JP3759683B2 - ファスナーバッグ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、易開封性および再封性を有しかつ自動充填包装機へ適用できるファスナーバッグに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、包装袋に開封容易性と再密封性の両機能が同時に要求されることが多くなっており、特に、内容物の充填と包装を同時に行う自動充填包装分野において、開封と再封の両機能を備えたファスナーバッグが求められている。
【0003】
開封と再封の両機能を備えたファスナーバッグとして、2枚の包材を重ね合わせ、その周縁部をヒートシールした袋状容器の一方の包材の内面にファスナー装置の雄型ファスナー部材を取り付け、他方の包材の内面にファスナー装置の雌型ファスナー部材を取り付け、雄型ファスナー部材と雌型ファスナー部材の嵌合および解除により容器の開封および再封を行うようにしたものは知られている。
【0004】
また、ファスナーバッグに開封容易性を付与するために、袋状容器を構成する包材に易開封機能を備えた材料を選定したり、袋状容器に直接傷を付けたり、包材にフィラメントを付着する等の手段が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記ファスナーバッグは、袋状容器に開封容易性と再密封性の両機能を付与することはできるものの、袋状容器が2枚の包材を重ね合わせてヒートシールすることで形成されているため、ファスナーバッグを形成する製袋工程や充填と同時に包装を行う充填包装工程において、その作業が複雑化し、特に、自動充填包装においては、装置の複雑化、作業の煩雑化が生じ、実用作業を行う上で問題が大きい。
【0006】
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、易開封性および再封性を有しかつ自動充填包装機による自動充填ができるファスナーバッグを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のファスナーバッグは、1枚の包材を側縁同士を突き合わせてヒートシールして形成された袋状容器と、この袋状容器の内面で突き合わせヒートシール部に沿って取り付けられたファスナー装置とを有し、上記ファスナー装置は、分離した雄型ファスナー部材と雌型ファスナー部材を有し、雄型ファスナー部材を袋状容器の突き合わせヒートシール部の一側に配置し、雌型ファスナー部材を袋状容器の突き合わせヒートシール部の他側で雄型ファスナー部材に嵌合可能の位置に配置し、雄型ファスナー部材と雌型ファスナー部材の間に引き裂き容易手段を設けて構成される。
【0008】
本発明のファスナーバッグは、1枚の包材を側縁同士を突き合わせてヒートシールして形成された袋状容器と、この袋状容器の内面で突き合わせヒートシール部の一側に沿って取り付けられたファスナー装置とを有し、上記ファスナー装置は、分離した雄型ファスナー部材と雌型ファスナー部材を有し、雄型ファスナー部材と雌型ファスナー部材は嵌合可能に間隔を置いて配置され、雄型ファスナー部材と雌型ファスナー部材の間に引き裂き容易手段を設けて構成される。
【0009】
本発明のファスナーバッグは、1枚の包材を側縁同士を突き合わせてヒートシールして形成される袋状容器と、この袋状容器の内面で突き合わせヒートシール部に沿って取り付けられたファスナー装置とを有し、上記ファスナー装置は、雄型ファスナー部材と雌型ファスナー部材とこれらを連結する連結部の一体成形品であり、連結部に引き裂き容易手段を設けて構成される。
【0010】
本発明のファスナーバッグは、1枚の包材を側縁同士を重ね合わせてヒートシールして形成される袋状容器と、この袋状容器の内面で突き合わせヒートシール部に沿って取り付けられたファスナー装置とを有し、上記ファスナー装置は、雄型ファスナー部材と雌型ファスナー部材とこれらを連結する連結部の一体成形品であり、連結部に引き裂き容易手段を設けて構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0013】
図1は本発明によるファスナーバッグを示し、このファスナーバッグ1は、袋状容器2と、この袋状容器2の内面に溶着手段または接着手段により固着されたファスナー装置3とから構成されている。
