JPH08217090A - ピロ−包装袋およびその包装体の製造法 - Google Patents
ピロ−包装袋およびその包装体の製造法Info
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Abstract
なリクロ−ズ性を有するピロ−包装袋を提供することを
目的とする。 【構成】 ピロ−包装袋の背貼り部分のシ−ル部を従来
の、単に、直線状のシ−ル部に代えて、これをコ字形の
シ−ル部とすることによって、背貼り部分を大きくし、
かつこれを折り返すだけでフィルムの折り返し適性を発
揮させて簡易なリクロ−ズ性を有するピロ−包装体を製
造することからなるものである。
Description
有するピロ−包装袋に関するものであり、更に詳しく
は、一度開封した後に、完全な密閉性は必要としないが
簡易なリクロ−ズ性を要求される内容物に対して有用な
ピロ−包装袋に関するものである。
るために、合成樹脂のフィルムを使用してその三方ない
し四方をヒ−トシ−ルして種々の軟包装袋が提案されて
いる。それらの包装袋の一つとし、いわゆるピロ−包装
袋が知られている。これは、巻き取りロ−ルから原反フ
ィルムを間欠的に供給して、該原反フィルムを合掌状に
重ね合わせてそれを背貼り、底貼りしながら内容物を充
填し、しかる後底貼り部のシ−ル部をそのセンタ−でカ
ットして包装体を製造するものである。このようにして
製造された包装体の開封に当たっては、通常、包装体の
端部に開封用のノッチ等を設けて、該ノッチ部分からフ
ィルムを引き裂いて開封している。
ピロ−包装体における開封方法では、単に、ノッチ部分
からフィルムを引き裂くだけであるから、開封部分が大
きく開いてしまうため、リクロ−ズ性が全く不可能であ
ると言う欠点がある。また、通常、リクロ−ズ性が要求
される場合、例えば、簡便な方法として、開封部分にラ
ベル等を使用しその再シ−ル性を利用してリクロ−ズさ
せているが、ラベル等を使用すること自体煩雑で、余分
な部材を使用しなければならないと言う欠点がある。あ
るいは、密閉性をより良好なものとするために、例え
ば、チャック等を使用することも提案されているが、こ
れも余分な部材を使用しなければならないと言う欠点が
あるものである。そこで、本発明は、ピロ−包装袋のリ
クロ−ズ性を改良し、簡易なリクロ−ズ性を有するピロ
−包装袋を提供することを目的とするものである。
点を解決すべく鋭意研究の結果、ピロ−包装体の背貼り
部分のシ−ル部を、従来、単に、直線状のシ−ル部であ
ったものを、これをコ字形のシ−ル部に変えることによ
って、背貼り部分を大きくし、かつこれを折り返すだけ
で簡易なリクロ−ズ性を有するピロ−包装体を製造し得
ることを見出して本発明を完成したものである。
装袋において、背貼り部分のシ−ル部をフィルムとフィ
ルムとのヒ−トシ−ル面を合掌状に重ね合わせその上
部、側端部および下部をコ字形の熱溶着部としたことを
特徴とするピロ−包装袋に関するものである。
ムとフィルムとのヒ−トシ−ル面を合掌状に重ね合わせ
てその折り返し部分に折罫線、またはこれと点状の熱溶
着部または線状の熱溶着部を併設したことを特徴とする
ピロ−包装袋に関するものである。
から原反フィルムを供給し、次いでこれをフォ−マでそ
のフィルムとフィルムの側端部でそのシ−ル面を対向さ
せて合掌状に重ね合わせ、しかる後一個分の包装体を構
成するに相当する部分であって、その重ね合わされた側
端部の上部、側端部および下部をコ字形にシ−ルして熱
溶着部を形成し、かつ上記の下部の熱溶着部を底部とし
て底貼りし、次いで内容物を充填し、更に原反フィルム
を送って上記の側端部の上部の熱溶着部が底部となるよ
うにして該上部の熱溶着部を底部として底貼りし、次い
で該底貼り部の熱溶着部をそのセンタ−でカットしてな
ることを特徴とするピロ−包装体の製造法に関するもの
である。
フィルムを供給し、次いでこれをフォ−マでそのフィル
ムとフィルムの側端部でそのシ−ル面を対向させて合掌
状に重ね合わせ、しかる後一個分の包装体を構成するに
相当する部分であって、その重ね合わされた側端部を直
線状にシ−ルして背貼り部に相当する熱溶着部を形成
し、かつ上記の合掌状に重ね合わせた部分を折り返して
該折り返し部を含む上記の下部の熱溶着部を底部として
底貼りし、次いで内容物を充填し、更に原反フィルムを
送って上記の側端部の上部の熱溶着部が底部となるよう
にして該上部の熱溶着部を底部として底貼りし、次いで
該底貼り部の熱溶着部をそのセンタ−でカットしてなる
ことを特徴とするピロ−包装体の製造法に関するもので
ある。
シ−ル部をコ字形とすることによって背貼り部分の形状
が大きくなると共にその部分におけるフィルムの折り込
