JP2008143536A - 口栓ユニット及びそれを用いた袋体 - Google Patents

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Abstract

【課題】未開封キャップが開封されたとき、開封されたことが目視で容易に判断可能な改ざん防止機能を備え、且つスパウトをキャップで封止したときにタンパープルーフリングの易切断部を基点として生じる「ハ」の字状の変形を矯正しながら一方において開封時に強い力を必要としない、口栓ユニットを提供する。
【解決手段】筒状の口部21を備えたスパウト20及び該スパウトの口部を閉鎖するキャップ2から構成される口栓ユニットであって、キャップ2は下端部に易切断性連結片を介して連結されたタンパープルーフリング10を有し、該タンパープルーフリングには、周方向の引張り力で切断する易切断部14と、スパウト側に設けられたラチェットと係合する爪部が設けられており、スパウトの口部の周囲の少なくとも二箇所にキャップ螺合時にタンパープルーフリングの下面の一部と接触して該タンパープルーフリングの水平方向位置を一定に保つ高さを有するタンパープルーフリング支持部45が設けられていることを特徴とする口栓ユニットである。
【選択図】図1

Description

本発明は、飲料、調味料などに使用される容器の注出位置に突設される、改ざん防止(不正開封防止)機能を備えた口栓ユニットに関する。
従来、飲料、調味料などの内容物が充填される容器として、例えば、平袋、ガセット袋、ボトルなどの様々な種類の容器が知られており、例えば、図13に示す如く、キャップ102とスパウト120からなる口栓ユニット101が設置された容器が、広い商品分野において使用されてきた。
しかしながら、上記口栓ユニットを有する容器では、流通過程や店頭で、誤って又は故意に開封された場合、商品のバージン性が損なわれたり、商品の内容物が改ざんされたりすることがあり、商品の外観からでは、商品の価値が損なわれているかどうかの判断は、難しく、対策として、改ざん防止(不正開封防止)機能を備えた口栓ユニットが使用されるようになってきた。
上記改ざん防止機能を備えた口栓ユニットとしては、一旦開封されたことが目視で容易に確認できるように、キャップ本体の周壁の下端部にタンパープルーフリング(開封防止環)を連結させ、該タンパープルーフリングの一部に、薄肉脆弱部を設けることにより、未開封キャップを開封方向に回転させた時、該薄肉脆弱部が被切断部となり切断され、この切断状態から、キャップが一度開封されていると容易に判断できるように設計された口栓ユニットが用いられるようになってきた。
一般的な改ざん防止機能を備えた口栓ユニットの構造としては、口栓ユニットは、爪部を有するタンパープルーフリングをキャップ本体の周壁の下端部に連結してなるキャップ、及び該タンパープルーフリングの爪部と係合可能なラチェットを有するスパウトから構成され、該タンパープルーフリングの一部に、キャップ開封時に被切断部となり得る薄肉脆弱部が設けられている。
上記構造を有する口栓ユニットの未開封キャップを開封する際、先ず、キャップをキャップ用スパウトに対して、開封方向(キャップの軸を中心にして反時計回り)に回転させると、タンパープルーフリングの爪部が、スパウトのラチェットと係合する。この状態から、キャップをさらに開封方向に回転させると、タンパープルーフリングの周方向に作用する引張力が発生し、タンパープルーフリングに設けられた薄肉脆弱部が被切断部となって切断される。
特許文献1には、キャップの装着完了位置を位置決めする位置決め突起部を容器口部に設ける一方、該位置決め突起部の外方に位置するようにブリッジ部をキャップ本体とタンパーエビデントリングとの間に設け、容器首部からキャップ本体を離脱する際、該ブリッジ部が切断されることにより、容易にキャップの離脱を視認できるタンパーエビデントキャップ装置が開示されている。
特許文献2では、1つの爪部がラチェットと係合する位置にあるときに、他の爪部がラチェットと係合しない位置になるように配置することにより、爪部とラチェットを確実に係合させて、タンパープルーフリングの一部に設けられたV字状の切り欠きが被切断部となり切断されることを特徴とするキャップの開封確認構造が開示されている。
特許文献3では、タンパープルーフリングが、キャップ本体の下部に連結され、タンパープルーフリングを構成するリングピースを接続する接続片(薄肉脆弱部)が、リングピースに少なくとも1ヶ所に設けられ、開封時に被切断部となり切断され、改ざん防止(不正開封防止)機能を有する開閉キャップを開示されている。
特開2001−233364号公報 特開2004−51195号公報 特開2005−271922号公報
