JP2004531847A - 共用ロボティック装置へのユーザ選択の制御パスを提供する多目的スロットを備える自動データ・ストレージ・ライブラリ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(媒体ドライブに着脱可能にロードされた媒体からデータを読み取り、または媒体へデータを書き込むのに使用可能な)媒体ドライブ、(媒体移送信号をホストから共用ロボティック媒体移送装置に伝送するのに使用可能な)コマンド・リレー・ポート、または様々な他のモジュールを受け入れるように構成された、多目的スロットを特徴とするデータ・ストレージ・ライブラリ。ロボティック装置は、各スロットが空いているか、あるいは各スロットを媒体ドライブまたはコマンド・リレー・ポートなどのコンポーネントが占有しているかを認識し、それに従って、占有モジュールと適切に通信するようにプログラムされる。
【選択図】図1
Description
【0001】
本発明は、可搬データ・ストレージ媒体の媒体ドライブへのロード、媒体ドライブからのアンロード、および媒体ドライブ間での移動を管理し、さらにそうしたドライブにロードされた媒体とライブラリ・ホストの間でのデータ交換を管理する自動データ・ストレージ・ライブラリに関する。より具体的には、本発明は、ロボティック媒体移送装置を備え、(1)媒体ドライブに着脱可能にロードされた媒体からデータを読み取り、または媒体へデータを書き込み、あるいはその両方を行うのに使用可能な媒体ドライブ、(2)コマンド信号をホストからロボティック装置に伝送するのに使用可能なコマンド・リレー・ポート、(3)その他の様々なタイプのモジュールを受け入れるように構成された多目的スロットを特徴とする、データ・ストレージ・ライブラリに関する。ロボティック装置は、各スロットをどのタイプのモジュールが占有しているか、あるいはスロットが空いているかどうかを認識し、占有モジュールと適切に通信するようにプログラムされる。
【背景技術】
【0002】
今日最も普及している大容量ストレージ・システムの1つは、データ・ストレージ・「ライブラリ」である。一般にデータ・ストレージ・ライブラリとは、一括して保管された大量の可搬(「着脱可能」)データ・ストレージ媒体を意味し、それらはロボティック媒体移送装置によって、様々なストレージ保管庫、インポート/エクスポート領域、および媒体ドライブの間を移動される。こうしたライブラリが普及したのには多くの理由がある。第1に、磁気テープや光媒体などが一般的である可搬データ・ストレージ媒体は一般に、磁気ディスク・ドライブなどの他のストレージ形式と比べて、きわめて安価なことが挙げられる。さらにライブラリは、より多くの媒体アイテムを追加するだけで容易に拡張されて、より大量のデータを収容できるようになる。その上、ほとんどのライブラリは、新しい装置を用いて容易に更新することができる。例えば、新しい媒体ドライブをライブラリに導入して、既存の媒体ドライブを補強し、あるいは取り換えることができる。
【0003】
いくつかの異なる企業が今日このようなライブラリを製造しており、各モデルは様々な異なる特徴および動作原理を示している。データ・ストレージ・ライブラリの1つの有力な製造業者はインターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション(IBM)である。いくつかの異なるIBM製ライブラリが広く使用されており、商業的に成功を収めているが、IBMの技術者らはIBM製ライブラリの様々な面を改良しようと模索を続けている。
【0004】
特に注力している1つの領域はコストの引下げであり、より具体的には、簡単に再構成可能であり、可能ならばコンポーネントを共用するライブラリを設計することによる、ハードウェア・コストの削減である。しかし、複数の機能を実行し、あるいは複数のマスタ・ユニットに応答するコンポーネントを設計することはしばしば困難である。このレベルの柔軟性を実現するには、ソフトウェア・コードを調整または監視する扱いにくいレイヤを追加する必要がしばしばあるが、このようなレイヤは最終的に、ライブラリの他の無関係な面でのパフォーマンス低下を招くことがある。例えば、複数の互換性のないホストが媒体アイテムの共用目録を管理できるようにするソフトウェアを開発することは、多くの場合、ひどく困難であり、あるいは費用がかかる。
【0005】
他のケースでは、共用コンポーネントは、異なるホスト毎に別個のポートを備える必要があるかもしれず、したがって、共用コンポーネントのハードウェア・コストは増加する。さらに、複数のコンポーネントがバスまたはその他の機能を共用する場合、いくつかの構成では非互換性の問題が生じ、データの可用性が低下したり失われたりする。したがって、技術者らは、データ・ストレージ・ライブラリにおいてコンポーネントを統合し、それとは別にハードウェア費用を削減しようとする探求の過程で多くの困難な課題に直面している。上記の問題に対処する1つの手法が、バシャム(Basham)らの名前で1997年9月16日に出願され、現在は米国特許第6,434,090号として公表されている、「共用ロボティック装置への媒体ドライブを介する制御パスを備えた自動データ・ストレージ・ライブラリ(AUTOMATEDDATA STORAGE LIBRARY WITH CONTROL PATH TO SHARED ROBOTIC DEVICE VIA MEDIA DRIVE)」と題する米国出願第08/931,856号に記載されている。ここに上記特許の全体を参照により本明細書に組み込む。
【0006】
バシャムらは、ホスト・コンピュータと媒体ドライブとの間にある2重目的のデータ/制御パスを特徴とするデータ・ストレージ・ライブラリを開示している。このパスは、ホストとドライブとの間で制御信号とデータを伝送し、さらにホストからドライブに結合されたロボティック媒体移送装置にロボティック制御信号を伝送する。この手法は様々な利益を提供するが、IBMの技術者らは、ライブラリ・コストを削減し、ライブラリを再構成する際の顧客の選択肢を広げる新しい方法を模索している。この点に関して、考えられ得る1つの領域は、十分に再構成可能なシステムでありながら、通常のドライブとしての機能に加えて、ロボティック制御信号も伝送できる、特別な2重目的の媒体ドライブを、顧客が費用をかけて購入する必要がないようにするシステムを開発することである。マーケティングの観点から見て、関連する問題は、従来の媒体ドライブ・モデルを利用してライブラリを構築することをすでに決定した顧客が、バシャムらのライブラリが独特な媒体ドライブ・タイプ、すなわち、通常のドライブ機能に加えて、ライブラリのロボティック媒体移送装置にホスト・コマンドを伝送できる、特定製造元の(proprietary)2重目的媒体ドライブを少なくとも1つ必要とするために、バシャムらのライブラリを考慮から退けてしまうことである。
【特許文献1】
米国出願第08/931,856号、米国特許第6,434,090号
【特許文献2】
米国特許第6,185,165号
【特許文献3】
米国特許第6,044,442号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
したがって、コストを削減し、データ・ストレージ・ライブラリを構成する際の柔軟性を高めるためのさらなる改良が、依然として求められている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
概して、本発明は、ロボティック媒体移送装置を備え、また多目的スロットを特徴とするデータ・ストレージ・ライブラリに関する。多目的スロットの各々は、(媒体ドライブに着脱可能にロードされた媒体からデータを読み取り、または媒体へデータを書き込み、あるいはその両方を行う)媒体ドライブや(コマンド信号をホストからロボティック媒体移送装置に伝送する)コマンド・リレー・ポートなどの占有モジュールを受け入れるように構成される。本発明はさらに、2重機能の媒体ドライブ/リレー・ポート、スイッチ、ハブ、ゲートウェイ、ルータ、ネットワーク・ストレージ、イーサネット(R)・ユニット、DASD、ホスト、ストレージ・エミュレータなど、その他のモジュールをスロットに挿入し使用することを企図している。ロボティック媒体移送装置は、どのタイプのモジュールが各スロットを占有しているかを認識し(占有している場合)、任意の占有モジュールと適切に通信するようにプログラムされる。
【0009】
スロットを占有する媒体ドライブまたはコマンド・リレー・ポート(またはその他のモジュール)をロボティック媒体移送装置に自動的にまたは手動で電気的に結合し、該当する場合には任意選択でホストと結合するために、ケーブル、コネクタ、またはその他の結合機器(coupling)が提供される。ロボティック装置は、各スロットについて、各スロットを占有しているモジュールのタイプやスロットが空いているかどうかといった、各スロットの状態を判断する。ロボティック装置は、コマンド・リレー・ポートが占有している各スロットにおいて、ホストからコマンド・リレー・ポートを介して媒体移送コマンドを受信し、それらのコマンドを実行して、媒体ストレージ保管庫や媒体ドライブなどを始めとする、指定された媒体ロケーション間で媒体アイテムを移動させる。ロボティック装置は、媒体ドライブが占有している各スロットにおいて、様々な構成情報やシステム管理メッセージを交換してよく、あるいは何も交換しなくてもよい。