【0014】
上記袋状容器2は、図1および図2に示すように、矩形状に裁断した包材を側縁4a,4b同士が背面側で突き合わされるように折り曲げ成形し、側縁4a,4b同士をヒートシールして背シール部5を有する筒状体を形成し、この筒状体の上端および下端をヒートシールして上端ヒートシール部6および下端ヒートシール部7を形成することにより作られる。
【0015】
上記包材は、好ましくはラミネートフィルムであるが単体のフィルムであってもよい。
【0016】
上記包材にラミネートフィルムを用い、透明性が要求される袋状容器2を成形する場合には、厚さ20〜50ミクロンの2軸延伸ポリプロピレンフィルムと厚さ20〜60ミクロンの無延伸ポリプロピレンフィルムを厚さ2〜3ミクロンのドライ接着層によりラミネートしたラミネートフィルムや、厚さ9〜25ミクロンのポリエステルフィルムと厚さ25〜120ミクロンの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを厚さ2〜3ミクロンのドライ接着層によりラミネートしたラミネートフィルムや、厚さ9〜20ミクロンの2軸延伸ナイロンフィルムと厚さ25〜120ミクロンのポリエチレンフィルムを厚さ2〜3ミクロンのドライ接着層によりラミネートしたラミネートフィルムが適当である。上記包材は、接着剤としてドライ接着層を用いたが、ドライ接着層を厚さ12〜20ミクロンのポリエチレン押出し層とすることもできる。
【0017】
上記包材にラミネートフィルムを用い、不透明性が要求される袋状容器2を成形する場合には、厚さ9〜25ミクロンのポリエステルフィルムと厚さ6〜30ミクロンのアルミニウム箔と厚さ25〜120ミクロンの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを厚さ2〜3ミクロンのドライ接着層によりラミネートしたラミネートフィルムや、厚さ9〜25ミクロンのポリエステルフィルムと厚さ12ミクロンのアルミ蒸着ポリエステルフィルムと厚さ20〜60ミクロンの無延伸ポリプロピレンフィルムを厚さ2〜3ミクロンのドライ接着層によりラミネートしたラミネートフィルムが適当である。上記包材では、接着剤としてドライ接着層を用いたが、ドライ接着層を厚さ12〜20ミクロンのポリエチレン押出し層とすることもできる。
【0018】
上記ファスナー装置3は、図2に示すように、互いに分離した雄型ファスナー部材8と雌型ファスナー部材9から構成され、雄型ファスナー部材8の基部8aが袋状容器2の背シール部5の一側に固着され、雌型ファスナー部材9の基部9aが袋状容器2の背シール部5の他側に固着されている。
【0019】
上記雄型ファスナー部材8および雌型ファスナー部材9は、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン、またはこれらの共重合体のようなオレフィン系樹脂材料を押出成形手段により連続的に成形される。雄型ファスナー部材8および雌型ファスナー部材9は、図2では嵌合部がそれぞれ1つであるが、必要に応じて2つ以上てあってもよい。
【0020】
上記袋状容器2には、図2に示すように、ラミネートフィルムの表面側に位置するフィルムに細幅の開封用粗面部10,10が設けられている。各開封用粗面部10は、背シール部5と袋状容器2の折り曲げ連結部に対応した部位に形成されている。開封用粗面部10は、フィルムにサンドペーパーを押し付けることでフィルムに貫通しない傷を形成することで作られる。開封用粗面部10は、袋状容器の引き裂き容易手段として作用する。
【0021】
ファスナーバッグ1を開封するには、ファスナーバッグ1に設けられた背シール部5の端部を指で挟持し、背シール部5をファスナーバッグ1の面から離れる方向に引き上げ、背シール部を折り曲げ部に沿って開封用粗面部10により切断することで行う。
【0022】
つぎに、ファスナーバッグ1の製造方法を説明する。
【0023】
図1に示す袋状容器2の包材としては、自動充填包装機に適用できるように、連続長のラミネートフィルムを袋状容器2の幅と背シール部5の長さの合計長さの2倍の長さに裁断した包材が用いられる。このように裁断された包材には、折り曲げ成形して袋状容器2を作る際に、袋状容器2の背シール部5の少なくとも一方の折り曲げ部、好ましくは両方の折り曲げ部に対応するように開封用粗面部10が形成されている。