タンパープルーフリングは、キャップを口部にねじ込んで閉鎖する際には爪部がラチェットを乗り越えることができ、且つ、キャップを口部から取り外すために開封方向に回転させる際にはリング周方向の引張り力によって切断できるように、柔軟且つ切断容易な材料、通常はプラスチックにより形成され、且つ、リング周方向の一箇所以上に部分的に強度が低い易切断部を有している。
このようなタンパープルーフリングを備えたキャップを、スパウトの口部にねじ込んでいくと、ラチェットを乗り越える際に、タンパープルーフリングがその柔軟性ゆえに、僅かではあるが塑性変形してリング径が大きくなるため、図14に示すように、タンパープルーフリング110の易切断部を起点にして左右の部分が降下し、真横から見ると「ハ」の字状に歪むため、外観上の商品価値を損なってしまうという問題がある。
この「ハ」の字状の歪みは、キャップ102を口部の最も下側までねじ込んだときに、タンパープルーフリング110の下端と、スパウトの口部下側にある台座124の間に隙間が存在しなければ自然と矯正される。しかし、そのような隙間が確保されていない場合には、キャップ102を口部の最も下側までねじ込んだときにタンパープルーフリング110の下端とスパウトの台座124の上面とが密着し、開封時の摩擦抵抗が大きくなるので、開封するために非常に強い力が必要となり、不便である。
また、キャップ102を口部の最も下側までねじ込んだときにタンパープルーフリング110の下端とスパウト124の台座の間に隙間が確保されていない場合には、開封後にキャップを再び口部にねじ込んで再閉鎖したときに、タンパープルーフリングの形状が矯正され、すでに切断していることを認識しずらくなるので、タンパープルーフリング110による開封警告機能が充分に発揮されない可能性がある。
本発明の目的は、未開封キャップが開封されたとき、開封されたことが目視で容易に判断可能な改ざん防止(不正開封防止)機能を備え、且つスパウトをキャップで封止したときにタンパープルーフリングの易切断部を基点として生じる「ハ」の字状の変形を矯正しながら一方において開封時に強い力を必要としない、口栓ユニットを提供することにある。
本発明により提供される口栓ユニットは、筒状の口部を備えたスパウト及び該スパウトの口部に螺合せしめて該口部を閉鎖するキャップから構成され、
前記キャップは、筒状に形成されたキャップ本体、及び該キャップ本体のスカート部の下端部に易切断性連結片を介して連結されたタンパープルーフリングを有し、
該タンパープルーフリングの少なくとも一箇所にリング周方向にかかる引張り力によってリングを切断させる易切断部が設けられると共に、該タンパープルーフリングのリング内周面の少なくとも一箇所に爪部が設けられており、
封止状態のキャップを開封方向に回転させるときに前記タンパープルーフリングの爪部と係合可能なラチェットが前記スパウトの口部周囲に設けられると共に、該口部の周囲の少なくとも二箇所にキャップ螺合時にタンパープルーフリングの下面の一部と接触して該タンパープルーフリングの水平方向位置を一定に保つ高さを有するタンパープルーフリング支持部が設けられていることを特徴とする。
本発明の一形態において、前記タンパープルーフリングの易切断部は、リングの幅方向及び/又は厚み方向に欠損部分を有する形状であってもよい。
本発明の一形態において、前記スパウトは、前記口部と共に、口部外周面の下部から水平に張り出す一段以上のフランジからなる台座、及び口部外周面の台座よりも上の位置から水平に張り出すストッパを有し、
該ストッパの外縁及び/又は該ストッパと前記台座の間に前記ラチェットが設けられており、
該台座の上に前記タンパープルーフリング支持部が設けられていてもよい。
本発明の一形態において、前記ストッパは、口部外周面から左右に張り出す一対の扇状の形状を有していてもよい。
本発明の一形態において、前記キャップ本体のスカート部の下端部と前記タンパープルーフリングとの間に、前記易切断性連結片を介して連結された部分と共に、非切断性連結片を介して連結された部分があり、
前記タンパープルーフリングは、スパウトを封止しているキャップを開封方向へ回転させる際に易切断部の後方となる側であって、且つ、易切断部の比較的近傍の位置において易切断性連結片によりキャップ本体のスカート部の下端部に連結されると共に、キャップを開封方向へ回転させる際に易切断部の後方となる側であって、且つ、易切断性連結片よりも遠い位置において非切断性連結片によりキャップ本体のスカート部の下端部に連結されていてもよい。
本発明の一形態において、前記キャップ用スパウトは、前記口部の下に、細長い筒状のストロー部を更に有していてもよい。
本発明により提供される袋体は、上記本発明の口栓ユニットを袋本体に接続してなる袋体である。
本発明により提供される口栓ユニットによれば、未開封キャップが開封されたとき、タンパープルーフリングの一部に設けられた易切断部の切断状態から、開封されたことが目視で容易に判断可能となる。
