JPS5852201Y2 - 容器蓋 - Google Patents
容器蓋Info
- Publication number
- JPS5852201Y2 JPS5852201Y2 JP5734180U JP5734180U JPS5852201Y2 JP S5852201 Y2 JPS5852201 Y2 JP S5852201Y2 JP 5734180 U JP5734180 U JP 5734180U JP 5734180 U JP5734180 U JP 5734180U JP S5852201 Y2 JPS5852201 Y2 JP S5852201Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- lid
- side wall
- inner diameter
- shielding body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は容器蓋下端に水平方向連続環状薄肉遮蔽体を設
けたものである。
けたものである。
従来は、第１図に示す如く壜容器等の蓋体にして側壁１
１内側に容器口部２１へ螺入すべき蓋体螺子部１３を具
える合成樹脂製容器１０において、前記側壁１１下端１
２に、側壁に沿った環状薄肉にして容器肩部へ薄肉遮蔽
体１５を垂直下方へ延設したものがあった。
１内側に容器口部２１へ螺入すべき蓋体螺子部１３を具
える合成樹脂製容器１０において、前記側壁１１下端１
２に、側壁に沿った環状薄肉にして容器肩部へ薄肉遮蔽
体１５を垂直下方へ延設したものがあった。
ところでかかる構造の垂下式薄肉遮蔽体１５を具えた蓋
体１０を被蓋して、その遮蔽体１５を容器の肩部２３に
密接せしめる為には該遮蔽体１５の足の幅Ｗが短きに過
ぎては勿論、長きに過ぎてもその下端が容器肩部２３を
密封状とすることが困難である。
体１０を被蓋して、その遮蔽体１５を容器の肩部２３に
密接せしめる為には該遮蔽体１５の足の幅Ｗが短きに過
ぎては勿論、長きに過ぎてもその下端が容器肩部２３を
密封状とすることが困難である。
特に容器の首部２４の長さは容器によっては相等な長短
差がある故、之に螺合する蓋の垂下式薄肉遮蔽体１５に
は相等長短の差を設けなければならなかった。
差がある故、之に螺合する蓋の垂下式薄肉遮蔽体１５に
は相等長短の差を設けなければならなかった。
従って斯る蓋体は螺合部が適合しても、その遮蔽体の長
さに適合した容器にのみしか使用できない欠点があった
。
さに適合した容器にのみしか使用できない欠点があった
。
そこで本考案は斯る欠点を排したものであること下記の
通り。
通り。
本考案の実施例は第２図に示す如く、壜容器２０等の蓋
体にして側壁１１内側に容器口部２１へ螺入すべき蓋体
螺子部１３を具える合成樹脂製容器１０において、前記
側壁１１下端１２に、側壁に沿った水平方向に連続環状
体を中心方向へ延設し、その内径ｌａを最小の場合にお
いても螺子部の内径ｌｃよりもやや小程度とした幅Ｗを
具えた可撓性の板状薄肉遮蔽体１５を付設した構造であ
る。
体にして側壁１１内側に容器口部２１へ螺入すべき蓋体
螺子部１３を具える合成樹脂製容器１０において、前記
側壁１１下端１２に、側壁に沿った水平方向に連続環状
体を中心方向へ延設し、その内径ｌａを最小の場合にお
いても螺子部の内径ｌｃよりもやや小程度とした幅Ｗを
具えた可撓性の板状薄肉遮蔽体１５を付設した構造であ
る。
他方容器２０の口部２１の形状外径は容器口部螺子部２
２の形状外径によってほぼ定まる故、被蓋する蓋体１０
の構造が所定である場合には容器口部２１の形状外径も
ほぼ所定のものとなる。
２の形状外径によってほぼ定まる故、被蓋する蓋体１０
の構造が所定である場合には容器口部２１の形状外径も
ほぼ所定のものとなる。
それ故、本考案に係る蓋体を被蓋し得る容器においては
多少の容器口部に変形があっても、蓋体の可撓性板状薄
肉遮蔽体が何れの容器口部に対しても適合する。
多少の容器口部に変形があっても、蓋体の可撓性板状薄
肉遮蔽体が何れの容器口部に対しても適合する。
この様に遮蔽体１５は可撓性にして中心方向へ延設した
板状薄肉構造である故、遮蔽体先端１６の容器口部２１
への密着性が良好であって、蓋体螺子部２２と容器口部
２１との下方開放部分１７を密封状態とすることによっ
て壜口部の間隙２８等を経て壜容器内へ塵埃等の侵入を
防止し以て収納物品の汚染を未然に防ぐことができ、且
つ、板状薄肉にして可撓性である故、閉栓開栓時には容
易に口部螺子部２２等の凹凸を越え、開栓時等に何らの
支障をも来たす虞れがない。
板状薄肉構造である故、遮蔽体先端１６の容器口部２１
への密着性が良好であって、蓋体螺子部２２と容器口部
２１との下方開放部分１７を密封状態とすることによっ
て壜口部の間隙２８等を経て壜容器内へ塵埃等の侵入を
防止し以て収納物品の汚染を未然に防ぐことができ、且
つ、板状薄肉にして可撓性である故、閉栓開栓時には容
易に口部螺子部２２等の凹凸を越え、開栓時等に何らの
支障をも来たす虞れがない。
尚、蓋の生産費を低下させる目的、或は可撓性板状薄肉
遮蔽体１５の密封効果を高める目的でもつて、第３図に
示す如く蓋体の側壁下方部分１４を短くする場合は側壁
下端１２にて中心方向へ延設する可撓性板状薄肉遮蔽体
１５の内径をその上下方向位置における鍔部等２４の外
径に適応した内径ｌｂとすれば良い。
遮蔽体１５の密封効果を高める目的でもつて、第３図に
示す如く蓋体の側壁下方部分１４を短くする場合は側壁
