JPH0329766A - 易開封性包装体 - Google Patents
易開封性包装体Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、易開封性のオーバーラップフイルム包装体に
関する。
関する。
［従来の技術］
従来、タバコ、キャラメル、チュウインカム、チョコレ
ート等の包装は、オーバーラップフィルム包装という方
法で行われている。
ート等の包装は、オーバーラップフィルム包装という方
法で行われている。
上記包装方法は、プラスチックフィルム，紙類、金属箔
およびこれらの複合材料で物品を覆い包む方法である． 該オーバーラップフィルム包装の形式は大別して、折り
畳み形式、ビロー形式（かぶせ形式）、ひねり形式およ
びその他特殊な形式等がある。
およびこれらの複合材料で物品を覆い包む方法である． 該オーバーラップフィルム包装の形式は大別して、折り
畳み形式、ビロー形式（かぶせ形式）、ひねり形式およ
びその他特殊な形式等がある。
そして該オーバーラップフィルム包装体の開封方法は、
一般的には開封を容易にするために開封予定位置に案内
用切り口を施し、該表面に開封テープ（テアテープ）を
貼り付けて、このテープの端を引っ張ることにより、貼
り透けたテープおよび包装体フイルムが上記切り口に沿
って切り開かれ、開封される。
一般的には開封を容易にするために開封予定位置に案内
用切り口を施し、該表面に開封テープ（テアテープ）を
貼り付けて、このテープの端を引っ張ることにより、貼
り透けたテープおよび包装体フイルムが上記切り口に沿
って切り開かれ、開封される。
この方法に使用されるオーバーラップフイルムは、透明
性、防湿性、ヒートシール性等の性能が要求され、現在
では防湿性セロファン、配向されたポリプロピレン（Ｏ
ＰＰ）フイルム等が主に使用されている。
性、防湿性、ヒートシール性等の性能が要求され、現在
では防湿性セロファン、配向されたポリプロピレン（Ｏ
ＰＰ）フイルム等が主に使用されている。
また開封テープには配向ポリエステル（ＯＰＥＴ）ある
いはヒートシール性の防湿セロファンをベースとしたテ
ープが使用されている。
いはヒートシール性の防湿セロファンをベースとしたテ
ープが使用されている。
しかしながら、従来の開封テープを貼合するオーバーラ
ップフイルム包装体は、高価の開封テープを必要とする
ばかりでなく、そのための製造工程が繁雑であり、装置
等の設備費が高価である等の問題点を有する。
ップフイルム包装体は、高価の開封テープを必要とする
ばかりでなく、そのための製造工程が繁雑であり、装置
等の設備費が高価である等の問題点を有する。
［発明が解決しようとする課題］
本発明は、上記課題に鑑み、鋭意検討してなされたもの
であって、その目的とするところは、透明性、防湿性、
ヒートシール性等の性能がよく、かつ開封テープを省略
した安価な易開封性包装体を提供することにある。
であって、その目的とするところは、透明性、防湿性、
ヒートシール性等の性能がよく、かつ開封テープを省略
した安価な易開封性包装体を提供することにある。
［課題を解決するための手段］
本発明は、被包装物をプラスチックフイルムで包装する
オーバーラップフイルム包装体であって、該プラスチッ
クフイルムが、少なくとも一部をー軸配向して成るフイ
ルムから成り、かつ包装体の開封予定位置に、フイルム
の配向方向と平行にテープ状に切り口を施したことを特
徴とする易開封性包装体である。
オーバーラップフイルム包装体であって、該プラスチッ
クフイルムが、少なくとも一部をー軸配向して成るフイ
ルムから成り、かつ包装体の開封予定位置に、フイルム
の配向方向と平行にテープ状に切り口を施したことを特
徴とする易開封性包装体である。
以下本発明を図面に基づいて詳しく説明する。
第４図は従来のオーバーラップフイルム包装体の斜視図
を示したもので、該包装体は、タバコ、キャラメル等の
被包装物（１ａ）を、ＯＰＰもしくはセロファン等から
成るオーバーラップフイルム（２ａ）で被覆される。
を示したもので、該包装体は、タバコ、キャラメル等の
被包装物（１ａ）を、ＯＰＰもしくはセロファン等から
成るオーバーラップフイルム（２ａ）で被覆される。
上記オーバーラップフイルム（２ａ）には開封予定位置
に切り口（４ａ）（４ａ’ ）が設けられ、該切り口（
４ａ）（４ａ’ ）間の帯状外表面に開封テープ（５ａ
）が貼着されている（第５図参照）。そして開封テープ
（５ａ）の端部を引っ張ることにより切り口（４ａ）（
４ａ”）が切り裂かれて開封されるように構成されてい
る。
に切り口（４ａ）（４ａ’ ）が設けられ、該切り口（
４ａ）（４ａ’ ）間の帯状外表面に開封テープ（５ａ
）が貼着されている（第５図参照）。そして開封テープ
（５ａ）の端部を引っ張ることにより切り口（４ａ）（
４ａ”）が切り裂かれて開封されるように構成されてい
る。
一方、第１図は、本発明の一実施例であるオーバーラッ
プフイルム包装体の斜視図であって、被包装物（１）は
一軸配向フイルム（２）で被覆され、第２図で示される
よウに該一軸配向フイルム（２）の配向方向と平行に開
封予定位置に切り込み（４）（４’）が設けられている
。そして第３図に示されるように、切り込み（４）（４
’ ）間の端部を引っ張ることにより、テープ片（３）
状にカットされて開封が行われる。
プフイルム包装体の斜視図であって、被包装物（１）は
一軸配向フイルム（２）で被覆され、第２図で示される
よウに該一軸配向フイルム（２）の配向方向と平行に開
封予定位置に切り込み（４）（４’）が設けられている
