JP5000425B2 - 注出筒を有するプラスチックキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、注出筒を有するプラスチックキャップに関するものであり、より詳細には、容器内容液の注ぎ出し用案内となる注出筒をキャップ本体の頂板部に備えており、この注出筒の上端に、外方に突出したクチバシ状注出部が注ぎ口として形成されているプラスチックキャップに関するものである。
容器内容液の注ぎ出し用案内となる注出筒を備えたプラスチックキャップは、広く使用されている。このような注出筒付プラスチックキャップの代表的なものは、例えば容器口部に固定されるキャップ本体と、該キャップ本体に開閉可能にヒンジ連結された上蓋とからなり、該キャップ本体に注出筒が設けられた構造を有している。即ち、キャップ本体は、筒状側壁と、該筒状側壁の上端を閉じるようにして形成されている頂板部とを有しており、この頂板部の上面に注出筒が形成されており、頂板部の注出筒で囲まれた部分には、無端状のスコアで区画された開口予定部が形成されている。容器口部に固定されているキャップ本体の上記スコアを引裂くことにより開口が形成され、この開口を通して容器内容液の注ぎ出しを行うと、注ぎ出された液は、注出筒の壁面に沿って流れ、飛び散り等を生じることなく、スムーズに内容液の注ぎ出しが行われることとなる。
上記のような注出筒においては、一般に、その上端の少なくとも一部は、注出筒の付け根部分よりも外方に突出して注ぎ口となっており、該注ぎ口では、その上端部分が、ラッパ状に外方に湾曲しているが、最近では、注出筒の上端に、外方に大きく突出したクチバシ状注出部を形成し、このようなクチバシ状注出部を注ぎ口とすることが提案されており、クチバシ状注出部の形成により液切れ性が高められることが知られている(特許文献1、2参照)。
特開2003−40299号公報 特開2004−352284号公報
しかしながら、特許文献1,2のように注出筒にクチバシ状注出部が設けられたプラスチックキャップは、液切れ性が良好であるというものであるが、多量の液を注ぎ出す場合及び少量の液を注ぎ出す場合の何れにおいても同じクチバシ状注出部から液の注ぎ出しが行われるため、液量の調整を行い難いという問題がある。例えば、多量の液を注ぎ出す場合に液の絞りが効果的に行われるようにクチバシ状注出部の大きさが設定されている場合には、少量の液を注ぎ出すときにクチバシ状注出部での絞りが効果的に行われず、一般の需要者は一定量の液を注ぎ出し難いという問題がある。また、少量の液を注ぎ出す場合に液の絞りが効果的に行われるようにクチバシ状注出部の大きさが設定されている場合に、多量の液を注ぎ出す場合には、クチバシ状注出部が効果的に機能せず、液切れ性があまり期待できないという問題がある。このように、一般需要者の利便性を考えると、未だ改善の余地がある。
従って、本発明の目的は、多量の内容液を注ぎ出す場合及び少容量の内容液を注ぎ出す場合の何れにおいても、液量の調整が容易であり且つ優れた液切れ性を発揮することができ、一般需要者の利便性が向上した注出筒付プラスチックキャップを提供することにある。
本発明によれば、容器口部に固定されるキャップ本体と、該キャップ本体に開閉可能に装着される上蓋とからなり、キャップ本体は、頂板部と頂板部の周縁部から降下したスカート部とを備えていると共に、該頂板部には、容器内容液を注ぎ出すための開口或いは開口予定部が形成されており、該頂板部の上面には、該開口或いは開口予定部の外側部分に、容器内容液の注ぎ出し用案内となる注出筒が形成されている注出筒付プラスチックキャップにおいて、
前記注出筒の上端部分には、周方向に適当な間隔をおいて、外方に傾斜して突出しているクチバシ状注出部が複数形成されており、
前記注出筒の内面の下端部分は、略円筒状のシール面となっており、
前記クチバシ状注出部のそれぞれには、前記シール面の上端部分からクチバシ状注出部上端まで延びている溝が内面に形成されており、
前記複数のクチバシ状注出部に形成されている前記溝は、互いに異なる周方向幅を有し
前記開口或いは前記開口予定部は、前記キャップ本体の中心から前記クチバシ状注出部に向かって延びている注出液絞り領域を有しており、該注出液絞り領域は対応する溝の周方向幅と同程度の幅を有していることを特徴とする注出筒付プラスチックキャップが提供される。
本発明においては、
