JP2521044B2 - 易開封紙容器用包装材料 - Google Patents
易開封紙容器用包装材料Info
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- JP2521044B2 JP2521044B2 JP61043074A JP4307486A JP2521044B2 JP 2521044 B2 JP2521044 B2 JP 2521044B2 JP 61043074 A JP61043074 A JP 61043074A JP 4307486 A JP4307486 A JP 4307486A JP 2521044 B2 JP2521044 B2 JP 2521044B2
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- Japan
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- tape
- paper
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は開封容易な易開封紙容器作成用の包装材料に
関する。
関する。
従来より、紙容器の引裂き開封を容易ならしめるため
に紙を主材とする材料に一方向に強く延伸した延伸ポリ
エチレン或はポリプロピレンを全面にわたって積層した
包装材料を用い、紙容器を作成することがおこなわれて
いる。
に紙を主材とする材料に一方向に強く延伸した延伸ポリ
エチレン或はポリプロピレンを全面にわたって積層した
包装材料を用い、紙容器を作成することがおこなわれて
いる。
しかしながら、上記の従来の紙容器は包装材料の全面
にわたって延伸フィルムが存在するために、製凾時にカ
ートンプランクを折目に沿って折ったり、或は箱をおこ
すときの加工適性が充分とはいえず、カートンブランク
が折りにくく、また、箱をおこしにくい欠点がみられ
る。さらにシール部全域にわたって延伸フィルムが存在
するために貼り加工時の熱の効率が悪いという欠点があ
る。
にわたって延伸フィルムが存在するために、製凾時にカ
ートンプランクを折目に沿って折ったり、或は箱をおこ
すときの加工適性が充分とはいえず、カートンブランク
が折りにくく、また、箱をおこしにくい欠点がみられ
る。さらにシール部全域にわたって延伸フィルムが存在
するために貼り加工時の熱の効率が悪いという欠点があ
る。
そこで本発明が解決しょうとする問題点は従来よりも
加工適性を良くした易開封紙容器用包装材料を提供する
ことにある。
加工適性を良くした易開封紙容器用包装材料を提供する
ことにある。
本発明に係る易開封紙容器用包装材料は、紙を主材と
し、且つ紙容器内面となる側にヒートシール層が積層さ
れている紙容器用包装材料であって、前記主材とヒート
シール層との間の少なくとも一部領域に長手方向に延伸
した延伸プラスチックテープが積層されているものであ
る。
し、且つ紙容器内面となる側にヒートシール層が積層さ
れている紙容器用包装材料であって、前記主材とヒート
シール層との間の少なくとも一部領域に長手方向に延伸
した延伸プラスチックテープが積層されているものであ
る。
而して本発明において、主材である紙に対してアルミ
ニウム箔或はポリ塩化ビニリデンフィルム、KPET（ポリ
塩化ビニリデンコートポリエステル）、KOPP（ポリ塩化
ビニリデンコート延伸ポリプロピレン）、KON（ポリ塩
化ビニリデンコート延伸ナイロン）、KPT（ポリ塩化ビ
ニリデンコートセロファン）、エチレン酢酸ビニル共重
合体などのバリア性フィルムを積層し、主要部を紙とア
ルミニウム箔或はバリア性フィルムの複合材料で構成し
ても良い。
ニウム箔或はポリ塩化ビニリデンフィルム、KPET（ポリ
塩化ビニリデンコートポリエステル）、KOPP（ポリ塩化
ビニリデンコート延伸ポリプロピレン）、KON（ポリ塩
化ビニリデンコート延伸ナイロン）、KPT（ポリ塩化ビ
ニリデンコートセロファン）、エチレン酢酸ビニル共重
合体などのバリア性フィルムを積層し、主要部を紙とア
ルミニウム箔或はバリア性フィルムの複合材料で構成し
ても良い。
