JP2008140289A - ストレージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コスト負担を低減しつつ、ディザスタリカバリにも対応すると共に大容量のバックアップデータを保存することである。
【解決手段】装置本体に書き込まれるデータを保持するマスタLU13と、筐体11に着脱可能なHDD15を有しマスタLU13のバックアップデータを保持するバックアップLU14と、バックアップLU14の状態を切り替えてバックアップデータの書き込みを制御するコントローラ11とを具備し、コントローラ11は、バックアップLU14をマスタLU13と同期させる同期状態と、バックアップLU14をマスタLU13から切り離す分割状態と、マスタLU13内のデータをバックアップLU14にコピーするコピー状態と、バックアップLU14を構成するHDD15を筐体11から取り外したオフライン状態とを管理するバックアップLU状態テーブル16を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、データバックアップに好適なストレージ装置に関する。
情報システムの分野においては、コンピュータのハードウェアの故障やソフトウェアの障害などによるプログラムやデータの破壊又は紛失等に備え、記憶装置内の記憶内容をテープライブラリ内に装着された磁気テープへ保存するバックアップが行われている。この場合において、磁気テープは、テープライブラリから外部保管することができる上、外部保管した磁気テープをローテーションさせることで、テープライブラリの許容量以上のデータをバックアップすることが可能である。また、磁気テープを金庫等に保管することにより、ディザスタリカバリ(災害復旧)に備えることも可能である。
近年においては、ハードディスクなどの磁気ディスクの低価格化に伴い、磁気ディスクを磁気テープの代わりに使用して記憶内容のバックアップを行うケースが増えてきている。この場合には、複数の磁気ディスクに並列にデータを読み書きするRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)が利用されることが多い。例えば、バックアップ対象となる磁気ディスク装置から離れた場所にバックアップ用の磁気ディスク装置を設置し、これらの記憶内容を同期させるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−7304号公報
しかしながら、上述のように磁気ディスクを使用して記憶内容のバックアップを行う場合においては、磁気ディスクを外部保管することができないことから、磁気テープのようにローテーションさせることができない。このため、磁気ディスクの最大容量以上のバックアップデータを保存することができず、また、ディザスタリカバリ(災害復旧)に対応することもできない。
また、特許文献1記載のシステムのように遠隔地にバックアップ用の磁気ディスク装置を設置し、磁気ディスク装置にバックアップデータを保存する場合には、磁気ディスク装置に要するコストおよび双方の磁気ディスク装置間のネットワークに要するコスト等、システムの構築に要するコスト負担が大きくなる。
本発明は、コスト負担を低減しつつ、ディザスタリカバリにも対応すると共に大容量のバックアップデータを保存することができるストレージ装置を提供することを目的とする。
本発明に係わるストレージ装置は、 装置本体に書き込まれるデータを保持する磁気ディスク上に形成されるマスタ論理ユニットと、着脱可能な磁気ディスク上に形成され前記マスタ論理ユニット内のデータのバックアップデータを保持するバックアップ論理ユニットと、前記バックアップ論理ユニットの状態を切り替えて前記バックアップ論理ユニットに前記マスタ論理ユニットの前記バックアップデータの書き込みを制御するコントローラとを具備し、
前記コントローラは、前記バックアップ論理ユニットを前記マスタ論理ユニットと同期させる同期状態と、前記バックアップ論理ユニットを前記マスタ論理ユニットから切り離す分割状態と、前記マスタ論理ユニット内のデータを前記バックアップ論理ユニットにコピーするコピー状態と、前記バックアップ論理ユニットを構成する磁気ディスクを装置筐体から取り外したオフライン状態とを管理する管理テーブルとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、コスト負担を低減しつつ、ディザスタリカバリにも対応すると共に大容量のバックアップデータを保存することができるストレージ装置を提供できる。
