JPH0615859Y2 - 注出キヤツプ - Google Patents
注出キヤツプInfo
- Publication number
- JPH0615859Y2 JPH0615859Y2 JP1987012704U JP1270487U JPH0615859Y2 JP H0615859 Y2 JPH0615859 Y2 JP H0615859Y2 JP 1987012704 U JP1987012704 U JP 1987012704U JP 1270487 U JP1270487 U JP 1270487U JP H0615859 Y2 JPH0615859 Y2 JP H0615859Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spout
- cap
- top plate
- breaking
- tubular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、着脱自在の注出口体を備え、必要に応じて注
出口体を交換可能にした注出キャップに関する。
出口体を交換可能にした注出キャップに関する。
〔従来の技術〕 従来、注出キャップとして実公昭56−49899号公
報に記載ものが知られている。これは、第4図に示した
ように、容器口部20に外嵌するキャップ本体1に筒状の
注出口体2を一体に設け、かつ、この注出口体2内に薄
肉破断線6で破断可能な閉塞体5を設け、さらに、この
閉塞体5に薄肉破断線6の破断のためのプルリング7を
設け、また、注出口体2の開口部を開閉するカバーキャ
ップ12を前記キャップ本体1に蝶着したものである。
報に記載ものが知られている。これは、第4図に示した
ように、容器口部20に外嵌するキャップ本体1に筒状の
注出口体2を一体に設け、かつ、この注出口体2内に薄
肉破断線6で破断可能な閉塞体5を設け、さらに、この
閉塞体5に薄肉破断線6の破断のためのプルリング7を
設け、また、注出口体2の開口部を開閉するカバーキャ
ップ12を前記キャップ本体1に蝶着したものである。
ところで、このような注出キャップにおいては、容器内
の液体を注出する際にしばしば生ずる液垂れを防止する
ための液垂れ防止構造を注出口体2に形成する必要があ
り、前記従来例においても、注出口体2の上端縁を外側
へと延出させて液垂れ防止用のつば部10を形成してい
る。
の液体を注出する際にしばしば生ずる液垂れを防止する
ための液垂れ防止構造を注出口体2に形成する必要があ
り、前記従来例においても、注出口体2の上端縁を外側
へと延出させて液垂れ防止用のつば部10を形成してい
る。
しかし、このような液垂れ防止構造は、注出すべき液体
の種類に応じて変更すべきものであって、総ての液体に
共通して使用できるものではない。そこで、従来の注出
キャップの場合、液体の種類に応じた液体防止構造を変
更したものを数種形成して対応させなければならず、成
形のための型代がかさむ等の問題が生じた。
の種類に応じて変更すべきものであって、総ての液体に
共通して使用できるものではない。そこで、従来の注出
キャップの場合、液体の種類に応じた液体防止構造を変
更したものを数種形成して対応させなければならず、成
形のための型代がかさむ等の問題が生じた。
本考案は、このような点に鑑みなされたもので、液垂れ
防止構造を有する注出口体を、液体の種類に応じて異な
った数種類の形のものに形成しなければならない注出キ
ャップを、金型代が安価で注出キャップ自体も安価に製
造できるようすることを技術的課題とする。
防止構造を有する注出口体を、液体の種類に応じて異な
った数種類の形のものに形成しなければならない注出キ
ャップを、金型代が安価で注出キャップ自体も安価に製
造できるようすることを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するための技術的手段として、本
考案の注出キャップは、容器口部に取り付けられるべき
筒状のキャップ本体1を設け、このキャップ本体1に頂
板14を一体に設け、この頂板14に筒部4を立設し、前記
筒部4の内側の頂板14に、薄肉破断線6の破断により開
口可能な閉塞体5を一体に形成し、この閉塞体5には薄
肉破断線6を破断するためのプルリング7を設け、前記
筒部4に筒状の注出口体2を着脱自在に嵌着して取り付
け、この注出口体2の上端縁には液体案内用のつば部10
を設けてある。
考案の注出キャップは、容器口部に取り付けられるべき
筒状のキャップ本体1を設け、このキャップ本体1に頂
板14を一体に設け、この頂板14に筒部4を立設し、前記
筒部4の内側の頂板14に、薄肉破断線6の破断により開
口可能な閉塞体5を一体に形成し、この閉塞体5には薄
肉破断線6を破断するためのプルリング7を設け、前記
筒部4に筒状の注出口体2を着脱自在に嵌着して取り付
け、この注出口体2の上端縁には液体案内用のつば部10