また、本発明の包装材料を構成する層間の接着はエク
ストルージョンラミネート、ホットメルトラミネート、
ドライラミネート、ウエットラミネートなどの方法によ
って行うことができる。
ストルージョンラミネート、ホットメルトラミネート、
ドライラミネート、ウエットラミネートなどの方法によ
って行うことができる。
次にヒートシール層として低密度ポリエチレン、中密
度ポリエチレン、ポリプロピレン、アイオノマーなどを
適用しうる。
度ポリエチレン、ポリプロピレン、アイオノマーなどを
適用しうる。
次に本発明において、延伸プラスチックテープとして
長手方向に強く延伸した延伸ポリエチレン、ポリプロピ
レン、或はポリエステル等の延伸プラスチックテープを
適用しうる。この延伸プラスチックテープの幅は紙容器
を開封するため容器壁部を引裂き除去する幅よりも広い
幅でなければならない。例えば10mm幅で容器胴壁部を引
裂き除去して開封する紙容器を作成するときには延伸プ
ラスチックテープの幅は10mmないし20mm幅を理想とす
る。
長手方向に強く延伸した延伸ポリエチレン、ポリプロピ
レン、或はポリエステル等の延伸プラスチックテープを
適用しうる。この延伸プラスチックテープの幅は紙容器
を開封するため容器壁部を引裂き除去する幅よりも広い
幅でなければならない。例えば10mm幅で容器胴壁部を引
裂き除去して開封する紙容器を作成するときには延伸プ
ラスチックテープの幅は10mmないし20mm幅を理想とす
る。
本発明の包装材料において、延伸プラスチックテープ
は紙容器の引裂き容易な部分を形成するものである。
は紙容器の引裂き容易な部分を形成するものである。
〔実施例〕 実施例１ 印刷加工を施したカートン（坪量;200g/m2）に溶融押
出した低密度ポリエチレンを介して厚さ７μｍのアルミ
ニウム箔をラミネートした。次いで得られた積層物のア
ルミニウム箔面全面に溶剤タイプの接着剤よりなるアン
カー材をコーティングしてからアルミニウム箔面の一部
領域にアルミニウム箔面全面に溶融押出した低密度ポリ
エチレンを介して幅30mmの長手方向に強く延伸した一軸
延伸ポリエチレンテープ（厚さ20μｍ）をラミネートし
た。
出した低密度ポリエチレンを介して厚さ７μｍのアルミ
ニウム箔をラミネートした。次いで得られた積層物のア
ルミニウム箔面全面に溶剤タイプの接着剤よりなるアン
カー材をコーティングしてからアルミニウム箔面の一部
領域にアルミニウム箔面全面に溶融押出した低密度ポリ
エチレンを介して幅30mmの長手方向に強く延伸した一軸
延伸ポリエチレンテープ（厚さ20μｍ）をラミネートし
た。
次いで一軸延伸ポリエチレンテープをラミネートした
アルミニウム箔に対して厚さ40μｍの低密度ポリエチレ
ンフィルムを対向させ、両者間に低密度ポリエチレンを
溶融押出して、溶融ポリエチレンを介して一軸延伸ポリ
エチレンテープをラミネートしたアルミニウム箔に対し
て低密度ポリエチレンフィルムをラミネートし、第１図
示のような、紙（１）／溶融押出PE（２）/Al箔（３）
／アンカーコート層（４）／溶融押出PE（５）／一軸延
伸ポリエチレンテープ（６）／溶融押出PE（７）/PEフ
ィルム（８）の層構成の包装材料を得た。
アルミニウム箔に対して厚さ40μｍの低密度ポリエチレ
ンフィルムを対向させ、両者間に低密度ポリエチレンを
溶融押出して、溶融ポリエチレンを介して一軸延伸ポリ
エチレンテープをラミネートしたアルミニウム箔に対し
て低密度ポリエチレンフィルムをラミネートし、第１図
示のような、紙（１）／溶融押出PE（２）/Al箔（３）
／アンカーコート層（４）／溶融押出PE（５）／一軸延
伸ポリエチレンテープ（６）／溶融押出PE（７）/PEフ
ィルム（８）の層構成の包装材料を得た。
この包装材料を用いて第２図示のような１対の側パネ
ル（21）、（23）、前パネル（22）、後パネル（24）、
後パネル（24）に連設されたのり代パネル（25）、前後
パネル（22）（24）の上端に連設された上パネル（2
6）、前後パネル（22）（24）の下端に連設された下パ
ネル（27）、及び両側パネル（21）（23）の上下端に連
設された折込みフラップ（28）よりなり、一軸延伸ポリ
