JP2005267038A - ストレージシステムの運用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ディザスタリカバリに用いるバックアップサイトをより短時間で構築できるようにする。
【解決手段】 メインサイトのディスクアレイ装置1内で、RAIDグループ群3のコピー4を生成する。コピー生成には、筐体内ミラーリングを用いる。RAIDグループ群4は、作業者によりディスクアレイ装置1から取り外され、バックアップサイトに搬入される。作業者は、RAIDグループ群3と同一位置になるように、RAIDグループ群4の各ディスクをディスクアレイ装置2にそれぞれ取り付ける。RAIDグループ群3を管理するために用いられる構成情報5は、可搬記憶媒体8または通信ネットワーク7を介して、バックアップサイトのディスクアレイ装置2にダウンロードされる。そして、ディスクアレイ装置1,2間の差分データをディスクアレイ装置2に反映させて、バックアップサイトの構築を完了する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、メインサイトとバックアップサイトとを備えたストレージシステムの運用方法に関する。
ストレージシステムは、ホストコンピュータ(業務用サーバ等)に対して大容量かつ高性能のストレージサービスを提供可能である。ストレージシステムでは、例えば、多数のディスクドライブをアレイ状に配設し、RAID(Redundant Array of Independent Inexpensive Disks)に基づく記憶領域を構築している。各ディスクドライブが有する物理的な記憶領域上には、論理的な記憶領域である論理ボリューム(LU:Logical Unit)が設定されている。ホストコンピュータは、この論理ボリュームに対して、データの読み書きを行うことができる。
ストレージシステムは、例えば、企業や自治体あるいは大学等の種々の組織で使用される様々なデータ群を大量に記憶し、管理する。これらのデータ群は、その組織活動の上で必要不可欠である場合が多い。そこで、ストレージシステムでは、重要なデータ群を喪失したり、データ群が利用不能とならないように、種々の対策を多重に施している。
例えば、ストレージシステムは、交代パスやRAID構成の採用等により、物理的構成や論理的構成に冗長性を持たせ、障害等の発生に備えている。また、ストレージシステムでは、論理ボリュームの記憶内容を、定期的にまたは不定期に、テープデバイス等のバックアップ装置にバックアップすることもできる。
また、ストレージシステムでは、いわゆるディザスタリカバリとして知られているように、例えば、地震等の広域災害に備えて、メインサイトから遠く離れた場所にバックアップサイトを設置可能である。このバックアップサイトには、バックアップ用のディスクアレイ装置が設置され、メインサイトのディスクアレイ装置と記憶内容が同期される。
メインサイトとバックアップサイトとで記憶内容を同期させる場合、リモートコピー技術が使用される。リモートコピーでは、各ディスクアレイ装置を専用通信回線または公衆回線を介して相互に接続し、ホストコンピュータを介さずに、各ディスクアレイ装置間で直接的にデータをコピーする(特許文献1)。
また、例えば、メインサイトのディスクアレイ装置の記憶内容を磁気テープにバックアップしてバックアップサイトに持ち込み、バックアップサイトのディスクアレイ装置にリストアする方法も知られている。
なお、ディスクドライブを筐体内で入れ替えたり、別の筐体に移設する技術も知られている(特許文献2)。
特開2002−7304号公報 特開2001−337792号公報
メインサイトの記憶内容をバックアップサイトにコピーさせる場合は、最初に、初期コピー(エスタブリッシュコピー)を行って、ある時点におけるメインサイトの記憶内容を丸ごとバックアップサイトにコピーさせる。次に、メインサイトで更新されたデータは、差分データとして、バックアップサイトに転送され、バックアップサイトの記憶領域に反映される。
通信回線を介して初期コピーを行う方法では、通信回線の帯域や速度、コピー対象のデータサイズ等によっても相違するが、一般的に、初期コピーに長時間を必要とする。従って、バックアップサイトの立上げに時間がかかる。また、初期コピーのために通信回線が占有されると、その通信回線を利用する他のデータ通信に影響を与える場合もある。
メインサイトのデータを磁気テープにバックアップしてバックアップサイトに持ち込む方法では、通信回線を使用せずにすむ。しかし、一般的に、テープデバイスのデータ書込み速度やデータ読出し速度は、他の記憶デバイスに比べて遅いため、バックアップサイトの立上げに長時間を必要とする。メインサイトにおけるデータの書込みと、バックアップサイトにおけるデータの読出しとの両方で、アクセス速度の遅い磁気テープをそれぞれ使用するので、バックアップサイトの構築に時間がかかる。また、バックアップ用磁気テープ装置は、ディスクアレイ装置とは全く別の独立した制御装置である。従って、磁気テープによるバックアップを利用するには、磁気テープ装置を購入しなければならない。
なお、上記の特許文献には、ディスクドライブを別の筐体に移設する方法が開示されている。しかし、この特許文献は、単に、オリジナルのディスクドライブを別の筐体に移し替える方法を開示するだけであり、ディザスタリカバリ用のバックアップサイト構築を考慮するものではない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、その目的の一つは、バックアップサイトを早期に構築可能なストレージシステムの運用方法を提供することにある。本発明の目的の一つは、メインサイトの運用を停止させずに、バックアップサイトを早期に構築可能なストレージシステムの運用方法を提供することにある。本発明の目的の一つは、特別な外部機能を利用せずに、バックアップサイトを早期に立上げることができるストレージシステムの運用方法を提供することにある。本発明の他の目的は、後述する実施形態の記載から明らかになるであろう。
上記課題を解決すべく、本発明に従うストレージシステムの運用方法は、メインサイトに設けられたディスクアレイ装置とバックアップサイトに設けられたディスクアレイ装置とを通信ネットワークを介して接続したストレージシステムの運用方法であって、メインサイトのディスクアレイ装置及びバックアップサイトのディスクアレイ装置は、上位装置との間のデータ授受を制御するチャネルアダプタと、ディスクとの間のデータ授受を制御するディスクアダプタと、チャネルアダプタ及びディスクアダプタに共用されるメモリとを含んでそれぞれ構成されており、メインサイトのディスクアレイ装置のディスクアダプタによって、メインサイトのディスクアレイ装置に設けられた所定ディスクのコピーディスクを、メインサイトのディスクアレイ装置内で生成する第1ステップと、コピーディスクをメインサイトのディスクアレイ装置から取り外し、バックアップサイトのディスクアレイ装置の所定位置に取り付ける第2ステップと、メインサイトのディスクアレイ装置に保持されている所定ディスクに関する構成情報をバックアップサイトのディスクアレイ装置のメモリに記憶させる第3ステップと、を含んでいる。