また、この口栓ユニットにおいては、スパウトをキャップで封止したときに、スパウトの台座に設けられたタンパープルーフリング支持部によってタンパープルーフリングが下から支えられるので、易切断部を基点として生じる「ハ」の字状の変形を矯正することができ、しかも、上記タンパープルーフリング支持部はタンパープルーフリング下端の一部領域と接触しているだけなので、開封時の摩擦抵抗も過大にならない。従って、商品価値の高い、改ざん防止機能付き口栓ユニットが提供される。
本発明の口栓ユニットは、筒状の口部を備えたスパウト及び該スパウトの口部に螺合せしめて該口部を閉鎖するキャップから構成され、
前記キャップは、筒状に形成されたキャップ本体、及び該キャップ本体のスカート部の下端部に易切断性連結片を介して連結されたタンパープルーフリングを有し、
該タンパープルーフリングの少なくとも一箇所にリング周方向にかかる引張り力によってリングを切断させる易切断部が設けられると共に、該タンパープルーフリングのリング内周面の少なくとも一箇所に爪部が設けられており、
封止状態のキャップを開封方向に回転させるときに前記タンパープルーフリングの爪部と係合可能なラチェットが前記スパウトの口部周囲に設けられると共に、該口部の周囲の少なくとも二箇所にキャップ螺合時にタンパープルーフリングの下面の一部と接触して該タンパープルーフリングの水平方向位置を一定に保つ高さを有するタンパープルーフリング支持部が設けられていることを特徴とする。
図1及び図12は、本発明の口栓ユニットを有する袋体の一例を示す斜視図である。図2〜図4は、口栓ユニットを構成するキャップに関するものである。図5〜図10は、口栓ユニットを構成するスパウトに関するものである。また、図11A〜11Dは、口栓ユニットの開封動作に関するものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1に示す如く、本発明の口栓ユニット1は、スパウト20と、該スパウト20の上部に形成された筒状の口部21を螺合せしめて口部21を開閉するキャップ2とから構成されている。
口栓ユニット1は、キャップ2を上から見た場合、時計回り方向Yにキャップ2を回転させると、キャップ2が口部21に対してねじ込まれて該口部21を閉鎖し、一方、口部21に螺合しているキャップ2を反時計回り方向Xに回転させると、該キャップ2がスパウト20から取り外される。
キャップに関する図2〜図4は、より詳しくは、図2がキャップの一部正面図及びキャップの一部縦断面図を示し、図3が上方から見たタンパープルーフリングの横断面図を示し、図4A〜4Cがタンパープルーフリングの易切断部の具体例を示す。
図2に示す如く、キャップ2は、キャップ本体3と、該キャップ本体3の下端部に連結された環状のタンパープルーフリング10とから構成されている。
キャップ本体3は、筒状に形成され、上部を閉塞する円盤状の天板部4と側面を形成するスカート部8とから構成される。スカート部8の下部は、下方に向かって広がるテーパー形状8aであってもよい。キャップ本体3の内周面には、螺旋状の雌ねじ5が形成されており、該雌ねじ5は、スパウト20の口部21の外周面に形成された螺旋状の雄ねじ22に螺合せしめて開閉することができるように設計されている。また、キャップ本体3の外周面には、滑り止めとして縦溝状のローレット7が形成されている。
円盤状の天板部4の内面には、ドーナツ状の環状突起6を設けてもよい。この環状突起6は、キャップ2を口部21に螺合させる際に、口部21の内側に嵌合することでパッキンとして機能し、密封性を確保する。
図2に示す如く、環状のタンパープルーフリング10は、リング周方向に引張り力が負荷されたときに切断しやすい易切断部14がリング上の少なくとも1箇所に設けられており、スパウト開封の際にリング自体が易切断部14の位置で切断して開環する。また、図2には示されていないが、タンパープルーフリング10は、リング内周面の少なくとも一箇所に爪部が設けられており、この爪部は開封時にリングが易切断部14の位置で切断する際に重要な機能を有している。
図3に、タンパープルーフリング10の一構成例を示す。この例においてタンパープルーフリング10は、2つの円弧状に形成されたリングピース11のそれぞれの端部が、易切断部14によって接続した環状構造を有しており、易切断部14は、キャップ2の中心軸に対して180°の間隔で配置設けられている。
また、この例においては、リングピース11の内周面に、先細りした略台形状の爪部15,16が、開封方向Xの方向にやや傾けられるように、各リングピース11に2ヶ所ずつ突設されている。
易切断部14の構造としては、キャップの未開封時には、2つのリングピース11の端部同士を接続できる程度の強度を有し、一方、キャップの開封時には、2つのリングピース11の端部同士を切断できる程度の脆弱さを有する構造であれば、特に限定されず、例えば図4A、4B及び4Cに示す如く、リングの幅方向及び/又は厚み方向に欠損部分を有する形状とすることができる。ここで、リング幅方向に欠損部分を有する形状とは、図4A及び4Cに示す如くリング周方向の他の部分と比べて幅が狭いか、または、図4Bに示す如くリング幅方向の両端は連結されておりリング周方向の他の部分と同じ幅を有しているが、リング幅方向の中間部分が接続されていない形状を意味している。また、リング厚み方向に欠損部分を有する形状とは、リングの肉厚が薄く形成された形状を意味している。