エチレンテープ（６）が側パネル（21）、前パネル（2
2）、側パネル（23）、後パネル（24）、及びのり代フ
ラップ（25）の領域に横方向に長くのびて位置している
ブランクを形成した。尚、図において（29）（30）は引
裂きを容易ならしめるために設けた切欠き部を示し（3
1）は貼り加工するとき外側へ折り返す折り返し部を示
す。次いでこのブランクの折り返し部（31）を外側へ折
り返した状態でのり代フラップ（25）を側パネル（21）
に貼着し、被包装物を収容した状態で折込みフラップ
（28）を側パネル（21）、（23）に対して直角に折り、
その上に両上パネル（26）を重ね合せ、両パネル（26）
（26）同志を貼合して箱の上端を閉じ同様にして箱の下
端を閉じて第３図示のような内容物入り包装箱（32）を
得た。この包装箱（32）をつくる過程での折り加工、及
びサック貼りした箱をおこす作業性は良好であった。
ル（21）、（23）、前パネル（22）、後パネル（24）、
後パネル（24）に連設されたのり代パネル（25）、前後
パネル（22）（24）の上端に連設された上パネル（2
6）、前後パネル（22）（24）の下端に連設された下パ
ネル（27）、及び両側パネル（21）（23）の上下端に連
設された折込みフラップ（28）よりなり、一軸延伸ポリ
エチレンテープ（６）が側パネル（21）、前パネル（2
2）、側パネル（23）、後パネル（24）、及びのり代フ
ラップ（25）の領域に横方向に長くのびて位置している
ブランクを形成した。尚、図において（29）（30）は引
裂きを容易ならしめるために設けた切欠き部を示し（3
1）は貼り加工するとき外側へ折り返す折り返し部を示
す。次いでこのブランクの折り返し部（31）を外側へ折
り返した状態でのり代フラップ（25）を側パネル（21）
に貼着し、被包装物を収容した状態で折込みフラップ
（28）を側パネル（21）、（23）に対して直角に折り、
その上に両上パネル（26）を重ね合せ、両パネル（26）
（26）同志を貼合して箱の上端を閉じ同様にして箱の下
端を閉じて第３図示のような内容物入り包装箱（32）を
得た。この包装箱（32）をつくる過程での折り加工、及
びサック貼りした箱をおこす作業性は良好であった。
又、貼り加工の作業性も良好であった。
又、作成した内容物入り包装箱（32）につき開封試験
を行なった所、第４図示の如く、確実に所定の方向に引
裂き開封することができた。
を行なった所、第４図示の如く、確実に所定の方向に引
裂き開封することができた。
実施例２ 実施例１と同様にして但し一軸延伸ポリエチレンテー
プの代りに幅30m/m、厚さ20μｍの長手方向に強く延伸
した一軸延伸ポリプロピレンテープを用い、紙／溶融押
出PE/Al箔／アンカーコート層／溶融押出PE/一軸延伸ポ
リプロピレンテープ／溶融押出PE/PEフィルムの層構成
の包装材料を得た。この包装材料を用いて実施例１と同
様にして内容物入り包装箱を得た。この包装箱をつくる
過程での折り加工、及びサック貼りした箱をおこす作業
性は良好であった。又、貼り加工の作業性も良好であっ
た。
プの代りに幅30m/m、厚さ20μｍの長手方向に強く延伸
した一軸延伸ポリプロピレンテープを用い、紙／溶融押
出PE/Al箔／アンカーコート層／溶融押出PE/一軸延伸ポ
リプロピレンテープ／溶融押出PE/PEフィルムの層構成
の包装材料を得た。この包装材料を用いて実施例１と同
様にして内容物入り包装箱を得た。この包装箱をつくる
過程での折り加工、及びサック貼りした箱をおこす作業
性は良好であった。又、貼り加工の作業性も良好であっ
た。
又、作成した内容物入り包装箱につき開封試験を行な
った所確実に所定の方向に引裂き開封することができ
た。
った所確実に所定の方向に引裂き開封することができ
た。
実施例３ 印刷加工を施したカートン（坪量;200g/m2）に溶融押
出した低密度ポリエチレンを介して厚さ７μｍのアルミ
ニウム箔をラミネートした。次いで得られた積層物のア
ルミニウム箔面全面に溶剤タイプの接着剤よりなるアン
カー材をコーティングしてからアルミニウム箔面の一部
領域にアルミニウム箔面全面に溶融押出した低密度ポリ
