JP2002274558A - 分別廃棄可能なキャップ - Google Patents

分別廃棄可能なキャップ

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JP2002274558A JP2001072551A JP2001072551A JP2002274558A JP 2002274558 A JP2002274558 A JP 2002274558A JP 2001072551 A JP2001072551 A JP 2001072551A JP 2001072551 A JP2001072551 A JP 2001072551A JP 2002274558 A JP2002274558 A JP 2002274558A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 抜栓力が高く確実な密封性が得られ、分別廃
棄性に優れ、しかもTE性、耐熱性、耐衝撃性等にも優
れた注ぎ出し型キャップを提供する。 【解決手段】 内筒部11、内筒部に連結され且つ容器
首部7外周と係合する外筒部13、締結部14、及び注
ぎ出し用開口予定部を備えたキャップ本体1と、締結部
に開閉可能に締結される上蓋とから成るキャップにおい
て、外筒部13は上方が開口し且つ下方が閉じている周
状スリットにより分離された内周部と外周部とから成
り、内周部には容器首部7のあご部73に係止する径内
方向きの突起部34と、突起部よりも上方に位置し且つ
内周部の半周を越える周長の取り外し用スコア36とが
形成され、外周部には引き裂き開始部が形成され、引き
裂き開始部と取り外し用スコア36との間には引き裂き
案内部が設けられていることを特徴とする分別廃棄可能
なキャップ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分別廃棄性に優れ
たキャップに関し、より詳細には容器口部から容易に取
り外すことができると共に、密封性、タンパーエビデン
ト性、耐熱性、耐衝撃性にも優れたキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックキャップは、一体成形が可
能で成形性に優れると共に、可撓性にも優れているた
め、打栓操作により容器口部に強固に嵌合固定でき、高
い密封性を維持することが可能である。その一方、プラ
スチックキャップは、ガラス瓶や、キャップ素材とは異
なる樹脂から成るプラスチック容器等の異素材の容器に
使用されることが多く、資源の再利用を図り、素材ごと
の分別廃棄の要請に応えるために、容器を廃棄する場合
にカッター等の道具を用いることなく容易に容器口部か
ら取り外せることが望まれている。
【0003】このような分別廃棄性を有するキャップも
種々提案されている。例えば実開平6−59247号公
報には、天板部及び外周部から成り、天板部に注出口を
有し、外周部が末広がり状または切目を有するように形
成されている容器口部に嵌合されるキャップ本体と、こ
のキャップ本体に螺着される外周部及び注出口を覆う側
壁及びオーバーキャップから成るキャップが開示されて
いる。また、実開平7−845号公報には、中蓋の外側
に設けた螺条に螺合させて外蓋を被せ、この外蓋に弱化
部を介して外筒を設け、外筒に上下方向に裂き切るため
のつまみ部を有する弱化ラインが形成されたキャップが
開示されている。
【0004】上記先行技術のうち前者のキャップは、外
側の側壁を回転してキャップ本体から取外せば、キャッ
プ本体は末広がり状になっているので容器口部から容易
に取外すことができるものであり、また後者のキャップ
も、側壁部のつまみ部を引っ張って弱化ラインに沿って
外筒を破断すれば、キャップは破壊されて容器口部から
容易に取外すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のキャップは、容器を廃棄する際にキャップを容器口部
から容易に取外すことができるという点においては満足
するものであるが、前者のキャップでは、キャップを破
壊することなく容器口部から取外すものであるため、取
外したキャップを再び容器口部に取り付けることがで
き、一旦開封されたものであることを明示する、タンパ
ーエビデント性(TE性)に欠ける。
【0006】一方、後者のキャップでは、容器口部から