【0010】
上述したことから分るように、本発明の一態様は、データ・ストレージ・ライブラリなどの装置に関する。本発明はまた、他のいくつかの形態で実施してもよい。例えば、本発明は、データ・ストレージ・ライブラリで使用可能な方法を提供するために実施することができる。また別の実施形態において、本発明は、本明細書で論じるデータ・ストレージ・ライブラリにおいて動作するデジタル・データ処理装置によって実行可能なマシン可読命令から成るプログラムを有形に実施する信号支持媒体(signal-bearing medium)を提供するように実施することができる。別の実施形態は、電気的に相互接続された複数の導電素子を、本明細書で論じるデータ・ストレージ・ライブラリにおいて動作するように構成した論理回路に関する。
【0011】
本発明は、その利用者にいくつかの明瞭な利点をもたらす。注目すべきことは、本発明は、ロボティック装置との内部通信はそれまで通りの方式で行いながら、新しい異なるホストとの間の相互接続またはプロトコルあるいはその両方を用いる外部通信にはコマンド・リレー・ポートのアップグレードによって対応できるので、顧客がデータ・ストレージ・ライブラリに対して行った投資を継続して活かしていけることである。したがって、必要に応じてコマンド・リレー・ポートをアップグレードすることによって、顧客は技術水準または技術それ自体の変化からロボティック装置を切り離すことができる。したがって、ライブラリとホストとのインタフェースが変化しても、ロボティック装置が時代遅れになるとは限らない。本発明はまた、データ・ストレージ・ライブラリが、多種多様な異なるスロット占有モジュールに対応し、そのような占有モジュールの数およびタイプ、ロボティック装置へのホスト接続の数およびタイプ、その他に応じて再構成可能であるという点で利点を提供する。この点、本発明には拡張性がある。顧客は随時、ホストの追加(または除去)に応じて、コマンド・リレー・ポートの数を増やす(または減らす)ことができるからであり、さらに、ライブラリ中の領域をポート専用に用いずとも、この利益を得ることができるからである。これと関連して、本発明には柔軟性がある。任意の所与のスロットは、コマンド・リレー・ポートまたは媒体ドライブ(またはその他のモジュール)を収容することができ、ホスト接続、データ・アクセス装置、または1つのライブラリ・システム中の論理ライブラリを増加させる利点を提供するからである。
【0012】
また、ロボティック媒体移送装置は、別個のコマンド・リレー・ポートを介して別個のホストと通信し、ホスト・アクセスのオーバラップを避けるために媒体アイテム本体をパーティション化するよう構成できるので、本発明は、別の方法では共用コンポーネントを操作するのに必要となる複雑なホスト・ソフトウェアをもたずにすむ。複数のコマンド・リレー・ポートを設置した場合、本発明はまた、ロボティック装置への適切なパスが障害を起した場合あるいはその他の理由で利用できない場合に役立てることができる、ロボティック装置への冗長パスを提供できる利点をもつ。また、スロットは種類が異なり非互換ですらあるコマンド・リレー・ポートを収容できることから、本発明のライブラリは、別の方法では非互換ホスト、アプリケーション・ソフトウェア、または通信プロトコル、あるいはそのいずれかの組合せの異種混合となる場合であっても、単一のロボティック媒体移送装置と媒体アイテムの共通目録との共用が可能となるので利益をもたらす。
【0013】
別の利点として、別個のホストと対応する複数の別個のコマンド・リレー・ポートを設けることで、ライブラリ中の媒体アイテムのパーティション化が単純化される。すなわち、ロボティック媒体移送装置は、各コマンド・リレー・ポートを媒体アイテムの異なるパーティションに関連付け、所定のコマンド・リレー・ポートを介して到着したすべての媒体移送コマンドを、対応するパーティションにのみ制限することができる。こうすると、各ホストは認識可能な「ライブラリ」に排他的にアクセスできるようになるため、ホスト処理が単純化されるが、この「ライブラリ」は実際には媒体アイテム全体のより小さな1パーティションにすぎない。さらに、パーティション化を行うと、異なるホストがそれぞれ共用媒体アイテムを一貫性なく使用することから生じる混乱を防止することができるので、ライブラリの安全性および保全性を確保するのにも役立つ。各ホスト毎に完全に独立したライブラリでもライブラリの安全性および保全性は確保されるが、こうしたライブラリを使用した場合と比べ、パーティション化を行うと、ライブラリ保管庫、保管棚、ロボティック機構、およびその他の共通ライブラリ・インフラストラクチャを共用することによる、ある種の規模の経済の利益が得られる。
【0014】
本発明は他にもいくつかの利点および利益を提供するが、それらは以下の本発明の詳細な説明から明らかとなるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明の本質、目的、および利点は、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を考察した後に、当業者にはより明らかとなるであろう。
【0016】
ハードウェア・コンポーネントおよび相互接続
序論
本発明の一態様は、図1のライブラリ102によって例示される、データ・ストレージ/検索ライブラリに関する。ライブラリ102は、例示した例では2つのホスト106、108を含む、1つまたは複数のホスト104に結合される。ライブラリ102は、複数のスロット110、112、114、116、ロボティック媒体移送装置118(「ロボティック装置」)、および媒体アイテム用の様々なストレージ保管庫120を含む。各スロット110〜116は最低限、(1)媒体ドライブに着脱可能にロードされた媒体からデータを読み取り、または媒体へデータを書き込み、あるいはその両方を行うのに使用可能な、152などの媒体ドライブ、(2)媒体移送コマンドをホストからロボティック装置に伝送するのに使用可能な、150などのコマンド・リレー・ポート、(3)その他の様々なタイプのモジュール(図示せず)のいずれかを受け入れるように構成される。ロボティック装置118は、各スロット110〜116をどのタイプのモジュールが占有しているか(あるいはいずれかのスロットが空いているかどうか)を認識し、占有モジュールと適切に通信するようにプログラムされる。
【0017】
ストレージ保管庫
ライブラリ102は、「着脱可能」または「可搬」データ・ストレージ媒体の配置およびアクセスを管理する。これらの媒体としては、磁気テープ、光テープ、光ディスク、着脱可能磁気ディスク・ドライブ・ストレージ、CD−ROM、DVD(デジタル・ビデオ・ディスク)、コンパクト・フラッシュまたはスマート・メディア、プラグイン回路モジュール、またはその他の適切な形式が挙げられる。これらのタイプのストレージ媒体のいくつかは、携帯用ケースまたは「カートリッジ」に収容することができる。これらのタイプのストレージ媒体の任意のものを一般的に参照するために、この開示では媒体の「アイテム」と呼ぶ。
【0018】
ストレージ保管庫120は、媒体アイテムを収容する。保管庫120は、ライブラリ102において実施されるタイプの媒体アイテムを収容するための棚、スロット、ラック、フレーム、または装置を含む。保管庫120はまた、ロボティック装置118がライブラリ102から媒体アイテムを取り出し、また外部からライブラリ102に持ち込まれた媒体アイテムを受け取る際の支援を行う、1つまたは複数の棚、入口、ドア、小室、またはその他のインポート/エクスポート構造物を含むこともできる。
【0019】
ストレージ保管庫120、媒体アイテム、またはそれらの組合せは、以下で詳細に論じるように、論理的に様々なパーティション120a〜120cに分割することができる。
【0020】
ホスト
ホスト106、108としては、スロット110〜116に収容された、スロット110〜116の適切に構成された占有モジュール(例えば、コマンド・リレー・ポート)に媒体移送コマンドを提供でき、その他のスロット110〜116に収容された媒体ドライブとの間でマシン可読データを交換できる、メインフレーム・コンピュータ、コンピュータ・ワークステーション、パーソナル・コンピュータ、コンピュータ・ネットワーク、サーバ、データ入力端末、ネットワーク機器、ネットワーク装置、またはその他の手段が挙げられる。具体的な例として、ホスト106、108は、IBM製RS/6000サーバなどのコンピューティング・マシンを含むことができる。
【0021】
スロットおよびコネクタ
スロット110〜116としては、媒体ドライブおよびコマンド・リレー・ポートを受け入れるための、開口、レセプタクル、ハウジング、シェルフ、ドロア、フレーム、またはその他の構造が挙げられる。具体的な例として、スロット110〜116は、IBMモデル3570テープ・ドライブなど、フォーム・ファクタが5.25インチ(13.34センチ)のテープ・ドライブを受け入れることができるサイズの固定ベイを含むことができる。
【0022】