また、易切断部14がとり得る他の構造としては、リング周方向の他の部分と同じ形状を有しているが、部分的な加熱処理等の何らかの方法によって、易切断部14の部分のみ材料を劣化させて切断し易くした構造としてもよい。
図3に示した例において、一方の爪部15の形成位置は、スパウトを封止しているキャップを開封方向(X方向)へ回転させる際に易切断部14の後方となる側(Y方向側)であって、且つ、易切断部14の比較的近傍とされている。他方の爪部16の形成位置は、スパウトを封止しているキャップを開封方向へ回転させる際に易切断部14の後方となる側(Y方向側)であって、且つ、前記爪部15よりも、やや後方とされている。
これら2つの爪部15,16は、一方のリングピース11に形成されたものと、他方のリングピース11に形成されたものとが、キャップ2の中心軸に対して対称となる位置にそれぞれ配置されている。
そして、スパウトを閉鎖しているキャップ2を開封方向Xに回転させるときに、タンパープルーフリング10内周面にある爪部15,16が、スパウトに設けられたラチェット41,43(図1参照)と係合し、タンパープルーフリング10の周方向に引っ張り力を生じさせる結果、タンパープルーフリング10が易切断部14の位置で切断され、キャップの開封警告機能が発揮される。
タンパープルーフリング10内周面にある爪部15,16(図3参照)と、スパウトに設けられたラチェット41,43(図1参照)は、封止状態のキャップ2を開封方向Xに回転させる際に、全ての爪部と全てのラチェットが同時に係合するように配置することができる(図11B参照)。
また、別の配置方法としては、例えば上記特許文献2(特開2004−51195号公報)に開示されているキャップの開封確認構造、特に当該文献の図4に典型的に示されている構造の如く、タンパープルーフリング10内周面に2個以上設けられた爪部のうち一部の爪部がスパウト側に設けられたラチェットと係合する位置に存在するときに、他の爪部がラチェットと係合しない位置に存在するように、爪部とラチェットとを相対的に配置してもよい。
タンパープルーフリング10は、キャップ2のスカート部8の下端部に、易切断性連結片12を介してリング状の一箇所以上の部分において連結される。図2に示すように、タンパープルーフリング10と、キャップ2のスカート部8の下端部の間には、易切断性連結片12を介して連結された部分が一箇所以上存在するだけでなく、さらに非切断性連結片13を介して連結された部分が一箇所以上存在していてもよい。
図3に示した例においては、スパウトを封止しているキャップを開封方向(X方向)へ回転させる際に易切断部14の後方となる側(Y方向側)であって、且つ、易切断部14の比較的近傍の位置を先頭にして等間隔の4箇所に易切断性連結片12を介して連結された部分が設けられ、上記4箇所と同じ間隔を空けて最も後方となる5箇所目の位置に非切断性連結片13が設けられている。非切断性連結片13が設けられている5箇所目の位置は、次に出現する易切断部の前方側近傍でもある。
なお図3に示した例においては、易切断性連結片12が等間隔の島状に配置されているが、易切断性連結片は開封時に切断可能である限り、リング周方向に長く連続したものであってもよい。
易切断性連結片12の構造としては、キャップの未開封時には、環状のタンパープルーフリング10をスカート部8の下端部に連結できる程度の強度を有し、一方、キャップの開封時には、タンパープルーフリング10に負荷される引張り力によって切断できる程度の脆弱さを有するものであれば、特に限定されない。かかる脆弱性を付与すべく、易切断性連結片12は、タンパープルーフリング10の周方向に沿った長さ(接続長さ)を比較的短くしたり、或いは、厚さを肉薄にしたりする。
一方、非切断性連結片部13の構造としては、キャップの未開封時には、環状のタンパープルーフリング10をスカート部8の下端部に連結できる程度の強度を有するだけではなく、キャップの開封時にタンパープルーフリング10に負荷される引っ張り力によっても切断せずにキャップ本体とタンパープルーフリングとの連結を保持できる程度の強度を有するものであれば、特に限定されない。
タンパープルーフリング10とキャップ2のスカート部8の下端部の間に易切断性連結片12を介して連結された部分しかない場合には、タンパープルーフリング10が開封動作によってキャップ本体から完全に分離するので、タンパープルーフリング10の切断後残骸がキャップ本体に付随する場合と比べて開封状態が目立ち難い。また、タンパープルーフリング10の切断後残骸がキャップ本体から完全に分離すると、小さな残骸がゴミとなって散乱しやすい。
