JPH0748538Y2 - 容器のキャップ - Google Patents

容器のキャップ

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JPH0748538Y2
JPH0748538Y2 JP9014489U JP9014489U JPH0748538Y2 JP H0748538 Y2 JPH0748538 Y2 JP H0748538Y2 JP 9014489 U JP9014489 U JP 9014489U JP 9014489 U JP9014489 U JP 9014489U JP H0748538 Y2 JPH0748538 Y2 JP H0748538Y2
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JP
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cap
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lid
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光夫 古沢
哲三 中村
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は容器のキャップに係り、特に所謂バージンシー
ル付きのものに関する。
〔従来の技術〕 従来より、バージンシール付きのキャップとしては、例
えば実開昭62-19950号公報に記載されているものがあ
る。
これは第3図及び第4図に示すように、容器口筒部に装
着される基台部50に、開閉自在の蓋体51を一体に蝶着し
たものであり、この基台部50と蓋体51との間には破断可
能な破断部52が形成されている。この破断部52の周囲は
肉薄にしてあり、その先端に形成されたつまみ部53を引
くことによって第4図に示すように開蓋可能となるよう
になっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前記した従来のものにおいては、キャップが閉
蓋状態に組み立てられた状態で一体成型するものである
ため、特殊な型抜きをする必要があり、金型が高価にな
るとともに生産効率に欠けるという問題がある。
即ち、破断部52の周囲は薄肉にしなければならないが、
この部分に段部を形成するとキャップの軸方向に対する
型抜きが困難となり、当該部分専用の可動型を設ける必
要があるとともに、基台部50と蓋体51が接近し、かつ、
金型の移動方向に重なるようにして設けられているの
で、型抜きが一層困難となり、金型の構造も複雑とな
る。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、バージンシ
ール性をもたせながら、金型を簡略化できて、生産効率
も良好な容器のキャップを提供することを技術的課題と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、容器口筒部
1に装着される基台部2に、開閉自在の蓋体3を一体に
蝶着した容器のキャップにおいて以下のような構成とし
た。
即ち、前記基台部2と蓋体3との夫々の周縁から破断可
能な破断部4、5を夫々の半周分だけ延出する。
そして、この破断部4、5を連結した形状に形成する。
さらに、この破断部4、5に、前記蓋体3の基台部2へ
の密嵌時に両破断部4、5が相互に密着係合する係合部
6、7を形成して容器のキャップとした。
〔作用〕
破断可能な破断部4、5は、基台部2と蓋体3との夫々
の周縁から夫々の半周分だけ延出されて夫々並列状態で
形成されるとともに、基台部と蓋体も並列状態で形成さ
れるため、キャップの上下方向に対しての型抜きは容易
となる。
そして、連結された破断部4、5を、前記蓋体3の基台
部2への密嵌時に係合させることによって破断部4、5
は一体化し、これをバージンシールとすることができ
る。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
る。
基台部2はその内壁部分が容器口筒部1に螺合するよう
になっており、この基台部2の一側縁にはヒンジ8を介
して蓋体3が開閉自在に一体成型されている。そして基
台部2の上面には注出口2bが形成され、その内方にはリ
ングプル2cに連設した除去可能部(図示せず)が形成さ
れている。この除去可能部は周囲を薄肉としたものであ
り、前記リングプル2cを引いて除去することによって内
容物を注出する孔部となるものである。また、基台部2
の上面外周部には蓋体3の内壁との係脱自在に嵌合する
壁部2aが形成されている。
前記基台部2の周縁には破線で連接した破断可能な破断
部4が延出して形成されているとともに、蓋体3の周縁
にも同様な破断部5が形成されており、これらは夫々の
外側半周に対称的に延出されている。そしてこれら破断
部4、5はその接線方向に延出させることによって両者
が連結した形状になっており、ちょうどオーバルコース
のような形状に形成されている。またこれら連結部分の
中央部には弱め部が形成され、これを折り曲げ易くして
いる。
この破断部4、5には夫々係合部6としての孔部と、係
合部7としての突起7が夫々設けられており、前記蓋体
3を基台部2へ密嵌した状態で両破断部4、5が相互に
密着係合するようになっている。前記蓋体3の開閉側端
縁には指掛け部3aが形成され蓋体3の開蓋が容易となる
ようになっている。
組み立てに際しては、成型後の第1図に示す状態から連
結部分を折り曲げ、第2図に示すように、基台部2の壁
部2aに蓋体3を嵌合する。これと同時に係合部6、7を
係合して破断部4、5を密着させる。蓋体3を開ける際
には、まず破断部4、5の連結部分を持って引き、これ
を破断する。これにより蓋体3は開蓋可能となる。そし
て、この係合部6、7は破断部4、5の接合面を部分的
に溶着することによっても形成できる。
以上述べたように、破断部4、5は平面的に形成される
ものであるため、キャップの軸方向に対する型抜きが容
易となり、特殊な型抜きをする必要はない。このため当
該部分専用の可動型を設ける必要はなく高価な金型を必
要としない。またこれによって生産効率も向上する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、前記基台部2と蓋体3との夫々の周縁
から破断可能な破断部4、5を夫々の半周分だけ延出す
るとともに、この破断部4、5を連結した形状に形成
し、この破断部4、5に、前記蓋体3の基台部2への密
嵌時に両破断部4、5が相互に密着係合する係合部6、
7を形成したので、これら基台部2、蓋体3及び破断部
を並列状態で形成できるので容易に一体成型することが
できる。このため複雑な金型は不要となりキャップと一
体のバージンシールを容易に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第1図は成
型後の斜視図、第2図は組み立て後の斜視図、第3図及
び第4図は従来の容器のキャップを示す斜視図である。 1……容器口筒部、2……基台、3……蓋体、4、5…
…破断部、6、7……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器口筒部1に装着される基台部2に、開
    閉自在の蓋体3を一体に蝶着した容器のキャップにおい
    て、 前記基台部2と蓋体3との夫々の周縁から破断可能な破
    断部4、5を夫々の半周分だけ延出するとともに、この
    破断部4、5を連結した形状に形成し、この破断部4、
    5に、前記蓋体3の基台部2への密嵌時に両破断部4、
    5が相互に密着係合する係合部6、7を形成したことを
    特徴とする容器のキャップ。
JP9014489U 1989-07-31 1989-07-31 容器のキャップ Expired - Fee Related JPH0748538Y2 (ja)

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JP6344997B2 (ja) * 2014-06-26 2018-06-20 日本クロージャー株式会社 ワンタッチ開栓一体成形型複合キャップ

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JPH0329460U (ja) 1991-03-25

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