を設けてある。
本考案は、注出口体2のつば部10は液体注出の際に液垂
れ防止作用をする。そして、液体の種類に応じてこのつ
ば部10の形状、構造を適宜変更した注出口体2を複数用
意し、キャップ本体1は共通部品として使用する。この
ため、複数作らなければならない成形用金型は、注出口
体2のものだけとなる。そして、収容すべき液体の種類
に応じて簡単に注出口体2を替えることができるので、
あらゆる種類の液体容器に対応できる。
れ防止作用をする。そして、液体の種類に応じてこのつ
ば部10の形状、構造を適宜変更した注出口体2を複数用
意し、キャップ本体1は共通部品として使用する。この
ため、複数作らなければならない成形用金型は、注出口
体2のものだけとなる。そして、収容すべき液体の種類
に応じて簡単に注出口体2を替えることができるので、
あらゆる種類の液体容器に対応できる。
さらに、複数用意すべき注出口体2は、筒部4に着脱自
在に嵌着して取り付けられる筒状の注出口体2の上端縁
につば部10を設けた構成にしたものであるので、構成が
簡単となり、金型が安価となり、製品も安価となる。
在に嵌着して取り付けられる筒状の注出口体2の上端縁
につば部10を設けた構成にしたものであるので、構成が
簡単となり、金型が安価となり、製品も安価となる。
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に基づいて
説明する。
説明する。
この注出キャップは、容器口部に外嵌すべき筒状のキャ
ップ本体1と、このキャップ本体1に着脱自在の注出口
体2とで形成され、両者はいずれも合成樹脂成形により
製造される。
ップ本体1と、このキャップ本体1に着脱自在の注出口
体2とで形成され、両者はいずれも合成樹脂成形により
製造される。
前記キャップ本体1は下半身内面に容器口部への嵌合用
環状突部3を有しているとともに、上半身内に頂板14を
一体に設け、この頂板14に筒部4を立設している。そし
て、この筒部4の内側の頂板14に閉塞体5が一体に形成
されている。
環状突部3を有しているとともに、上半身内に頂板14を
一体に設け、この頂板14に筒部4を立設している。そし
て、この筒部4の内側の頂板14に閉塞体5が一体に形成
されている。
この閉塞体5には薄肉破断線6が環状に設けられている
とともに、この薄肉破断線6を破断するためのプルリン
グ7が一体に設けられている。
とともに、この薄肉破断線6を破断するためのプルリン
グ7が一体に設けられている。
また、筒部4の上端部内には環状凸部8が設けられ、こ
の環状凸部8に前記注出口体2がいわゆるアンダーカッ
ト嵌合で着脱自在に嵌合するようになっている。
の環状凸部8に前記注出口体2がいわゆるアンダーカッ
ト嵌合で着脱自在に嵌合するようになっている。
そして、前記注出口体2は筒状に形成され、その下端部
外周に前記アンダーカット嵌合用の環状凹部9が設けら
れ、また、上端縁に液垂れ防止用のつば部10が形成され
ている。このつば部10は外側へ延出した後反転垂下して
いる。
外周に前記アンダーカット嵌合用の環状凹部9が設けら
れ、また、上端縁に液垂れ防止用のつば部10が形成され
ている。このつば部10は外側へ延出した後反転垂下して
いる。
そして、つば部10の長さは第1図のように短くしたり、
第3図のように長くしたり、第2図のように一方を短く
他方を長くして斜めに形成する等して、注出すべき液体
の粘度に応じ適宜変更する。
第3図のように長くしたり、第2図のように一方を短く
他方を長くして斜めに形成する等して、注出すべき液体
の粘度に応じ適宜変更する。
キャップ本体1の上部一側にいわゆる反転ヒンジ11でカ
バーキャップ12が蝶着され、このカバーキャップ12の内
面には筒状の栓体13が垂設され、この栓体13はカバーキ
ャップ12を閉じた時に前記注出口体2の上端開口の内周
面に当接してこれを塞ぐようになっている。
バーキャップ12が蝶着され、このカバーキャップ12の内
面には筒状の栓体13が垂設され、この栓体13はカバーキ
ャップ12を閉じた時に前記注出口体2の上端開口の内周
面に当接してこれを塞ぐようになっている。
そして、カバーキャップ12を開き、プルリング7を引っ
張ると薄肉破断線6で破断して閉塞体5が離脱するの
で、この状態で容器内の液体を注出する。
張ると薄肉破断線6で破断して閉塞体5が離脱するの
で、この状態で容器内の液体を注出する。
本考案は、キャップ本体1の頂板14に筒部4を立設する
とともに、この頂板14に破断により開口可能な閉塞体5
を形成し、前記筒部4に筒状の注出口体2を着脱自在に
取り付け、前記筒状の注出口体2につば部10を設けて注
出キャップとしたものである。
とともに、この頂板14に破断により開口可能な閉塞体5
を形成し、前記筒部4に筒状の注出口体2を着脱自在に
取り付け、前記筒状の注出口体2につば部10を設けて注
出キャップとしたものである。
