい、マイグレーションされたファイルをハードディスク上に復元することをリロードという。
【0006】
図7は、マイグレーション及びリロードを示す概念図である。図7において、10は、CPU(中央処理装置)11、メモリ12及びハードディスク13を含むコンピュータ、20は、リムーバブルメディアからなる記録媒体をそれぞれ示している。30と40は、それぞれマイグレーション及びリロード処理時のデータの流れを示している。マイグレーション処理により、ハードディスク13にあるファイル14がリムーバブルメディア20にコピーされ、元のファイルにマイグレーションされたファイルに関する情報のみを残し、他の内容を切り捨てる。これによって、ハードディスク13に格納されているファイル14と同じ内容を有するファイル14aが記録媒体20に記録され、ハードディスク13においては、ファイル14を格納する領域を他のアプリケーションに開放できる。CPU11などにより、ファイル14の内容を利用したい場合、リロード処理により、記録媒体20からハードディスク13にファイル14aの内容をコピーし、ハードディスク13上のファイル14を元通りに復元するので、CPU11などは、復元したファイル14に対して通常のファイルアクセスを行うことができる。
【0007】
マイグレーション及びリロードは、ペタサーブにより自動的に行われるので、ユーザが特に意識する必要はなく、透過的な処理が実現できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したリロード処理においては、リムーバブルメディア20にマイグレーションされたファイル14aをコンピュータのハードディスク13に復元する場合、リムーバブルメディア20からファイル14aの内容を読み出し、コンピュータ10のハードディスク13にそれを書き込む。その後、CPU11により、ハードディスク13からファイル14の内容を読み出し、メモリ12に割り当てられた領域に格納する。このようにリロード処理にハードディスク13が介在するため、ハードディスク13の容量を圧迫するほか、CPU11から見たファイル14に対するアクセス速度は、ハードディスクの書き込み・読み出し速度により制限され、システムのパフォーマンスが低下してしまうという不利益が生じる。
【0009】
従って、本発明は、このような従来のシステムにおける問題点に鑑みてなされたものであり、マイグレーションされたファイルに対してアクセス要求が発生した場合、リムーバブルメディアなどの記憶媒体に記憶されているファイルから読み出したデータをハードディスクを経由せず、コンピュータなどのメモリに割り当てられた領域に直接書き込む(本発明の実施形態においては、これをDDA(Direct Device Access)処理と称している)ことにより、ハードディスクの容量を圧迫することなく、かつハードディスクのアクセス速度に依存せず、高速なファイルアクセルを実現できるデータ記録再生装置及びその方法を提供することを目的にとしている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のデータ記録再生装置は、メモリ、中央処理装置及び第1の記憶媒体を含み、上記第1の記憶媒体に、ファイル管理システムにより管理されるヘッダ領域、およびユーザデータを格納するユーザデータ領域を有するファイルを記録する情報処理装置と、当該情報処理装置の外部に設けられて、第2の記録媒体を有するサーバと、上記第1の記憶媒体に記憶されている上記ファイルを上記第2の記録媒体に転送するマイグレーション処理により、上記第2の記録媒体に、上記ユーザデータおよびビットファイルIDを有するビットファイルを記憶させ、上記第1の記憶媒体に、上記ファイルに換えて、ファイル管理システムにより管理されるヘッダ領域、および上記ビットファイルIDを格納するユーザデータ領域を有するスタブファイルを記録するマイグレーション処理手段と、ファイルオープンコマンドによりファイルをオープンするファイルオープン手段と、上記ファイルオープン手段によって上記ビットファイルIDが取得された場合に、上記サーバとの結合を確立する手段と、上記サーバとの結合状態において、上記ビットファイルIDを含む上記ビットファイルをオープンする手段と、上記オープンした上記ビットファイルから上記ユーザデータを読み出し、上記情報処理装置の上記メモリに格納する読み出し手段とを有する。
【0011】
また、本発明では、好適には、上記情報処理装置は、コンピュータであり、上記第1の記録媒体は、ハードディスクで、上記第2の記録媒体は、リムーバブルメディアである。
【0012】