エチレンを介して幅30m/mの長手方向に強く延伸した一
軸延伸ポリエチレンテープ（厚さ20μｍ）をラミネート
した。
出した低密度ポリエチレンを介して厚さ７μｍのアルミ
ニウム箔をラミネートした。次いで得られた積層物のア
ルミニウム箔面全面に溶剤タイプの接着剤よりなるアン
カー材をコーティングしてからアルミニウム箔面の一部
領域にアルミニウム箔面全面に溶融押出した低密度ポリ
エチレンを介して幅30m/mの長手方向に強く延伸した一
軸延伸ポリエチレンテープ（厚さ20μｍ）をラミネート
した。
次いで一軸延伸ポリエチレンテープをラミネートした
アルミニウム箔面に低密度ポリエチレンを溶融押出し
て、アルミニウム箔面及び一軸延伸ポリエチレンテープ
表面を被覆する溶融押出ポリエチレン層を形成し、第５
図示のような紙（１）／溶融押出PE（２）/Al箔（３）
／アンカーコート層（４）／溶融押出PE（５）／一軸延
伸ポリエチレンテープ（６）／溶融押出PE（９）の層構
成の包装材料を得た。この包装材料を用いて実施例１と
同様にして内容物入り包装箱を得た。この包装箱をつく
る過程での折り加工、及びサック貼りした箱をおこす作
業性は良好であった。又、貼り加工時の作業性も良好で
あった。
アルミニウム箔面に低密度ポリエチレンを溶融押出し
て、アルミニウム箔面及び一軸延伸ポリエチレンテープ
表面を被覆する溶融押出ポリエチレン層を形成し、第５
図示のような紙（１）／溶融押出PE（２）/Al箔（３）
／アンカーコート層（４）／溶融押出PE（５）／一軸延
伸ポリエチレンテープ（６）／溶融押出PE（９）の層構
成の包装材料を得た。この包装材料を用いて実施例１と
同様にして内容物入り包装箱を得た。この包装箱をつく
る過程での折り加工、及びサック貼りした箱をおこす作
業性は良好であった。又、貼り加工時の作業性も良好で
あった。
又、作成した内容物入り包装箱につき開封試験を行な
った所、確実に所定の方向に引裂き開封することができ
た。
った所、確実に所定の方向に引裂き開封することができ
た。
実施例４ 実施例３と同様にして、但し、一軸延伸ポリエチレン
テープの代りに幅30m/m、厚さ20μｍの長手方向に強く
延伸した一軸延伸ポリプロピレンテープを用い、紙／溶
融押出PE/Al箔／アンカーコート層／溶融押PE/一軸延伸
ポリプロピレンテープ／溶融押出PEの層構成の包装材料
を得た。この包装材料を用いて実施例１と同様にして内
容物入り包装箱を得た。この包装箱をつくる過程での折
り加工、及びサック貼りした箱をおこす作業性は良好で
あった。又、作成した内容物入り包装箱につき開封試験
を行なった所、確実に所定の方向に引裂き開封すること
ができた。
テープの代りに幅30m/m、厚さ20μｍの長手方向に強く
延伸した一軸延伸ポリプロピレンテープを用い、紙／溶
融押出PE/Al箔／アンカーコート層／溶融押PE/一軸延伸
ポリプロピレンテープ／溶融押出PEの層構成の包装材料
を得た。この包装材料を用いて実施例１と同様にして内
容物入り包装箱を得た。この包装箱をつくる過程での折
り加工、及びサック貼りした箱をおこす作業性は良好で
あった。又、作成した内容物入り包装箱につき開封試験
を行なった所、確実に所定の方向に引裂き開封すること
ができた。
実施例５ 印刷加工を施したカートン（坪量;200g/m2）の一部領
域に溶融押出した低密度ポリエチレンを介して幅30m/m
の長手方向に強く延伸した一軸延伸ポリエチレンテープ
（厚さ20μｍ）をラミネートした。次いで一軸延伸ポリ
エチレンテープをラミネートしたカートン面に溶融押出
した低密度ポリエチレンを介して厚さ７μｍのアルミニ
ウム箔をラミネートした。次いでアルミニウム箔表面に
低密度ポリエチレンを押出しラミネートして、第６図示
のような紙（１）／溶融押出PE（2a）／一軸延伸ポリエ
チレンテープ（６）／溶融押出PE（2b）/Al箔（３）／
溶融押出PE（９）の層構成の包装材料を得た。この包装
箱をつくる過程での折り加工、及びサック貼りした箱を
おこす作業性は良好であった。又、貼り加工の作業性も
良好であった。
域に溶融押出した低密度ポリエチレンを介して幅30m/m