【0024】
つぎに、包材を側縁4a,4b同士が突き合わされるように折り曲げ成形して筒状体を形成する。この場合、包材に設けた開封用粗面部10が筒状体の側縁4a,4bに連なる折り曲げ部に沿って位置される。
【0025】
つぎに、連続長のファスナー装置3を雄型ファスナー部材8と雌型ファスナー部材9が互いに嵌合されている状態で筒状体の内部に供給する。ファスナー装置3は、雄型ファスナー部材8の基部8aが筒状体の側縁4a,4bを設けた側の内面で側縁4a,4bの一側で接するように位置され、ファスナー装置3の雌型ファスナー部材9の基部9aが筒状体の側縁4a,4bを設けた側の内面で側縁4a,4bの他側で接するように位置される。すなわち、雄型ファスナー部材8と雌型ファスナー部材9は、筒状体の内面で突き合わせた側縁4a,4bを間に挟んで配置される。
【0026】
つぎに、筒状体の突き合わせた側縁4a,4b同士をヒートシール加工により互い接着することで背シール部5を形成し、これと同時に、雄型ファスナー部材8の基部8aと雌型ファスナー部材9の基部9aを筒状体の内面に溶着手段または接着手段により固着する。これにより、内面にファスナー装置3を固着した両端開口の筒状体が形成される。
【0027】
つぎに、ファスナー装置3を固着した両端開口の筒状体の一端をヒートシール加工して下端ヒートシール部7を形成することで上端開口の袋状容器2を成形する。この上端開口の袋状容器2には、開口部を通して内容物が充填され、内容物が充填された後、開口端をヒートシール加工して上端ヒートシール部6を形成する。内容物が充填された袋状容器2は、上端ヒートシール部6と包材との間で切断される。
【0028】
図3および図4は本発明の他の実施の形態のファスナーバッグ1aを示し、図3および図4に示すファスナーバッグ1aは、図1および図2に示すファスナーバッグ1と比較すると、引き裂き容易手段としての開封用粗面部10を袋状容器2に設けた代わりに引き裂き容易手段としての線状体11をファスナー装置3aに設けた点で構成が相違している。
【0029】
上記ファスナー装置3aは、図4で示すように、互いに分離した雄型ファスナー部材8と雌型ファスナー部材9から構成され、雄型ファスナー部材8の基部8aの内側に線状体11が溶着手段や接着手段により疑似溶着されている。線状体11は雄型ファスナー部材8の基部8aの外側に疑似溶着してもよい。この場合には、ファスナー装置3aの雄型ファスナー部材8と雌型ファスナー部材9の袋状容器2に対する位置は逆になる。
【0030】
上記線状体11は、包材とは異なる材質の高分子材料、たとえば、ナイロンモノフィラメントや金属線であることが好ましいが、雄型ファスナー部材8の基部8aと包材の両方を同時に切断できる強度を有するものであれば、綿糸や絹糸であってもよい。
【0031】
上記ファスナー装置3aは、オレフィン系樹脂材料を押出成形手段により連続的に押し出して雄型ファスナー部材8および雌型ファスナー部材9を成形すると同時に線状体11を共押出しし、線状体11を雄型ファスナー部材8または雌型ファスナー部材9に一体的に結合することもできる。
【0032】
上記ファスナーバッグ1aは、図3に示すように、ファスナー装置3aおよび線状体11が上端から下端まで連続して延び、下端ヒートシール部7の線状体11に対応した部位に略3角形の切欠き線12により把持部13が形成され、この把持部13に線状体11の端部が結合されている。
【0033】
ファスナーバッグ1aを開封するには、ファスナーバッグ1aの下端ヒートシール部7を切欠き線12に沿って切断し、下端ヒートシール部7から切り離した把持部13を形成し、この把持部13を指で挟持しファスナーバッグ1aの面から離れる方向に引き上げる。把持部13のこの動きに応じて、把持部13に連結された線状体11が雄型ファスナー部材8の基部8aと包材の両方を同時に切断し、ファスナーバッグ1aが開封される。
【0034】
図5に示すファスナーバッグ1bは、図4に示すファスナーバッグ1aと比較すると、合掌貼り型袋状容器2aを封筒貼り型袋状容器2bとした点で相違している。
【0035】