の取外しに際してキャップを破壊するものであるためT
E性はあるものの、中蓋と外筒及び外蓋を組合せて一体
化し、或いは打栓の際に、外蓋と外筒の間に設けられた
弱化部、また外筒に設けられた弱化ラインが破断されて
しまうおそれがある。
【0007】従って本発明の目的は、抜栓力が高く確実
な密封性が得られ、容器を廃棄する際には、格別の道具
を使用することなしに容器口部から容易に取り外すこと
ができる特性、すなわち分別廃棄性に優れ、しかも不正
使用防止機能、即ちTE性、耐熱性、耐衝撃性等にも優
れたプラスチックキャップ、特に注ぎ出し型キャップを
提供することにある。また、本発明の他の目的は、外筒
部が二重壁となっていると共に、軸方向弱化部(スコ
ア)が内周部と外周部の夫々に設けらているため、打栓
時において前記スコアの破断が有効に防止されるプラス
チックキャップを提供するにある。更に、本発明の別の
目的は、型抜きが容易であるなど、生産性にも優れてい
るプラスチックキャップを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、容器首
部内に挿入される内筒部、内筒部にフランジ部を介して
連結され且つ容器首部外周と係合する外筒部、フランジ
部よりも上方に設けられた締結部、及び締結部より内方
に設けられた注ぎ出し用開口予定部を備えたキャップ本
体と、前記締結部に開閉可能に締結される上蓋とから成
るキャップにおいて、前記外筒部は上方が開口し且つ下
方が閉じている周状スリットにより分離された内周部と
外周部とから成り、前記内周部には容器首部のあご部に
係止する径内方向きの突起部と、前記突起部よりも上方
に位置し且つ内周部の半周を越える周長の取り外し用ス
コアとが形成され、前記外周部には引き裂き開始部が形
成され、且つ引き裂き開始部と取り外し用スコアとの間
には引き裂き案内部が設けられていることを特徴とする
分別廃棄可能なキャップが提供される。本発明のキャッ
プにおいては、引き裂き開始部が前記外周部の上下方向
に延びるスコアから成り、前記引き裂き案内部が、周状
スリットが深く形成されることにより外周部と内周部と
の下端接続部に設けられ、且つ一端部が引き裂き開始部
に連なる周状スコアと、内周部に上下方向に設けられ、
下端が周状スコアの他端部に連なり、且つ上端が取り外
し用スコアに連なる軸方向スコア乃至スリットとから成
ることが好ましい。また、本発明のキャップでは、 1.前記突起部には周方向に間隔をおいて上下に延びる
複数個の切り欠き部が設けられていること、 2.内周部の軸方向スコア乃至スリットが前記切り欠き
部に対応する位置に形成されていること、 3.引き裂き開始部も前記切り欠き部に対応する外周部
の位置に形成されていること、 4.引き裂き開始部及び軸方向スコア乃至スリットが隣
り合った切り欠き部に対応する周方向の位置に形成され
ていること、 が好ましい。さらに、引き裂き開始部が上方の切り欠き
部とその下方に連なるスコアとから成ることが好まし
く、外周部の内面には、引き裂き開始部の位置から軸方
向スコア乃至スリットに対応する位置に向けて一定の幅
で把持用のローレットが形成されていることが好まし
い。
【0009】
【作用】本発明は、容器首部内に挿入される内筒部、内
筒部にフランジ部を介して連結され且つ容器首部外周と
係合する外筒部、フランジ部よりも上方に設けられた締
結部、及び締結部より内方に設けられた注ぎ出し用開口
予定部を備えたキャップ本体と、前記締結部に開閉可能
に締結される上蓋とから成るが、A.前記外筒部を、上
方が開口し且つ下方が閉じている周状スリットにより分
離された内周部と外周部とから構成したこと、B.前記
内周部に容器首部のあご部に係止する径内方向きの突起
部と、前記突起部よりも上方に位置し且つ内周部の半周
を越える周長の取り外し用スコアとを形成したこと、
C.前記外周部に引き裂き開始部を形成し、且つ引き裂
き開始部と取り外し用スコアとの間に引き裂き案内部を
設けたこと、が顕著な特徴である。
【0010】本発明の上記キャップにおいては、容器首
部の内部に内筒部が挿入され、容器首部が挿入された内
筒部と外筒部とで包み込まれる構造となっていることに
より、耐熱性や耐衝撃性に優れたものとなるものである
が、本発明のキャップでは、外筒部を、上方が開口し且
つ下方が閉じている周状スリットにより、内周部と外周
部とに分離し、しかもこの内周部に容器首部のあご部に
