JP2510272Y2 - テトラ状包装体 - Google Patents

テトラ状包装体

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JP2510272Y2
JP2510272Y2 JP1989143324U JP14332489U JP2510272Y2 JP 2510272 Y2 JP2510272 Y2 JP 2510272Y2 JP 1989143324 U JP1989143324 U JP 1989143324U JP 14332489 U JP14332489 U JP 14332489U JP 2510272 Y2 JP2510272 Y2 JP 2510272Y2
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tetra
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sealing
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shaped packaging
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、たとえば、砂糖や粉末コーヒーのような固
形粒状体を封入するために使用されるテトラ状包装体に
関する。
(従来の技術) 一般に、砂糖や粉末コーヒーのような固形粒状体を封
入する包装体は、セロフアンフイルムを素材とした三方
シール方式のものが多いが、セロフアンフイルムは防湿
性に欠けるために、封入される内容物に制限がある。
そこで、防湿性や空気遮断性に富むラミネートフイル
ムを素材とした包装体が開発されたが、ラミネートフイ
ルムは引き裂き強度が大きいので、封入した内容物を取
り出すために開封する際に、はさみやナイフを必要とし
たり、別途開封手段をシール部に設けなければならな
い。
一方、三方シール方式の包装体に比べて包装材料の使
用量が少なくかつばら包装可能なテトラ状包装体が開発
されている。
(考案が解決しようとする課題) テトラ状包装体をラミネートフイルムで構成した場合
には、テトラ状包装体を三方シール方式のようにシール
部から真っ直ぐ切り開こうとすると、シール部の切り開
く位置によっては、切り開く時に、封入した内容物がこ
ぼれだしてしまうことがある。
本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、封入し
た内容物を取り出すために開封する際に、内容物がこぼ
れださないようにしたテトラ状包装体を提供することを
目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案のテトラ状包装体は、一端側封着部に対して他
端側封着部が直交する方向に位置するテトラ状包装体に
おいて、テトラ状包装体本体をよこ方向性フイルムを備
えた複合フイルムで形成するとともに、封着部を複合フ
イルムの切り裂き容易方向と平行に位置するように設
け、この封着部端部を波形カットとしたことを特徴とす
る。
(作用) 本考案のテトラ状包装体においては、テトラ状包装体
本体を形成する複合フイルムがよこ方向の切り裂きを容
易とする特性を備えているので、封着部を波形カット部
から開封すると、封着部を開封した切断線はテトラ状包
装体本体で横方向に曲げられて封着部と平行に延びるの
で、開封部が大きくなって、その開封部から内容物がこ
ぼれだすことがほとんどない。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面につき説明する。
第1図において、符号1はテトラ状包装体を示し、こ
のテトラ状包装体1の本体部分1aは、よこ方向の切り裂
き容易特性を備えた複合フイルム2を包装体素材とし、
一端側開口部をヒートシールすることで一端側封着部3
を形成するとともに、他端側開口部をヒートシールして
形成される他端側封着部4を、上記一端側封着部3に対
して直交するように位置することで、四面体を形成スル
ようにしている。
上記複合フイルム2は、第2図に示すように、片面シ
ーラブルの延伸ポリプロピレン5(25ミクロン)と、ア
ルミニウム箔6(7ミクロン)と、よこ方向性の延伸ポ
リプロピレン7(25ミクロン)と、ポリプロピレンの押
し出しラミネート8(15ミクロン)のラミネートフイル
ムである。
一方、上記両封着部3および4の端部には波形カット
9、10が形成されている。この波形カット9、10は、ヒ
ートシールされた封着部を開封するための導入部として
作用する。
すなわち、テトラ状包装体1では、本体部分の切り裂
きを容易にする方向Aは、封着部3、4に設けた波形カ
ット9、10の延びる方向に平行になるように設定されて
いる。
しかして、砂糖や粉末コーヒーを封入したテトラ状包
装体1を開封するには、封着部3の開封位置の両側部分
を持って、互いに反対の方向に力を加えると、開封位置
にある波形カット9が開封導入部として作用し、この部
分で封着部3は開封される。封着部3を開封した切断線
11は、第3図に示すように、テトラ状包装体1の本体部
分1aに連続して延びるが、テトラ状包装体1の本体部分
1aは封着部3を開封したこの切断線11に対して直交する
方向に切り裂き容易となっているので、テトラ状包装体
1の本体部分1aに至った切断線11は、符号12で示す方向
に変え、波形カット9の延びる方向に延びて本体部分1a
の端縁まで延びる。これにより、テトラ状包装体1に開
封部が形成され、この開口部から内容物が取り出され
る。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、テトラ状包装体本
体をよこ方向性フイルムを備えた複合フイルムで形成
し、封着部を複合フイルムの切り裂き容易方向と平行に
位置するように設け、この封着部端部に波形カット部を
設けたので、開封に際して、開口部から内容物がこぼれ
てしまうことがほとんどなく、また、開口の大きさを必
要に応じて変動することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるテトラ状包装体の全体斜視図、第
2図は包装体素材の拡大断面図、第3図はテトラ状包装
体の開封状態を示す図である。 1…テトラ状包装体、1a…テトラ状包装体本体、3、4
…封着部、7…よこ方向性延伸ポリプロピレン、9、10
…波形カット部、11、12…切断線。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端側封着部に対して他端側封着部が直交
    する方向に位置するテトラ状包装体において、テトラ状
    包装体本体をよこ方向性フイルムを備えた複合フイルム
    で形成するとともに、封着部を複合フイルムの切り裂き
    容易方向と平行に位置するように設け、この封着部端部
    を波形カットとしたことを特徴とするテトラ状包装体。
JP1989143324U 1989-12-12 1989-12-12 テトラ状包装体 Expired - Fee Related JP2510272Y2 (ja)

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