また、本発明では、好適には、上記情報処理装置は、上記第1の記録媒体上に記録されている複数のファイルに対して、所定の基準に基づきマイグレーション処理の優先度を決定し、最も優先度の高いファイルからマイグレーション処理を自動的に行い、上記第1の記録媒体に記録されているファイルは、ファイル管理情報を記録する情報領域とデータを記録するデータ領域とを有し、上記マイグレーション処理により、上記データ領域の全てのデータが上記第2の記録媒体に転送され、上記第1の記録媒体に上記情報ファイルが生成される。
【0013】
さらに、本発明では、好適には、上記スタブファイルが生成されたあと、上記ファイルを格納する領域が開放される。また、上記読み出し手段は、アプリケーションのために割り当てられたメモリ領域に直接格納する。さらに、上記データ読み出し終了後、上記オープン手段によりオープンしたファイルをクローズするファイルクローズ手段を有する。また、上記スタブファイルは、上記マイグレーション処理前に上記第1記録媒体にある上記ファイルのサイズ情報、または上記ユーザデータ領域の先頭の1ブロックを含む。
【0014】
また、本発明のデータ記録再生方法は、メモリ、中央処理装置及び第1の記憶媒体を含む情報処理装置の上記第1の記憶媒体に記憶されて、ファイル管理システムにより管理されるヘッダ領域、およびユーザデータを格納するユーザデータ領域を有するファイルを当該情報処理装置の外部に設けられたサーバの第2の記録媒体に転送するマイグレーション処理により、上記第2の記録媒体に、上記ユーザデータおよびビットファイルIDを有するビットファイルを記憶させ、上記第1の記憶媒体に、上記ファイルに換えて、ファイル管理システムにより管理されるヘッダ領域、および上記ビットファイルIDを格納するユーザデータ領域を有するスタブファイルを記録させるマイグレーションステップと、ファイルオープンコマンドによりファイルをオープンするファイルオープンステップと、上記ファイルオープンステップによって上記ビットファイルIDが取得された場合に、上記サーバとの結合を確立するステップと、上記サーバとの結合状態において、上記ビットファイルIDを含む上記ビットファイルをオープンするステップと、上記オープンした上記ビットファイルから上記ユーザデータを読み出し、上記情報処理装置の上記メモリに格納する読み出しステップとを有する
【0015】
【発明の効果】
本発明では、ハードディスクの容量を圧迫することなく、かつハードディスクのアクセス速度に依存せず、高速なファイルアクセルを実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明のデータ記録再生装置の一実施形態を図1に示すブロック図を参照して説明する。本実施形態のデータ記録装置は、CPU11、メモリ12、ハードディスク13を含む情報処理装置、例えば、コンピュータ10と、コンピュータ10の外部に設けられているデータ記録媒体20を有する。データ記録媒体20は、例えば、DTFテープ、磁気テープなどのリムーバブルメディアによって構成されている。
【0017】
本実施形態のデータ記録再生装置において、CPU11は制御プログラムに基づいて動作し、メモリ12、ハードディスク13などの周辺装置を制御する。データ記憶装置は、それぞれの記憶媒体の特性とデータの使用状況、例えば、使用頻度、記憶後から利用されるまでの経過時間、転送・検索速度などに応じて、ユーザが設定したパラメータに基づき、ハードディスク13上のファイルを自動的に管理し、最大の記録及び運用効率を実現する。例えば、ハードディスク13に記録されている複数のファイルの内、使用頻度など所定の条件に基づいてマイグレーションの優先順位を決定する。そして、最も優先順位の高いファイル、例えば、使用頻度の最も低いファイルからマイグレーション処理を行う。ここで、例えば、図1に示すように、ハードディスク13用のファイル14をマイグレーションの対象ファイルとし、ファイル14をハードディスク13から外部記録媒体20に転送するマイグレーション処理を行う。
【0018】
本実施形態のデータ記憶再生装置におけるマイグレーション処理は、前述したペタサーブにおけるマイグレーション処理と同じである。まず、マイグレーションの対象となるファイル14の内容が、外部記録媒体20にコピーされる。これによって、外部記録媒体20にファイル14と同じ内容のファイル14aが生成される。そして、ハードディスク13には、ファイル14のアクセス情報などを記録するスタブファイルが生成される。当該スタブファイルは、ファイル14のアクセス情報、例えば、ビットファイルID、ファイルサイズなどを記録しており、実際の内容を保持していないので、そのサイズが元のファイル14に比べて遙に小さくなる。このため、ハードディスク13に元のファイル14の記憶領域が他のアプリケーションに開放され、ハードディスク13の使用可能容量が拡大される。
【0019】
図2A2Cは、ハードディスク13に記録されている元のファイル及びスタブファイルの概念をそれぞれ示している。
【0020】