係止する径内方向きの突起部を形成することにより、抜
栓力を顕著に向上させ、耐熱性や耐衝撃性を一層向上さ
せることができる。
【0011】すなわち、このキャップを打栓すると、外
筒部の内周部が径外方に膨らみ、外周部内面に密着する
ため、外周部の抱き付き力(たが締め力)が加わり、抜
栓力が高くなり、耐熱性や耐衝撃性も向上するという利
点がある。この抜栓力の向上には、内周部に径内方に突
出して設けられている突起部が容器首部のあご部に係止
することも勿論役立っている。
【0012】一方、このような外筒及び内筒の二重構造
のキャップでは、容器首部に対する抜栓力を大きくする
と、容器を廃棄する際、キャップを容器首部から外すこ
とが困難となり、分別廃棄が困難となるという問題があ
る。本発明においては、外筒部を周状スリットで分離さ
れた内周部と外周部との二重構造とすると共に、内周部
に、取り外し用スコアを突起部に対して特定の位置関係
で設け、しかも取り外し用スコアの周長をも一定範囲の
寸法とすることにより、前記のキャップの諸性能を低下
させることなく、キャップの容器首部からの取り外しを
容易にすることができる。
【0013】この点について説明すると、本発明のキャ
ップでは、外周部に引き裂き開始部が形成され、また引
き裂き開始部と取り外し用スコアとの間に引き裂き案内
部が設けられているので、上記引き裂き開始部及び引き
裂き案内部が引き裂かれて、内周部の取り外し用スコア
部の引き裂きが開始される。この取り外し用スコア部の
引き裂きに伴い、外筒部の外周部と、内周部の取り外し
用スコアよりも下方の部分(突起部も含む)が径外方に
引き出され、容器首部のあご部に係止している突起部が
半周以上の長さにわたって、あご部との係止が解除され
る。このため、キャップ本体は容器首部から容易に取り
外され、分別廃棄が可能となる。また、本発明のキャッ
プでは、取り外し用スコアが外筒部の内周部に設けられ
ているので、外部から完全に保護されており、またキャ
ップの取り扱いや搬送、打栓等に際しても、この部分が
破壊されることから保護されているという利点もある。
【0014】本発明の分別廃棄可能キャップにおいて
は、キャップ本体の容器首部に対する抜栓力が高く、前
述した各スコアを引き裂かない限り、容器首部からの取
り外しが不可能となっている。このため、キャップが不
正開封されたか、或いはいたずらが加えられているか
は、スコアが引き裂かれたか否かで外部から容易に確認
することができ、タンパーエビデント性に優れている。
また、注ぎ出し用開口予定部が未破断のそのままの状態
で残っていることによっても、開封されていないという
保証が得られる。
【0015】本発明に用いるキャップ本体は、プラスチ
ックの射出成形や圧縮成形により一体に成形が可能であ
り、型抜きも容易であり、生産性にも優れているという
利点もある。
【0016】本発明のキャップにおいては、引き裂き開
始部が前記外周部の上下方向に延びるスコアから成り、
前記引き裂き案内部が、周状スリットが深く形成される
ことにより外周部と内周部との下端接続部に設けられ、
且つ一端部が引き裂き開始部に連なる周状スコアと、内
周部に上下方向に設けられ、下端が周状スコアの他端部
に連なり、且つ上端が取り外し用スコアに連なる軸方向
スコア乃至スリットとから成ることが、打栓時における
スコア部の破断を防止し、分別廃棄時のスコア部の引き
裂き性や成形性の点で好ましい。即ち、外筒部を外周部
と内周部との二重壁構造とし、引き裂き案内部を外周部
に引き裂き案内部の軸方向部分を内周部に設けたので、
打栓時における外筒部の破断を有効に防止することがで
きる。
【0017】本発明のキャップでは、既に述べたとお
り、外筒部の内周部に取り外し用スコアが設けられてい
るので、この取り外し用スコア部にまで、スコア部の引
き裂き力を伝達する必要がある。上記の引き裂き開始部
及び引き裂き案内部の組合せでは、外筒部の外周部から
開始される引き裂きが外筒部の内周部の取り外し用スコ
ア部まで確実且つ容易に伝達されるという利点がある。
すなわち、外周部の上下方向に延びるスコア分が先ず引
き裂かれ、次いで外周部と内周部との下端接続部に設け
られた周状スコア部が引き裂かれることにより、外周部
が帯状に径外方に引き出される。この帯状外周部を指で
摘んで径外方に引き出すことにより、内周部に設けた軸
方向スコア乃至スリットの部分で内周部の取り外しが行