。そして第３図に示されるように、切り込み（４）（４
’ ）間の端部を引っ張ることにより、テープ片（３）
状にカットされて開封が行われる。
上記オーバーラップフイルムとしては、通常の熱可塑性
樹脂フイルム、例えば高、中、低密度ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリブテン−１、ポリ−４−メチルペン
テン−１共重合体等のαーオレフィンの単独重合体；エ
チレンープロピレン共重合体、エチレンーブテンー１等
のエチレンーα−オレフイン共重合体；エチレンー酢酸
ビニルＪ［合体、エチレンー不飽和カルポン酸エステル
共重合体等のポリオレフイン系樹脂、ポリアミド系樹脂
、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、エチレン
ー酢酸ビニル共重合体ケン化物およびこれらの混合物が
挙げられ、これらの中でも配向性のよい結晶性樹脂、と
りわけ結晶性ポリオレフイン系樹脂が物性面や価格面で
有利である。
樹脂フイルム、例えば高、中、低密度ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリブテン−１、ポリ−４−メチルペン
テン−１共重合体等のαーオレフィンの単独重合体；エ
チレンープロピレン共重合体、エチレンーブテンー１等
のエチレンーα−オレフイン共重合体；エチレンー酢酸
ビニルＪ［合体、エチレンー不飽和カルポン酸エステル
共重合体等のポリオレフイン系樹脂、ポリアミド系樹脂
、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、エチレン
ー酢酸ビニル共重合体ケン化物およびこれらの混合物が
挙げられ、これらの中でも配向性のよい結晶性樹脂、と
りわけ結晶性ポリオレフイン系樹脂が物性面や価格面で
有利である。
上記配向フイルムは、延伸および／または圧延等の公知
の方法で得られるものでよいが、配向ムラが生じ難く、
機械的強度、防湿性等の物性面から圧延法により配向フ
イルムが好ましい。
の方法で得られるものでよいが、配向ムラが生じ難く、
機械的強度、防湿性等の物性面から圧延法により配向フ
イルムが好ましい。
上記の配向はオーバーラップフイルムの開封予定位置に
のみ一軸配向が施されたフイルムでもよい。
のみ一軸配向が施されたフイルムでもよい。
また本発明に使用される配向フイルムは、被包装物を包
装した際に容易にシールするため該配向フイルムの片面
または両面にヒートシール層を施した多層積層体または
ヒートシール材をコートしたフイルムとするのが好まし
い。
装した際に容易にシールするため該配向フイルムの片面
または両面にヒートシール層を施した多層積層体または
ヒートシール材をコートしたフイルムとするのが好まし
い。
上記多層積層体の例としては、低密度ポリエチレン（Ｌ
ＤＰＥ）／高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ） 、ＬＤＰ
Ｅ／ＨＤＰＥ／ＬＤＰＥ，プロピレンーエチレン共重合
体／ポリプロピレン／プロピレンーエチレン共重合体、
ＬＤＰＥ／ＯＰＰ／ＬＤＰＥ１ＬＤＰＥ／ＯＰＥＴ／Ｌ
ＤＰＥ等が挙げられる。
ＤＰＥ）／高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ） 、ＬＤＰ
Ｅ／ＨＤＰＥ／ＬＤＰＥ，プロピレンーエチレン共重合
体／ポリプロピレン／プロピレンーエチレン共重合体、
ＬＤＰＥ／ＯＰＰ／ＬＤＰＥ１ＬＤＰＥ／ＯＰＥＴ／Ｌ
ＤＰＥ等が挙げられる。
［作用］
本発明は、一軸配向フイルムがその配向方向に裂け易い
性質を利用して、オーバーラップフイルムとして使用し
、かつ開封予定位置に、その配向方向に対して平行に２
箇所の切り込みが施されるので、該切り込み端部を引っ
張ることにより、テープ片状に切り裂かれて容易に開封
することができる。
性質を利用して、オーバーラップフイルムとして使用し
、かつ開封予定位置に、その配向方向に対して平行に２
箇所の切り込みが施されるので、該切り込み端部を引っ
張ることにより、テープ片状に切り裂かれて容易に開封
することができる。
［発明の効果］
本発明によれば、従来の開封テープが省略できるため、
高価な開封テープやそれを貼合するための製造工程、設
備等の諸設備が不要となる。
高価な開封テープやそれを貼合するための製造工程、設
備等の諸設備が不要となる。
また、圧延または延伸等により配向された一軸配向フイ
ルムを使用するため、配向方向に裂け易く、開封が容易
であるばかりでなく、透明性、防湿性、機械的強度等が
向上し、必要によりヒートシール層を設けることにより
ヒートシール性も優れたのもとなる。
ルムを使用するため、配向方向に裂け易く、開封が容易
であるばかりでなく、透明性、防湿性、機械的強度等が
向上し、必要によりヒートシール層を設けることにより
ヒートシール性も優れたのもとなる。
さらに切り取り巾が任意に取れるので、広くも、狭くも
自由に設定でき、また切り込みを多数設ければ複数箇所
を開封できるという利点もある。
自由に設定でき、また切り込みを多数設ければ複数箇所
を開封できるという利点もある。
第１図は本発明の一実施例の斜視図であり、第２図は配
向フイルムの配向方向に対する切り込みを示す概略斜視
図、第３図は該切り込みの端部を引っ張って開封する部
分状態図、第４図は従来のオーバーラップフイルム包装
体の斜視図を示し、第５図は従来の開封テープの貼合状
態を示す部分切断図を示す。 符号： Ｌ１ａ：被包装物 ２、２ａ：オーバーラップフイルム ３ ：テープ片 ４、４９ ：切り込み ４ａ，４ａ” ：切り口 ５ａ ：開封テープ ６ ：シール帯 ７ ：配向方向