(1)前記クチバシ状注出部として、多量注出用のものと少量注出用のものとの少なくとも2個が形成されており、該多量注出用クチバシ状注出部に形成されている前記溝は、該少量注出用クチバシ状注出部に形成されている前記溝に比して、大きな周方向幅を有していること、
(2)前記クチバシ状注出部として、さらに中量のものが形成されており、該中量注出用クチバシ状注出部に形成されている前記溝は、前記多量注出用クチバシ状注出部に形成されている前記溝よりも小さく且つ前記少量注出用クチバシ状注出部に形成されていること、
が好ましい。
本発明のプラスチックキャップにおいては、外方に突出したクチバシ状注出部が注出筒上端の複数箇所に形成されており、クチバシ状注出部のそれぞれには、前記シール面の上端部分からクチバシ状注出部上端まで延びている溝が形成されており、各溝は、互いに異なる周方向幅を有している点に顕著な特徴を有するものである。即ち、複数のクチバシ状注出部のそれぞれに形成されている溝は、注ぎ出される液を絞るという作用を有しており、このような溝により、クチバシ状注出部から適量の液を注ぎ出すことができるというものであるが、各クチバシ状注出部に形成されている溝の周方向幅が異なっているため、一般に需要者は、注ぎ出す液量に応じて、適当な周方向幅を有しているクチバシ状注出部から液の注ぎ出しを行うことにより、液量の調整を容易に行うことができ、しかも常に良好な液切れ性が維持されるのである。例えば、多量の液を注ぎ出す場合には、大きな周方向幅を有している溝が形成されているクチバシ状注出部を使用し、少量の液を注ぎ出す場合には、小さな周方向幅を有している溝が形成されているクチバシ状注出部を使用すればよいのである。このように、本発明の注出筒付キャップは、優れた利便性を有している。
また、容器内容液を注ぎ出す開口予定部が、前記キャップ本体の中心からクチバシ状注出部に向かって延びている注出液絞り領域を有しており、該注出液絞り領域は対応する溝の周方向幅と同程度の幅を有しているため、何れのクチバシ状注出部を用いても効果的に注出液の絞りを行うことができ、各クチバシ状注出部に形成されている溝の大きさに応じた液量で注出を安定に行うことが可能となる。
また、クチバシ状注出部の内面は、ほぼ垂直のシール面の上端から外方に傾斜している傾斜面となっており、この傾斜面に上記の溝が形成されているため、容器を大きく傾けなくとも液の注ぎ出しを行なうことができる。
本発明を、以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の注出筒付プラスチックキャップの一例を、上蓋を閉じた状態で示す側断面図であり、
図2は、図1のプラスチックキャップにおけるキャップ本体の平面図であり、
図3は、図2のキャップ本体の側断面図(A−A断面図)であり、
図4は、図1に示された注出筒付プラスチックキャップの要部であるクチバシ状注出部を拡大して示す平面図であり、
図5は、図4に示された要部の側断面図であり、
図6は、本発明の注出筒付プラスチックキャップの他の例を、上蓋を開放した状態で示す平面図である。
図1乃至図3を参照して、このキャップは、キャップ本体1と、キャップ本体1にネジ締結される上蓋2とからなっており、キャップ本体1及び上蓋2は、それ自体公知の合成樹脂、例えば、低−、中−または高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、アイソタクティックポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、ポリブテン−1、エチレン−ブテン−1共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のオレフィン系樹脂や、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、ABS樹脂、熱可塑性ポリエステル、ポリアミド等を用いての射出成形等により成形されたものである。
キャップ本体1は、頂板部5と、頂板部5の周縁部から垂下しているスカート部6とを有しており、頂板部5の上面の周縁部分には、係止用筒7が設けられており、この係止用筒7の外面には、螺条7aが形成されている。即ち、この螺条7aを用いてのネジ締結により、上蓋2はキャップ本体1に装着されるものである。
キャップ本体1のスカート部6の内面には、係止突起8が形成されており、また、頂板部5の内面の周縁部分には、スカート部6とは間隔を置いて下方に延びているインナーリング9が形成されている。即ち、このインナーリング9とスカート部6との間の空間に容器口部(図示せず)が嵌め込まれ、且つ係止突起8と容器口部の外面との係合により、キャップ本体1は、容器口部にしっかりと固定されるものである。