ここで、メインサイトのディスクアレイ装置とバックアップサイトのディスクアレイ装置とは、基本的に同一構造を備えるように構成することができる。各ディスクアレイ装置は、上位装置とのデータ授受を制御するチャネルアダプタと、ディスクとのデータ授受を制御するディスクアダプタと、チャネルアダプタ及びディスクアダプタにより共用されるメモリ(キャッシュメモリや制御メモリ)とを含んで構成可能である。そして、各ディスクアレイ装置は、例えば、SAN(Storage Area Network)やWAN(Wide Area Netwrok)、インターネット等の通信回線を用いて相互に接続される。前記第1〜第3ステップは、メインサイトのディスクアレイ装置を運用させたままの状態で、それぞれ実行することができる。
第1ステップでは、メインサイトのディスクアレイ装置の所定ディスクをコピーし、コピーディスクを生成する。コピーディスクは、メインサイトのディスクアレイ装置内で生成される。コピー対象は、主としてデータディスクである。メインサイトのディスクアレイ装置内でコピーディスクを生成する方法としては、例えば、メインサイトのディスクアレイ装置の内部で生成する方法(筐体内ミラーリング)と、メインサイトに設置された第1,第2のディスクアレイ装置間で生成する方法(同一サイトでの筐体間ミラーリング)とを挙げることができる。いずれの方法を用いてもよい。
例えば、ディスクアダプタは、コピー対象の所定ディスクのデータをメモリ(キャッシュメモリ)に読み出し、このメモリに読み出されたデータをコピー先ディスクに書き込むことにより、コピーディスクを生成することができる。
第2ステップでは、作業者が、メインサイトのディスクアレイ装置からコピーディスクを取り外し、バックアップサイトに持ち込む。そして、作業者(同一の作業者であるとは限らない)は、コピーディスクをバックアップサイトのディスクアレイ装置の所定位置に取り付ける。コピーディスクは、オリジナルの所定ディスクの取付位置と同一の取付位置に取り付けることができる。
第3ステップでは、所定ディスクに関する構成情報を、バックアップサイトのディスクアレイ装置に記憶させる。これにより、バックアップサイトのディスクアレイ装置は、自身に取り付けられたコピーディスクを認識して、オリジナルの所定ディスクのように使用することができる。所定ディスクをコピーしたコピーディスクを、所定ディスクの取付位置と同一の取付位置に取り付けることにより、所定ディスクに関する構成情報を実質的にそのまま使用することができる。従って、バックアップサイトのディスクアレイ装置では、例えば、どのディスクがどこに装着されているか、どのディスクとどのディスクとが同一のRAIDグループに属するか等のようなディスクの再認識作業を行う必要がない。
構成情報は、種々の方法でバックアップサイトのディスクアレイ装置に記憶させることができる。第1の方法は、例えば、フラッシュメモリやフレキシブルディスク等の種々の記憶媒体に記憶させ、コピーディスクと一緒に、あるいはコピーディスクとは別のルートで、バックアップサイトに持ち込む方法である。第2の方法は、メインサイトとバックアップサイトとを接続する通信ネットワークを介して、構成情報をバックアップサイトのディスクアレイ装置に入力する方法である。第3の方法は、コピーディスクの所定の空き領域に構成情報を格納し、コピーディスクをバックアップサイトのディスクアレイ装置に取り付ける際に、所定の領域から構成情報を読み出させる方法である。いずれの方法を採用してもよい。また、コピーディスクとは別体の記憶媒体を用いる場合、この記憶媒体とディスクアレイ装置とは、有線又は無線によりデータ転送を行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図1は、本実施形態の概念図である。メインサイトとバックアップサイトとは、物理的に離れて設置される。メインサイトのディスクアレイ装置1は、図外のホストコンピュータに対して、ストレージサービスを提供する。メインサイトのディスクアレイ装置1が機能を停止した場合、バックアップサイトのディスクアレイ装置2が、ホストコンピュータに対して、ストレージサービスを引き続き提供する。従って、メインサイトのディスクアレイ装置1とバックアップサイトのディスクアレイ装置2とは、それぞれ同一の機能を備えると共に、互いの記憶内容が一致している必要がある。
バックアップサイトは複数設けることができる。バックアップサイトを新たに設ける場合、メインサイトのディスクアレイ装置1内で、所定のRAIDグループ群3をコピーし、RAIDグループ群4を生成する。RAIDグループ群3は、それぞれデータを記憶するデータディスクの集まりである。即ち、バックアップ対象のデータを記憶するデータディスク群が、ディスクアレイ装置1内でそれぞれのディスク群にコピーされる。
目的とするRAIDグループ群3のコピー先RAIDグループ群4が生成された場合、コピー先RAIDグループ群4へのアクセスを停止し、コピー先RAIDグループ群4を構成する各ディスクの閉塞処理を行う。そして、作業者は、ディスクアレイ装置1からコピー先RAIDグループ群4の各ディスクをそれぞれ取り外す。
コピー先RAIDグループ群4へのアクセス停止後も、図外のホストコンピュータは、ディスクアレイ装置1にアクセスしてRAIDグループ群3のデータを更新させる。RAIDグループ群3に対して新たに更新が行われた場合、この更新データは、差分データ6として管理される。
作業者は、コピー先RAIDグループ群4をメインサイトからバックアップサイトに搬送し、バックアップサイトのディスクアレイ装置2に取り付ける。この際、作業者は、オリジナルのRAIDグループ群3の各ディスクの取付位置と同一の取付位置に、コピー先RAIDグループ群4の各ディスクをそれぞれ取り付ける。コピー先RAIDグループ群4を構成する各ディスクは、RAIDグループ内における個々の位置も含めて、RAIDグループ群3を構成する各ディスクの取付位置に対応する取付位置に、それぞれ取り付けられる。
作業者は、メインサイトのディスクアレイ装置1に保持されている構成情報5を、可搬記憶媒体8または通信媒体を介して、バックアップサイトのディスクアレイ装置1にコピーする。この構成情報5は、RAIDグループ群3に関する構成情報、即ち、コピー先RAIDグループ群4をバックアップサイトで使用するために必要な情報である。
例えば、作業者は、構成情報5を可搬記憶媒体8に記憶させて、コピー先RAIDグループ群4と一緒にバックアップサイトに搬送する。そして、作業者は、可搬記憶媒体8をディスクアレイ装置2のインターフェースに接続し、構成情報5をディスクアレイ装置1に読み込ませる。あるいは、ディスクアレイ装置1の構成情報を、通信ネットワーク7を介して、ディスクアレイ装置2に送信することもできる。
バックアップサイトのディスクアレイ装置2に、構成情報5を記憶させることにより、ディスクアレイ装置2は、コピー先RAIDグループ群4を、オリジナルのRAIDグループ3群のバックアップとして使用することができる。
