JP2002211607A - 合成樹脂製キャップ - Google Patents
合成樹脂製キャップInfo
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Abstract
ていると共に、開封後はTEバンド及び打栓式キャップ
におけるキャップ本体をボトル口から素手で容易に除去
することができ、ボトルとキャップの分別収集に寄与す
ることができるTEバンドを有する合成樹脂製キャップ
を提供する。 【解決手段】 タンパーエビデントバンド7が、周方向
スリット8により径方向に内壁9と外壁10の分割され
て2層以上の壁で構成され、内壁9と外壁10の一部が
強接合部で連接されていると共に、内壁9と外壁10に
は、軸線方向に上端又は上端近傍から下端又は下端近傍
まで延びる内壁スリットと外壁スリットが、それぞれ周
方向に位置をずらせて形成されている。
Description
プ、特に使用後のタンパーエビデントバンドがボトル口
部から容易に除去できるようにした分別廃棄・収集性に
優れた合成樹脂キャップに関する。
合、使用後のリサイクルを促進するためには、空ボトル
とキャップが分別廃棄・分別収集できなければならず、
タンパーエビデントバンド(以下、TEバンドという)
付き合成樹脂キャップの場合は、使用後の空ボトルから
TEバンドを除去する必要がある。また、注出口付き打
栓式キャップの場合、キャップ本体又はキャップ全体が
空のボトル口に固着した状態で残るので、それを取り除
く必要がある。従来、ねじ式キャップの場合、TEバン
ドに上縁から下縁に至る弱化線(スコアやミシン目等)
を設けて、それを破断することによって除去できるよう
にしたもの、あるいはTEバンドのタンパーエビデント
機能を確実にするために全く弱化線が形成されてないも
のがある。後者の場合は、TEバンドは素手では除去で
きず、ハサミ等で切断しなければならないので、面倒で
あり、分別収集に対応してない。
化線を設けたものは、閉栓状態でTEバンドが弱化線か
ら拡がらないようにするため、弱化線は完全には切断さ
れてなく、破断可能な残厚を有して形成されている。し
かしながら、弱化線の強度が弱いと、キャップ閉栓時
に、TEバンドが外周方向に拡げられた際、弱化線の破
れや伸び変形が起こってしまい、タンパーエビデント機
能が損なわれるので、タンパーエビデント機能を確実に
果たすためには、キャップ閉栓時のそれらの現象の発生
を防止しなければならない。特に、ホットパック用キャ
ップ、無菌充填用キャップ、内圧が発生する炭酸飲料用
キャップ等の場合は、高い密封性を必要とするため、T
Eバンドもより高度のタンパーエビデント性が求められ
るので、上記現象の発生阻止が強く求められる。そのた
め、その対応策として、弱化線の残厚量を多くして破断
強度を高めたもの、あるいはTEバンドが、周方向に間
隔をあけて設けられたブリッジにより連結されて上段と
下段に分割され、上段には上端の始点と下端の終点が周
方向にずれるようにして第一の軸線方向スコアが形成さ
れており、下段には第一の軸線方向スコアと周方向に間
隔をおいて上端の始点と下端の終点が周方向にずれるよ
うにして第二の軸線方向スコアが形成されており、第一
のスコアの下端と第二のスコアの上端との間が強接合部
となっているもの(例えば、実用新案登録第26061
11号)が、提案されている。
ののうち、弱化線の残厚量を多くするものは、必然的に
弱化線の破断が困難となり、手で簡単にTEバンドをボ
トル口から分離することができず、分別収集の阻害要因
となっている。また、後者のものは、TEバンドの周方
向全体に弱化線が形成されるので、弱化線が目立ち体裁
が悪くなると共に、縦方向部の弱化線の広がりも防止す
ることができず、体裁が悪くなる。また、キャップ成形
性も悪くなる等の問題点がある。また、前者及び後者と
も容器口部が直接的に露出しており、埃等により汚れ易
いという問題点もある。
であって、閉栓時に弱化線の破れや伸び変形が起こるこ
となく、且つ弱化線が目立たないので美観を損なうこと
がなく、TEバンドとしてのタンパーエビデント機能に
優れていると共に、開封後はTEバンドをボトル口から