封筒貼り型袋状容器2bは、包材の端部を重ね合わせた接着部5aを有する構造であるから、包材としては、厚さ20〜60ミクロンの無延伸ポリプロピレンフィルムと厚さ20〜50ミクロンの2軸延伸ポリプロピレンフィルムと厚さ20〜60ミクロンの無延伸ポリプロピレンフィルムを厚さ2〜3ミクロンのドライ接着層によりラミネートしたラミネートフィルムや、厚さ30〜50ミクロンの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムと厚さ9〜25ミクロンのポリエステルフィルムと厚さ25〜120ミクロンの直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを厚さ2〜3ミクロンのドライ接着層によりラミネートしたラミネートフィルムや、厚さ25〜60ミクロンのポリエチレンフィルムと厚さ9〜20ミクロンの2軸延伸ナイロンフィルムと厚さ25〜120ミクロンのポリエチレンフィルムを厚さ2〜3ミクロンのドライ接着層によりラミネートしたラミネートフィルムが適当である。包材の接着剤はドライ接着層であるが、ドライ接着層をポリエチレン押出し層とすることもできる。
【0036】
図6に示すファスナーバッグ1cは、図5に示すファスナーバッグ1bと比較すると、ファスナー装置の構成が相違している。図6に示すファスナーバッグ1cに設けられたファスナー装置3cは、雄型ファスナー部材8と雌型ファスナー部材9とこれらを連結する連結部14の一体成形品で構成し、連結部14の内面に引き裂き容易手段である線状体11を配置している。
【0037】
上記ファスナーバッグ1cは、図3に示すファスナー装置3aおよび線状体11と同様に上端から下端まで連続して延び、図示しない下端ヒートシール部の線状体に対応した部位に略3角形の切欠き線により把持部が形成され、この把持部に線状体11の端部が結合されている。
【0038】
図7に示すファスナーバッグ1dは、図2に示すファスナーバッグ1と比較すると、ファスナー装置3に袋状容器2の内面で突き合わせヒートシール部5の一側に沿って取り付け、雄型ファスナー部材8の基部8aと雌型ファスナー部材9の基部9aの間にファスナー装置3の長手方向に延びる突出部12を形成し、突出部12と袋状容器2の連結部に引き裂き容易手段としての開封用粗面部10a設けた点で構成が相違している。
【0039】
図8に示すファスナーバッグ1eは、図7に示すファスナーバッグ1dと比較すると、袋状容器2の突出部12をなくし、ファスナー装置3をファスナー装置3aに置換した点で構成が相違している。図8に示すファスナーバッグ1eでは、袋状容器2の雄型ファスナー部材8の基部8aと雌型ファスナー部材9の基部9aの間を線状体11により切断する。図8に示すファスナーバッグ1eでは、袋状容器2の切断手段として線状体11を用いているが、この線状体11を省いて、袋状容器2の内面の雄型ファスナー部材8の基部8aと雌型ファスナー部材9の基部9aの間にテープを溶着、接着または粘着により固着するか、袋状容器2の雄型ファスナー部材8の基部8aと雌型ファスナー部材9の基部9aに近い部位に細幅の開封用粗面部を設け、テープまたは細幅開封用粗面部により袋状容器2を切断することもできる。
【0040】
上記テープは、たとえば、厚さ12ミクロンのポリエステルフィルムの両面に厚さ30ミクロンのポリエチレンフィルムをラミネートしたラミネートフィルムで形成され、雄型ファスナー部材8の基部8aまたは雌型ファスナー部材9の基部9aが袋状容器2を切断する際の案内部として作用するように、その幅を雄型ファスナー部材8の基部8aと雌型ファスナー部材9の基部9aの間の長さよりわずかに狭く設定されている。
【0041】
図9に示すファスナーバッグ1fは、図8に示すファスナーバッグ1eと比較すると、合掌貼り型袋状容器2aを封筒貼り型袋状容器2bとした点で相違している。
【0042】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、袋状容器を1枚の包材で形成し、袋状容器の一面にファスナー装置を配置し、袋状容器またはファスナー装置の内面に引き裂き容易手段を設けたことで、開封および再封が可能でかつ特殊な装置を必要としない一般の自動充填包装機に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファスナーバッグの背面図。
