JPS5942343Y2 - ピルフア−プル−フ特性を有する合成樹脂製容器蓋 - Google Patents

ピルフア−プル−フ特性を有する合成樹脂製容器蓋

Info

Publication number
JPS5942343Y2
JPS5942343Y2 JP1298681U JP1298681U JPS5942343Y2 JP S5942343 Y2 JPS5942343 Y2 JP S5942343Y2 JP 1298681 U JP1298681 U JP 1298681U JP 1298681 U JP1298681 U JP 1298681U JP S5942343 Y2 JPS5942343 Y2 JP S5942343Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pilfer
container lid
container
proof hem
proof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1298681U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57126340U (ja
Inventor
弘一 土居
Original Assignee
日本クラウンコルク株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本クラウンコルク株式会社 filed Critical 日本クラウンコルク株式会社
Priority to JP1298681U priority Critical patent/JPS5942343Y2/ja
Publication of JPS57126340U publication Critical patent/JPS57126340U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5942343Y2 publication Critical patent/JPS5942343Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はピルファープルーフ特性を有する合成樹脂製容
器蓋に関する。
飲料用瓶の如き容器のための所謂ピルファープルーフ特
性(内容物の詰め替え等の不正防止特性)を有する容器
蓋としては、従来から、アルミニウム基合金の如き金属
材料から形成された金属製容器蓋が広く実用に供されて
いるが、近時においては、金属材料に代えて合成樹脂材
料から形成された合成樹脂製容器蓋も提案され実用に供
されるようになってきた。
これ捷でに提案されたピルファープルーフ特性を有する
合成樹脂製容器蓋の典型例としては、例えば特公昭55
−9340号公報に開示されている如く、天面及びこの
天面の周縁から垂下する筒状スカートを具備し、スカー
トには周方向に間隔を置いて配設され且つ周方向に延び
る複数個のスリットとこれらのスリット間に位置する複
数個の橋絡部とから構成された弱化ラインが形成されて
いて、スカートは弱化ラインよりも上方の主部と弱化ラ
インよりも下方のピルファープルーフ裾部とに区画され
ている形態のものを挙げることができる。
かような容器蓋は、容器口部に被嵌し、次いで容器口部
に対して所要の方向に回転してスカートの主部内面に形
成されている螺条を容器口部の外周面に形成されている
螺条に螺合せしめ、しかる後に容器口部の外周面に形成
されているあご部に対応して位置しているピルファープ
ルーフ裾部の下端部を加熱して内側に折曲げてあご部に
係止せしめることによって、容器口部に密封装着される
容器口部から容器蓋を離脱せしめて容器口部を開封する
際には、容器蓋のスカートの上端部に指をかけて装着時
とは反対の方向に容器蓋を回転せしめる。
かくすると、容器蓋の螺条が容器口部の螺条に沿って移
動せしめられる故に、容器蓋は回転と同時に軸線方向上
方に移動せんとする。
しかしながら、スカートのピルファープループ裾部は、
容器口部のあご部に係止されている故に、軸線方向への
移動或いは回転が阻止される。
それ故に、スカートに形成されている弱化ラインに相当
な応力が生成されて弱化ラインが破断される。
しかる後においては、容器蓋の天面とスカートの主部は
自由に回転されると共に軸線方向上方に移動されて容器
口部から離脱せしめられ、かくして容器口部が開封され
る。
一方、ピルファープルーフ裾部は容器口部から離脱せL
められることなくその1渣残留する。
上述した通りの従来の容器蓋は、−回の使用だけで破棄