また、スカート部6には、その厚み部分に上端から下方に向かって延びているスリット10が形成されており、かかるスリット10によって、スカート部6は、内側壁6aと外側壁6bとに区画された2重壁構造となっており、図1及び図3に示されているように、内側壁6aと外側壁6bとは下端で連なっている。このようにスカート部6を2重壁構造とすることにより、キャップの分別廃棄に際して、キャップを容器口部から容易に取り除くことが可能となる。
キャップ本体1の頂板部5の外面には、係止用筒7よりも背の高い注出筒11が形成されている。この注出筒11は、内容液を注ぎ出す際に注ぎ出される液の案内となるものである。また、図1に示されているように、頂板部5の注出筒11の内側となる部分には、注出用開口を形成するための無端状スコア12が形成されており、無端状スコア12の内側となる領域に形成された支柱13を介してスコア破断用タブリング15が設けられている。即ち、このタブリング15を引っ張り上げることにより、スコア12が破断し、頂板部5に注出用開口が形成され、この注出用開口を介して容器内容液の注ぎ出しが行われるようになっている。
また、注出筒11の内面の下端部分は、略円筒形状のシール面17となっている。即ち、このシール面17は、全周に渡って凹凸のないフラットな面であり、略直立しており、上蓋2を閉じたとき、このシール面17に上蓋2の一部が密着し、スコア12を破断して注出用開口が形成された後の密封性が確保されるようになっている。
一方、上蓋2は、天板20と、天板20の周縁部から延びている筒状側壁21とから形成されており、天板20の内面には、シール用リング23が形成されている。この筒状側壁21の内面には、前述した係止用筒7の螺条7aとネジ係合する螺条21aが形成されており、この両者のネジ係合により上蓋2はキャップ本体1に装着されて閉蓋される。また、このようにして上蓋2を閉じたとき、シール用リング23の外面が注出筒11の内面下方のシール面17に密着し、この密着により、スコア12の破断により注出用開口を形成した後のシール性が確保される。
本発明においては、特に図2の平面図から明らかなように、上記注出筒11には、3箇所の位置に、上端部分の一部が外方に傾斜しており、三角形状に外方に突出したクチバシ状注出部30,31,32が形成されている。クチバシ状注出部30は、比較的多量の液を注ぎ出す際に使用されるものであり、その内面に溝30aが形成されており、以下、多量注出用クチバシ状注出部30と呼ぶ。また、クチバシ状注出部31は、中量の液を注ぎ出す際に使用されるものであり、その内面に溝31aが形成されており、以下、中量注出用クチバシ状注出部31と呼び、さらに、クチバシ状注出部32は、少量の液を注ぎ出す際に使用されるものであり、その内面に溝32aが形成されており、以下、少量注出用クチバシ状注出部32と呼ぶ。
上記のクチバシ状注出部30〜32は、その内部に形成されている各溝30a〜32aの大きさが異なっている点を除けば、基本的には同じ構造である。従って、図4及び図5には、その代表例として、多量注出用クチバシ状注出部30についての拡大表面図及び拡大断面図を示した。
図4及び図5に示されているように、かかる各クチバシ状注出部30〜32の内面の下方部分(クチバシ状注出部30〜32が形成する三角形の底辺部分に相当)は、前記シール面17の上端部分に位置しており、各クチバシ状注出部30〜32の内面は、この部分から上方に向かって傾斜した傾斜面Yとなっている。このように注出筒11の付け根部分よりも外方に大きく突出しているクチバシ状注出部30〜32は注ぎ口となり、この部分から内容液を注ぎ出すことにより、内容液の注ぎ出しをスムーズに行うことができるようになっている。
また、上記のクチバシ状注出部30〜32においては、その上端が薄肉となっており、ラッパ状に外方に湾曲している。即ち、クチバシ形状に加えて、このようにラッパ状に湾曲させることにより、この部分での液の付着が抑制されて液切れ性が向上し、内容液の注ぎ出し終了時の液垂れを有効に防止することができる。