【図2】図1に示すファスナーバッグの拡大断面図。
【図3】本発明によるファスナーバッグの他の実施の形態の背面図。
【図4】図3に示すファスナーバッグの拡大断面図。
【図5】本発明によるファスナーバッグの他の実施の形態を示す図。
【図6】本発明によるファスナーバッグの他の実施の形態を示す図。
【図7】本発明によるファスナーバッグの他の実施の形態を示す図。
【図8】本発明によるファスナーバッグの他の実施の形態を示す図。
【図9】本発明によるファスナーバッグの他の実施の形態を示す図。
【符号の説明】
1 ファスナーバッグ
2 袋状容器
3 ファスナー装置
5 背シール部
8 雄型ファスナー部材
9 雌型ファスナー部材
10 引き裂き容易手段
11 線状体
Claims (14)
- 1枚の包材を側縁同士を突き合わせてヒートシールして形成された袋状容器と、この袋状容器の内面で突き合わせヒートシール部に沿って取り付けられたファスナー装置とを有し、上記ファスナー装置は、分離した雄型ファスナー部材と雌型ファスナー部材を有し、雄型ファスナー部材を袋状容器の突き合わせヒートシール部の一側に配置し、雌型ファスナー部材を袋状容器の突き合わせヒートシール部の他側で雄型ファスナー部材に嵌合可能の位置に配置し、雄型ファスナー部材と雌型ファスナー部材の間に引き裂き容易手段を設けたことを特徴とするファスナーバッグ。
- 引き裂き容易手段が袋状容器の突き合わせヒートシール部に形成された細幅引き裂き部であることを特徴とする請求項1に記載のファスナーバッグ。
- 引き裂き容易手段が雄型ファスナー部材の基部の内面または外面に設けた線状体であることを特徴とする請求項1に記載のファスナーバッグ。
- 引き裂き容易手段が雌型ファスナー部材の基部の内面または外面に設けた線状体であることを特徴とする請求項1に記載のファスナーバッグ。
- 1枚の包材を側縁同士を突き合わせてヒートシールして形成された袋状容器と、この袋状容器の内面で突き合わせヒートシール部の一側に沿って取り付けられたファスナー装置とを有し、上記ファスナー装置は、分離した雄型ファスナー部材と雌型ファスナー部材を有し、雄型ファスナー部材と雌型ファスナー部材は嵌合可能に間隔を置いて配置され、雄型ファスナー部材と雌型ファスナー部材の間に引き裂き容易手段を設けたことを特徴とするファスナーバッグ。
- 引き裂き容易手段が袋状容器に形成された細幅引き裂き部であることを特徴とする請求項5に記載のファスナーバッグ。
- 引き裂き容易手段が雄型ファスナー部材の基部の内面または外面に設けた線状体であることを特徴とする請求項5に記載のファスナーバッグ。
- 引き裂き容易手段が雌型ファスナー部材の基部の内面または外面に設けた線状体であることを特徴とする請求項5に記載のファスナーバッグ。
- 引き裂き容易手段が袋状容器の内面に固定された細幅テープであることを特徴とする請求項5に記載のファスナーバッグ。
- 細幅テープが溶着、接着または粘着により袋状容器の内面に固定されたことを特徴とする請求項9に記載のファスナーバッグ。
- 1枚の包材を側縁同士を突き合わせてヒートシールして形成された袋状容器と、この袋状容器の内面で突き合わせヒートシール部に沿って取り付けられたファスナー装置とを有し、上記ファスナー装置は、雄型ファスナー部材と雌型ファスナー部材とこれらを連結する連結部の一体成形品であり、連結部に引き裂き容易手段を設けたことを特徴とするファスナーバッグ。
- 引き裂き容易手段が連結部の内面に設けた線状体であることを特徴とする請求項11に記載のファスナーバッグ。
- 1枚の包材を側縁同士を重ね合わせてヒートシールして形成された袋状容器と、この袋状容器の内面で重ね合わせヒートシール部に沿って取り付けられたファスナー装置とを有し、上記ファスナー装置は、雄型ファスナー部材と雌型ファスナー部材とこれらを連結する連結部の一体成形品であり、連結部に引き裂き容易手段を設けたことを特徴とするファスナーバッグ。
- 引き裂き容易手段が連結部の内面に設けた線状体であることを特徴とする請求項13に記載のファスナーバッグ。
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