そして、メインサイトのディスクアレイ装置1からバックアップサイトのディスクアレイ装置2に向けて、差分データ6が送信される。ディスクアレイ装置2は、この差分データを各ディスクに反映させる。これにより、メインサイトのRAIDグループ群3とバックアップサイトのRAIDグループ群4とが同期する。
図2は、ディスクアレイ装置10の外観構成を示す概略斜視図である。ディスクアレイ装置10は、例えば、基本筐体11と複数の増設筐体12とから構成可能である。
基本筐体11は、ディスクアレイ装置10の最小構成単位であり、記憶機能及び制御機能の両方を備えている。増設筐体12は、ディスクアレイ装置10のオプションであり、基本筐体11の有する制御機能により制御される。例えば、最大4個の増設筐体12を基本筐体11に接続可能である。
基本筐体11には、複数の制御パッケージ13と、複数の電源ユニット14と、複数のバッテリユニット15と、複数のディスクドライブ26とがそれぞれ着脱可能に設けられている。増設筐体12には、複数のディスクドライブ26と、複数の電源ユニット14及び複数のバッテリユニット15が着脱可能に設けられている。また、基本筐体11及び各増設筐体12には、複数の冷却ファン16もそれぞれ設けられている。
制御パッケージ13は、後述するチャネルアダプタ(以下、CHA)21、ディスクアダプタ(以下、DKA)22及びキャッシュメモリ23等をそれぞれ実現するためのモジュールである。即ち、基本筐体11には、複数のCHAパッケージ、複数のDKAパッケージ及び1つ以上のメモリパッケージがそれぞれ着脱可能に設けられ、パッケージ単位で交換可能となっている。
図3は、ディスクアレイ装置10の全体概要を示すブロック図である。ディスクアレイ装置10は、通信ネットワークCN1を介して、複数のホストコンピュータ30と双方向通信可能にそれぞれ接続可能である。
通信ネットワークCN1は、例えば、LAN、SAN(Storage Area Network)、インターネットあるいは専用回線等である。LANを用いる場合、ホストコンピュータ30とディスクアレイ装置10との間のデータ転送は、TCP/IPに従って行われる。SANを用いる場合、ホストコンピュータ30とディスクアレイ装置10とは、ファイバチャネルプロトコルに従ってデータ転送を行う。また、ホストコンピュータ30がメインフレームの場合は、例えば、FICON(Fibre Connection:登録商標)、ESCON(Enterprise System Connection:登録商標)、ACONARC(Advanced Connection Architecture:登録商標)、FIBARC(Fibre Connection Architecture:登録商標)等の通信プロトコルに従ってデータ転送が行われる。
各ホストコンピュータ30は、例えば、サーバ、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、メインフレーム等として実現されるものである。例えば、各ホストコンピュータ30は、図外に位置する複数のクライアント端末と別の通信ネットワークを介して接続されている。各ホストコンピュータ30は、例えば、各クライアント端末からの要求に応じて、ディスクアレイ装置10にデータの読み書きを行うことにより、各クライアント端末へのサービスを提供する。
各CHA21は、各ホストコンピュータ30との間のデータ転送を制御するもので、通信ポート21Aを備えている。ディスクアレイ装置10には、例えば32個のCHA21を設けることができる。CHA21は、例えば、オープン系用CHA、メインフレーム系用CHA等のように、ホストコンピュータ30の種類に応じて用意される。
各CHA21は、それぞれに接続されたホストコンピュータ30から、データの読み書きを要求するコマンド及びデータを受信し、ホストコンピュータ30から受信したコマンドに従って動作する。
DKA22の動作も含めて先に説明すると、CHA21は、ホストコンピュータ30からリードコマンドを受信すると、このリードコマンドを共有メモリ24に記憶させる。DKA22は、共有メモリ24を随時参照しており、未処理のリードコマンドを発見すると、ディスクドライブ26からデータを読み出して、キャッシュメモリ23に記憶させる。CHA21は、キャッシュメモリ23に移されたデータを読み出し、ホストコンピュータ30に送信する。
一方、CHA21は、ホストコンピュータ30からライトコマンドを受信すると、このライトコマンドを共有メモリ24に記憶させる。また、CHA21は、受信したデータ(ユーザデータ)をキャッシュメモリ23に記憶させる。CHA21は、キャッシュメモリ23にデータを記憶した後、ホストコンピュータ30に書込み完了を報告する。DKA22は、共有メモリ24に記憶されたライトコマンドに従って、キャッシュメモリ23に記憶されたデータを読出し、所定のディスクドライブ26に記憶させる。
各DKA22は、ディスクアレイ装置10内に例えば4個や8個等のように複数個設けることができる。各DKA22は、各ディスクドライブ26との間のデータ通信をそれぞれ制御する。各DKA22と各ディスクドライブ26とは、例えば、SAN等の通信ネットワークCN4を介して接続されており、ファイバチャネルプロトコルに従ってブロック単位のデータ転送を行う。各DKA22は、ディスクドライブ26の状態を随時監視しており、この監視結果は、内部ネットワークCN3を介して、SVP28に送信される。
各CHA21及び各DKA22は、例えば、プロセッサやメモリ等が実装されたプリント基板と、メモリに格納された制御プログラム(いずれも不図示)とをそれぞれ備えており、これらのハードウェアとソフトウェアとの協働作業によって、それぞれ所定の機能を実現するようになっている。
キャッシュメモリ23は、例えば、ユーザデータ等を記憶するものである。キャッシュメモリ23は、例えば不揮発メモリから構成される。RAIDグループをコピーする場合、例えば、コピー元RAIDグループのデータは、いったんキャッシュメモリ23に読み出され、キャッシュメモリ23からコピー先RAIDグループのディスクに書き込まれる。
共有メモリ(あるいは制御メモリ)24は、例えば不揮発メモリから構成される。共有メモリ24には、例えば、制御情報や管理情報等が記憶される。後述する構成情報T1,T2等も共有メモリ24で管理することができる。これらの制御情報等の情報は、複数の共有メモリ24により多重管理することができる。共有メモリ24及びキャッシュメモリ23は、それぞれ複数個設けることができる。また、同一のメモリ基板にキャッシュメモリ23と共有メモリ24とを混在させて実装することもできる。あるいは、メモリの一部をキャッシュ領域として使用し、他の一部を制御領域として使用することもできる。
スイッチ部25は、各CHA21と、各DKA22と、キャッシュメモリ23と、共有メモリ24とをそれぞれ接続するものである。これにより、全てのCHA21,DKA22は、キャッシュメモリ23及び共有メモリ24にそれぞれアクセス可能である。スイッチ部25は、例えば超高速クロスバスイッチ等として構成することができる。