図2Aに示すように、ハードディスク上に記録されているファイルは、iノード(i−node)からなるヘッダ領域とユーザデータを格納するユーザデータ領域により構成されている。iノードはバイト単位に形成され、ファイル管理システムにより管理され、ファイルに関する必要な情報を保持している。ユーザデータ領域においては、ユーザデータがブロック単位(例えば、512バイト単位)に分割されて、格納されている。
【0021】
図2Bに示すように、ビットファイル(bit file)は、マイグレーションされる元のファイルのユーザデータ領域とビットファイルIDにより構成されている。なお、ビットファイルIDは、マイグレーション時に作成されるシステム内で一意のIDである。ビットファイルIDにより、スタブファイルからビットファイルが結び付けられる。
【0022】
図2Cに示すように、スタブファイルは、iノード、ユーザデータ領域の先頭の1ブロック、ビットファイルID、マイグレーション前のファイルの論理サイズ(バイトと、ブロック単位両方)及びスタブファイルIDにより構成されている。スタブファイルのサイズは固定となり、例えば、1023バイトに設定されている。
【0023】
マイグレーションにより、ビットファイルが外部記憶媒体に形成され、ハードディスクにはスタブファイルのみが残されている。ユーザは、ハードディスク上に残されたスタブファイルを介して、マイグレーションされたファイルへのアクセスを透過的に検索、復元させることができる。即ち、マイグレーションされたファイルであってもユーザからは、ハードディスク上に元のファイルが存在するかのように見える。
【0024】
本実施形態のデータ記録再生装置は、MFS(Migrating File System)により、ファイルのマイグレーション及びDDA処理を制御する。なお、ここでいうMFSは、例えば、演算処理装置及び当該演算処理装置にロードされている制御プログラムにより構成されている。また、MFSの機能がインストールされているクライアントをMFSクライアントという。
【0025】
図3は、マイグレーション及びDDA処理の動作を示す図である。図3では、100はMFSクライアント、110はデータムーバ(dm)、120はビットファイルサーバ(bfsd)、130はストレージサーバ(stsd)、140はリムーバブルメディアサーバ(RMS:Removable Media Server)、150はリムーバブルメディア、160はストアデータベースをそれぞれ示している。図示のように、リムーバブルメディアサーバ140は、ボリュームサーバ142とライブラリサーバ144を含む。
【0026】
MFSクライアント100は、マイグレーションまたはDDA処理の要求を発生し、データムーバ110及びビットファイルサーバ120にそれぞれ出力する。また、MFSクライアント100は、データ移動するために使うTCPストリームソケットポート(データ入出力するためのインターフェース)番号をデータムーバ110及びビットファイルサーバ120にそれぞれ提供する。
【0027】
ビットファイルサーバ120は、MFSクライアント100からのマイグレーション及びDDA処理の要求を受けて、これに対しビットファイルIDを割り当てて、また、ストレージサーバ130及びリムーバブルメディアサーバ140にあるボリュームサーバ142を選択する。ビットファイルサーバ120は、リムーバブルメディア150に記憶されている全てのビットファイルの配置、情報(マイグレーションパスなど)をストアデータベースを通じて管理し、ストレージサーバ130に必要な指示を出力する。
【0028】
ストレージサーバ130は、指定されるビットファイルをどのようにストア(保存)するかを決定する。要求されているビットファイルに対するストアの処理のために、適切なボリュームセットを決定する。ここで、ボリュームとは、物理記録装置の1つの単位であり、例えば、テープ装置ならば、そのテープの一本であり、全ての面を同時にアクセスすることができない装置(例えば、光ディスク装置)ならばその一面である。ボリュームセットは、同じ種類のメディアの集合をいう。ストレージサーバ130は、ボリュームのマウントやディスクのマウントのための要求をリムーバブルメディアサーバ140に出力し、またデータムーバ110を起動する。
【0029】
データムーバ110は、MFSクライアント100によって提供されるSTCストリームソケットポートを使って、MFSクライアント100からリムーバブルメディア150まで(あるいはその逆)、実際にデータの移動を実行する。データの移動が要求されたボリュームがマウントされたとき、ストレージサーバ130がリムーバブルメディアサーバ140からマウント情報を受け、データムーバ110が起動される。
【0030】
リムーバブルメディアサーバ140は、リムーバブルメディア150にある全てのボリュームを管理し、適当なボリュームに対してマウント、アンマウントの要求を行う。また、リムーバブルメディアサーバ140は、クライアントへのボリュームの割り当てと開放、クライアントへのボリュームの予約と解除を行う。
