JPS584830Y2 - 容器の口部構造 - Google Patents

容器の口部構造

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Publication number
JPS584830Y2
JPS584830Y2 JP5749280U JP5749280U JPS584830Y2 JP S584830 Y2 JPS584830 Y2 JP S584830Y2 JP 5749280 U JP5749280 U JP 5749280U JP 5749280 U JP5749280 U JP 5749280U JP S584830 Y2 JPS584830 Y2 JP S584830Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mouth
container
mold
screw
thread
Prior art date
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Expired
Application number
JP5749280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56160243U (ja
Inventor
政勝 東浦
Original Assignee
石塚硝子株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石塚硝子株式会社 filed Critical 石塚硝子株式会社
Priority to JP5749280U priority Critical patent/JPS584830Y2/ja
Publication of JPS56160243U publication Critical patent/JPS56160243U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS584830Y2 publication Critical patent/JPS584830Y2/ja
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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は容器の口部構造に関するものである。
更に詳しくいえば、改良されたネジ部を有す、るガラス
壜等の口部構造に関するものである。
一般にガラス壜は金型と称される鋳型によって大量に吹
製され、成形されたガラス壜は金型から取り出されるの
であるが、金型はガラス壜の各部分に対応するように口
型、組型、底型等に分けられている。
従ってガラス壜の口部は口型と称される金型によって成
形され、かつh型を二つに割ることにより口型から離さ
れるのであるが、通常ガラス壜の口部にはネジ部が形成
されており、パーティングラインと称される二つの口型
の合せ目にネジ山がくる場合には、口型を開ぐ際に口型
がネジ山に引っ掛かって型が開きに<<、鉄用つ掛かる
部分においてガラス壜のネジ部が一部破損して不良品と
なったり口型の一部が早く摩耗したりするという欠点が
あった。
この点を更に説明すると第1図に示されるように、通常
ガラス壜の口部は口型によって成形され、その後口型が
破線で示される如く二つに開くタイミングに合せて取り
出されている。
この場合、第、2図に示されるようにパーティングライ
ンA’−A’がネジ山を横切っていると、パーティング
ラインA’−A’上において第3図に示すような端面を
有する口型を開く際に口型のパーティングライン上の点
a、l)点は1型が第・2図におけるX方向へ開かれる
側ではb点はどこにも引つ掛から・ないがa点が壜のネ
ジ部に引っ掛かり、逆にY方向へ開かれる側ではa点は
どこ、にも引っ掛からないがb点が壜のネジ部に引っ掛
かり口型をスムーズに開くこ・とが困難であった。
従ってガラス容器等の口部にネジ部を形成する場合には
リード角の小さい一条ネジを使用することによって口型
を開き易いようにし、ガラス壜のネ“ジ山と口型とが引
っ掛からないように工夫されていた。
しかし、−条ネジはキャップの脱着に際してキャップを
回動する労力が大きいという欠点を有している。
これに対して多条ネジの場合は理論的には一条ネジに比
べて1/N(Nは多条ネジの条数)の労力でキャップを
脱着できるという利点を有するが、多条ネジの場合はリ
ード角が大きい為にパーティングライン上にネジ山があ
ると該ネジ山と口型とが口型を開く際に完全に引っ掛か
り口型を開くことは不可能であった。
従って、ガラス壜等の容器口部に多条ネジを・設ける場
合1こは、パーティングライン上にネジ山がこないよう
にする必要があり、□その為に各ネジの関係は第4図に
示すようにネジの軸方向に対して同一方向線上に二つの
ネジが並ばない・ようにしミ該並ばない部分にパーティ
ングラインA//A//を設定するという工夫がなされ
ていた。
しかし、このような多条ネジはキャップを施した場合、
・前記のネジが重なり合わない部分においてはキャップ
を支える個所が全く無くなリキャツプの変形をきたすと
いう欠点があった。
本考案はこのような一部ネジ及び多条ネジの欠点を同時
に解消できる新規な容器の口部構造に係るもので、−条
ネジに比べて1/N(Nは多条ネジの条数)の労力でキ
ャップを脱着できしかも施されたキャップは全く変形し
ないという口部構造を有する容器を提供することを目的
とする。
更には、通常のガラス壜成形機において使用される二つ
割の口型で効率的に大量生産可能な口部構造を有する容
器を提供することを目的とする。
すなわち、本考案は多条ネジを有する容器の口部におい
て、各ネジの上部はネジ山の頂点から容器口部上端に向
かって徐々に傾斜する形状をなし、かつ口部成形用金型
の合せ目にあたるネジを該合せ目付近において一部へこ
ませたことを特徴とする容器の口部構造で゛ある。
以下、図面□を参照し・ながら本考案を詳細に説明する
第5図に示すように、本考案の容器の口部においては各
ネジの上部はネジ山の頂点から容器口部上端に向って徐
々に傾斜する゛形状であり、かつ一つのネジ上において