本発明においては、上記のようなクチバシ状注出部30〜32のそれぞれについて、その内面の傾斜面Yに溝30a〜32aが形成されているが、これらの溝30a〜32aは、前述したシール面17の上端部分からクチバシ状注出部30〜32の上端まで延びている。しかも、本発明において、最も重要な特徴は、各クチバシ状注出部30〜32に形成されている溝は、それぞれ異なる周方向幅を有している点にあり、多量注出用クチバシ状注出部30に形成されている溝30aは、最も大きな周方向幅wを有しており、中量注出用クチバシ状注出部31に形成されている溝31aの周方向幅wは、溝30aよりも小さく、少量注出用クチバシ状注出部32に形成されている溝32aの周方向幅wは、さらに小さい(図2参照)。即ち、溝30a〜32aの周方向幅は、w>w>wの関係にある。
このように、本発明においては、周方向幅の異なる溝を有するクチバシ状注出部が複数形成されているため、クチバシ状注出部30〜32の何れから内容液を注ぎ出す場合にも液が効果的に絞られるばかりか、注ぎ出しに使用するクチバシ状注出部の溝の周方向幅に応じた液幅で内容液の注ぎ出しが行われる。具体的には、多量注出用クチバシ状注出部30から液の注ぎ出しを行う場合には、最も大きな液幅で内容液の注ぎ出しを行うことができるため、多量の内容液の注ぎ出しを効果的に行うことができる。また、少容量注出用クチバシ状注出部32から液の注ぎ出しを行う場合には、最も小さな液幅で内容液の注ぎ出しを行うことができるため、少量の内容液の注ぎ出しを効果的に行うことができる。さらに、中量注出用クチバシ状注出部31から液の注ぎ出しを行う場合には、中間の液幅で内容液の注ぎ出しを行うことができるため、中量の内容液の注ぎ出しを効果的に行うことができる。従って、本発明によれば、注ぎ出す内容液の液量に応じて、クチバシ状注出部を選択することができるため、注出する量の調整が容易であり、極めて利便性に優れている。
また、本発明において、各クチバシ状注出部に形成されている溝30a〜32aは、ほぼ垂直のシール面17の上端から外方に傾斜している傾斜面Y(クチバシ状注出部の内面)に形成されているため、容器を必要以上に大きく傾けずに内容液の注出を行うことができるという利点もある。
本発明において、前記溝30a〜32aが形成されるクチバシ状注出部の内面Y、即ち傾斜面は、図5の側断面図に示されているように、注出筒11の高さhの少なくとも半分以上にわたって形成されていることが好適である。即ち、傾斜面Yの領域が短いと、液の注ぎ出しに際して容器を大きく傾けることが必要となってしまうなどの不都合を生じてしまうからである。また、この傾斜面Y内に形成される溝30a〜32aの長さも短くなってしまい、各溝30a〜32aによる絞り効果も半減してしまう。
また、上記の傾斜面Yの傾斜角θ(図5参照)は、液の注ぎ出し性やキャップ成形後の型抜き性を考慮して、10乃至55度程度の大きさとすることが好適である。
また、図2を参照して、頂板部5に形成されているスコア12によって画定される開口予定部は、各クチバシ状注出部30〜32に対面する側の部分が各溝30a〜32aの周方向幅に対応する幅を有する注出液絞り領域Z〜Zを有している形状であることが好ましい。即ち、図2に示されているように、スコア12によって画定される開口予定部の形状は、キャップの中心Oから各クチバシ状注出部30〜32に向かって延びている注出液絞り領域Z〜Zを有しており、注出液絞り領域Zは、多量注出用クチバシ状注出部30の溝30aの周方向幅wと同程度の幅を有しており、注出液絞り領域Zは、中量注出用クチバシ状注出部31の溝31aの周方向幅wと同程度の幅を有しており、注出液絞り領域Zは、少容量注出クチバシ状注出部32の溝32aの周方向幅wと同程度の幅を有している。即ち、このような形状の注出液絞り領域Z〜Zを形成させることにより、スコア12を引き裂いて形成される開口から容器内容液の注出を行う場合、30〜32で示される何れのクチバシ状注出部を用いても効果的に注出液の絞りを行うことができ、各クチバシ状注出部に形成されている溝30a〜32aの大きさに応じた液量で注出を安定に行うことが可能となる。
また、上述した例では、注出筒11の上端にはクチバシ状注出部が3つ(30〜32)設けられているが、3個に限定されるものではなく、例えば、多量注出用クチバシ状注出部30と少量注出用クチバシ状注出部32との2つのクチバシ状注出部を注出筒11の上端に形成することもできるし、また、多量注出用クチバシ状注出部30と中量注出用クチバシ状注出部31、或いは中量注出用クチバシ状注出部31と少量注出用クチバシ状注出部32との2つのクチバシ状注出部を注出筒11の上端に形成することもできるし、大きさの異なる溝を備えたクチバシ状注出部を、さらに形成することも可能である。