される容器に対しては特に問題を生ぜしめることなく適
用することができる。
しかしながら、容器が回収され再使用される場合には、
上述した通り開封後においてもピルファープルーフ裾部
は容器口部にその1曾残留する故に、再使用に先立って
残留しているピルファープルーフ裾部を除去するという
煩雑な操作を遂行しなければならないという問題を生ぜ
しめる。
かような問題を解決するためには、金属製容器蓋におい
て実施されている如く、ピルファープルーフ裾部に軸線
方向に延びる少なくとも1本の破断可能ラインを形成し
、開封の際にはピルファープルーフ裾部に形成されてい
る少なくとも1本の破断可能ラインが破断されてピルフ
ァープルーフ裾部が無端形状から有端帯状に開かれるか
或いは複数個の弧状部に分割され、一方スカートを主部
とピルファープルーフ裾部に区画している弱化ラインに
おいては少なくとも1個の橋絡部は破断されることなく
維持されてピルファープルーフ裾部を主部に接続し続け
、かくして開封の際にピルファープルーフ裾部を含む容
器蓋の全体が容器口部から離脱せしめられるようになす
ことが考えられる。
しかしながら、合成樹脂製容器蓋の場合には、ピルファ
ープルーフ裾部に単に軸線方向に延びる破断可能ライン
を形成するのみでは、容器口部に容器蓋を密封装着する
際にピルファープルーフ裾部の下端部を加熱して内側に
折曲げる時に、ピルファープルーフ裾部の下端部に加え
られる熱及び折曲げ力で破断可能ラインに悪影響を及ぼ
して、破断可能ラインの早期破断を生ぜしめる傾向があ
ることが判明した。
本考案は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、開封の際にピルファープルーフ裾部を含む容器
蓋全体が容器口部から離脱され得るようになすためにピ
ルファープルーフ裾部には少なくとも1本の破断可能ラ
インが形成されているが、容器口部に容器蓋を密封装着
する際にピルファープルーフ裾部の下端部を加熱して内
側に折曲げても、破断可能ラインが早期破断されること
がない、新規且つ改良されたピルファープルーフ特性を
有する合成樹脂製容器蓋を提供することである。
本考案者は、鋭意研究の結果、ピルファープルーフ裾部
の下端部に切欠きを形成し、かかる切欠きの上端からピ
ルファープルーフ裾部を上方に延びるように破断可能ラ
インを形成することに加えて、ピルファープルーフ裾部
に破断可能ラインの少なくとも片側に沿って延びる補強
リブを形成すれば、ピルファープルーフ裾部の下端部を
折曲げる時に破断可能ラインに及ぼされる悪影響を著し
く抑制し、破断可能ラインの早期破断を防止することが
できることを見出した。
即ち、本考案によれば、天面及び該天面の周縁から垂下
する筒状スカート壁を具備し、該スカート壁の下部はピ
ルファープルーフ裾部を規定し、該ピルファープルーフ
裾部の下端部に少なくとも1個の切欠きが形成されてい
ると共に、該切欠きの上端からピルファープルーフ裾部
を上方に延びる少なくとも1本の破断可能ラインが形成
されており、該ピルファープルーフ裾部の下端部は内側
に折曲げられて容器口部の外周面に形成されているあご
部に係止せしめられる型の合成樹脂製容器蓋において; 該ピルファープルーフ裾部には該破断可能ラインの少な
くとも片側に沿って延びる補強リブが形成されているこ
とを特徴とする合成樹脂製容器蓋が提供される。
以下、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
本考案に従って構成された合成樹脂製容器蓋の一具体例
を図示している第1図を参照して説明すると、ポリエチ
レン又はポリプロピレン等の適宜の熱可塑性合成樹脂材
料から射出成形の如き適宜の方法によって一体に作製す
ることができる全体を番号2で示す図示の容器蓋は、円
形状の天面4と、この天面4の周縁から垂下する円筒形
状のスカート6を具備する。
天面4の内面には、容器口部の端縁に係合する適宜の形
状の環状シール部8が形成されているのが好都合である
所望ならば、天面4の内面に環状シール部8を一体に形
成することに代えて、適宜の形状に形成された別個のバ
ッキング部材或いは内蓋部材を天面4の内面に配置する
こともできる。
スカート6には、周方向に延びる弱化ライン10が形成
されており、かかる弱化ライン10によって、スカート
6は弱化ライン10よりも上方の主部12と弱化ライン
10よりも下方のピルファープルーフ裾部14とに区画
されている。
破断ライン10は、周方向に間隔を置いて配設され且つ
周方向に延びる複数個のスリット(切溝)16とこれら
のスリット16間に存在する所謂橋絡部18a及び18