一実施形態において、各スロットは、110a、112a、114a、116aとして示すホスト・コネクタを含む。各スロットのホスト・コネクタは、スロットに挿入されている媒体ドライブまたはコマンド・リレー・ポートに自動的、脱着可能、かつ電気的に結合できるように構成される。ホスト・コネクタ110a〜116aは、外部ライブラリ・コネクタ122〜128に電気的に結合され、外部ライブラリ・コネクタは、ホスト・ケーブル107、109を介してホスト106、108に手動で結合するのに利用される。より具体的には、動作可能なようにライブラリ102を構成する際、各占有スロット(図に示す110、112など)は、ホスト・ケーブル(107、109など)をスロットの対応する外部ライブラリ・コネクタ(122、124など)に接続することによって、ホストの1つに結合される。
【0023】
あるいは、スロット・コネクタ110a〜116aは、自動ではなく手動で、占有モジュールに結合してもよい。また別の実施形態において、1つまたは複数のスロット用のコネクタ110a〜116aは、省略してもよく、その場合、それらのスロットの占有モジュールは、例えば、スロット占有モジュールの接続部(fixture)と外部コネクタ122〜128またはホスト自体との間をケーブルで結合することによって、手動で各々のホストに結合される。
【0024】
ホスト・ケーブル107、109は、1つまたは複数の導電部材を有するバス(ワイア、同軸ケーブル、ツイスト・ペア、導電トレースなど)、無線通信(無線周波またはその他の電磁信号、赤外線通信など)、光ファイバ通信、または別の適切なパスなど、信号を伝送するための任意の適切な手段を含むことができる。ケーブル107、109はさらに、要求に応じてデジタルまたはアナログ信号を使用する、シリアル、パラレル、または別の通信形式を利用してよい。
【0025】
ケーブル109の場合、その目的は、ホスト106と媒体ドライブ152との間で、ドライブ152にマウントされた媒体アイテムへ書き込むデータ、または媒体アイテムから読み取るデータ、あるいはその両方であるデータを伝送することである。これと関連して、ケーブル109は、ホスト106から指示されるREAD、WRITE、REWIND、ADVANCE、UNLOADなどのコマンドを、媒体ドライブ152に伝送することもできる。ケーブル107の目的は、ホスト106とロボティック装置118との間でコマンド・リレー・ポート150を介して、ハイレベル命令(「媒体移送コマンド」)を伝送することである。媒体移送コマンドは、ロボティック装置にホストが要求する様々な媒体アイテムを取り出させ、移送させ、配置させる命令を構成する。必要であれば、ケーブル107は、ロボティック装置118が返す応答信号をホスト106に伝送することもできる。
【0026】
任意選択で、ドライブ152は、上記の米国出願第08/931,856号が教示する2重目的媒体ドライブを含むことができる。本実施形態において、ドライブ152のバックエンド(すなわち、ポート112b)は、ポート118fを介してロボティック装置118に結合され、ケーブル109はさらに、ホスト106とロボティック装置118との間で2重目的のドライブ152を介して媒体移送コマンドを伝送するように機能する。
【0027】
例えば、スロット中に存在する複数の媒体ドライブまたはコマンド・リレー・ポート、あるいはその両方との複数の接続を実現するために、単一のホストを複数のスロットに結合してもよい。各スロットがホスト・コネクタ110a〜116aを含む、上記の実施形態において、コネクタ110a〜116aの形状、配置、電気的ピンアウト、およびその他の構成は、媒体ドライブおよびコマンド・リレー・ポートの対応するコネクタ(図示せず)、またはそれらに接続するケーブルを受け入れ、それらと電気的に合致するように選択することができる。本開示から利益を得る当業者には、これらの目的に適した、多種多様な異なるコネクタまたはケーブルあるいはその両方が理解できるであろう。
【0028】
一実施形態によれば、各スロット110〜116は、ホスト・コネクタ110a〜116aに加えて、ロボティック装置コネクタ110b〜116bを含むことができる。ロボティック装置コネクタ110b〜116bは、スロットにそれぞれ挿入されたコマンド・リレー・ポートに脱着可能かつ電気的に結合されるように構成され、そうした結合がコマンド・リレー・ポートの挿入時に自動的に達成されることすら可能である。接続110〜116bはまた、スロットにそれぞれ挿入され、ロボティック装置との通信を必要とする他のコンポーネントに結合することもできる。そのようなコンポーネントの1つの例として、2重目的媒体ドライブが挙げられる。ロボティック装置118と152などの媒体ドライブとの間での構成関連情報(非顧客データ)の交換を企図する、本発明の一実施形態において、ロボティック装置コネクタ110b〜116bはまた、スロット中の媒体ドライブに脱着可能かつ電気的に結合されるように構成される。各コネクタ110b〜116bは、コマンド・リレー・ポートと媒体ドライブの両方に適合する単一の共通コネクタによって実施することができ、あるいはコマンド・リレー・ポートと媒体ドライブそれぞれのレイアウト上の相違を調整する別個のコネクタによって実施することもできる。さらに、図1に示すような直接接続ではなく、スロット110〜116とロボティック装置118との間の接続を、1つまたは複数のループ、リング、ネットワーク、スイッチ、デイジ・チェーン、マルチドロップ構成など、他の形態で実施することもできる。また別の代替形態として、スロット占有モジュールとロボティック装置118との間の接続をケーブル、ワイア、無線結合、またはその他のリンクによって手動で行って、コネクタ110b〜116bを省略することもできる。本開示から利益を得る当業者には、前記の目的に適した多種多様な異なるコネクタが理解できるであろう。
【0029】
媒体ドライブ
媒体ドライブは、本明細書で言及するような可搬データ・ストレージ媒体とデータを交換するためのマシンを含む。各ドライブは、その適用例における必要に応じて、読取り専用、書込み専用、または読取り/書込みドライブであることができる。例示した例では、媒体ドライブは、5.25インチ(13.34センチ)のサイズの磁気テープ・ドライブを含む。1つの例示的なテープ・ドライブは、IBMモデル3570テープ・ドライブである。本明細書では磁気テープについて論じるが、媒体ドライブは、光ディスケット、着脱可能磁気ディスク・ストレージ、プラグイン・メモリ・モジュールなどのその他の着脱可能媒体から読み取り、または着脱可能媒体へ書き込み、あるいはその両方を行うためのマシンを含むことができる。
【0030】
媒体ドライブの設置および使用についての一例として、スロット112に設置された媒体ドライブ152が示されている。媒体ドライブ152は、ホストの読取り要求または書込み要求あるいはその両方をコネクタ112aを介して受信し、ロードされた媒体アイテムにアクセスし、要求されたデータをホスト・コネクタ112aを介して送信または受信することによって応答する。媒体ドライブおよびロボティック装置がそのように構成されている場合、任意選択で、媒体ドライブは、構成情報(非顧客データ)をロボティック装置コネクタ112bを介してロボティック装置118と交換することができる。そのような構成情報としては、例えば、ステータス信号、エラー・メッセージ、構成データ、およびドライブまたはその動作あるいはその両方の属性に関するその他の情報が挙げられる。
【0031】
媒体ドライブのピンアウト、コネクタ、物理的奥行き、およびその他の特徴における標準化が進んでいないことを考慮して、互換性のある媒体ドライブは、スロットに一律に適合し接続できるよう再パッケージ化された市販の媒体ドライブを含むことができる。しかし、標準化が進展してきたとき、ピンアウト、コネクタ、サイズ、およびその他の媒体ドライブの特徴における互換性が得られるように、スロットを設計することができる。
【0032】
コマンド・リレー・ポート
例示した例では、各コマンド・リレー・ポート(150など)は、ホストの1つ(106など)とロボティック装置118との間で信号を中継するように構成された、フォーム・ファクタが5.25インチ(13.34センチ)の電子インタフェースを含む。より具体的には、コマンド・リレー・ポート150は、ホストが使用するインタフェース形式の信号(ホスト・コネクタ110a〜116aでのSCSI信号など)とロボティック装置118が使用するインタフェース形式の信号(RS−422など)との間で変換を行う。ホストがロボティック装置118と同じ形式の信号を利用する場合、コマンド・リレー・ポート150は、コンジット(conduit)として機能することができ、あるいは実際に信号通過回路(signal carry-through circuitry)を含むことができる。
【0033】