われ、最後に内周部に設けた取り外し用スコア部が引き
裂かれて、突起部の径外方への引き出しが行われる。
【0018】上記の引き裂き開始部及び引き裂き案内部
の構成では、型の構造が簡単なものとなると共に、型抜
きも容易であり、キャップの製造コストを低減し、生産
性も向上させることができるという利点がもたらされる
ものである。すなわち、外周部の引き裂き開始部及び内
周部の軸方向スコア乃至スリットは、それぞれ対応する
型の片面にスコアに見合う突条を形成し、これを上下に
(軸方向に)抜くことによりそれらの成形が容易であ
り、一方、外周部と内周部との下端接続部に設けられた
周状スコアは、周状スリットを深く形成させることによ
り、格別の機構等を用いることなしに、上下の型抜きで
容易に成形することができる。
【0019】また、本発明のキャップでは、前記突起部
には周方向に一定間隔をおいて上下に延びる切り欠き部
が設けられていることが好ましい。この切り欠き部は、
突起部と容器首部との係止力を幾分弱め、打栓時には切
り欠き部近傍に加わる応力を弱め、さらにキャップ取り
外し時には、取り外し用スコアより下の部分の径外方へ
の引き出しを容易にするという作用を行う。また、この
切り欠き部を設けることにより、軸方向スコアの残留厚
みを引き裂き可能なレベルに調節することが可能とな
る。上記の見地から、前記切り欠き部は突起部の1周当
たり2乃至8個、特に3乃至6個設けられていることが
好ましい。
【0020】本発明の好適な態様では、内周部の軸方向
スコアを前記切り欠き部に対応する位置に形成する。こ
れにより、軸方向スコアの残留厚みを引き裂き容易なレ
ベルに維持し、さらに打栓時に軸方向スコアに周方向の
余分な応力(スコア部を破断するような応力)が発生す
るのを防止することができる。
【0021】また、引き裂き開始部も前記切り欠き部に
対応する外周部の位置に形成されていることが好まし
い。この位置関係で、引き裂き開始部を形成することに
より、打栓時に引き裂き開始部に周方向の余分な応力
(スコア部を破断するような応力)が発生するのを防止
することができる。
【0022】さらに、引き裂き開始部及び軸方向スコア
が隣り合った切り欠き部に対応する周方向の位置に形成
されていることが好ましい。既に述べたとおり、本発明
のキャップでは、取り外し用スコア部の引き裂きによ
り、キャップ本体の取り外しが行われるものであり、一
方、引き裂き開始部及び周状スコアの引き裂きは、その
ための把持部となるものであるから、指による把持が可
能となる範囲で可及的に短いことが取り外し性の点で好
ましい。
【0023】さらに、引き裂き開始部が上方の切り欠き
部とその下方に連なるスコアとから成ることが引き裂き
開始を容易にするために好ましく、また外周部の内面に
は、引き裂き開始部の位置から軸方向スコアに対応する
位置に向けて一定の幅で把持用のローレットが形成され
ていることが、引き出された部分の把持を確実に行う上
で好ましい。
【0024】
【実施例】本発明を添付図面に示す実施例に基づいて更
に説明する。添付図面において、図1は本発明のキャッ
プの一例を容器首部と共に示す拡大側断面図であり、図
2は図1のキャップの引き裂き開始部の部分を示す半断
面側面図であり、図3は図1のキャップの引き裂き案内
用の軸方向スコア及び取り外し用スコアを示す側断面図
であり、図4は図1のキャップ本体の容器首部からの取
り外しに際し、外周部を1/4周取り外した状態を示す
上面図(A)及び側面図(B)であり、図5は図1のキ
ャップ本体の容器首部からの取り外しに際し、外周部を
1/2周及び突起部を1/4周取り外した状態を示す上
面図(A)及び側面図(B)であり、図6は図1のキャ
ップ本体の容器首部からの取り外しに際し、外周部及び
突起部を全周取り外した状態を示す側面図であり、図7
は本発明のキャップの他の例を容器首部と共に示す拡大
側断面図である。
【0025】(実施例1)本発明のキャップの一実施例
を示す図1において、このキャップはキャップ本体1と
上蓋6とからなっている。キャップ本体1は、容器首部
7内に挿入される内筒部(インナーリング)11、内筒
部11にフランジ部12を介して連結され且つ容器首部
7の外周と係合する外筒部(タンパーエビデントバン
ド)13、フランジ部12よりも上方に設けられた締結
部14、及び締結部14より内方に設けられた注ぎ出し
用開口予定部15を備えている。