み適性等によって、簡易なリクロ−ズ性を発揮すること
ができるものである。しかも、ピロ−包装袋の背貼り部
分のシ−ル部に折り返し用の折罫線を設けることによっ
て、更にこれと再封鎖可能な点状のシ−ル部または線状
のシ−ル部等を併設することによって、更に簡易なリク
ロ−ズ性を発揮することができるものである。また、本
発明において、点状のシ−ル部または線状のシ−ル部等
を設けることは、内容物が充填している包装体を流通段
階に置くときに、該包装体の包装袋の形状保持に有効な
ものであり、更にかかる包装袋の形状保持は、折り返し
用の折罫線の保持につながり、その結果として有効なリ
クロ−ズ性が可能となるものである。さらにまた、本発
明では、点状のシ−ル部または線状のシ−ル部等を設け
ておくことは、包装袋を製造する際に、詳細には、背貼
り部分のシ−ル部の側端部をシ−ルすると、同時に背貼
り部分のシ−ル部の折り返し用の折罫線を設ける際に、
袋を構成する面同志が滑ることなく折り返し用の折罫線
が所望の位置に確実に入ることとなるものである。
図面等を使用して更に詳しく説明する。まず、上記の本
発明において、ピロ−包装袋を構成する素材について説
明する。かかる素材としては、例えば、従来公知の合成
樹脂のフィルムないしシ−トをその袋の使用目的等によ
って単独、あるいは任意に選択してそれらを組み合わせ
て通常のラミネ−ト方法によって積層して使用すること
ができる。上記において、合成樹脂のフィルムないしシ
−トとしては、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポ
リエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体等のポリオレフィン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系
樹脂、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合
体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、ポリブテン
系樹脂、ポリメチルペンテン系樹脂、ポリアクリル系樹
脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリエステル系樹
脂、ポリアミド系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化
ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、エチレン−
酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリカ−ボネ−ト系樹
脂、フッ素系樹脂、ビニロン、セロハン等の合成樹脂を
主体とする各種の樹脂のフィルムないしシ−トをしよう
することができる。
伸、あるいは一軸方向または二軸方向等に延伸されたも
のであってもよい。また、本発明においては、上記のフ
ィルムないしシ−トとしては、上記に挙げた樹脂をビヒ
クルの主成分とする組成物によるコ−ティング膜等であ
ってもよい。また、上記のフィルムないしシ−トの厚さ
としては、包装袋の使用目的等によって任意であるが、
約10ないし200μm位が好ましい。
ゆる腰、剛性等を保持させるために、例えば、各種の包
装用の紙あるいは合成紙等を使用することができる。
にガスバリヤ−性等を保持させる必要性がある場合に
は、例えば、ポリ塩化ビニリデン系樹脂のフィルム、あ
るいは、Kコ−トと称されるポリ塩化ビニリデン系樹脂
を主成分とする組成物をコ−ティングした樹脂のフィル
ム、延伸ポリアミド系樹脂のフィルム、エチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物(エバ−ル)のフィルム、アル
ミニュウム箔、アルミニュウムを蒸着した樹脂のフィル
ム、酸化珪素、酸化アルミニュウム等の金属酸化物の蒸
着膜を有する樹脂のフィルム等を使用することができ
る。
用し、それを単独で、あるいは包装袋等の使用目的等に
よって、その材料を任意に選択して組み合わせ、例え
ば、共押し出し、押し出しラミネ−ト、ドライラミネ−
ト等の通常の積層方法によって積層した積層物を素材と
して使用することができる。
用してピロ−包装袋を製造するに際しては、その片方の
面は、ヒ−トシ−ルさせて包装袋を製造するために、ヒ
−トシ−ル性を有することが必要である。上記のヒ−ト
シ−ル性を構成する材料としては、例えば、上記に挙げ
た低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン
系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系樹脂、アイオノマ−樹
脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリ
ル酸エチル共重合体、ポリブテン系樹脂、ポリメチルペ
ンテン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリアクリルニト
リル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂等の各種の
樹脂のフィルムないしシ−ト等を使用することができ
る。あるいはまた、上記に挙げた樹脂を主成分とする組
成物によるコ−ティング膜等も使用することができる。
なお、本発明においては、ピロ−包装袋を構成する素材
の他方の面は、包装袋を構成するに際し、非ヒ−トシ−
ル性であることが好ましい。
な素材を使用してピロ−包装袋を製造する方法について
図面等を用いてその概略を説明する。図1は、本発明に
かかる縦ピロ−包装袋の製造法の一例を示し概略的斜視
図である。図1に示すように、まず、原反ロ−ル(図示
せず)に巻き取られている原反フィルム1を供給し、次
にタ−ンバ−2を介してフオ−マ3で原反フィルム1の
ヒ−トシ−ル面Aが対向するようにして合掌状に重ね合
わせる。次いで、コ字形の熱シ−ル板を有する縦シ−ル
熱板4で上記の合掌状に重ね合わされた原反フィルム1
の側端部を、その一袋のピロ−包装袋を製造するに相当
する部分にコ字形にヒ−トシ−ルしてコ字形の熱溶着部
5を形成して、背貼りを行う。次に、上記でコ字形の熱
溶着部5を形成した後、折罫線賦形ロ−ル6で上記のコ
字形の横棒の先端部に接する箇所から垂下する折罫線7
を原反フィルム1の表面に賦形する。しかる後に、横ヒ
−トシ−ル装置8でコ字形の下端部の熱溶着部を含む底
部を加熱し、そして横シ−ル熱板9でヒ−トシ−ルして
底部の熱溶着部を形成して、底貼りを行う。次いで、本
発明では、上記の底貼りが終了した後、カッタ−装置1
0で、上記の底貼りした部分の熱溶着部をそのセンタ−
でカットして、上部の熱溶着部11、下部の熱溶着部1
1´を構成して、本発明にかかるピロ−包装袋を製造す
ることができる。而して、本発明では、上記のように原
反フィルムを間欠送りしながら、背貼り、底貼り、カッ
ト等を行い、かつ内容物を充填するノズル12から内容
物を供給して、ピロ−包装体を製造することができる。
り、本発明は、これによって限定されるものではない。
例えば、図示しないが、本発明では、巻き取りロ−ルか
ら原反フィルムを供給し、次いでこれをフォ−マでその
フィルムとフィルムの側端部でそのシ−ル面を対向させ
て合掌状に重ね合わせ、しかる後一個分の包装体を構成
するに相当する部分であって、その重ね合わされた側端
部を直線状にシ−ルして背貼り部に相当する熱溶着部を
形成し、かつ上記の合掌状に重ね合わせた部分を折り返
して該折り返し部を含む上記の下部の熱溶着部を底部と
して底貼りし、次いで内容物を充填し、更に原反フィル
ムを送って上記の側端部の上部の熱溶着部が底部となる
ようにして該上部の熱溶着部を底部として底貼りし、次
いで該底貼り部の熱溶着部をそのセンタ−でカットし
て、本発明のピロ−包装体を製造することができる。
うに、コ字形の熱シ−ル板を有する縦シ−ル熱板4で上
記の合掌状に重ね合わされた原反フィルム1の側端部
を、その一袋のピロ−包装袋を製造するに相当する部分
にコ字形にヒ−トシ−ルしてコ字形の熱溶着部5を形成
して、背貼りを行い、しかる後折罫線賦形ロ−ル6で上
記のコ字形の横棒の先端部に接する箇所から垂下する折
罫線7を原反フィルム1の表面に賦形しているが、背貼
りのシ−ルと折り返し用の折罫線を同時に行ってもよ
い。上記に示した例は、縦ピロ−包装体の製造法である
が、これと同様にして横ピロ−包装体を製造することが
できる。
かるピロ−包装体は、図2に示すピロ−包装体の概略的
斜視図より、ピロ−包装袋において、背貼り部分のシ−
ル部をフィルムとフィルムとのヒ−トシ−ル面を合掌状
に重ね合わせその上部101、側端部102および下部
103をコ字形の熱溶着部Xとしたことを特徴とするピ
ロ−包装袋であり、かつ合掌状に重ね合わせてその折り
返し部分に折罫線Yを賦形してなるものである。なお、
本発明では、図示しないが、上記の折罫線Yに更にこれ
と点状の熱溶着部または線状の熱溶着部を併設してもよ
い。また、本発明では、上記の上部または下部の熱溶着
部を公知のカゼット折してシ−ル部を構成してもよい。
について説明すると、図3の(a)と図3の(b)のピ
ロ−包装体の概略的正面図およびそのA−A´の切断断