ストアデータベース160は、ビットファイルサーバ120により管理されているデータベース(ファイル)である。ストアデータベース160に、ストアに存在する全てのビットファイルの情報が記録されている。これらのビットファイル情報は、マイグレーション、DDA処理が実行されるたびに更新される。
【0031】
以下、図3を参照しながら、本実施形態におけるマイグレーション及びDDA処理の流れを説明する。
【0032】
マイグレーションのとき、MFSクライアント100からハードディスク上の所定のファイルに対してマイグレーション処理を行う指示信号S100がビットファイルサーバ120に出力される。また、MFSクライアント100からデータ移動のために使用するTCPストリームソケットポート番号S101がデータムーバ110に出力される。
【0033】
ビットファイルサーバ120によって、ボリュームサーバ142とストレージサーバ130が選択される。さらに、MFSクライアント100からの提供された情報、特にストアされたファイルに割り当てられたマイグレーションパス、ファイルのサイズなどの情報を元に、使用するボリュームサーバ及びボリュームが決められる。そして、ビットファイルサーバ120によってストアデータベース160が更新される。ここで、ビットファイルサーバ120がストレージサーバ130により呼ばれたとき、新しいビットファイルにビットファイルIDを割り当て、ストアデータベース160のビットファイルテーブルに追加される。さらに、選択されたボリュームの使用状況がストアデータベース160に記録される。ビットファイルサーバ120により、MFSクライアント100にマイグレーションされるビットファイルのIDを示す信号S120が返される。
【0034】
次に、ストレージサーバ130から選択されたボリュームをマウントするためのマウント要求S130がリムーバブルメディアサーバ140にあるボリュームサーバ142に出力される。このため、ストレージサーバ130は、ボリュームサーバ142に接続される。
【0035】
選択されたボリュームがすでにマウントされた状態にあるとき、ボリュームサーバ142からストレージサーバ130にその状態を示す信号S140が出力される。ストレージサーバ130は、ボリュームサーバ142から選択ボリュームがマウントされている情報を受けると、データムーバ110に起動信号S132を出力する。さらに、ストレージサーバ130によって、クライアントのソケット番号、ビットファイルID、マウントポイントなどの情報がデータムーバ110に提供される。
【0036】
データムーバ110は、選択されたボリュームにファイルを生成し、MFSクライアント100に接続してデータを移動させる。MFSクライアント100は、ハードディスク上のファイルからデータを読み出してソケットポートに書き込み、データムーバ110は、ソケットポートからデータを読み出してボリュームに生成したファイルに書き込む。
【0037】
以上説明した動作により、MFSクライアント100のハードディスク上のファイルがマイグレーション処理され、選択されたボリュームにビットファイルが形成される。MFSクライアント100のハードディスクにスタブファイルが記録され、元のファイルのデータ領域が開放される。
【0038】
DDA処理は、マイグレーション処理の逆である。本実施形態のDDA処理においては、指定されたビットファイルの内容をMFSクライアント100のハードディスクを経由することなく、クライアントにアプリケーションのために割り当てられたメモリ領域に直接格納される。図4〜6は、DDA処理時のファイルオープン、データ読み出し及びファイルクローズのそれぞれの流れを示すフローチャートである。以下、これらのフローチャートを参照しながら、DDA処理について詳細に説明する。
【0039】
DDA処理は、あるアプリケーションによってスタブファイルに対してアクセス要求が出されたなどのときに実行される。例えば、スタブファイルに対して、512バイト以上のファイルのデータ部分を読むとき、ファイルに書き込みが起こるときまたはファイルのサイズに変化があるときDDA処理が実行される。この場合、スタブファイルへのアクセスを要求するアプリケーションによって、メモリ上に所定の領域が割り当てられ、アクセスするファイルから読み出されるデータが当該割り当て領域に格納される。
【0040】
図4は、ファイルオープンの手順を示すフローチャートである。MFSクライアント100において、アプリケーションなどからのファイルオープンコマンドdda_open(path,oflag,mode)に応じてファイルオープンが始まる。この処理により、ファイルオープンコマンドに従って、“path”で指定したパス名を持つファイルのビットファイル記述子がオープンフラグ“oflag”に従ってオープンされる。なお、図4において、“mode”はオープンされるファイルのモードを示している。