ディスクアレイ装置10は、多数のディスクドライブ26を実装可能である。各ディスクドライブ26は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)や半導体メモリ装置等として実現することができる。
ディスクドライブ26は、物理的な記憶デバイスである。RAID構成等によっても相違するが、例えば、4個1組のディスクドライブ26が提供する物理的な記憶領域上には、仮想的な論理領域であるRAIDグループ27が構築される。さらに、RAIDグループ27上には、仮想的な論理デバイス(LU:Logigal Unit)を1つ以上設定可能である。
なお、ディスクアレイ装置10により使用される記憶資源は、全てディスクアレイ装置10内に設けられている必要はない。ディスクアレイ装置10は、ディスクアレイ装置10の外部に存在する記憶資源を、あたかも自己の記憶資源であるかのように取り込んで、利用することもできる。
サービスプロセッサ(SVP)28は、LAN等の内部ネットワークCN3を介して、各CHA21及び各DKA22とそれぞれ接続されている。また、SVP28は、LAN等の通信ネットワークCN2を介して、複数の管理端末31に接続可能である。SVP28は、ディスクアレイ装置10内部の各種状態を収集し、管理端末31に提供する。
図4は、本実施例によるストレージシステムの全体構成を示すブロック図である。本実施例では、後述のように、筐体内ミラーリング技術を用いて、コピーRAIDグループを生成する。
ストレージシステムは、メインサイトとバックアップサイトとを備えている。図4中の上側に示すメインサイトには、複数のディスクアレイ装置110,120がそれぞれ設けられている。同様に、図4中の下側に示すバックアップサイトにも、複数のディスクアレイ装置210,220が設けられている。メインサイトの各ディスクアレイ装置110,120とバックアップサイトの各ディスクアレイ装置210,220とは、例えば、SANやWAN等の通信ネットワークCN11を介して相互に接続されている。
また、メインサイトの各ディスクアレイ装置110,120には、それぞれ主たるホストコンピュータ30Aによりアクセス可能である。バックアップサイトのディスクアレイ装置210,220には、それぞれ従たるホストコンピュータ30Bによりアクセス可能である。両者を特に区別しない場合は、単にホストコンピュータ30と呼ぶ。
メインサイトにアクセスするホストコンピュータ30Aと、バックアップサイトにアクセスするホストコンピュータ30Bとは、同一のコンピュータであってもよいし、別々のコンピュータであってもよい。但し、別々のコンピュータである場合、ホストコンピュータ30Aとホストコンピュータ30Bとは、それぞれ同一のハードウェア構成及びソフトウェア構成を備えているのが好ましい。
例えば、バックアップサイトの構築時に、ホストコンピュータ30Aと同一構成のホストコンピュータ30Bを用意する。そして、ホストコンピュータ30Aに構成変更が発生した場合は、この構成変更をホストコンピュータ30Bに反映させる。最も望ましい運用としては、RAIDグループ群G0Cを生成してバックアップサイトに移動させるときに、ホストコンピュータ30Aについてフルバックアップを実行し、ホストコンピュータ30Aの全データをホストコンピュータ30Bに反映させる。
各ディスクアレイ装置110,120,210,220は、それぞれ同一構造の装置として構成される。各ディスクアレイ装置110,120,210,220は、図2及び図3と共に述べたディスクアレイ装置10のように構成することができる。
メインサイトの第1ディスクアレイ装置110のコントローラ111には、構成情報112と、差分データを管理するための差分ビットマップテーブル(図中「差分BMP」)113とが記憶されている。構成情報112には、コピー対象のRAIDグループ群G0の構成に関する情報が記憶されている。構成情報112と差分ビットマップテーブル113については、さらに後述する。なお、コントローラ111は、上記の例で言えば、例えば、各CHA21及びDKA22と、キャッシュメモリ23及び共有メモリ24とを含んで構成することができる。
コントローラ111には、外部インターフェース(以下、外部I/F)114が接続されている。外部I/F114は、外部の装置との間で情報を入出力するためのもので、構成情報112を可搬可能な記憶媒体8や通信ネットワークCN11に出力するために使用される。可搬記憶媒体8に構成情報112を出力する場合は、図3に示す例で言えば、管理端末31に設けられているI/Fを外部I/F114として用いることができる。構成情報112を通信ネットワークCN11に出力する場合は、図3に示す例で言えば、CHA21の通信I/Fを外部I/F114として用いることができる。
ディスクアレイ装置110は、多数のRAIDグループを備えることができる。説明の便宜上、2個のRAIDグループ群G0,G0Cを示す。一方のRAIDグループ群G0は、複数のRAIDグループG01〜G0nから構成されており、ホストコンピュータ30により利用されるデータを記憶している。各RAIDグループG0〜G0nは、それぞれ例えば4個の物理ディスクドライブから構成される。同様に、他方のRAIDグループ群G0Cも、複数のRAIDグループG01C〜G0nCから構成されており、各RAIDグループG01C〜G0nCは、それぞれ例えば4個の物理ディスクドライブから構成されている。
一方のRAIDグループ群G0は、オリジナルRAIDグループ群またはコピー元RAIDグループ群と呼ぶことができる。他方のRAIDグループ群G0Cは、コピーRAIDグループ群またはコピー先RAIDグループ群と呼ぶことができる。
他方のRAIDグループ群G0Cは、一方のRAIDグループ群G0のコピーを生成するために用意されたものである。従って、各RAIDグループ群G0,G0Cのドライブ構成、RAID構成は同一である。一方のRAIDグループ群G0と他方のRAIDグループ群G0Cとは、コピーペアを形成している。いわゆる筐体内ミラーリングによって、一方のRAIDグループ群G0の記憶内容と他方のRAIDグループ群G0Cの記憶内容とを、同期させることができるようになっている。
メインサイトに設けられた他のディスクアレイ装置120も、上述したディスクアレイ装置110と同様の構成を備えている。即ち、ディスクアレイ装置120は、コントローラ121と、複数のRAIDグループ群G1,G1Cとを備えている。コントローラ121には、構成情報122及び差分ビットマップテーブル123が記憶されている。また、コントローラ121には、外部I/F124が接続されている。
ディスクアレイ装置120の一方のRAIDグループ群G1は、ホストコンピュータ30Aにより利用されるデータを記憶している。他方のRAIDグループ群G1Cは、RAIDグループ群G1のコピー先として構成される。
バックアップサイトの構成を説明する。バックアップサイトには、複数のディスクアレイ装置210,220が設けられている。ディスクアレイ装置210は、メインサイトのディスクアレイ装置110に対応する。他のディスクアレイ装置220は、メインサイトのディスクアレイ装置120に対応する。