の長手方向に強く延伸した一軸延伸ポリエチレンテープ
（厚さ20μｍ）をラミネートした。次いで一軸延伸ポリ
エチレンテープをラミネートしたカートン面に溶融押出
した低密度ポリエチレンを介して厚さ７μｍのアルミニ
ウム箔をラミネートした。次いでアルミニウム箔表面に
低密度ポリエチレンを押出しラミネートして、第６図示
のような紙（１）／溶融押出PE（2a）／一軸延伸ポリエ
チレンテープ（６）／溶融押出PE（2b）/Al箔（３）／
溶融押出PE（９）の層構成の包装材料を得た。この包装
箱をつくる過程での折り加工、及びサック貼りした箱を
おこす作業性は良好であった。又、貼り加工の作業性も
良好であった。
又、作成した内容物入り包装箱につき開封試験を行な
った所、確実に所定の方向に引裂き開封することができ
た。
った所、確実に所定の方向に引裂き開封することができ
た。
実施例６ 実施例５と同様にして、但し、一軸延伸ポリエチレン
テープの代りに幅30m/m、厚さ20μｍの長手方向に強く
延伸した一軸延伸ポリプロピレンテープを用い、紙／一
軸延伸ポリプロピレンテープ／溶融押出PE/Al箔／溶融
押出PEの層構成の包装材料を得た。この包装箱をつくる
過程での折り加工、及びサック貼りした箱をおこす作業
性は良好であった。
テープの代りに幅30m/m、厚さ20μｍの長手方向に強く
延伸した一軸延伸ポリプロピレンテープを用い、紙／一
軸延伸ポリプロピレンテープ／溶融押出PE/Al箔／溶融
押出PEの層構成の包装材料を得た。この包装箱をつくる
過程での折り加工、及びサック貼りした箱をおこす作業
性は良好であった。
又、貼り加工の作業性も良好であった。
又、作成した内容物入り包装箱につき開封試験を行な
った所確実に所定の方向に引裂き開封することができ
た。
った所確実に所定の方向に引裂き開封することができ
た。
実施例７〜12 実施例１ないし６と同様にして、但し、アルミニウム
箔の代りに厚さ15μｍのKPET（ポリ塩化ビニリデンコー
トポリエステル）を用い、紙／溶融押出PE/KPET/溶融押
出PE/一軸延伸ポリエチレンテープ／溶融押出PE/PEフィ
ルム、紙／溶融押出PE/KPET/溶融押出PE/一軸延伸ポリ
プロピレンテープ／溶融押出PE/PEフィルム、紙／溶融
押出PE/KPET/溶融押出PE/一軸延伸ポリエチレンテープ
／溶融押出PE、紙／溶融押出PE/KPET/溶融押出PE/一軸
延伸ポリプロピレンテープ／溶融押出PE、紙／一軸延伸
ポリエチレンテープ／溶融押出PE/KPET/溶融押出PE、紙
／一軸延伸ポリプロピレンテープ／溶融押出PE/KPET/溶
融押出PEの層構成の包装材料を得た。それらの包装材料
を用いて実施例１と同様にして内容物入り包装箱を得
た。包装箱をつくる過程での折り加工、及びサック貼り
した箱をおこす作業性は上記のすべての包装材料につい
て良好であった。又、貼り加工の作業性も良好であっ
た。
箔の代りに厚さ15μｍのKPET（ポリ塩化ビニリデンコー
トポリエステル）を用い、紙／溶融押出PE/KPET/溶融押
出PE/一軸延伸ポリエチレンテープ／溶融押出PE/PEフィ
ルム、紙／溶融押出PE/KPET/溶融押出PE/一軸延伸ポリ
プロピレンテープ／溶融押出PE/PEフィルム、紙／溶融
押出PE/KPET/溶融押出PE/一軸延伸ポリエチレンテープ
／溶融押出PE、紙／溶融押出PE/KPET/溶融押出PE/一軸
延伸ポリプロピレンテープ／溶融押出PE、紙／一軸延伸
ポリエチレンテープ／溶融押出PE/KPET/溶融押出PE、紙
／一軸延伸ポリプロピレンテープ／溶融押出PE/KPET/溶
融押出PEの層構成の包装材料を得た。それらの包装材料
を用いて実施例１と同様にして内容物入り包装箱を得
た。包装箱をつくる過程での折り加工、及びサック貼り
した箱をおこす作業性は上記のすべての包装材料につい
て良好であった。又、貼り加工の作業性も良好であっ
た。
実施例13 印刷加工を施したカートン（坪量;200g/m2）の一部領
域に溶融押出した低密度ポリエチレンを介して幅30m/m
の長手方向に強く延伸した一軸延伸ポリエチレンテープ
（厚さ20μｍ）をラミネートした。さらに低密度ポリエ