これに対して、タンパープルーフリング10とキャップ2のスカート部8の下端部の間に、易切断性連結片12を介して連結された部分と共に、非切断性連結片13を介して連結された部分が存在する場合には、タンパープルーフリング10の切断後残骸がキャップ本体に付随し開封状態が目立ちやすくなるので、タンパープルーフリングによる開封警告機能がより効果的に発揮される。また、タンパープルーフリング10の切断後残骸がキャップ本体に付随することによって、残骸が散乱しにくくなり、ゴミとして回収しやすくなるという利点もある。
タンパープルーフリング10とキャップ2のスカート部8の下端部の間に、非切断性連結片13を介して連結された部分を設ける場合には、開封時にタンパープルーフリング10の切断(開環)を阻害しない位置に設ける必要がある。
具体的には、図3に示した例の如く、タンパープルーフリング10は、スパウトを封止しているキャップを開封方向(X方向)へ回転させる際に易切断部14の後方となる側(Y方向側)であって、且つ、易切断部14の比較的近傍の位置において易切断性連結片12によりキャップ本体のスカート部8の下端部に連結され、キャップを開封方向(X方向)へ回転させる際に易切断部14の後方となる側(Y方向側)であって、且つ、易切断性連結片12よりも遠い位置において非切断性連結片13によりキャップ本体のスカート部8の下端部に連結される。
易切断性連結片12と非切断性連結片13を易切断部14の位置を基準にして上記の相対的位置関係に配置することにより、スパウトを封止しているキャップを開封方向に回転させるときにタンパープルーフリング10の周方向に生じる引っ張り力が、非切断性連結片13によって阻害されることなく、易切断部14と易切断性連結片12に対して有効に作用するので、これらの位置で確実に切断が起こる。
次に、図5及び図6は、本発明の口栓ユニットを構成するスパウトに関するものである。図5は、スパウトの一構成例を示す正面図である。図6は、スパウトのストッパ、台座、これらの間に形成されたリブ、及び台座に突設されたタンパープルーフリング支持部、並びにリブの先端に形成されたラチェットの形状とこれらの位置関係を示す俯瞰図である。
図5及び図6に示す如く、スパウト20は、上部にキャップ2を螺合せしめる筒状の口部21を有しており、口部21の下部近傍の周囲にラチェット41,43が設けられ、且つ、該口部21のラチェット41,43が設けられた位置よりもさらに下側の周囲に、タンパープルーフリングを下支えするタンパープルーフリング支持部45が設けられている。
さらにスパウト20は、該口部外周面の下部から水平に張り出す一段以上の台座フランジからなる台座、及び口部外周面の台座よりも上の位置から水平に張り出すフランジからなるストッパ23を有していてもよい。図5及び図6に示した例では、台座24は3枚の台座フランジ24,25,26からなる上下3層構造を有し、ストッパ23は、一対の扇形状フランジを口部の左右に配置した構造を有している。
さらにスパウト20は、口部21の下に細長い筒状のストロー部28を配していてもよく、口部21とストロー部28との間に、口部21の最下層台座フランジ26の直下において袋本体Aの上端に貼り付けられる部分となる取付部27を有していてもよい。
ストロー部28は、細長い円筒状に形成されており、袋状の袋本体Aの内部に挿入される(図1参照)。このストロー部28には、その下端に開口部29が形成され、側面部にストロー部28の内外を連通している長孔30が形成されている。
また、ストロー部28には、軸方向の長孔30に対応する部位に、両側方向に張り出す板状の部材31が設けられている。この板状の部材31は、袋本体Aが押し潰された場合に、開口部29、並びに長孔30への通路を確保して、内容物をストロー部28の内部に進入させるための機能を有している。
取付部27は、前後方向に平坦に形成されていると共に、左右に向け張り出すように形成されている。この取付部27には、その外面に袋本体Aの上縁が貼り合わされ、両者の間に隙間が形成されないように密閉するための機能を有している。
口部21は、円筒状に形成されており、その外周面に螺旋状の雄ねじ22が形成されている。この雄ねじ22は、キャップ2の内周面に形成された雌ねじ5と噛み合い、口部21にキャップ2を螺合せしめる。これによりキャップ2は、キャップ用スパウト20の口部21に着脱自在に取り付けられる。
台座フランジ24,25,26は、上下に3層構造となるように配される。これら台座フランジ24,25,26は、左右に横長となる八角形状にそれぞれ形成され、口部21を中心にして口部21の外周面から水平に張り出す構造を有する。
なお、最下段の台座フランジ26は、その下面が袋本体Aの上縁と当接し、製造工程において、キャップ用スパウト20が袋本体Aの内部に落ち込むことを防止している。