bによって規定されており、スリット16間の橋絡部1
8a及び18bによってピルファープルーフ裾部14が
主部12に連結されている。
スカート6の主部12の内面には、後に言及する容器口
部の外周面に形成されている螺条に螺合せしめられる螺
条20が形成されている。
lた、スカート6の主部12の外面には、ローレット乃
至凹凸形状部22が形成されていて、容器蓋2を指で確
実且つ容易に把持し回転せしめることができるようにな
っているのが好都合である。
一方、スカート6のピルファープルーフ裾部14の下端
部には、少なくとも1個の切欠き24が形成されている
ことが重要である。
図示の具体例においては、ピルファープルーフ裾部14
の下端に、周方向に間隔を置いて6個(第1図にはその
うちの3個を図示している)の切欠き24が形成されて
いる。
切欠き24は適宜の形状でよいが、第1図に図示する如
く下方に向って幅が漸次増大する台形又は三角形である
のが好都合である。
切欠き24の高さhば、後に言及する如く容器口部に容
器蓋2を密封装着する際に内側に折曲げられるピルファ
ープルーフ裾部14の下端部の高さく軸線方向の幅)と
実質上回−又はこれより若干大きいのが好lしい。
ピルファープルーフ裾部14には、更に、上記切欠き2
4の少なくとも1個の上端からピルファープルーフ裾部
14を上方に延びる少なくとも1個の破断可能ライン2
6が形成されていることが重要である。
図示の具体例においては、6個の切欠き24の各々に関
してその上端からピルファープルーフ裾部14を上方に
延びる破断可能ライン26が形成されている。
破断可能ライン26は、複数個のスリットを間隔を置い
て刻設することによって形成される所謂ミシン目でもよ
いが、第2−A図及び第2−B図に明確に図示する如く
、材料の肉厚を減少せしめることによって形成される所
謂スコアから構成されているのが好ましい。
lた、破断可能ライン26は上記切欠き24の上端から
ピルファープルーフ裾部14を軸線方向に完全に横切っ
て上方に延び、その上端は弱化ライン10の橋絡部18
ではなくてスリット16に連なっているのが好都合であ
る。
そして、容器口部から容器蓋2を離脱せしめて容器口部
を開封する際の容器蓋2の回転方向、即ち第1図に矢印
28で示す方向に見て、破断可能ライン26の上端の下
流側に隣接して、弱化ライン10の橋絡部18aが位置
し、破断可能ライン26の上端の下流側に隣接して位置
するかかる橋絡部18aは、第1図から理解されるよう
に、破断可能ライン26の上端に対して周方向に離れて
位置する橋絡部18bよりも肉厚及び/又は幅広である
のが望ましい。
かように構成すると、後に言及する如く容器口部の開封
の際に容器蓋2のスカート6の主部12を把持して容器
蓋2を矢印28で示す方向に回転せしめると、スカート
6の主部12からピルファープルーフ裾部14に伝えら
れる力は、橋絡部18aを介してピルファープルーフ裾
部14の破断可能ライン26の部位に集中して作用し、
それ故に比較的容易に破断可能ライン26を破断するこ
とができる。
容器口部の開封の際の破断可能ライン26の破断を更に
一層容易になすためには、第1図及び第2−A図に図示
する如く、切欠き24の上端から軸線方向に平行ではな
くて矢印28で示す回転方向に対して逆方向に傾斜して
上方に延びるように破断ライン26を形成することも有
効である。
破断可能ライン26は容器口部の開封の際には比較的容
易に破断されることが重要であるが、容器口部は容器蓋
2を密封装着する際には破断されることなく確実に維持
されることが重要である。
そしてこのために、本考案に従う容器蓋2にかいては、
上述した通り、ピルファープルーフ裾部14の下端部に
切欠き24を形成すると共にかかる切欠き24の上端か
らピルファープルーフ裾部14を上方に延びるように破
断可能ライン26を形成しているのである(この点につ
いては、後に更に言及する)が、容器蓋2の密封装着の
際の破断可能ライン26の早期破断を一層確実に防止す
るためには、破断可能ライン26の少なくとも片側に沿
って延びる補強リプ30をピルファープルーフ裾部14
に形成することが重要である。
図示の具体例においては、特に第2−B図に明確に図示
する如く、開封の際の容器蓋2の回転方向(即ち第1図
に矢印28で示す方向)に見て下流側にて破断可能ライ
ン26に沿って延びる補強リプ30がピルファープルー
フ裾部14に形成されている。
次に、第3図を参照して、本考案に従って構成された容
器蓋2が適用されるそれ自体は公知のものでよい容器口
部の一例について簡単に言及すると、全体を番号32で
示す容器口部の外周面には、容器蓋2に形成されている