例示的なコマンド・リレー・ポートの構造をより詳細に考察するため、図2を参照する。コマンド・リレー・ポート150は、プリント回路基板、金属製ボックス、またはその他の筐体などのハウジングを含む。ハウジング内に(あるいは結合されて)、コマンド・リレー・ポート150は、コントローラ152、ストレージ154、およびコネクタ156、158を含む。ホスト・コネクタ158は、ホスト・コネクタ110a〜116aに接続できるよう形成され、コネクタ122〜128に直接、またはコネクタ122に結合するように設計されたケーブルに、あるいはホスト106に直接、またはポート150をホスト106に結合するように設計されたその他の任意の結合機構または装置に接続される。ホスト・コネクタ158は、ポート150をスロット110に設置した際に、ホスト・コネクタ110aを構成することすら可能である。ロボティック装置コネクタ156は、ロボティック装置コネクタ110bに、またはコネクタ110bに結合するように設計されたケーブルに、またはロボティック装置ポート118fの1つに直接、またはポート150をロボティック装置118に結合するように設計されたその他の任意の結合機構または装置に接続できるように形成される。ロボティック装置コネクタ156は、ポート150をスロット110に設置した際に、コネクタ110bを構成することすら可能である。コントローラ152は、ホスト・コネクタ158における1つの信号形式とロボティック装置コネクタ156における別の信号形式との間で変換を行う、ディスクリート回路、論理回路、ASIC、信号処理回路、マイクロプロセッサ、またはその他のデジタルまたはアナログ処理回路を含む。一例として、コントローラ152は、(ホストからの)SCSIまたはファイバ・チャネル信号と(ロボティック装置118での)RS−422信号との間で変換を行うように機能することができる。いくつかのコマンド・リレー・ポートを、ロボティック装置118と同じ信号形式を使用するホスト向けに設計してもよく、その場合、コマンド・リレー・ポート150は、コンジットを含み、コントローラ152およびストレージ154を分路または通過回路で置き換えて、これらを省略することすら可能である。ストレージ154は、コントローラ152が変換作業を実行する際に使用する、回路メモリ、不揮発性ストレージ、バッファ、メモリ・レジスタ、またはその他のデジタル・データ・ストレージ機構を含む。必要であれば、ストレージ154は、コントローラ152と統合してもよい。
【0034】
有利には、コネクタを統合し、スロット構造を単純化するために、ライブラリ102で使用するコマンド・リレー・ポートは、スロット110〜116が受け入れる媒体ドライブと同じサイズおよび接続性標準をもつように構築できる。コマンド・リレー・ポートの設置および使用の一例として、スロット110に設置されたコマンド・リレー・ポート150が示されている。ポート150は、ホスト106の媒体移送コマンドをロボティック装置118に伝送し、またロボティック装置118からホスト106への戻り信号も伝送する。
【0035】
参照を容易にするため、1つまたは複数のホストとロボティック装置との間で媒体移送コマンドを中継するように構成されたハードウェア・コンポーネントを指して、「リレー・モジュール」という用語を使用する。したがって、「リレー・モジュール」は、コマンド・リレー・ポート、2重目的の(組合せ)媒体ドライブ/コマンド・リレー・ポート・ユニットその他を含む。
【0036】
スロットで使用するその他の装置
上で開示したコマンド・リレー・ポートおよび媒体ドライブに加えて、本発明はまた、スロット110〜116のその他の占有モジュールも企図している。例えば、各スロットは、ファイバ・チャネル・ゲートウェイ、ルータ、スイッチ・ハブ、ネットワーク・ストレージ、イーサネット(R)、DASD、またはホストを収容することができる。別の例示的なスロット占有モジュールとして、ストレージ・エミュレータ、すなわち、ホストにはライブラリ中の媒体アイテムがハードディスク・ドライブまたはその他のSCSIストレージ装置に見えるようにする装置がある。スロット110〜116はさらに、上記の米国出願第08/931,856号が教示する2重目的の媒体ドライブ/リレー・ポートを収容することもできる。
【0037】
ロボティック装置
ロボティック装置118は、コントローラ118d、媒体処理機構118c、コマンド・セット・ストレージ118a、パーティション・マップ118e、構成記録118b、およびポート118fを含む。ポート118fは、当技術分野で周知のマルチコンダクタ・レジスタ・ポート、またはシリアル・ポート、光ファイバ・リンク、無線リンクなど別の適切な構成を含む。媒体処理機構118cは、スロット110〜116中の媒体ドライブ、ストレージ保管庫120、インポート/エクスポート領域などの間での媒体アイテムの移送を(少なくとも)含む機能を実行するための、サーボ、モータ、アーム、グリッパ、センサ、およびその他の機械的および電気的なロボティック機器を含む。機構118cは、例えば、ロボット・アームまたはその他のカートリッジ処理装置を含むことができる。より具体的な例として、機構118cは、市販のIBMモデル3494データ・ストレージ・ライブラリで教示されるアクセス機構/グリッパを含む。
【0038】
以下で論じるように、コントローラ118dは、多種多様な異なるハードウェア・コンポーネントを使用して実施することができる、1つまたは複数のデータ処理マシンを含む。1つの任意選択の機能として、コントローラ118dは、以下で詳細に説明する様々な準備作業上の理由から、コマンド・リレー・ポート150および媒体ドライブ152と通信を行うことができる。より重要なのは、コントローラ118dによって、ロボティック装置118が、ホスト106、108から発行され、(150などの)コマンド・リレー・ポートを介してロボティック装置に送信される、ハイレベルの媒体移送コマンドに応答できるようになることである。例えば、これらのコマンドのいくつかは、特定の媒体アイテムおよび要求された媒体移送先を識別する、媒体移動コマンドを含むことができる。可能な媒体移送先としては、例えば、スロット110〜116中の媒体ドライブ、ストレージ保管庫120、インポート/エクスポート領域などが挙げられる。1つの例示的な信号パスを示すと、コントローラ118dは、媒体移送コマンドをホスト106から、ケーブル107、外部コネクタ122、ホスト・コネクタ110a、コマンド・リレー・ポート150、ロボティック装置コネクタ110b、およびポート118fを介して受信できる。コントローラ118dは、これらの信号を使用して、機構118cの機器に適合したより具体的な制御信号を生成する。これらの具体的な信号としては、組み合わされて要求された媒体移動を実現する効果を発揮する、移動、回転、把持、およびその他の動作を指示する命令が挙げられる。したがって、ホスト106、108からのハイレベル媒体移送コマンドは、ロボティック装置118に、例えば、媒体アイテムを所定のストレージ保管庫から媒体ドライブの1つへロードするよう単に指示するだけでよい。対照的に、コントローラ118dが応答して生成する制御信号は、ホストのハイレベル媒体移送コマンドを適切に実施するための、垂直および水平移動、把持および解放動作、回転または旋回、およびその他の動作を行わせるよう具体的な指示を機構118cに与える。
【0039】
上述したように、また以下でより詳細に述べるように、コントローラ118dは、様々な方法で実施することができる。別の任意選択として、コントローラ118dは、スロット110〜116の1つに差し込まれ、ポート110b〜116bの1つおよびポート118fの1つを介してロボティック装置118の残りのコンポーネントと通信を行う、モジュラ・ユニットを含むことができる。また別の実施形態において、コントローラ118dは、152などの媒体ドライブ中に配置される共用機能プロセッサを含むことができる。
【0040】
コマンド・セット・ストレージ118a、パーティション・マップ118e、および構成記録118bは、揮発性または不揮発性メモリ、ストレージ、ハードウェア、またはその他の手段の中に保存された、参照表、リンク・リスト、ファイル、レコード、データベース、またはその他のデータ構造によって実施することができる。コマンド・セット118aは、(1)コマンド・リレー・ポートを起動し、またはそれに応答するために呼び出される、一定のコマンド、ファームウェア・ルーチン、サブルーチン、ソフトウェア、またはその他の機能、および(2)媒体ドライブを起動し、またはそれに応答するために呼び出される、その他のファームウェア・ルーチン、コマンド、サブルーチン、ソフトウェア、またはその他の機能を含む。コマンド・セット118aはまた、ファイバ・チャネル・ゲートウェイ、ルータ、スイッチ、ネットワーク・ストレージ、ホスト、ストレージ・エミュレータ、2重目的媒体ドライブなど、その他のタイプのスロット占有モジュールにも対応できる。
【0041】
本例においては、コマンド・リレー・ポート用のコマンド・セットは、異なるSCSI媒体交換コマンドに応答して呼び出される、いくつかの異なる機能を含む。これらの機能は、媒体処理機構118cに具体的な命令を発行することによって、SCSIコマンドを実施するように機能する。コマンド・セット118aは必要に応じて、異なる製造元、機構(make)またはモデル、あるいはそれらの組合せの媒体ドライブに適応できるように、多数の補助的なコマンド・セットを含むこともできる。
【0042】