したがって、本考案は、注出口体2を別体にしたことに
より、複数作らなければならない成形用金型は、注出口
体2のものだけとなり、注出キャップ全体の成形用金型
をその種類に合わせて複数作らなければならない場合に
比べて、注出口体2に対応した小さな金型を複数作れば
よいこととなり、キャップ本体1側の成形用金型は1つ
作って共用できる。よって、金型代が安価となり、注出
キャップ自体も安価にできる。
より、複数作らなければならない成形用金型は、注出口
体2のものだけとなり、注出キャップ全体の成形用金型
をその種類に合わせて複数作らなければならない場合に
比べて、注出口体2に対応した小さな金型を複数作れば
よいこととなり、キャップ本体1側の成形用金型は1つ
作って共用できる。よって、金型代が安価となり、注出
キャップ自体も安価にできる。
さらに、別体として形成するものは、筒部4に着脱自在
に取り付けられるように形成した筒状の注出口体2に、
つば部10を設けただけのものであるので、金型は一層安
価となり注出キャップも安価となる。
に取り付けられるように形成した筒状の注出口体2に、
つば部10を設けただけのものであるので、金型は一層安
価となり注出キャップも安価となる。
第1図は本考案の一実施例を示す分解断面図、第2図及
び第3図は注出口体2の変形例を示す断面図、第4図は
従来例を示す断面図である。 1……キャップ本体、2……注出口体、4……筒部、5
……閉塞体、6……薄肉破断線、7……プルリング、10
……つば部、11……頂板。
び第3図は注出口体2の変形例を示す断面図、第4図は
従来例を示す断面図である。 1……キャップ本体、2……注出口体、4……筒部、5
……閉塞体、6……薄肉破断線、7……プルリング、10
……つば部、11……頂板。
Claims (1)
- 【請求項1】合成樹脂で形成され、容器口部に取り付け
られるべき筒状のキャップ本体1を設け、このキャップ
本体1に頂板14を一体に設け、この頂板14に筒部4を立
設し、前記筒部4の内側の頂板14に、薄肉破断線6の破
断により開口可能な閉塞体5を一体に形成し、この閉塞
体5には薄肉破断線6を破断するためのプルリング7を
設け、前記筒部4に筒状の注出口体2を着脱自在に嵌着
して取り付け、この注出口体2の上端縁には液体案内用
のつば部10を設けた注出キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987012704U JPH0615859Y2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 注出キヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987012704U JPH0615859Y2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 注出キヤツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63120869U JPS63120869U (ja) | 1988-08-04 |
JPH0615859Y2 true JPH0615859Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=30801082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987012704U Expired - Lifetime JPH0615859Y2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 注出キヤツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615859Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55126052A (en) * | 1979-03-06 | 1980-09-29 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | Structure of liquid pouring port edge |
JPS6340473Y2 (ja) * | 1980-03-10 | 1988-10-21 | ||
JPS61178350U (ja) * | 1985-04-23 | 1986-11-07 |
-
1987
- 1987-01-30 JP JP1987012704U patent/JPH0615859Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63120869U (ja) | 1988-08-04 |
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