各クチバシ状注出部に形成されている溝30a〜32aの周方向幅の具体的な大きさは、キャップの大きさやキャップが装着される容器の用途などに応じて適宜設定されるが、一般的には、溝30a〜32a間の大きさの差が目視で明確に認識し得る程度に設定されていることが、利便性の点で好適である。
さらに、上蓋2がネジ係合によりキャップ本体に装着されるタイプの上述したキャップでは、液の注ぎ出し方向が上蓋2により制限されないため、クチバシ状注出部30〜32の位置は任意であるが、一般的には、適宜の間隔でバランスよく配置されていることが、見映えなどの点から好適である。
上述した本発明は、上蓋がキャップ本体にヒンジ連結されるヒンジキャップにも、勿論、適用できる。このようなヒンジキャップの例を図6に示した。
図6の平面図において、上蓋2は、スカート部6の上端部分にヒンジ連結されている。具体的には、上蓋2は、周方向に間隔を置いて設けられている一対のヒンジ連結バンド50a,50aにより、スカート部6の上端より若干下方に連結され、さらに、該ヒンジ連結バンド50a,50aの間に設けられているヒンジ連結部50bにより、スカート部6の上端に連結されている。このようにしてスカート部6にヒンジ連結されている上蓋2を旋回することにより、キャップ本体1の頂板部5は、上蓋2によって閉じられる。
キャップ本体1は、基本的には、図1等で示されているものと同じ構造を有しているが、図6のキャップ本体では、閉じられた上蓋2を安定に保持固定し得るように、係止用筒7の代わりに、背の低い周状突起51が形成されている。また、キャップ本体1の注出筒11は、上蓋2とヒンジ連結されている部分側が低くなっており(この背の低い部分は11aで示されている)、上蓋2を閉じる際に、注出筒11が邪魔にならないようになっている。
さらに、図6の上蓋2においては、図1のキャップと同様、天板20の内面にシール用リング23が形成されており、上蓋2を閉じたとき、このシール用リング23の外面が注出筒11の内面下方のシール面17に密着し、この密着により、スコア12の破断により注出用開口を形成した後のシール性が確保されるようになっている。この場合、注出筒11のヒンジ連結部側部分が背が低くなっているため、この上蓋2を閉じる際にシール用リング23はスムーズに注出筒11内に入り込み、シール面17と密着することとなるわけである。
また、図6の上蓋2では、筒状側壁21の下端面の先端部側(ヒンジ連結部50とは反対側部分)に、小突起21aが適当な間隔で設けられている。即ち、内容液の注出を行ったとき、キャップ本体1の頂板部5の上面の周縁部分(特にヒンジ連結部50bとは反対側部分)には、注ぎ出された液が付着する場合がある。このような場合、上蓋2を閉じた時に、筒状側壁21の下端面が全体にわたって頂板部5の上面の周縁部分に密着してしまうと、付着している液がはじき飛ばされてしまい、周囲を汚してしまうなどの不都合を生じることがある。しかるに、上記のような小突起21aを形成しておけば、付着した液のはじき飛ばしを有効に回避することができる。
尚、筒状側壁21の下端面のヒンジ連結部50b側には、上記のような小突起21aの形成により傾きを回避するための高さ調整用の弧状突起21bが形成されている。
上記のようなヒンジキャップにおいて、注出筒11の上端には、図1〜図5のキャップと同様、3つのクチバシ状注出部、即ち、多量注出用クチバシ状注出部30、中量注出用クチバシ状注出部31及び少量注出用クチバシ状注出部32が形成されており、各クチバシ状注出部には、それぞれ、溝30a〜32aが形成されている。また、このヒンジキャップにおいても、スコア12によって画定される開口予定部の形状は、キャップの中心Oから各クチバシ状注出部30〜32に向かって各溝と同程度の幅で延びている注出液絞り領域Z〜Zを有している。
ところで、ネジタイプのキャップとは異なり、ヒンジキャップでは、上蓋2がキャップ本体1にヒンジ連結されているため、容器内容液の注ぎ出し方向が制限される。注ぎ出し方向によっては、上蓋2が液の注ぎ出しの邪魔となるからである。このため、図6のキャップでは、ヒンジ連結部50bの中心を通るキャップ中心線Xと直交するキャップ中心線Xに対して、上蓋2とは反対側に位置する領域に3つのクチバシ状注出部30〜32の全てが設けられている。このような配置とすることにより、クチバシ状注出部30〜32の何れを利用して液の注ぎ出しを行う場合にも、上蓋2が邪魔とならずに液の注ぎ出しを行うことが可能となるからである。