上記螺条20に対応する螺条34と、との螺条34に隣
接してその下方に位置するあご部36とが形成されてい
る。
あご部36は、実質上水平な環状下面38を有する。
次に、本考案に従って構成された第1図に図示する容器
蓋2を第3図に図示する容器口部32に密封装着して容
器口部32を密封する方法について説明する。
第1図及び第3図と共に第4図を参照して説明すると、
容器蓋2を容器口部32に密封装着するには、lず最初
に、容器口部32に容器蓋2を被嵌する。
次いで、容器蓋2を第4図において上方から見て時計方
向に回転せしめる。
かくすると、容器蓋2に形成されている螺条20が容器
口部32に形成されている螺条34に螺合され、容器蓋
2は回転と共に軸線方向下方に移動せしめられる。
次いで、例えば加熱された押圧工具(図示していない)
をピルファープルーフ裾部14の下端部外面に作用せし
めることによって、ピルファープルーフ裾部14の下端
部を加熱すると共にこれに半径方向内方への力を加え、
かくして、第4図に図示する如く、ピルファープルーフ
裾部14の下端部を半径方向内方へ折曲げて容器口部3
2のあご部34、更に詳しくはその環状下面38に係止
せしめる。
所望ならば、抑圧工具を加熱することに代えて、ピルフ
ァープルーフ裾部14に加熱空気を吹付ける等によって
ピルファープルーフ裾部14を直接加熱することもでき
る。
而して、ピルファープルーフ裾部14の下端部に切欠き
24が形成されておらずピルファープルーフ裾部14の
下端から直接破断可能ラインが形成されている場合には
、ピルファープルーフ裾部14の下端部を加熱し半径方
向内方へ折曲げる際に、ピルファープルーフ裾部14の
下端部に加えられる熱及び折曲げ力が破断可能ライン2
6にも作用して悪影響を及ぼし、これによって破断可能
ライン26が破断されてし1う傾向がある。
しかしながら、本考案に従ってピルファープルーフ裾部
14の下端部に切欠き24が形成されていて、破断可能
ライン26は切欠き24の上端から形成されている場合
には、第1図を参照することによって容易に理解される
如く、ピルファープループ裾部14の下端部に加えられ
る熱及び折曲げ力が直接的に破断可能ライン26に作用
することが回避され、それ故にピルファープルーフ裾部
14の下端部の加熱及び折曲げの際に破断可能ライン2
6が破断されてし1うことか抑制される。
更に、本考案に従う容器蓋にふ・いては、破断可能ライ
ン26に沿って延びる補強リプ30が形成されて釦り、
それ故にピルファープルーフ裾部14の下端部に加えら
れる折曲げ力によって破断可能ライン26に望1しくな
い変形が生成されることが補強リプ30によって抑制さ
れ、かくしてピルファープルーフ裾部14の下端部の折
曲げの際に破断可能ライン26が破断されることが確実
に防止される。
上述した通りにして容器口部32に密封装着された容器
蓋2を、容器口部32から離脱せしめて容器口部32を
開封する際には、容器蓋2を装着時における回転方向に
対して逆方向(即ち第4図において上方から見て反時計
方向、第1図に矢印28で示す方向)に回転せしめる。
かくすると、容器蓋2に形成されている螺条20が容器
口部32に形成されている螺条34に沿って移動せしめ
られる故に、容器蓋2は軸線方向上方に移動せんとする
しかしながら、ピルファープルーフ裾部14の下端部は
容器口部32のあご部36に係止されている故に軸線方
向上方への移動が阻止され、かくしてピルファープルー
フ裾部14に形成されている破断可能ライン26に相当
な応力が作用し、これによって破断可能ライン26が破
断され、ピルファープルーフ裾部14は第5図に図示す
る如く複数個(図示の場合は6個)の弧状部に分割され
る。
分割された弧状部の各々は弱化ライン10の橋絡部18
a及び18bを支点として半径方向外方へ移動すること
によって容器口部32のあご部36を容易に通過するこ
とができ、それ故に、容器蓋2の回転に応じて容器蓋2
の全体が軸線方向上方に移動し、かくして容器口部32
から容器蓋2が離脱され容器口部32が開封される。
以上、本考案に従って構成された容器蓋の一具体例につ
いて添付図面を参照して詳細に説明したが、本考案はか
かる具体例に限定されるものではなく、本考案の範囲を
逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能であること
は多言を要しない。
例えば、図示の具体例においては、容器口部32から容
器蓋2を離脱して容器口部32を開封する際には、ピル
ファープルーフ裾部14に形成されている複数本の破断
可能ライン26が破断されてピルファープルーフ裾部1
4が複数個の弧状部に分割されるが、スカート6を主部
12とピルファープルーフ裾部14とに区画している弱
化ライン10においてはその橋絡部18a及び18bの
実質上量てが破断されることなく維持されるように構成
されている。
しかしながら、所望ならば、例えばピルファープルーフ
裾部14に形成する破断可能ライン26を1本(或いは
数本)に減少せしめ、容器口部32から容器蓋2を離脱
して容器口部32を開封する際には、1本の破断可能ラ
イン26の破断によってピルファープルーフ裾部14が
無端形状から有端帯状に開かれると共に、スカート6を
主部12とピルファープルーフ裾部14とに区画してい
る弱化ライン10においても有端帯状に開かれたピルフ
ァープルーフ裾部14を主部12に接続し続けるのに必
要な特定の1個又は数個の橋絡部18a又は18b以外
は全て破断されるように構成することもできる。
また、図示の具体例においては、ピルファープルーフ裾
部14における破断可能ライン26及び補強リプ30の
双方をピルファープルーフ裾部14の外面に形成してい
るが、所望ならば破断可能ライン26及び補強リプ30
の双方或いはいずれか一方をピルファープルーフ裾部1
4の内面に形成することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に従って構成された容器蓋の一具体例
を一部を断面で示す側面図、第2−A図は、第1図に示
す容器蓋の一部を示す拡大図、第2−B図は、第2−A
図の線B −Bにおける断面図、第3図は、第1図に示
す容器蓋が適用される容器口部の一例を示す側面図、第
4図は第1図に示す容器蓋を第3図に示す容器口部に密
封装着した状態を一部を断面で示す側面図、第5図は、
第4図に示す通りに密封装着された容器蓋を容器口部か
ら離脱する際の状態を示す側面図。 200.容器蓋、400.天面、6.・・スカート、1
0・・・弱化ライン、12.・・スカートの主部、14
.、、ピルファープルーフ裾部、16・・・スリット、
18a及び18 b−0,橋絡部、24.、、切欠き、
26・・・破断可能ライン、30.・・補強リプ、32
.、、容器口部。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)天面及び該天面の周縁から垂下する筒状スカート
    壁を具備し、該スカート壁の下部はピルファープルーフ
    裾部を規定し、該ピルファープルーフ裾部の下端部に少
    なくとも1個の切欠きが形成されていると共に、該切欠
    きの上端からピルファープルーフ裾部を上方に延びる少
    なくとも1本の破断可能ラインが形成されており、該ピ
    ルファープルーフ裾部の下端部は内側に折曲げられて容
    器口部の外周面に形成されているあご部に係止せしめら
    れる型の合成樹脂製容器蓋にかいて; 該ピルファープルーフ裾部には該破断可能ラインの少な
    くとも片側に沿って延びる補強リブが形成されているこ
    とを特徴とする合成樹脂製容器蓋。
  2. (2)該ピルファープルーフ裾部の下端部には周方向に
    間隔を置いて複数個の該切欠きが形成されており、該切
    欠きの各々に関してその上端から該ピルファープルーフ
    裾部を上方に延びる該破断可能ラインが形成されている
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の合成樹脂製容器蓋
  3. (3)該破断可能ラインは材料の肉厚を減少せしめるこ
    とによって形成されるスコアである実用新案登録請求の
    範囲第1項又は第2項記載の合成樹脂製容器蓋。
  4. (4)該破断可能ラインは開封の際の回転方向に対して
    逆方向に傾斜して下方から上方に延びている実用新案登
    録請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の合成
    樹脂製容器蓋。
JP1298681U 1981-01-31 1981-01-31 ピルフア−プル−フ特性を有する合成樹脂製容器蓋 Expired JPS5942343Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1298681U JPS5942343Y2 (ja) 1981-01-31 1981-01-31 ピルフア−プル−フ特性を有する合成樹脂製容器蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1298681U JPS5942343Y2 (ja) 1981-01-31 1981-01-31 ピルフア−プル−フ特性を有する合成樹脂製容器蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57126340U JPS57126340U (ja) 1982-08-06