ディスクアレイ装置210は、コントローラ211を備えている。コントローラ211には、構成情報212が記憶されている。この構成情報212は、メインサイトのディスクアレイ装置110に記憶されている構成情報112がディスクアレイ装置210にコピーされることにより記憶されたものである。従って、構成情報212と構成情報112とは同一の内容を記憶している。また、コントローラ211には、外部I/F214が接続されている。この外部I/F214には、メインサイトのディスクアレイ装置110からの構成情報112が入力される。入力方法としては、上述のように、可搬の記憶媒体8または通信媒体(CN11)が使用される。
ディスクアレイ装置210は、RAIDグループ群G0Cを備えている。このRAIDグループ群G0Cは、メインサイトのディスクアレイ装置110から移設されたものである。ディスクアレイ装置110から取り出されたRAIDグループ群G0Cは、作業者によってバックアップサイトに搬送され、ディスクアレイ装置210に取り付けられる。
ここで、取付の際に、RAIDグループ群G0Cを構成する各RAIDグループにそれぞれ属する各ディスクは、オリジナルのRAIDグループ群G0の対応するディスクの取付位置と同一の取付位置に取り付けられる。取付位置に既に別のディスクが装着されている場合、そのディスクは予備ディスクとして、バックアップサイトに保管してもよい。または、その予備ディスクをメインサイトに搬送し、コピーディスクが取り出されたことにより空いている場所に装着してもよい。
バックアップサイトに設けられている他のディスクアレイ装置220は、メインサイトのディスクアレイ装置120に対応する。ディスクアレイ装置220も、ディスクアレイ装置210と同様の構成を備える。コントローラ221には、構成情報222が記憶されている。この構成情報222は、対応するディスクアレイ装置120の構成情報122がコピーされたものである。また、コントローラ221には、外部I/F224が設けられている。
ディスクアレイ装置220は、RAIDグループ群G1Cを備えている。このRAIDグループ群G1Cは、メインサイトの対応するディスクアレイ装置120から移し替えられたものである。この移設に際しても、RAIDグループ群G1Cに属する各ディスクは、メインサイトにおけるRAIDグループ群G1に属する各ディスクの取付位置と同一の位置に取り付けられる。
図5は、構成情報112,122(212,222)の一例を示す説明図である。構成情報は、例えば、ファイバポート情報T1と、RAID情報T2とを含んで構成することができる。
ファイバポート情報T1には、ディスクアレイ装置が有する各ポート番号(ポート#)毎に、各ポートに割り当てられた情報が対応付けられている。ポート情報としては、例えば、そのポートに接続されるホストコンピュータ30のOS(Operating System)種別、そのポートに割り当てられているアドレス(IPアドレスやWWN(World Wide Name))、そのポートでの通信モードの種類、そのポートに接続されている論理ボリュームの番号等を挙げることができる。
RAID情報T2では、各RAIDグループの番号毎に、そのRAIDグループのRAID構成、そのRAIDグループにより提供される記憶容量、そのRAIDグループに設定されている論理ボリュームの番号及び割当量等を挙げることができる。
このような構成情報をバックアップサイトのディスクアレイ装置210,220にコピーする。これにより、メインサイトのディスクアレイ装置110,120からバックアップサイトのディスクアレイ装置210,220に移設されたRAIDグループ群G0C,G1Cを、オリジナルのRAIDグループ群G0,G1と同様に使用することができる。
図6は、差分ビットマップテーブル113,123の一例を示す説明図である。図6に示す差分ビットマップテーブルT3は、図4中に示す差分ビットマップテーブル113,123にそれぞれ対応する。
差分ビットマップテーブルT3には、例えば、各RAIDグループ番号毎に、各RAIDグループに属するブロックアドレスと、更新フラグとが対応付けられている。各RAIDグループの記憶領域は、先頭から一定サイズのブロックに分割され、それぞれのブロックについて1ビットの更新フラグが割り当てられている。
ホストコンピュータ30からの更新要求によって、あるブロックに属するデータが更新された場合、そのブロックの更新フラグは、「1」にセットされる。更新フラグが「0」にセットされている場合は、そのブロックに属するデータが更新されていない、即ち変更されていないことを示している。差分管理を開始する初期状態では、全ての更新フラグに「0」がセットされる。後述のように、コピーRAIDグループ群G0C,G1Cに対する入出力処理(I/O)を停止させた後で、ホストコンピュータ30からの書込み処理が発生した場合は、更新されたブロックの更新フラグが「0」から「1」に変化する。
差分ビットマップテーブルT3を参照することにより、どのRAIDグループのどのブロックに属するデータが変更されたのかを容易に把握できる。従って、メインサイトからバックアップサイトに対し、変更されたブロックのデータのみを差分データとして送信し、この差分データをバックアップサイトのディスクに反映させるだけで、各サイト間の記憶内容を同期させることができる。
図7は、バックアップサイトを構築するための処理を示すフローチャートである。メインサイトのディスクアレイ装置110とバックアップサイトのディスクアレイ装置210との関係を中心に説明するが、ディスクアレイ装置120とディスクアレイ装置220との間でも同じ処理が行われる。
まず、プライマリボリュームに対応するRAIDグループ群G0をコピーするために、コピー先のRAIDグループ群G0Cが用意される(S1)。各RAIDグループ群G0,G0Cは、それぞれ同数のRAIDグループから構成されている。また、対応する各RAIDグループは、それぞれ同数のディスクから構成されている。図に示す例では、RAIDグループG01はRAIDグループG01Cに、RAIDグループG02はRAIDグループG02Cに、RAIDグループG0nはRAIDグループG0nCに、それぞれ対応している。
コピー先となるRAIDグループ群G0Cの準備が完了した場合(S1:YES)、例えば、ホストコンピュータ30Aからの指示により、RAIDグループ群G0からRAIDグループG0Cへのデータコピーを実行する(S3:YES)。このデータコピーは、コントローラ111により行われる(S4)。具体的には、コントローラ111は、コピー元RAIDグループのデータをキャッシュメモリに読み出し、キャッシュメモリを介して、コピー先のRAIDグループにコピーさせる。この作業を全てのコピー元RAIDグループG01〜G0nについて行う。
