JP2007084078A - プルリング付口栓 - Google Patents

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Takashi Saito
剛史 齋藤
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Abstract

【課題】プルリングの内径が小さい場合でも、指先をプルリングに差し入れ易く、また、従来の射出成形用金型を修正して使用可能なプルリング付口栓を提供する。
【解決手段】容器の注出口に取り付けられたスパウト100と、このスパウトに装着されるキャップ200とからなり、スパウトの注出筒120の内側下方を封鎖板130を設けて封止し、この封鎖板の開口予定位置に環状薄肉脆弱線132を形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍位置の一側に、上端部から対向側へプルリング134を接続する支柱133を立設するプルリング付口栓10であって、支柱の先端部をV字状に形成し、その両側端から対向側を上方へ傾斜させてプルリングを接続し、かつ、プルリングの左右両側の下方に対向させてプルリング沈み防止突部135を垂設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体用紙容器の注出位置に突設し、スパウトとそのスパウトに装着するキャップとからなり、使用するときに、プルリングでスパウトを開口するプルリング付口栓に関するものである。
従来、食品や非食品の液体内容物に使用される液体用紙容器には、使用時の使い易さを考慮して、例えば、図7に示すように、胴部(21)の外観が四角柱状で、切り妻屋根形の頂部の傾斜板(22)に、スパウト(100)とキャップ(200)とからなる口栓(10)を突設した液体用紙容器(20)が、広い用途範囲にわたって使用されていた。この口栓は、容器の口栓取付孔から突出するスパウトの注出筒にキャップを螺着したものであるが、流通時の密封性の完全さやバージン性の確保、または、使用時の易開封性を兼ね備えるために、例えば図5に示すように、スパウト(100)の注出筒(120)の内側の下方内面に封鎖板(130)を設けて封止し、使用時に開口するため、この封鎖板の所定位置の下面に垂直断面形状が逆V字状の環状切込み(131)を設けて、上面の開口予定位置に環状薄肉脆弱線(132)を形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍の上面の一側に、先端にプルリング(134)をもつ支柱(133)を立設したものであり、容器を開封するときに口栓を開口するときには、キャップ(200)を取り外し、スパウト(100)の注出筒(120)の内側に収容されているプルリング(134)に指先を引っ掛けて上方へ引っ張って、封鎖板(130)の環状薄肉脆弱線(132)を引き裂いて開口していた。なお、開口したスパウトは、使用したのちに、キャップを注出筒に螺着させて再封止していた。
しかしながら、上述した従来のプルリング付口栓は、外径が小さい場合には、スパウトの注出筒の内側に収容されているプルリングの内径が小さく、開封するため指先をプルリングに差し入れたときに、図4に示すように、プルリング(134)が指で押されて沈んでしまい(矢印で示す)、指先をプルリングに差し入れ難いことがあった。そこで、図6に示すように、支柱(133)の上端部をV字状に形成し、その両側端からプルリング(134)を接続して、指先をプルリングに差し入れ易く改善したものもあったが、十分な効果が得られるものではなかった。
本発明は、上述の従来のプルリング付口栓の問題点を解決したものであり、プルリングの内径が小さい場合でも、指先をプルリングに差し入れ易く、また、従来の射出成形用金型を修正して使用可能なプルリング付口栓を提供するものである。
すなわち、本発明の第1の発明は、容器の注出口に取り付けられたスパウトと、このスパウトに装着されるキャップとからなり、スパウトの注出筒の内側下方を封鎖板を設けて封止し、この封鎖板の開口予定位置に環状薄肉脆弱線を形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍位置の一側に、上端部から対向側へプルリングを接続する支柱を立設するプルリング付口栓において、支柱の上端部から対向側を上方へ傾斜させてプルリングを接続し、かつ、プルリングの左右両側の下方に対向させてプルリング沈み防止突部を垂設したことを特徴とするプルリング付口栓である。
そして、本発明の第2の発明は、容器の注出口に取り付けられたスパウトと、このスパ
ウトに装着されるキャップとからなり、スパウトの注出筒の内側下方を封鎖板を設けて封止し、この封鎖板の開口予定位置に環状薄肉脆弱線を形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍位置の一側に、上端部から対向側へプルリングを接続する支柱を立設するプルリング付口栓において、支柱の先端部をV字状に形成し、その両側端から対向側を上方へ傾斜させてプルリングを接続し、かつ、プルリングの左右両側の下方に対向させてプルリング沈み防止突部を垂設したことを特徴とするプルリング付口栓である。
本発明のプルリング付口栓は、開封するときに、プルリングの内径が小さいために、図3に示すように、指先でプルリング(134)が下方へ押されても(矢印で示す)、スパウト(100)のプルリング(134)の左右両側の下方に対向させてプルリング沈み防止突部(135)が垂設されており、これらのプルリング沈み防止突部の下端が封鎖板(130)の上面に当接すると、それ以上はプルリングが沈むことがない。このため、指先をプルリングに無理に差し入れることができる。
また、本発明のプルリング付口栓は、図3に示すように、スパウト(100)の支柱(133)の上端部から対向側を上方へ傾斜させてプルリング(134)を接続しているため、プルリングの内径を大きくすることができ、指先をプルリング内に差し込み易い。さらに、図2に示すように、スパウト(100)の支柱(133)の上端部をV字状に形成すると、プルリングの内径を更に大きくすることができ、指先をプルリング内に差し込み易くなる。
また、従来の射出成形用金型のプルリングの外側を構成する金型部品を加工するだけで、本発明のプルリング付口栓の射出成形用金型として使用することも可能である。
次に、本発明のプルリング付口栓の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態のプルリング付口栓の構造を示す断面図であり、図2は、そのA−A’線断面図である。図3は、開封するためにプルリングに指先を入れたときのプルリングの沈みを示す説明図である。
本実施形態のプルリング付口栓(10)は、図1に示すように、液体用紙容器(20)の注出位置に突設するスパウト(100)と、このスパウトの注出筒(120)に螺合して装着するキャップ(200)とから構成されるものである。
スパウト(100)は、図1及び図2に示すように、環状台座部(110)の上面に、外周面にキャップとの雄ねじ(121)をもつ注出筒(120)を立設し、この注出筒の内側下方を封鎖板(130)を設けて封止し、この封鎖板の所定位置の下面に垂直断面形状が逆V字状の環状切込み(131)を設けて、上面の開口予定位置に環状薄肉脆弱線(132)を形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍の上面の一側に、先端にプルリング(134)をもつ支柱(133)を立設するものであるが、支柱の先端部はV字状に形成し、その両側端から対向側を上方へ例えば15°傾斜させてプルリングを接続し、また、プルリングの左右両側の下方に対向させてプルリング沈み防止突部(135)を垂設するものである。そして、プルリング沈み防止突部(135)の下端と封鎖板(130)の上面までの隙間は、開封時に指先をプルリングに差し込み易いように設けるものである。なお、支柱の背面に支柱補強リブ(136)を設け、環状台座部(110)の外周面上方位置に、口栓(10)を液体用紙容器(20)の口栓取付孔(21)に取り付けるときに必要な仮止め突起を、周方向へ等間隔に複数箇設け、環状台座部の外周面下端に、容器に熱融着させるフランジ(140)を周設するものである。また、スパウトは、通常、封鎖板に
形成する環状薄肉脆弱線が破断可能な低密度ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂を用いて、射出成形法により作製するものである。
キャップ(200)は、図1に示すように、天板と周壁とからなり、天板(210)の下面に、スパウトを封止するインナー封止リング(211)(外周面をスパウト口部内周面に密接)を垂設し、周壁(220)の内周面に、スパウトとの雌ねじ(221)を設けるものである。なお、キャップは、通常、適度の剛性をもつポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を用いて、射出成形法により作製するものである。
容器(20)への口栓(10)の取り付けは、図1に示すように、容器の口栓取付孔(21)から口栓のスパウト(100)の環状台座部(110)より上方部分を突出させて、超音波シール法により容器の内面とスパウトのフランジ(140)の上面とを熱融着するものである。
そして、図1に示す本実施形態のプルリング付口栓(10)を取り付けた容器を開封するときには、まず、キャップ(200)を取り外し、スパウト(100)の注出筒(120)の内側に収容されているプルリング(134)に指先を引っ掛けて上方へ引っ張って、封鎖板(130)の環状薄肉脆弱線(132)を引き裂いて開口するものである。開口したスパウトは、使用したのちに、キャップを注出筒に螺着させて再封止するものである。
なお、本発明のプルリング付口栓のプルリングの構造は、プルリングで開封する、例えば、プルリング付ヒンジキャップやプルリング付中栓のプルリングの構造に適用することができる。
本発明の一実施形態のプルリング付口栓の構造を示す断面図である。 図1のA−A’線断面図ある。 開封するためにプルリングに指先を入れたときの、本発明の一実施形態のプルリング付口栓におけるプルリングの沈みを示す説明図である。 開封するためにプルリングに指先を入れたときの、従来の一例のプルリング付口栓におけるプルリングの沈みを示す説明図である。 従来の一例のプルリング付口栓の構造を示す断面図である。 従来のプルリング付口栓の他の一例のプルリングの形状を示す断面図である。 一例の液体用紙容器の斜視図である。
符号の説明
10……口栓
20……容器
21……口栓取付孔
22……傾斜板
23……胴部
100……スパウト
110……環状台座部
111……仮止め突起
120……注出筒
121……雄ねじ
130……封鎖板
131……環状切込み
132……環状薄肉脆弱線
133……支柱
134……プルリング
135……プルリング沈み防止突部
136……支柱補強リブ
140……フランジ
200……キャップ
210……天板
211……インナー封止リング
220……周壁
221……雌ねじ