容易に素手で除去することができ、ボトルとキャップの
分別収集に寄与することができるTEバンドを有する合
成樹脂製キャップを提供することを目的とする。
発明の合成樹脂製キャップは、キャップ本体の外周壁下
端に弱化線を介して連結されたタンパーエビデントバン
ドを有する合成樹脂製キャップにおいて、前記タンパー
エビデントバンドが径方向に内壁と外壁を備えた少なく
とも2層の壁で構成され、前記内壁と前記外壁の一部が
連接されていることを特徴とするものである。
又は上端近傍から下端又は下端近傍まで延びる内壁スリ
ットと外壁スリットを、両スリットの位置が周方向にず
れるように、それぞれ形成することが望ましい。そし
て、前記内壁スリットと前記外壁スリットが位置する間
に内壁外面と外壁内面を強接合した強接合部を形成する
と共に、その他の部分に前記内壁と前記外壁を破断可能
に弱接合した弱接合部を内壁外面と外壁内面との間に設
けるようにするのが望ましい。本発明の合成樹脂製キャ
ップは、ねじ式合成樹脂製キャップ、打栓式合成樹脂製
キャップ何れの形式の合成樹脂製キャップにも適用でき
る。
説明する。図1〜図4は、本発明に係る合成樹脂製キャ
ップの一実施形態であり、醤油等の調味料ボトル等に適
したプルタブ付きの中栓を有するねじ式の合成樹脂製キ
ャップである。図1は、ボトル口に合成樹脂製キャップ
1を装着した状態の断面を示し、図中、2はキャップ本
体、3は中栓である。キャップ本体2は、ボトル口と螺
合するねじ4が内周面に形成されている外周壁5の下端
に弱化線6を介してTEバンド7が形成されている。弱
化線6は、ブリッジを沿えたスリット、ミシン目、スコ
ア等が破断可能であれば、その形式は問わない。
壁で構成され、本実施形態では、その厚さのほぼ中間部
に、該TEバンド7を径方向に2分するように下端から
上端に至る溝状の周方向スリット8が円周方向に強接合
部13となる一部を残して形成されている。それによ
り、TEバンド7は径方向に内壁9と外壁10の2層構
造となっている。外壁10の外周面から周方向スリット
8の一端部に通じる径方向の外壁スリット11を形成
し、且つ周方向スリット8の他端部からは内壁9の内周
面に通じる径方向の内壁スリット12が形成されてい
る。従って、外壁スリット11と内壁スリット12は、
図3、特に図4に拡大して示すように、強接合部13の
幅に相当する距離だけ周方向にずれており、外壁スリッ
ト11、周方向スリット8及び内壁スリット12は連続
している。そのため、TEバンド7は外壁10と内壁9
が強接合部13を介して連続し、展開すると1本の帯状
に延びることになる。なお、前記外壁スリット11及び
内壁スリット12は、外壁及び内壁にそれぞれその軸線
方向に、上端又は上端近傍から下端又は下端近傍まで延
びるように形成されている。なお、強接合部13の周方
向幅はTEバンド7の除去し易さ等を考慮して適宜に設
定することが可能である。
8の上部には、外壁10の内面と内壁9の外面を連接す
る弱接合部14が所定間隔で複数個設けられ、外壁10
と内壁9は通常の状態で拡がらないように連接されてい
る。弱接合部14は、TEバンド除去時に外壁を外壁ス
リット11から起こして、引っ張ることによって容易に
破断可能な強度で連接されていればよく、点接合、線接
合等その形状は任意でよい。弱接合部を外壁と内壁との
間の面に設けたことにより、キャップをボトル口部に装
着する際やキャップの供給時に、弱接合部が破断する恐
れが少ない。
下端部に設けた係止フラップであり、内方に折り返され
てその先端部がボトル口部24の外周に設けられた係止
顎部25に係合することによって、開栓時にTEバンド
7が上昇することを阻止する機能を果たす。16は、キ
ャップ本体2の頂壁17の内面から垂下して設けられた
中栓押圧リング、18は中栓3の注出筒26の上端に内
嵌合するインナーリングである。19は外周壁5とTE
バンド7と連接するブリッジであり、開栓時には該ブリ
ッジが破断することによりキャップ本体の螺合を解くこ
とができ、TEバンドがボトル口部に残る。
上のように構成され、ガラスボトルやプラスチックボト
ル等のボトル密封に際しては、中栓3がキャップ本体1