ラチェットは、口部21の下部近傍の周囲に設けられる。そして、キャップを口部にねじ込んでいく際には、ねじ込める最下端のわずか手前の位置においてタンパープルーフリング内周面の爪部と当接するが、そのまま閉鎖方向にキャップを回転させる場合には爪部がラチェットを乗り越えることが可能であり、口部の閉鎖を完了させることができる。しかし、タンパープルーフリング内周面の爪部が一旦ラチェットを乗り越えてキャップによる口部の閉鎖が完了した後で該キャップを開封方向に回転させる際には、開封方向への回転開始直後に前記タンパープルーフリングの爪部とラチェットとが係合するので、タンパープルーフリングが切断されない限り、開封方向への回転を続行することができない。
図6に示した例においては、一対の扇状のストッパ23は、口部21を中心にして口部21の外周面から左右に張り出した構造を有する。各ストッパ23の外縁は、最上段の台座フランジ24の外縁より内側に位置するように形成されている。ストッパ23は、最上段の台座フランジ24から所定の距離だけ上方の位置に配され、ストッパ23と最上段の台座フランジ24との間には、隙間が形成されている。この隙間には、最上段の台座フランジ24とストッパ23とを接続するように複数のリブ40,42,44,46が形成されている。
上記一対のリブ40は、口部21の外周面から左右にそれぞれ延びるように配される。このリブ40の先端は、ストッパ23の外縁よりも外側に突出しており、キャップ2のタンパープルーフリング10を構成するリングピース11の内周面に形成された先細りした略台形状の爪部15と係合可能となるように設けられたラチェット41である。
また、一対のリブ42は、前述のリブ40の根元と先端との中間位置からリブ40と直角を成してストッパ23の周縁まで延びている。このリブ42の先端も、ストッパ23の外縁よりも外側に突出しており、キャップ2のタンパープルーフリング10を構成するリングピース11の内周面に形成された先細りした略台形状の爪部16と係合可能となるように設けられたラチェット43である。
さらに、一対のリブ44と一対のリブ46は、タンパープルーフリング支持部45の口部21側に並行して、且つ、口部21を挟んで対称となるようにそれぞれ形成される。
ラチェット41及び43は、断面が先端に向けて先細りした略台形状に形成され、ストッパ23の外縁よりも外側に突出させて、口部21を中心軸にして対称となる位置に配置されており、キャップ2の開封方向Xと逆側に向けて若干傾けられた形状を有する。ラチェット41、43を、上記形状とすることによって、キャップを閉鎖方向Yに回転させる際にはタンパープルーフリング内周面の爪が該ラチェットを乗り越えることができ、且つ、キャップを開封方向Xに回転させる際には爪とラチェットを係合させることができる。
図6に示した例においては、ストッパ23と最上段の台座フランジ24の間からリブを突出させることによりラチェット41、43が形成されているが、ラチェットは、ストッパ23の外縁に突出させることにより形成してもよいし、ストッパの外縁及び該ストッパと台座の間から延びるリブを一体にして突出させてもよい。
タンパープルーフリング支持部は、口部21の下部近傍の周囲の二箇所に設けられる。図6に示した例においては、タンパープルーフリング支持部45が、最上段の台座フランジ24の上面の4箇所に突出形成されている。図7は、図6に示したタンパープルーフリング支持部45の位置を分かりやすく示した口部21の拡大正面図である。さらに、図8は、図6に示したタンパープルーフリング支持部45の位置及び形状を分かりやすく示した、口部21を斜め上から見た拡大斜視図である。
本発明によれば、図9に示す正面図及び図10に示す側面図のように、スパウト20をキャップ2で封止したときに、口部21の下部近傍の周囲に設けられたタンパープルーフリング支持部45によってタンパープルーフリング10が下から支えられるので、易切断部14を基点として生じる「ハ」の字状の変形(図14参照)を矯正することができる。
また、上記タンパープルーフリング支持部45は、タンパープルーフリング10の下端の一部領域と接触しているだけなので、開封時の摩擦抵抗が過大にならない。従って、タンパープルーフリングの下端と、最上段の台座フランジ24の上面との間の隙間を完全に無くしてタンパープルーフリングの変形を矯正する場合と比べて、弱い力で開封することができる。
また、本発明によれば、スパウト20を一旦開封した後でタンパープルーフリング10の残骸が付いたままのキャップ2で再閉鎖する場合には、キャップを最も下までねじ込んだ状態でも、タンパープルーフリング残骸の下端と最上段の台座フランジ24の間に隙間があるので、タンパープルーフリング残骸がタンパープルーフリング支持部45から滑り落ちて、すでに切断された状態であることが目立つので、改ざん防止機能が有効に発揮される。
従って、本発明によれば、商品価値の高い、改ざん防止機能付き口栓ユニットが提供される。