また、ヒンジキャップでは、ヒンジ連結部50bとは正反対側の部分が、上蓋2が邪魔とならずに最も液の注ぎ出しを行い易い部分である。従って、この部分(即ち、キャップ中心線X上の部分)に、最も頻繁に利用されるクチバシ状注出部を形成することが好ましく、図6では、中量注出用クチバシ状注出部31が、この部分に形成されている。従って、容器の用途に応じて、多量注出用クチバシ状注出部30が最も頻繁に使用されるときには、キャップ中心線X上の部分に多量注出用クチバシ状注出部30を形成することができるし、少量注出用クチバシ状注出部32が最も頻繁に使用されるときには、キャップ中心線X上の部分に少量注出用クチバシ状注出部32を形成すればよい。
さらに、上述したヒンジキャップでは、上蓋2とは反対側に位置する領域に3つのクチバシ状注出部30〜32の全てが設けられているため、スコア12によって画定される開口予定部に注出液絞り領域Z〜Zを形成させた場合、キャップの中心Oから、キャップ中心線Xに沿ってヒンジ連結部50b側に延びている幅狭の引き裂き開始領域Zを形成し、この領域Z内にスコア破断用タブリング15を支持している支柱13を設けることが好ましい。これにより、タブリング15を引っ張ってのスコア12の引き裂きを容易に行うことができるばかりか、この領域Zが空気孔となって、内溶液の注ぎ出しを円滑に行うことが可能となる。
尚、上述した図1〜図6の具体例では、スコア12により開口予定部が形成されており、スコア12を引き裂くことにより注出用の開口が形成されるが、このようなスコア12を形成せず、初めから注出用の開口を形成しておくことも勿論可能である。
上述した複数のクチバシ状注出部を有する本発明のキャップでは、注出する液の量に応じて注ぎ出しを行うクチバシ状注出部を選択できるため、注出する液量の調整を用意に行うことができ、優れた利便性を有している。
本発明の注出筒付プラスチックキャップの一例を、上蓋を閉じた状態で示す側断面図。 図1のプラスチックキャップにおけるキャップ本体の平面図。 図2のキャップ本体の側断面図(A−A断面図)。 図1に示された注出筒付プラスチックキャップの要部であるクチバシ状注出部を拡大して示す平面図。 図4に示された要部の側断面図。 本発明の注出筒付プラスチックキャップの他の例を、上蓋を開放した状態で示す平面図。
符号の説明
1:キャップ本体
2:上蓋
11:注出筒
17:シール面
30:多量注出用クチバシ状注出部
31:中量注出用クチバシ状注出部
32:少量注出用クチバシ状注出部
30a〜32b:各クチバシ状注出部に形成された溝部

Claims (3)

  1. 容器口部に固定されるキャップ本体と、該キャップ本体に開閉可能に装着される上蓋とからなり、キャップ本体は、頂板部と頂板部の周縁部から降下したスカート部とを備えていると共に、該頂板部には、容器内容液を注ぎ出すための開口或いは開口予定部が形成されており、該頂板部の上面には、該開口或いは開口予定部の外側部分に、容器内容液の注ぎ出し用案内となる注出筒が形成されている注出筒付プラスチックキャップにおいて、
    前記注出筒の上端部分には、周方向に適当な間隔をおいて、外方に傾斜して突出しているクチバシ状注出部が複数形成されており、
    前記注出筒の内面の下端部分は、略円筒状のシール面となっており、
    前記クチバシ状注出部のそれぞれには、前記シール面の上端部分からクチバシ状注出部上端まで延びている溝が内面に形成されており、
    前記複数のクチバシ状注出部に形成されている前記溝は、互いに異なる周方向幅を有し
    前記開口或いは前記開口予定部は、前記キャップ本体の中心から前記クチバシ状注出部に向かって延びている注出液絞り領域を有しており、該注出液絞り領域は対応する溝の周方向幅と同程度の幅を有していることを特徴とする注出筒付プラスチックキャップ。
  2. 前記クチバシ状注出部として、多量注出用のものと少量注出用のものとの少なくとも2個が形成されており、該多量注出用クチバシ状注出部に形成されている前記溝は、該少量注出用クチバシ状注出部に形成されている前記溝に比して、大きな周方向幅を有している請求項1に記載の注出筒付プラスチックキャップ。
  3. 前記クチバシ状注出部として、さらに中量のものが形成されており、該中量注出用クチバシ状注出部に形成されている前記溝は、前記多量注出用クチバシ状注出部に形成されている前記溝よりも小さく且つ前記少量注出用クチバシ状注出部に形成されている前記溝よりも大きな周方向幅を有している請求項2に記載の注出筒付プラスチックキャップ。
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