に嵌合している状態でキャッパーによりボトル口部24
に螺合することにより、係止フラップ15がボトルの係
止顎部25を乗り越え、ねじ締めを終了した時点で、係
止フラップ15の先端が係止顎部25に係止できる状態
となる。この状態では、図1に示すように、中栓3が容
器口部の頂部に所定の嵌合代を有して密嵌合しており、
中栓によってボトルは完全に密封される。
に回転させることによって、キャップ本体がねじのリー
ド角に応じて上昇すると、TEバンド7は係止フラップ
15がボトルの係止顎部25に係合してその上昇を阻止
されるので、弱化線6が破断されてTEバンドのみがボ
トル口部に残る。開栓後あるいはボトル廃棄時にボトル
口に残ったTEバンドを取り除くには、外壁スリット1
1に面している強接合部13と反対側の外壁端部20を
起こして引っ張ることによって、図3に仮想線で示すよ
うに、弱接合部14が破断されながら拡開し、強接合部
13に至り、次いで内壁9が拡げられて、簡単にボトル
口から除去することができる。従って、従来ボトル口か
ら取り除くことが困難であったTEバンドが簡単に除去
でき、ボトル本体と材質の違うTEバンドを残すことが
ないから、ボトルのリサイクルを図ることができる。あ
るいは、TEバンドとキャップ本体とを一部において強
接続部を設けておけば、開栓に際して弱化線6が破断さ
れた後に、キャップ本体と一体となってTEバンドもボ
トル口部から除去することができる。この場合、強接続
部は強接合部13に対応したTEバンド上部に設けるの
が好ましい。なお、前記強接続部は、開栓に際して弱化
線6が破断された後に、キャップ本体と一体となってT
Eバンドもボトル口部から除去する程度の強度があれば
良いので、強接続部にも弱化線6よりも破断強度が強い
状態の純弱化線を設けておけば、該純弱化線は開栓時に
は破断されずにTEバンド7をキャップ本体と一緒に取
外ことができ、開栓後にTEバンド先端部を引っ張っる
ことにより純弱化線が破断して、TEバンドをキャップ
本体から容易に切り離すことができ、キャップのリシー
ルにTEバンドが邪魔になることがない。
ドが楽に取り外せるのでリサイクル性に優れていると共
に、TEバンドを径方向に2層に構成してあるので、外
壁スリット及び内壁スリットが完全に切断されているに
も関わらず、TEバンドは外方に拡がりにくく、従来の
弱化線を有する一重TEバンドに比べてタンパーエビデ
ント機能をより確実に果たすことができる。そして、内
壁スリット12と外壁スリット11の位置は周方向にず
れて配置されているので、外壁スリット11が完全に切
断されていても目立つことがなく、体裁が良い。
ップの他の実施形態であり、本実施形態は、中蓋を有し
てない1ピース構造のネジキャップに適用した場合の例
を示している。本実施形態のTEバンド34の構成は、
前記実施形態と同様であるので、同符号を付し、詳細な
説明は省略する。この実施形態の合成樹脂製キャップ3
0は、特にホットパック用に適合するように、頂壁31
からボトル口内周面に密嵌合する長めのインナーリング
32を有している。頂壁31は、材料を節約するために
その肉厚を薄くしてあるが、薄くても所定の強度を保つ
ように図示のように頂壁内面の中心部から放射状に補強
リブ33が形成されている。
腐敗しやすいホットパック用ボトルに適合した場合であ
るが、前述のように開栓後あるいは開栓と同時に簡単に
ボトル口部から取り除くことができるTEバンドである
にも関わらず、タンパーエビデント性に優れているか
ら、ホットパックに好適に適用できる。
る合成樹脂製キャップであり、本実施形態の合成樹脂製
キャップ40は、打栓式合成樹脂製キャップに適用した
場合の例を示している。本実施形態の合成樹脂製キャッ
プ40は、ボトル口部70に打栓により密嵌合するキャ
ップ本体42と、該キャップ本体42に螺合する上蓋4
3の2ピースからなる。キャップ本体42は、その頂壁
44にボトル口頂部内面に嵌合するインナーリング45
が垂下形成されていると共に、その外周縁にボトルの係
合凸部71に係合するアウターリングを兼ねる外周壁4
6が設けられている。外周壁46の上部外周面には上蓋
43を螺合するねじ47が形成され、下端には外方に延