構成記録118bは、各スロット110〜116の内容の記録、すなわち、スロットが空いているかどうか、あるいはスロットに含まれるのは媒体ドライブか、コマンド・リレー・ポートか、それとも別のタイプの占有モジュールかについての記録を含む。構成記録118bはまた、媒体ドライブの製造元、機構、モデル、スピード、および容量など、スロットの内容についての詳細も含む。パーティション・マップ118eは、1つまたは複数のパーティションを指定する情報を含み、各パーティションとしては、スロット110〜116、媒体アイテムとストレージ保管庫120のいずれか一方または両方、インポート/エクスポート領域などのうちの1つまたは複数が挙げられる。構成記録はまた、媒体移送コマンドの各エントリ・ノード(コマンド・リレー・ポートや2重目的媒体ドライブなど)と特定のパーティションとを関連づける。
【0043】
例示的なデジタル・データ処理装置
上述したように、コントローラ118dやコントローラ152などのコンピューティング機能は、様々な形式で実施することができる。一例として、コントローラ118dとプロセッサ152の一方または両方は、図3のデジタル・データ処理装置200のハードウェア・コンポーネントおよび相互接続によって例示されるような、別個のデジタル・データ処理装置を含むことができる。
【0044】
装置200は、マイクロプロセッサ、ワークステーション、パーソナル・コンピュータ、またはその他の処理マシンなど、ストレージ204に結合されたプロセッサ202を含む。本例においては、ストレージ204は、高速アクセス・ストレージ206および不揮発性ストレージ208を含む。高速アクセス・ストレージ206は、ランダム・アクセス・メモリ(「RAM」)を含むことができ、プロセッサ202によって実行されるプログラム命令を格納するのに使用することができる。不揮発性ストレージ208は、例えば、バッテリ・バックアップRAM、EEPROM、「ハード・ドライブ」などの1つまたは複数の磁気データ・ストレージ・ディスク、テープ・ドライブ、またはその他の適切なストレージ装置を含むことができる。装置200はまた、プロセッサ202が装置200の外部にある他のハードウェアとデータを交換するための、ライン、バス、ケーブル、電磁リンク、またはその他の手段などの入力/出力210を含む。
【0045】
上で具体的に説明はしたが、上で論じた装置が、本発明の範囲から逸脱することなく、異なる構造のマシンでも実施できることは、(本開示から利益を得る)当業者には理解されよう。具体的な例として、コンポーネント206、208の1つは取り除くことができ、さらに、ストレージ204をプロセッサ202と一体で(on-board the processor)提供でき、または装置200の外部コンポーネントとしても提供できる。
【0046】
論理回路
上で論じたデジタル・データ処理装置とは対照的に、本発明の異なる実施形態では、コントローラ118dまたはコントローラ152あるいはその両方を実施するコンピュータ実行命令の代りに、論理回路を使用する。スピード、費用、ツール・コストその他の面における適用例の具体的要件に応じて、この論理回路は、数千個の微小集積トランジスタを有する「ASIC」(特定用途向け集積回路)を構成することによって実施することができる。こうしたASICは、CMOS、TTL、VLSI、または別の適切な構成により実施することができる。別の代替方法としては、「DSP」(デジタル信号処理チップ)、ディスクリート回路(抵抗、コンデンサ、ダイオード、インダクタ、トランジスタなど)、「FPGA」(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)、「PLA」(プログラマブル・ロジック・アレイ)その他が挙げられる。
【0047】
動作
これまで本発明の構造的特徴について説明してきたが、次に本発明の動作的側面について説明する。上述したように、本発明の処理的側面には一般に、各スロット110〜116の占有状況を認識し、それに従って一定の適切な方法で占有モジュールと通信を行う、ロボティック装置が関与する。本発明は、すべてのタイプの媒体ストレージ・ドライブおよび着脱可能データ・ストレージ媒体に広く適用可能であるが、説明してきた構造の特性は、磁気テープ媒体によく適しているので、以下の説明では、何ら限定を意図せずに、本発明のそのような適用例に重点を置くこともある。
【0048】
信号支持媒体
コントローラ118dおよびコントローラ152がマシン実行プログラム手順を実行する実施形態において、これらの手順は、様々な形式の信号支持媒体の中で実施することができる。図3の文脈において、このような信号支持媒体は、例えば、ストレージ204を含むことができ、またはプロセッサ202によって直接または間接にアクセスされる、磁気データ・ストレージ・ディスケット300(図4)などの別の信号支持媒体を含むことができる。命令は、ストレージ204、ディスケット300、またはその他の場所であろうと、多種多様なマシン可読データ・ストレージ媒体に格納することができる。いくつかの例として、直接アクセス・ストレージ(例えば、従来の「ハード・ドライブ」、「RAID」(低価格ディスク冗長アレイ)、または別の「DASD」(直接アクセス・ストレージ装置))、磁気または光テープなどの順次アクセス・ストレージ、電子的不揮発性メモリ(例えば、ROM、EPROM、またはEEPROM)、バッテリ・バックアップRAM、光ストレージ(例えば、CD−ROM、WORM、DVD、デジタル光テープ)、ペーパ・「パンチ」・カード、あるいは、アナログまたはデジタル伝送媒体、アナログ通信リンク、および無線通信を含むその他の適切な信号支持媒体が挙げられる。本発明の例示的実施形態において、マシン可読命令は、「C」やアセンブリ言語などの言語からコンパイルされた、ソフトウェア・オブジェクト・コードを含むことができる。
【0049】
論理回路
上で論じた信号支持媒体とは対照的に、本発明の方法の態様(method aspect)は、命令を実行するプロセッサを使用せず、代りに論理回路を使用して実施することができる。この実施形態において、論理回路は、コントローラ118dまたはコントローラ152あるいはその両方の中で実施され、本発明の方法を実施する処理を実行するように構成される。論理回路は、上で論じたように、多くの異なるタイプの回路を使用して実施することができる。
【0050】
全般的な動作手順
図5には、本発明の方法の態様の一例をさらに説明する、手順400が示されている。概して、この手順においては、1つまたは複数の媒体ドライブまたはコマンド・リレー・ポートあるいはその両方が、ライブラリ102に追加され、その後、ライブラリ102は、この構成に従って動作して、ホストのデータ・ストレージ/検索要求を満足させる。説明を簡単にするために、ただし何ら限定を意図せず、上述した図1のシステムの文脈の中で、図5の例を説明する。
【0051】
ステップ402で、技術者、設置技師、システム管理者、またはその他の操作者が、スロット110〜116の1つまたは複数に、コマンド・リレー・ポートまたは媒体ドライブを設置する。上述したように、本発明は、スロット中で使用する多種多様な他の装置を企図しているが、ここでは(説明を簡単にするために)、コマンド・リレー・ポートおよび媒体ドライブを中心に論じる。図1に示す例においては、操作者は、スロット110にコマンド・リレー・ポート150を設置し、スロット112に媒体ドライブ152を設置する。ステップ404で、操作者は、ライブラリ102の構成を開始する。これには、ロボティック装置118への適切なコマンドの発行が関与し、ホスト106、108の一方、トリガ、自動構成手順、ホストからは独立してロボティック装置に結合されたシステム管理者コンソール(図示せず)などのうちの1つが、コマンドを発行することができる。ライブラリに最初に電源が入れられたとき、それがトリガとなって、ステップ404において、ライブラリ102の最初の構成が開始される。ライブラリがすでに構成済みであり動作を行っていたが、ステップ402で、スロット110〜116の内容に変更があった場合は、それがトリガとなって、ステップ404で、ライブラリ102の再構成が開始される。ステップ404で発行されるコマンドは、構成または再構成を行うための命令を提供することに加えて、ライブラリ102中の異なるパーティションの識別など、その他の情報を含むことができる。各パーティションとしては、1つまたは複数の媒体ドライブ、インポート/エクスポート領域、(媒体アイテムのシリアル番号、保管庫120内の行位置/列位置、保管庫120の事前定義された副パーティション120a〜120c、または他の基準によって識別される)ストレージ保管庫120内の媒体アイテム、またはその他のライブラリ・コンポーネントのうちの1つまたは複数を挙げることができる。パーティションの内容に加えて、ステップ404では、各パーティションと、1つまたは複数の特定スロット、コマンド・リレー・ポート、または2重目的媒体ドライブとの間のマッピングも行われ、(スロットに対応付けられたパーティションに関する)媒体移送コマンドをホストからロボティック装置118に転送する際に使用される。あるいは、このようにパーティションとスロットとの間のマッピングを別途行う代りに、スロットをパーティション定義の中に含めることもできる。
【0052】