【0041】
まず、ステップS1に示すように、“path”のファイル情報が取得され、そのファイルは指定されたマイグレーティングシステム上に存在しないファイルの場合に、エラーコードがセットされ、“−1”の値を返してファイルオープン処理が終了する(ステップS12)。
【0042】
次いで、ステップS2に示すように、“path”により指定されたファイルは、指定されたマイグレーティングシステム上に存在すると確認された場合、マイグレーティングシステム上のファイルの状態が取得され、そのファイルがスタブファイルかシャドウドファイルかの確認が行われる。MFS上のファイルの状態が取得できない場合に、エラーコードがセットされ、“−1”の値を返して処理が終了する。なお、ここで、シャドウドファイルとは、MFSクライアントにおいてハードディスクにファイルが存在し、かつ所定のボリューム上にマイグレーションされた同じ内容のファイルが存在するような状態のファイルである。
【0043】
そして、ステップS3に示すように、“path”により指定されたファイルがオープンされる。ここで、指定されたファイルをオープンできない場合に、エラーコードがセットし、“−1”の値を返して処理が終了する。
【0044】
次に、ステップS4に示すように、ビットファイル情報が取得され、そのメディアファミリーがDTFフォーマットの磁気テープであるかの確認が行われる。メディアファミリーがDTFフォーマットの磁気テープでない場合は、エラーコードがセットされ、“−1”の値を返して処理が終了する。
【0045】
次いで、ステップS5に示すように、ボリュームサーバーとの結合が確立され、この結合に結び付けられたビットファイルの記述子が返される。ここで、ボリュームサーバーとの結合ができない場合には、エラーコードがセットされ、“−1”の値を返して処理が終了する。
【0046】
ステップS6は、その前のステップS5によって返されたビットファイル記述子に結び付けられるボリュームサーバーから特定のボリュームと空きドライバーの予約が行われる。空きドライバーの予約に失敗した場合は、エラーコードがセットされ、“−1”を返して処理が終了する。
【0047】
次いで、ステップS7においては、予約されたボリューム、ここではDTFフォーマットの磁気テープが予約されたドライバーにマウントされる。マウントに失敗した場合に、エラーコードがセットされ、“−1”を返して処理が終了する。
【0048】
ステップS7においてテープのマウントに成功したあと、ステップS8に示すように、ドライバーにマウントされたボリュームがビットファイル記述子に対応するリードポジションまでロケート(配置)される。なお、ここで、リードポジションへのロケートが失敗した場合に、エラーコードがセットされ、“−1”を返して処理が終了する。
【0049】
そして、ステップS9に示すように、ビットファイル記述子に対応したリードポジションから、テープバッファへ規定のテープバッファサイズ分だけをリードする。リードに失敗した場合に、上述した各ステップと同様に、エラーコードがセットされ、“−1”を返して処理が終了する。テープバッファは、例えば、リムーバブルメディアサーバにより提供され、テープからの読み出しは、全てテープバッファを通して行われる。
【0050】
ステップS10において、テープバッファの先頭にあるヘッダ情報が取得される。ここで、ヘッダ情報を取得できない場合に、エラーコードがセットされ、“−1”を返して処理が終了する。
【0051】
最後に、上述した一連の処理がすべて正常に終了した場合、ステップS11に示すように、“path”により指定されたビットファイルをオープンしたファイル記述子(fd)が返され、処理が終了する。
【0052】
上述したステップS1〜S11までの処理によって、“path”で指定されたファイルのファイル記述子が確定される。その後、当該ファイル記述子に応じて、指定されたファイルからデータの読み出しが行われる。
【0053】
図5は、指定ファイルからデータの読み出しを行う場合の動作手順を示すフローチャートである。ファイルの読み出しは、上述したファイルオープンによって得られたビットファイル記述子“fd”に対応するビットファイルからnバイト分のデータを“buf”で指定されているバッファ(以下、これをユーザバッファと表記する)に読み取る。ただし、ここで、nバイトは最大1メガバイト(Mbyte)として、n=0の場合には“0”を返して結果は生じない。
【0054】
以下、図5を参照しつつ、ファイルの読み出しの動作について説明する。
【0055】