【0026】締結部14はフランジ部12よりも径方向
内方且つ上方に設けられた筒状の形状を有しており、そ
の外表面には上蓋6との締結のための雄ねじ41が形成
されている。締結部14の内方には上方に向けて径の大
きくなる注ぎ出し筒42が設けられており、締結部14
の上部は接続部43を介して注ぎ出し筒42の高さ方向
の途中に接続されている。注ぎ出し筒42の上端部に
は、ラッパ状に開いた液切れ部44が設けられ、またそ
の下端部には内容液の案内をスムースにするための延長
部45が形成されている。延長部45には、周方向に間
隔をおいてキャップ軸方向に延びる補強リブ46が設け
られていて、以下に述べる開口用スコアの破断の際の延
長部45の変形を防止するようになっている。
【0027】注ぎ出し筒42の内部には開口用スコア5
1を介して開口予定部15が設けられている。この開口
予定部15には開口用スコア51に近接して植設された
支柱52を介して開口用タブ53が設けられており、こ
の開口用タブ53を指で把持して引っ張ることにより、
開口用スコア51の部分が剪断され、開口予定部15が
取り外されることにより内容物の注ぎ出しができるよう
になっている。
【0028】上蓋6は頂板部61とスカート部62とか
らなっており、スカート部62の内面には、締結部14
との締結を行うための雌ねじ63が形成されており、そ
の外面には上蓋の把持を容易にするためのローレット6
4が形成されている。また、スカート部62の下端に
は、キャップ本体のフランジ部12及び外筒部13の上
面を覆うようにフランジ部65が形成されている。上蓋
の頂板部61の内面には、注ぎ出し筒42の内部に挿入
可能なインナープラグ66が形成されていて、上蓋6を
キャップ本体に締結したとき、液切れ部44との間に密
封が行われるようになっている。
【0029】キャップ本体1を打栓する容器首部7は、
内容物充填及びキャップ打栓の際容器を支持するための
サポートリング71を有しており、首部の外周面にはキ
ャップの係止を行うためのあご部72が設けられてい
る。
【0030】本発明のキャップにおいては、外筒部13
が、上方が開口し且つ下方が閉じている周状スリット3
1により、内周部32と外周部33とに径方向に分離し
て構成されている。この内周部32には、容器首部7の
あご部72に係止する径内方向きの突起部34が形成さ
れている。図6から明らかなように、突起部34には、
一定間隔をおいて上下方向に延びる切り欠き部35が設
けられている。45゜の間隔をおいて、4個の切り欠き
部35が設けられている。この切り欠き部35は、突起
部34と容器首部7との係止力を幾分弱め、打栓時には
切り欠き部35近傍に加わる応力を弱め、さらにキャッ
プ取り外し時には、以下に説明する取り外し用スコア3
6より下の部分の径外方への引き出しを容易にするとい
う作用を行う。
【0031】また、この内周部32の内面側には、突起
部34よりも上方に位置するように周方向に延びる取り
外し用スコア36が形成されており、この取り外し用ス
コア36は、内周部32の3/4周に亘る周長で設けら
れている。
【0032】この取り外し用スコア36には、図2及び
図3に示すとおり、以下に述べる引き裂き開始部21が
引き裂き案内部22を介して接続される。すなわち、引
き裂き開始部21は外筒部13の外周部33に形成され
る。この引き裂き開始部21は、高さ方向(キャップ軸
方向)に形成されており、好適には、上方の切り欠き部
23と軸方向スコア24とからなっている。一方、引き
裂き案内部22は、引き裂き開始部21の下端部と取り
外し用スコア36の一端部とを接続するように設けられ
ている。
【0033】引き裂き案内部22は、好適には、図1の
右半分で示される周状スコア25と、図3に示す軸方向
スコア26とからなる。軸方向スコア26の代わりに軸
方向スリットを設けることもできる。周状スコア25
は、周状スリット31が、図1の左半分では浅く形成さ
れているのに対して、図1の右半分では深く形成されて
おり、これにより外周部33と内周部32との下端接続
部に周状スコア25が形成される。図4において、周状
スコア25の切断端縁が25a、25bで示されてい
る。この周状スコア25の一端部は引き裂き開始部21
の下端に連なり、その他端部は軸方向スコア26に接続
されている。内周部に上下方向に設けられた軸方向スコ