びるフランジ48が形成され、該フランジの下面に垂下
してTEバンド49が形成されている。また、外周壁4
6の中間部には、打栓した状態でボトルの係合凸部71
に係合する係合凸条50が形成されている。
弱化線51を介して連接されている。弱化線51は、本
実施形態ではスコアで構成されているが、ミシン目やス
リットとブリッジの組合せ等、その形態は任意でよい。
TEバンド49には、前記実施形態と同様に径方向に2
分するように下端から上端に至る溝状の周方向スリット
52が円周方向に強接合部(図示されてない)となる一
部、及び弱接合部55となる部分を残して形成され、内
壁53と外壁54の2層構造となっている。そして、図
7には表れていないが、前記実施形態と同様に、外壁5
4の外周面から周方向スリット52の一端部に通じる径
方向の外壁スリットが形成され、且つ周方向スリット5
2の他端部からは内壁53の内周面に通じる径方向の内
壁スリットが形成されている。また、内壁53と外壁5
4の頂部間には弱接合部55が適宜間隔で形成されてい
る。内壁53の下端内面にはボトル口部70の係止顎部
72に係止する環状凸部56が形成されている。
壁44の引裂部58の上面に形成されたプルリング、5
9は閉ループ状のスコア、60は注出筒である。また、
61は上蓋の天壁下面に突出形成された上蓋インナーリ
ングであり、注出筒60の上部に嵌合し、開栓後の閉蓋
状態でのボトルを密封する機能を果たす。
以上のような構造からなり、ボトル口部70に打栓する
ことによって、キャップ本体42の外周壁46に形成さ
れた係合凸条50及びTEバンド49の内壁53に形成
された環状凸部56が、ボトル口部70の係合凸部71
及び係止顎部72にそれぞれ係合し、同時にインナーリ
ング45と外周壁46のアウターリングを構成する部分
がボトル口の頂部密封部に、図示するように、所定の嵌
合代をもって密嵌合し、ボトル口を密封する。この状態
では、キャップ本体は、係合凸条50及び環状凸部56
でもって、ボトル口部に2重に係止しているので、通常
の状態ではボトル口から取り外すことはできない。
TEバンド49を除去又は拡げない限りできないが、T
Eバンド49を除去すると不正開栓があったことが明白
となるので、タンパーエビデント機能を果たすことがで
きる。また、TEバンド49の拡開は、本実施形態では
外壁54及び内壁53にそれぞれ縦方向のスリットが形
成されていても、2重壁構造となっているので、外方へ
の拡がりに対して抵抗力が強く、外方よりTEバンド4
9を破壊しないで拡げることは不可能である。また。環
状凸部56と係止顎部72との間に器具を挿入しようと
してもボトル口部に形成されている下顎部73が邪魔に
なり挿入することは不可能である。
42を取り除くには、まず、前記実施形態と同様に、T
Eバンド49の外壁54を外壁スリット部に面している
端部から外方に引っ張ることによって、弱接合部55が
破断されながら拡開し、強接合部に至り、次いで内壁5
3が拡げられて、簡単にキャップ本体42及びボトル口
部70から除去することができる。TEバンド49が除
去されると、次いで外周壁46の下端のフランジ48の
下面を上方に押し上げることにより、外周壁46が弾性
により拡がり、係合凸条50が容易にボトル口部70の
係止凸部71を乗り越えることができ、キャップ本体4
2を完全にボトル口部70から取り除くことができる。
カッター等の器具を使用しない限りキャップ本体がボト
ル口部から簡単に取り除くことができず、そのままボト
ル口に残ってしまい分別収集できなかったが、本実施形
態によれば簡単にキャップ本体から取り除くことができ
るので、使用後の容器を分別収集に提供できる。しか
も、閉栓状態では確実な密封とタンパーエビデント機能
を果たすので、高度の密封性を有する、たとえばアセプ
ティック充填、ホットパック、炭酸飲料等の内圧発生飲
料等のキャップとして優れている。
明したが、本発明は上記実施形態に限るものでなく、そ
の技術的思想の範囲内で種々の設計変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、TEバンドを内壁と外壁の