面図に示すように、背貼り部を構成するコ字形の熱溶着
部Xの側端部102の近傍、すなわち点線104で示す
部分を挟みあるいはナイフ等でカットして側端部102
のシ−ル部を含めて切り取ることによって開封する。而
して、本発明では、上記でシ−ル部を切り取った後も、
背貼り部分の原反フィルムは残存していることから、そ
のフィルムの折り込み適性から、リクロ−ズ性を失わな
いものである。なお、本発明では、上記でシ−ル部をカ
ットするに際しては、シ−ル部にノッチ等の切り込みを
設けることもできる。
背貼り部分のシ−ル部を従来は、単に、直線状にシ−ル
してシ−ル部を構成したのに対し、本発明では、コ字形
とすることによって背貼り部分の形状が大きくなると共
にその部分に設けた折罫線によるフィルムの折り込み適
性等によって、簡易なリクロ−ズ性を発揮することがで
きるものである。しかも、ピロ−包装袋の背貼り部分の
シ−ル部に折り返し用の折罫線を設け、更にこれと再封
鎖可能な点状のシ−ル部または線状のシ−ル部等を併設
することによって、その再シ−ル性を利用することによ
って、更に簡易なリクロ−ズ性を発揮することができる
ものである。また、本発明において、点状のシ−ル部ま
たは線状のシ−ル部等を設けることは、内容物が充填し
ている包装体を流通段階に置くときに、該包装体の包装
袋の形状保持に有効なものであり、更にかかる包装袋の
形状保持は、折り返し用の折罫線の保持につながり、そ
の結果として有効なリクロ−ズ性が可能となるものであ
る。さらにまた、本発明では、点状のシ−ル部または線
状のシ−ル部等を設けておくことは、包装袋を製造する
際に、詳細には、背貼り部分のシ−ル部の側端部をシ−
ルすると、同時に背貼り部分のシ−ル部の折り返し用の
折罫線を設ける際に、袋を構成する面同志が滑ることな
く折り返し用の折罫線が所望の位置に確実に入ることと
なるものである。
明する。 実施例1 原反フィルムとして、ポリ塩化ビニリデンをコ−トした
ポリアミドフィルム、25μm/延伸ポリプロピレンフ
ィルム、20μm/エチレン−酢酸ビニル共重合体フィ
ルム、60μmからなる積層体を使用し、これを横×
縦、300mm×150mmにカットした。次に上記で
カットした原反フィルムを使用して、背貼り部分を30
mmとし、フィルムの端から巾8mmだけヒ−トシ−ル
部分としてコ字形にヒ−トシ−ルした。次に内容物(ス
ライスチ−ズ12枚)を充填し、しかる後、上記の背貼
りの折り返しをセンタ−から45mmずらして上部と下
部のシ−ル部分をシ−ルした。また、背貼りの端から1
0mmの位置で、コ字形の上部のシ−ル部に開封用のノ
ッチを設けた。上記のノッチ部分から開封し、内容物を
一部取り出し、しかる後背貼り部分を閉じて冷蔵庫にて
保管したところ、内容物は乾燥することなかった。
ルム、12μm/延伸ポリプロピレンフィルム、20μ
m/エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム、30μm
からなる積層体を使用し、これを横×縦、300mm×
180mmにカットした。次に上記でカットした原反フ
ィルムを使用して、背貼り部分を35mmとし、フィル
ムの端から巾8mmだけヒ−トシ−ル部分としてコ字形
にヒ−トシ−ルした。更に、フィルムの端から35mm
の位置(背貼りの折り返し位置)に10mm間隔で直径
1mmのポイントシ−ル部を設けた。次に、ボトムヲシ
−ル後、スナック菓子を充填し、更に上部をヒ−トシ−
ルした。また、背貼りの端から10mmの位置で、コ字
形の上部のシ−ル部に開封用のノッチを設けた。上記の
ノッチ部分から開封し、内容物を一部取り出し、しかる
後背貼り部分を閉じて保管したところ、内容物がこぼれ
だすことがなかった。
延伸ポリプロピレンフィルム、20μm/エチレン−酢
酸ビニル共重合体フィルム、25μmからなる積層体を
使用し、これを横×縦、180mm×135mmにカッ
トした。次に上記でカットした原反フィルムを使用し
て、背貼り部分を25mmとし、フィルムの端から巾5
mmだけヒ−トシ−ル部分としてコ字形にヒ−トシ−ル
した。更に、フィルムの端から25mmの位置(背貼り
の折り返し位置)に巾1mmの線シ−ル部を設けた。次
に内容物(ウエットティシュ12枚)を充填し、しかる
後、上部と下部のシ−ル部分をシ−ルした。また、背貼
りの端から8mmの位置で、コ字形の上部のシ−ル部に
開封用のノッチを設けた。上記のノッチ部分から開封
し、内容物を一部取り出し、しかる後背貼り部分を閉じ
て保管したところ、水分が漏出したり、また内容物が乾
燥することなかった。
視図である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ピロ−包装袋において、背貼り部分のシ