チレンを押出しラミネートして、紙／溶融押出PE/一軸
延伸ポリエチレンテープ／溶融押出PEの層構成の包装材
料を得た。この包装材料を用いて実施例１と同様にして
内容物入り包装箱を得た。この包装箱をつくる過程での
折り加工、及びサック貼りした箱をおこす作業性は良好
であった。又、貼り加工の作業性も良好であった。
域に溶融押出した低密度ポリエチレンを介して幅30m/m
の長手方向に強く延伸した一軸延伸ポリエチレンテープ
（厚さ20μｍ）をラミネートした。さらに低密度ポリエ
チレンを押出しラミネートして、紙／溶融押出PE/一軸
延伸ポリエチレンテープ／溶融押出PEの層構成の包装材
料を得た。この包装材料を用いて実施例１と同様にして
内容物入り包装箱を得た。この包装箱をつくる過程での
折り加工、及びサック貼りした箱をおこす作業性は良好
であった。又、貼り加工の作業性も良好であった。
又、作成した内容物入り包装箱につき開封試験を行な
った所、確実に所定の方向に引裂き開封することができ
た。
った所、確実に所定の方向に引裂き開封することができ
た。
以上詳記した通り、本発明の易開封紙容器用包装材料
は、紙を主材とし、且つ紙容器内面となる側にヒートシ
ール層が積層されている紙容器用包装材料であって、前
記主材とヒートシール層との間の少なくとも一部領域に
長手方向に延伸した延伸プラスチックテープが積層され
てなるものであるので、折り加工や箱のおこし作業がや
り易い利点を有する。又、一部領域にしか延伸テープは
存在しないので貼り加工時の熱効率が良い利点を有す
る。
は、紙を主材とし、且つ紙容器内面となる側にヒートシ
ール層が積層されている紙容器用包装材料であって、前
記主材とヒートシール層との間の少なくとも一部領域に
長手方向に延伸した延伸プラスチックテープが積層され
てなるものであるので、折り加工や箱のおこし作業がや
り易い利点を有する。又、一部領域にしか延伸テープは
存在しないので貼り加工時の熱効率が良い利点を有す
る。
さらには延伸フィルムを包装材料の全面に対して設け
るのではなく、延伸テープとして局部的に設けるもので
あるので包装材料のコストダウンをはかることができ
る。
るのではなく、延伸テープとして局部的に設けるもので
あるので包装材料のコストダウンをはかることができ
る。
第１図は本発明の実施例１の包装材料の断面図、第２図
は本発明の包装材料を用いたカートンブランラの平面
図、第３図は第２図示のカートンブランクを用いてなる
内容物入り包装箱の斜視図、第４図は第３図示の包装箱
の開封状態の斜視図、第５図ないし第６図はさらに別の
実施例の包装材料の断面図である。 （１）……紙 （２）……溶融押出PE （３）……Al箔 （６）……延伸ポリエチレンテープ （５）、（７）……溶融押出PE （８）……PEフィルム
は本発明の包装材料を用いたカートンブランラの平面
図、第３図は第２図示のカートンブランクを用いてなる
内容物入り包装箱の斜視図、第４図は第３図示の包装箱
の開封状態の斜視図、第５図ないし第６図はさらに別の
実施例の包装材料の断面図である。 （１）……紙 （２）……溶融押出PE （３）……Al箔 （６）……延伸ポリエチレンテープ （５）、（７）……溶融押出PE （８）……PEフィルム
Claims (3)
- 【請求項１】紙を主材とし、且つ紙容器内面となる側に
ヒートシール層が積層されている紙容器用包装材料であ
って、前記主材とヒートシール層との間の少なくとも一
部領域に長手方向に延伸した延伸プラスチックテープが
積層されていることを特徴とする易開封紙容器用包装材
料。 - 【請求項２】紙にアルミニウム箔が積層され、該アルミ
ニウム箔の上面の一部領域に長手方向に延伸した延伸ポ
リエチレン或いは延伸ポリプロピレンからなるテープが
積層され、さらに延伸ポリエチレン或いは延伸ポリプロ
ピレンからなるテープ面及びアルミニウム箔面を被覆し
てポリエチレンよりなるヒートシール層が積層されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の易開封
紙容器用包装材料。 - 【請求項３】紙の片面の一部領域に長手方向に延伸した
延伸ポリエチレン或いは延伸ポリプロピレンからなるテ