まず、ステップSR1に示すように、読み出しの指定サイズnバイトは、1メガバイト以下であるかの確認が行われる。その結果、指定サイズのnバイトは、1メガバイト以上の場合に、エラーコードがセットされ、“−1”を返して処理が終了する。
【0056】
次に、ステップSR2において、指定されたビットファイル記述子“fd”が上述したファイルオープンにより得られたビットファイル記述子であるか否かの確認が行われる。ビットファイル記述子“fd”がファイルオープンで得られたビットファイル記述子でない場合には、エラーコードがセットされ、“−1”を返して処理が終了する。
【0057】
次いで、ステップSR3に示すように、上述したファイルオープンで読み込んだテープバッファの先頭にあるヘッダ部分がスキップされ、実データの先頭にポインタが移動される。また、ユーザバッファにメモリコピーのサイズが確認される。ここで、メモリコピーのサイズは、テープバッファにリードされている実データがnバイトより大きい場合はnバイト、nバイトより小さい場合はその実データのサイズを設定し、次のステップSR4に処理を進める。
【0058】
ステップSR4において、ビットファイル記述子“fd”に対応するビットファイルがスパニングされているビットファイルであるかの確認が行われる。当該ビットファイルがスパニングされていない場合に、ステップSR10に進み、ユーザバッファにステップSR3で設定されたサイズ分だけがメモリコピーされ、ステップSR7に進む。なお、ここで、スパニングとは、2つのボリュームに分割して記録されているビットファイルのことをいう。
【0059】
ステップSR4において、ビットファイル記述子“fd”に対応するビットファイルがスパニングされていると確認されたとき、ステップSR5の処理に進み、ユーザバッファにステップSR3で設定されたサイズ分だけメモリコピーを行ったあと、必要であれば、次のボリュームを準備し、テープバッファにリードされる。ここで、この処理に失敗した場合に、エラーコードがセットされ、“−1”を返して処理が終了する。
【0060】
ステップSR5の処理が正常に実行された場合に、ステップSR6に進み、ユーザバッファに未コピーの残りデータがある場合は、そのバイト分だけテープバッファからユーザバッファにコピーされる。
【0061】
図5に示すように、ステップSR6またはステップSR10の何れかの処理が行われたあと、ステップSR7に示す処理が実行される。ステップSR7において、ビットファイルのヘッダなどを除いた実データサイズが、ユーザバッファへメモリコピーをした合計のサイズより小さい場合は、そのサイズが返され、処理が終了する(ステップSR11)。実データサイズが、ユーザバッファへのメモリコピーをした合計サイズより大きい場合は、ステップSR8に進む。
【0062】
ステップSR8において、データバッファに未コピーのデータがあるか否かの確認が行われ、データバッファに未コピーのデータがある場合に、即ち、データバッファに実データが残っている場合は、ユーザバッファに残りのデータのサイズ分だけメモリコピーが行われる。データバッファに未コピーのデータがない場合には、ステップSR9の処理に進む。
【0063】
ステップSR9において、ボリュームからテープバッファへのリードが行される。この処理に失敗した場合に、エラーコードがセットされ、“−1”を返して処理が終了する。逆に、テープバッファへのリードが成功した場合には、ステップSR4に戻り処理を繰り返す。
【0064】
上述した一連の処理がすべて成功した場合に、実際に読み取ったデータのバイト数を示す負でない整数が返される。このバイト数が、ビットファイル内に残されたバイト数がnバイトより少ない場合は少なくなり、ファイルの終わりであった場合に、“0”となる。即ち、データ読み出しの結果、“0”が返されたとき、ファイルにあるすべての実データが読み出されたことが示される。これに応じて、ビットファイルからのデータ読み出しが終了する。
【0065】
読み出し終了後、ファイルのクローズが行われる。図6は、ファイルクローズの手順を示している。以下、図6を参照しつつ、それについて説明する。
【0066】
ファイルクローズにおいて、“fd”により指定されたビットファイル記述子に対応するビットファイルがクローズされる。なお、ここで、“fd”は上述したファイルオープンによって得られたビットファイル記述子である。
【0067】
まず、ステップSC1に示すように、指定されたビットファイル記述子“fd”が上述したファイルオープンにより得られたビットファイル記述子であるか否かの確認が行われる。ビットファイル記述子“fd”がファイルオープンで得られたビットファイル記述子でない場合には、エラーコードがセットされ、“−1”を返して処理が終了する。また、ステップSC2,SC3の処理がスキップされ、ステップSC4の処理が実行される。
【0068】
一方、ビットファイル記述子“fd”がファイルオープンで得られたビットファイル記述子である場合に、次のステップSC2に進む。