はバーチ・イングラインA−Aが位置し該パーティング
ラインA−Aを基準にしてネジが下方にある部分で前記
パーティングラインA−Aに近い位置B−Bにおいてネ
ジの一部を切断しである。
この・よ□うな容器゛の口部構造においては口型を二つ
に開く際、パーティングラインA−A上において第6図
に示すような端面を有する口型をX方向へ開いた場合に
は口型のb′点がネジ部に引っ掛からないことはもちろ
んであるが、a′点においてもネジの上部がネジ山の頂
点から容器口部上端に向って徐々に傾斜する形状である
ので、第7図に示されるよう□に口型のa′点の軌跡(
破線で図示)はネジ山より外側に来ることになりネジ部
に引っ掛かることなく口型を開くことができる。
一方、第5図に示す同様の゛端面を有する口型をY方向
べ開いた場合には口型のa′点がネジ部に引っ掛からな
いことは明らかである。
又、口型のb′点はネジが・ンクーテイングラインA−
Aを基準にして該パーティングラインA−Aに近い位置
B−Bにおいてネジの一部をへこませであるので第8図
に示されるように口型のb′点の軌跡(破線□で図示)
はネジ山より外側に来ることになりネジ部に引っ掛かる
ことなく口型を開くことができる。
この場合、ネジをへこませる個所は口型がネジ部に引っ
掛かることなく開く為にはパーティングラインA−A上
、あるいはパーティングラインA−Aを基準にしてネジ
が下方にある部分で該下方ネジ部が第8図に示す口型の
b′点の軌跡より内側にあるようにパーティングライン
A−Aの付近に設けることが必要である。
又、この一部へこまされたネジにおいてはネジの頂点は
同一線上に位置する為にネジの機能としては何ら減少す
るものでないことは明らかである。
このように、本考案に係る容器の口部構造は各ネジをネ
ジ山の頂点から容器口部上端に向って徐々に傾斜する形
状にすることと、パーティングライン上にあるネジの一
部をへこませることを組合せることにより従来は不可能
であった多条ネジの軸方向に対して同一方向線上に二つ
のネジが並んでいる場合の口型、の開閉を可能にするも
のである。
従って本考案に係る口部構造をもつ容器は、口型を二つ
に開く通常のガラス成形機において効率よく生産するこ
とができ、しかも従来の多条ネジを有する容器の口部構
造′と異なり、キャップ、を施した際キャップが変形す
るのを防止することができる。
更には各ネジはネジ山の頂点から容器口部上端に向かっ
て徐々に傾斜する形状であるので、容器口部上方の形状
はあたかも円形コツプの甲部上方の如くなり、従来のよ
、うなネジつき容器に牝べて容器から直接液体等を飲む
場合は非常に飲み易いとともに、その外観もネジが形成
されているという感じを与えずスッキリしたものとなる
効果も有する。
以上のように、本考案に係る容器の口部構造は実用的価
値に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はガラス壜自動成形機における口型の開閉を示す
図1、第2図(よ多条ネジを有する容器の口部を示す図
、第3図は第2図のような口部を成形する口型でパーテ
ィングラインA’−A’上の端面図、第4図は従来の多
条ネジを有する容器の口部、第5図は本考案1に係る容
器の口部、第6図は第5図のような口部を成形する口型
でパーティングラインA’−A’上の端面図、第7.図
は第15図におけるP−P端面図の一部、第8図は第5
図におけるQ−Q端面図の一部を示す図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多条ネジを有する容器の口部において、各ネジの上部は
    ネジ山の頂点から容器口、部上端に向かって徐々に傾斜
    する形状をなし、かつ口部成形用金型の合せ目にあたる
    ネジを該合せ目付近に−おいて一部へこませたことを特
    徴とする容器の口部構造。
JP5749280U 1980-04-26 1980-04-26 容器の口部構造 Expired JPS584830Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5749280U JPS584830Y2 (ja) 1980-04-26 1980-04-26 容器の口部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5749280U JPS584830Y2 (ja) 1980-04-26 1980-04-26 容器の口部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56160243U JPS56160243U (ja) 1981-11-28
JPS584830Y2 true JPS584830Y2 (ja) 1983-01-27

Family

ID=29651984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5749280U Expired JPS584830Y2 (ja) 1980-04-26 1980-04-26 容器の口部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS584830Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076336A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Toyo Seikan Kaisha Ltd 樹脂成形品の口頸部構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076336A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Toyo Seikan Kaisha Ltd 樹脂成形品の口頸部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56160243U (ja) 1981-11-28

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