ステップ404に応答して、ロボティック装置118は、スロット110〜116の状態を判断する(ステップ406)。すなわち、ロボティック装置118は、各スロットについて、スロットが占有されているか空いているか、また占有されている場合、どのタイプの占有モジュールがスロット中にあるかを判断する。例示の実施形態においては、ロボティック装置118は、各スロット占有モジュールが媒体ドライブであるかコマンド・リレー・ポートであるかを判断する。適用例によっては、ロボティック装置118は、ファイバ・チャネル・ゲートウェイ、ルータ、スイッチ、ハブ、ネットワーク・ストレージ、イーサネット(R)、DASD、ホスト、ストレージ・エミュレータ、2重目的媒体ドライブなど、その他の占有モジュール・タイプも同様に認識することができる。ステップ406は、各スロット占有モジュールの何らかの属性を実際に検出することによって、またはスロットのステータスに関する通知を受けることによって、実行することができる。検出手法の一例において、ロボティック装置118は、適切なロボティック装置ポート110b〜116bを介して各スロットの占有モジュールとメッセージを交換する。この実施形態において、ロボティック装置118は、それぞれ異なるコマンド・セットを代表するサンプルを使用して、スロット占有モジュールと通信を試みることができる。スロット占有モジュールとうまく通信ができた後、ロボティック装置118は、確認済みの(now-confirmed)コマンド・セットを使用して、より詳細な通信を行い、例えば、媒体ドライブの製造元、機構、モデル、スピード、ストレージ容量、およびその他の情報を判断することができる。「検出」手法の別の例において、ロボティック装置118は、メッセージを交換する代りに、例えば、スロットにコマンド・リレー・ポートまたは媒体ドライブを設置したときに生じる電気的上昇(pull-up)または下降(pull-down)を感知することにより、スロット占有モジュールの電気的構成を検出する。この上昇または下降は、スロットの任意選択の機械的および電気的構造によって実現することができるが、そうした構造の様々なものが、本開示から利益を得る当業者には明らかであろう。また別の実施形態において、ロボティック装置118は、バー・コード・リーダや光センサなどの光学読取り装置(図示せず)を操作して、スロット占有モジュールに付された識別用バー・コード、反射センサ、非反射センサ、またはその他の可視標識を検出する。さらに異なる実施形態において、ロボティック装置118は、ロボットの指や接触子で試験的にスロット占有モジュールに触れたり、または媒体アイテムを各スロット占有モジュールに試験的にロードして占有モジュールのタイプを識別するなど、接触を使用する。別の実施形態では、磁気的「スマート・カード」、またはRF、誘導、または他の電界または磁界に基づくスキャニングを使用することによってスロット占有モジュールを識別するその他の無線読取り装置が利用される。上記作業の1つ(またはそれらの組合せ)によってスロット状態を判断した後、ロボティック装置118は、その結果を構成記録118bに保存する。
【0053】
上記方法とは対照的に、ロボティック装置118にライブラリの構成を具体的に通知することによって、ステップ406を実現することができる。この実施形態において、操作者は、手動で各スロット110〜116を検査し、システム・コンソールを利用して、この情報をロボティック装置118に送信することができ、または結果を構成記録118bに直接保存することすらできる。この実施形態において、ロボティック装置は、この入力を受信することによって、またはこの入力を含む構成記録118bを調べることによって、スロットの状態を判断する(ステップ406)。
【0054】
いずれの場合も、ここで説明する例におけるステップ406の結果は、スロット110にコマンド・リレー・ポート150が設置され、スロット112に媒体ドライブ152が設置され、スロット114、116は空いているという、ロボティック装置118による認識を含んでいる。ステップ407で、ロボティック装置118は、任意の適用可能なパーティション化方式を実施する。各パーティションは、いずれの方式が実施されたとしても、コマンド・リレー・ポートまたは2重目的媒体ドライブを介してそのパーティションに接続されたホストのみによって排他的に使用される、ライブラリ中の1組の機構(a set of facilities)を定義する。各パーティションは、1組の機構を含み、その1組の機構は、1つまたは複数のストレージ保管庫120、1つまたは複数の媒体アイテム、1つまたは複数のスロット110〜116、またはそれらの組合せのうちのどれを含むこともできる。ここで説明する例においては、ホスト106とポート150、媒体ドライブ152、およびある種の媒体アイテムとを関連付けるパーティションが定義される。
【0055】
ロボティック装置118は、様々な方法で、望ましいパーティション化について学習することができる。例えば、ロボティック装置118は、構成記録118bを参照して、パーティション命令がステップ404で出されたかどうか判断する。また別の実施形態では、ロボティック装置118は以下の参照文献に示されているように、望ましいパーティションを自動的に識別する。
1.米国特許第6,185,165号、「論理ライブラリを構成するための位置決め可能な可視標識(Positionable Vision Indicators for Configuring Logical Libraries)」、2001年2月2日付与。
2.米国特許第6,044,442号、「複数ホストからのアクセスに対応した自動データ・ストレージ・ライブラリの複数仮想ライブラリへの外部パーティション化(External Partitioning of an Automated Data Storage Library intoMultiple Virtual Libraries for Access by a Plurality of Hosts)」、2000年3月28日付与。上記特許の全内容をここに参照により本明細書に組み込む。
適用可能なパーティション化方式について学習した後、ロボティック装置118は、以下で説明するロボティック装置コマンド、または読取り/書込み要求を実施する際に、この方式を実行する。
【0056】
ステップ407の後、ライブラリ102(とりわけロボティック装置118)は、いつでも動作できる状態となる(ステップ408)。ステップ410で、ホスト106は、媒体移送コマンドをコマンド・リレー・ポート150経由で発行して、要求通り媒体アイテムを取得し媒体ドライブ152にロードするようロボティック装置に指示する。ステップ412で、ホストは、読取り/書込み要求を媒体ドライブ152向けに発行して、READ、WRITE、ADVANCE、REWIND動作、またはロードされている媒体アイテムに関連するその他の動作を実行するよう媒体ドライブに指示する。
【0057】
ステップ414で、ロボティック装置118は、スロット110、112の占有モジュールと必要に応じて通信を行う。例えば、ロボティック装置118は、コマンド・リレー・ポート150から媒体移送コマンドを受信することができる。この場合、ロボティック装置118は、適切なコマンド・セット118aと比較対照して、受信コマンドを評価し(ステップ416)、コマンドが適切なものである場合、ロボティック装置118は、許可された動作であれば何でも実行する(ステップ418)。例えば、ステップ414で、LOADコマンドが受信された場合、ロボティック装置118はステップ416で、LOADコマンドおよびその構文をコマンド・リレー・ポートのコマンド・セットと比較対照することによって検証する。LOADコマンドが適切なものである場合、ロボティック装置118はステップ418で、(例えば)望ましい媒体アイテムを媒体ドライブ152にロードするなど、適切な機能を実行する。
【0058】
有利には、ロボティック装置118がステップ414で、AUDIT、INVENTORY、またはその他のホスト・コマンドを受信して、ストレージ保管庫120の内容を学習した場合(ステップ410)、ロボティック装置118は、AUDIT、INVENTORY、またはその他のコマンドを受信したコマンド・リレー・ポート150に割り当てられたパーティションの内容のみを返す(ステップ418)。したがって、ホスト106は、他のホストのパーティションの内容を「見る」ことができず、異なるホスト間で媒体アイテムを混同する可能性が低くなる。同様に、ロボティック装置は(ステップ418で)、他のパーティションの媒体アイテムのLOADまたはその他の操作を行うホスト・コマンドを拒絶し、またはその他の方法で破棄(dishonor)する。ロボティック装置118は、例えば、コマンド発行ホストに関連付けられたコマンド・リレー・ポートを介してエラー・メッセージを返すことによって、ホスト・コマンドを拒絶する。
【0059】