下端１２にて中心方向へ延設する可撓性板状薄肉遮蔽体
１５の内径をその上下方向位置における鍔部等２４の外
径に適応した内径ｌｂとすれば良い。
そして多くの場合、第１実施例における内径ｌａと第２
実施例における内径１ｂとの両者の長さには大差がない
場合が多い。
実施例における内径１ｂとの両者の長さには大差がない
場合が多い。
そして、遮蔽体１５は中心方向への可撓性板状薄肉構造
である故成形時の型抜きも比較的容易に行ない得るもの
であって、量産性に富むものである。
である故成形時の型抜きも比較的容易に行ない得るもの
であって、量産性に富むものである。
斯くの如く、本考案に係る構造の蓋体はそれを被蓋し得
る口部を具えた容器における口部２１の長さ、肩部２３
の形状の多少の変化に適応し得て被蓋した蓋体の螺子部
２２と容器口部２１との下方開放部分１７を密封し以て
容器内の汚染を防止し、且つ、開栓等も容易に行ない得
る等種々の効果を斉するものである。
る口部を具えた容器における口部２１の長さ、肩部２３
の形状の多少の変化に適応し得て被蓋した蓋体の螺子部
２２と容器口部２１との下方開放部分１７を密封し以て
容器内の汚染を防止し、且つ、開栓等も容易に行ない得
る等種々の効果を斉するものである。
要は側壁１１内側に蓋体螺子部１３を具える合成樹脂製
蓋体において、側壁下端１２にて側壁下端に沿う水平方
向連続環状にしてその内径を蓋体螺子部の内径とほぼ同
大か又はやや短小とした幅Ｗの可撓性板状薄肉遮蔽体を
中心方向に延設し該遮蔽体の先端を容器口部に密接せし
める構造を特徴とする容器蓋１０であるから製作が容易
であり且つ、ロ部間隙２８等容器ロ部を密封する故衛生
的であって、開栓閉栓等の容易である等の利点を有する
。
蓋体において、側壁下端１２にて側壁下端に沿う水平方
向連続環状にしてその内径を蓋体螺子部の内径とほぼ同
大か又はやや短小とした幅Ｗの可撓性板状薄肉遮蔽体を
中心方向に延設し該遮蔽体の先端を容器口部に密接せし
める構造を特徴とする容器蓋１０であるから製作が容易
であり且つ、ロ部間隙２８等容器ロ部を密封する故衛生
的であって、開栓閉栓等の容易である等の利点を有する
。
第１図は従来の容器蓋の半断面図、第２図及び第３図は
夫々本考案に係る容器の実施例における半断面図である
。 １０＝容器蓋、１１＝側壁、１２＝側壁下端、１３二蓋
体螺子部、１４＝側壁下方部分、１５＝薄肉遮蔽体、１
６−遮蔽体先端、１７＝下方開放部分、２１＝容器口部
、２２＝口部螺子部、２３二容器肩部、２４＝容器鍔部
、２８＝口部間隙。
夫々本考案に係る容器の実施例における半断面図である
。 １０＝容器蓋、１１＝側壁、１２＝側壁下端、１３二蓋
体螺子部、１４＝側壁下方部分、１５＝薄肉遮蔽体、１
６−遮蔽体先端、１７＝下方開放部分、２１＝容器口部
、２２＝口部螺子部、２３二容器肩部、２４＝容器鍔部
、２８＝口部間隙。
Claims (1)
- 側壁内側に蓋体螺子部を具える合成樹脂製蓋体において
、側壁下端にて側壁下端に沿う水平方向連続環状にして
その内径を蓋体螺子部の内径とほぼ同大か又はやや短小
とした幅Ｗの可撓性板状薄肉遮蔽体を中心方向に延設し
、該遮蔽体の先端を容器口部に密接せしめる構造を特徴
とする容器蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5734180U JPS5852201Y2 (ja) | 1980-04-28 | 1980-04-28 | 容器蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5734180U JPS5852201Y2 (ja) | 1980-04-28 | 1980-04-28 | 容器蓋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56160242U JPS56160242U (ja) | 1981-11-28 |
| JPS5852201Y2 true JPS5852201Y2 (ja) | 1983-11-28 |
Family
ID=29651840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5734180U Expired JPS5852201Y2 (ja) | 1980-04-28 | 1980-04-28 | 容器蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852201Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2899567B1 (fr) * | 2006-04-07 | 2010-08-13 | Eaux Minerales D Evian Saeme S | Systeme de fermeture pour recipient |
| JP5705587B2 (ja) * | 2011-02-25 | 2015-04-22 | 株式会社吉野工業所 | キャップ付き容器 |
-
1980
- 1980-04-28 JP JP5734180U patent/JPS5852201Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56160242U (ja) | 1981-11-28 |
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