ア26の上端部は取り外し用スコア36の一端部に接続
されている。図5において、軸方向スコア26の切断端
縁が26a、26bで示され、また取り外し用スコア3
6の切断端縁が36a、36bで示されている。てい
る。
【0034】図1乃至6に示す好適な実施例において
は、引き裂き案内部となる軸方向スコア26は突起部3
4の切り欠き部35と重なる位置関係で設けられてい
る。この軸方向スコア26と切り欠き部35とを重なる
位置関係で設けることにより、軸方向スコア26の残留
厚みを引き裂き可能なレベルに調節することが可能とな
ると共に、打栓時に軸方向スコア26が偶発的に破損す
るのを防止することができる。
【0035】同様な目的で、引き裂き開始部21も突起
部34の切り欠き部35と径方向にみて重なる位置関係
で設けることが好ましい。このように構成することによ
り、引き裂き開始部21の残留厚みを引き裂き可能なレ
ベルに調節した場合にも、打栓時において加わる応力を
低減させて、引き裂き開始部21が偶発的に破損するの
を防止することができる。
【0036】さらに、引き裂き開始部21及び引き裂き
案内となる軸方向スコア26が隣り合った切り欠き部3
5、35に対応する周方向の位置に形成されていること
が好ましい。既に述べたとおり、本発明のキャップで
は、取り外し用スコア36の引き裂きにより、キャップ
本体の取り外しが行われるものであり、一方、引き裂き
開始部21及び周状スコア25の引き裂きにより形成さ
れる帯状部38は、そのための把持部となるものであ
る。
【0037】引き裂き開始部21は上方の切り欠き部2
3とその下方に連なる(軸方向)スコア24とから成る
ことが引き裂き開始を容易にするために好ましい。切り
欠き部23に指或いは器具を挿入し、これを下向きに引
っ張ることにより、引き裂き開始部21の引き裂きを容
易に行うことができる。また、外周部33の内面には、
引き裂き開始部21の位置から軸方向スコア26に対応
する位置に向けて一定の幅で把持用のローレット29が
形成されていることが、引き出された部分(帯状部)3
8の把持を確実に行うことができる。
【0038】[打栓]本発明のキャップ1は、打栓操作
により、容器首部7に密封的に強固に係合させることが
できる。すなわち、上記キャップにおいては、容器首部
7の内部に内筒部(インナーリング)11が挿入され、
容器首部7が挿入された内筒部11と外筒部(バンド)
13とで包み込まれる構造となっていることにより、耐
熱性や耐衝撃性に優れたものとなるものであるが、外筒
部13を、上方が開口し且つ下方が閉じている周状スリ
ット31により、内周部32と外周部33とに分離し、
しかもこの内周部32に容器首部のあご部72に係止す
る径内方向きの突起部34を形成することにより、抜栓
力を顕著に向上させ、耐熱性や耐衝撃性を一層向上させ
ることができる。
【0039】すなわち、このキャップを打栓すると、容
器首部7の内周面との接触により、外筒部の内周部32
が径外方に膨らみ、外周部33の内面に密着するため、
外周部33の抱き付き力(たが締め力)が加わり、抜栓
力が高くなり、耐熱性や耐衝撃性も向上するという利点
がある。この抜栓力の向上には、内周部32に径外方に
突出して設けられている突起部34が容器首部のあご部
72に係止することも勿論役立っている。
【0040】一方、キャップの打栓に際しては、内筒部
32は、容器首部7の内周面との接触により、径内方に
縮小するような変形を受ける。この変形が可能となるよ
うに、この実施例のキャップでは、内筒部32と注ぎ出
し筒42及びその延長部45との間には環状の空隙部4
7を設けている。
【0041】[開栓]開栓は、キャップ本体1上の上蓋
6を開栓方向に旋回させて、これを取り外し、開口用タ
ブ53を指で把持して引っ張ることにより、開口用スコ
ア51が剪断され、開口予定部15が取り外されること
により、注ぎ出し筒42を介して内容物の注ぎ出しがで
きる。内容物の注ぎ出しが終わった後、上蓋6をキャッ
プ本体1に被せ、上蓋を閉栓方向に旋回させると、上蓋
のインナープラグ66と注ぎ出し筒42の液切れ部44
とが密封的に係合して、リシールが可能である。
【0042】[分別廃棄]本発明のキャップは、容器内
の内容物を使い切り、この容器を廃棄する際容器と分別
して廃棄することができる。先ず、上蓋を取り外した状
態で、引き裂き開始部の切り欠き部23に指或いは器具