さらにステップ416で、ロボティック装置118は、任意の適用可能なパーティション化方式にしたがって、ステップ414の入力を評価する。例えば、ロボティック装置118は、媒体移送コマンドがコマンド発行主体のパーティション外の媒体アイテムに関するものである場合、そのコマンドの実行(honor)を拒否することができる。別の実施形態において、スロット占有モジュールが、いくつかまたはすべてのパーティション実施作業(partitionenforcement duties)を実行することができる。この実施形態においては、ロボティック装置118は、パーティションを生成した後(ステップ407)、スロット占有モジュールを利用(recruit)してパーティションを実施する。すなわち、ロボティック装置118は、必要に応じてパーティション命令をスロット占有モジュールに転送し、スロット占有モジュールが、設定されたパーティションに適するように媒体移送コマンドを認可または拒否する。より具体的には、各スロットは1つのパーティションと関連付けられているので、ロボティック装置118は、そのスロットに関連付けられたパーティションの下にある媒体アイテムまたはストレージ保管庫に関するコマンドのみを実行するよう、各スロット占有モジュールに指示する。この方式で利用可能なスロット占有モジュールのいくつかの例として、(150などの)コマンド・リレー・ポート、2重目的媒体ドライブ、またはホストから要求を受けて媒体移送コマンドをロボティック装置118に伝送するその他のモジュールが挙げられる。必要であれば、そのような装置をさらに利用して、不適切な構文のコマンドや認識できないコマンドを拒絶するなど、媒体移送コマンドに対する他の制限を実施することもできる。
【0060】
ホスト・ストレージ要求、媒体移送コマンド、およびロボティック装置通信が発生し得る順序にはほぼ無限の順序が存在するため、何ら限定を意図せず、ステップ410、412、414は並列に示されている。さらに、ステップ410、412、414の各々は、実行されるデータ・ストレージ動作次第で、必要に応じて繰り返すことができる。
【0061】
その他の実施形態
上述の開示には、本発明のいくつかの例示的な実施形態が示されているが、添付の特許請求の範囲で定める本発明の範囲から逸脱することなく、本開示に様々な変更および修正を施し得ることは、当業者には明らかであろう。さらに、本発明の要素は、単数で説明しまたはクレームに記載することがあるが、明示的に単数への限定が述べられていない限り、複数も企図されている。さらに、説明およびクレーム記載のため、動作手順をある具体的な順序で述べなければならないが、本発明が、そうした具体的な順序に拘束されない様々な変更を企図していることは、当業者には理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0062】
【図1】本発明によるデータ・ストレージ・ライブラリにおけるハードウェア・コンポーネントおよび相互接続を示すブロック図である。
【図2】本発明による例示的なコマンド・リレー・ポートにおけるハードウェア・コンポーネントおよび相互接続を示すブロック図である。
【図3】本発明によるデジタル・データ処理装置のブロック図である。
【図4】本発明による例示的な信号支持媒体を示す図である。
【図5】本発明のデータ・ストレージ・ライブラリの動作手順を示すフローチャートである。
Claims (28)
- ロボティック媒体移送装置と複数の多目的スロットとを含むデータ・ストレージ/検索ライブラリを操作する方法であって、
各スロットについて、スロットが媒体ドライブに占有されている状態、1つまたは複数のホストからロボティック媒体移送装置への媒体移送コマンドの中継を含む諸処理を実行するように構成されたリレー・モジュールに占有されている状態、占有されていない状態のうちの1つを含む、各スロットの状態を判断する処理と、
リレー・モジュールが占有する各スロットについて、前記移送装置が前記リレー・モジュールからホスト媒体移送コマンドを受信し、前記受信コマンドに応答して、ストレージ保管庫と前記スロットに設置された媒体ドライブとを含む媒体ロケーション間での媒体アイテムの移送を含む諸処理を実行する処理とを含む方法。 - 前記判断処理が、スイッチ、ハブ、ゲートウェイ、ルータ、ネットワーク・ストレージ、イーサネット(R)・モジュール、ストレージ装置、ホスト、ストレージ・エミュレータ、媒体ドライブとコマンド・リレー・ポートとの組合せのうちの1つまたは複数を含むリストから選択されたコンポーネントによってスロットが占有されているかどうか認識する処理を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記受信コマンドに応答して行われる前記諸処理が、
事前定義された論理パーティションに従って前記ライブラリのコンポーネントへのホスト・アクセスを制限する処理であって、各パーティションは、前記スロットを占有する1つまたは複数のリレー・モジュールの異なるセットに排他的に関連付けられ、1つまたは複数の媒体アイテム、1つまたは複数の媒体ドライブ、1つまたは複数の媒体ストレージ・ロケーションのうちの1つまたは複数から成る異なるグループを定義する処理をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - ホスト・アクセスを制限する前記処理が、
前記移送装置が、前記事前定義された論理パーティションに従ってホスト・アクセスを制限するよう1つまたは複数のスロット占有モジュールに指示する処理と、
前記指示を受けたスロット占有モジュールが、前記事前定義された論理パーティションに従ってホスト・アクセスを制限する処理とを含む、請求項3に記載の方法。 - 前記移送装置が、構成記録にアクセスして1つまたは複数のパーティションを識別し、各パーティションは、前記スロットを占有する1つまたは複数のリレー・モジュールの異なるセットに排他的に関連付けられ、1つまたは複数の媒体アイテム、1つまたは複数の媒体ドライブ、1つまたは複数の媒体ストレージ・ロケーションのうちの1つまたは複数から成る異なるグループを含み、
前記受信コマンドに応答して行われる前記諸処理が、特定のリレー・モジュールから着信するすべての媒体移送コマンドについて、ホスト・アクセスをそのリレー・モジュールに関連付けられたパーティションのコンポーネントに制限する処理をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 1つまたは複数の媒体ドライブをそれぞれ、前記スロットの1つに設置する処理をさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 1つまたは複数のリレー・モジュールをそれぞれ、前記スロットの1つに設置する処理をさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記判断処理が、
前記移送装置が、1つまたは複数のスロットの占有モジュールとメッセージを交換する処理と、
前記移送装置が、1つまたは複数のスロットの占有モジュールの電気的構成を検出する処理と、
前記移送装置が、1つまたは複数のスロットの状態を指定する操作者入力を受信する処理と、
前記移送装置が、光学読取り装置を利用して、1つまたは複数のスロットの占有モジュールが表示する1つまたは複数の光学的特徴を検出する処理と、
前記移送装置が、1つまたは複数のスロットの占有モジュールへの媒体アイテムのロードを試み、その試行の結果によってスロットの状態を確認する処理と、
前記移送装置が、1つまたは複数のスロットの占有モジュールの電磁的表徴(indicia)を無線スキャニングする処理と、
前記移送装置が、1つまたは複数のスロットの占有モジュールへの接触を試み、試みた接触の結果によってスロットの状態を確認する処理のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。 - 前記諸処理がさらに、前記移送装置が、前記ライブラリのコンポーネントと各々が1つまたは複数のリレー・モジュールに排他的に関連付けられた1つまたは複数のパーティションとの間のマッピングを受信する処理を含み、
前記移送処理がさらに、1つのリレー・モジュールを経由して着信し、別のリレー・モジュールに関連付けられたパーティションのライブラリ・コンポーネントへのアクセスを求めるホスト・コマンドを破棄する処理を含む、請求項1に記載の方法。 - ロボティック媒体移送装置と複数の多目的スロットとを含むデータ・ストレージ/検索ライブラリを操作する方法であって、
各スロットについて、スロットが媒体ドライブに占有されている状態、コマンド・リレー・ポートに占有されている状態、媒体ドライブとコマンド・リレー・ポートとの組合せに占有されている状態、占有されていない状態のうちの1つを含む、各スロットの状態を判断する処理と、
コマンド・リレー・ポートが占有する各スロットについて、および媒体ドライブとコマンド・リレー・ポートとの組合せが占有する各スロットについて、前記移送装置が前記コマンド・リレー・ポートからまたは前記媒体ドライブとコマンド・リレー・ポートとの組合せからホスト媒体移送コマンドを受信し、前記受信コマンドに応答して、ストレージ保管庫とその他のスロットに設置された媒体ドライブとを含む媒体ロケーション間での媒体アイテムの移送を含む諸処理を実行する処理とを含む方法。 - ロボティック媒体移送装置と複数の多目的スロットとを含むデータ・ストレージ/検索ライブラリを管理する諸処理を実行するための、デジタル処理装置によって実行可能なマシン可読命令から成るプログラムを有形に実施する信号支持媒体であって、前記諸処理が、