向フイルムの配向方向に対する切り込みを示す概略斜視
図、第３図は該切り込みの端部を引っ張って開封する部
分状態図、第４図は従来のオーバーラップフイルム包装
体の斜視図を示し、第５図は従来の開封テープの貼合状
態を示す部分切断図を示す。 符号： Ｌ１ａ：被包装物 ２、２ａ：オーバーラップフイルム ３ ：テープ片 ４、４９ ：切り込み ４ａ，４ａ” ：切り口 ５ａ ：開封テープ ６ ：シール帯 ７ ：配向方向
Claims (4)
- （１）被包装体をプラスチックフイルムで包装するオー
バーラップフイルム包装体であって、該プラスチックフ
イルムが少なくとも一部を一軸配向して成るフイルムか
ら成り、かつ包装体の開封予定位置に、フイルムの配向
方向と平行に２ヶの切り込みを施したことを特徴とする
易開封性包装体。 - （２）前記プラスチックフイルムが、ポリオレフイン系
樹脂から成ることを特徴とする請求項（１）に記載の易
開封性包装。 - （３）前記一軸配向フイルムが圧延フイルムから成るこ
とを特徴とする請求項（１）または（２）に記載の易開
封性包装。 - （４）前記一軸配向フイルムがヒートシール層を有する
積層体から成ることを特徴とする請求項（１）〜（３）
の何れか一つに記載の易開封性包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15629989A JPH0329766A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 易開封性包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15629989A JPH0329766A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 易開封性包装体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0329766A true JPH0329766A (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=15624776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15629989A Pending JPH0329766A (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | 易開封性包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0329766A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0343475U (ja) * | 1989-09-06 | 1991-04-23 | ||
| EP0734966A1 (en) * | 1995-03-30 | 1996-10-02 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Easily removable packaging film |
| JPH1111518A (ja) * | 1997-06-19 | 1999-01-19 | Hosokawa Yoko Co Ltd | 包装体 |
| US5996784A (en) * | 1992-08-12 | 1999-12-07 | Hoechst Aktiengesellschaft | Cigarette pack made from plastic film |
| EP1350741A2 (en) * | 2002-04-05 | 2003-10-08 | United Biscuits (Uk) Limited | Improvements in or relating to the packaging of food products |
| EP2319775A1 (en) * | 2009-11-09 | 2011-05-11 | Curwood, Inc. | Easy-open packages formed from peelable thermoplastic laminates |
| JP2012242624A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ケーブル |
| US8679604B2 (en) | 2009-01-20 | 2014-03-25 | Curwood, Inc. | Peelable film and package using same |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4527582Y1 (ja) * | 1967-07-22 | 1970-10-24 |
-
1989
- 1989-06-19 JP JP15629989A patent/JPH0329766A/ja active Pending
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| JP2012242624A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ケーブル |
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