ここで、RAIDグループ群G0のデータをRAIDグループ群G0Cにコピーする方法としては、種々のものを採用することができる。例えば、ホストコンピュータ30Aからの書込み処理を各RAIDグループ群G0,G0Cに対してそれぞれ行い、常に、量RAIDグループ群G0,G0Cの内容が一致するように運用することができる。この場合は、図7中に示すデータコピーの処理(S3,S4,S5)を省略する。また、別の方法として、RAIDグループG0Cをバックアップサイトに移設させる際に、作業者の指示により、各RAIDグループ群G0,G0Cの内容を一致させる方法でもよい。図7には、後者の方法を採用する場合が示されている。
RAIDグループ群G0からRAIDグループ群G0Cへのデータコピーの完了は、コントローラ111により検出されて、ホストコンピュータ30Aに通知される(S5:YES)。あるいは、ホストコンピュータ30Aからコピー完了を問い合わせるコマンドをコントローラ111に送信し、コントローラ111がコピー完了の有無を確認してホストコンピュータ30Aに応答する構成でもよい。
コピー完了が確認されると、ホストコンピュータ30Aからの指示により、コントローラ111は、コピー先RAIDグループ群G0CへのI/O処理を停止させる(S6)。RAIDグループ群G0CへのI/O停止処理が完了したことは、コントローラ111により検出されて、ホストコンピュータ30Aに通知される(S7:YES)。あるいは、前記同様に、ホストコンピュータ30Aからの問合せコマンドに応じて、コントローラ111がI/O停止の完了を確認して応答する構成でもよい。
RAIDグループ群G0CへのI/O処理を停止させた後、コントローラ111は、ホストコンピュータ30AからオリジナルのRAIDグループ群G0に対する書込み処理について、差分管理を開始する(S8)。即ち、上述のように、コントローラ111は、RAIDグループ群G0に書き込まれたデータについて、差分ビットマップテーブルT3の更新フラグを「1」にセットする。これにより、オリジナルのRAIDグループ群G0とコピー先のRAIDグループ群G0Cとの差分が管理される。
次に、RAIDグループ群G0Cの閉塞処理を行う。そして、作業者は、閉塞処理されたRAIDグループ群G0Cをディスクアレイ装置110から取り外す(S9)。ここで、コピー先RAIDグループ群G0Cへのデータコピー処理及び閉塞処理が行われている間も、ディスクアレイ装置110は、オリジナルのRAIDグループ群G0を用いて、通常通りのストレージサービスをホストコンピュータ30Aに提供可能である。
メインサイトのディスクアレイ装置110から取り外されたRAIDグループ群G0Cは、作業者により梱包等され、バックアップサイトに搬送される。そこで、図7中のバックアップサイト側の処理に目を転じる。バックアップサイトに搬入されたRAIDグループ群G0Cは、ディスクアレイ装置210の所定位置に取り付けられる(S21)。即ち、コピー先RAIDグループ群G0Cを構成する各ディスクを、RAIDグループ内における個々のディスクの位置も含めて、オリジナルRAIDグループ群G0の取付位置と同一の位置に取り付ける。なお、ディスクの取付作業を行う際、ディスクアレイ装置210の主電源は落とされている。
各ディスクの取付作業が完了すると(S22:YES)、作業者は、ディスクアレイ装置210の電源を入れ、ディスクアレイ装置210を起動させる(S23)。次に、作業者は、ディスクアレイ装置110の構成情報112を、ディスクアレイ装置210のコントローラ211に格納させる(S24)。これにより、コントローラ211の共有メモリに、構成情報212が記憶される。メインサイトの構成情報112とバックアップサイトの構成情報212とは同一のものであり、オリジナルのRAIDグループ群G0の構成に関する情報がそれぞれ含まれている。
バックアップサイトのコントローラ211に構成情報212を記憶させた後、ディスクアレイ装置210を再び起動させる(S25)。これにより、コントローラ211は、構成情報212に基づいて、RAIDグループ群G0Cを認識する。ディスクアレイ装置210は、この時点で使用可能状態となる。
メインサイト側では、バックアップサイトのディスクアレイ装置210が起動したことを検知すると(S10:YES)、差分ビットマップテーブルT3(113)に基づいて、差分データをバックアップサイトに転送する(S11)。
バックアップサイトのディスクアレイ装置210は、メインサイトのディスクアレイ装置110から差分データを受信すると、この差分データをRAIDグループ群G0Cに反映させる(S26)。これにより、ディスクアレイ装置110とディスクアレイ装置210との記憶内容が同期する。
ここで、メインサイトのディスクアレイ装置110に記憶されている構成情報112を、バックアップサイトのディスクアレイ装置210にダウンロードさせる方法としては、以下のように種々のものを採用することができる。
(1)可搬記憶媒体を用いる方法
コントローラ111に記憶されている構成情報112を、外部I/F114から可搬記憶媒体に転送し、可搬記憶媒体に記憶させる方法である。構成情報のコピー実行指示は、例えば、ホストコンピュータ30Aや管理端末31から行うことができる。
可搬記憶媒体としては、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、ICカード、メモリカード等のようなメモリ装置を利用できる。あるいは、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、ハードディスク(HD)のような媒体を用いてもよい。
構成情報112が記憶された可搬記憶媒体は、コピー先RAIDグループ群G0Cと一緒に、またはRAIDグループ群G0Cとは別に、バックアップサイトに搬入される。可搬記憶媒体に記憶されている構成情報は、外部I/F214を介して、コントローラ211に読み込まれる。これにより、コントローラ211内に構成情報212が保持される。
(2)通信ネットワークを用いる方法
コントローラ111に記憶されている構成情報112を、通信ネットワークCN11を介して送信する方法である。ホストコンピュータ30Aや管理端末31からの指示により、コントローラ111は、構成情報112に所定のヘッダ情報を付加して、外部I/F114から通信ネットワークCN11に送り出す。この構成情報112は、通信ネットワークCN11から外部I/F214を介して、バックアップサイトのコントローラ211に受信される。
ここで、種々のタイミングで、メインサイト側の構成情報をバックアップサイト側に送信することができる。例えば、メインサイトにおけるRAIDグループ群G0CへのI/O処理停止後に、構成情報112をバックアップサイトのディスクアレイ装置210に向けて送信してもよい。即ち、RAIDグループ群G0Cがディスクアレイ装置210から取り出されてバックアップサイトに搬入される前に、先に構成情報のみをディスクアレイ装置210に送信して記憶させることができる。あるいは、RAIDグループ群G0Cをディスクアレイ装置210に取り付けた後で、ディスクアレイ装置110からディスクアレイ装置210に構成情報を送信することもできる。
(3)RAIDグループを用いる方法
RAIDグループ群G0に関する構成情報を、そのRAIDグループ群G0自身に保持させ、コピー先RAIDグループ群G0Cを生成するときに構成情報も一緒にコピーさせる方法である。従って、RAIDグループ群G0Cを移設先のディスクアレイ装置210に取り付けた時点で、構成情報をコントローラ211に読み込ませることができる。