各スロットについて、スロットが媒体ドライブに占有されている状態、1つまたは複数のホストからロボティック媒体移送装置への媒体移送コマンドの中継を含む諸処理を実行するように構成されたリレー・モジュールに占有されている状態、占有されていない状態のうちの1つを含む、各スロットの状態を判断する処理と、
リレー・モジュールが占有する各スロットについて、前記移送装置が前記リレー・モジュールからホスト媒体移送コマンドを受信し、前記受信コマンドに応答して、ストレージ保管庫と前記スロットに設置された媒体ドライブとを含む媒体ロケーション間での媒体アイテムの移送を含む諸処理を実行する処理とを含む信号支持媒体。 - ロボティック装置と複数の多目的スロットとを含むデータ・ストレージ/検索ライブラリを管理するための諸処理を実行するように構成された、相互接続された複数の導電素子から成る論理回路であって、前記諸処理が、
各スロットについて、スロットが媒体ドライブに占有されている状態、1つまたは複数のホストからロボティック媒体移送装置への媒体移送コマンドの中継を含む諸処理を実行するように構成されたリレー・モジュールに占有されている状態、占有されていない状態のうちの1つを含む、各スロットの状態を判断する処理と、
リレー・モジュールが占有する各スロットについて、前記移送装置が前記リレー・モジュールからホスト媒体移送コマンドを受信し、前記受信コマンドに応答して、ストレージ保管庫と前記スロットに設置された媒体ドライブとを含む媒体ロケーション間での媒体アイテムの移送を含む諸処理を実行する処理とを含む論理回路。 - データ・ストレージ/検索ライブラリ装置であって、
複数の多目的スロットと、
ライブラリ管理の諸処理を実行するようにプログラムされたロボティック媒体移送装置とを含み、前記ライブラリ管理の諸処理が、
各スロットについて、スロットが媒体ドライブに占有されている状態、1つまたは複数のホストからロボティック媒体移送装置への媒体移送コマンドの中継を含む諸処理を実行するように構成されたリレー・モジュールに占有されている状態、占有されていない状態のうちの1つを含む、各スロットの状態を判断する処理と、
リレー・モジュールが占有する各スロットについて、前記移送装置が前記リレー・モジュールからホスト媒体移送コマンドを受信し、前記受信コマンドに応答して、媒体ストレージ保管庫とその他のスロットに設置された媒体ドライブとを含む媒体ロケーション間での媒体アイテムの移送を含む諸処理を実行する処理とを含むデータ・ストレージ/検索ライブラリ装置。 - 前記判断処理が、スイッチ、ハブ、ゲートウェイ、ルータ、ネットワーク・ストレージ、イーサネット(R)・モジュール、ストレージ装置、ホスト、ストレージ・エミュレータ、媒体ドライブとコマンド・リレー・ポートとの組合せのうちの1つまたは複数を含むリストから選択されたコンポーネントによってスロットが占有されているかどうか認識する処理を含むように、前記移送装置がプログラムされる、請求項13に記載の装置。
- 前記受信コマンドに応答して行われる前記諸処理が、
事前定義された論理パーティションに従って前記ライブラリ装置のコンポーネントへのホスト・アクセスを制限する処理であって、各パーティションは、前記スロットを占有する1つまたは複数のリレー・モジュールの異なるセットに排他的に関連付けられ、1つまたは複数の媒体アイテム、1つまたは複数の媒体ドライブ、1つまたは複数の媒体ストレージ・ロケーションのうちの1つまたは複数から成る異なるグループを定義する処理をさらに含むように、前記移送装置がさらにプログラムされる、請求項13に記載の装置。 - ホスト・アクセスを制限する前記処理が、
前記移送装置が、1つまたは複数のスロット占有モジュールに対して事前定義された論理パーティションを識別し、ホスト・アクセスを、前記事前定義された論理パーティションに従って、ライブラリのコンポーネントに制限するようスロット占有モジュールに指示する処理を含む、請求項15に記載の装置。 - 各々が前記スロットの1つに存在する1つまたは複数のモジュールであって、ホスト・アクセスを、前記移送装置によって識別される論理パーティションに従って、ライブラリのコンポーネントに制限する装置移送命令を実施するようにプログラムされたモジュールを含む、請求項16に記載の装置。
- 前記移送装置が、構成記録にアクセスして1つまたは複数のパーティションを識別し、各パーティションは、前記スロットを占有する1つまたは複数のリレー・モジュールの異なるセットに排他的に関連付けられ、1つまたは複数の媒体アイテム、1つまたは複数の媒体ドライブ、1つまたは複数の媒体ストレージ・ロケーションのうちの1つまたは複数から成る異なるグループを含み、
前記受信コマンドに応答して行われる前記諸処理が、特定のリレー・モジュールから着信するすべての媒体移送コマンドについて、ホスト・アクセスをそのリレー・モジュールに関連付けられたパーティションのコンポーネントに制限する処理をさらに含むように、前記移送装置がプログラムされる、請求項13に記載の装置。 - 1つまたは複数の媒体ドライブがそれぞれ、前記スロットの1つを占有する、請求項13に記載の装置。
- 1つまたは複数のリレー・モジュールがそれぞれ、前記スロットの1つを占有する、請求項13に記載の装置。
- 前記リレー・モジュールが、コマンド・リレー・ポートと媒体ドライブ/コマンド・リレー・ポート組合せユニットの少なくとも一方を含む、請求項20に記載の装置。
- 1つまたは複数の対応するスロットに設置された、スイッチ、ハブ、ゲートウェイ、ルータ、ネットワーク・ストレージ、イーサネット(R)・モジュール、ストレージ装置、ホスト、ストレージ・エミュレータ、媒体ドライブとコマンド・リレー・ポートとの組合せのうちの1つまたは複数をさらに含む、請求項13に記載の装置。
- 各々が、ホストの媒体移送コマンドで利用される第1の形式とロボティック媒体移送装置で利用される第2の形式との間の変換を行うインタフェースを含む、1つまたは複数のリレー・モジュールをさらに含む、請求項13に記載の装置。
- 前記判断処理が、
前記移送装置が、1つまたは複数のスロットの占有モジュールとメッセージを交換する処理と、
前記移送装置が、1つまたは複数のスロットの占有モジュールの電気的構成を検出する処理と、
前記移送装置が、1つまたは複数のスロットの状態を指定する操作者入力を受信する処理と、
前記移送装置が、光学読取り装置を利用して、1つまたは複数のスロットの占有モジュールが表示する1つまたは複数の光学的特徴を検出する処理と、
前記移送装置が、1つまたは複数のスロットの占有モジュールへの媒体アイテムのロードを試み、その試行の結果によってスロットの状態を確認する処理と、
前記移送装置が、1つまたは複数のスロットの占有モジュールの電磁的表徴を無線スキャニングする処理と、
前記移送装置が、1つまたは複数のスロットの占有モジュールへの接触を試み、試みた接触の結果によってスロットの状態を確認する処理のうちの少なくとも1つを含む、請求項13に記載の装置。 - 前記移送装置が、事前定義された媒体ドライブに適合する1つまたは複数のソフトウェア機能と事前定義されたリレー・モジュールに適合する1つまたは複数のソフトウェア機能とを含むコマンド・セット・ストレージをさらに含む、請求項13に記載の装置。
- 前記諸処理がさらに、
前記移送装置が、前記ライブラリのコンポーネントと各々が1つまたは複数のリレー・モジュールに排他的に関連付けられた1つまたは複数のパーティションとの間のマッピングを受信する処理と、
1つのリレー・モジュールを経由して着信し、別のリレー・モジュールに関連付けられたライブラリ・コンポーネントへのアクセスを求めるホスト・コマンドを破棄する処理とを含むように、前記移送装置がプログラムされる、請求項13に記載の装置。 - 各スロットが、
事前決定された構成の媒体ドライブと事前決定された構成のリレー・モジュールの一方を摺動可能に受け入れるサイズに作られたベイと、
前記ベイの占有モジュールを前記移送装置に接続するように構成された1つまたは複数のコネクタとを含む、請求項13に記載の装置。 - 各々が事前決定された構成の占有モジュールを脱着可能に受け入れる複数のスロット手段と、
ライブラリ管理処理を実行するロボティック媒体移送手段とを含むデータ・ストレージ/検索ライブラリ装置であって、前記ライブラリ管理処理が、
各スロット手段について、スロット手段が媒体ドライブに占有されている状態、1つまたは複数のホストから前記ロボティック媒体移送装置への媒体移送コマンドの中継を含む諸処理を実行するように構成されたリレー・モジュールに占有されている状態、占有されていない状態のうちの1つを含む、各スロット手段の状態を判断する処理と、
リレー・モジュールが占有する各スロット手段について、前記リレー・モジュールからホスト媒体移送コマンドを受信し、前記受信コマンドに応答して、媒体ストレージ保管庫と前記スロット手段に設置された媒体ドライブとを含む媒体ロケーション間での媒体アイテムの移送を含む諸処理を実行する処理とを含む、データ・ストレージ/検索ライブラリ装置。
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