を挿入し、これを下向きに引っ張ることにより、引き裂
き開始部21の引き裂きを行う。次いで、図4に示すと
おり、周状スコア25を引き裂いて、帯状部38を引き
出す。帯状部38の先端には、一定の幅で把持用のロー
レット29が形成されていて、この部分を指で把持する
ことにより、以後の引き裂き操作が容易且つ確実に行え
るようになる。さらに、図5に示すとおり、容器を時計
方向に回転させながら、帯状部38を引き出す。これに
より、引き裂き案内用の軸方向スコア26が引き裂か
れ、取り外し用スコア36が引き裂かれる。この取り外
し用スコア36の引き裂きに伴い、外筒部13の外周部
33と、内周部32の取り外し用スコア36よりも下方
の部分(突起部34も含む)が径外方に引き出され、容
器首部のあご部72に係止している突起部34が3/4
周の長さにわたって、あご部72との係止が解除され
る。このため、キャップ本体1は容器首部7から、図6
に示すとおり、容易に取り外され、分別廃棄が可能とな
る。
【0043】(実施例2)本発明のキャップの別の実施
例を示す図7において、この実施例の基本的構造は図1
に示したものと同様であり、図1のものと共通の部分に
は共通の引照数字が付されており、共通の部分について
は特に言及しない。この例では、注ぎ出し面42aと締
結面14aとが一体の筒状体47から形成されており、
筒状体48の内面が注ぎ出し面42a、その外面が締結
面14aとなっている。また、この例の注ぎ出し用開口
予定部15の中央には、凹部55が形成されていて、開
口用タブ53への指の挿入が容易となっている。さら
に、上蓋6のスカート部は、環状溝67を間に挟んだ内
壁62aと外壁62bとの二重壁構造となっている。こ
のキャップでは、上蓋6の外壁62bとキャップ本体の
外筒外周部33とがほぼ面一となって滑らかに接続さ
れ、外観特性に優れているという利点がある。さらにま
た、フランジ部12の下面側には、環状の下向きの突条
49が形成されていて、容器首部7の頂部との間に確実
な密封が行われるようになっている。また、内筒部11
のフランジ12に対する付け根には、上向きの凹状溝5
0が形成されていて、内筒部11の径が縮小する変形を
容易にしている。
【0044】本発明のキャップにおいては、本発明の精
神を逸脱しない範囲で多くの変更が可能である。例え
ば、成形に用いる樹脂としては、各種プラスチック、例
えば低−,中−,高−密度ポリエチレン、線状低密度ポ
リエチレン、ポリプロピレン、熱可塑性ポリエステル、
ポリアミド、スチレン系樹脂、ABS樹脂等から成るこ
とができる。
【0045】本発明のキャップを成形するには、まず上
記樹脂を用いて、通常、射出成形、圧縮成形等によりキ
ャップ本体を一体に成形する。本発明のキャップは、上
記のようにして、通常のコアとキャビティとから成る金
型を用いて、実質上一つの成形工程の流れの中で能率よ
く短時間で製造でき、生産性が極めて高く、また各部の
精度も高く、不良品の発生も少ない。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、容器首部内に挿入され
る内筒部、内筒部にフランジ部を介して連結され且つ容
器首部外周と係合する外筒部、フランジ部よりも上方に
設けられた締結部、及び締結部より内方に設けられた注
ぎ出し用開口予定部を備えたキャップ本体と、前記締結
部に開閉可能に締結される上蓋とから成るキャップにお
いて、外筒部を上方が開口し且つ下方が閉じている周状
スリットにより分離された内周部と外周部とから構成
し、前記内周部には容器首部のあご部に係止する径内方
向きの突起部と、前記突起部よりも上方に位置し且つ内
周部の半周を越える周長の取り外し用スコアとを形成
し、前記外周部には引き裂き開始部を形成すると共に、
引き裂き開始部と取り外し用スコアとの間には引き裂き
案内部を設けたことにより、抜栓力が高く確実な密封性
が得られ、しかも容器を廃棄する際には、容器口部から
容易に取り外して分別廃棄をすることができ、しかも不
正使用防止機能、即ちTE性、耐熱性、耐衝撃性等にも
優れているという利点が得られる。また、本発明のキャ
ップでは、型抜きが容易であるなど、生産性にも優れて
いるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャップの一例を容器首部と共に示す
拡大側断面図である。
【図2】図1のキャップの引き裂き開始部の部分を示す