2層構造にしたが、3層以上の多層構造にすることも可
能である。その場合も、各層間の一端部は強接合で連接
する。また、前記実施形態では各層間を溝状の周方向ス
リットで分離区画しているが、必ずしも溝状の周方向ス
リットに限らず、例えば後加工による幅狭のスリット
等、多層に分離区画するものであれば、その手段は任意
でよい。さらに、キャップの形式も上記実施形態のもの
に限るものでなく、任意の形式のキャップに適用でき、
内容物やその充填方式も任意のボトルに適用できる。な
お、使用後のTEバンドの取り除きをより容易にするた
めに、必要に応じて、TEバンドの外壁の外壁スリット
近傍につまみ片を設けても良い。
ンド付きねじ式キャップ及び打栓式キャップにおけるキ
ャップ本体がボトル口から楽に取り外せるのでリサイク
ル性に優れていると共に、TEバンドが径方向に少なく
とも2層壁構造になっているので、外壁及び内壁が径方
向に分離しているにも関わらず、TEバンドは外方に拡
がりにくく、従来の弱化線を有する一重TEバンドに比
べてタンパーエビデント機能をより確実に果たすことが
できる。
置を周方向にずれて配置することによって、外壁スリッ
トが完全に切断されていても目立つことがなく、体裁が
良い。また、内壁外面と外壁内面の端部を強接合部で連
接することによって、一動作でTEバンドを取り除くこ
とができる。さらに、内壁外面と外壁内面を弱接合部を
介して弱接合することによって、TEバンド装着状態で
は各層壁がばらけることがなく、且つ取り除き時には容
易に破断してTEバンドを取り除くことができる。ま
た、本発明は、ねじ式キャップや打栓式キャップ等その
形式を問わず任意の形式のキャップに適用でき、打栓式
キャップに適用することによって、従来ボトル口から取
り除くことが困難であったキャップ本体を容易に除去す
ることができる。
ャップを、ボトル口に閉栓した状態での断面図である。
る。
製キャップを、ボトル口に閉栓した状態での断面図であ
る。
る。
成樹脂製キャップを、ボトル口に閉栓した状態での断面
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 キャップ本体の外周壁下端にブリッジ又
は薄肉スコアを介して連結されたタンパーエビデントバ
ンドを有する合成樹脂製キャップにおいて、前記タンパ
ーエビデントバンドが径方向に内壁と外壁を備えた少な
くとも2層以上の壁で構成され、前記内壁と前記外壁の
一部が連接されていることを特徴とする合成樹脂製キャ
ップ - 【請求項2】 前記内壁と前記外壁には、軸線方向に上
端又は上端近傍から下端又は下端近傍まで延びる内壁ス
リットと外壁スリットがそれぞれ形成され、前記内壁ス
リットと外壁スリットの位置が周方向にずれていること
を特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製キャップ。 - 【請求項3】 前記内壁スリットと前記外壁スリットが
位置する間に内壁外面と外壁内面を強接合した強接合部
が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の合
成樹脂製キャップ。 - 【請求項4】 前記内壁と前記外壁を破断可能に弱接合
した弱接合部が内壁外面と外壁内面との間に設けられて
いることを特徴とする請求項1〜3何れかに記載の合成
樹脂製キャップ。 - 【請求項5】 前記合成樹脂製キャップは、前記キャッ
プ本体がボトル口部に螺合することにより装着されるね
じ式キャップである請求項1〜4何れかに記載の合成樹
脂製キャップ。 - 【請求項6】 前記合成樹脂製キャップは、前記キャッ
プ本体がボトル口部に打栓により装着される打栓式キャ
ップである請求項1〜4何れかに記載の合成樹脂製キャ
ップ。
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- 2001-01-16 JP JP2001007923A patent/JP4620876B2/ja not_active Expired - Fee Related
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