ープが積層され、さらにアルミニウム箔が全面に積層さ
れ、さらにアルミニウム箔面を被覆してポリエチレンよ
りなるヒートシール層が積層されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の易開封紙容器用包装材
料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61043074A JP2521044B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 易開封紙容器用包装材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61043074A JP2521044B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 易開封紙容器用包装材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62208349A JPS62208349A (ja) | 1987-09-12 |
| JP2521044B2 true JP2521044B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=12653698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61043074A Expired - Lifetime JP2521044B2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 易開封紙容器用包装材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2521044B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2537820Y2 (ja) * | 1990-07-25 | 1997-06-04 | 大日本印刷株式会社 | 密封紙カートン |
| JP2537822Y2 (ja) * | 1990-09-07 | 1997-06-04 | 大日本印刷株式会社 | 密封紙カートン |
| JP2537823Y2 (ja) * | 1990-09-07 | 1997-06-04 | 大日本印刷株式会社 | 密封紙カートン |
| JP2537821Y2 (ja) * | 1990-09-07 | 1997-06-04 | 大日本印刷株式会社 | 密封紙カートン |
| JPH0450613U (ja) * | 1990-09-07 | 1992-04-28 | ||
| JP2537824Y2 (ja) * | 1990-09-07 | 1997-06-04 | 大日本印刷株式会社 | 密封紙カートン |
| JP2537825Y2 (ja) * | 1990-09-07 | 1997-06-04 | 大日本印刷株式会社 | 密封紙カートン |
| JPH0882897A (ja) * | 1994-07-11 | 1996-03-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | フイルム製品の包装体 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0414383Y2 (ja) * | 1985-09-21 | 1992-03-31 |
-
1986
- 1986-02-28 JP JP61043074A patent/JP2521044B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62208349A (ja) | 1987-09-12 |
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| JPH0533331Y2 (ja) | ||
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |