JP2007076336A - 樹脂成形品の口頸部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】金型をパーティングラインに対して左右に開く際にねじ山のパーティングライン付近のアンダーカットとなる部分を無くし、金型の開閉によって容易に離型可能とする樹脂成形品の口頚部構造を提供する。
【解決手段】外周にキャップ30が螺着される螺旋状のねじ山131,132が形成された口頚部10を有する樹脂成形品であって、口頸部10が射出成形によって成形され、口頸部10の中心軸Nを通るパーティングラインPLの左右に金型を型開きして離型される樹脂成形品の口頚部構造において、ねじ山131,132のパーティングラインPL付近に、離型時にアンダーカット部2R,3R,2L,3Rとなる部分を切除した飛びねじ部を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、容器等の樹脂成形品の口頸部構造に関し、特に口頚部外周にキャップが螺着される螺旋状のねじ山が設けられた口頚部構造に関する。
従来から中栓が打栓された樹脂製容器の口頚部にリシール用のキャップを装着する場合、特許文献1に記載のように、中栓にねじを設け、このねじにキャップをねじ係合させる方法が一般的である。しかし、このように中栓にねじを設けたものでは、キャップと中栓間の開栓時の摩擦トルクが、中栓と容器口頚部間の摩擦トルクより大きくなり、中栓とキャップが共回りしてキャップを開けられない場合があった。
このようなキャップと中栓の共回りを解決するために、図6(A),(B)に示すように、口頸部201外周にねじ山202を成形し、中栓203を覆うようにキャップ204を被着し、キャップ204を口頸部201に対して螺着させる構造が考えられる。口頸部201の先端部外周には中栓203が係止される環状の係止突起205が設けられる。このような口頸部の構造としては、たとえば、特許文献2に記載されている。
口頚部201のねじ山202の成形方法としてはブロー成形と射出成形があるが、ブロー成形ではねじ山202の形状を正確に成形することが難しくバラツキも大きいため、求められる性能を得るためには、ねじ山202を正確に成形できる射出成形が望ましい。
口頸部201を射出成形する場合、口頸部201の中心軸線Nを通る面をパーティングラインPLとして不図示の金型が分割構成され、型閉めした金型のキャビティ内に樹脂材料を充填して口頸部201が型成形されるが、パーティングラインPLの左右(図6(B)中、L,R方向)に金型を型開きしようとすると、螺旋状のねじ山202がアンダーカット形状となる。
すなわち、右側の型開き方向(R方向)については、図5(C)に示すようにねじ山202の上面側のフランク面がアンダーカット部206となり、左側の型開き方向(L方向)については、図5(D)に示すように、ねじ山202の下面側のフランク面がアンダーカット部206となり、そのまま無理抜きする場合には、割れや傷付きが発生しないように、リード角を小さくしてねじ山202の変形が弾性限度内に収まるように構成する必要がある。
樹脂材料にもよるが、PET等の硬質樹脂の場合には、リード角の小さい一条ねじが限界で、キャップ開閉の際には必ず360°以上回転させる必要があり、操作性がきわめて悪くなるという問題があった。
一方、金型を口頸部201に対して相対回転させてねじ山202を抜き取れば、ねじ山202を変形させることなく抜き取ることができるので、リード角の大きいねじ山202を成形することが可能である。
しかし、回転方式では、中栓203を係止する環状の係止突起205を抜き取ることができないので、たとえば、金型のねじ山202の部分を分割構成とし、ねじ山の部分のみを回転方式で抜き取るといった構成を取る必要があり、金型構造が複雑になると共に工程数も増大してしまう。
特開平2003−191975 特開2002−211607
本発明は、上記した従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、金型をパーティングラインに対して左右に開く際に、ねじ山のパーティングライン付近のアンダーカットとなる部分を無くし、金型の開閉によって容易に離型可能とし得る樹脂成形品の口頚部構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本請求項1に記載の発明は、外周にキャップが螺着される螺旋状のねじ山が形成された口頚部を有する樹脂成形品であって、該口頸部が射出成形によって成形され、口頸部の中心軸を通るパーティングラインの左右に金型を型開きして離型される樹脂成形品の口頚部構造において、前記ねじ山のパーティングライン付近に、離型時にアンダーカット部となる部分を切除した飛びねじ部を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、口頸部の飛びねじ部に、ねじ山より高さが低い案内ねじを設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、ねじ部を多条ねじとしたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、口頸部の先端部外周に中栓の抜け止めを図るための環状の係合突起が設けられていることを特徴とする。
樹脂成形品は、請求項5に記載のように容器でもよいし、請求項6に記載のような容器の中間成形品であるプリフォームでもよい。
請求項1に記載の発明によれば、離型時にアンダーカット部となるパーティングライン付近のねじ山を部分的に切除した飛びねじ部を設けたので、アンダーカット部の少なくとも一部が無くなり、ねじ山を傷つけることなくねじ山を離型することができる。
また、ねじ山を部分的に切除しているだけなので、ねじとしての機能は維持される。
請求項2に記載の発明によれば、飛びねじ部にねじ山より低い案内ねじを設けることにより、キャッピング時にキャップ側のねじ山が飛びねじ部を介して隣のねじ山側に移動することを防止することができる。
請求項3に記載のように、リード角の大きい多条ねじとしてもねじ山を離型することができるので、キャップの開閉を迅速に行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、口頸部の先端部外周に中栓の抜け止めを図るための環状の係合突起が設けられていても、環状の係合突起とねじ山を同時に離型することができ、金型構造を簡素化できると共に、成形時間の短縮を図ることができる。
以下に、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1および図2は、本発明の実施例1に係る樹脂成形品としての容器の口頸部構造を示している。
すなわち、図2に示すように、口頸部10に中栓20が打栓され、この中栓20を覆うようにキャップ30が被着される構成となっている。
口頸部10は、容器本体40の肩部41から上方から突出する円筒形状で、口頸部10の先端部外周には中栓20の抜け止めを図るための環状の係合突起11が設けられ、この係合突起11の下方にねじ形成筒部12が設けられ、このねじ形成筒部12外周に螺旋状のねじ山13が設けられている。さらに、ねじ形成筒部12の下方の口頸部10の付け根部には下端フランジ部14が張り出し成形される。
ねじ山13は、図1に示すように2条ねじで、180°位相を異ならせた第1ねじ山131,第2ねじ山132がそれぞれ半周分づつ形成され、キャップ30の半回転でキャップ30を着脱する構成となっている。口頸部10の中心軸線Nに対して互いに反対側に、第1ねじ山131と第2ねじ山132の端末が位置する。すなわち、第1ねじ山131の上端側の端末部131aと第2ねじ山132の下端側の端末部132bが口頸部10の一側の第1位置P1に中心軸線N方向に見て互いに重なるように位置し、第1ねじ山131の下端側の端末部131bと第2ねじ山132の上端側の端末部132aが、第1位置P1から位相が180°離れた第2位置P2で、中心軸線N方向に見て互いに重なるように位置している。
第1ねじ山131および第2ねじ山132の断面形状は略台形状で、下側面のフランク角が上側面のフランク角よりも大きくなっている。第1ねじ山131および第2ねじ山132の上下の端末部131a,131b;132a,132bは、キャップ30を締め付ける機能を果たす正規の断面形状から先端に向かって徐々に高さおよび幅が小さくなっている。
この口頸部10は射出成形によって成形され、口頸部10の中心軸線Nを通るパーティングラインPLの左右に金型を型開きして離型する構成である。パーティングラインPLは、図示例では上記した第1ねじ山131と第2ねじ山132の端末部131a,131b;132a,132bが位置する第1位置P1と、第2位置P2に一致させている。
そして、第1ねじ山131および第2ねじ山132のパーティングラインPL付近、すなわち、第1位置P1および第2位置P2付近には、離型時にアンダーカット部となる部分の少なくとも一部を切除した飛びねじ部15,16が設けられている。
アンダーカット部は、パーティングラインPLに対して垂直の第1離型方向Rについては、第1位置P1では、図1(D)に示すように、第1ねじ山131と第2ねじ山132の上側のフランク面がアンダーカット部2Rとなり、第2位置P2では、図1(F)に示すように、第2ねじ山132と第1ねじ山131の下側のフランク面がアンダーカット部3Rとなる。
また、第1離型方向Rと反対の第2離型方向Lについては、第1位置P1では、図1(E)に示すように、第1ねじ山131と第2ねじ山132の下側のフランク面がアンダーカット部2Lとなり、第2位置では、図1(G)に示すように、第2ねじ山132と第1ねじ山131の上側のフランク面がアンダーカット部3Lとなる。
第1位置P1では、第1ねじ山131の上端側の端末部131aと第2ねじ山132の下端側の端末部132bの2箇所に飛びねじ部15が設けられ、第2位置P2では、第2ねじ山132の上端側の端末部132aと第1ねじ山131の下端側の端末部131bの2箇所に飛びねじ部16が設けられている。
各飛びねじ部15,16は、パーティングラインPLをまたいで第1離型方向Rと第2離型方向Lに延びる切除面15a,16aによって、アンダーカット部2L,2R;3L,3Rを含めて第1ねじ山131および第2ねじ山132を切除した形状となっている。切除面15a,16aは、パーティングラインPLに対して直交し中心軸線Nと平行方向に延びる平面で、互いに平行である。
この切除面15a,16bについては、ねじ形成筒部12外周面と同心円状の円弧面構成としてもよい。また、第1ねじ山131と第2ねじ山132の、アンダーカット部2R,3R;2L,3Lのみを切除するようにしてもよい。
また、飛びねじ部15,16には、第1,第2ねじ山131,132より高さが低い案内ねじ17,18が設けられている。この実施例では、切除面15a,16aは第1ねじ山131と第2ねじ山132を所定高さ残して切除する構成で、この付け根部のねじ山残存部によって案内ねじ17,18が構成されている。したがって、案内ねじ17,18のねじ山形成筒部12の外周面に対する高さは、パーティングラインPLの位置で最も低く、両端に向かって徐々に高さが高くなり、第1ねじ山131および第2ねじ山132に連なる構成となっている。
この案内ねじ17,18を形成することによってアンダーカット部17R,17L;18R,18Lが生じるものの、割れや傷にできるだけ影響の少ない高さの低い構成とする。
この案内ねじ17,18の最小高さhは、0mm〜ねじ山高さHの8割程度とすることが好適である。パーティングラインPLの位置で0mmでも、案内ねじ17,18が無くなるわけではなく、飛びねじ部15,16における切除面15a,16aは平面構成なので、パーティングラインPLの位置で高さが0mmとなっているだけで、案内ねじ17,18としての機能は損なわれない。
もっとも、飛びねじ部15,16において、案内ねじ17,18を全く設けない構造としてもよい。その場合には、飛びねじ部15,16をねじ形成筒部12外周面と同心円状の円弧面構成とし、第1ねじ山131と第2ねじ山132をねじ山頂部から基部まですべて切除する。
パーティングラインPLの位置については、上記した第1ねじ山131と第2ねじ山132の端末が位置する第1位置P1,第2位置P2に限定されるものではなく、任意の位置に設定することができる。
図3には、パーティングラインPLを、第1位置P1,第2位置P2と直交する第3位置P3,第4位置P4を通る面とした構成例である。
この場合には、第3位置P3のパーティングラインPL近辺のねじ山は第1ねじ山131のみで、飛びねじ部15は一箇所のみ、第4位置P4のパーティングラインPL近辺のねじ山は第2ねじ山132のみで、飛びねじ部16は一箇所のみに設けられることになる。
その他の構成は、図1に記載した構成と同一なので、同一の構成部分については、同一の符号を付して説明は省略する。
次に、この口頸部10に装着される中栓20とキャップ30の構成について簡単に説明する。
中栓20は、口頸部10より小径の内容物の注口部となる注口筒21と、注口筒の下端部外周から外向きに張り出すフランジ部22と、このフランジ部22の外端部から垂下して口頸部先端部外周に設けられた係合突起11に係合する外筒部23と、この外筒部23より小径で外筒部23と注口筒21間に設けられフランジ部22の中途部からの垂下して口頸部10内周に嵌合する内筒部24と、を備えている。
注口筒21はプルリング25によって引っ張って破断される開口用スコア26が形成された遮蔽板27によって封止されており、プルリング25によって遮蔽板27に設けられた開口用スコア26に沿って遮蔽板27を開口するように構成されている。
一方、キャップ30は、天板部31と、この天板部31の外周縁から下方に垂下する円筒部32を有し、この円筒部32内周に、口頸部10外周に設けられたねじ山13に対してねじ係合する雌ねじのねじ山33が設けられている。天板部31には、前記中栓20の注口筒21内周に係合される環状のシール突起34が設けられ、さらにシール突起34と円筒部32の間には、天板部31から垂下される、下端が中栓20のフランジ部22上面に係合する環状の突き当て筒部35が設けられている。
次に、上記容器の口頸部の成形方法について、図4および図5を参照して説明する。
図4には、図1の容器のプリフォームを示している。
プリフォーム50は射出成形によって成形される樹脂成形品で、口頸部10と、口頸部10の下方に連続する有底筒形状のプリフォーム本体51とを備え、プリフォーム50から公知のフロー成形によって所定形状に成形される。
この例では、第1ねじ山131と第2ねじ山132の中間位置、図3に示した第3位置P3と第4位置P4をパーティングラインPLとしたもので、このパーティングラインPLをまたいで所定長さ分だけ第1ねじ山131および第2ねじ山132を切除する場合を例示している。
図4には、このプリフォーム50を成形する金型の構成例を示している。
すなわち、左右に開閉自在の第1金型61と第2金型62と、プリフォーム50の内周形状を成形するコア型63とを有し、第1金型61と第2金型62には、パーティングラインPLを隔てて、それぞれ口頸部10の半周分の外周形状が刻設されている。
すなわち、第1金型61及び第2金型62には、第1ねじ山131および第2ねじ山132を成形するためのねじ山成形溝613が設けられ、このねじ山成形溝613のパーティングラインPL付近に、飛びねじ部15,16の切除面15a,16aに対応する切除面成形面615a,616aが設けられている。
成形は、図4(A),(B)に示すように、コア型63を中子として第1,第2金型61,62を型閉めし、キャビティ64内に溶融樹脂材料を射出充填して口頸部10が成形される。ゲート位置は特に図示しないが、プリフォーム本体51の底部側に設けられる。
成形後、図4(C),(D)に示すように、第1,第2金型61,62を左右に型開きする。アンダーカット部については、飛びねじ部15,16の切除面15a,16aによって大半が除去されており、また、飛びねじ部15,16に設けられた案内ねじ17,18についてのアンダーカット部が若干存在するものの、この案内ねじ17,18の高さは低いので、アンダーカット部は弾性限度内で変形し、第1,第2金型61,62からスムースに型抜きされる。
また、口頸部10の先端部に位置する環状の係合突起11についてもスムースに型抜きされるので、第1ねじ山131、第2ねじ山132および係合突起11を、第1金型61,第2金型62を型開きすることで、同時に離型することができる。
なお、上記実施例では、ねじ山が2条ネジの場合について説明したが、2条ネジに限らず3条以上の多条ネジに適用できるし、一条ネジについても適用できる。
また、上記実施例では中栓が打栓される樹脂容器の口頚部について説明したが、中栓が打栓されない口頚部を備えた容器およびそのプリフォームについても適用可能である。また、口頸部を備えた樹脂成形品としては、容器やそのプリフォームに限られず、たとえば、ねじ部を備えた中栓、パウチに熱溶着されるスパウトのような樹脂成形品等、外周にねじ山が形成された口頸部を備えた各種樹脂成形品に広く適用することができる。
図1は本発明の容器の口頸部構造を示すもので、同図(A)は正面図、同図(B)は平面図、同図(C)は側面図、同図(D)は第1位置におけるねじ山の第1離型方向のアンダーカット部と飛びねじ部の関係を示す部分拡大図、同図(E)は第1位置におけるねじ山の第2離型方向のアンダーカット部と飛びねじ部の関係を示す部分拡大図、同図(F)は第2位置におけるねじ山の第1離型方向のアンダーカット部と飛びねじ部の関係を示す部分拡大図、同図(G)は第2位置におけるねじ山の第2離型方向のアンダーカット部と飛びねじ部の関係を示す部分拡大図である。 図2は、図1の容器の口頸部に中栓及びキャップが嵌合した状態を示す縦断面図である。 図3は、図1の容器の口頸部のパーティングラインの位相を90°ずらした構成を示すもので、同図(A)は正面図、同図(B)は平面図、同図(C)は側面図である。 図4は図3の口頸部を備えた容器の中間成形体であるプリフォームを示すもので、同図(A)は正面図、同図(B)は平面図である。 図5は図4のプリフォームの口頸部を成形する金型構造を示すもので、同図(A)は型閉め状態の横断面図、同図(B)は型閉め状態の縦断面図、同図(C)は型開き状態の横断面図、同図(D)は型開き状態の縦断面図である。 図6は従来の容器の口頸部構造を示すもので、同図(A)は口頸部の半縦断面図、同図(B)は口頸部の正面図、同図(C),(D)はねじ山とアンダーカット部の関係を示す部分拡大図である。
符号の説明
10 口頸部
11 係合突起
12 ねじ形成筒部
13 ねじ山
131 第1ねじ山
131a 上端側端末部、131b 下端側端末部
132 第2ねじ山
132a 上端側端末部、132b 下端側端末部
14 下端フランジ部
15 飛びねじ部、15a 切除面
16 飛びねじ部、16a 切除面
17 案内ねじ
18 案内ねじ
2R 第1位置のねじ山のアンダーカット部(第1離型方向)
3R 第2位置のねじ山のアンダーカット部(第1離型方向)
2L 第1位置のねじ山のアンダーカット部(第2離型方向)
3L 第2位置のねじ山のアンダーカット部(第2離型方向)
17R 第1位置の案内ねじのアンダーカット部(第1離型方向)
18R 第2位置の案内ねじのアンダーカット部(第1離型方向)
17L 第1位置の案内ねじのアンダーカット部(第2離型方向)
18L 第2位置の案内ねじのアンダーカット部(第2離型方向)
20 中栓
21 注口筒、22 フランジ部、23 外筒部、24 内筒部
25 プルリング、26 開口用スコア、27 遮蔽板
30 キャップ
31 天板部、32 円筒部、33 雌ねじのねじ山、
34 シール突起、35 突き当て筒部
40 容器本体
41 肩部
50 プリフォーム
51プリフォーム本体
61,62 第1,第2金型、 63 コア型
N 中心軸線
PL パーティングライン
P1 第1位置、P2 第2位置
P3 第3位置、P4 第4位置
R 第1離型方向
L 第2離型方向

Claims (6)

  1. 外周にキャップが螺着される螺旋状のねじ山が形成された口頚部を有する樹脂成形品であって、該口頸部が射出成形によって成形され、口頸部の中心軸を通るパーティングラインの左右に金型を型開きして離型される樹脂成形品の口頚部構造において、
    前記ねじ山のパーティングライン付近に、離型時にアンダーカット部となる部分を切除した飛びねじ部を設けたことを特徴とする樹脂成形品の口頸部構造。
  2. 口頸部の飛びねじ部に、ねじ山より高さが低い案内ねじを設けたことを特徴とする請求項1に記載の樹脂成形品の口頸部構造。
  3. ねじ山は多条ねじであることを特徴とする請求項1又は2に記載の樹脂成形品の口頸部構造。
  4. 口頸部の先端部外周には中栓の抜け止めを図るための環状の係合突起が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項に記載の樹脂成形品の口頸部構造。
  5. 樹脂成形品は容器である請求項1乃至4のいずれかの項に記載の樹脂成形品の口頸部構造。
  6. 樹脂成形品は容器の中間成形品であるプリフォームである請求項1乃至4のいずれかの項に記載の樹脂成形品の口頸部構造。



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