構成情報は、例えば、RAIDグループ群G0を構成するRAIDグループのいずれか1つのディスク、あるいは複数のディスクの管理レコードに書き込むことができる。ディスクアレイ装置110に構成変更が生じた場合は、構成情報も更新される。1つまたは複数のディスクに記憶された構成情報は、RAIDグループ群G0のコピー時に、アプリケーションデータと共に一緒にコピーされる。
図7では、メインサイトのディスクアレイ装置110とバックアップサイトのディスクアレイ装置210との関係を主として説明したが、メインサイトのディスクアレイ装置120とバックアップサイトのディスクアレイ装置220との間でも、上記同様の処理が行われる。
本実施例は、上述のように構成されるので、以下の効果を奏する。メインサイトのディスクアレイ装置110,120内でRAIDグループ群G0,G1のコピー先RAIDグループ群G0C,G1Cをそれぞれ生成し、これらコピーしたRAIDグループ群G0C,G1Cをバックアップサイトに搬入し、対応するディスクアレイ装置210,220の所定位置にそれぞれ取り付けた後、構成情報112,122をディスクアレイ装置210,220にダウンロードさせる構成とした。従って、RAIDグループ群G0,G1が有する多量のデータを通信ネットワークCN11を用いて転送する場合に比べて、比較的短時間でバックアップサイトを構築することができる。また、テープデバイス等のバックアップデバイスを用いてバックアップサイトを構築する場合に比べても、より短い時間でバックアップサイトの初期構築を完了することができる。
本実施例では、同一筐体内で一方のRAIDグループ群から他方のRAIDグループ群にデータをコピーさせるという筐体内ミラーリング機能を用いて、コピー先RAIDグループ群G0C,G1Cを生成する構成とした。従って、テープデバイスやバックアッププログラム等の特別な外部装置や外部機能を用いずに、バックアップサイトの初期構築を行うことができる。
本実施例では、コピー先RAIDグループ群G0C,G1Cへのデータコピー処理と、RAIDグループ群G0C,G1Cを構成する各ディスクを閉塞処理して取り外す処理と、構成情報112,122をバックアップサイトのディスクアレイ装置210,220にダウンロードさせる処理とを、メインサイトのディスクアレイ装置110,120を停止させることなく、それぞれ実行できるようにした。従って、メインサイトでのサービス提供を中断することなく、バックアップサイトの初期構築を進めることができる。
図8は、本実施例による各処理の概略を示すタイミングチャートである。(a)は、メインサイトにおいて、ホストコンピュータ30Aに対しストレージサービスが提供されている状態を示す。(b)は、RAIDグループ群G0,G1のコピーがそれぞれ行われている状態を示す。
(c)に示すように、RAIDグループ群G0,G1のコピーを完了すると、差分データの管理が開始される。コピー完了後に、メインサイトのディスクアレイ装置110,120からRAIDグループ群G0C,G1Cがそれぞれ取り外される。(d)に示すように、各RAIDグループ群G0C,G1Cは、バックアップサイトに搬送されて、ディスクアレイ装置210,220の所定位置にそれぞれ取り付けられる。(e)に示すように、各RAIDグループ群G0C,G1Cの取付が完了すると、構成情報112,122がディスクアレイ装置210,220にダウンロードされる。これにより、ディスクアレイ装置210,220は、ディスクアレイ装置110,120がRAIDグループ群G0,G1を使用するのと同様に、RAIDグループ群G0C,G1Cを使用可能となる。
そして、(f)に示すように、メインサイトのディスクアレイ装置110,120でそれぞれ管理されている差分ビットマップテーブルT3(113,123)を、対応するディスクアレイ装置210,220にそれぞれ反映させる。これにより、メインサイトのディスクアレイ装置110,120とバックアップサイトのディスクアレイ装置210,220とは、同一システムを備えることになり、ディザスタリカバリシステムの初期構築が完了する。
図9は、本発明の第2実施例を示す全体構成図である。本実施例は第1実施例の変形例と位置づけることができる。本実施例の特徴は、筐体間ミラーリング技術を利用して、コピー先RAIDグループ群G0C,G1Cをそれぞれ生成する点にある。
メインサイトには、3個のディスクアレイ装置110A,120A,130がそれぞれ設けられている。ここで、ディスクアレイ装置110A,120Aは、「第1のディスクアレイ装置」に該当し、ディスクアレイ装置130は、「第2のディスクアレイ装置」に該当する。
各ディスクアレイ装置110A,120A,130は、例えば、SAN等の高速な通信ネットワークを介して相互に接続されている。また、メインサイトとバックアップサイトとの間は、通信ネットワークCN11を介して接続されている。ここで、一般的には、サイト内の通信ネットワークCN12の方が、サイト間の通信ネットワークCN11よりも高速化し易い。サイト間の通信ネットワークCN11には、回線網の制約や回線利用料金等の問題から、高速な通信回線を構築するのが難しいためである。
ディスクアレイ装置110AはRAIDグループ群G0を備え、ディスクアレイ装置120AはRAIDグループ群G1を備える。これらRAIDグループ群G0,G1のコピーG0C,G1Cは、ディスクアレイ装置130内にそれぞれ形成される。RAIDグループ群G0,G1のコピーを生成する場合、サイト内の通信ネットワークCN12を介して、各ディスクアレイ装置110A,120Aからディスクアレイ装置130にデータが転送される。このように別々の装置間でコピーを実行することを、筐体間ミラーリングと呼ぶ。
RAIDグループ群G0,G1に書き込まれたデータをRAIDグループ群G0C,G1Cにも同時に書き込む等のように、ディスクアレイ装置110A,120Aの記憶内容とディスクアレイ装置130の記憶内容とを常時同期させる構成を採用することができる。また、これに限らず、バックアップサイトの構築時に、ホストコンピュータ30Aからの指示に基づいて、RAIDグループ群G0,G1のコピーをディスク装置130内に生成する構成でもよい。
ディスクアレイ装置130内でRAIDグループ群G0C,G1Cが生成されると、作業者は、ディスクアレイ装置130の主電源を落としてから、RAIDグループ群G0C,G1Cを取り外す。ディスクアレイ装置130は、ディスクアレイ装置110,120のボリュームコピー生成に使用される装置であり、その機能を停止させても、ディスクアレイ装置110,120が提供するサービスに悪影響を与えない。
ディスクアレイ装置130から取り外されたRAIDグループ群G0C,G1Cは、バックアップサイトに搬入され、ディスクアレイ装置210,220の所定位置にそれぞれ取り付けられる。第1実施例と同様に、構成情報112,122がディスクアレイ装置210,220のコントローラ211,221にそれぞれダウンロードされる。