図1は、本発明の実施の形態に係わるストレージ装置10の全体構成図である。図1に示すように、本発明の実施の形態に係わるストレージ装置10は、その筐体11内にコントローラ12と、マスタLU13と、複数のバックアップLU14−1〜14−nとを備えている。ここで、LU(Logical Unit)とは、例えば、複数の磁気ディスク装置(以下、適宜「HDD」という)から構成される1つのRAIDグループ上の論理ユニットのことである。
コントローラ12は、装置全体の制御を行うものであり、ストレージ装置10が接続されるホストコンピュータ等からの指示に応じて、マスタLU13やバックアップLU14−1〜14−nに対してデータを書き込む一方、マスタLU13やバックアップLU14−1〜14−nからデータを読み出す。マスタLU13は、コントローラ12の制御の下、ストレージ装置10に書き込まれたデータを保持するものである。
バックアップLU14−1〜14−nは、マスタLU13のバックアップデータを保持するものであり、各バックアップLU14−1〜14−nは、バックアップタイミングの異なるバックアップデータの保持に用いられる。各バックアップLU14−1〜14−nにおけるバックアップデータは、コントローラ12の制御の下、マスタLU13と、各バックアップLU14−1〜14−nとの後述する同期、切り離しを行うことによって保持される。
なお、図1においては、n個のバックアップLU14を備える場合について示しているが、バックアップLU14の数量については適宜変更が可能である。また、各バックアップLU14−1〜14−nは、図1に示すように、2つのHDD15aおよび15bにより1つのRAIDグループ上の論理ユニットを構成する場合について示している。
各バックアップLU14−1〜14−nは、一定条件の下、ストレージ装置10の筐体11から着脱可能に構成されている。以下においては、各バックアップLU14−1〜14−nを筐体11の外部に取り出すことを「エクスポート」と呼び、その操作を「エクスポート操作」と呼ぶものとする。また、各バックアップLU14−1〜14−nを筐体11の内部に挿入することを「インポート」と呼び、その操作を「インポート操作」と呼ぶものとする。
ここで、バックアップLU14における状態遷移について図2を用いて説明する。図2は、ストレージ装置10が有するバックアップLU14の状態遷移についての説明図である。図2に示すように、各バックアップLU14−1〜14−nは、SPLIT、COPY、SYNC及びOFFLINEという4つの状態を有している。
SPLIT状態とは、バックアップLU14が筐体11内に存在し、マスタLU13と切り離されている状態を示す。SYNC状態またはCOPY状態における同期またはコピーを中断してマスタLU13とバックアップLU14とを切り離すと、SYNC状態またはCOPY状態からSPLIT状態に遷移する。なお、ストレージ装置10に新たにバックアップLU14が生成された場合には、生成されたバックアップLU14は、SPLIT状態になる。
COPY状態とは、マスタLU13からデータをコピーしている状態を示す。マスタLU13からバックアップLU14へのデータのコピーを開始すると、SPLIT状態からCOPY状態に遷移する。この場合において、バックアップLU14に対しては、マスタLU13とバックアップLU14との差分データのみがコピーされる。なお、差分データのコピーについては後述する。
SYNC状態とは、マスタLU13と同期している状態を示す。マスタLU13からバックアップLU14へのデータのコピーが完了すると、COPY状態からSYNC状態に遷移する。このSYNC状態においては、マスタLU13へのデータの書き込みと同期して、バックアップLU14にもデータが書き込まれる。
OFFLINE状態とは、バックアップLU14が筐体11の外部に取り外されている状態を示す。SPLIT状態から筐体11の外部にエクスポートされると、SPLIT状態からOFFLINE状態に遷移する。逆に、筐体11の外部からその内部にインポートされると、OFFLINE状態からSPLIT状態に遷移する。
このようなバックアップLU14における状態遷移は、コントローラ12により管理される。コントローラ12は、図3に示すように、自身が保持するバックアップLU状態テーブル16と、各バックアップLU14−1〜14−nを構成するHDD15a、15bがそれぞれ保持するバックアップLU構成テーブル17a、17bとを参照しながらバックアップLU14における状態遷移を管理する。ここで、バックアップLU状態テーブル16、並びに、バックアップLU構成テーブル17a、17bの内容について説明する。