半断面側面図である。
【図3】図1のキャップの引き裂き案内用の軸方向スコ
ア及び取り外し用スコアを示す側断面図である。
【図4】図1のキャップ本体の容器首部からの取り外し
に際し、外周部を1/4周取り外した状態を示す上面図
(A)及び側面図(B)である。
【図5】図1のキャップ本体の容器首部からの取り外し
に際し、外周部を1/2周及び突起部を1/4周取り外
した状態を示す上面図(A)及び側面図(B)である。
【図6】図1のキャップ本体の容器首部からの取り外し
に際し、外周部及び突起部を全周取り外した状態を示す
側面図である。
【図7】本発明のキャップの他の例を容器首部と共に示
す拡大側断面図である。
フロントページの続き (72)発明者 辻口 洋一 神奈川県平塚市長瀞2番12号 日本クラウ ンコルク株式会社平塚工場内 Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AA24 AB01 BA02 CA01 CB01 CB02 CC03 DA01 DB02 DB09 DB12 DB17 DC03 EA02 EB02 EC03 FA09 FB02 GA08 GB01 GB17 HA01 HB01 HC03 HD01 JA20 KA13 KB01 LA02 LB02 LD01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器首部内に挿入される内筒部、内筒部
    にフランジ部を介して連結され且つ容器首部外周と係合
    する外筒部、フランジ部よりも上方に設けられた締結
    部、及び締結部より内方に設けられた注ぎ出し用開口予
    定部を備えたキャップ本体と、前記締結部に開閉可能に
    締結される上蓋とから成るキャップにおいて、前記外筒
    部は上方が開口し且つ下方が閉じている周状スリットに
    より分離された内周部と外周部とから成り、前記内周部
    には容器首部のあご部に係止する径内方向きの突起部
    と、前記突起部よりも上方に位置し且つ内周部の半周を
    越える周長の取り外し用スコアとが形成され、前記外周
    部には引き裂き開始部が形成され、且つ引き裂き開始部
    と取り外し用スコアとの間には引き裂き案内部が設けら
    れていることを特徴とする分別廃棄可能なキャップ。
  2. 【請求項2】 引き裂き開始部が前記外周部の上下方向
    に延びるスコアから成り、前記引き裂き案内部が、周状
    スリットが深く形成されることにより外周部と内周部と
    の下端接続部に設けられ、且つ一端部が引き裂き開始部
    に連なる周状スコアと、内周部に上下方向に設けられ、
    下端が周状スコアの他端部に連なり、且つ上端が取り外
    し用スコアに連なる軸方向スコア乃至スリットとから成
    ることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  3. 【請求項3】 前記突起部には周方向に間隔をおいて上
    下に延びる複数個の切り欠き部が設けられていることを
    特徴とする請求項1または2に記載のキャップ。
  4. 【請求項4】 内周部の軸方向スコア乃至スリットが前
    記切り欠き部に対応する位置に形成されていることを特
    徴とする請求項3に記載のキャップ。
  5. 【請求項5】 引き裂き開始部も前記切り欠き部に対応
    する外周部の位置に形成されていることを特徴とする請
    求項3または4に記載のキャップ。
  6. 【請求項6】 引き裂き開始部及び軸方向スコア乃至ス
    リットが隣り合った切り欠き部に対応する周方向の位置
    に形成されていることを特徴とする請求項3乃至5の何
    れかに記載のキャップ。
  7. 【請求項7】 引き裂き開始部が上方の切り欠き部とそ
    の下方に連なるスコアとから成ることを特徴とする請求
    項1乃至6の何れかに記載のキャップ。
  8. 【請求項8】 外周部の内面には、引き裂き開始部の位
    置から軸方向スコアに対応する位置に向けて一定の幅で
    把持用のローレットが形成されていることを特徴とする
    請求項1乃至7の何れかに記載のキャップ。
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