タンパープルーフリング支持部45の形状は特に限定されない。例えば図6に示す如く、リブ42とリブ46との間に、凸条(下駄状の刃状)のタンパープルーフリング支持部45を設けると、封止状態においてタンパープルーフリング10の下端の一部が、凸条のタンパープルーフリング支持部45の一部と接触して支えられる。
タンパープルーフリング支持部45は、タンパープルーフリングを確実に矯正する観点から、最上段の台座フランジ24の上面に少なくとも2ヶ所以上設け、好ましくは3〜6ヶ所、より好ましくは3〜5ヶ所、さらに好ましくは4ヶ所設ける。
上記複数のタンパープルーフリング支持部45を設ける間隔は、均等になるように等角度で配されることが好ましいが、15〜60°の範囲で若干不均等であってもよい。また、タンパープルーフリング支持部45の幅は、0.5〜2.0mmであることが好ましいが、タンパープルーフリング10の下端部17との接触面積が大きくなり過ぎず、開封方向Xへの摩擦力が大きくなり過ぎない程度の幅であればよい。
また、タンパープルーフリング支持部45の高さは、口栓ユニット1の未開封状態において、最大で、キャップ2のスカート部8の下端部9と最上段の台座フランジ24の上面との間の幅の高さから、タンパープルーフリング10の幅の高さと、易切断性連結片12又は非切断性連結片13の幅の高さとを減じた値を、タンパープルーフリング支持部45の高さとして、最上段の台座フランジ24の上面に設けることができる。但し、タンパープルーフリング10の滑り性を許容する程度の遊びはあってもよい。
本発明の口栓ユニット1の改ざん防止(不正開封防止)機能は、図11A〜11Dに示す如く発揮される。図11A〜11Dは、封止状態の口栓ユニットに対して開封動作を開始してから、タンパープルーフリング10の易切断部14が切断するまでの過程を示す図である。
本発明の口栓ユニット1は、未開封状態において図11Aに示す如く、爪部15とラチェット41、爪部16とラチェット43とが、それぞれごく僅かな隙間を隔てて相互に対向している。
キャップ2をスパウト20に対して、開封方向X(反時計回り)に回転させると、図11Bに示す如く、爪部15がラチェット41と、爪部16がラチェット43とが、それぞれ同時に係合する。この状態から、キャップ2をさらに開封方向Xに回転させると、図11Cに示す如く、タンパープルーフリング10の周方向に引張力が発生し、図11Dに示す如く、タンパープルーフリング10が易切断部14の位置で切断する。
また、易切断部が切断するのとほぼ同時に、タンパープルーフリング10とキャップ本体3を接続している易切断性連結片12が切断されるので、タンパープルーフリング10の易切断部14の位置にリング周方向の引張力が有効に負荷され、易切断部14の位置での切断が確実に行われる。
一方、タンパープルーフリング10とキャップ本体3を接続している別の連結片、すなわち非切断性連結片13の位置は、開封動作の最中に切断しないので、開封完了後のキャップ本体には、タンパープルーフリング10の残骸が付いたまま残る。
本発明の口栓ユニットは、様々な形状又は構造の容器本体に接続して用いることができ、容器本体の材質は紙製、樹脂製、金属製、又はこれらの材質を複数組み合わせて用いてもよく、その形状もチューブ型、ボトル型、袋型等、特に限定されない。
例えば、図12に示すように、本発明の口栓ユニット1は、フレキシブルな積層フィルムで作製されたガセット袋からなる袋本体Aの上方開口部と、口栓ユニットを構成するスパウト20の取付部27を接合して用いることができる。この容器から内容物を取り出す際には、キャップ2と口部21の螺合を解いて開栓し、口部21を注出口として利用する。図12のように、ストロー部28の先端が袋本体Aの底部付近にまで達する場合には、口栓ユニット1をストローとして利用することも可能であり、筒状の口部21に口を付けて内容物を吸い上げることができる。
図1は、本発明の口栓ユニットを有する袋体の一例を示す斜視図である。 図2は、本発明の口栓ユニットを構成するキャップの一部正面図及びキャップの一部縦断面図である。 図3は、本発明の口栓ユニットを構成するタンパープルーフリングを上から見た横断面図である。 図4Aは、本発明の口栓ユニットを構成するタンパープルーフリングの易切断部の一構成例を示す斜視図である。 図4Bは、本発明の口栓ユニットを構成するタンパープルーフリングの易切断部の一構成例を示す斜視図である。 図4Cは、本発明の口栓ユニットを構成するタンパープルーフリングの易切断部の一構成例を示す斜視図である。 図5は、本発明の口栓ユニットを構成するスパウトの正面図である。 図6は、本発明の口栓ユニットを構成するスパウトの台座付近の構造を示す俯瞰図である。 図7は、本発明の口栓ユニットを構成する口部の一部を拡大した正面図である。 図8は、本発明の口栓ユニットを構成する口部の一部を拡大した斜視図である。 図9は、封止状態にある本発明の口栓ユニットの一部を拡大した側面図である。 