【0069】
ステップSC2において、ファイルオープンで予約した特定のボリュームと空きドライバーが解除される。これによって、予約されたボリュームおよびドライバーが開放され、他の処理によって利用可能となる。ここで、予約したボリュームおよび空きドライバーの解除に失敗した場合に、エラーコードがセットされ、“−1”を返して処理が終了する。
【0070】
ステップSC2の処理が正常に行われたあと、ステップSC3が実行される。この処理によりファイルオープンで結合したボリュームサーバーが解除される。ここで、この解除に失敗した場合は、エラーコードがセットされ、“−1”を返して処理が終了する。
【0071】
ステップSC3においてボリュームの解除が成功した場合に、ステップSC4に進み、ファイルオープンで指定された“path”がクローズされる。“path”のクローズに失敗した場合に、エラーコードがセットされ、“−1”を返して処理が終了する。
【0072】
ステップSC4における“path”のクローズが正常に実行された場合に、次のステップSC5において、デバイス(予約したドライバー)がクローズされる。ここで、上述した各ステップの処理と同様に、クローズに失敗した場合は、エラーコードがセットされ、“−1”を返して処理が終了する。
【0073】
上述した一連の処理が正常に終了した場合に、“0”を返して処理が終了し(ステップSC6)、正常終了でない場合には、“−1”が返されるので、アプリケーションにより、ファイルクローズからの戻り値によって、ファイルクローズが正常に終了したか否かを判断することができる。
【0074】
以上説明したように、本発明のデータ記録再生装置及びその方法によれば、マイグレーションされたファイルをDDA処理する場合、記録媒体、例えば、磁気テープ上に記録されているビットファイルの内容が読み出されたあと、ハードディスクを経由することなく、アプリケーションに割り当てられたメモリに直接書き込まれる。このため、ハードディスクの容量を圧迫することを回避でき、さらに、ハードディスクの書き込み速度に依存せず高速なファイルアクセスを実現可能である。
【0075】
本発明のデータ記録再生装置及びその方法は、コンピュータ、または複数のコンピュータからなるコンピュータネットワーク、特に大容量なデータを取り扱う大規模な情報処理システムに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】1は、本発明のデータ記録再生装置の一実施形態を示すブロックであり、当該データ記録再生装置の構成及びマイグレーション、DDA処理時のデータの流れを示す図である。
【図2】図2Aは、本実施形態における通常のファイルの構成を示す図であり、図2Bは、本実施形態におけるビットファイルの構成を示す図であり、図2Cは、本実施形態におけるスタブファイル(stub file)の構成を示す図である。
【図3】図3は、マイグレーション及びDDA処理の流れを示す図である。
【図4】図4は、DDA処理におけるファイルオープンの処理手順を示すフローチャートである。
【図5】図5は、DDA処理におけるデータ読み出しの処理手順を示すフローチャートである。
【図6】図6は、DDA処理におけるファイルクローズの処理手順を示すフローチャートである。
【図7】図7は、従来のデータ記録生成装置の構成及びそのマイグレーション及びリロード処理時のデータの流れを示す図である。
【符号の説明】
10…コンピュータ、11…CPU、12…メモリ、13…ハードディスク、14,14a…ファイル、20…記録媒体、30…マイグレーション処理時のデータの流れ、40…リロード処理時のデータの流れ、50…DDA処理時のデータの流れ、100…MFSクライアント、110…データムーバ、120…ビットファイルサーバ、130…ストレージサーバ、140…リムーバブルメディアサーバ、150…リムーバブルメディア、160…ストアデータベース

Claims (17)

  1. メモリ、中央処理装置及び第1の記憶媒体を含み、上記第1の記憶媒体に、ファイル管理システムにより管理されるヘッダ領域、およびユーザデータを格納するユーザデータ領域を有するファイルを記録する情報処理装置と、
    当該情報処理装置の外部に設けられて、第2の記録媒体を有するサーバと、
    上記第1の記憶媒体に記憶されている上記ファイルを上記第2の記録媒体に転送するマイグレーション処理により、上記第2の記録媒体に、上記ユーザデータおよびビットファイルIDを有するビットファイルを記憶させ、上記第1の記憶媒体に、上記ファイルに換えて、ファイル管理システムにより管理されるヘッダ領域、および上記ビットファイルIDを格納するユーザデータ領域を有するスタブファイルを記録するマイグレーション処理手段と、