そして、ディスクアレイ装置110,120でそれぞれ管理されている差分ビットマップテーブルT3(113,123)は、ディスクアレイ装置210,220に送信され、ディスクアレイ装置210,220の各ディスクにそれぞれ反映される。
本実施例は、上述のように構成されるので、第1実施例と同様の効果を奏する。これに加えて、本実施例では、RAIDグループ群G0,G1のコピーを生成するために、別のディスクアレイ装置130を利用する構成とした。従って、ディスクアレイ装置110,120を運用したままの状態で、ディスクアレイ装置130の主電源を落としてからRAIDグループ群G0,G1の各ディスクを取り外すことができる。従って、より安全にディスクの取り外し作業を行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。例えば、各サイトでは、それぞれ少なくとも1つ以上のディスクアレイ装置が設けられていればよく、3つ以上のディスクアレイ装置が設置されている場合にも本発明を適用することができる。また、バックアップサイトを複数拠点設ける場合は、バックアップサイトの数に応じた数だけ、メインサイト内でRAIDグループ群のコピーを生成すればよい。あるいは、1つのバックアップサイトにおいて、他のバックアップサイトを構築するためのRAIDグループ群を生成する構成としてもよい。
本発明の全体概念を示す説明図である。 本発明の実施例に係わるディスクアレイ装置の外観図である。 ディスクアレイ装置の論理的な概略構成を示すブロック図である。 ストレージシステムの全体構成を示すブロック図である。 構成情報の一例を示す説明図である。 差分データを管理するための情報の一例を示す説明図である。 バックアップサイトの初期構築処理の概略を示すフローチャートである。 バックアップサイトの初期構築におけるタイミングチャートである。 第2実施例に係わるストレージシステムの全体構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,2…ディスクアレイ装置、3…RAIDグループ群、4…コピーされたRAIDグループ群、5…構成情報、6…差分データ、7…通信ネットワーク、8…可搬記憶媒体、10…ディスクアレイ装置、11…基本筐体、12…増設筐体、13…制御パッケージ、 14…電源ユニット、15…バッテリユニット、16…冷却ファン、21…チャネルアダプタ、21A…通信ポート、22…ディスクアダプタ、23…キャッシュメモリ、24…共有メモリ、25…スイッチ部、26…ディスクドライブ、27…RAIDグループ、30,30A,30B…ホストコンピュータ、31…管理端末、G01〜G0n…RAIDグループ群G0を構成するRAIDグループ、G11〜G1n…RAIDグループ群G1を構成するRAIDグループ、G01C〜G0nC…RAIDグループ群G0Cを構成するRAIDグループ、G11C〜G1nC…RAIDグループ群G1Cを構成するRAIDグループ、110,120、110A,120A…メインサイトのディスクアレイ装置、130…メインサイトのコピー用ディスクアレイ装置、210,220…バックアップサイトのディスクアレイ装置、111,121,211,221…コントローラ、112,122,212,222…構成情報、113,123…差分ビットマップテーブル、114,124,214,224…外部I/F、CN…通信ネットワーク、CN11…サイト間を接続する通信ネットワーク、CN12…サイト内を接続する通信ネットワーク

Claims (9)

  1. メインサイトに設けられたディスクアレイ装置とバックアップサイトに設けられたディスクアレイ装置とを通信ネットワークを介して接続したストレージシステムの運用方法であって、
    前記メインサイトのディスクアレイ装置及び前記バックアップサイトのディスクアレイ装置は、上位装置との間のデータ授受を制御するチャネルアダプタと、ディスクとの間のデータ授受を制御するディスクアダプタと、前記チャネルアダプタ及び前記ディスクアダプタに共用されるメモリとを含んでそれぞれ構成されており、
    前記メインサイトのディスクアレイ装置のディスクアダプタによって、前記メインサイトのディスクアレイ装置に設けられた所定ディスクのコピーディスクを、前記メインサイトのディスクアレイ装置内で生成する第1ステップと、
    前記コピーディスクを前記メインサイトのディスクアレイ装置から取り外し、前記バックアップサイトのディスクアレイ装置の所定位置に取り付ける第2ステップと、
    前記メインサイトのディスクアレイ装置に保持されている前記所定ディスクに関する構成情報を前記バックアップサイトのディスクアレイ装置のメモリに記憶させる第3ステップと、
    を含むストレージシステムの運用方法。
  2. 前記メインサイトのディスクアレイ装置が運用されている状態で、前記第1〜第3ステップをそれぞれ実行する請求項1に記載のストレージシステムの運用方法。
  3. 前記第1ステップは、前記メインサイトのディスクアレイ装置の内部で、前記コピーディスクを生成する請求項1に記載のストレージシステムの運用方法。
  4. 前記メインサイトには、第1のディスクアレイ装置と、この第1のディスクアレイ装置と同期される第2のディスクアレイ装置とがそれぞれ設けられており、
    前記第1ステップでは、前記第2のディスクアレイ装置の内部で、前記コピーディスクを生成する請求項1に記載のストレージシステムの運用方法。
  5. 前記第2ステップでは、前記メインサイトのディスクアレイ装置における前記所定ディスクの取付位置と同一の取付位置で、前記コピーディスクを前記バックアップサイトのディスクアレイ装置に取り付ける請求項1に記載のストレージシステムの運用方法。
  6. 前記第3ステップでは、前記構成情報を、前記コピーディスクとは別の記憶媒体を介して、前記バックアップサイトのディスクアレイ装置に記憶させる請求項1に記載のストレージシステムの運用方法。
  7. 前記第3ステップでは、前記構成情報を、前記通信ネットワークを介して、前記バックアップサイトのディスクアレイ装置に記憶させる請求項1に記載のストレージシステムの運用方法。
  8. 前記第1ステップでは、前記構成情報を前記コピーディスクに格納し、
    前記第3ステップでは、前記バックアップサイトのディスクアレイ装置に前記コピーディスクを取り付ける際に、前記コピーディスクから前記構成情報を読み出して、前記バックアップサイトのディスクアレイ装置に記憶させる請求項1に記載のストレージシステムの運用方法。
  9. 主たるディスクアレイのデータディスクのコピーを作成し、そのコピーをディスクアレイ筺体から抜き出し従たるディスクアレイ装置に挿入すると共に、主たるディスクアレイの構成情報のコピーを作成し従たるディスクアレイ装置にダウンロードしディスクアレイ装置を再構成する事により、ディザスタリカバリシステムでのエスタブリッシュコピーを高速に実現する事を特徴とするストレージシステムの運用方法。
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