図4は、バックアップLU状態テーブル16に登録されるデータの一例を示すデータ構成図である。図4に示すように、バックアップLU状態テーブル16は、各バックアップLU14−1〜14−nに付与される番号(以下、「バックアップLU番号」という)に対応付けて各バックアップLU14−1〜14−nの状態を登録するものである。バックアップLU状態テーブル16に登録されるバックアップLU14の状態は、状態遷移に応じて逐一更新される。
図5は、バックアップLU構成テーブル17に登録されるデータの説明図である。図5に示すように、各バックアップLU構成テーブル17には、対応するHDD15が属するバックアップLU14のバックアップLU番号、そのHDDの識別情報、そのHDD15が構成するバックアップLU14のRAIDレベル、ストライプサイズ、並びに、バックアップLU14を構成する全てのHDD15の情報を保持する。
コントローラ12は、それぞれのHDD15から図5に示すバックアップLU構成テーブル17を読み出すことで、そのHDD15が属するバックアップLU14、RAID構成情報、バックアップLU14を構成する他のHDD15などの情報を取得することができ、バックアップLU14を構成するHDD15が筐体11の内部に全て揃っているか否かを確認することができる。
次に、ストレージ装置10において、バックアップLU14を筐体11からエクスポートする場合、並びに、バックアップLU14を筐体11にインポートする場合の操作について図6を用いて説明する。図6は、バックアップLU14をエクスポートおよびインポートする際の操作についてのシーケンス図である。
なお、図6においては、ユーザ操作とコントローラ12との処理手順の関係について示している。また、インポート操作とエクスポート操作とは、同一の処理手順により行われ、多くの場合、同一時に行われる。以下においては、インポート操作とエクスポート操作とを同一時に行う場合について説明する。しかしながら、インポート操作とエクスポート操作とを別々に行うことも可能である。
ユーザがバックアップLU14のエクスポートおよびインポートを希望する場合には、まず、コントローラ12に対してエクスポート/インポート要求が出力される(S600)。例えば、エクスポート/インポート要求は、バックアップLU14が格納されている筐体11の扉の鍵を開く方向に回す操作に応じて出力するように構成することが可能である。
エクスポート/インポート要求を受け付けると、コントローラ12は、バックアップLU状態テーブル16を参照して、SYNC状態またはCOPY状態のバックアップLU14が存在するか判定し、存在すれば強制的に切り離してそのバックアップLU状態テーブル16をSPLIT状態にする(S601)。そして、全てのバックアップLU状態テーブル16をSPLIT状態にした後、ユーザに対してエクスポートおよびインポートの許可を通知する(S602)。例えば、エクスポートおよびインポートの許可は、筐体11の扉の鍵を開けることで通知するように構成することが可能である。
エクスポートおよびインポートの許可通知を受けると、ユーザは、手動でバックアップLU14を構成するHDD15a、15bのエクスポートおよびインポートを行う(S603)。そして、バックアップLU14のエクスポートおよびインポートを完了したならば、その旨をコントローラ12に対して通知する(S604)。例えば、エクスポートおよびインポートの完了は、筐体11の扉の鍵を閉める方向に回す操作に応じて出力するように構成することが可能である。
ステップS602でエクスポートおよびインポートの許可を通知した後、コントローラ12は、ユーザからのエクスポートおよびインポートの完了通知を待機する(S605)。エクスポートおよびインポートの完了通知を受けると、コントローラ12は、筐体11内のバックアップLU14に属する全てのHDD15a、15bのバックアップLU構成テーブル17を読み込む(S606)。
そして、コントローラ12は、それぞれのバックアップLU14を構成する全てのHDD15が筐体11内に存在するかを判定し(S607)、1つでもHDD15が欠落している場合はユーザに対してエラーを通知する(S608)。例えば、ユーザへのエラーは、パネルやLEDで報知することで通知するように構成することが可能である。
次に、コントローラ12は、バックアップLU状態テーブル16のSPLIT状態のバックアップLU14であって、筐体11内に存在しないバックアップLU14があるか判定する。そして、該当するバックアップLU14がある場合には、そのバックアップLU14をOFFLINE状態に切り替える(S609)。
さらに、コントローラ12は、バックアップLU状態テーブル16でOFFLINE状態のバックアップLU14であって、筐体11内に存在するバックアップLU14があるか判定する。そして、該当するバックアップLU14がある場合には、そのバックアップLU14をSPLIT状態に切り替える(S610)。
S610まで処理を行うと、バックアップLU14のエクスポート操作およびインポート操作が完了することとなるので、コントローラ12は、ユーザに対して完了を通知する(S611)。例えば、ユーザへの完了は、パネルやLEDで報知することで通知するように構成することが可能である。
本発明の実施の形態においては、2つのHDD15a、15bで構成されるバックアップLU14を一単位として筐体11から着脱する場合について示している。この際、バックアップLU14を構成するHDD15a、15bを保持可能な保持部材(例えば、マガジン)に装着し、この保持部材を介して筐体11から着脱することが好ましい。この場合には、誤ったHDD15をバックアップLU14に装着される事態を防止することが可能となる。特に、保持部材の内部にばね等の弾性手段を配設しておくことが好ましい。この場合には、着脱時に発生する衝撃からHDD15を保護することが可能となるので、よりHDD15の可搬性に優れたストレージ装置10を提供することが可能となる。
ここで、マスタLU13と、各バックアップLU14−1〜14−nとの同期を取る場合の処理について説明する。コントローラ12は、バックアップLU14の差分テーブルを保持し、この差分テーブルを参照することで、マスタLU13と、各バックアップLU14−1〜14−nとの同期を取る。ここで、差分テーブルとは、全てのバックアップLU14毎にコントローラ12が保持するものであり、マスタLU13と、各バックアップLU14−1〜14−nとが有するデータの差分が登録されるものである。
以下、差分テーブルにおける差分データの管理方法について図7を用いて説明する。図7は、コントローラ12が備える差分テーブルにおける差分データの管理方法についての説明図である。
例えば、マスタLU13を1Mバイトなどの固定サイズでブロックに分割し、その分割されたブロックと各差分テーブルのビットとを対応付ける。いま、マスタLU13のサイズが1Tバイトであり、ブロックサイズが1Mバイトである場合には、差分テーブルのサイズは、1Tバイト/(1Mバイト*8)=125Kバイトとなる。差分テーブルは、バックアップLU14毎に保持されるので、全ての差分テーブルのサイズの合計は125Kバイト*バックアップLU14の数量となる。
そして、バックアップLU14がSPLIT状態またはOFFLINE状態でマスタLU13に書き込み(write)があると、マスタLU13に書き込まれたブロックに該当する差分テーブルのビットを「1」にする。また、バックアップLU14が新規に作られた場合には、差分テーブルの全てのビットを「1」に初期化する。このようにしてマスタLU13とバックアップLU14とのデータの差分を表現する。
そして、バックアップLU14の状態が、SPLIT状態からCOPY状態に遷移すると、差分テーブルのビットが「1」になっている部分に対応するマスタLU13のブロックをバックアップLU14にコピーする。そして、バックアップLU14へのコピーが完了すると、差分テーブルのビットを「0」にする。全てのビットが「0」になると、COPY状態からSYNC状態に遷移し、差分データを用いた同期が完了する。この方式により、外部保管されているバックアップLU14においても差分データのコピーが可能になり、高速なバックアップを実現できる。
このように本発明の実施の形態に係わるストレージ装置10においては、バックアップLU14を構成するHDD15を筐体11に着脱可能とし、コントローラ11は、バックアップLU14を構成するHDD15を筐体11から取り外したOFFLINE状態を管理可能なバックアップLU状態テーブル16を備えている。これにより、バックアップLU14を構成するHDD15を外部保管できるようになることから、バックアップLU14を磁気テープのようにローテーションさせることができるので、ストレージ装置10の最大容量以上のバックアップデータを保存することが可能となる。また、筐体11から取り出したバックアップLU14を金庫や遠隔地に保管することが可能となるので、火事や災害などで筐体11ごと破壊された場合であってもデータを復旧することが可能となる。この場合に、遠隔地にバックアップ用の磁気ディスク装置を設置し、ネットワークを介してバックアップデータを送信する必要がないので、バックアップシステムの構築に要するコスト負担を抑制することができる。この結果、コスト負担を低減しつつ、ディザスタリカバリにも対応すると共に大容量のバックアップデータを保存することが可能となる。
また、ストレージ装置10においては、バックアップLU14を構成するHDD15に、HDD15の識別情報を登録するバックアップLU構成テーブル17を備え、コントローラ11は、バックアップLU14を構成するHDD15の着脱時にバックアップLU構成テーブル17を読み出し、その内容に応じてバックアップLU14の利用可否を判別している。これにより、バックアップLU14を構成するHDD15を着脱可能な構成とした場合においても、バックアップLU14に対応するHDD15が欠落する事態を防止することが可能となる。
また、外部保管しているバックアップLU14にコピーされるデータについて、コントローラ11は、差分テーブルを用いて管理を行うこととしているため、エクスポートおよびインポートした後においても、より高速にデータのバックアップを行うことが可能となる。
なお、バックアップLU14への差分データのコピーを行う際には、差分テーブルのブロック単位でデータを暗号化することも可能である。暗号化には、例えば、ストレージ装置10のファームウェアに記録された秘密鍵を使うことが考えられる。この場合には、ストレージ装置10の筐体11と、ファームウェアとの組合せがなければ復号することができないようになる。ただし、暗号前のデータサイズと暗号後のデータサイズとが同一のサイズになる暗号手法を使うことが必要となる。このように、バックアップLU14への差分データのコピー時に暗号化処理を施すことにより、外部保管したバックアップLU14内のデータを安全に保管することが可能となる。
以上の説明では、複数のHDD15で構成され、RAID装置として機能するバックアップLU14を備える場合について示しているが、ストレージ装置10が備える記憶メディアについては、適宜変更が可能である。例えば、複数のランダムアクセス可能な記憶メディアにも適用することが可能である。
本発明の実施の形態に係わるストレージ装置の全体構成図。 本発明の実施の形態に係わるストレージ装置が有するバックアップLUの状態遷移についての説明図。 本発明の実施の形態に係わるストレージ装置のコントローラおよびバックアップLU内のテーブルの説明図。 本発明の実施の形態におけるバックアップLU状態テーブルに登録されるデータの一例を示すデータ構成図。 本発明の実施の形態におけるバックアップLU構成テーブル17に登録されるデータの説明図。 本発明の実施の形態におけるバックアップLU14をエクスポートおよびインポートする際の操作についてのシーケンス図。 本発明の実施の形態におけるコントローラが備える差分テーブルにおける差分データの管理方法についての説明図。
符号の説明
10…ストレージ装置、11…筐体、12…コントローラ、13…マスタLU、14−1〜14−n…バックアップLU、15a、15b…磁気ディスク装置(HDD)、16…バックアップLU状態テーブル、17a、17b…バックアップLU構成テーブル。

Claims (1)

  1. 装置本体に書き込まれるデータを保持する磁気ディスク上に形成されるマスタ論理ユニットと、着脱可能な磁気ディスク上に形成され前記マスタ論理ユニット内のデータのバックアップデータを保持するバックアップ論理ユニットと、前記バックアップ論理ユニットの状態を切り替えて前記バックアップ論理ユニットに前記マスタ論理ユニットの前記バックアップデータの書き込みを制御するコントローラとを具備し、
    前記コントローラは、前記バックアップ論理ユニットを前記マスタ論理ユニットと同期させる同期状態と、前記バックアップ論理ユニットを前記マスタ論理ユニットから切り離す分割状態と、前記マスタ論理ユニット内のデータを前記バックアップ論理ユニットにコピーするコピー状態と、前記バックアップ論理ユニットを構成する磁気ディスクを装置筐体から取り外したオフライン状態とを管理する管理テーブルとを備えることを特徴とするストレージ装置。
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