    ファイルオープンコマンドによりファイルをオープンするファイルオープン手段と、
    上記ファイルオープン手段によって上記ビットファイルIDが取得された場合に、上記サーバとの結合を確立する手段と、
    上記サーバとの結合状態において、上記ビットファイルIDを含む上記ビットファイルをオープンする手段と、
    上記オープンした上記ビットファイルから上記ユーザデータを読み出し、上記情報処理装置の上記メモリに格納する読み出し手段と
    を有するデータ記録再生装置。
  2. 上記スタブファイルが生成されたあと、上記ファイルを格納する領域が開放される
    請求項1記載のデータ記録再生装置。
  3. 上記読み出し手段は、アプリケーションのために割り当てられたメモリ領域に直接格納する
    請求項1または2記載のデータ記録再生装置。
  4. 上記データ読み出し終了後、上記オープン手段によりオープンしたファイルをクローズするファイルクローズ手段をさらに有する
    請求項1から3のいずれか一項記載のデータ記録再生装置。
  5. 上記マイグレーション処理手段は、マイグレーション処理を自動的に行う
    請求項1から4のいずれか一項記載のデータ記録再生装置。
  6. 上記情報処理装置は、上記第1の記録媒体上に記録されている複数のファイルに対して、所定の基準に基づきマイグレーション処理の優先度を決定し、最も優先度の高いファイルからマイグレーション処理を行う
    請求項1から5のいずれか一項記載のデータ記録再生装置。
  7. 上記情報処理装置は、コンピュータである
    請求項1から6のいずれか一項記載のデータ記録再生装置。
  8. 上記第1の記録媒体は、ハードディスクである
    請求項1から7のいずれか一項記載のデータ記録再生装置。
  9. 上記第2の記録媒体は、リムーバブルメディアである
    請求項1から8のいずれか一項記載のデータ記録再生装置。
  10. 上記スタブファイルは、上記マイグレーション処理前に上記第1記録媒体にある上記ファイルのサイズ情報を含む
    請求項1から9のいずれか一項記載のデータ記録再生装置。
  11. 上記スタブファイルは、上記マイグレーション処理前に上記第1記録媒体にある上記ファイルの上記ユーザデータ領域の先頭の1ブロックを含む
    請求項1から10のいずれか一項記載のデータ記録再生装置。
  12. メモリ、中央処理装置及び第1の記憶媒体を含む情報処理装置の上記第1の記憶媒体に記憶されて、ファイル管理システムにより管理されるヘッダ領域、およびユーザデータを格納するユーザデータ領域を有するファイルを、当該情報処理装置の外部に設けられたサーバの第2の記録媒体に転送するマイグレーション処理により、上記第2の記録媒体に、上記ユーザデータおよびビットファイルIDを有するビットファイルを記憶させ、上記第1の記憶媒体に、上記ファイルに換えて、ファイル管理システムにより管理されるヘッダ領域、および上記ビットファイルIDを格納するユーザデータ領域を有するスタブファイルを記録させるマイグレーションステップと、
    ファイルオープンコマンドによりファイルをオープンするファイルオープンステップと、
    上記ファイルオープンステップによって上記ビットファイルIDが取得された場合に、上記サーバとの結合を確立するステップと、
    上記サーバとの結合状態において、上記ビットファイルIDを含む上記ビットファイルをオープンするステップと、
    上記オープンした上記ビットファイルから上記ユーザデータを読み出し、上記情報処理装置の上記メモリに格納する読み出しステップと
    を有するデータ記録再生方法
  13. 上記マイグレーションステップでは、
    上記スタブファイルが生成されたあと、上記ファイルを格納する領域が開放される
    請求項12記載のデータ記録再生方法。
  14. 上記読み出しステップでは、アプリケーションのために割り当てられたメモリ領域に直接格納する
    請求項12または13記載のデータ記録再生方法。
  15. 上記データ読み出し終了後、上記オープン手段によりオープンしたファイルをクローズするファイルクローズステップをさらに有する
    請求項12から14のいずれか一項記載のデータ記録再生方法。
  16. 上記マイグレーションステップは、自動的に行われる
    請求項12から15のいずれか一項記載のデータ記録再生方法。
  17. 上記マイグレーションステップでは、
    上記第1の記録媒体上に記録されている複数のファイルに対して、所定の基準に基づきマイグレーション処理の優先度を決定し、最も優先度の高いファイルからマイグレーション処理を行う
    請求項12から16のいずれか一項記載のデータ記録再生方法
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