図10は、封止状態にある本発明の口栓ユニットの一部を拡大した正面図である。 図11Aは、封止されている本発明の口栓ユニットにおけるタンパープルーフリングの状態を示す図である。 図11Bは、本発明の口栓ユニットの開封動作過程の一段階においてタンパープルーフリングの爪部とラチェットが係合した状態を示す図である。 図11Cは、本発明の口栓ユニットの開封動作過程の一段階においてタンパープルーフリングに引張り力が負荷された状態を示す図である。 図11Dは、本発明の口栓ユニットの開封動作過程の一段階においてタンパープルーフリングが切断した状態を示す図である。 図12は、本発明の口栓ユニットを有する袋体の一例を示す斜視図である。 図13は、従来の口栓ユニットを示す斜視図である。 図14は、従来の口栓ユニットのタンパープルーフリングが「ハ」の字状に変形した状態を示す側面図である。
符号の説明
1 口栓ユニット
2 キャップ
3 キャップ本体
4 円盤状の天板部
5 雌ねじ
6 環状突起
7 ローレット
8 スカート部
9 スカート部の下端部
10 タンパープルーフリング
11 リングピース
12 易切断性連結片
13 非切断性連結片
14 易切断部
15 爪部
16 爪部
17 タンパープルーフリングの下端部
20 スパウト
21 口部
22 雄ねじ
23 ストッパ
24 台座フランジ
25 台座フランジ
26 台座フランジ
27 取付部
28 ストロー部
29 開口部
30 長孔
31 板状の部材
40 リブ
41 ラチェット
42 リブ
43 ラチェット
44 リブ
45 タンパープルーフリング支持部
46 リブ

Claims (7)

  1. 筒状の口部を備えたスパウト及び該スパウトの口部に螺合せしめて該口部を閉鎖するキャップから構成される口栓ユニットであって、
    前記キャップは、筒状に形成されたキャップ本体、及び該キャップ本体のスカート部の下端部に易切断性連結片を介して連結されたタンパープルーフリングを有し、
    該タンパープルーフリングの少なくとも一箇所にリング周方向にかかる引張り力によってリングを切断させる易切断部が設けられると共に、該タンパープルーフリングのリング内周面の少なくとも一箇所に爪部が設けられており、
    封止状態のキャップを開封方向に回転させるときに前記タンパープルーフリングの爪部と係合可能なラチェットが前記スパウトの口部周囲に設けられると共に、該口部の周囲の少なくとも二箇所にキャップ螺合時にタンパープルーフリングの下面の一部と接触して該タンパープルーフリングの水平方向位置を一定に保つ高さを有するタンパープルーフリング支持部が設けられていることを特徴とする口栓ユニット。
  2. 前記タンパープルーフリングの易切断部は、リングの幅方向及び/又は厚み方向に欠損部分を有する形状であることを特徴とする請求項1に記載の口栓ユニット。
  3. 前記スパウトは、前記口部と共に、口部外周面の下部から水平に張り出す一段以上のフランジからなる台座、及び口部外周面の台座よりも上の位置から水平に張り出すストッパを有し、
    該ストッパの外縁及び/又は該ストッパと前記台座の間に前記ラチェットが設けられており、
    該台座の上に前記タンパープルーフリング支持部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の口栓ユニット。
  4. 前記ストッパは、口部外周面から左右に張り出す一対の扇状の形状を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の口栓ユニット。
  5. 前記キャップ本体のスカート部の下端部と前記タンパープルーフリングとの間に、前記易切断性連結片を介して連結された部分と共に、非切断性連結片を介して連結された部分があり、
    前記タンパープルーフリングは、スパウトを封止しているキャップを開封方向へ回転させる際に易切断部の後方となる側であって、且つ、易切断部の比較的近傍の位置において易切断性連結片によりキャップ本体のスカート部の下端部に連結されると共に、キャップを開封方向へ回転させる際に易切断部の後方となる側であって、且つ、易切断性連結片よりも遠い位置において非切断性連結片によりキャップ本体のスカート部の下端部に連結されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の口栓ユニット。
  6. 該キャップ用スパウトは、前記口部の下に、細長い筒状のストロー部を更に有していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の口栓ユニット。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の口栓ユニットを袋本体に接続してなる袋体。
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