JPS5942343Y2 true JPS5942343Y2 (ja) 1984-12-11

Family

ID=29811082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1298681U Expired JPS5942343Y2 (ja) 1981-01-31 1981-01-31 ピルフア−プル−フ特性を有する合成樹脂製容器蓋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5942343Y2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6173857A (ja) * 1984-09-19 1986-04-16 Mitsubishi Metal Corp 切削工具用サ−メツト
JPH052455Y2 (ja) * 1984-12-26 1993-01-21
JPS6332444A (ja) * 1986-07-25 1988-02-12 Idemitsu Petrochem Co Ltd 加熱調理済肉類食品の保蔵方法
US4981230A (en) * 1990-03-15 1991-01-01 Continental White Cap, Inc. Composite cap including tamper indicating band
JP6920736B2 (ja) * 2018-02-19 2021-08-18 株式会社マルエム キャップ及びこれによって閉栓される瓶。

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57126340U (ja) 1982-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1286631C (en) Tamper indicating package
EP0281284B1 (en) Tamper-evident closures
US5080246A (en) Closure having a spring open tamper evidencing band
US5080245A (en) Bidirectional scoring
US4432461A (en) Tamper indicating package
US8251236B1 (en) Closure with lifting mechanism
EP0072924A1 (en) Plastic closure with mechanical pilfer band
US4241841A (en) Severable connecting means
US4545496A (en) Plastic closure with mechanical pilfer band
EP0243551A2 (en) Cap and neck structure for a wide mouth jar
CA2215927A1 (en) Tamper-evident closure with captive band
US5137163A (en) Tamper evident closure with ramped contact
JPH11292113A (ja) プラスチックキャップ
JPS6218421B2 (ja)
US4225050A (en) Tamper-proof bottle caps and method of forming same
JPS5942343Y2 (ja) ピルフア−プル−フ特性を有する合成樹脂製容器蓋
JP3847868B2 (ja) タンパーエビデント特性を備えた合成樹脂製容器蓋
JP4349698B2 (ja) プラスチックキャップ
EP1152959B1 (en) Closure cap
JP3825078B2 (ja) タンパーエビデント特性を有する合成樹脂製容器蓋
JP4620876B2 (ja) 合成樹脂製キャップ
JP3727675B2 (ja) タンパーエビデント特性を備えた合成樹脂製容器蓋
JP4663082B2 (ja) 打栓式合成樹脂製容器蓋
JP3958398B2 (ja) 樹脂製キャップ
JP2002114245A (ja) 分別廃棄可能なプラスチックキャップ