−ル部をフィルムとフィルムとのヒ−トシ−ル面を合掌
状に重ね合わせその上部、側端部および下部をコ字形の
熱溶着部としたことを特徴とするピロ−包装袋。 - 【請求項2】 フィルムとフィルムとのヒ−トシ−ル面
を合掌状に重ね合わせてその折り返し部分に折罫線、ま
たはこれと点状の熱溶着部または線状の熱溶着部を併設
したことを特徴とする請求項1に記載するピロ−包装
袋。 - 【請求項3】 巻き取りロ−ルから原反フィルムを供給
し、次いでこれをフォ−マでそのフィルムとフィルムの
側端部でそのシ−ル面を対向させて合掌状に重ね合わ
せ、しかる後一個分の包装体を構成するに相当する部分
であって、その重ね合わされた側端部の上部、側端部お
よび下部をコ字形にシ−ルして熱溶着部を形成し、かつ
上記の下部の熱溶着部を底部として底貼りし、次いで内
容物を充填し、更に原反フィルムを送って上記の側端部
の上部の熱溶着部が底部となるようにして該上部の熱溶
着部を底部として底貼りし、次いで該底貼り部の熱溶着
部をそのセンタ−でカットしてなることを特徴とするピ
ロ−包装体の製造法。 - 【請求項4】 巻き取りロ−ルから原反フィルムを供給
し、次いでこれをフォ−マでそのフィルムとフィルムの
側端部でそのシ−ル面を対向させて合掌状に重ね合わ
せ、しかる後一個分の包装体を構成するに相当する部分
であって、その重ね合わされた側端部を直線状にシ−ル
して背貼り部に相当する熱溶着部を形成し、かつ上記の
合掌状に重ね合わせた部分を折り返して該折り返し部を
含む上記の下部の熱溶着部を底部として底貼りし、次い
で内容物を充填し、更に原反フィルムを送って上記の側
端部の上部の熱溶着部が底部となるようにして該上部の
熱溶着部を底部として底貼りし、次いで該底貼り部の熱
溶着部をそのセンタ−でカットしてなることを特徴とす
るピロ−包装体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4911795A JPH08217090A (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | ピロ−包装袋およびその包装体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4911795A JPH08217090A (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | ピロ−包装袋およびその包装体の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08217090A true JPH08217090A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12822127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4911795A Pending JPH08217090A (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | ピロ−包装袋およびその包装体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08217090A (ja) |
Cited By (6)
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---|---|---|---|---|
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JP2007008485A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | プラスチックパウチの製造・充填方法 |
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US8157445B2 (en) | 2004-08-25 | 2012-04-17 | Toyo Seikan Kaisha, Ltd. | Plastic pouch and manufacturing method therefor |
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-
1995
- 1995-02-14 JP JP4911795A patent/JPH08217090A/ja active Pending
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