Claims (2)

  1. 容器の注出口に取り付けられたスパウトと、このスパウトに装着されるキャップとからなり、スパウトの注出筒の内側下方を封鎖板を設けて封止し、この封鎖板の開口予定位置に環状薄肉脆弱線を形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍位置の一側に、上端部から対向側へプルリングを接続する支柱を立設するプルリング付口栓において、支柱の上端部から対向側を上方へ傾斜させてプルリングを接続し、かつ、プルリングの左右両側の下方に対向させてプルリング沈み防止突部を垂設したことを特徴とするプルリング付口栓。
  2. 容器の注出口に取り付けられたスパウトと、このスパウトに装着されるキャップとからなり、スパウトの注出筒の内側下方を封鎖板を設けて封止し、この封鎖板の開口予定位置に環状薄肉脆弱線を形成し、この環状薄肉脆弱線の内側近傍位置の一側に、上端部から対向側へプルリングを接続する支柱を立設するプルリング付口栓において、支柱の先端部をV字状に形成し、その両側端から対向側を上方へ傾斜させてプルリングを接続し、かつ、プルリングの左右両側の下方に対向させてプルリング沈み防止突部を垂設したことを特徴とするプルリング付口栓。
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JP2010126222A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd 指掛けリング
JP2014084141A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Toppan Printing Co Ltd 注出口栓および包装容器

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